JP2012239123A - 映像データ送信装置及び受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非圧縮映像信号の長距離伝送における受信品質を改善する。
【解決手段】映像データ送信装置1−1の同期信号抽出回路2は、非圧縮映像信号フレームの映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離し、誤り訂正付加回路3は、映像データを含むデータ部分に誤り訂正符号を付加し、10G−SDIフレーム構成回路5は、誤り訂正符号が付加されたデータ部分に同期信号データを追加して、非圧縮映像信号フレームの形式に従う非圧縮映像信号フレームを再構成する。映像データ受信装置14−1の誤り訂正回路17は、この誤り訂正符号を利用して誤り訂正処理を行う。非圧縮映像信号のスタッフィングデータ領域を利用し誤り訂正符号を付加することにより、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することができる。
【選択図】図1
【解決手段】映像データ送信装置1−1の同期信号抽出回路2は、非圧縮映像信号フレームの映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離し、誤り訂正付加回路3は、映像データを含むデータ部分に誤り訂正符号を付加し、10G−SDIフレーム構成回路5は、誤り訂正符号が付加されたデータ部分に同期信号データを追加して、非圧縮映像信号フレームの形式に従う非圧縮映像信号フレームを再構成する。映像データ受信装置14−1の誤り訂正回路17は、この誤り訂正符号を利用して誤り訂正処理を行う。非圧縮映像信号のスタッフィングデータ領域を利用し誤り訂正符号を付加することにより、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像データを送信する装置及び受信する装置に関し、特に、スーパーハイビジョン(SHV)等の大容量映像信号を構成する複数のシリアルデジタル信号により伝送する映像伝送システムにおいて、SMPTEで規格化されているフレーム構成についての受信信号の品質を改善する技術に関する。
近年、ハイビジョン(登録商標)を超える超高精細映像として、デジタルシネマ及びスーパーハイビジョン(SHV)が開発されている。従来のハイビジョン映像では、スタジオ内の機器間、スタジオ間等で放送素材を伝送するための非圧縮信号インターフェースとして、1.5G−SDIが規定されている(非特許文献1,2,3を参照)。1.5G−SDIでは、伝送速度が1.5Gbps程度であり、安価な同軸ケーブルまたは光複合ケーブルを用いて信号を伝送することができる。また、生放送の中継現場から放送局までの間の伝送等に適用することを目的とした1.5G−SDI信号の長距離光伝送用機器も実用化されている。
その後、超高精細映像においても、生放送の中継等のように放送素材の伝送のために用いる場合には遅延が少ないことが求められ、超高精細映像用の非圧縮信号インターフェースとして、1.5G−SDIを2本使用するDual Link 1.5G−SDI(非特許文献4を参照)、10.692Gbpsの伝送速度を持つ10G−SDIが規定されている(非特許文献5を参照)。デジタルシネマ及びSHVは、複数系統のDual Link 1.5G−SDIまたは10G−SDIで伝送される。例えば、RGB全ての画素についてSHVの解像度(7680×4320)を有するフル解像度SHV信号は、72Gbpsの映像信号と補助データを含めると、10G−SDI信号では8系統(Dual Link 1.5G−SDI信号では32系統)で構成される。
このような非圧縮信号インターフェースである1.5G−SDI(Dual link 1.5G−SDI)及び10G−SDIは、放送用機器間等の短距離伝送を想定したものであり、巡回符号(CRCC)による誤り検出機能を有する。
しかしながら、デジタルシネマ及びSHVが実用化される際には、例えば放送局間または中継現場から放送局までの間では、長距離の光ファイバによる伝送または無線による非圧縮伝送が想定される。そのため、受信した映像信号の劣化を改善する手法が求められる。
従来、大容量の非圧縮映像信号を10Gbps程度の信号速度で伝送する装置が提案されている。その装置の例を以下の(1)〜(4)に示す。
(1)第1の装置は、SMPTEで規格化された10G−SDIを実装した装置であり、フル解像度SHV信号(映像情報量:約72Gbps)を伝送する際に、8系統の10G−SDI信号を波長多重して光伝送する(非特許文献6を参照)。
(2)第2の装置は、公衆光通信網を介して非圧縮映像信号を伝送する装置であり、32系統のDual link 1.5G−SDI信号で構成されるSHV信号を、4系統ずつOC−192フレームに収容して伝送する(特許文献1を参照)。
(3)第3の装置は、複数の1.5G−SDI信号をIPパケット化した後、10GbEまたはOC−192フレームに収容して伝送する(非特許文献7を参照)。
(4)第4の装置は、誤り訂正符号を付加した最大6本の1.5G−SDI信号を10Gbpsの独自フレームへ収容して伝送する(非特許文献8を参照)。この場合、受信信号の品質を改善することができ、無線にて非圧縮映像信号を伝送することができる。
(1)第1の装置は、SMPTEで規格化された10G−SDIを実装した装置であり、フル解像度SHV信号(映像情報量:約72Gbps)を伝送する際に、8系統の10G−SDI信号を波長多重して光伝送する(非特許文献6を参照)。
(2)第2の装置は、公衆光通信網を介して非圧縮映像信号を伝送する装置であり、32系統のDual link 1.5G−SDI信号で構成されるSHV信号を、4系統ずつOC−192フレームに収容して伝送する(特許文献1を参照)。
(3)第3の装置は、複数の1.5G−SDI信号をIPパケット化した後、10GbEまたはOC−192フレームに収容して伝送する(非特許文献7を参照)。
(4)第4の装置は、誤り訂正符号を付加した最大6本の1.5G−SDI信号を10Gbpsの独自フレームへ収容して伝送する(非特許文献8を参照)。この場合、受信信号の品質を改善することができ、無線にて非圧縮映像信号を伝送することができる。
ITU−R BT.1120、国際電気通信連合(ITU)
SMPTE 292、米国映画テレビ技術者協会規格
BTA S004、ARIB規格
SMPTE 372、米国映画テレビ技術者協会規格
SMPTE 435、米国映画テレビ技術者協会規格
中村円香他、「フル解像度スーパーハイビジョン用機器間光インターフェースの試作」、映像情報メディア学会技術報告、Vol.33、No.32、pp.5−8、2009
「IP/MPLSネットワーク上での非圧縮HD伝送技術」、放送技術、Vol.57、No.11、pp.1369−1374、2004
岡部聡他、「HD−SDI信号多重伝送用10Gbps誤り訂正符号化装置の開発」、映像情報メディア学会技術報告、Vol.33、No.9、BCT2009−28、IDY2009−37、 pp.13−19、2009
しかしながら、前記(1)に示した第1の装置は、放送機器間の短距離伝送への適用を想定したものであるため、CRCCによる誤り検出機能しか有しておらず、誤りを検出することはできるが、誤りを訂正することはできない。したがって、この装置では、長距離伝送用に対応するための更なる受信品質の向上が難しいという問題があった。
また、前記(2)に示した第2の装置は、OC−192フレームに誤り訂正符号を付加し、OTNフレームを構成することができるというメリットがある。一方、番組素材用の映像伝送システムの場合、HD−SDI信号または10G−SDI信号のような映像信号のクロックを分周逓倍して同期クロックを生成し、この生成した同期クロックを送受信機に用いることで、ジッタを最低限に抑えることが望ましいとされている。しかし、この装置では、OC−192及び10G−SDI信号のクロックが非同期であるため、ジッタが発生しやすいというデメリットがある。したがって、この装置では、番組素材用の映像伝送システムに適用することができないという問題があった。
