JP2012247669A - 学校教材用電気スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】台座内部に収容される制御回路基板の生徒の作業に係る部分を、ケース体を取り外すことなく、外部から容易に観察、評価、修理することができ、また制御回路基板だけを取り外して外部に取り出せる学校教材用電気スタンドの提供を課題とする。
【解決手段】台座10と、支柱20と、光源30と、シェード40を備えた学校教材用電気スタンドであって、台座10の収容空間13は台座10の底面側に開放される構成とされ、台座10の収容空間13に収容される制御回路基板60は、台座10の底面側に取り外し可能に固定されるケース体50に対して取り外し可能に取り付けられ、前記ケース体50は、配置空間51aを台座10の底面側から上面側へ貫通させた状態に備える取付フレーム部51と、台座10の底面側を覆うためのボトムカバー部52と、該ボトムカバー部52に取り外し自在に設けられる覗き蓋52aとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は学校教材用電気スタンドに関し、より詳しくは、生徒が制御回路を組み立てたり、LED等の光源を点滅させたり調光させたりすることを通じて、電気や光の学習に役立てるようにした学校教材用電気スタンドに関する。
従来のこの種の教材用電気スタンドに関連する従来の技術として、実用新案登録第3131601号公報(特許文献1)に開示の学校教材用電気スタンドがある。この特許文献1の学校教材用電気スタンドにおいては、台座(1)の底部を開口した凹陥部(5)に、商用交流電源回路と低電圧電源を生成し出力するAC−DC変換回路とからなる本体回路部(10)を収容した遮蔽容器(10A)と、タッチセンサー式調光器(20)や連続可変式調光器(30)等の実習により組み立てた電子制御回路とを、ネジ止め等して台座(1)内に収容するようにした構成が示されている。
また特開2010−153377号公報(特許文献2)には、学校教材用電気スタンドキットが開示されている。このキットには、台座(11)の電装品収容部(15)に収容される回路基板(44)を固定したボトムカバー(15a)に固定し、このボトムカバー(15a)の支持脚(15b)をネジによって台座(11)に固定するようにした構成が開示されている。
実用新案登録第3131601号公報 特開2010−153377号公報
ところが上記特許文献1、2において開示されるものにおいては、ボトムカバーをネジ等で固定した後に、電気スタンドが正常に点灯しなかったり調光機能が動作しなかったりする等、生徒の組立作業等が不適切であることが判明した場合には、ボトムカバーのネジ等を取り外さなければ、電子制御回路等を搭載した基板を外部に取り出すことができなかった。
また生徒の組立作業等によりでき上がった電気スタンドの出来栄え等について、指導者が評価する場合、台座の内部に収容された電子制御回路等の半田付け状況やその他の出来栄えについては、外部からは観察、評価等することがでず、その都度ボトムカバーのネジを取り外して、中のものを取り出した上で観察しなければならないという煩わしい作業を必要とした。
そこで本発明は上記従来技術の問題を解消し、学校教材用として生徒が部品レベルから作業を行い組み立てる電気スタンドにおいて、台座内部に収容される制御回路基板における生徒の作業に係る部分が、観察、評価、或いは修理の対象部として、ケース体を取り外すことなく、外部から容易に観察、評価、修理することができ、またケース体を取り外すことなく、前記制御回路基板だけを取り外して外部に取り出すことが容易にできる学校教材用電気スタンドの提供を課題とする。
上記課題を達成するため本発明の学校教材用電気スタンドは、制御回路基板を収容する収容空間を備えた台座と、該台座の上に立設される支柱と、該支柱に取り付けられる光源と、シェードを備えた学校教材用電気スタンドであって、
前記台座の収容空間は、台座の底面側に開放される構成とされ、
前記台座の収容空間に収容される制御回路基板は、前記台座の底面側に取り外し可能に固定されるケース体に対して取り外し可能に取り付けられ、
前記ケース体は、前記制御回路基板が取り付けられて配置される配置空間を前記台座の底面側から上面側へ貫通させた状態に備える取付フレーム部と、前記開放された台座の底面側を覆うためのボトムカバー部と、該ボトムカバー部に取り外し自在に設けられることで前記取り付けられた制御回路基板の下面を台座の下方へ開放する覗き蓋とを備えたことを第1の特徴としている。
