JP2012245032A - 薬剤監査支援装置 - Google Patents

薬剤監査支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012245032A
JP2012245032A JP2011116660A JP2011116660A JP2012245032A JP 2012245032 A JP2012245032 A JP 2012245032A JP 2011116660 A JP2011116660 A JP 2011116660A JP 2011116660 A JP2011116660 A JP 2011116660A JP 2012245032 A JP2012245032 A JP 2012245032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
medicine
drug
primary
medicine package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011116660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5749978B2 (ja
Inventor
Takashi Sato
敬 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Aloka Medical Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Aloka Medical Ltd filed Critical Hitachi Aloka Medical Ltd
Priority to JP2011116660A priority Critical patent/JP5749978B2/ja
Publication of JP2012245032A publication Critical patent/JP2012245032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5749978B2 publication Critical patent/JP5749978B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】分包後の薬包シートに含まれている個々の薬剤についての監査を支援する。
【解決手段】一次検査ステーション26において、薬包14Aについてのシルエット画像およびカラー画像が取得され、その画像解析により、個々の薬剤について形状、色等が特定される。これによっても識別を行えない薬剤が二次検査対象薬剤とされる。一次検査においては個々の薬剤の位置も演算される。二次検査ステーション36においては、二次検査対象薬剤となったものに対して二次検査が実行される。その場合、プローブ40を用いて散乱反射光のスペクトルが求められ、その解析に基づいて二次検査が行われる。二次検査にあたって、プローブ40の位置決めは一次検査によって得られた位置が利用される。
【選択図】図1

Description

本発明は薬剤監査支援装置に関し、特に、薬包中に封入された1又は複数の固形性薬剤に対する監査を支援する装置に関する。
病院や薬局においては医師が作成した処方箋に従って薬剤師により調剤行為が行われる。調剤後の薬剤に対しては薬剤師による監査が行われる。処方箋において一回に複数の薬剤の服用が指示されることも多い。そのような場合、一回分をまとめて単一の袋に収容しておけば便利であり、また服用の誤りを防止又は軽減できる。そこで、一回に服用する複数の薬剤を自動的に一包化する一包化包装装置(分包装置)が実用化されている。なお、固形性薬剤として、円形や楕円形をもった錠剤(タブレット)、薬剤がケース内に収容されているカプセル剤、等がある。服用単位に相当する薬包(分包袋)内に、分割後の半分の錠剤部分が収容されることもある。薬包の外装は一般に透明性を有する樹脂フィルムによって構成されている。
以上のように一包化された後、個々の薬包内に封入された1又は複数の薬剤に対しては処方箋通りの構成になっていることを確認する監査が必要である。分包装置への分包指令の誤りや薬剤取り違い等に起因して各薬包内の薬剤構成に誤りが生じている可能性もあるからである。そこで、薬包を撮影して画像を取得し、その画像を解析することにより自動的に薬剤検査を行う監査支援装置が提案されている(特許文献1−4)。最終的に薬剤師によって目視監査が行われるとしても、それに先立って自動的に自動検査を行っておけば不適切な分包処理が生じた場合に迅速に対応できるし、あるいは、監査負担を軽減できるからである。
特許第2879129号明細書 特許第4300809号明細書 特開2000−135268号公報 特開平9−299448号公報 特開2007−198802号公報 特開2010−172672号公報
しかしながら、薬剤の中にはサイズ、形状、色等が似通ったものがあり、画像だけで検査を行うと、場合によっては誤認が生じ易くなる。そこで、画像による一次検査に加えて他の検査(二次検査)を併用するのが望ましい。その場合に二次検査を迅速に行うべき要請がある。
例えば、二次検査において個々の薬剤の位置をあらためて特定するのではかなり時間がかかってしまう。また、常にすべての薬剤について二次検査を実行すると、そこがシステム運用上のボトルネックとなってしまう。二次検査において、個々の薬剤に対して検査用プローブを順次近接させて検査を行う場合、プローブの位置決めや移動にある程度の時間を要するからである。上流から下流にかけて複数の薬包が連なって帯を構成している場合において、上流側で一次検査を行い、下流側で二次検査を行うときには、一次検査(画像撮像)が終了していても、二次検査の全部が終了しない限り、帯を移送することができなくなる。