また、前記(3)に示した第3の装置は、伝送データをIPパケット化することにより、誤り訂正及び経路制御が可能になるというメリットがある。しかし、バッファサイズが大きいため、遅延時間が大きくなり、第2の装置と同様に、IPパケットのクロックが非同期であるため、ジッタが発生しやすいというデメリットがある。したがって、この装置も、番組素材用の映像伝送システムに適用することができないという問題があった。
また、前記(4)に示した第4の装置は、無線伝送を可能とする2種類の誤り訂正を付加した方式であるため、品質改善能力は高いというメリットがある。しかし、専用の独自フレームを採用するため、その独自フレームに10G−SDIのデータを全て収容することができないというデメリットがある。したがって、この装置では、超高精細映像用の規格化された非圧縮信号インターフェースに適用することができないという問題があった。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、規格化された非圧縮映像信号に誤り訂正符号を付加することにより、受信品質を改善することが可能な映像データ送信装置及び受信装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明による映像データ送信装置は、非圧縮映像信号を送信する映像データ送信装置において、非圧縮映像信号を入力し、前記非圧縮映像信号から、映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離する同期信号抽出回路と、前記映像データを含むデータ部分に誤り訂正符号を付加する誤り訂正付加回路と、前記誤り訂正符号が付加されたデータ部分に前記同期信号データを追加し、前記非圧縮映像信号のフレーム形式に従う新たな非圧縮映像信号を再構成するフレーム構成回路と、前記再構成された新たな非圧縮映像信号を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による映像データ送信装置は、前記誤り訂正付加回路が、前記映像データを含むデータ部分を、スクランブル処理されている第1の映像データ、符号化されている第2の映像データ、及び水平補助データを含む補助データに分離する映像信号分離回路と、前記第1の映像データをデスクランブル処理するデスクランブラと、前記第2の映像データを圧縮する圧縮部と、前記デスクランブル処理された第1の映像データ、前記圧縮された第2の映像データ、及び前記補助データを多重化してパケット化する多重部と、前記多重部により生成されたパケット毎に、パリティデータを誤り訂正符号として付加する誤り訂正符号化回路と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明による映像データ送信装置は、前記非圧縮映像信号が10G−SDI規格で定める信号であり、前記圧縮部が、前記第2の映像データを8B/10B復号する8B/10B復号部である、ことを特徴とする。
また、本発明による映像データ送信装置は、前記非圧縮映像信号がDual link 1.5G−SDI規格で定める信号であり、前記圧縮部が、前記第2の映像データにおけるDual linkのパリティビットを所定数削除するパリティビット削除部である、ことを特徴とする。
さらに、本発明の映像データ受信装置は、前記映像データ送信装置によって送信された非圧縮映像信号を受信する映像データ受信装置であって、前記受信した非圧縮映像信号から、受信映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離する同期信号検出回路と、前記受信映像データを含むデータ部分に付加された誤り訂正符号を用いて、誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と、前記誤り訂正処理が行われたデータ部分及び前記同期信号データを、前記非圧縮映像信号のフレーム形式に従って多重化し、元の非圧縮映像信号を生成する再フレーム化回路と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の映像データ受信装置は、前記誤り訂正回路が、前記受信映像データを含むデータ部分における誤り訂正符号を復号し、第1の受信映像データ、第2の受信映像データ、及び水平補助データを含む補助データに分離する誤り訂正復号回路と、前記第1の受信映像データをスクランブル処理するスクランブラと、前記第2の受信映像データを復元する復元部と、前記スクランブル処理した第1の受信映像データ、前記復元した第2の受信映像データ、及び前記補助データを多重化して合成する合成回路と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の映像データ受信装置は、前記非圧縮映像信号が10G−SDI規格で定める信号であり、前記復元部が、前記第2の受信映像データを8B/10B符号化する8B/10B符号部である、ことを特徴とする。
また、本発明の映像データ受信装置は、前記非圧縮映像信号がDual link 1.5G−SDI規格で定める信号であり、前記復元部が、前記第2の受信映像データにおけるDual linkのパリティビットを所定数付加するパリティビット付加部である、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、規格化された非圧縮映像信号に誤り訂正符号を付加することにより、受信品質を改善することができる。また、非圧縮映像信号の圧縮処理により、非圧縮映像信号からスタッフィングデータ領域を確保し、このスタッフィングデータ領域に誤り訂正符号を付加することで、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することができる。したがって、規格化された非圧縮映像信号において、長距離伝送における受信品質の改善を図ることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。本発明は、非圧縮映像信号のデータを送受信する装置に関するものである。10G−SDI等の非圧縮映像信号については、光モジュールを用いた場合であっても、直流成分を可能な限り伝送しないことで安定な伝送を可能にするために、補助データが挿入され、一部の有効映像データに8B/10B符号化したデータが用いられている。また、10Gbpsの光モジュールの送受信特性が補償される伝送速度の範囲に合わせるために、多くのスタッフィングビットが挿入されている。そこで、本発明は、非圧縮映像信号におけるスタッフィングデータ領域に余裕があることに着目したものであり、スタッフィングデータ領域を利用して誤り訂正符号を付加することにより、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することを特徴とする。
まず、実施例1について説明する。実施例1は、8系統の10G−SDIで構成されたUHDTV信号(7680×4320画素、RGB4:4:4、量子化ビット数12ビット、フレーム周波数60Hzまたは60/1.001Hz、順次走査)を送受信する映像データ送信装置及び受信装置の例である。
〔映像データ送信装置〕
図1は、実施例1による映像データ送信装置(以下、「送信装置」という。)の構成を示すブロック図である。同期した8系統の10G−SDIで構成されたフル解像度SHV信号が、送信装置1−1〜1−8にそれぞれ入力される。この8系統の10G−SDIフレームはそれぞれ同じデータ構造を有し、送信装置1−1〜1−8の構造及び動作も同じである。以下、送信装置1−1についてのみ説明する。この送信装置1−1は、同期信号抽出回路2、誤り訂正付加回路3、メモリ4、10G−SDIフレーム構成回路5、送信部6及びクロック抽出回路7を備えている。
