JP2012244694A - インバータ発電機の並列運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数基のインバータ発電機を並列運転させるとき、1基の発電機のユーザ操作機器で他の発電機も始動・停止できるようにしたインバータ発電機の並列運転制御装置を提供する。
【解決手段】同一構成の少なくとも1基のインバータ発電機Bと並列運転可能なインバータ発電機Aの並列運転制御装置において、発電機Bがユーザによって操作される機器から送られる起動信号に応じてエンジンを始動して発電を開始した後に発電機Bから送信される並列起動信号の受信を待機し(S102)、発電機Bから送信される並列起動信号を受信したとき、エンジンを始動させ(S104)、発電機Bとの並列出力端子の電圧が所定範囲内にあるか否か判定し(S106)、並列出力端子電圧が所定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する(S112)。
【選択図】図13

Description

この発明は、インバータ発電機の並列運転制御装置に関する。
エンジンで駆動される発電部に巻回される巻線から出力される交流をインバータで直流/交流変換して交流電力を発電するインバータ発電機としては、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許第2996542号公報
この種のインバータ発電機は、ユーザがリモコン・スイッチ(リモートコントロールボックスのスイッチ)などの適宜な機器を操作して始動・停止されるように構成されることから、複数基、例えば2基を接続して並列運転する場合、ユーザは発電機ごとに機器を操作して始動・停止しなければならず、操作が煩瑣であった。
従って、この発明の目的は、上記した課題を解決し、複数基のインバータ発電機を並列運転させるとき、1基の発電機のユーザ操作機器で他の発電機も始動・停止できるようにしたインバータ発電機の並列運転制御装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、エンジンで駆動される発電部に巻回される巻線から出力される交流をインバータで直流/交流変換して交流電力を発電すると共に、同一構成の少なくとも1基のインバータ発電機Bと並列運転可能なインバータ発電機Aの並列運転制御装置において、前記発電機Bがユーザによって操作される機器から送られる起動信号に応じて前記エンジンを始動して発電を開始した後に前記発電機Bから送信される並列起動信号の受信を待機する並列起動信号受信待機手段と、前記発電機Bから送信される並列起動信号を受信したとき、前記エンジンを始動させるエンジン始動手段と、前記発電機Bとの並列出力端子電圧が所定範囲内にあるか否か判定する電圧判定手段と、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する発電開始手段とを備える如く構成した。
請求項2に記載の発明は、前記エンジン始動手段は、前記発電開始手段によって発電が開始された後、前記発電機Bから送信される並列起動信号が受信されなくなったとき、前記エンジンを停止させて発電を停止させる如く構成した。
請求項3に記載の発明は、前記発電機Bとの並列出力端子電圧の周波数が既定範囲内にあるか否か判定する周波数判定手段を備え、前記発電開始手段は、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると共に、前記周波数が既定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する如く構成した。
請求項4に記載の発明は、前記発電機は、前記エンジンで駆動される発電部に巻回される第1、第2、第3巻線にそれぞれ接続されると共に、前記第1、第2、第3巻線から出力される交流をスイッチング素子を用いて直流/交流変換して交流電力を出力する第1、第2、第3インバータと、前記第1、第2、第3インバータの前記スイッチング素子を制御すると共に、相互に通信自在に接続され、前記第1インバータをマスタとして動作させる第1制御部と前記第2、第3インバータをスレーブとして動作させる第2、第3制御部と、前記第1、第2、第3インバータにそれぞれ接続されて前記交流の出力をU相、V相、W相のいずれかとして出力する端子群と前記端子群の中性端子とにそれぞれ直列接続される三相出力端子と、前記端子群に並列接続されると共に、前記中性端子に直列接続される単相出力端子と、前記三相出力端子と単相出力端子とを切り替える切替機構と、ユーザの操作自在に設けられる三相/単相切替スイッチと、前記エンジンの動作を制御すると共に、前記切替スイッチの出力を前記第1、第2、第3制御部に通信し、前記切替スイッチの出力に応じて前記切替機構を動作させて前記三相交流と単相交流のいずれかを出力させるエンジン制御部とを備えると共に、前記第1、第2、第3制御部は、前記第1インバータの出力を基準として前記第2、第3インバータの出力が前記エンジン制御部から通信される前記切替スイッチの出力に応じた三相交流あるいは単相交流となるように前記スイッチング素子のオン・オフを制御するように構成した。