なお、特許文献5には画像を使った検査とテラヘルツ波を使った検査とを行う薬剤識別装置が開示されている。その第0025段落には画像解析により薬剤位置を得てそこにテラヘルツ波を照射する旨が記載されている。同文献には装置構成や動作内容が漠然としか記載されおらず、一次検査で照合未了の薬剤に対してだけ二次検査を行うことを含めて処理速度を高める構成については記載されていないし、位置情報を具体的にどのように利用するのかについても記載されていない。特許文献6には近赤外スペクトルを利用して薬剤を検査する技術が開示されているが、画像検査との連携については記載されていない。
本発明の目的は、薬剤監査支援に当たり、検査精度の向上と処理速度の向上を両立できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、2つの検査間での薬包移送時に生じる固有の問題に対処できるようにすることにある。
本発明は、薬包内に封入された固形性を有する薬剤に対する監査を支援する薬剤監査支援装置において、薬包搬送方向における上流側の一次検査位置において一次検査対象薬包を撮像して画像を取得する撮像手段と、前記画像の解析により前記一次検査対象薬包内の薬剤に対して一次検査を実行する手段であって、前記画像に基づいて薬剤位置を演算する位置演算機能を備えた一次検査手段と、前記一次検査位置から前記薬包搬送方向における下流側の二次検査位置へ薬包を移送する移送手段と、前記二次検査位置に位置した薬包内に前記一次検査に続いて二次検査を行うべき二次検査対象薬剤が含まれている場合に、当該二次検査対象薬剤に対してそれについて演算された薬剤位置に基づいて二次検査用プローブの位置決めを行い、当該二次検査用プローブを用いた二次検査を実行する二次検査手段と、を含む。
上記構成によれば、一次検査位置において薬包が撮像されて画像が取得される。望ましくは、その画像として、バックライトを利用したシルエット画像、及び、カラー画像が取得され、両者が併用される。画像解析により、個々の薬剤が分離識別された上で、個々の薬剤について形状(通常、二次元形状)、サイズ、色、等が特定される。それに基づいて、薬剤それ自体が識別され得る。その場合には薬剤のタイプ(例えば、錠剤、カプセル剤)も識別される。その段階で、薬剤の欠け、破損、潰れが判定されてもよい。薬剤の特定に当たっては望ましくは薬剤データを管理しているデータベースが参照される。一次検査対象薬包内の薬剤構成が具体的に特定され、その内容が処方箋データに合致しているならば、当該薬包について二次検査不要と判断することが可能となる。
一方、一次検査だけでは、つまり画像解析だけでは適切な照合を行えない場合、例えば、形状や色が類似関係にある複数の薬剤が存在している場合、薬剤名を明確に特定できないために、それが二次検査対象薬剤とされる。薬包内の全部が二次検査対象薬剤とされる場合もあるが、1個の薬剤のみが二次検査対象薬剤とされる場合もある。いずれにしても、そのような薬剤が存在していれば、二次検査用プローブを利用した精査(二次検査)が実施される。二次検査は一次検査とは異なる内容をもった検査であり、望ましくは光学的測定法を利用した検査である。その他、マイクロ波等の分析波を利用することもできる。いずれにしても、そのような検査では、対象薬剤だけからの反射光を分析することが必要となるから、対象薬剤に対してプローブを近接対向させた状態を形成するのが望ましい。その場合、上記構成によれば、一次検査の結果、より詳しくは位置情報を利用してプローブの位置決めを迅速に行えるという利点が得られる。仮に移送に伴う位置ずれが生じたとしても元の位置を基準として探索範囲を定めれば処理効率を高められる。複数の二次検査対象薬剤が存在する場合、個々の位置に基づいて二次検査順序(最短移動ルート)を定めることも可能である。
望ましくは、二次検査が必要な場合に限り、二次検査が必要な錠剤だけについて二次検査が実行される。これによれば、プローブ位置決めや移動に要する時間を削減できるから、処理効率を高められる。二次検査がボトルネックとなってスループットが低下してしまう問題を解消又は軽減できる。監査結果を画像表示するようにしてもよいし、データベース上に記録してもよい。不備不良が発見された薬包についてはスタンプを押して注意を喚起するようにしてもよい。なお、変形例としては、一次検査場所と二次検査場所を一致させることが考えられる。その場合においても一次検査結果としての位置情報を二次検査に利用可能である。但し、一次検査と二次検査との並列動作を行えなくなる。
望ましくは、前記一次検査手段は、前記画像の解析結果に基づいて前記一次検査対象薬包内に二次検査対象薬剤が含まれているか否かを判定し、前記二次検査手段は、前記下流位置に位置した薬包内に前記二次検査対象薬剤が含まれていない場合には二次検査を実行せず、前記下流位置に位置した薬包内に前記二次検査対象薬剤が含まれている場合にはそれに限って二次検査を実行する。薬包移動に伴って位置の入れ替わりの可能性が生じあるいは位置特定不能な状態が生じた場合には薬包内の全部の薬剤を二次検査対象薬剤として決定するようにしてもよい。
望ましくは、前記一次検査手段は、前記薬剤位置として個々の薬剤における二次検査基準位置を演算し、前記二次検査手段は、前記二次検査対象薬剤について演算された二次検査基準位置に基づいて前記二次検査用プローブの水平方向の位置決めを行い、前記二次検査手段は、前記二次検査対象薬剤について管理されている形態情報に基づいて前記二次検査用プローブの垂直方向の位置決めを行う。薬包を水平方向に運動させることも可能であるが、一次検査と二次検査を同時並行で行う構成を採用する場合にはプローブ側を動かすのが望ましい。プローブの垂直方向の位置決めに当たっては、望ましくは薬剤の厚さデータが参照される。非接触で近接対向させてもよいし、カバーフィルムを介して薬剤表面にプローブ先端面を接触させるように近接対向させてもよい。一次検査の結果、ある二次検査対象薬剤について複数の候補が特定された場合、複数の候補について管理されている複数の厚みを大きい順で参照利用してプローブの位置決めを段階的に探索的に実行するようにしてもよい。