図1は、実施例1による映像データ送信装置(以下、「送信装置」という。)の構成を示すブロック図である。同期した8系統の10G−SDIで構成されたフル解像度SHV信号が、送信装置1−1〜1−8にそれぞれ入力される。この8系統の10G−SDIフレームはそれぞれ同じデータ構造を有し、送信装置1−1〜1−8の構造及び動作も同じである。以下、送信装置1−1についてのみ説明する。この送信装置1−1は、同期信号抽出回路2、誤り訂正付加回路3、メモリ4、10G−SDIフレーム構成回路5、送信部6及びクロック抽出回路7を備えている。
図2は、10G−SDIのフレーム構成を示す図である。図1の送信装置1−1は、図2に示すフレーム構成の10G−SDI1信号を入力する。図2に示すように、10G−SDIのフレームは、先頭から、64ワードの同期信号(SAVデータ)、64ワードのLN/CRCCデータ、30720ワードの有効映像データ、64ワードのEAVデータ、670ワードの水平補助データ及び98ワードのスタッフィングデータから構成される。10G−SDI信号の合計は、31680ワードである。また、有効映像データは、4ワード毎に、8B/10B符号化された映像データとスクランブル処理された映像データとにより、交互に構成される。尚、1ワード=10ビットとしている。
図1に戻り、送信装置1−1において、同期信号抽出回路2及びクロック抽出回路7は、10G−SDI1信号(以下、「10G−SDI信号」という。)を入力する。クロック抽出回路7は、入力した10G−SDI信号からクロックを抽出し、抽出したクロックを逓倍分周し、同期信号抽出回路2、誤り訂正付加回路3、メモリ4、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6に出力する。同期信号抽出回路2、誤り訂正付加回路3、メモリ4、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6は、クロック抽出回路2からクロックを入力し、そのクロックのタイミングにて、それぞれの処理を行う。
同期信号抽出回路2は、入力した10G−SDI信号から同期信号(SAVデータ)を抽出し、同期信号(64ワード)と、それ以外の部分(31616ワード。以下、「映像データ等」という。)とに分離し、同期信号をメモリ4に格納し、映像データ等を誤り訂正付加回路3に出力する。尚、映像データ等とは、図2を参照して、LN/CRCCデータ、有効映像データ、EAVデータ、水平補助データ及びスタッフィングデータのことである。
誤り訂正付加回路3は、同期信号抽出回路2から映像データ等を入力し、映像データ等に誤り訂正符号を付加し、誤り訂正符号を付加した映像データ等を10G−SDIフレーム構成回路5に出力する。誤り訂正付加回路3の詳細については後述する。
10G−SDIフレーム構成回路5は、誤り訂正付加回路3から誤り訂正符号が付加された映像データ等を入力すると共に、メモリ4から同期信号を読み出し、映像データ等に同期信号であるSAVデータを追加し、10G−SDIフレームを再構成し、再構成した10G−SDI信号を送信部6に出力する。送信部6は、10G−SDIフレーム構成回路5から再構成された10G−SDI信号を入力し、10G−SDI信号の電気信号を光信号に変換し、光信号にて送信する。または、送信部6は、10G−SDI信号を無線にて送信する。
尚、図1の破線にて示すように、同期信号抽出回路2、誤り訂正付加回路3、メモリ4、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6は、クロック抽出回路7から出力されたクロックによって同期した処理を行うことができ、送信装置1−1は、同期した送信システムとして動作する。
(誤り訂正付加回路の構成)
次に、図1に示した誤り訂正付加回路3について詳細に説明する。図3は、誤り訂正付加回路3の構成を示すブロック図である。この誤り訂正付加回路3は、映像信号分離回路8、デスクランブラ9、8B/10B復号部(圧縮部)10、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13を備えている。
次に、図1に示した誤り訂正付加回路3について詳細に説明する。図3は、誤り訂正付加回路3の構成を示すブロック図である。この誤り訂正付加回路3は、映像信号分離回路8、デスクランブラ9、8B/10B復号部(圧縮部)10、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13を備えている。
映像信号分離回路8は、同期信号抽出回路2から映像データ等(31616ワード)を入力し、有効映像データのうちの第1の映像データ及び第2の映像データと、それ以外の部分(以下、「水平補助データ等」(補助データ)という。)とに分離する。尚、水平補助データ等とは、図2を参照して、水平補助データ、LN/CRCCデータ、EAVデータ及びスタッフィングデータのことである。
図2に示すように、SMPTE435で定める有効映像データ領域は、生成多項式によってスクランブル処理されたデータ領域と8B/10B符号化されたデータ領域とが4ワード毎に交互に配列されている。映像信号分離回路8は、有効映像データのうち、スクランブル処理されたデータ領域のデータを第1の映像データとして分離し、デスクランブラ9に出力し、8B/10B符号化されているデータ領域のデータを第2の映像データとして分離し、8B/10B復号部10に出力する。また、映像信号分離回路8は、水平補助データ等を多重部11に出力する。尚、第1の映像データ及び第2の映像データは同ワード数となり、各々15360ワードである。また、水平補助データ等は、896ワードである。
デスクランブラ9は、映像信号分離回路8から第1の映像データを入力し、SMPTE435の規定に従って、第1の映像データをデスクランブル処理し、多重部11に出力する。8B/10B復号部10は、映像信号分離回路8から第2の映像データを入力し、SMPTE435の規定に従って、第2の映像データを8B/10B復号し、多重部11に出力する。すなわち、デスクランブラ9は、第1の映像データのスクランブル処理を解き(デスクランブル処理し)、8B/10B復号部10は、圧縮手段として作用し、第2の映像データをワード形式のデータからバイト形式のデータに変換(圧縮)する。デスクランブラ9は、15360ワードの第1の映像データを出力し、8B/10B復号部10は、12288ワード(=15360×0.8ワード)の第2の映像データを出力する。
多重部11は、映像信号分離回路8から水平補助データ等(896ワード)を、デスクランブラ9から第1の映像データ(15360ワード)を、8B/10B復号部10から第2の映像データ(12288ワード)をそれぞれ入力し、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換し、バイト単位の全てのデータに対してSMPTE435の規定によるスクランブル処理を行い、スクランブル処理したデータを187バイト単位でパケット化する。ここで、全てのパケットに収容されるべきデータは、水平補助データ等(896ワード)を構成する水平補助データ6700ビット、スタッフィングデータ980ビット、EAVデータ及びLN/CRCCデータ1280ビットと、第1の映像データ153600ビットと、第2の映像データ122880ビットとの合計285440ビットである。多重部11の出力データの構造はバイト単位であるから、これは35680バイトとなる。
多重部11は、この35680バイトの映像データ等を187バイト毎にパケット化する。ここで、35680バイト=187バイト×191パケット−37バイトであるから、多重部11では、191個のパケットが形成され、191個目のパケットには37バイトのスタッフィングバイトが割り当てられる。このスタッフィングバイトの内容は任意であるが、後に誤り訂正を付加した後に直流成分が出やすいデータ列は、ノイズ対策の観点から避けることが望ましい。