また本発明の学校教材用電気スタンドは、上記第1の特徴に加えて、制御回路基板は、その表裏の一面側に生徒の実作業により作製される生徒作製部を集約し、該生徒作製部が集約された一面側を下向きにして取付フレーム部の配置空間に取り付けることを第2の特徴をしている。
また本発明の学校教材用電気スタンドは、上記第2の特徴に加えて、台座の上面側には支柱の筒内空と連通する挿通孔を備え、
制御回路基板は、生徒作製部のある一面側とは反対の他面側に光源側からのリード線と接続するためのコネクタを配置し、
前記光源側からのリード線を前記支柱の筒内空から台座の挿通孔を通して前記制御回路基板の上向きの他面側にあるコネクタと接続することを第3の特徴としている。
また本発明の学校教材用電気スタンドは、上記第1〜第3の何れかの特徴に加えて、制御回路基板は複数とし、取付フレーム部の配置空間に分けて取り付けるようにしてあることを第4の特徴としている。
また本発明の学校教材用電気スタンドは、上記第1〜第4の何れかの特徴に加えて、制御回路基板は、取付フレーム部に対して下方から固定手段によって取り外し可能に取り付けることで、制御回路基板をケース体と共に取り外す他、ケース体とは独立して単独で取り出せるように構成してあることを第5の特徴としている。
請求項1に記載の学校教材用電気スタンドによれば、制御回路基板はケース体の取付フレーム部に取り外し可能に取り付けられ、該取付フレーム部の配置空間に配置される。
ケース体が台座の底面側に取り外し可能に固定されることで、前記取付フレーム部に取り付けられた制御回路基板が台座の収容空間内に収容される。この収容状態においては、前記取付フレーム部の配置空間に配置された制御回路基板は、その一面側が台座の底面側に下向きとなり、他面側が台座の上面側に上向きの状態となる。
またケース体が台座の底面側に取り外し可能に固定されることで、ボトムカバー部が台座の底面側の開放部を覆う。その一方、ボトムカバーに設けられた取り外し自在の覗き蓋を取り外すことで、台座内に収容されている制御回路基板の下面が台座の下方に開放される。
よって、生徒の作業により構成された観察、評価、或いは修理の対象となる部分が下向きとなるように制御回路基板をケース体の取付フレーム部に取り付けることで、ボトムカバー部を取り外すことなく、外部から容易に前記対象部を観察し、これによって評価を行い、また不良箇所を修理することが可能となる。
請求項2に記載の学校教材用電気スタンドによれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、制御回路基板は、その表裏の一面側に生徒の実作業により作製される生徒作製部を集約し、該生徒作製部が集約された一面側を下向きにして取付フレーム部の配置空間に取り付けるようにしているので、
ケース体のボトムカバー部の覗き蓋を外すことで、観察、評価、或いは修理に必要な生徒作製部の全てを容易に台座の下方に開放することができる。よってでき上がった電気スタンドに不良があったときには、ケース体を外したり、或いは取付フレーム部から制御回路基板を外すことなく、生徒は制御回路基板の自己が作製した全ての生徒作製部を容易に点検、観察して、且つ修理することが可能となる。また指導者も生徒作製部の全てを、容易に観察して評価を行うことができる。
請求項3に記載の学校教材用電気スタンドによれば、上記請求項2に記載の構成による作用効果に加えて、台座の上面側には支柱の筒内空と連通する挿通孔を備え、制御回路基板は、生徒作製部のある一面側とは反対の他面側に光源側からのリード線と接続するためのコネクタを配置し、前記光源側からのリード線を前記支柱の筒内空から台座の挿通孔を通して前記制御回路基板の上向きの他面側にあるコネクタと接続するようにしているので、
光源からの支柱内、台座の挿通孔を介して台座内に導かれたリード線との接続を制御回路基板の上面側で、何らリード線の複雑な引き回しをすることなく行うことができると共に、制御回路基板の下面側では、何らリード線の存在による視覚制限や配置制限を受けることなく、生徒作製部を観察、評価、修理に供することができる。
請求項4に記載の学校教材用電気スタンドによれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、制御回路基板は複数とし、取付フレーム部の各配置空間に分けて取り付けるようにしてあるので、