望ましくは、前記二次検査手段は、前記二次検査の実行に先立って前記一次検査位置から前記二次検査位置への薬包の移送に伴う薬剤位置ずれに対処するための探索動作を実行する。探索動作は、望ましくは、薬剤位置に基づいて一次元的に又は二次元的にプローブを水平運動させる動作である。一次元走査を行う場合、望ましくは、薬剤中心点を通る搬送方向あるいは転がり方向への走査が考えられ(両者を折衷あるいは総合した方向への走査であってもよい)、二次元走査を行う場合、ジグザグ走査等を行ってもよい。薬剤の両端エッジを特定し、それらの中点として二次検査点を定めてもよい。
望ましくは、前記一次検査手段は、前記画像の解析結果に基づいて各二次検査対象薬剤について前記探索動作を行う探索範囲を決定する。薬包全体に対して走査を行うのではなく必要な個々の薬剤に限って走査を行えば時間効率を高められる。その場合に存在確率を考慮するのが望ましく、そのために最適と言いうる探索範囲が定められる。その形状は、直線、円形、楕円形、等である。探索範囲の決定に際しても一次検査で演算された薬剤位置が利用される。
望ましくは、前記一次検査手段は、薬剤種別に応じて前記探索範囲の形状を決定する。薬剤の種別として、錠剤、カプセル剤、があげられる。薬包内に複数の薬剤が密集している場合に画像解析による薬剤特定が困難になるならそれらを分散化する処理を適用するのが望ましい。
望ましくは、前記一次検査手段は、錠剤について前記薬包搬送方向に基づいて探索範囲の長軸を定める手段と、カプセル剤についてその転がり方向を演算し、少なくとも当該転がり方向に基づいて前記探索範囲の長軸を定める手段と、を含む。薬剤タイプに応じて位置ずれが生じる態様が異なるから、それを考慮して探索範囲を定めることが可能となる。特にカプセル剤は横倒しの円筒形の形態を有するから薬包搬送によって転がりやすい。その方向へ探索を行えば効率的である。カプセル剤の長軸を中心軸としてそれに直交する水平軸が転がり方向の主軸といえる。但し、それと搬送方向とがなす角度が直角に近い場合、転がりよりも滑りが生じる可能性が出てくるから、望ましくは、転がり方向の傾斜角度も考慮した方がよい。これに対して円盤状(起立円筒形状)の錠剤は搬送方向に滑るのが一般的であると言えるから搬送方向を長手方向とした探索範囲を決定するのが望ましい。但し、薬剤同士の衝突、袋の皺による作用、等の他の要因によっても位置ずれ方向は変わりうるから、それらも考慮して探索範囲を定めるのが望ましい。変形例としては、二次検査位置にも撮像手段を設け、そこでも画像解析を行うことが考えられる。
なお、薬剤位置の演算は薬包内のすべての薬剤に対して行うことができるが、二次検査対象となる可能性のないような薬剤についてはその演算を省略してもよい。いずれにしても監査という目的から、確実な検査が行えないような場合にはユーザー(薬剤師)に注意を喚起する処理を実行するのが望ましい。
本発明によれば、薬剤監査支援に当たり、検査精度の向上と処理速度の向上を両立できる。あるいは、2つの検査間での薬包移送時に生じる固有の問題に対処できる。
本発明に係る薬剤監査支援装置の好適な実施形態を示すブロック図である。 薬包シートの上面図である。 分光スペクトルを示す図である。 分光スペクトルに対して二回の微分処理を適用した結果を表す図である。 シルエット画像とカラー画像とに基づく薬剤の特定処理を説明するための図である。 探索範囲の設定方法を説明するための図である。 二次検査対象薬剤に対するプローブの位置決めを説明するための図である。 複数の探索範囲間におけるオーバーラップを示す図である。 一次検査において実行される動作を説明するためのフローチャートである。 二次検査において実行される動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る薬剤監査支援装置の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブロック図である。この薬剤監査支援装置は、薬剤師による薬剤監査を支援するための装置であり、薬局や病院薬剤部などに設置されるものである。この薬剤監査支援装置は例えば病院ネットワークに接続されている。
図1において、搬送台10上には薬包シート12が載せられている。この薬包シート12は分包装置によって作成されたものであり、搬送方向に並ぶ複数の薬包14を備えている。個々の薬包14は分包袋であり、その中には1または複数の薬剤が入れられている。薬包14の内部は気密空間となっており、図1においては、各薬包14が薬剤20,22,24を有している。それらはタブレットとしての錠剤、カプセル剤などである。各薬包14は、ベースフィルム16およびカバーフィルム18により構成されており、それらは透明性を有する樹脂フィルムによって構成されている。後述する図2には薬包シート12の上面図が示されている。
搬送台10は搬送機構あるいは搬送ベルトを備えており、本実施形態においては、搬送シート12は後に説明する一対のローラ54,56によって搬送されている。図1において、左側が上流側であり、右側が下流側である。上流側から下流側にかけて、搬送シート12がステップ送りされる。薬包シート12が分包装置からそのままこの薬剤監査支援装置へ提供されるようにしてもよいし、供給部から薬包シート12が搬送台10上に送り込まれてもよい。
搬送台10上には一次検査ステーション26および二次検査ステーション36が設定されている。前者が上流側に設定され、後者が下流側に設定されている。一次検査ステーション26においては後に詳述する一次検査が実行され、二次検査ステーション36においては後に説明する二次検査が必要に応じて実行される。二次検査が実行される場合、一次検査と二次検査は基本的に並列して実行されることになる。図1において、一次検査対象となっている薬包に対して符号14Aが付与されており、二次検査対象となっている薬包に対して符号14Bが付与されている。
一次検査ステーション26には、そこに位置決められる薬包14Aの下側にバックライト28が設けられている。バックライト28はシルエット画像を撮像する際に点灯する照明部材である。それは搬送台10に埋め込まれている。