誤り訂正符号化回路12は、多重部11から187バイト単位のパケットを191パケット入力し、各パケットに同期バイト(1バイト)及び誤り訂正符号のパリティバイト(16バイト)を付加し、さらにスタッフィングデータを付加してバイト→ワード変換回路13に出力する。
図4は、誤り訂正符号化回路12により誤り訂正符号が付加されたデータ構造を示す図である。図4に示すように、誤り訂正符号化回路12は、各187バイトのパケットの前後にそれぞれ1バイトの同期バイト及び16バイトのパリティバイトを付加し、各204バイトのパケットを形成する。誤り訂正付加回路3に入力されるデータは31616ワードであるから、これは39520バイトである。一方、204バイトのパケットが191個形成されるから、これは204バイト×191パケット=38964バイトとなり、前記の39520バイトよりも少ない。誤り訂正符号化回路12は、この不足分のバイトを埋めるために、556バイトのスタッフィングデータを生成し、191パケットの終りに付加する。このスタッフィングデータの内容も任意であるが、直流成分が出にくいデータ列とすることが望ましい。また、このスタッフィングデータに新たな情報を付加してもよい。
尚、図4に示したデータ構造では、各パケットに同期バイトを付加する例を示したが、誤り訂正符号化回路12は、同期バイトは付加しないようにしてもよい。これは、各パケットが固定長であることから、同期バイトがなくてもパケットの境界及び反復を区別することができるからである。この場合、誤り訂正符号化回路12は、各187バイトのパケットの後に16バイトのパリティバイトを付加し、各203バイトのパケットを形成する。203バイトのパケットが191個形成されるから、これは203バイト×191パケット=38773バイトとなり、全体の39520バイトよりも少ない。誤り訂正符号化回路12は、この不足分のバイトを埋めるために、747バイトのスタッフィングデータを生成し、191パケットの終りに付加する。
バイト→ワード変換回路13は、誤り訂正符号化回路12から図4に示したデータを入力し、バイト単位のデータをワード単位のデータに変換し、10G−SDIフレーム構成回路5に出力する。
(誤り訂正付加回路の処理)
図5は、誤り訂正付加回路3の処理を説明するフローチャートである。この処理は、映像データ等が同期信号抽出回路2から映像信号分離回路8に入力されることにより開始する。まず、映像信号分離回路8が、映像データを入力し、映像データが有効映像データ領域のうちのスクランブル処理されている映像データであるか否かを判定する(ステップS501)。映像信号分離回路8が、ステップS501において、スクランブル処理されている映像データであると判定した場合(ステップS501:Y)、その映像データをデスクランブラ9に出力し、デスクランブラ9がデスクランブル処理する(ステップS502)。
図5は、誤り訂正付加回路3の処理を説明するフローチャートである。この処理は、映像データ等が同期信号抽出回路2から映像信号分離回路8に入力されることにより開始する。まず、映像信号分離回路8が、映像データを入力し、映像データが有効映像データ領域のうちのスクランブル処理されている映像データであるか否かを判定する(ステップS501)。映像信号分離回路8が、ステップS501において、スクランブル処理されている映像データであると判定した場合(ステップS501:Y)、その映像データをデスクランブラ9に出力し、デスクランブラ9がデスクランブル処理する(ステップS502)。
一方、映像信号分離回路8が、ステップS501において、映像データが有効映像データ領域のうちのスクランブル処理されている映像データでないと判定した場合(ステップS501:N)、映像データが有効映像データ領域のうちの8B/10B符号化されている映像データであるか否かを判定する(ステップS503)。そして、映像信号分離回路8が、ステップS503において、8B/10B符号化されている映像データであると判定した場合(ステップS503:Y)、その映像データを8B/10B復号部10に出力し、8B/10B復号部10が8B/10B復号して映像データを圧縮する(ステップS504)。映像信号分離回路8が、ステップS503において、8B/10B符号化されている映像データでないと判定した場合(ステップS503:N)、処理はステップS505へ移行する。
多重部11は、ステップS502及びS504において処理された映像データ、及び映像信号分離回路8により分離された水平補助データ等について、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換し(ステップS505)、全てのバイト単位のデータに対してSMPTE435の規定によるスクランブル処理を行い(ステップS506)、スクランブル処理したデータを所定バイト単位(本実施例では187バイト単位)でパケット化する(ステップS507)。この場合、多重部11は、最終パケット(本実施例では191個目のパケット)に、不足分のバイト数(本実施例では37バイト)のスタッフィングバイトを付加する。
誤り訂正符号化回路12は、ステップS507において生成された各パケットに対し、誤り訂正符号を付加する(ステップS508)。すなわち、誤り訂正符号化回路12は、各パケットの前後にそれぞれ同期バイト(本実施例では1バイト)及びパリティバイト(本実施例では16バイト)を付加し、各204バイトのパケットを形成する。そして、誤り訂正符号化回路12は、映像信号分離回路8に入力された映像データ等に対応するバイト数に足りないバイトを埋めるために、スタッフィングデータ(本実施例では556バイト)を生成し、それを191パケットの終りに付加する(ステップS509)。
最後に、バイト→ワード変換回路13は、ステップS509において形成されたデータを、バイト単位のデータからワード単位のデータに変換し、10G−SDIフレーム構成回路5に出力する(ステップS510)。
〔映像データ受信装置〕
次に、実施例1による映像データ受信装置(以下、「受信装置」という。)について説明する。図6は、実施例1による受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置14−1〜14−8は、対応する送信装置1−1〜1−8から8系統の信号をそれぞれ入力し、8系統の10G−SDI信号をそれぞれ出力する。出力された8系統の10G−SDI信号は、同期した8系統の10G−SDIで構成されたフル解像度SHV信号となる。受信装置14−1〜14−8は、送信装置1−1〜1−8の場合と同様に、その構造及び動作が同じである。以下、受信装置14−1についてのみ説明する。受信装置14−1は、受信部15、同期信号検出回路16、誤り訂正回路17、メモリ23、10G−SDI再フレーム化回路24及びクロック再生回路25を備えている。受信装置14−1は、基本的に送信装置1−1と逆の処理を行う。
次に、実施例1による映像データ受信装置(以下、「受信装置」という。)について説明する。図6は、実施例1による受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置14−1〜14−8は、対応する送信装置1−1〜1−8から8系統の信号をそれぞれ入力し、8系統の10G−SDI信号をそれぞれ出力する。出力された8系統の10G−SDI信号は、同期した8系統の10G−SDIで構成されたフル解像度SHV信号となる。受信装置14−1〜14−8は、送信装置1−1〜1−8の場合と同様に、その構造及び動作が同じである。以下、受信装置14−1についてのみ説明する。受信装置14−1は、受信部15、同期信号検出回路16、誤り訂正回路17、メモリ23、10G−SDI再フレーム化回路24及びクロック再生回路25を備えている。受信装置14−1は、基本的に送信装置1−1と逆の処理を行う。
送信装置1−1の送信部6から送信された光信号は、受信部15により受信される。受信部15は、受信した光信号を電気信号に変換し、変換後の信号を同期信号検出回路16及びクロック再生回路25に出力する。または、受信部15は、送信装置1−1の送信部6から送信された無線信号を受信し、無線信号を変換し、変換後の信号を出力する。
