JP2012244095A - 基板搬送装置及びカラーフィルタ製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上流の基板受け渡し装置の処理時間と律速とならない基板搬送装置を提供する。
【解決手段】基板受け渡し装置と、基板受け取り装置と、基板受け取り装置に基板を受け渡す基板搬送ロボットと、を備え、基板受け渡し装置は、第一の基板を上昇させる第一の基板上昇手段と、第二の基板を上昇させる第二の基板上昇手段と、を有し、基板搬送ロボットは、第一の基板上昇手段で持ち上げられた第一の基板の下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンドと、第二の基板上昇手段で持ち上げられた第二の基板の下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンドと、を有し、基板受け取り装置は、第一のロボットハンドに保持された第一の基板を受け取り、基板を下降させる第一の基板下降手段と、第二のロボットハンドに保持された第二の基板を受け取り、基板を下降させる第二の基板下降手段と、を有することを特徴とする基板搬送装置。
【選択図】図11

Description

本発明は、例えば液晶表示装置に用いられるカラーフィルタガラス基板(以下、基板)を製造するカラーフィルタ製造装置で用いられる基板の受け取り、受け渡しを行う基板搬送装置に関するものである。
図1にカラー液晶表示装置に用いられるカラーフィルタ基板の一例を断面で示す。カラーフィルタ1は、ガラス基板2上にブラックマトリックス(以下、BM)3、レッドRの着色画素(以下、R画素)4−1、グリーンGの着色画素(以下、G画素)4−2、ブルーBの着色画素(以下、B画素)4−3、透明電極5、及びフォトスペーサー(Photo Spacer)(以下、PS)6、バーテイカルアライメント(Vertical Alignment)(以下、VA)7が順次形成されたものである。
上記構造のカラーフィルタの製造方法は、フォトリソグラフィー法、印刷法、インクジェット法を用いることが知られているが、図2は一般的に用いられているフォトリソグラフィー法の工程を示すフロー図である。カラーフィルタは、先ず、ガラス基板上にBMを形成処理する工程(C1)、ガラス基板を洗浄処理する工程(C2)、着色フォトレジストを塗布および予備乾燥処理する工程(C3)、着色フォトレジストを乾燥、硬化処理するプリベーク工程(C4)、露光処理する工程(C5)、現像処理する工程(C6)、着色フォトレジストを硬化処理する工程(C7)、透明電極を成膜処理する工程(C8)、PS、VAを形成処理する工程(C9)がこの順に行われ製造される。
例えば、R画素、G画素、B画素の順に画素が形成される場合には、カラーフィルタ用ガラス基板を洗浄処理する工程(C2)から、着色フォトレジストを硬化処理する工程間(C7)ではレッドR、グリーンG、ブルーBの順に着色フォトレジストを変更して3回繰り返されてR画素、G画素、B画素が形成される。
図3にカラーフィルタ製造装置の一例を示す。図3に示される製造装置11はある特定の1色(例えばR画素)の着色パターンを形成するためのもので、ストッカ装置12と、ストッカ装置から処理装置に投入する搬入装置13と、洗浄装置14と、塗布装置15と、露光装置16と、現像装置17と、ベーク装置18と、基板をストッカ装置に搬出する搬出装置19とを備えている。また、塗布装置15の後には着色フォトレジストの膜厚や塗布ムラを検査する検査装置27が設けられ、現像装置17の後には異物やパターンの欠けを検査する検査装置28が設けられている。上記各工程の処理を行う装置や検査装置は搬送装置(1)21から搬送装置(6)26によって接続されている。更に、R画素、G画素、B画素の3色の画素が形成された後に、搬送装置(6)26の外に設けられた検査装置29や修正装置30によって検査や修正が行われ、その後搬出装置19を経てストッカ装置12に搬出される。尚、搬入装置13からストッカ装置12へ空のカセットが回収され、また、ストッカ装置12は、空のカセットを搬出装置19に供給する。また図示しないが各工程の処理速度の違いを吸収するために一時的に基板を収納するためのバッファ装置が設けられている。
上記カラーフィルタ製造装置において、装置間の基板の受け取り、受け渡しを行う場合の搬送方法の一つにロボットを使用している。基板搬送ロボットは、図3で矢印で示された、搬送ローラー等で基板搬送する装置、基板の一時的な保管をするバッファ装置、感光性樹脂液を塗布する装置、感光性樹脂液を塗布された基板を検査する装置等への基板の受け取り、受け渡しのアクセスを行う場合に用いられる。