生徒の学習課題或いは学習進度に応じて、制御回路基板を追加し或いは制御用途毎に異なる制御回路基板に分けて取り付けることができる。また観察、評価、修理等が必要な制御回路基板を選んで、観察、評価、修理できるので、作業がし易い。
請求項5に記載の学校教材用電気スタンドによれば、上記請求項1〜4の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、制御回路基板は、取付フレーム部に対して下方から固定手段によって取り外し可能に取り付けることで、制御回路基板をケース体と共に取り外す他、ケース体とは独立して単独で取り出せるように構成してあるので、
作業者は、必要に応じて、ケース体の覗き蓋を取り外すことで、容易に下方に開放された制御回路基板の固定手段を取り外し、必要な制御回路基板だけをケース体を外すことなく外部に取り出すことが可能となる。よって、相当大きな修復等を必要とする場合等においても、対象となる制御回路基板だけを台座の外に取り出して、短時間で効率よく作業を行うことができる。
本発明の実施形態に係る学校教材用電気スタンドの縦断面図である。 本発明の実施形態に係るケース体を示す底面図である。 図2のS−S断面図で、制御回路基板と電源電池を取り付けた状態を示す。 ケース体から覗き蓋を取り外した状態で、1個の制御回路基板と電源電池を取り付けた状態を示す底面図である。 ケース体から覗き蓋を取り外した状態で、複数(3個)の制御回路基板と電源電池を取り付けた状態を示す底面図である。 ケース体から覗き蓋、制御回路基板、電源電池を取り外した状態を示す底面図である。 図6のS1―S1断面図である。 本発明の実施形態に係る学校教材用電気スタンドのブロック回路図で、1個の制御回路基板を用いた場合を示す。 本発明の実施形態に係る学校教材用電気スタンドの電気回路図である。 本発明の実施形態に係る学校教材用電気スタンドのブロック回路図で、複数(3個)の制御回路基板を用いた場合を示す。
以下に本発明の実施形態に係る学校教材用電気スタンドについて、図1〜図10を参照して説明する。但し、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
先ず図1を参照して、学校教材用電気スタンドは、例えば生徒がこれを各部品から組み立てることができるように、組み立てキットとして提供することができるようにしている。
学校教材用電気スタンドは、台座10と、該台座10の上に立設される支柱20光源30と、シェード40、ケース体50、制御回路基板60とを少なくとも備えている。
前記台座10にはスイッチ等の操作手段11、12が設けられる。また台座10の内部には収容空間13が設けられている。この収容空間13は台座10の底面側に開放される構成になされている。
台座10の上面側には、前記収容空間13に連通する挿通孔14が備えられている。この挿通孔14は台座10の上面側の中央部に配置される。
支柱20は台座10の上に立設される第1支柱21と、該第1支柱21に連結される第2支柱22とからなる。第1支柱21は筒状体とし、前記挿通孔14と連通するように台座10上にネジ固定することができる。
第2支柱22の上端部に前記シェード40が取り付けられる。
前記光源30は、本実施形態では、LED組立体31からなる光源を用いている。またこれに加えてフルカラーLED組立体32からなる光源を用いることができる。
図8にLED組立体31だけを光源として用いた場合の学校教材用電気スタンドのブロック回路図を示す。また図9に図8のブロック回路図に対応する電気回路図を示す。一方、図10に、前記LED組立体31とフルカラーLED組立体32を備えた場合の学校教材用電気スタンドのブロック回路図を示す。
前記LED組立体31は、前記第1支柱21の上端部に取り付け、取り外し自在に設置される。一方、前記フルカラーLED組立体32は前記第2支柱22内に位置するように設置される。
LED組立体31は複数のLED31aを複数段、例えば3段に配しており、自己復帰型のスイッチとした操作手段11を押す毎に、順次、3段のLED31aを全て点灯する、2段のLED31aを点灯する、1段のLED31aだけを点灯する、という調光制御を行うことができるように構成している。また回路が各段毎に独立していることを利用して、3段のLEDに赤色LED、緑色LED、青色LEDを用い、これらを単独或いは組み合わせて点灯させることで、光の三原色の仕組みを生徒に理解させる手段に供することもできる。