クロック再生回路25は、受信部15から信号を入力し、入力した信号からクロックを再生し、再生したクロックを逓倍分周し、同期信号検出回路16、誤り訂正回路17、メモリ23及び10G−SDI再フレーム化回路24に出力する。同期信号検出回路16、誤り訂正回路17、メモリ23及び10G−SDI再フレーム化回路24は、クロック再生回路25からクロックを入力し、そのクロックのタイミングにて、それぞれの処理を同期して行うことができ、受信装置14−1は、同期した受信システムとして動作する。
同期信号検出回路16は、受信部15から信号を入力し、入力した信号を、10G−SDIフレームにおける同期信号(SAVデータ)と、それ以外の部分、すなわち、映像データ等とに分離し、同期信号をメモリ23に格納し、映像データ等を誤り訂正回路17に出力する。
誤り訂正回路17は、同期信号検出回路16から映像データ等を入力し、誤り訂正処理を行い、誤り訂正処理後の映像データ等を10G−SDI再フレーム化回路24に出力する。誤り訂正回路17の詳細については後述する。
10G−SDI再フレーム化回路24は、誤り訂正回路17から映像データ等を入力すると共に、メモリ23から同期信号を読み出し、映像データ等に同期信号であるSAVデータを追加して多重し、10G−SDIフレームを構成し、10G−SDI1信号を出力する。
(誤り訂正回路の構成)
次に、図6に示した誤り訂正回路17について詳細に説明する。図6に示すように、この誤り訂正回路17は、ワード→バイト変換回路18、誤り訂正復号回路19、スクランブラ20、8B/10B符号部(復元部)21及び合成回路22を備えている。
次に、図6に示した誤り訂正回路17について詳細に説明する。図6に示すように、この誤り訂正回路17は、ワード→バイト変換回路18、誤り訂正復号回路19、スクランブラ20、8B/10B符号部(復元部)21及び合成回路22を備えている。
ワード→バイト変換回路18は、同期信号検出回路16から映像データ等を入力し、図3に示したバイト→ワード変換回路13の逆の処理を行い、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換し、図4に示したデータを生成して誤り訂正復号回路19に出力する。
誤り訂正復号回路19は、ワード→バイト変換回路18からデータを入力し、図3に示した誤り訂正符号化回路12により付加されたパリティバイトを用いて、誤り訂正復号を行い、第1の映像データ、第2の映像データ及び水平補助データ等(補助データ)に分離し、第1の映像データをスクランブラ20に出力し、第2の映像データを8B/10B符号部21に出力し、水平補助データ等を合成回路22に出力する。すなわち、誤り訂正復号回路19は、映像データ等について、パリティチェックを行い、パリティバイト、スタッフィングバイト及び同期バイトを除去し、脱パケット化する。そして、誤り訂正復号回路19は、その映像データ等をデスクランブル処理し、バイト単位のデータをワード単位のデータに変換し、映像データと水平補助データ等(水平補助データ、スタッフィングデータ、EAVデータ、LN/CRCCデータ)とに分離する。尚、映像データは、10G−SDIのフレーム構成に従い、4ワード毎に交互に配列された第1の映像データと第2の映像データとに分離される。
スクランブラ20は、誤り訂正復号回路19から第1の映像データを入力し、SMPTE435の規定に従って、第1の映像データをスクランブル処理し、合成回路22に出力する。8B/10B符号部21は、誤り訂正復号回路19から第2の映像データを入力し、SMPTE435の規定に従って、第2の映像データを8B/10B符号化し、合成回路22に出力する。すなわち、スクランブラ20は、第1の映像データのデスクランブル処理を解き(スクランブル処理し)、8B/10B符号部21は、復元手段として作用し、第2の映像データをバイト形式のデータからワード形式のデータに変換(復元)する。スクランブラ20は、15360ワードの第1の映像データを出力し、8B/10B符号部21も、15360ワードの第2の映像データを出力する。
合成回路22は、スクランブラ20から第1の映像データを、8B/10B符号部21から第2の映像データを、誤り訂正復号回路19から水平補助データ等をそれぞれ入力し、第1の映像データ、第2の映像データ及び水平補助データ等を多重化して合成し、映像データ等として再構成し、10G−SDI再フレーム化回路24に出力する。
(誤り訂正回路の処理)
図7は、誤り訂正回路17の処理を説明するフローチャートである。この処理は、映像データ等が同期信号検出回路16からワード→バイト変換回路18に入力されることにより開始する。まず、ワード→バイト変換回路18が、映像データ等を入力し、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換する(ステップS701)。
図7は、誤り訂正回路17の処理を説明するフローチャートである。この処理は、映像データ等が同期信号検出回路16からワード→バイト変換回路18に入力されることにより開始する。まず、ワード→バイト変換回路18が、映像データ等を入力し、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換する(ステップS701)。
誤り訂正復号回路19は、誤り訂正復号処理として、ステップS701においてバイト変換された映像データ等に対し、パリティチェックを行い、パリティバイト等を除去して脱パケット化し(ステップS702)、デスクランブル処理し(ステップS703)、バイト単位のデータをワード単位のデータに変換する(ステップS704)。そして、誤り訂正復号回路19が、データが映像データであるか否かを判定し(ステップS705)、データが映像データであると判定した場合(ステップS705:Y)、その映像データを4ワード毎に交互に第1の映像データと第2の映像データとに分離し、処理はステップS706へ移行する。一方、誤り訂正復号回路19が、ステップS705において、データが映像データではないと判定した場合(ステップS705:N)、処理はステップS707へ移行する。
スクランブラ20及び8B/10B符号部21は、SMPTE435の規定に従って、映像データを、4ワード毎にスクランブル処理及び8B/10B符号化する(ステップS706)。
合成回路22は、ステップS706またはステップS705から移行して、ステップS706においてスクランブル処理された映像データと、8B/10B符号化された映像データと、水平補助データ等とを多重化して合成し、10G−SDIフレーム構成のデータを再構成し、映像データ等として10G−SDI再フレーム化回路24に出力する(ステップS707)。
以上のように、実施例1の送信装置1−1及び受信装置14−1によれば、SMPTE435で規定された10G−SDIのデータに、誤り訂正符号を付加して送受信することができる。すなわち、送信装置1−1が、10G−SDI信号に含まれる8B/10B符号化された映像データを8B/10B復号して圧縮し、この圧縮により得られたスタッフィングデータ領域を利用して、そのスタッフィングデータ領域に誤り訂正符号を付加するようにした。これにより、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することができる。したがって、この10G−SDI映像信号の長距離伝送における受信品質の改善を図ることが可能となる。
次に、実施例2について説明する。前記実施例1では、非圧縮映像信号として8系統の10G−SDI信号を用いる例を示したが、実施例2では、4系統のDual link 1.5G−SDIで構成された高精細映像信号を伝送する例を示す。4系統のDual link 1.5G−SDIは、SMPTE435のModeDの規定により、1系統の10G−SDIを構成することができる。実施例2は、実施例1と同様に、10G−SDIを構成する際に、誤り訂正符号を付加するものである。
〔映像データ送信装置〕