図4に上記基板の受け取り、受け渡しに用いられる基板搬送ロボットの一例を示す。一般的に基板搬送ロボットは、基板搬送ロボットの本体51の先端に備えられたロボットハンド52に設けられた基板支持体53によって基板54を支えながら基板の受け取り、受け渡しを行う。
ロボットハンド52に設けられた基板支持体53によって基板54の受け取り、受け渡しを行う場合には、図5に示すように、処理装置55(この場合の処理装置を基板受け渡し装置と呼び、例えば図3の搬送装置(1)21を指す)に基板54を載置した(図5(a))後、基板受けピン56で基板54を矢印57の方向に持上げ、ロボットハンド52が侵入するスペースを確保(図5(b))した後、ロボットハンドを基板の下方で矢印58で示す方向に挿入し、更に矢印59で示す方向に上昇させて基板54を支え、矢印60で示す方向に引き出し(図5(c))、更にロボットハンド52に基板を保持した状態でロボットハンド52を旋回した後、次の処理装置(この場合の処理装置を基板受け取り装置と呼び、例えば図3の洗浄装置14を指す)へ受け渡す。
図5に示すロボットハンドは、1枚の基板54を搬送するシングルタイプのものであるが、ハンドを2つ持つ2枚同時搬送可能なダブルハンドタイプのものが、使われるようになってきた。
特開2003−179119号公報
上記従来のシングルタイプのロボットハンドの場合には、ロボットハンドの挿入・引き出し動作や旋回動作は、基板の保持が困難になることや、基板の傷つき、破損の発生の観点から、一定速度以上の速度で動作させることが出来ない。
図6は、基板受け渡し装置の動作タイミングを示す図(a1)と、受け渡す基板を受け取り装置に搬送する搬送ロボットの動作タイミングを示す図(b)である。符号62は基板が基板受け渡し装置に載置された後、基板受け渡し装置の基板受けピンで基板を上昇させ、ロボットハンドが侵入するスペースを確保するまでのタイミングを示す。符号63はロボットハンドが基板受け渡し装置内の基板の下方に挿入し、更にロボットハンドが上昇して基板を保持し、保持した状態で基板受け渡し装置の外に基板を引き出すまでのタイミングを示す。尚、符号64はロボットハンドが基板を保持した状態で旋回し次の基板受け取り装置に基板を引き渡した後、再度旋回して基板受け渡し装置に挿入される直前までの時間を示す。この場合、図6(a)に示す基板受け渡し装置が1枚の基板を処理する時間T(基板受け渡し装置の基板処理動作時間と呼ぶ)よりも、図6(b)に示す基板搬送ロボットが1枚の基板を基板受け渡し装置から基板受け取り装置へ受け渡す時間T´(基板搬送ロボットの基板処理動作時間と呼ぶ)が長い(T<T´)場合、基板搬送ロボットの基板処理動作時間が律速となり、その結果、基板受け渡し装置の基板処理動作は基板受け渡し装置の本来の処理動作タイミングから、図6(a2)に示す矢印65−1〜65−5に示すような動作タイミングになってしまい、基板受け渡し装置の動作を一時待機させざるを得なくなり、その結果、基板受け渡し装置の基板処理動作時間が長くなり、生産効率が低下してしまうといった問題が発生してしまう。
また、上記ダブルハンドタイプの場合でも、2つのハンドの上昇動作は同時に行われているが、挿入と引き出し動作は独立して行っているため、従来の基板搬送ロボットの基板
処理動作時間が上流の基板受け渡し装置の処理時間に間に合わず、基板搬送ロボットの処理が律速となって、生産効率が低下してしまうといった問題があった。
これを解決するためには、基板搬送ロボットを並列配置したり、製造装置の設計の見直しを行う必要が有る。その場合には、基板搬送ロボットの設置面積を広くする必要があり、またそれに伴う設備費用の増大といった問題が発生していた。
そこで本発明は上記問題に鑑みて、基板の受け取り時間を短縮して、上流の基板受け渡し装置の処理時間と律速とならない基板搬送装置、及び該基板搬送装置を有するカラーフィルタ製造装置を提供することを目的とする。
そこで本発明の請求項1に係る発明は、処理装置間で基板の受け渡し、受け取りを行う基板搬送装置であって、
基板受け渡し装置と、基板受け取り装置と、基板受け取り装置に基板を受け渡す基板搬送ロボットと、を備え、
基板受け渡し装置は、第一の基板を上昇させる第一の基板上昇手段と、第二の基板を上昇させる第二の基板上昇手段と、を有し、