前記フルカラーLED組立体32は、例えば赤、緑、青の3個の自己点滅型LEDを用いたものとすることで、発光色が変化するのを観察することができる。これにより、光の三原色の仕組みを、生徒に容易に理解させることが可能となり、学校教材としての価値が上がる。
また前記フルカラーLED組立体32に、4端子型LEDを用いることで、図10に示すように、制御回路基板に外部のパソコンからプログラムを入力して所定の動作をさせることができる。また音や光のセンサを制御回路基板に搭載して、検知した音や光に対して色の組み合わせや点滅の種類を割り当てることもできる。これによってプログラミングの学習と光の三原色の学習を組み合わせた教材としての価値が上がる。
前記LED組立体31やフルカラーLED組立体32からのリード線33は、支柱20(21、22)の下方に延長され、台座10の挿通孔14を通って、台座10内の収容空間13まで導かれ、制御回路基板60の回路と、着脱自在に電気接続される。
図2〜図7も参照して、前記ケース体50は、前記制御回路基板60を台座10の収容空間13内に配置させるもので、該制御回路基板60を取り外し可能に取り付けるための取付フレーム部51を備える。
またケース体50は、前記台座10の底面の前記収容空間13下方の開放部を覆うためのボトムカバー部52を備える。
またその他に、電源電池70を収納する電池収納部53を備えている。
前記取付フレーム部51は、制御回路基板60を水平方向に配置させるための配置空間51aを備える。この配置空間51aは、ケース体50が台座10に取り付けられた状態で、台座10の底面側から上面側へ貫通する空間として構成される。即ち、配置空間51aは取付フレーム51によって、その周囲を水平に囲まれた状態に構成される。
取付フレーム部51の下面側の内周縁から突出して、複数個の面受部51bが設けられている。この面受部51bは制御回路基板60を取り付けるためのものである。
面受部51bには固定手段であるネジ孔51cが設けられている。
前記制御回路基板60は、取付フレーム部51の下方から取付フレーム部51の前記面受部51bに当てがい、固定手段であるネジ孔51c、ネジ51dで取り外し可能に固定される。前記固定手段は取り外し可能に固定できるものであれば、ネジに限定されるものではない。
以上のようにして固定された制御回路基板60は、前記取付フレーム部51の配置空間51aに水平状態に配置され、制御回路基板60の下面が台座10の底面側に面し、制御回路基板60の上面が台座10の上面側に面した配置構成となる。
前記ボトムカバー部52は、ケース体50の底を構成するものである。このボトムカバー部52には、覗き蓋52aが設けられている。また前記電池収納部53の電池蓋52bが設けられている。
またボトムカバー部52の四隅に設置脚52cが設けられ、この設置脚52cに固定手段であるネジ通し孔52dが設けられている。
図1を参照して、ケース体50の台座10への取り付けは、固定手段であるネジ52eを用いて、ケース体50の前記設置脚52cのネジ通し孔52dを対応する台座10のネジ穴に合わせ、ネジ52eをネジ通し孔52dを介して台座のネジ穴にねじ込むことで、取り外し可能な取り付けが行える。
前記ボトムカバー部52に設けられる覗き蓋52aは、該覗き蓋52aを取り外すことで内部の制御回路基板60の下面が現れる位置に設けられる。即ち、覗き蓋52aは制御回路基板60の真下の位置、言い換えると前記取付フレーム部51の配置空間51aの真下の位置に配置される。
覗き蓋52aはボトムカバー部52に対してワンタッチでの取り外しが自在に取り付けられる。覗き蓋52aが取り付けられるボトムカバー部52の開口部の縁に弾性嵌合用孔52fが対向して(実施形態では、対向する一側に2個、他側に一個)設けられている。
覗き蓋52aは、該覗き蓋52aに設けられた図示しない一対の対向する弾性嵌合用片を前記一対の弾性嵌合用孔52fに弾性嵌合させることで、容易に取り付けることができる。
覗き蓋52aのボトムカバー部52からの取り外しは、図2において、覗き蓋52aをその矢印に示す方向に押すことで、矢印方向とは反対側にある図示しない弾性嵌合用片が弾性嵌合用孔52fから先ず外れ、よって矢印方向にある図示しない弾性嵌合用片も弾性嵌合用孔52fから直ぐに外れる。
前記電池収納部53をケース体50に設けることができる。この電池収納部53は前記取付フレーム部51とは別の位置に設ける。より詳しくは、ケース体50を台座10に取り付けた際に、制御回路基板60の下方や上方に重ならないように、取付フレーム部51と水平方向にずれた位置に設ける。
