JP2012246938A - 制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ある態様の制御弁1は、作動流体の導入ポートおよび導出ポートが設けられたボディ5と、導入ポートを介したボディ5内への異物の流入を規制するフィルタ15とを備える。ボディ5は、導入ポートが設けられた第1ボディ51と、導入ポートの開放を維持する態様で第1ボディ51に軸線方向に結合された第2ボディ52とを含む。第1ボディ51と第2ボディ52とを結合する際に、一方のボディにその結合部を覆うように環状のフィルタ15を一方向から外挿し、その後に他方のボディを一方向から結合することにより、第1ボディ51と第2ボディ52との結合部を覆うようにフィルタ15を取り付けて構成されている。
【選択図】図2
Description
図1は、第1実施形態に係る制御弁の構成を示す断面図である。
本実施形態の制御弁1は、自動車用空調装置の冷凍サイクルに設置される図示しない可変容量圧縮機(単に「圧縮機」という)を制御する制御弁(電磁弁)として構成されている。この圧縮機は、冷凍サイクルを流れる冷媒を圧縮して高温・高圧のガス冷媒にして吐出する。そのガス冷媒は凝縮器(外部熱交換器)にて凝縮され、さらに膨張装置により断熱膨張されて低温・低圧の霧状の冷媒となる。この低温・低圧の冷媒が蒸発器にて蒸発し、その蒸発潜熱により車室内空気を冷却する。蒸発器で蒸発された冷媒は、再び圧縮機へと戻されて冷凍サイクルを循環する。圧縮機は、自動車のエンジンによって回転駆動される回転軸に取り付けられた揺動板に圧縮用のピストンが連結され、揺動板の角度を変化させてピストンのストロークを変えることにより冷媒の吐出量を調整する。制御弁1は、その圧縮機の吐出室からクランク室に導入する冷媒流量を制御することで揺動板の角度、ひいてはその圧縮機の吐出容量を変化させる。
ボディ5は、段付円筒状の第1ボディ51と段付円筒状の第2ボディ52とを軸線方向に組み付けて構成される。第1ボディ51の下半部が小径化され、その先端部が第2ボディ52の上端部に圧入されている。ポート14は、第1ボディ51の小径部の基端部(大径部との境界部近傍)に設けられている。第2ボディ52の上端面が第1ボディ51の大径部との間に間隙を形成するように位置するため、ポート14の開放状態は確保される。
本実施形態においては、パワーエレメント6(感圧部)を低コストに実現するために、ベース部材72としてプレス成形品を用いるとともに、ベローズ24とベース部材72との接合に連続抵抗溶接を採用している。具体的には、ベース部材72をベローズ24と同種の金属材料(例えばリン青銅などの銅合金)をプレス成形して作製する。ベローズ24は深絞りによる一般的な製法により形成される。
図4および図5は、制御弁の動作を表す図であり、図2に対応する。既に説明した図2は、制御弁の最小容量運転状態を示している。図4は、制御弁のブリード機能を動作させたときの状態を示している。図5は、比較的安定した制御状態を示している。以下においては、図1に基づき、適宜図2,図4,図5を参照しつつ説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る制御弁は、ボディと弁駆動体の構成を除き、第1実施形態と共通する部分を多く有する。このため、第1実施形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付す等して適宜その説明を省略する。図6は、第2実施形態に係る制御弁の構成を示す断面図である。
Claims (4)
- 作動流体の導入ポートおよび導出ポートが設けられたボディと、前記導入ポートを介した前記ボディ内への異物の流入を規制するフィルタとを備える制御弁において、
前記ボディは、前記導入ポートが設けられた第1ボディと、前記導入ポートの開放を確保する態様で前記第1ボディに軸線方向に結合された第2ボディとを含み、
前記第1ボディと前記第2ボディとを結合する際に、一方のボディにその結合部を覆うように環状のフィルタを一方向から外挿し、その後に他方のボディを前記一方向から結合することにより、前記第1ボディと前記第2ボディとの結合部を覆うように前記フィルタを取り付けて構成されていることを特徴とする制御弁。 - 前記第1ボディの外周部には、前記フィルタの一端部を軸線方向に係止可能な第1係止部が設けられ、
前記第2ボディの外周部には、前記フィルタの他端部を軸線方向に係止可能な第2係止部が設けられ、
前記フィルタが前記第1係止部と前記第2係止部との間に挟まれるようにして軸線方向に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の制御弁。 - 前記フィルタは、帯状の金属メッシュをその長手方向の両端部が所定量オーバラップするように丸め、そのオーバーラップ部を溶接することにより形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制御弁。
- 作動流体の導入ポートおよび導出ポートが設けられたボディと、前記導入ポートを介した前記ボディ内への異物の流入を規制するフィルタとを備える制御弁において、
金属材をプレス成形して得られた筒状の支持部材に有底筒状の金属フィルタをその開口端部を当接させるようにして内挿し、その開口端部に沿って周方向に抵抗溶接を施すことによりフィルタユニットとし、そのフィルタユニットを前記導入ポートに圧入して構成されていることを特徴とする制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011116616A JP2012246938A (ja) | 2011-05-25 | 2011-05-25 | 制御弁 |
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JP2011116616A JP2012246938A (ja) | 2011-05-25 | 2011-05-25 | 制御弁 |
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JP2012246938A true JP2012246938A (ja) | 2012-12-13 |
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ID=47467586
Family Applications (1)
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JP2011116616A Pending JP2012246938A (ja) | 2011-05-25 | 2011-05-25 | 制御弁 |
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JP (1) | JP2012246938A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001234564A (ja) * | 2000-02-23 | 2001-08-31 | Toto Ltd | 湯水混合栓 |
JP2007321544A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Inax Corp | フラッシュバルブ装置 |
JP2009052718A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Keihin Corp | 減圧弁 |
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2011
- 2011-05-25 JP JP2011116616A patent/JP2012246938A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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