一次検査ステーション26の上方にはカメラユニット30が設けられている。カメラユニット30はカメラ32と照明器具34とで構成され、照明器具34はカラー撮像を行う場合において上方から薬包14Aに対して光を照射する。カメラ32は薬包14Aの全体をカバーする撮像エリアを有している。カメラ32から出力される画像データが画像解析部64へ出力されている。後に説明するが、一次検査においては、画像解析によって、個々の薬剤がデータ上識別され、個々の薬剤ごとに形状、色が認識されて、データベース上の管理情報との突き合わせにより、個々の薬剤の薬剤名が特定される。ただし、より詳細な検査を行わなければ特定できない薬剤もあるため、あるいは何らかの不備があって特定を行えない場合があるため、そのような薬剤は二次検査対象薬剤とされる。一次検査においては、その他に、各薬剤ごとに中心点をすなわち薬剤位置を演算する機能を備えており、そのような演算結果に基づいて後に説明する探索範囲を演算する機能も備えている。
二次検査ステーション36の上方には可動部38が三次元的に移動自在に設けられている。可動部38はベースプレートを備え、それにはプローブ40、光源42および分光器44が搭載されている。可動部38は搬送機構50によって搬送される。
可動部38上にはさらに光源42とプローブ40とを光学的につなげる光ファイバ46が搭載されており、また、プローブ40と分光器44との間を光学的につなげるための光ファイバ48が搭載されている。特に、反射光の受光信号を伝達する光ファイバ48の形状あるいは引き回し経路が変動すると分光結果に影響が生じることが危惧されるため、本実施形態においてはベースプレート上においてプローブ40と分光器44との位置が固定的に設定されており、換言すれば光ファイバ48の形状が不用意に変化しないように配慮されている。
必要に応じて二次検査が実行されるが、その際においては、例えば符号40Aで示すようにプローブ40が対象となった薬剤に近づけられ、そのような位置決め状態において薬剤に対して光を照射し、その反射光を受光することにより二次検査が実行される。具体的には散乱反射光のスペクトルが分光によって生成される。本実施形態では、分光器44の出力がスペクトル解析部66へ出力されており、スペクトル解析部66は分光スペクトルに対して微分処理を二回繰り返すことによりプロファイルを生成し、そのデータを主制御部68へ出力している。
搬送台10には送り機構52が設置されており、図1に示す例では、送り機構52が一対のローラ54,56を備え、それらはモータ58によって駆動されている。一対のローラ54,56は薬包シート12における左右端部を挟み込んで下流側へ送り出すものである。もちろん他の機構によって薬包シート12の搬送を行うようにしてもよい。ちなみに、図1においては各薬包14においてカバーフィルム18が誇張して描かれているが、実際にはカバーフィルム18とベースフィルム16との間の薄い隙間に各薬剤20,22,24が挟み込まれた状態で収容されている。場合によってはそれらが密集した状態となり、その場合においては画像解析が困難となったりそれに時間がかかったりすることが予想されるため、必要に応じて符号62で示すようなばらし機構を設けるようにしてもよい。ばらし機構62は例えば水平方向の振動によって各錠剤間の距離を増大させるものである。ちなみに、薬包シート12の搬送にあたっては、一次検査後、二次検査開始前までにおいて各薬剤の位置が不用意に変化しないように行うのが望ましい。ただし、本実施形態においてはそのような位置変化あるいは位置ずれが生じても二次検査を的確に実行できるように位置ずれに対処する動作が行われている。それについては後に説明する。
主制御部68は、図1に示される各構成の動作制御を行っており、主制御部68は一次検査および二次検査の実質的な部分を行っている。主制御部68には記憶部としてのデータベース70が接続されており、そこには処方の対象となる薬剤リストが格納されており、個々の薬剤についてタイプ、形状(厚みを含む)、サイズ、色、成分等の各種の情報が管理されている。それは後に説明する照合において利用されるものである。主制御部68には基幹システムから与えられる処方箋データが入力されており、照合結果として薬剤が特定された場合、その薬剤と処方箋データに記載されている薬剤とが照らし合わされる。もしそれが不一致であれば、エラーが認定されることになる。すなわち監査支援は、薬包内の薬剤それ自体を特定する監査と、処方箋データとの合致をみる監査とからなるものである。主制御部68には表示部72が接続されており、エラー等が発生した場合表示部72上に所定の表示がなされる。その他データベース上に監査記録として記録するようにしてもよい。
主制御部68は、一次検査を行う場合において、画像解析部64による解析結果に基づいて、データベース70との照合等を実行し、また上述したような探索範囲の演算等を行う。二次検査においては、主制御部68は、プロファイルをデータベース70上のプロファイルと照合する演算等を実行する。主制御部68はCPUおよび動作プログラムによって構成されるのが望ましい。
図3には、二次検査によって得られる分光スペクトルが示されている。横軸は波長を表しており、縦軸は光の強度を表している。本実施形態においてプローブ40は例えば近赤外光の送受を行うものであり、例えばその場合において900〜1700nmの帯域をもった近赤外光が照射される。もっとも、それ以外の光あるいは可視光を利用するようにしてもよい。また個別的な精査を行える限りにおいてマイクロ波等の他の測定波を利用するようにしてもよい。
図3において、符号86はある薬剤Aについての例えば5回の計測結果を表したものであり、符号88は別の薬剤Bについての例えば5回の計測結果を表したものである。各薬剤ごとに分光スペクトルは固有の形態を描く。ただし、データベース上に登録するスペクトルと実測されたスペクトルとの比較を行う場合においては様々な要因から的確な照合を行えない可能性もあるため、照合精度を高めるために、本実施形態においては上述した二回微分が実行されている。
図4には、二回微分が実行された後の分光スペクトルが示されている。符号86Aは図3に示した分光スペクトル86に対して二回微分を適用した後のプロファイルを示しており、同じく符号88Aは図3に示した分光スペクトル88に対して二回微分を適用した後のプロファイルを表している。このような処理によればオフセット分をキャンセルしてまた変化の特徴だけを顕著に捉えることができるから、薬剤の識別性をより高めることが可能となる。