具体的には電池収納部53は取付フレーム部51の隣に平行して設け、取付フレーム部51の下方開口部を覆う前記ボトムカバー部52を兼用して、電池収納部53の下方開口部を覆う構成としている。
なお、ケース体50の電池収納部53の上方のスペースは、ケース体50の下方から観察することができないので、前記観察や評価や修理の対象となる生徒作製部を有する制御回路基板60を取り付けることはない。が、空きスペースを利用して、前記生徒作製部を有する制御回路基板60以外の回路板80やその他の部品を備えるようにすることができる。
生徒が作製する生徒作製部を有する前記制御回路基板60は、1枚とする他、複数枚とすることができる。図4は1枚の制御回路基板60aを用いた場合で、図5は3枚の制御回路基板60b、60c、60dを用いた場合を示している。
制御回路基板60を複数枚で取り付ける場合は、生徒の学齢の進度による学習課題等に応じて、適宜基板を追加することが容易に行えるメリットがある。また生徒が作業をする作業内容に応じて、異なる基板に分けることができるメリットがある。
本実施形態では、制御回路基板60(60a〜60d)は、生徒が実際の作業により作製する生徒作製部を全て制御回路基板60の一面側である下面に集約している。
この生徒作製部は、例えば電子部品、電気部品等の部品を制御回路の一部として搭載するために生徒が行う半田付け部とすることができる。この場合、搭載する電子部品や電気部品等の部品の取り付け脚を制御回路基板60の上面側から差し込み、下面に出た部品の脚を制御回路基板60の下面側から半田付けすることで完成となる半製品を制御回路基板60として予め用意しておき、これを生徒に提供すればよい。
生徒の半田付け作業によって完成した制御回路基板60は、その上面にコネクタを含んで、電子部品、電気部品、その他の部品の大部分が搭載され、下面に生徒の半田付け作業による半田付け部である生徒作製部が集約された制御回路基板60となる。
生徒の半田付け作業によって制御回路基板60の下面に形成される半田付け部、即ち生徒作製部は、例えば図8に示されるLED電流制御回路の抵抗R1〜R11(図9参照)の半田付け部と、LED点灯制御回路のダイオードD1〜D6、トランジスターTR1(図9参照)とすることができる。
勿論、制御回路基板60における多数の半田付けが必要な部分のうちのどの部分を生徒の作業による半田付け部としての生徒作製部とするかは、予め生徒の学齢の進度等に応じて適当なものを選んでおくことができる。
また生徒作製部は生徒の作業によって作製された部分であるが、必ずしも半田付け部に限定されるものではない。例えば生徒の作業によって搭載された部品が整然と並んでいるか等を観察し、評価する場合には、制御回路基板60の上面側を生徒作製部とする場合もある。この場合には、制御回路基板60の上面側が下向きになるように取付フレーム部51に取り付けられることになる。
なお図8、図10において、LED点灯制御回路は図9のダイオードD1〜D6とトランジスターTR1の7部品、LED電流制限回路は図9の抵抗R1〜R11の11部品である。
台座10の収容空間13への制御回路基板60の取り付け、配置を説明する。
先ず台座10から外れた状態のケース体50に対して、生徒による作製作業が終了した制御回路基板60が取り付けられる。このとき、観察、評価、修理の対象となる生徒作製部が下向きとなるようにして制御回路基板60が取り付けられる。
取り付け作業は、制御回路基板60を、下から取付フレーム部51の配置空間51aの面受部51bに当てがい、ネジ51dで制御回路基板60の図示しない対応する孔を通して、ネジ孔51cにねじ合わせることで、取り外し可能に固定して行う。
勿論、電源電池70も、制御回路基板60のケース体50の取り付けに前後して、電池収納部53に収納して、セットする。
またケース体50を台座10に固定する前に、予め光源30側からのリード線33を支柱20を通し、更に挿通孔14を介して台座10の収容空間13まで延長しておき、このリード線33をケース体50に取り付けた制御回路基板60のコネクタと電気接続しておく。
次に、制御回路基板60や電源電池70を取り付けたケース体50を台座10に取り付ける。この際、覗き蓋52aや電池蓋52bは予めボトムカバー部52に取り付けておくことができる。
取り付け作業は、ケース体50の四隅にある設置脚52cのネジ通し孔52dを、台座10の底面にあるネジ穴に当てがい、ネジ52eでネジ通し孔52dを介して台座10のネジ穴にねじ合わせることで、取り外し可能に固定して行う。