図8は、本発明の本実施例による送信装置の構成を示すブロック図である。同期した4系統のDual link 1.5G−SDI信号が、送信装置26に入力される。この4系統のDual link 1.5G−SDI信号はそれぞれ同じデータ構造を有している。この送信装置26は、同期信号抽出回路27、誤り訂正付加回路28、10G−SDI同期信号生成回路29、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6を備えている。
図8は、本発明の本実施例による送信装置の構成を示すブロック図である。同期した4系統のDual link 1.5G−SDI信号が、送信装置26に入力される。この4系統のDual link 1.5G−SDI信号はそれぞれ同じデータ構造を有している。この送信装置26は、同期信号抽出回路27、誤り訂正付加回路28、10G−SDI同期信号生成回路29、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6を備えている。
尚、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6は、実施例1と同様であるから、ここでは説明を省略する。また、図8は、クロック抽出回路が省略されている。クロック抽出回路は、図1と同様に、入力した信号からクロックを抽出し、抽出したクロックを逓倍分周する。同期信号抽出回路27、誤り訂正付加回路28、10G−SDI同期信号生成回路29、10G−SDIフレーム構成回路5及び送信部6は、クロック抽出回路からのクロックによって同期した処理を行うことができ、送信装置26は、同期した送信システムとして動作する。
図9は、4系統のDual link 1.5G−SDIのフレーム構成を示す図である。図9に示すように、各系統の1つのLinkのフレームは、先頭から、8ワードの同期信号(SAVデータ)、3840ワードの有効映像データ、並びに16ワードのEAVデータ、LNデータ及びCRCCデータを含み、さらに、1系統目のLinkAには、536ワードの水平補助データ(HANCデータ)が含まれ、1系統目のLinkB及び他の系統のLinkA,Bには、水平補助データは含まれない。
図8に戻り、同期信号抽出回路27は、1系統あたりLinkA,Bの信号からなる4系統のDual link 1.5G−SDI信号を入力し、全Dual link 1.5G−SDIフレームにおける同期信号(SAVデータ、8ワード×8)と、それ以外の部分(以下、「映像データ等」という。)とに分離し、4系統(8本)の同期信号を10G−SDI同期信号生成回路29に出力し、4系統(8本)の映像データ等を誤り訂正付加回路28に出力する。尚、映像データ等とは、有効映像データ領域、EAV、LN及びCRCC並びに水平補助データである。
誤り訂正付加回路28は、同期信号抽出回路27から4系統の映像データ等を入力し、映像データ等に誤り訂正符号を付加し、誤り訂正符号を付加した映像データ等を10G−SDIフレーム構成回路5に出力する。誤り訂正付加回路28の詳細については後述する。
10G−SDI同期信号生成回路29は、同期信号抽出回路27から4系統の同期信号を入力し、SMPTE435のModeDで定めるSAVの多重処理を行い、10G−SDIの同期信号(SAVデータ)に変換し、10G−SDI同期信号(SAVデータ)として10G−SDIフレーム構成回路5に出力する。この10G−SDI同期信号は、図2に示したSAVデータに相当する。
(誤り訂正付加回路)
次に、図8に示した誤り訂正付加回路28について詳細に説明する。図10は、誤り訂正付加回路28の構成を示すブロック図である。この誤り訂正付加回路28は、映像信号分離回路30、デスクランブラ31、パリティビット削除部(圧縮部)32、補助データ符号多重部33、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13を備えている。尚、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13は、実施例1と同様であるから、ここでは説明を省略する。
次に、図8に示した誤り訂正付加回路28について詳細に説明する。図10は、誤り訂正付加回路28の構成を示すブロック図である。この誤り訂正付加回路28は、映像信号分離回路30、デスクランブラ31、パリティビット削除部(圧縮部)32、補助データ符号多重部33、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13を備えている。尚、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13は、実施例1と同様であるから、ここでは説明を省略する。
映像信号分離回路30は、同期信号抽出回路27から4系統(8本)の映像データ等を入力し、LinkAに対応する第1の映像データと、LinkBに対応する第2の映像データと、それ以外の部分(以下、「水平補助データ等」(補助データ)という。)とに分離し、第1の映像データをデスクランブラ31に出力し、第2の映像データをパリティビット削除部32に出力し、水平補助データ等を補助データ符号多重部33に出力する。水平補助データ等とは、1系統目のLinkAの水平補助データ並びに全系統全LinkのEAVデータ、LNデータ及びCRCCデータのことである。
デスクランブラ31は、映像信号分離回路30から第1の映像データ(LinkAに対応する映像データ)を入力し、SMPTE372の規定に従って、第1の映像データをデスクランブル処理することでDual linkのスクランブルを解く。そして、デスクランブラ31は、図3に示したデスクランブラ9により出力される第1の映像データ(15360ワード)と同じデータを多重部11に出力する。
パリティビット削除部32は、映像信号分離回路30から第2の映像データ(LinkBに対応する映像データ)を入力し、SMPTE372の規定に従って、第2の映像データに含まれるDual linkのパリティビットを40ビットにつき8ビット削除し、有効データを抽出する。そして、パリティビット削除部32は、図3に示した8B/10B復号部10により出力される第2の映像データ(12288ワード)と同じデータを多重部11に出力する。このように、パリティビット削除部32は、第2の映像データを圧縮する圧縮手段として作用する。
補助データ符号多重部33は、映像信号分離回路30から水平補助データ等を入力し、SMPTE435 ModeDの規定に従って、水平補助データを8B/10B符号化し、4系統(8本)のEAVデータ、LNデータ及びCRCCデータを多重化する。そして、補助データ符号多重部33は、図3に示した映像信号分離回路8により出力される水平補助データ等(896ワード)と同じデータを多重部11に出力する。
このように、デスクランブラ31、パリティビット削除部32及び補助データ符号多重部33の処理によって、多重部11に入力されるデータは、実施例1と同じデータとなる。したがって、多重部11、誤り訂正符号化回路12及びバイト→ワード変換回路13により、誤り訂正符号が付加された映像データ等が生成され、図10に示した誤り訂正付加回路28は、図3に示した誤り訂正付加回路3により出力される映像データ等と同じデータを出力する。
〔映像データ受信装置〕
次に、実施例2による受信装置について説明する。図11は、実施例2による受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置34は、送信装置26から信号を入力し、4系統のDual link 1.5G−SDI信号を出力する。この4系統のDual link 1.5G−SDI信号を8グループ合わせて同期されることにより、フル解像度SHV信号となる。受信装置34は、受信部15、同期信号検出回路16、誤り訂正回路35、1.5G−SDI同期信号生成回路39及びDual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40を備えている。受信装置34は,基本的に、送信装置26と逆の処理を行う。
次に、実施例2による受信装置について説明する。図11は、実施例2による受信装置の構成を示すブロック図である。この受信装置34は、送信装置26から信号を入力し、4系統のDual link 1.5G−SDI信号を出力する。この4系統のDual link 1.5G−SDI信号を8グループ合わせて同期されることにより、フル解像度SHV信号となる。受信装置34は、受信部15、同期信号検出回路16、誤り訂正回路35、1.5G−SDI同期信号生成回路39及びDual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40を備えている。受信装置34は,基本的に、送信装置26と逆の処理を行う。
尚、受信部15及び同期信号検出回路16は、実施例1と同様であるから、ここでは説明を省略する。これは、受信装置34の受信信号が、図6に示した受信装置14の受信信号と同様の10G−SDIフレームにより構成されているからである。また、図11は、クロック再生回路が省略されている。クロック再生回路は、図6と同様に、受信部15からの信号に基づいてクロックを再生し、再生したクロックを逓倍分周する。同期信号検出回路16、誤り訂正回路35、1.5G−SDI同期信号生成回路39及びDual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40は、クロック再生回路からのクロックによって同期した処理を行うことができ、受信装置34は、同期した受信システムとして動作する。
誤り訂正回路35は、同期信号検出回路16から映像データ等を入力し、誤り訂正処理を行い、誤り訂正処理後の映像データ等をDual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40に出力する。誤り訂正回路35の詳細については後述する。
1.5G−SDI同期信号生成回路39は、同期信号検出回路16から同期信号(SAVデータ)を入力し、SMPTE435の規定に従って、10G−SDIの同期信号を削除し、4系統(8本)のDual link 1.5G−SDI信号におけるSAVデータを生成し、Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40に出力する。1.5G−SDI同期信号生成回路39により出力されるSAVデータは、図9に示したSAVデータに相当する。
Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40は、誤り訂正回路35から映像データ等を入力すると共に、1.5G−SDI同期信号生成回路39から4系統のSAVデータを入力し、映像データ等及びSAVデータを多重化し、4系統のDual link 1.5G−SDIフレームを再構成し、各系統の各リンクの信号として出力する。
(誤り訂正回路)
次に、図11に示した誤り訂正回路35について詳細に説明する。図11に示すように、誤り訂正回路35は、ワード→バイト変換回路18、誤り訂正復号回路19、データ分離部36、パリティビット付加部(復元部)37及び補助データ復号分離部38を備えている。
次に、図11に示した誤り訂正回路35について詳細に説明する。図11に示すように、誤り訂正回路35は、ワード→バイト変換回路18、誤り訂正復号回路19、データ分離部36、パリティビット付加部(復元部)37及び補助データ復号分離部38を備えている。
ワード→バイト変換回路18は、実施例1と同様に、同期信号検出回路16から映像データ等を入力し、図10に示したバイト→ワード変換回路13の逆の処理を行い、ワード単位のデータをバイト単位のデータに変換し、誤り訂正復号回路19に出力する。
誤り訂正復号回路19は、実施例1と同様に、ワード→バイト変換回路18からデータを入力し、図10に示した誤り訂正符号化回路12により付加されたパリティバイトを用いて、誤り訂正復号を行い、第1の映像データ、第2の映像データ及び水平補助データ等(補助データ)に分離し、第1の映像データをデータ分離部36に出力し、第2の映像データをパリティビット付加部37に出力し、水平補助データ等を補助データ復号分離部38に出力する。すなわち、誤り訂正復号回路19は、映像データ等について、パリティチェックを行い、パリティバイト、スタッフィングバイト及び同期バイトを除去し、脱パケット化する。そして、誤り訂正復号回路19は、その映像データ等をデスクランブル処理し、バイト単位のデータをワード単位のデータに変換し、LinkAに対応する40ビットの第1の映像データと、LinkBに対応する32ビットの第2の映像データと、水平補助データ等(EAVデータ、LNデータ、CRCCデータ及び水平補助データ)とに分離する。尚、映像データは、40ビットの第1の映像データと32ビットの第2の映像データとに交互に分離される。
データ分離部36は、誤り訂正復号回路19から第1の映像データを入力し、第1の映像データを4つに分離し、4系統のDual link 1.5G−SDIにおけるLinkAのデータを再現し、Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40に出力する。
パリティビット付加部37は、誤り訂正復号回路19から第2の映像データを入力し、第2の映像データを4つに分離し、それぞれSMPTE372の規定によるDual link 1.5G−SDIのLinkBのパリティビット(パリティビット削除部32によって削除されたパリティビットに相当する。)を付加し、4系統のDual link 1.5G−SDIにおけるLinkBのデータを再現し、Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40に出力する。このように、パリティビット付加部37は、第2の映像データを復元する復元手段として作用する。
補助データ復号分離部38は、誤り訂正復号回路19から水平補助データ等を入力し、水平補助データ等のうちの1本分の水平補助データを8B/10B復号し、水平補助データ等から8本のEAVデータ、LNデータ及びCRCCデータを分離すると共に、他の7本分の水平補助データに相当する部分にスタッフィングデータを設定し、4系統のDual link 1.5G−SDI信号におけるLinkA,Bの水平補助データ等としてDual link 1.5G−SDI再フレーム化回路40に出力する。
以上の構成により、4系統のDual link 1.5G−SDIのデータに、誤り訂正符号を付加して送受信することができる。すなわち、スタッフィングデータ領域を利用して誤り訂正符号を付加することで、データ容量を保ったまま、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することを可能とした。したがって、1.5G−SDIの映像信号の長距離伝送における受信品質の改善を実現することが可能となる。
以上のように、実施例2の送信装置26及び受信装置34によれば、4系統のDual link 1.5G−SDIのデータに、誤り訂正符号を付加して送受信することができる。すなわち、送信装置26が、4系統のDual link 1.5G−SDIのデータのうちのLinkBの映像データからパリティビットを削除し、この削除により得られたスタッフィングデータ領域を利用すると共に、4系統のDual link 1.5G−SDIのデータのうちの7本の信号において水平補助データが伝送されないスタッフィングデータ領域を利用し、そのスタッフィングデータ領域に誤り訂正符号を付加するようにした。これにより、データ容量を保ちながら、ジッタを増加させることなく、誤り訂正機能を付加することができる。したがって、1.5G−SDIの映像信号の長距離伝送における受信品質の改善を図ることが可能となる。
以上、実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、前記実施例では、誤り訂正において、各パケットのバイト数を204として、付加されるパリティビットを16バイトとしたが、これらのバイト数は適宜変更可能である。
1−1〜1−8 映像データ送信装置(送信装置)
2 同期信号抽出回路
3 誤り訂正付加回路
4 メモリ
5 10G−SDIフレーム構成回路
6 送信部
7 クロック抽出回路
8 映像信号分離回路
9 デスクランブラ
10 8B/10B復号部
11 多重部
12 誤り訂正符号化回路
13 バイト→ワード変換回路
14−1〜14−8 映像データ受信装置(受信装置)
15 受信部
16 同期信号検出回路
17 誤り訂正回路
18 ワード→バイト変換回路
19 誤り訂正復号回路
20 スクランブラ
21 8B/10B符号部
22 合成回路
23 メモリ
24 10G−SDI再フレーム化回路
25 クロック再生回路
26 映像データ送信装置(送信装置)
27 同期信号抽出回路
28 誤り訂正付加回路
29 10G−SDI同期信号生成回路
30 映像信号分離回路
31 デスクランブラ
32 パリティビット削除部
33 補助データ符号多重部
34 映像データ受信装置(受信装置)
35 誤り訂正回路
36 データ分離部
37 パリティビット付加部
38 補助データ復号分離部
39 1.5G−SDI同期信号生成回路
40 Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路
2 同期信号抽出回路
3 誤り訂正付加回路
4 メモリ
5 10G−SDIフレーム構成回路
6 送信部
7 クロック抽出回路
8 映像信号分離回路
9 デスクランブラ
10 8B/10B復号部
11 多重部
12 誤り訂正符号化回路
13 バイト→ワード変換回路
14−1〜14−8 映像データ受信装置(受信装置)
15 受信部
16 同期信号検出回路
17 誤り訂正回路
18 ワード→バイト変換回路
19 誤り訂正復号回路
20 スクランブラ
21 8B/10B符号部
22 合成回路
23 メモリ
24 10G−SDI再フレーム化回路
25 クロック再生回路
26 映像データ送信装置(送信装置)
27 同期信号抽出回路
28 誤り訂正付加回路
29 10G−SDI同期信号生成回路
30 映像信号分離回路
31 デスクランブラ
32 パリティビット削除部
33 補助データ符号多重部
34 映像データ受信装置(受信装置)
35 誤り訂正回路
36 データ分離部
37 パリティビット付加部
38 補助データ復号分離部
39 1.5G−SDI同期信号生成回路
40 Dual link 1.5G−SDI再フレーム化回路
Claims (8)
- 非圧縮映像信号を送信する映像データ送信装置において、
非圧縮映像信号を入力し、前記非圧縮映像信号から、映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離する同期信号抽出回路と、
前記映像データを含むデータ部分に誤り訂正符号を付加する誤り訂正付加回路と、
前記誤り訂正符号が付加されたデータ部分に前記同期信号データを追加し、前記非圧縮映像信号のフレーム形式に従う新たな非圧縮映像信号を再構成するフレーム構成回路と、
前記再構成された新たな非圧縮映像信号を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1に記載の映像データ送信装置において、
前記誤り訂正付加回路は、
前記映像データを含むデータ部分を、スクランブル処理されている第1の映像データ、符号化されている第2の映像データ、及び水平補助データを含む補助データに分離する映像信号分離回路と、
前記第1の映像データをデスクランブル処理するデスクランブラと、
前記第2の映像データを圧縮する圧縮部と、
前記デスクランブル処理された第1の映像データ、前記圧縮された第2の映像データ、及び前記補助データを多重化してパケット化する多重部と、
前記多重部により生成されたパケット毎に、パリティデータを誤り訂正符号として付加する誤り訂正符号化回路と、を備えたことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1または2に記載の映像データ送信装置において、
前記非圧縮映像信号は10G−SDI規格で定める信号であり、
前記圧縮部は、前記第2の映像データを8B/10B復号する8B/10B復号部である、ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1または2に記載の映像データ送信装置において、
前記非圧縮映像信号はDual link 1.5G−SDI規格で定める信号であり、
前記圧縮部は、前記第2の映像データにおけるDual linkのパリティビットを所定数削除するパリティビット削除部である、ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の映像データ送信装置によって送信された非圧縮映像信号を受信する映像データ受信装置であって、
前記受信した非圧縮映像信号から、受信映像データを含むデータ部分と同期信号データとを分離する同期信号検出回路と、
前記受信映像データを含むデータ部分に付加された誤り訂正符号を用いて、誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と、
前記誤り訂正処理が行われたデータ部分及び前記同期信号データを、前記非圧縮映像信号のフレーム形式に従って多重化し、元の非圧縮映像信号を生成する再フレーム化回路と、を備えたことを特徴とする映像データ受信装置。 - 請求項5に記載の映像データ受信装置において、
前記誤り訂正回路は、
前記受信映像データを含むデータ部分における誤り訂正符号を復号し、第1の受信映像データ、第2の受信映像データ、及び水平補助データを含む補助データに分離する誤り訂正復号回路と、
前記第1の受信映像データをスクランブル処理するスクランブラと、
前記第2の受信映像データを復元する復元部と、
前記スクランブル処理した第1の受信映像データ、前記復元した第2の受信映像データ、及び前記補助データを多重化して合成する合成回路と、を備えたことを特徴とする映像データ受信装置。 - 請求項5または6に記載の映像データ受信装置において、
前記非圧縮映像信号は10G−SDI規格で定める信号であり、
前記復元部は、前記第2の受信映像データを8B/10B符号化する8B/10B符号部である、ことを特徴とする映像データ受信装置。 - 請求項5または6に記載の映像データ受信装置において、
前記非圧縮映像信号はDual link 1.5G−SDI規格で定める信号であり、前記復元部は、前記第2の受信映像データにおけるDual linkのパリティビットを所定数付加するパリティビット付加部である、ことを特徴とする映像データ受信装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011108260A JP2012239123A (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 映像データ送信装置及び受信装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101430145B1 (ko) | 2013-04-26 | 2014-09-23 | 에프디제이네트웍스(주) | 동축 케이블을 이용한 광대역 초고속 유엔비 홈 네트워크 장치 및 시스템 |
CN113099271A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-07-09 | 天津天地伟业智能安全防范科技有限公司 | 视频辅助信息的编码、解码方法及电子设备 |
-
2011
- 2011-05-13 JP JP2011108260A patent/JP2012239123A/ja not_active Withdrawn
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