JP2012245131A - 使い捨て便器内ブラシ。 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器内にわずかに付着した汚物を取り除く為の使い捨てブラシであり、こびり付いた汚物を取り除く道具類の後始末や収納が要らなくなりなり、トイレ室内が清潔になる。また製造コストも安く安価な値段で提供できる使い捨て便器内ブラシを提供する。
【解決手段】略四角形または略長方形の、水溶性パルプ紙に切断部やミシン目200、201を1または複数設けて、端部よりロール状に巻きつけ最後に糊つけし、円筒状のブラシに成形したことを特長とした使い捨て便器内ブラシを用いて、器内壁にこびり付いた汚物をそぎ落とし、使用後は便器内に捨てる。
【選択図】図19

Description

本発明は、便器内にわずかに付着した汚物を取り除く為の使い捨て便器内ブラシおよびその製造方法に関する。
トイレの使用後一旦水を流した後に便がわずかにこびり付いていることがよくあります。これを取り除くため、トイレットペーパーを引き出し何重にも折り畳んで最後に何回か硬く巻きつけ、棒状に作り、先端を留水に浸け少し湿らせ便に擦る様にして取り除いていましたが、吸水性に優れたトイレットペーパーでは瞬時に腰折れ状態になり、便が手に付かないか不安を感じながら、何度も作り直し、もう少し腰があればと思いながら掃除をしていました。従来、便器内の清掃には柄のついたタワシ状のブラシや、使い捨ての水解性紙を束状にしたもの(清掃シート)を樹脂製のホルダーでつかみ、便器内にこびりついた汚物をこすり落としていました。
しかし、清掃後汚物がタワシの目の間に詰まり、タワシの洗浄はやっかいで、便器内の留水や流水での洗浄後のタワシは清潔とはいえず、また清掃シートをホルダーでつかんで使用するブラシの使用後の濡れたホルダーもトイレ室内に収納する為、水滴が床に垂れたりして不潔感が有りました。また、それらタワシやブラシを収納する収納ボックス等も時々は洗浄しなければならず、二重の手間がかかっていました。
また、わずかにこびり付いた便のため柄つきタワシを使えば清掃後のタワシの清掃がやっかいで手間がかかり、使い捨ての清掃シートも度々使用すれば費用も割高となります。そのため、多くの法人や個人からいろいろ提案されていますが、しかし、その構造が複雑であったり、見るからに高価そうであったり、また、製造ラインを変更しなければならない大掛かりなものもあります。
例えば、特許文献1にはトイレットペーパーの様な水解性の製紙原料を厚板紙に形成し所定の寸法に切り取り平板状のヘラの様な形をした清掃具が開示されているが、段落番号25に書かれている様に、既存の製造ラインの変更が必要となり大変な作業となりそうである。また、段落番号17の(4)では2秒間ぐらいは水中でも形崩れしないとありますが、便器にこびりついた汚物をこすり落とすには余りにも短すぎるとおもいます。本発明の使い捨て便器内ブラシで実際のテストをしてみると、きれいに拭き取るのには大便であれば約1分近くかかりました、2〜3秒ではとても無理で、小便のしずくを拭き取るのには十分ですが、大便の付着物に使用するには無理であろう。
同じく段落番号18の(4)には、水中では15秒程度で形崩れし始めて、水を手でかき回すと3秒程度で分離すると開示されている。合計18秒程度で分離するとありますが、本願のように便器内ブラシの先端を何度も水に浸しながら擦り落とすには向かないものである。
また、段落17の(4)では陶器面に付着した大便を手早く拭き取れば、2秒間ぐらいは水中でも形崩れしないとありますが、高齢になるにつれて腸の働きも弱くなり軟弱な便が増えて便器に付着することが多くなる、今後ますます増えてくるであろう高齢者にとって、素早く作業をするには無理がある。
また、特許文献2には水解性紙を用いて指で摘む山形突出部2と清掃面の平坦部3を有する清掃具が開示されているが製造工程が複雑で製造原価が高そうである。
また、特許文献3には、前記同様水解性紙をコルゲート状に加工して円筒状に巻いたものが開示されているが加工が大変複雑で高価になりそうでありなにより大げさである。