以上によって、台座10とケース体50との取り付けによる制御回路基板60の収容空間13への収容が完了する。
生徒が作製した前記制御回路基板60の生徒作製部を生徒自身や指導者等が観察し、評価し、或いは修理する必要が生じた場合、台座10の裏側にあるケース体50の前記覗き蓋52aだけを取り外せば、制御回路基板60の下面に配置されている生徒作製部が現れる。覗き蓋52aは図示しない弾性嵌合用片が弾性嵌合用孔52fに弾性嵌合されているだけであるので、ワンタッチ的に簡単に取り外すことができる。生徒作製部を台座10の内部に取り付け、収容したまま見ることができるので、生徒自身や指導者による生徒作製部の観察、評価、修理を制御回路基板60を取り外すことなく、簡単に行うことが可能となる。
また必要に応じて、更にネジ51dを外すことで、制御回路基板60だけを外に取り外すことができるので、ケース体50を台座10から取り外す手間なく、必要な制御回路基板60だけを取り外して、前記取り付けられたままの制御回路基板60では見ることが不可或いは不十分な部分を効率よく観察、評価、修理することができる。
勿論、ケース体50も必要に応じてネジ52eを外すことで、台座10から取り外すことが可能である。
10 台座
11 操作手段
12 操作手段
13 収容空間
14 挿通孔
20 支柱
21 第1支柱
22 第2支柱
30 光源
31 LED組立体
31a LED
32 フルカラーLED組立体
33 リード線
40 シェード
50 ケース体
51 取付フレーム部
51a 配置空間
51b 面受部
51c ネジ孔
51d ネジ
52 ボトムカバー部
52a 覗き蓋
52b 電池蓋
52c 設置脚
52d ネジ通し孔
52e ネジ
52f 弾性嵌合用孔
60 制御回路基板
60a 制御回路基板
60b 制御回路基板
60c 制御回路基板
60d 制御回路基板
70 電源電池
80 回路板

Claims (5)

  1. 制御回路基板を収容する収容空間を備えた台座と、該台座の上に立設される支柱と、該支柱に取り付けられる光源と、シェードを備えた学校教材用電気スタンドであって、
    前記台座の収容空間は、台座の底面側に開放される構成とされ、
    前記台座の収容空間に収容される制御回路基板は、前記台座の底面側に取り外し可能に固定されるケース体に対して取り外し可能に取り付けられ、
    前記ケース体は、前記制御回路基板が取り付けられて配置される配置空間を前記台座の底面側から上面側へ貫通させた状態に備える取付フレーム部と、前記開放された台座の底面側を覆うためのボトムカバー部と、該ボトムカバー部に取り外し自在に設けられることで前記取り付けられた制御回路基板の下面を台座の下方へ開放する覗き蓋とを備えたことを特徴とする学校教材用電気スタンド。
  2. 制御回路基板は、その表裏の一面側に生徒の実作業により作製される生徒作製部を集約し、該生徒作製部が集約された一面側を下向きにして取付フレーム部の配置空間に取り付けることを特徴とする請求項1に記載の学校教材用電気スタンド。
  3. 台座の上面側には支柱の筒内空と連通する挿通孔を備え、
    制御回路基板は、生徒作製部のある一面側とは反対の他面側に光源側からのリード線と接続するためのコネクタを配置し、
    前記光源側からのリード線を前記支柱の筒内空から台座の挿通孔を通して前記制御回路基板の上向きの他面側にあるコネクタと接続することを特徴とする請求項2に記載の学校教材用電気スタンド。
  4. 制御回路基板は複数とし、取付フレーム部の配置空間に分けて取り付けるようにしてあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の学校教材用電気スタンド。
  5. 制御回路基板は、取付フレーム部に対して下方から固定手段によって取り外し可能に取り付けることで、制御回路基板をケース体と共に取り外す他、ケース体とは独立して単独で取り出せるように構成してあることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の学校教材用電気スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104061459A (zh) * 2013-03-22 2014-09-24 深圳市海洋王照明工程有限公司 Led照明灯具

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