本実施形態において、二次検査においてはプローブを利用して個別的に薬剤の測定を行わなければならず、そのためにプローブの位置決めや移動にあたって時間を要するという点を考慮し、一次検査において精査が必要と判断された薬剤に限ってそれを二次検査対象とする条件が採用されている。従って、一次検査において全ての薬剤について照合が完了しているならば二次検査対象はゼロとなり、その場合において二次検査は行われない。その一方、一次検査の結果として1または複数の二次検査対象薬剤が判定された場合には、それらについて個別的に二次検査が実行されることになる。その場合においても、常に全ての薬剤に対して二次検査を行う場合に比べて時間効率を高めることが可能であるし、一次検査の結果として得られる位置情報を使って二次検査を速やかに実行させることが可能であるからそのような意味においても処理効率を高めることが可能である。もっとも、どのような条件で二次検査を行うのかについてはユーザーによって複数のモードの中から選択させるようにしてもよい。例えば、カプセル剤については常に二次検査を適用する条件付けを行うことも可能である。
ちなみに、薬包シートの搬送にあたっては、一次検査の動作と二次検査の動作とを同期あるいは連携させる必要があるため、それぞれのステーションにおいて必要な検査が完了した時点をもって、薬包シートの搬送が開始されるように制御されている。本実施形態においては、一次検査ステーションと二次検査ステーションとが隣接していたが、それらの間に一定の距離を置くことも可能である。途中にバッファ領域を設けることも可能であるが、薬剤の位置ずれをできるだけ防止するという観点からは本実施形態のように隣り合う2つの薬包に対して一次検査と二次検査とが実行されるように構成するのが望ましい。
図5には、一次検査の内容が概念図として示されている。符号90はシルエット画像を示しており、これは上述したバックライトを点灯させてコントラストを増強させた状態において取得される画像である。それ自体カラー画像であってもよいが、ここでは二値化画像としての性質が利用されるため、白黒画像であれば充分である。そのようなシルエット画像に基づいて各薬剤の輪郭が抽出されることになる。そのような輪郭から各薬剤の形状およびサイズを特定することができる。もっとも複数の薬剤が画像上連なって観測されているような場合には、それらを分離するラベリング処理等を適用すればよい。
一方、図5において、符号92はカラー画像を示している。これは対象薬包の上方から光を照射して薬包内に存在する1または複数の薬剤についてその色を含めてその様子を撮影した画像である。
シルエット画像90およびカラー画像92のそれぞれの情報から、各薬剤について形状、サイズ、色を特定することができ、また個々の薬剤の輪郭から薬剤の種別(錠剤/カプセル剤)と薬剤位置(中心座標)を特定することが可能となる。それが符号94に示すイメージ図として表されている。符号96は薬剤Aについて特定された情報を表しており、符号98および符号100はそれぞれ薬剤Bおよび薬剤Cについて特定された情報を表している。ちなみに、薬剤Cはカプセル剤であって、そのような薬剤タイプが識別された場合、本実施形態においては、その中心座標の他、カプセル剤の主軸104が自動演算され、その場合においてそのような主軸104の傾き角度も演算される。その角度は例えば水平ライン102との間の角度である。このように主軸104を特定するのは、カプセル剤の転がり方向を演算するためであり、すなわち中心座標を通過し、主軸104に直交する方向が転がり方向であると演算されることになる。これについて図6を用いて説明する。
図6において、符号94は図5に示したイメージ図であり、上述したように、主軸104が特定されると、カプセル剤の転がり方向106が自動的に演算されることになる。符号108で示すイメージ図に示されているように、個々の薬剤の中心座標が特定されると、中心座標と搬送方向とに基づいて個々の薬剤ごとに探索範囲110〜114が定められる。この場合において、錠剤であれば、中心座標を中心とする例えば楕円形状をもった探索範囲110,112が設定され、その場合における長軸は搬送方向となる。一方、カプセル剤については、図示の例においては、転がり方向106を長軸とする探索範囲114が設定される。この場合において、転がり方向106が搬送方向と直交し、あるいはそれに近い関係となる場合には、転がり方向ではなく搬送方向を用いて、あるいはその両者に従って楕円形長軸を定めるのが望ましい。いずれにしても、カプセル剤についてはその固有の形態から薬包シートの搬送にあたっての回転運動が容易に生じてしまう可能性があるため、本実施形態においてはそれに応じた探索範囲あるいは探索形状が設定されている。
図6において、符号116は一次検査ステーションから二次検査ステーションへ薬包が送り込まれ、これによって位置ずれが生じている状態が表されている。移動前が破線によって表され、移動後が実線によって表されている。ただしここではそれぞれの位置ずれがかなり誇張して描かれている。本実施形態においては、符号108に示したイメージ図中の各探索範囲110,112,114が適用され、移動後における各薬剤の中心点あるいは二次検査ポイントが特定される。探索範囲内においては、本実施形態において例えばジグザグスキャン等の経路でプローブが移動され、その場合における反射光の光量変化等から薬剤の中心が特定される。ただしプローブの移動経路としては各種のものが考えられる。二次元のスキャンを行うのではなく、一次元のスキャンを行うだけでもよい。いずれにしても、元の位置を基準として探索範囲を設定した上で、移動先の確率を考慮して移動後の薬剤を探索することにより、効率的な検査を実現することが可能となる。