基板搬送ロボットは、第一の基板上昇手段で持ち上げられた第一の基板の下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンドと、第二の基板上昇手段で持ち上げられた第二の基板の下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンドと、を有し、
基板受け取り装置は、第一のロボットハンドに保持された第一の基板を受け取り、基板を下降させる第一の基板下降手段と、第二のロボットハンドに保持された第二の基板を受け取り、基板を下降させる第二の基板下降手段と、を有することを特徴とする基板搬送装置である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記第一のロボットハンドと第二のロボットハンドは同期して動作することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置である。
本発明の請求項3に係る発明は、処理装置間で基板の受け渡し、受け取りを行う基板搬送装置を備えたカラーフィルタ製造装置であって、
基板搬送装置は、基板受け渡し装置と、基板受け取り装置と、基板受け取り装置に基板を受け渡す基板搬送ロボットと、を備え、
基板受け渡し装置は、第一の基板を上昇させる第一の基板上昇手段と、第二の基板を上昇させる第二の基板上昇手段と、を有し、
基板搬送ロボットは、第一の基板上昇手段で持ち上げられた第一の基板の下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンドと、第二の基板上昇手段で持ち上げられた第二の基板の下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンドと、を有し、
基板受け取り装置は、第一のロボットハンドに保持された第一の基板を受け取り、基板を下降させる第一の基板下降手段と、第二のロボットハンドに保持された第二の基板を受け取り、基板を下降させる第二の基板下降手段と、を有することを特徴とするカラーフィルタ製造装置である。
本発明の基板搬送装置、及びカラーフィルタ製造装置によれば、基板を上流装置から下流装置へ受け渡しと受け取りを行う場合に、基板搬送ロボットの処理時間が上流の基板受け渡し装置の処理時間に対して遅れることを防ぐことが可能となり、その結果、カラーフィルタ製造装置の生産効率の低下を防ぐことが出来る。
カラーフィルタ基板の一例を断面で示す図。 一般的に用いられているフォトリソグラフィー法によるカラーフィルタ層の製造工程を示すフロー図。 カラーフィルタ製造装置の一例を示す図。 基板搬送ロボットの一例を示す図。 基板の受け渡し、受け取りを行う場合の一例を示す図。 (a1)は基板受け渡し装置の動作タイミングを示す図。(b)は受け渡す基板を受け取り装置に搬送する搬送ロボットの動作タイミングを示す図(a2)は結果としての基板受け渡し装置の動作タイミングを示す図。 本発明に係る基板搬送装置の構成を示す図。 本発明に係る基板受け渡し装置の概略図。(a)は側面から見た図。(b)は正面から見た図。(c)は基板の下方にロボットハンドが挿入された状態を示す図。 本発明に係る基板搬送ロボットの概略構成を示す図。(a)は側面から見た図。(b)は上面から見た図。 本発明に係る基板受け取り装置の概略図。(a)は側面から見た図。(b)は正面から見た図。 本発明の基板搬送装置によって、基板の受け渡し、受け取りが行われる場合の動作フローを示す図。 (a)は基板受け渡し装置の動作タイミングを示す。(b)は基板搬送ロボットの動作タイミングを示す。 本発明による基板搬送装置を適用したカラーフィルタ製造装置の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明に係る基板搬送装置を実施するための形態を説明する。
図7は本発明に係る基板搬送装置の概略構成を示す図である。基板搬送装置70は処理工程の上流に位置する基板受け渡し装置71と、基板を基板受け渡し装置71から受け取る基板受け取り装置73と、基板受け渡し装置71と基板受け取り装置73の間で基板を搬送する基板搬送ロボット73で構成される。
図8は基板受け渡し装置71の一例を示す概略図である。図8(a)は基板受け渡し装置71を側面から見た図で、図8(b)は受け渡し装置71を正面から見た図である。受け渡し装置71は上流の基板処理装置から搬送された第一の基板80aを上昇させる第一の基板上昇手段である複数の第一の上昇ピン71−1aと、上流の基板処理装置から上記第一の基板80aの次に搬送された第二の基板80bを上昇させる第二の上昇手段である複数の第二の上昇ピン71−1bと、を有している。上昇ピン71−1aと上昇ピン71−1bはベース台71−3a及びベース台71−3bにその一部が埋め込まれている。また、基板受け渡し装置71には搬送ローラ71−2a及び搬送ローラ71−2bが備えられており、該搬送ローラによって上昇ピン71−1aと上昇ピン71−1bが設けられた位置まで基板80a及び基板80bは搬送される。複数の上昇ピン71−1aと複数の上昇ピン71−1bは、上昇した際に上記搬送ローラ71−2a及び搬送ローラ71−2bローラと干渉しないように設けられている。基板80a及び基板80bを受け渡す際には、上昇ピン71−1aと上昇ピン71−1bが矢印74a及び矢印74bで示す方向に上昇し、基板80a、基板80bを上昇させる。上昇ピン71−1aと上昇ピン71−1bを上昇させるには、例えば図示しないエアシリンダーを用いることが出来る。上昇ピン71−1aと上昇ピン71−1bで上昇された基板80a及び基板80bの下方には後で述べる搬送ロボットのロボットハンドが挿入される。尚、基板受け渡し装置71は基板を処理する処理装置内、もしくは処理装置外に設けても良い。
図9は基板搬送ロボット72の一例を示す概略図である。図9(a)は基板搬送ロボット72を側面から見た図で、図9(b)は上面から見た図である。基板搬送ロボット72は基板受け渡し装置71と基板受け取り装置73の間で基板を搬送するもので、ロボットベース台72−3上に支えられたロボット本体72−4の上部に設けられ、上記図8に示される第一の上昇ピン71−1aで持ち上げられた第一の基板80aの下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンド72−1と、上記第二の上昇ピン71−1bで持ち上げられた第二の基板80bの下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンド72−2と、を有している。第一のロボットハンド72−1と、第二のロボットハンド72−2の上面には、基板を保持しやすくするために複数の基板支持体72−4a及び72−4bが設けられている。更に第一のロボットハンド72−1と、第二のロボットハンド72−2は、矢印72−5aに示す方向と矢印72−5bに示す方向に駆動され、ロボットハンドは挿入・引き出しと旋回を行うことが出来る。
図10は基板受け取り装置73の一例を示す概略図である。図10(a)は基板受け取り装置73を側面から見た図で、図10(b)は正面から見た図である。基板受け取り装置73は第一のロボットハンド72−1に保持された第一の基板80aを受け取った後、第一の基板80aを矢印75aで示す方向に下降させる第一の基板下降手段である複数の第一の下降ピン73−1aと、第二のロボットハンド72−2に保持された第二の基板80bを受け取った後、第二の基板80bを下降させる第二の基板下降手段である複数の第二の下降ピン73−1bと、を有している。下降ピン73−1aと下降ピン73−1bは、下降した際にはベース台73−3a及びベース台73−3bにその一部が沈み込んだ状態となる。下降ピン73−1aと下降ピン73−1bに載置された第一の基板80a及び第二の基板80bは下降ピン73−1aと下降ピン73−1bが下降することによって、搬送ローラ73−2a及び搬送ローラ73−2b上に載せ替えられた後に、該搬送ローラによって次の処理装置(基板受け取り装置73の下流に位置する処理装置)に搬送される。複数の下降ピン73−1aと複数の下降ピン73−1bは、上記搬送ローラ73−2a及び搬送ローラ73−2bと干渉しないように設けられている。下降ピン73−1aと下降ピン73−1bを下降させるには、例えば図示しないエアシリンダーを用いることが出来る。尚、基板受け取り装置73は基板を処理する処理装置内、もしくは処理装置外に設けても良い。
図11は本発明による基板搬送装置によって、基板の受け渡し、受け取りを行う場合の動作フローを示す図である。図11の動作フロー図と、基板受け渡し装置71を示す図8と、基板搬送ロボット72を示す図9と、基板受け取り装置73を示す図10と、を用いて基板の受け渡し、受け取りの動作フローを説明する。
先ず、基板受け渡し装置内の搬送ローラ71−2a、71−2bに載置された基板80a、80bを上昇ピン71−1a、上昇71−1bで上昇(S1)させた後、基板搬送ロボット72の2本のロボットハンド72−1a、ロボットハンド72−1bを同時に基板80a、80bの下方に挿入する(S2)。次に、2本のロボットハンド72−1a、72−1bを同時に上昇(S3)させた後、2本のロボットハンド72−1a、72−1bに基板を保持した状態で基板板受け渡し装置71の外に同時に引き出す(S4)。基板を保持した2本のロボットハンド72−1a、72−1bを同時に旋回し(S5)、その後基板を保持した2本のロボットハンド72−1a、72−1bを基板受け取り装置73に同時に挿入する(S6)。次に、2本のロボットハンド72−1a、72−1bに載置された基板80a、80bを基板受け取り装置73の下降ピン73−1aと下降ピン73−1bに載せ替え(S7)、基板受け取り装置73の下降ピン73−1aと下降ピン73−1bを下降して基板を搬送ローラ73−2a、73−2bに載せる(S8)。更に搬送ローラ73−2a、73−2bに載置された基板を下流の処理装置に搬送して(S9)、基板の受け渡しを終了する(S10)。
図12は、基板受け渡し装置71の動作タイミング(a)と基板搬送ロボット72の動作タイミング(b)を示す図である。図12(a)に示されるA1、A2、A3は基板受け渡し装置71の上昇ピン71−1a(図8参照)に基板80aを載置した後、ピンで基板を上昇させ、ロボットハンド72−1a(図9参照)が侵入するスペースを確保するまでのタイミングを示す。同様に図12(a)に示されるB1、B2、B3は基板受け渡し装置71の上昇ピン71−1b(図8参照)に基板80bを載置した後、ピンで基板を上昇させ、ロボットハンド72−1b(図9参照)が侵入するスペースを確保するまでのタイミングを示す。また、図12(b)に示されるC1、C2、C3は搬送ロボット72のロボットハンド72−1a、及びロボットハンド72−1b(図9参照)が基板受け渡し装置71内で上昇ピン71−1aに載置された基板80aと、上昇ピン71−1bに載置された基板80bの下方に挿入し、更にロボットハンド72−1a、及びロボットハンド72−1bが上昇して基板を保持し、保持した状態で基板受け渡し装置71の外に引き出すまでのタイミングを示す。即ち、基板受け渡し装置71内のA1とB1における2枚の基板は、基板搬送ロボット72のC1のタイミングで基板受け渡し装置71の外に引き出される。同様に、基板受け渡し装置71内のA2とB2における2枚の基板は、基板搬送ロボット72のC2のタイミングで基板受け渡し装置71の外に引き出される。基板受け渡し装置71内のA3とB3における2枚の基板は、搬送ロボット72のC3のタイミングで基板受け渡し装置71の外に引き出される。図12(b)に示すこの場合の基板搬送ロボット72の基板処理動作時間T´´は本来の基板搬送ロボット72の基板処理動作時間T´よりも長く取ることが出来る。言い換えれば、基板搬送ロボット72の基板処理動作時間T´´は基板受け渡し装置71の基板処理動作時間2Tの時間内に収まるため、律速となることはなく、生産効率の低下を防ぐことが出来る。
このように本発明の基板搬送装置は、基板受け渡し装置及び基板受け取り装置には第一の基板と、第二の基板を上昇及び下降する手段を設け、基板搬送ロボットにはダブルのロボットハンドを用いるといった単純な装置構成であるため、設置面積の抑制と、設備費用の増大を抑制する効果がある。
図13は、上記本発明による基板搬送装置を適用したカラーフィルタ製造装置の一例を示す図である。基板搬送装置は、例えば搬送ローラー等で基板搬送する装置(搬送装置(1)121〜搬送装置(6)126、図示しない基板を一時的に保管する図示しないバッファ装置、感光性樹脂液が塗布された基板を検査する検査装置127や他の検査装置128や検査装置129、修正装置130等への基板の受け渡しを行う場合等各処理装置間で広く用いることが出来、その結果、カラーフィルタ製造装置全体の生産効率の低下を抑制することが出来る。
以上のように本発明による基板搬送装置及びカラーフィルタ製造装置によれば、基板を上流装置から受け渡し下流装置が受け取る場合に、基板搬送ロボットの基板処理時間は上流の基板引渡し装置の基板処理時間内に収めることが出来、律速となることを防ぐことが可能となり、その結果、設置面積をの増大や、設備費用の増大を抑制することが出来る。
1・・・カラーフィルタ
2・・・ガラス基板
3・・・ブラックマトリックス
4−1・・・レッドRの着色画素
4−2・・・グリーンGの着色画素
4−3・・・ブルーBの着色画素
5・・・透明電極
6・・・フォトスペーサー
7・・・バーテイカルアライメント
11・・・カラーフィルタ製造装置
12・・・ストッカ装置
13・・・搬入装置
14・・・洗浄装置
15・・・塗布装置
16・・・露光装置
17・・・現像装置
18・・・ベーク装置
19・・・搬出装置
21〜26・・・搬送装置(1)〜搬送装置(6)
27〜29・・・検査装置
30・・・修正装置
51・・・基板搬送ロボットの本体
52・・・ロボットハンド
53・・・基板支持体
54・・・基板
55・・・処理装置(基板受け渡し装置)
56・・・基板受けピン
57・・・基板を持ち上げる方向を示す矢印
58・・・ロボットハンドを基板の下方に挿入する方向を示す図
59・・・ロボットハンドを上昇させる方向を示す矢印
60・・・ロボットハンドを引き出す方向を示す矢印
62・・・基板受け渡し装置のロボットハンド侵入スペース確保までのタイミング
63・・・ロボットハンドの基板受け渡し装置への挿入から引き出すまでのタイミング
64・・・ロボットハンドの旋回から基板受け渡し装置に挿入される直前までの時間
65−1〜5・・・基板受け渡し装置の本来の処理動作タイミングから実際の処理動作タイミングに変わることを示す矢印
70・・・基板搬送装置
71・・・基板受け渡し装置
71−1a・・・基板受け渡し装置の第一の上昇ピン
71−1b・・・基板受け渡し装置の第二の上昇ピン
71−2a、2b・・・基板受け渡し装置の搬送ローラ
71−3a、3b・・・基板受け渡し装置ベース台
72・・・基板搬送ロボット
72−1・・・第一のロボットハンド
72−2・・・第二のロボットハンド
72−3・・・ロボットベース台
72−4・・・ロボット本体
72−4a、4b・・・基板支持体
72−5a、5b・・・ロボットハンドの移動方向を示す矢印
73・・・基板受け取り装置
73−1a・・・基板受け取り装置の第一の下降ピン
73−1b・・・基板受け取り装置の第二の下降のピン
73−2a、2b・・・基板受け取り装置の搬送ローラ
73−3a、3b・・・基板受け取り装置のベース台
74a、74b・・・ピン71−1aとピン71−1bが上昇する方向を示す矢印
80a・・・第一の基板
80b・・・第二の基板
121〜126・・・搬送装置
127〜129・・・検査装置
130・・・修正装置

Claims (3)

  1. 処理装置間で基板の受け渡し、受け取りを行う基板搬送装置であって、
    基板受け渡し装置と、基板受け取り装置と、基板受け取り装置に基板を受け渡す基板搬送ロボットと、を備え、
    基板受け渡し装置は、第一の基板を上昇させる第一の基板上昇手段と、第二の基板を上昇させる第二の基板上昇手段と、を有し、
    基板搬送ロボットは、第一の基板上昇手段で持ち上げられた第一の基板の下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンドと、第二の基板上昇手段で持ち上げられた第二の基板の下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンドと、を有し、
    基板受け取り装置は、第一のロボットハンドに保持された第一の基板を受け取り、基板を下降させる第一の基板下降手段と、第二のロボットハンドに保持された第二の基板を受け取り、基板を下降させる第二の基板下降手段と、を有することを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記第一のロボットハンドと第二のロボットハンドは同期して動作することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 処理装置間で基板の受け渡し、受け取りを行う基板搬送装置を備えたカラーフィルタ製造装置であって、
    基板搬送装置は、基板受け渡し装置と、基板受け取り装置と、基板受け取り装置に基板を受け渡す基板搬送ロボットと、を備え、
    基板受け渡し装置は、第一の基板を上昇させる第一の基板上昇手段と、第二の基板を上昇させる第二の基板上昇手段と、を有し、
    基板搬送ロボットは、第一の基板上昇手段で持ち上げられた第一の基板の下方に挿入して基板を保持する第一のロボットハンドと、第二の基板上昇手段で持ち上げられた第二の基板の下方に挿入して基板を保持する第二のロボットハンドと、を有し、
    基板受け取り装置は、第一のロボットハンドに保持された第一の基板を受け取り、基板を下降させる第一の基板下降手段と、第二のロボットハンドに保持された第二の基板を受け取り、基板を下降させる第二の基板下降手段と、を有することを特徴とするカラーフィルタ製造装置。
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