また、特許文献4には、前記同様水解性紙を束にしてホルダーで掴み、清掃後は留水に放される使い捨て清掃用パッドというものが開示されているが、これも度々の使用には費用が高くつくと思われる。
また、特許文献5には、水解性紙による多層式の使い捨て清掃用具が開示されているが複雑な構成で高価そうである。
特開2008-253137 特開2008-23227 特開平08-150099 特開2006-6456 特開2007-262596
本願のような日々のほんの少しの汚れを除くには特許文献1〜5に開示された方法では製造ラインの変更等大げさ過ぎたり、また、製造工程が複雑で費用が高く付きそうであったりする。本発明は、このような従来の問題点を解決しようとするものであり、排便後、便器内にわずかに付着した大便をすぐに拭き取って水に流すことができる簡便で使い捨ての出来る便器内ブラシを提供することを目的とするものである。
上記の問題を解決するため既に市販されている紙を用いて、円筒状に形成した使い捨て便器内ブラシで便器内の汚物をこそぎ落とし、使用後はそのまま水に流すことで後始末もなくなり、収納物もいらなくなりトイレ室内も清潔に保たれる。
本発明は使い捨てであり、こびり付いた汚物を取り除く道具類の後始末や収納が要らなくなりなり。トイレ室内が清潔になる。また製造コストも安く安価な値段で提供できる。
はパルプ紙の斜視図である。 は製作過程を示す斜視図である。 は1の切断部を設けた便器内ブラシの完成図である。 端部辺Aより複数の切断部を入れたパルプ紙の斜視図である。 は製作過程を示す斜視図である。 は複数の切断部を設けた便器内ブラシの完成図である。 端部辺Aの内側より切断部を1設けたパルプ紙の斜視図である。 は製作過程を示す斜視図である。 端部辺Aの内側より切断部を1設けた便器内ブラシの完成図であ る。 端部辺Aの内側より複数の切断部を設けたパルプ紙の斜視図である。 は製作過程を示す斜視図である。 は端部辺Aの内側より複数の切断部を設けた便器内ブラシの完成図である。 は便器内ブラシの一部にエンボス加工を施した斜視図である。 は便器内ブラシの全面にエンボス加工を施した斜視図である。 試作品の寸法図である。 試作品の完成図である。 試作品の外観図である。 辺Aより辺Cまでミシン目を2か所設けた正面図である。 ミシン目を2か所設けた便器内ブラシの完成図である。
試しにトイレットペーパー等を何度も折り返し棒状に作り水につけると瞬時にフニャフニャになり使い物になりません。故に適度の硬さと弾力を有し、また、手が留水に触れない程度の長さを備え、なおかつ、廃水口の径より短くなる様中間部分で折れたり分断される水溶性便器内ブラシが求められます。
上記の諸条件を解決するため、図15で説明する。辺A,B,C,Dから成る略長方形の紙 (1)ここでは市販されている週刊誌(週刊現代の本誌部分を使用した)の辺Aより辺Cに向かって略90度に(辺B、辺Cとは平行に)所定の長さの切断部図15の(100) (101)を入れ、辺Aより円筒状に巻きつけ最後に糊つけした、円筒状図17のブラシに成形した使い捨て便器内ブラシであり、使用後は便器内の留水に捨てる事により、切断部(100) (101) を入れた部分が腰折れ状態となりやがて分断される。また切断部を長くすることでより早く水溶し腰折れ状態になり、排水時に流水の詰まりを防ぐことができる。
ここで、試作してみた本発明の便器内ブラシの製作過程を図15にて説明する。前記週刊誌を縦12cm(辺A、辺C)横25cm(辺B、辺D)の長方形に切り取り、辺Aより22mm(丸形赤鉛筆の外周長)内側より切断を始め辺Cの内側30mmまでの切断部を2か所(100)、(101)を、4cmの間隔で辺Bより(100)まで4cm (100)より (101)まで4cm(101)より辺Dまで4cmの間隔で平行に設ける。
丸い赤鉛筆(径7.4mm)を用いて辺Aより円筒状に辺Cまで巻きつけ最後に水溶性糊で接着し赤鉛筆を引き抜いて完成である。中心が円筒状とし空洞を設けたこの便器内ブラシは、留水に浸けられると、外周と同時に円筒状の内部にも水が入り内部からも溶解が始まる様に設けられたものである。
前記、試作した便器内ブラシの全長は12cmで切断部どうしの間隔を4cmにしたのは、水洗便器の排水経路の最小径が5.4cm(TOTOお客様センター談)5.5cm(イナックスお客様センター談)等から、便器内ブラシが5cm以下に腰折れや分離分解すれば便器に詰まる事を防ぐ事が可能になる事から設定したものである。
上記便器内ブラシを実際に使用する場合便器内ブラシを2〜3cm留水につけ水を含ませ汚物を擦る様にして落とします。乾燥したヘラ状の清掃具で擦ると便は広がりなかなか取りずらくなります。
さて、試作品の強度をテストしてみる。試作の便器内ブラシを鉛筆やボールペンのように持って料理用のはかり(パール金属kk製)の上皿に45度の角度で押しつけるようにして擦ると150g〜250g指し示した。これ以上は折れ曲がった。また、垂直に押し付けると1000g以上となった。便を擦り取るには100g程度の強度があれば充分であり、実際の使用についてはほとんど垂直に近い角度で使用するため何等強度的には問題はない。
では、吸水性はどうなのか、前記の紙を10cm角に切り取り、流しの洗い桶に水を張り浸けてみると瞬時に吸水し指で掻き回すとバラバラになった。
試作品の便器内ブラシを、台所のボウル内に2cm程の水を張り先端を浸け、水の喫水線を出し入れしながら強く擦りつけてみたが折れ曲がることもなく1分後先端より3cmまで浸含してきた。その後便器内ブラシの全部を浸けると30秒程で全体に水が浸含してきた。なお、指でつまんでみると既に内部まで水は浸含しておりブヨブヨ状態で切断部付近から折れまがった。
本願の前記便器内ブラシに設けた切断部図15の(100) (101)をミシン目図18の(200) (201)に変えてみた。使用したのは(オルファーミシン目カッター28)で前記、辺A辺C両端部の切断を残して設けた便器内ブラシの切断部をミシン目の方は辺Aより辺Cまで切れ目なくミシン目図18をいれてみた。そして、本願明細書の段落17から23までと同じ実険をしてみたところ、ほぼ同じような結果となった。
何度試してもほぼ同じ結果が出た。また一度水に浸けた前記円筒状の便器内ブラシを流水で流しても留水槽に残る事は一度もなかった。以上のことから、前記使い捨て便器内ブラシは安心して便器内に捨てることが出来る。
実施例による便器内ブラシの断面は円筒形であるが、三角形,四角形、八角形等その形状に制限はなく、また切断場所、切断数、切断長さや、ブラシの長さや太さ、外周部の一部または全部に設けられるエンボス加工図13,図14等、また、切断部をミシン目図18に変更したり等は自由に設定され本実施例により何等制限されるものではない。今後、水溶性の樹脂シート等での製作も可能になるだろう。
A、B、C、D 辺
a、 12cm
b 25cm
e 22mm
f 4cm
g 3cm
1 パルプ紙
2、4,5、 辺Aより入れた切断部
3 糊面
6、7、8、9 端部辺Aの内側より入れた切断部
10、11 突起
100、101、 切断部
200、201、 ミシン目

Claims (2)

  1. 略四角形または略長方形の、水溶性パルプ紙に切断部やミシン目を1または複数設けて、端部よりロール状に巻きつけ最後に糊つけし、円筒状のブラシに成形したことを特長とした使い捨て便器内ブラシ。
  2. 略四角形または略長方形の、水溶性パルプ紙に切断部やミシン目を1または複数設けて、端部よりロール状に巻きつけ最後に糊つけし、円筒状のブラシに成形したことを特長とした使い捨て便器内ブラシの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2538238A (en) * 2015-05-11 2016-11-16 Mullen Jean Cleaning implement and method
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