図7には、二次検査の様子がイメージ図116として示されている。ここではカプセル剤118が二次検査対象薬剤となっており、他の薬剤は二次検査対象からは除外されている。ちなみにカプセル剤118は移動後のものである。それに対しては上述した探索範囲が設定されており、その範囲内においてプローブのスキャンが行われ、移動後の中心座標120が特定される。そこに対してプローブ122のヘッド124が位置決められる。そして二次検査が実行される。
以上のように、一次検査の結果、具体的には画像解析結果に基づいて二次検査における水平方向の位置あるいは探索範囲が定められる。垂直方向については、一次検査の段階で、カプセル剤あるいは錠剤の違いが認識され、あるいは、何らかの基準に基づいて薬剤の厚みが認識できたような場合には、その情報に基づいて垂直方向のプローブの位置決めを行うのが望ましい。例えば二次検査が確認的に行われる検査であり、一次検査において対象薬剤の厚みが特定できるならば、プローブの下降制御にあたってその情報を参照すればよい。例えば一定の範囲内まで高速にプローブを下降させて、そこから先へは低速でプローブを下降させ、プローブヘッドが薬剤に衝突する際の衝撃を緩和するようにしてもよい。あるいはそのような接触によらずに、非接触で近接対向をさせ、その状態で二次検査を実行するようにしてもよい。下降停止させる位置は、データベース上に管理された厚み情報から求めるのが望ましい。
図8に示すイメージ図108においては、複数の探索エリア126,128の間で部分的な重複すなわちオーバーラップが生じている。このような場合においては、それぞれの領域について探索を行うと、本来対象としている薬剤以外の薬剤を認識してしまうという可能性が生じる。このような場合においては、一次検査の結果として認識される特定の薬剤を二次検査対象とするだけではなく全ての薬剤を二次検査対象とするのが望ましい。すなわち置換あるいは入れ違いを防止して信頼性の高い計測を行うものである。最終的に、弁別不能となったような場合にはエラーを発生させるのが望ましい。
次に、図9および図10を用いて図1に示した装置の動作例を説明する。図9には一次検査における動作がフローチャートとして示されており、図10には二次検査における動作がフローチャートとして示されている。上述したように、一次検査と二次検査は同時進行で実行されるものである。ただし、二次検査は必要に応じて実行される。
図9において、S10では、一次検査ステーション26に位置決められた薬包の下に位置しているバックライトが点灯し、カメラによって当該薬包に対する撮像が実行される。これによってシルエット画像が取得される。S12においては、そのようなシルエット画像に基づいて輪郭画像が生成される。すなわち各画像中の輪郭が抽出されることになる。S14においては上方に設置されたライトの点灯下においてカメラによってカラー画像が撮影される。これにより、個々の薬剤についての色が特定されることになる。もちろん、シルエット画像とカラー画像の撮影順序を逆にしてもよい。また撮影を行いながらの演算を行うようにしてもよい。
S16においては、個々の薬剤について認識された情報とデータベース上に管理されている情報との間で照合が実行される。その結果一致が認められれば、それぞれの対象薬剤について薬剤名を特定することが可能となる。その一方、特定できない薬剤については二次検査対象薬剤とされることになる。
図9に示されるS20以降の工程はS18の工程において照合が成立しなかった薬剤が一つでもあれば実行される。S20においては、NG対象となった薬剤について中心座標が演算される。そして、S22において、対象となった薬剤がカプセル剤であれば、中心座標に加えて、その主軸方向が演算され、さらにその転がり方向が演算される。S24においては、NGとなった薬剤についてそれぞれ探索エリアが演算される。ただし、上述したように全ての薬剤について中心座標を演算し、また全ての薬剤について探索エリアを演算するようにしてもよい。これによれば探索エリア間のオーバーラップ等を判定して、二次検査対象薬剤をより的確に定めることが可能となる。S26では、以上のようなNG対象が二次検査対象として特定され、それについての情報が次の二次検査手段へ引き渡されることになる。
ちなみに、S16に示す工程において、輪郭形状に基づいて形状不良を判定するようにしてもよい。それがS17で示されている。そのような処理によれば、薬剤に欠け、潰れ等が発生した場合にエラーを生じさせることが可能である。
図10において、S40においては、二次検査対象薬剤のうちの一つに対してそれについて設定された探索領域内における探索動作が実行される。これによって対象薬剤が発見されたならば、S42からS46が実行されて、そこにおいて分光測定が行われる。一方、発見できなければ、S42からS44が実行され、そこにおいてエラーが認定される。S48においてはさらに他の二次検査対象薬剤があるか否かが判断され、そのようなものがあればS40以降の確保が繰り返し実行される。
ちなみに、複数の二次検査対象薬剤が特定されており、単一のプローブによってそれらに対して二次検査を順次行う場合において、プローブ移動経路として最短距離となるような検査順序を定めるのが望ましい。そのような場合においても、上述した薬剤位置の情報が利用される。
上述した実施形態においては、一次検査と二次検査とが組み合わされていたが、さらに第三次検査が組み合わされるようにしてもよい。その場合においても、一次検査の検査結果、特に位置情報を用いて三次検査が行われるように構成するのが望ましい。ちなみに、変形例としては、二次検査ステーションに撮像システムを設け、そこでの撮像結果から各薬剤の位置を再特定するようにしてもよい。ただし、そのような場合には物量が増大することになる。
なお、図1に示したスタンプ機構60は、エラーが発生した薬包に対してマーキングを行う機構であり、そのようなスタンプを行えば表示部72に表示される表示結果と併せて監査結果をより的確なものにできるという利点が得られる。
10 搬送台、12 薬包シート、14 薬包、20,22,24 薬剤、26 一次検査ステーション、30 カメラユニット、36 二次検査ステーション、38 可動部、40 プローブ、52 送り機構。

Claims (6)

  1. 薬包内に封入された固形性を有する薬剤に対する監査を支援する薬剤監査支援装置において、