請求項1に記載の発明にあっては、エンジンで駆動される発電部に巻回される巻線から出力される交流をインバータで直流/交流変換して交流電力を発電すると共に、同一構成の少なくとも1基のインバータ発電機Bと並列運転可能なインバータ発電機Aの並列運転制御装置において、発電機Bがユーザによって操作される機器から送られる起動信号に応じてエンジンを始動して発電を開始した後に発電機Bから送信される並列起動信号の受信を待機する並列起動信号受信待機手段と、発電機Bから送信される並列起動信号を受信したとき、エンジンを始動させるエンジン始動手段と、発電機Bとの並列出力端子電圧が所定範囲内にあるか否か判定する電圧判定手段と、並列出力端子電圧が所定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する発電開始手段とを備える如く構成したので、ユーザはユーザによって操作される機器、例えばリモコン・スイッチを介して起動信号を発電機Bに送って発電機Bを起動すれば、発電機Bから発電機Aが起動されることとなり、操作が簡易となり、操作性を大幅に向上させることができる。また、発電機Aにあっては並列出力端子電圧が所定範囲内にあるときに発電を開始するようにしたので、発電機Aと発電機Bを誤動作させることなく、確実に並列運転することができる。
請求項2に記載の発明にあっては、エンジン始動手段は、発電開始手段によって発電が開始された後、発電機Bから送信される並列起動信号が受信されなくなったとき、エンジンを停止させて発電を停止させる如く構成したので、上記した効果に加え、ユーザは操作機器を介しての起動信号の発電機Bへの送信を中止すれば発電機A,Bを停止させることとなり、よって操作が一層簡易となり、操作性を一層向上させることができる。
請求項3に記載の発明にあっては、発電機Bとの並列出力端子電圧の周波数が既定範囲内にあるか否か判定する周波数判定手段を備え、発電開始手段は、並列出力端子の電圧が所定範囲内にあると共に、周波数が既定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する如く構成したので、上記した効果に加え、三相出力の電圧と位相を揃えることが可能となり、よって発電機Aと発電機Bを誤動作させることなく、一層確実に並列運転することができる。
請求項4に記載の発明にあっては、発電機A(および発電機B)は、エンジンで駆動される発電部に巻回される第1、第2、第3巻線から出力される交流をスイッチング素子を用いて直流/交流変換する第1、第2、第3インバータと、スイッチング素子を制御すると共に、相互に通信自在に接続され、第1インバータをマスタとして動作させる第1制御部と第2、第3インバータをスレーブとして動作させる第2、第3制御部と、第1、第2、第3インバータにそれぞれ接続されて前記交流の出力をU相、V相、W相のいずれかとして出力する端子群と前記端子群の中性端子とにそれぞれ直列接続される三相出力端子と、端子群に並列接続されると共に、前記中性端子に直列接続される単相出力端子と、相出力端子と単相出力端子とを切り替える切替機構と、ユーザの操作自在に設けられる三相/単相切替スイッチと、エンジンの動作を制御すると共に、切替スイッチの出力を第1、第2、第3制御部に通信し、切替スイッチの出力に応じて切替機構を動作させて三相交流と単相交流のいずれかを出力させるエンジン制御部とを備えると共に、第1、第2、第3制御部は、第1インバータの出力を基準として第2、第3インバータの出力がエンジン制御部から通信される切替スイッチの出力に応じた三相交流あるいは単相交流となるようにスイッチング素子のオン・オフを制御するように構成したので、上記した効果に加えて、ユーザの操作自在に設けられる切替スイッチの出力に応じて所望の電圧の三相交流と単相交流を選択的かつ確実に出力することができて発電機の出力を十分に利用することができる。
この発明の実施例に係るインバータ発電機を全体的に示すブロック図である。 図1のインバータ発電機のエンジンのクランクケースの平面図である。 図1のインバータ発電機のインバータ部の構成を詳細に示す回路図である。 図1のインバータ発電機のインバータ部の動作を説明する説明図である。 図1のインバータ発電機のフィルタ部の構成を詳細に示す回路図である。 同様に図1のインバータ発電機のフィルタ部の構成を詳細に示す回路図である。 図1のインバータ発電機のエンジン制御部の動作を示す説明図である。 図1のインバータ発電機のインバータ部の制御部の動作をより具体的に示すブロック図である。 図8の構成で使用される基準信号と同期信号を説明するタイム・チャートである。 図7の動作による三相出力から単相出力への切替を示すタイム・チャートである。 図7の動作による単相出力から三相出力への切替を示すタイム・チャートである。 図1に示すインバータ発電機を複数基(具体的には2基)並列運転する場合を示す説明図である。 図12に示す並列運転におけるユーザの準備作業とそれに応じたエンジン制御部からなる並列運転制御装置の動作を示すフロー・チャートである。
以下、添付図面に即してこの発明に係るインバータ発電機を実施するための最良の形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係るインバータ発電機を全体的に示すブロック図である。
図1において符号10は、インバータ発電機であり、後述する発電機A又はBに相当する。インバータ発電機10は、エンジン(内燃機関)12を備え、5kW(交流100Vで50A)程度の定格出力を有する。エンジン12は、ガソリンを燃料とする火花点火式の空冷エンジンである。
エンジン12の吸気管12aにはスロットルバルブ12bとチョークバルブ12cが配置される。スロットルバルブ12bは、ステップ(スロットル)モータ12dに接続される。またチョークバルブ12cもチョークモータ(同様にステップモータからなる)12eに接続される。
エンジン12は、12V程度の容量を有するバッテリ14を備え、ステップモータ12dとチョークモータ12eは、バッテリ14から通電されるとき、スロットルバルブ12bとチョークバルブ12cを駆動して開閉する。エンジン12は、発電部(「ALT」と示す)16を備える。
図2は、図1に示すエンジン12のクランクケース12fの平面図である。
図示の如く、発電部16は、クランクケース12fに固定されたステータ16aと、その回りに回転自在に配置されるフライホイールを兼用するロータ16bからなる。
ステータ16aは、30個の突起を備え、そのうちの27個には3組のU,V,W相からなる三相の出力巻線(メイン巻線)18が巻回されると共に、3個には1組の同様にU,V,Wからなる三相の出力巻線(サブ巻線)20が巻回される。3組の出力巻線18は具体的には18a,18b,18cからなる。
ステータ16aの外側に配置されるロータ16bの内部には、出力巻線18,20と対向するように複数対の永久磁石16b1が径方向に着磁された磁極を交互させて取着される。
発電部16においては、ステータ16aの回りをロータ16bの永久磁石が回転することにより、27個の三相の出力巻線18(より具体的には18a,18b,18c)からU相、V相、W相からなる交流電力が出力(発電)されると共に、3個のサブ巻線20からも同様に各相の交流電力が出力される。
図1に戻って説明を続けると、この実施例に係るインバータ発電機10は、大別すると、発電部16に巻回された出力巻線18と、インバータ部(「INV」と示す)22と、フィルタ部(「Filter」と示す)24と、出力部(「OUT」と示す)26と、エンジン制御部(「ECU」と示す)28と、制御パネル部(「Control Panel」と示す)30を備える。ECU(Electronic Control Unit)は電子制御ユニットを意味し、後述するようにCPUを備える。
図示の如く、この実施例に係るインバータ発電機10において特徴的なことは、3組(3個)の単相インバータ発電機を並列に接続すると共に、その出力から三相交流と単相交流を簡易かつ選択的に出力可能としたことにある。
即ち、インバータ発電機10は、並列接続された第1、第2、第3の出力巻線18a,18b,18cからなる3組の巻線と、第1、第2、第3インバータ22a,22b,22cからなる3組のインバータを備えたインバータ部22と、第1、第2、第3フィルタ24a,24b,24cから3組のフィルタを備えたフィルタ部24と、三相出力端子26eと単相出力端子26fとを備えた出力部26と、エンジン12の動作を制御するエンジン制御部28と、1個の制御パネル部30とを備える。
インバータ部22などは、具体的にはエンジン12の適宜位置に設けられたケース内に収容されたプリントボード上に搭載された半導体チップなどから構成されると共に、制御パネル部30は、エンジン12の適宜位置に設けられる半導体チップとそれに接続されるパネルから構成される。
それぞれ3組からなる出力巻線18とインバータ部22とフィルタ部24と出力部26は、図示の如く、共通する添え字a,b,cを付された組同士が対応して接続されるように構成される。
インバータ部22を構成する第1、第2、第3のインバータ22a,22b,22cは、それぞれ単相2線式のインバータからなると共に、FET(電界効果トランジスタ)とSCR(サイリスタ)一体型のパワーモジュール22a1,22b1,22c1と、32ビットのCPU22a2(第1制御部)、22b2(第2制御部)、22c2(第3制御部)と、発電出力の電圧と電流を検出する電圧・電流センサなどの各種センサ(図示せず)を備える。
図3は、インバータ部22の構成を詳細に示す回路図である。以下、組aを例にとって説明するが、各組の構成は、基本的には同じであるので、組aについての説明は組b,cについても妥当する。
図3に示す如く、パワーモジュール22a1は、3個のSCR(サイリスタ(直流変換用のスイッチング素子))とDI(ダイオード)がブリッジ接続された混合ブリッジ回路22a11と、4個のFET(電界効果トランジスタ(交流変換用のスイッチング素子))がHブリッジ接続されたHブリッジ回路22a12から構成される。
発電部16に巻回された出力巻線18aのU相端子18a1、V相端子18a2、W相端子18a3から出力(発電)された三相の交流電力は、対応する第1インバータ22aに入力され、そのパワーモジュール22a1の混合ブリッジ回路22a11においてSCRとDIの中点に入力される。
混合ブリッジ回路22a11においてSCRのゲートはドライバ回路(図示せず)を介してバッテリ14に接続される。バッテリ14からのドライバ回路を介しての通電(オン。導通(点弧))と通電停止(オフ(非導通))はCPU22a2によって制御される。
即ち、CPU22a2は、電圧・電流センサなどの各種のセンサの出力に基づき、SCRのゲートを目標とする出力電圧に応じた導通角(点弧角)で導通(点弧)し、出力巻線18aから入力される交流を目標とする出力電圧の直流に変換する。
混合ブリッジ回路22a11からの直流出力は、FETのHブリッジ回路22a12に入力される。Hブリッジ回路22a12にあっては、FETがバッテリ14に接続されると共に、CPU22a2によってその通電(オン(導通))と通電停止(オフ(非導通))が制御されることで、入力された直流出力を所定周波数(例えば50Hzあるいは60Hzの商用周波数)の交流に変換する。
図4は、Hブリッジ回路22a12の動作を説明する説明図である。
即ち、CPU22a2は、同図に示す如く、目標とする出力電圧波形の所定周波数(即ち、商用周波数50Hzあるいは60Hz)の基準正弦波(信号波。上部に実線で示す)を生成し、生成された基準正弦波を入力してコンパレータ(図示せず)でキャリア(例えば20kHzの搬送波)と比較してPWM(Pulse Width Modulation。パルス幅変調)信号を生成し、生成されたPWM信号に基づいてHブリッジ回路22a12のFETをオン・オフする。
図4において下部の破線が目標とする出力電圧波形を示す。なお、PWM信号(PWM波形)の周期T(ステップ)は実際には遥かに短いが、理解の便宜のため、同図では誇張して示す。
インバータ部22は、フィルタ部24に接続される。
フィルタ部24は、高調波除去用のLCフィルタ(ローパスフィルタ)24a1,24b1,24c1とノイズ除去用のノイズフィルタ24a2,24b2,24c2を備え、インバータ部22で変換された交流出力は、LCフィルタ24a1,24b1,24c1とノイズフィルタ24a2,24b2,24c2に入力される。高調波やノイズが除去される。
図5にLCフィルタ24a1の回路構成を、図6にノイズフィルタ24a2の回路構成を示す。図示は省略するが、LCフィルタ24b1,24c1とノイズフィルタ24a2,24b2,24c2の回路構成も同様である。
インバータ部22は、フィルタ部24を介して出力部26に接続される。
図1に示す如く、出力部26は、第1インバータ22aに接続されて交流の出力をU相として出力するU相端子26aと、第2インバータ22bに接続されて交流の出力をV相として出力するV相端子26bと、第3インバータ22cに接続されて交流の出力をW相として出力するW相端子26cと、中性のO相端子(中性点)26dとにそれぞれ直列接続される(4線の)三相出力端子26eを備える。
さらに、出力部26は、U相端子26aとV相端子26bとW相端子26cに並列接続されると共に、前記O相端子26dに直列接続される(2線の)単相出力端子26fと、三相出力端子26eと単相出力端子26fとを切り替える切替機構26gとを備える。
三相出力端子26eと単相出力端子26fは、コネクタ(図示せず)などを介して電気負荷32に接続される。
エンジン制御部28は同様に32ビットのCPU28cを備えてエンジン12の動作を制御すると共に、インバータ22a,22b,22cのCPU22a2,22b2,22c2とCAN(Control Area Network)BUS(バス)28aとCANI/F(Interface)28bを通じてCPU22a2,22b2,22c2(第1、第2、第3制御部)通信自在に接続される。前記した出力巻線(サブ巻線)20の出力は、これらCPU22a2,22b2,22c2,28cに動作電源として供給される。
エンジン制御部28はさらに、出力巻線18cを発電機(ジェネレータ)としての動作に加えてエンジン12の始動装置(スタータ)として動作させるスタータ・ジェネレータ・ドライバ(STG DRV)28dを備える。即ち、この実施例においては出力巻線18a,18b,18cのいずれか(例えば出力巻線18c)に通電して発電部16を電動機としても動作させるように構成される。
スタータ・ジェネレータ・ドライバ28dは、DC/DCコンバータ28d1を備える。DC/DCコンバータ28d1は、後述するようにCPU28cの指示に従い、バッテリ14の出力を昇圧して出力巻線18cに通電し、発電部16のロータ16bをステータ16aに対して回転させることでエンジン12を始動する。
エンジン制御部28はさらに、ステータ16aとロータ16bの間に配置された磁気ピックアップからなるパルサ(図示せず)の出力からTDCを検出するTDC検出回路(図示せず)と、出力巻線18cのU端子に接続されてその出力からエンジン12の回転数NEを検出するエンジン回転数検出回路28eを備える。
エンジン制御部28はさらに、通信(COM)I/F28fと、センサ(Sensor)I/F28gと、ディスプレイ(DISP)I/F28hと、SW(スイッチ)I/F28iと、ステップモータ12dを駆動するためのドライバ回路28jと、チョークモータ12eを駆動するためのドライバ回路28kと、点火装置(図示せず)を駆動する点火ドライバ回路28lを備える。
CPU28cは、電気負荷32に供給すべき交流出力に応じて算出される目標回転数となるようにスロットルバルブ12bの開度を決定し、ドライバ回路28jを介してステップモータ12dに供給し、その動作を制御する。
制御パネル部30は、エンジン12と別体に設けられてユーザが持ち歩き可能なリモートコントロールボックス34と、リモートコントロールボックス(以下「リモコン」という)34に無線(あるいは有線)で接続されるリモート(Remote)I/F30aと、LED30bと、LCD30cと、ユーザによって操作自在なインバータ発電機10の運転(始動)・停止やリモートポジションの設定・解除を指示するKEYスイッチ(メインスイッチ)30dと、インバータ発電機10の出力の三相交流と単相交流の間の切替を指示する三相/単相の切替スイッチ30eを備える。
尚、リモコン34は、スタートスイッチ34aとストップスイッチ34bとパイロットランプ34cを有し、ユーザによってスタートスイッチ34aがオンされると起動信号がリモート(Remote)I/F30aを介してエンジン制御部28へ送信されると共に、ストップスイッチ34bがオンされると、起動信号の送信が停止されることで停止指示がなされる。スタートスイッチ34aとストップスイッチ34bが前記したリモコン・スイッチ(ユーザによって操作される機器(ユーザ操作機器))に相当する。
制御パネル部30とエンジン制御部28は、無線(あるいは有線)を介して通信自在に接続され、エンジン制御部28は制御パネル部30のKEYスイッチ30dと切替スイッチ30eの出力をスイッチI/F28iを介して入力し、ディスプレイI/F28hを介して制御パネル部30のLED30bとLCD30cの点滅を制御する。
図7はエンジン制御部30の動作を説明する説明図である。
前記したように所望の電圧の三相交流と単相交流を選択的に出力可能としたことから、この実施例にあってはインバータ部22を3組の単相インバータ(第1、第2、第3インバータ)22a,22b,22cから構成すると共に、エンジン制御部28のCPU28cは、切替スイッチ30eの出力に応じて出力部26の切替機構26gを動作させて三相出力端子と単相出力端子を切り替えるようにした。
また、この実施例にあっては、インバータ部22において3組の単相インバータ22a,22b,22cの一つ、例えば22aをマスタ、残りをスレーブとし、エンジン制御部28のCPU28cからの通信に応じ、3組のCPU22a2,22b2,22c2は、三相交流を出力するとき、同図に示す如く、マスタ側のU相端子26aからの出力を基本としてスレーブ側の26b,26cからのV相、W相出力が位相をそれぞれ120度ずつずらすようにインバータ部22の動作を制御する。
他方、単相交流への切替が指示されていると判断されるとき、CPU28cからの通信に応じ、CPU22a2,22b2,22c2はマスタ側のU相端子26aからの出力を基本としてスレーブ側の26b,26cからのV相、W相出力が位相において一致するようにインバータ部22の動作を制御して単相出力端子26fから単相交流を出力する。
図8はそれら3組のCPU22a2,22b2,22c2の動作をより具体的に示すブロック図、図9は図8の動作で使用される基準信号と同期信号を説明するタイム・チャートである。
図示の如く、マスタ側の第1インバータ22aのCPU22a2は、所定周波数の基準信号(図9に示す)を生成する基準信号生成部22a21と、図4のPWM信号に従ってPWM制御するPWM制御部22a22と、スレーブ側の出力の位相をマスタ側のそれに同期させるための(基準信号に対して所定の位相を有する)同期信号1,2(図9に示す)を生成してCPU22b2,22c2に送信する同期信号制御部22a23と、通信線22dを介して生成された同期信号の送受信(通信)を制御する通信制御部22a24とを備える。
スレーブ側の第2、第3インバータ22b,22cも、基準信号生成部を除くと、同様のPWM制御部22b22,22c22と、同期信号制御部22b23,22c23と、通信制御部22b24,22c24とを備える。
同期信号制御部22a23は、切替スイッチ30eを介して三相交流が指示される(切り替えられる)とき、周波数が所定の場合(図9(a))でも、周波数が例えば低下された場合(同図(b))でも、基準信号に対して常に位相が120度ずつずらされた(換言すれば基準信号に対して所定の位相を有する)同期信号1,2を生成して送信する。
また、単相交流への切替が指示されていると判断されるとき、CPU22a2は、CPU22b2,22c2に通信してU相端子26aからの出力を基本として26b,26cからのV相、W相出力が位相において一致するようにインバータ部22の動作を制御して単相出力端子26fから単相交流を出力させる。
即ち、CPU22a2は、所定周波数の基準信号を生成すると共に、基準信号に対して所定の位相(より正確には同一の位相)を有する同期信号を生成してCPU22b2,22c2に送信し、よってU相端子26aからの出力を基本として26b,26cからのV相、W相出力が位相において一致するようにインバータ部22の動作を制御して単相出力端子26fから単相交流を出力させる。
図10はこの実施例における三相から単相出力への切り替えを示す波形図、図11はその逆の場合の切り替えを示す波形図である。ユーザが制御パネル部30の切替スイッチ30eを操作することにより、図示の如く、所望の電圧の三相交流と単相交流が選択的に出力される。
この発明の特徴は上記したインバータ発電機10を複数基並列運転することにあるので、以下、それについて説明する。
図12は、図1に示すインバータ発電機10を発電機10A,10Bとして複数基(具体的には2基)並列運転する場合を示す説明図である。この実施例において発電機10Bをマスタ、発電機10Aをスレーブとする。発電機10Aと10Bは並列運転用接続ケーブル36で接続されると共に、外部接続線38で接続される。
図13は、図12に示す並列運転におけるユーザの準備作業とそれに応じた発電機10A,10Bのエンジン制御部からなる並列運転制御装置の動作を示すフロー・チャートである。
発電機10B(マスタ機)にあってはS(ステップ)10でユーザによってKEYスイッチ30dがリモートポジションにセットされて処理が開始する。リモートポジションとは、発電機10Bがリモコン34で操作可能な状態を意味する。
次いでS12においてユーザによってリモコン34のスタートスイッチ34aがオンされると、その操作はリモート(Remote)I/F30aを介して発電機10Bのエンジン制御部28へ伝えられ、S14においてエンジン制御部28のCPU28cはエンジン12を始動する。その結果、発電機10BはS16において発電を開始する。
次いでS18において発電機10Bは並列起動信号を生成し、外部通信線38を介して発電機10Aに送信する。
他方、発電機10A(スレーブ機)にあってもS100でユーザによってKEYスイッチ30dをリモートポジションにセットされて処理が開始する。
発電機10Aにあっては、次いでS102において発電機10Bからの並列起動信号の受信を待機し、受信したときはS104に進み、発電機10Aのエンジン12を始動する。
次いでS106において発電機10Aにおいてエンジン制御部28のCPU28cは並列運転用接続ケーブル36の並列出力端子電圧が所定範囲内か、即ち、並列運転可能な出力電圧か否かを判定する。S106で否定されるときはS108に進み、発電機10Aのエンジン12を停止する。
一方、S106で肯定されるときはS110に進み、並列運転用接続ケーブル36の並列出力端子電圧の周波数が既定範囲内か、即ち、図10に示すように三相出力で運転される場合、出力電圧の周波数の位相が一致している否かを判定する。
S110で否定されるときはS108に進む一方、肯定されるときはS112に進み、発電機10Aのエンジン制御部28のCPU28cは発電を開始する。
次いでS114に進み、発電機10Aのエンジン制御部28のCPU28cは発電機10Bから並列起動信号が受信され続けているか否か繰り返し判断し、肯定されるときはS108に進み、発電機10Aのエンジン12を停止する。
上記の如く、この実施例のインバータ発電機10の並列運転制御装置にあっては、エンジン12で駆動される発電部16に巻回される巻線(出力巻線18a,18b,18c)から出力される交流をインバータ22で直流/交流変換して交流電力を発電すると共に、同一構成の少なくとも1基のインバータ発電機B(10B)と並列運転可能なインバータ発電機A(10A)の並列運転制御装置において、前記発電機Bがユーザによって操作される機器(リモコン34のリモコン・スイッチ(スタートスイッチ34a、ストップスイッチ34b))から送られる起動信号に応じてエンジン12を始動して発電を開始した後に前記発電機Bから送信される並列起動信号の受信を待機する並列起動信号受信待機手段(S102)と、前記発電機10Bから送信される並列起動信号を受信したとき、エンジン12を始動させるエンジン始動手段(S104)と、前記発電機Bとの(並列運転用接続ケーブル36の)並列出力端子電圧が所定範囲内にあるか否か判定する電圧判定手段(S106)と、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する発電開始手段(S112)とを備える如く構成したので、ユーザはユーザ操作機器、例えばリモコン34のスタートスイッチ34aを介して起動信号を発電機10Bに送って発電機10Bを起動すれば、発電機10Bから発電機10Aが起動されることとなり、操作が簡易となり、操作性を大幅に向上させることができる。また、発電機10Aにあっては並列出力端子電圧が所定範囲内にあるときに発電を開始するようにしたので、発電機10A,10Bを誤動作させることなく、確実に並列運転することができる。
また、前記エンジン始動手段(S104)は、前記発電開始手段(S112)によって発電が開始された後、前記発電機10Bから送信される並列起動信号が受信されなくなったとき、前記エンジン12を停止させて発電を停止させる如く構成したので、上記した効果に加え、ユーザはユーザ操作機器、例えばリモコン34のストップスイッチ34bを介しての起動信号の発電機10Bへの送信を中止すれば発電機10A,10Bを停止させることなり、よって操作が一層簡易となり、操作性を一層向上させることができる。
また、前記発電機10Bとの並列出力端子電圧の周波数が既定範囲内にあるか否か判定する周波数判定手段(S28)を備え、前記発電開始手段(S30)は、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると共に、前記周波数が既定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する如く構成したので、上記した効果に加え、三相出力の電圧と位相を揃えることが可能となり、よって発電機10A,10Bを誤動作させることなく、一層確実に並列運転することができる。
また、前記発電機10Aが、前記エンジン12で駆動される発電部16に巻回される第1、第2、第3巻線(出力巻線18a,18b,18c)にそれぞれ接続されると共に、前記第1、第2、第3巻線から出力される交流をスイッチング素子を用いて直流/交流変換して交流電力を出力する第1、第2、第3インバータ22a,22b,22cと、前記第1、第2、第3インバータの前記スイッチング素子を制御すると共に、相互に通信自在に接続され(外部接続線38)、前記第1インバータをマスタとして動作させる第1制御部(CPU22a2)と前記第2、第3インバータをスレーブとして動作させる第2、第3制御部(CPU22b2,22c2)と、前記第1、第2、第3インバータにそれぞれ接続されて前記交流の出力をU相、V相、W相のいずれかとして出力する端子群26a,26b,26cと前記端子群の中性端子26dとにそれぞれ直列接続される三相出力端子26eと、前記端子群に並列接続されると共に、前記中性端子に直列接続される単相出力端子26fと、前記三相出力端子と単相出力端子とを切り替える切替機構26gと、ユーザの操作自在に設けられる三相/単相切替スイッチ30hと、前記エンジン12の動作を制御すると共に、前記切替スイッチ30hの出力を前記第1、第2、第3制御部に通信し、前記切替スイッチ30hの出力に応じて前記切替機構26gを動作させて前記三相交流と単相交流のいずれかを出力させるエンジン制御部28とを備えると共に、前記第1、第2、第3制御部は、前記第1インバータの出力を基準として前記第2、第3インバータの出力が前記エンジン制御部から通信される前記切替スイッチの出力に応じた三相交流あるいは単相交流となるように前記スイッチング素子のオン・オフを制御するように構成したので、上記した効果に加えて、(ユーザなどによって操作可能な)切替スイッチの出力に応じて所望の電圧の三相交流と単相交流を選択的かつ確実に出力することができる。また、三相出力端子を構成する端子群に単相出力端子を並列接続するように構成したので、発電機10A(あるいは10B)の出力を十分に利用することができる。
尚、上記においてインバータ発電機を2基並列運転する場合を開示したが、それに限られるものではなく、この発明は3基以上並列運転する場合にも妥当する。
また、インバータ発電機としてインバータを3組備えるものを開示したが、それに限られるものではなく、この発明はエンジンで駆動される発電部に巻回される巻線の出力に基づいて交流電力を発電するインバータを備える発電機であれば、どのようなものであっても良い。
10,10A,10B インバータ発電機、12 エンジン(内燃機関)、14 バッテリ、16 発電部、16a ステータ、16b ロータ、18 出力巻線(メイン巻線。巻線)18a 第1巻線、18b 第2巻線、18c 第3巻線、20 出力巻線(サブ巻線)、22 インバータ部、22a 第1インバータ、22a1 パワーモジュール、22a2 CPU(第1制御部)、22b 第2インバータ、22b1 パワーモジュール、22b2 CPU(第2制御部)、22c 第3インバータ、22c1 パワーモジュール、22c2 CPU(第3制御部)、24 フィルタ部(フィルタ)、26 出力部、26a U相端子、26b V相端子、26c W相端子、26d O相端子、26e 三相出力端子、26f 単相出力端子、26g 切替機構、28 エンジン制御部、28c CPU、30 制御パネル部、30d KEYスイッチ、30e 切替スイッチ、32 負荷(電気負荷)、34 リモートコントロールボックス(リモコン)、34a スタートスイッチ(ユーザによって操作される機器)、34b ストップスイッチ(ユーザによって操作される機器)、34c パイロットランプ、36 並列運転用接続ケーブル

Claims (4)

  1. エンジンで駆動される発電部に巻回される巻線から出力される交流をインバータで直流/交流変換して交流電力を発電すると共に、同一構成の少なくとも1基のインバータ発電機Bと並列運転可能なインバータ発電機Aの並列運転制御装置において、前記発電機Bがユーザによって操作される機器から送られる起動信号に応じて前記エンジンを始動して発電を開始した後に前記発電機Bから送信される並列起動信号の受信を待機する並列起動信号受信待機手段と、前記発電機Bから送信される並列起動信号を受信したとき、前記エンジンを始動させるエンジン始動手段と、前記発電機Bとの並列出力端子電圧が所定範囲内にあるか否か判定する電圧判定手段と、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始する発電開始手段とを備えたことを特徴とするインバータ発電機の並列運転制御装置。
  2. 前記エンジン始動手段は、前記発電開始手段によって発電が開始された後、前記発電機Bから送信される並列起動信号が受信されなくなったとき、前記エンジンを停止させて発電を停止させることを特徴とする請求項1記載のインバータ発電機の並列運転制御装置。
  3. 前記発電機Bとの並列出力端子電圧の周波数が既定範囲内にあるか否か判定する周波数判定手段を備え、前記発電開始手段は、前記並列出力端子電圧が所定範囲内にあると共に、前記周波数が既定範囲内にあると判定されるとき、発電を開始することを特徴とする請求項1記載のインバータ発電機の並列運転制御装置。
  4. 前記発電機は、前記エンジンで駆動される発電部に巻回される第1、第2、第3巻線にそれぞれ接続されると共に、前記第1、第2、第3巻線から出力される交流をスイッチング素子を用いて直流/交流変換して交流電力を出力する第1、第2、第3インバータと、前記第1、第2、第3インバータの前記スイッチング素子を制御すると共に、相互に通信自在に接続され、前記第1インバータをマスタとして動作させる第1制御部と前記第2、第3インバータをスレーブとして動作させる第2、第3制御部と、前記第1、第2、第3インバータにそれぞれ接続されて前記交流の出力をU相、V相、W相のいずれかとして出力する端子群と前記端子群の中性端子とにそれぞれ直列接続される三相出力端子と、前記端子群に並列接続されると共に、前記中性端子に直列接続される単相出力端子と、前記三相出力端子と単相出力端子とを切り替える切替機構と、ユーザの操作自在に設けられる三相/単相切替スイッチと、前記エンジンの動作を制御すると共に、前記切替スイッチの出力を前記第1、第2、第3制御部に通信し、前記切替スイッチの出力に応じて前記切替機構を動作させて前記三相交流と単相交流のいずれかを出力させるエンジン制御部とを備えると共に、前記第1、第2、第3制御部は、前記第1インバータの出力を基準として前記第2、第3インバータの出力が前記エンジン制御部から通信される前記切替スイッチの出力に応じた三相交流あるいは単相交流となるように前記スイッチング素子のオン・オフを制御するように構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインバータ発電機の並列運転制御装置。
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