    薬包搬送方向における上流側の一次検査位置において一次検査対象薬包を撮像して画像を取得する撮像手段と、
    前記画像の解析により前記一次検査対象薬包内の薬剤に対して一次検査を実行する手段であって、前記画像に基づいて薬剤位置を演算する位置演算機能を備えた一次検査手段と、
    前記一次検査位置から前記薬包搬送方向における下流側の二次検査位置へ薬包を移送する移送手段と、
    前記二次検査位置に位置した薬包内に前記一次検査に続いて二次検査を行うべき二次検査対象薬剤が含まれている場合に、当該二次検査対象薬剤に対してそれについて演算された薬剤位置に基づいて二次検査用プローブの位置決めを行い、当該二次検査用プローブを用いた二次検査を実行する二次検査手段と、
    を含むことを特徴とする薬剤監査支援装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記一次検査手段は、前記画像の解析結果に基づいて前記一次検査対象薬包内に二次検査対象薬剤が含まれているか否かを判定し、
    前記二次検査手段は、前記下流位置に位置した薬包内に前記二次検査対象薬剤が含まれていない場合には二次検査を実行せず、前記下流位置に位置した薬包内に前記二次検査対象薬剤が含まれている場合にはそれに限って二次検査を実行する、
    ことを特徴とする薬剤監査支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置において、
    前記二次検査手段は、前記二次検査の実行に先立って前記一次検査位置から前記二次検査位置への薬包の移送に伴う薬剤位置ずれに対処するための探索動作を実行する、ことを特徴とする薬剤監査支援装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記一次検査手段は、前記画像の解析結果に基づいて前記二次検査対象薬剤について前記探索動作を行う探索範囲を決定する、ことを特徴とする薬剤監査支援装置。
  5. 請求項4記載の装置において、
    前記一次検査手段は、前記二次検査対象薬剤の種別に応じて前記探索範囲の形状を決定する、ことを特徴とする薬剤監査支援装置。
  6. 請求項5記載の装置において、
    前記一次検査手段は、
    錠剤について前記薬包搬送方向に基づいて探索範囲の長軸を定める手段と、
    カプセル剤についてその転がり方向を演算し、少なくとも当該転がり方向に基づいて前記探索範囲の長軸を定める手段と、
    を含むことを特徴とする薬剤監査支援装置。
JP2011116660A 2011-05-25 2011-05-25 薬剤監査支援装置 Expired - Fee Related JP5749978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011116660A JP5749978B2 (ja) 2011-05-25 2011-05-25 薬剤監査支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011116660A JP5749978B2 (ja) 2011-05-25 2011-05-25 薬剤監査支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012245032A true JP2012245032A (ja) 2012-12-13
JP5749978B2 JP5749978B2 (ja) 2015-07-15

Family

ID=47466091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011116660A Expired - Fee Related JP5749978B2 (ja) 2011-05-25 2011-05-25 薬剤監査支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5749978B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014129526A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社湯山製作所 薬剤鑑査装置、及び薬剤分包システム
JP2014221134A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 ファルメディコ株式会社 一包化薬剤鑑査装置
WO2014203748A1 (ja) 2013-06-21 2014-12-24 富士フイルム株式会社 分包薬剤検査装置及び方法
JP5951065B1 (ja) * 2015-03-17 2016-07-13 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 調剤撮像システム及び調剤撮像プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253164A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokyo Shokai:Kk 薬剤監査支援システム
JPH09253163A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokyo Shokai:Kk 薬剤監査支援システム
EP0887638A1 (en) * 1997-06-24 1998-12-30 The Automation Partnership (Cambridge) Limited Product integrity verification apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253164A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokyo Shokai:Kk 薬剤監査支援システム
JPH09253163A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Tokyo Shokai:Kk 薬剤監査支援システム
EP0887638A1 (en) * 1997-06-24 1998-12-30 The Automation Partnership (Cambridge) Limited Product integrity verification apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014129526A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社湯山製作所 薬剤鑑査装置、及び薬剤分包システム
JPWO2014129526A1 (ja) * 2013-02-20 2017-02-02 株式会社湯山製作所 薬剤鑑査装置、及び薬剤分包システム
US9994347B2 (en) 2013-02-20 2018-06-12 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Medicine inspection device and medicine packaging system
JP2014221134A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 ファルメディコ株式会社 一包化薬剤鑑査装置
WO2014203748A1 (ja) 2013-06-21 2014-12-24 富士フイルム株式会社 分包薬剤検査装置及び方法
US9904992B2 (en) 2013-06-21 2018-02-27 Fujifilm Corporation Packeted drug inspection device and method
JP5951065B1 (ja) * 2015-03-17 2016-07-13 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 調剤撮像システム及び調剤撮像プログラム
JP2016171883A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 調剤撮像システム及び調剤撮像プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5749978B2 (ja) 2015-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11651864B2 (en) Drug inspection apparatus and method
CA2620229C (en) Rapid pharmaceutical identification and verification system
US10565545B2 (en) Drug inspection support apparatus and method
CN110418627B (zh) 药剂识别装置、药剂识别方法及药剂识别程序
US20220008291A1 (en) Systems and methods for identifying medicines deposited in a compartment of a pill box according to a prescription
US9238518B2 (en) Inspection system and method with a control process that inspects different medications
US9334096B2 (en) Multiple inspection system and method that inspects different medications
EP3109623B1 (en) Medicine packet inspection apparatus and method
JPWO2012147907A1 (ja) 薬剤鑑査装置、及び薬剤分包装置
JP5718749B2 (ja) 薬剤監査支援装置
US10435192B2 (en) Multiple inspection system and method that inspects different medications
MX2007005992A (es) Discriminacion automatica de medicamentos durante su despacho.
JP5749978B2 (ja) 薬剤監査支援装置
EP3777813B1 (en) Medicine assessment device and method of detecting boundary recess
JP2008018230A (ja) 分包薬剤の検薬方法と検薬装置
WO2019193912A1 (ja) 薬剤判定装置及び薬剤判定方法
KR20120124235A (ko) 약품 통합 관리 시스템 및 그를 이용한 조제 약품 제공 방법
US20210019886A1 (en) Medicine verification device and medicine verification method
KR102361199B1 (ko) 조제약 자동 검사 시스템 및 검사 방법
JP2000276583A (ja) 薬剤の検査装置及び検査方法
WO2022092130A1 (ja) 種類判別装置、種類判別方法、種類判別プログラム、及び薬剤仕分装置
JP2017058920A (ja) 薬剤監査装置及び方法
JP2016220911A (ja) 調剤監査装置、調剤監査方法、プログラムおよび記録媒体
CN114245870A (zh) 药物剂型的拉曼分析

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5749978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees