JP2012237222A - 動力発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギーの消費量が少なく、かつ設備費も比較的安く、更に地形や天候、または設置空間の制限を受けることなく、同時に制御や保守もし易く、広範囲に応用できる動力発生装置を提供する。
【解決手段】クラッチ機構C1を介してモータMによって駆動される第1駆動輪10と、第1駆動輪10によって駆動回転される第1フライホイール20と、第1フライホイール20の出力側に設けた第1伝動装置30と、第1伝動装置30によって駆動される第2駆動輪40と、第2駆動輪40によって駆動回転される第2フライホイール50と、前記第2フライホイール50の出力側に設けられ、クラッチ機構C2を介して第2フライホイール50より第1駆動輪10にフィードバックされた一部の入力のみによって第1フライホイール20の慣性力回転を継続させる第2伝動装置70とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力発生装置に関し、特に機械的に直列配置した少なくとも一対のフライホイールが発生する慣性モーメントを利用し、これに機能的に組合わせた伝動装置の増幅作用による相互支援によってフライホイールの慣性による加速持続回転を維持し、これによって発生する回転トルクを出力させるようにした動力発生装置に関するものである。
従来、利用されている伝統的な動力発生装置は、主として、電気を利用した電動機またはモータ、ガソリンなど燃料の燃焼エネルギーを利用した内燃機関および外燃機関、液圧を利用した液圧モータ、水力を利用した水車、風力を利用した風力発電機などが挙げられる。これら種々の動力発生装置または機械は、水力及び風力をエネルギーとして装置を駆動するものを除いては、運転時、エネルギーとする例えば,電源、石油、石炭など燃料を間断なく消耗する。また、水力、風力を利用した装置は、前記エネルギーを消耗しないが、地形など設置位置の制限を受け、かつ、装置全体が占める空間、面積が大きく、構造も複雑で、その用途もかなり制限を受ける。
近年には、ソーラエネルギー、潮の干満や波の力によって発生するエネルギーを利用して発電する装置が開発されている。しかし、これらの装置も、地形や天候の制限を受け、かつその装置などは非常に大きな空間を占め、設備費も極めて高くなる。
この他、前記動力発生装置のうち、石油や石炭などの燃料を利用するものは、さらに空気汚染などの公害問題を引き起こす。
従って、エネルギーの消費量が少なく、かつ設備費も比較的安く、更に地形や天候、または設置空間の制限を受けることなく、同時に制御や保守もし易く、広範囲に応用できる動力発生装置は、斯界においてその登場が実に待ち望まれている。
本発明は、前記の従来の手段または装置に見られる問題に鑑み、此れを解消するために開発された新規な動力発生装置であって、直列に配置した少なくとも大、小一対のフライホイールによって発生する回転慣性力の持続力と、伝動手段及び駆動手段による出力の増幅協動作用と相互援助作用による相乗効果とを巧みに利用して、フライホイールの持続的慣性回転力を維持して負荷側に用いるエネルギーを発生する動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、起動時、外部エネルギーを利用した動力源によって動力発生装置全体の動力系を始動させた後、直列したフライホイールの回転により生じる慣性動力によって装置全体の稼動を継続可能な慣性エネルギーを動力系に蓄積した後は、動力源の駆動を停止し、伝動装置を介してトルクが増幅された負荷側の大フライホイールに生じる回転力を出力として負荷側の仕事に充てると共に、出力の一部を入力側の小フライホイールの駆動装置にフィードバックして、装置全体の動力系の運転を自力によって継続させ、負荷側の出力及び回転速度が所定値以下に減少した時のみ、動力源を再び起動させ、装置全体の運転を正常状態に回復させた後は、動力源の出力を再び停止させるように構成した動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、始動端である入力側から負荷端である出力側に、小径、小質量から大径、大質量の順序に直列に配置した少なくとも一対の大、小フライホイールを具備し、入力側の小フライホイールの出力は、伝動装置によって回転力及び回転速度を増幅された後、負荷側の大フライホイールに入力し、大フライホイールに生ずる倍増の回転慣性力を負荷側の出力とし、かつ、この出力の一部を入力側の小フライホイールにフィードバックして動力系の運転を継続維持できるように構成した動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、伝動装置の出力端の駆動輪と、駆動輪によって駆動されるフライホイールとの伝動を、摩擦接触回転とし、この摩擦接触回転を生じる摩擦接触面を、駆動輪と、フライホイールとのそれぞれの外周面に沿って設けられた連続摩擦面に形成してなる動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、フライホイールと駆動輪との摩擦接触面を、フライホイールの外周面に沿って等間隔に配列し、かつ隣接する各片の間に凹部を形成した複数個の摩擦片によって形成した非連続摩擦面と、駆動輪の外周面に沿って設けられた連続摩擦面とによって構成する動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、フライホイールに設けた非連続摩擦面を構成する複数個の摩擦片を、フライホイールの外周面に対し着脱可能に取付けた構成になっている動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、フライホイールの輻部において、直径上で対向かつ対称的に配置され、かつ遠心力によって半径方向に移動可能に設けた少なくとも一対の遠心力錘を設けた動力発生装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、大中小3個のフライホイールと、各フライホイール間に設けた伝動装置と、各フライホイールを駆動する駆動装置とを、直列して構成した動力発生装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、動力源と、クラッチ機構を介して前記動力源によって駆動される第1駆動装置と、前記第1駆動装置によって駆動回転される第1フライホイールと、前記第1フライホイールの出力側に設けられた第1伝動装置と、第1伝動装置によって駆動される第2駆動装置と、前記第2駆動装置によって駆動回転される第2フライホイールと、前記第2フライホイールの出力の一部をフィードバックすることにより、前記動力源の替わりに前記第1駆動装置を駆動して前記第1フライホイールの慣性回転を継続させる第2伝動装置とから構成され、装置全体の回転動力系が動力源によって始動された後、慣性のみによって装置全体の運転を継続可能の充分な慣性エネルギーを蓄積した後は、前記動力源の出力を停止し、前記第2伝動装置を介して前記第2フライホイールより第1駆動装置にフィードバックされた入力のみで前記第1フライホイールの回転を継続させると共に、前記第2フライホイールの出力が仕事に消耗されて所定値以下に下降した時には、前記動力源を再び起動させ、前記出力を前記所定値以上に引き上げて装置全体の回転を正常状態に回復させた後は、前記動力源の出力を再び停止させ、この操作をサイクル的に繰返し行うようにしたことを特徴とする動力発生装置。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の動力発生装置において、動力源となるモータと、クラッチ機構を介して前記モータによって駆動される第1駆動輪と、前記第1駆動輪によって駆動回転される第1フライホイールと、前記第1フライホイールの出力側に設けた第1伝動装置と、前記第1伝動装置によって駆動される第2駆動輪と、前記第2駆動輪によって駆動回転される第2フライホイールと、前記第2フライホイールの出力側に設けられ、クラッチ機構を介して前記第2フライホイールより前記第1駆動輪にフィードバックされた一部の入力のみによって前記第1フライホイールの慣性力回転を継続させる第2伝動装置と、から構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の動力発生装置において、前記第2フライホイールの直径及び質量は、前記第1フライホイールの直径及び質量の少なくとも2倍であるように構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項記載の動力発生装置において、前記第1伝動装置は、前記第1フライホイールの出力及び回転数を増幅して、前記第2駆動輪に入力して前記第2フライホイールを駆動回転させ、かつ、前記第2伝動装置は、前記第2フライホイールの出力の一部及び回転数を増幅して、これを前記第1駆動輪にフィードバックして前記第1フライホイールを駆動回転させるようにそれぞれ構成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項記載の動力発生装置において、前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪は、摩擦接触回転によってそれぞれが対応する前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールを駆動回転させるように構成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の動力発生装置において、前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールと、この第1フライホイール及び第2フライホイールにそれぞれ対応する前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪との摩擦接触面は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールの外周面、及び前記第1駆動輪及び第2駆動輪の外周面に沿ってそれぞれ設けられた連続摩擦面であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の動力発生装置において、前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールと、この第1フライホイール及び第2フライホイールにそれぞれ対応する前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪との摩擦接触面は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールのそれぞれの外周面に沿って等間隔に配列され、かつ隣接する各片の間に凹部を形成した複数個の摩擦片によって構成した非連続摩擦面、及び第1駆動輪及び第2駆動輪のそれぞれの外周面に沿って設けられた連続摩擦面によって構成したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の動力発生装置において、前記非連続摩擦面を構成する前記摩擦片は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールの外周面に対し、着脱可能に取付けられていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項記載の動力発生装置において、前記第1フライホイール及び/または前記第2フライホイールは、輻部において直径上で対向かつ対称的に配置され、かつ遠心力によって半径方向に移動可能に設けた少なくとも一対の遠心力錘を設けたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項2記載の動力発生装置において、前記第2フライホイールの出力側に、更に第3フライホイール、第3伝動装置及び第3駆動輪を設けると共に、前記第3伝動装置及び前記第3駆動輪を介して前記第2フライホイールの出力によって前記第3フライホイールを駆動回転させ、この第3フライホイールの出力を主に仕事に充て、出力の僅かな一部を前記第1駆動輪にフィードバックして前記第1フライホイールを駆動回転させるように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、動力発生装置全体の動力系を外部の動力源によって始動させた後、伝動手段を介して直列に配置した少なくとも大、小一対のフライホイールに発生する回転慣性力によって装置全体の運転及び出力を継続可能な状態に駆動した後は、外部動力源の駆動を停止し、装置全体の持続的な加速運転をそれ自体が発生する回転慣性力のみによって維持し、出力が所定値以下に下降した時のみ、外部動力源を再び起動させて装置全体の運転を正常状態に回復させた後、再び動力源を停止させるので、エネルギーを大幅に節約することができる。
請求項2記載の発明によれば、動力源としてモータを使用し、クラッチ機構を介して装置全体を駆動する構成であるので、制御が容易である前記動力発生装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、出力側のフライホイールの直径及び質量を、入力側のフライホイールの直径及び質量の少なくとも2倍に形成したので、倍増の出力側の回転慣性力を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、直列したフライホイール間に出力及び回転数を増大する伝動装置を設けたので、出力側のフライホイールの出力が増加し、負荷側に用いられるとともに、出力の一部を入力側のフライホイールにフィードバックして装置全体の慣性による回転運動を維持することができる。
請求項5記載の発明によれば、駆動輪とフライホイールとの伝動は摩擦接触回転によるものであるので、円滑かつ騒音がない伝動が得られる。
請求項6記載の発明によれば、駆動輪とフライホイールに設けた摩擦接触回転を起こす摩擦接触面を連続摩擦面に形成したので、駆動輪とフライホイールを容易に製造することができる。
請求項7記載の発明によれば、フライホイールに設けた摩擦接触面を複数個の摩擦片によって構成した非連続摩擦面に形成したので、摩擦材を節減することができる。
請求項8記載の発明によれば、フライホイールの外周面に対して前記摩擦片を着脱可能に取り付けたので、摩擦片が磨耗した場合、摩擦片を取り替えることができ、フライホイールの条件を長期間維持することができる。
請求項9記載の発明によれば、フライホイールの輻部に遠心力錘を対称的に設けたので、フライホイール回転時、遠心力によってフライホイールの慣性モーメントが増加し、より大きな出力を得ることができる。
請求項10記載の発明によれば、大、中、小3組のフライホイール及び伝動装置、駆動装置を直列に組合わせて動力発生装置を構成したので、さらに大きな出力を得ることができる。
本発明の動力発生装置の基本原理を示すブロック図である。 本発明の動力発生装置の第1実施形態を示す概略構成図である。 図2の動力発生装置の伝動関係を示す概略側面図である。 (A)は本発明のフライホイールの変形例を示す正面図、(B)はその側面図である。 フライホイールに遠心力錘を設けた一実施例を示す説明図である。 フライホイールのリム部に摩擦片を取付けた一実施例を示す部分断面図である。 本発明の動力発生装置の第2実施形態を示すブロック図である。
以下、図1ないし図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の基本原理を示すブロック図である。図において、動力発生装置は、外部動力源であるモータMと、第1駆動装置10と、第1フライホイール20と、第1伝動装置30と、第2駆動装置40と、第2フライホイール50と、負荷部60と、第2伝動装置70とから構成されている。モータMと第1駆動装置10との間にクラッチC1が、第2伝動装置70と第1駆動装置10との間にクラッチC2がそれぞれ設けられている。
このように構成された動力発生装置において、始動時、先ずモータMを起動させると、モータMの出力TはクラッチC1を介して第1駆動装置10を駆動し、第1駆動装置10に駆動される第1フライホイール20を回転させる。第1フライホイール20が回転すると、慣性モーメントを生じ、その出力T1は第1伝動装置30を経て第2駆動装置40を駆動し、第2駆動装置40に駆動される第2フライホイール50を回転させる。そして、第2フライホイール50が回転すると、その出力T2は主として負荷部60に供給され、例えば、機械装置または発電機を稼動させる目的に使用する。一方、第2フライホイール50からもわずかな一部の出力T3を取り出し、第2伝動装置70およびクラッチC2を介して第1駆動装置10にフィードバック(還元)して回転中の第1フライホイール20の慣性回転持続力を維持する。
このように動力発生装置全体の動力系が動き、第1、第2フライホイール20,50の回転が所定回転速度および慣性回転トルクに達した後、クラッチC1によってモータ10と第1駆動装置20との伝動関係を中断し、電源を切ってモータMを停止させる。この際、第1、第2フライホイール20、50は自体の慣性力によって回転を継続するのであるが、次第に減速する趨勢にある。しかし、大径の第2フライホイール50から出力する大慣性トルクの一部T3が第1駆動装置10に還元されて小径の第1フライホイール20の慣性による持続的な加速回転を維持するので、第1フライホイール20は継続に回転し、その出力T1および回転速度は第1伝動装置30によって拡大した後、第2駆動装置40に入力して第2フライホイール50を所期の回転速度の下において継続に回転させ、質量と直径が第1フライホイール20よりも大きい第2フライホイール50が発生する大慣性回転力を出力して負荷部60に利用することができる。第2フライホイール50に第1フライホイール20よりも大きな慣性回転力を発生させるため、第2フライホイール50の直径および質量は第1フライホイール20のそれよりも大きく形成され、好ましくは、第1フライホイール20の少なくとも2倍にするとよい。
次に、前記作用原理を具体化した動力発生装置の一実施形態について、図2−図3を参照して説明する。
動力発生装置は、外部の動力源となるモータMと、モータMによって駆動される第1駆動輪10と、第1駆動輪10によって駆動回転される第1フライホイール20と、第1フライホイール20の出力側に設けた第1伝動装置30と、第1伝動装置30の連動によって回転する第2駆動輪40と、第2駆動輪40によって駆動回転される第2フライホイール50と、第2フライホイール50の出力側に設けられ、出力終端輪が第1駆動輪10と連動する第2伝動装置70とから構成される。
モータMは、軸Sに設けたクラッチC1を介して第1駆動輪10を駆動可能に設けられてあり、第1駆動輪10は摩擦接触回転によって第1フライホイール20を駆動回転可能に設けられている。第1フライホイール20の軸S1の一端には、第1フライホイール20の回転トルクを第2駆動輪40に入力する第1伝動装置30が設けられている。この実施形態では、第1伝動装置30は、ベルトプーリおよび歯車列を組合わせてなる複合伝動手段を使用しているが、これに適用する他の伝動手段を用いることもできることは明白である。
この実施例では、第1伝動装置30は、軸S1の一端に取付けられた駆動プーリー31と、軸S2に取付けられた従動プーリー32と、両プーリー31、32間に掛け渡された伝動ベルト33と、プーリー32の軸S2の他端に取付けられたギヤ34と、ギヤ34と噛合って回転するように軸S3に取付けられたギヤ35と、同軸S3に取付けられた駆動プーリー36と、軸S4に取付けられた従動プーリー37と、両プーリー36、37間に掛け渡された伝動ベルト38とから構成される。第2駆動輪40は軸S4の一端に設けられ、プーリー37と同期回転する。軸S5に取付けられた第2フライホイール50は第2駆動輪40と接触しており、摩擦接触回転によって駆動される。第2フライホイール50の軸S5の一端は負荷部60に連結されてあり、第2フライホイール50の出力は負荷部60である例えば、機械装置または発電機などの稼動に利用することができる。負荷部60は軸S5に直結してもよいが、図示されてない適当な伝動装置を介して軸S5に連結することもできる。
一方、第2フライホイール50の軸S5の他端には第2伝動装置70が設けられてあり、第2フライホイール50の出力の一部を増幅した後、第1駆動輪10にフィードバックするように構成されている。この実施形態において、第2伝動装置70は、第1伝動装置30と同じようにベルトプーリおよび歯車列を組合わせてなる複合伝動手段を使用している。第2伝動装置70は、軸S5の一端に取付けられた駆動プーリー71と、軸S6に取付けられた従動プーリー72と、両プーリー71、72間に掛け渡された伝動ベルト73と、プーリー72の軸S6の他端に取付けられたギヤ74と、ギヤ74と噛合って回転するように軸S7に取付けられたギヤ75と、同軸S7に取付けられた駆動プーリー76と、モータMの軸Sと対応する軸S8に取付けられた従動プーリー77と、両プーリー76、77間に掛け渡された伝動ベルト78とから構成される。モータMと第1駆動輪10間、及び第1駆動輪10とプーリー77間のそれぞれの軸Sおよび軸S8にはクラッチC1、C2が設けられてある。装置が運転中、運転条件に合わせた適宜な制御によってクラッチC1、C2を離間または接合させることができる。
また、第1駆動輪10および第2駆動輪40は、それぞれが対応する第1フライホイール20及び第2フライホイール50に対し、図示してない適当な装置の駆動によって、図2に示す矢印方向aに沿って加圧接触と非接触の位置の間、すなわち径方向の所定距離d、d’間で移動可能に構成されている。これによって、フライホイール20、50の回転速度および出力を制御することができる。上記移動距離d、d’は僅か数mm程度であり、この距離d、d’の変動に伴って生じるベルト38、78の弛みは、ベルト38、78それぞれの中途に設けたテンションローラー39、79によってその緊張度を調整補償することができる。
この実施形態において、第1及び第2伝動装置30、70は歯車とプーリーによる複合伝動装置を使用しているが、例えば、全歯車式、チェーンスプロケット式、変速歯車機構式、または、それらの2種または2種以上の組合せ式の伝動装置を使用することもできるが、何れの伝動装置にしても駆動輪10、40の回転速度をそれぞれが対応するフライホイール20、50の回転速度よりも高くしなければならない。これにより、フライホイール20、50の慣性による持続回転を維持することができる。なお、図示において、伝動装置30、70はフライホイール20と50との間に配置されているが、このような配置に限定されるものでない。例えば、伝動装置30、70の両方またはいずれ一方を対応するフライホイールの外側に配置してもよい。また、駆動輪10とフライホイール20との接触位置および駆動輪40とフライホイール50との接触位置は、好ましくは、図3のように、駆動輪10、40の中心と、対応するフライホイール20、50の中心とを連結したそれぞれの直線Lは、フライホイール20、50の中心を通過したそれぞれの水平線Lhよりフライホイール20、40の回転方向R1,R2に沿って所定傾斜角θをなす範囲内の任意の位置に配置するとよい。この傾斜角θは0°〜45°であり、10°〜30°が好適である。
次に上記のように構成した動力発生装置の動作について説明する。
先ず、図2のモータMにスイッチを入れて始動させると、モータMはクラッチC1を介して第1駆動輪10を駆動回転させ、第1駆動輪10に接触する第1フライホイール20も摩擦伝動により駆動回転される。この時、クラッチC2は離間状態にある。それで、第1フライホイール20が回転すると、第1伝動装置30を駆動し、第1伝動装置30のプーリー31→ベルト33→プーリー32→ギヤ34→ギヤ35→プーリー36→ベルト37→プーリー38→を経て第2駆動輪40を駆動回転させ、第2駆動輪40と接触する第2フライホイール50を摩擦伝動により回転させる。第2フライホイール50で発生した出力である回転トルクT2(図1)は負荷部60に供給され、所期の仕事に利用する。一方、第2フライホイール50の出力の一部T3(図1)は、負荷部60の反対側に設けた第2伝動装置70にフィードバックされ、第1駆動輪10を駆動して、第1フライホイール20の慣性力回転を継続させる。このとき、第2伝動装置70における伝動順序は、第2フライホイール50と同期回転するプーリー71→ベルト73→プーリー72→ギヤ74→ギヤ75→プーリー76→ベルト78→プーリー78→を経て第1駆動輪10を駆動し、第1フライホイール20を回転させる。
このように、装置全体の動力系を運転させ、フライホイール20、50の回転条件(例えば、図示しない回転センサにより検知した回転速度)が所定目標に達した後は、フライホイール20、50は慣性によって回転を継続することができる。このとき、クラッチC1を離間させ、クラッチC2を接合させた後、モータMを停止させると、第1駆動輪10は、第2フライホイール50より第2伝動装置70を経てフィードバックされたトルクT3のみで駆動されることになり、慣性で回転中の第1フライホイール20に助力を与え、その回転を維持することができる。また、クラッチC1、C2の接合/離脱、およびモータMの運転/停止の制御は、図示されてないマイクロプロセッサーまたはコンピューターなど公知の制御手段によって行うことができる。ここでは説明を省略する。
動力系全体が運転し、フライホイール20、50が慣性によって回転している間、駆動輪10、40が僅かな力で軽くフライホイール20、50の外周をその回転に沿って間歇的に叩くと、フライホイール20、50の慣性力による回転を維持することができるので、駆動輪10、40は常にフライホイール20、50の外周と全面的に接触回転する必要がない。そのため、図4に示すように、フライホイール20、50の駆動輪10、40と接触する摩擦面を等間隔に配列した複数片の摩擦面または摩擦片21、51によって形成した非連続摩擦面にするとよい。各摩擦面または摩擦片21、51の間に形成した凹部21a、51aは、駆動輪10、40の摩擦面と接触しない深さに形成されている。また、図示してないが、駆動輪10、40の摩擦面をフライホイール20、50のような非連続摩擦面に形成することもできる。
フライホイール20、50の出力トルクを回転速度に伴って増大させるため、図5に示すように、フライホイール20、50における軸方向に対向する端面を形成する輻部22、52に、少なくとも一対の遠心力錘Wが直径上で相対向して対称的に設けられている。この遠心力錘Wは、フライホイール20、50が回転時に生じる遠心力で径方向に移動可能に構成されている。この実施例では、遠心力錘Wは上記輻部22、52に設けたガイド溝23、53に配置され、同ガイド溝に嵌挿されたバネ24、54の弾性力に抗して溝内で径方向に摺動自在に構成されている。バネ24、54は、フライホイールが停止した時、遠心力錘Wをガイド溝23、53の軸側の一端に引き戻す。この実施例では遠心力錘Wを両フライホイール20、50に設けた構成について説明したが、遠心力錘Wをいずれ一方のフライホイールのみに設けることもできる。
フライホイール20、50の摩擦面が長期使用で磨耗した場合、容易に交換できるようにするため、非連続摩擦面の摩擦片21、51は、図6に示すように、耐磨耗性の硬質エラストマーまたは合成樹脂の成形品を使用し、適宜な取付け手段、例えばネジ81によって着脱可能にフライホイール20、50の外周面に設けた環状溝25、55内に取付けられている。この実施例では、ネジ81を、摩擦片21、51に設けた貫通孔29、59に挿通して環状溝25、55内に設けたネジ孔26、56に螺着することによって摩擦片21、51を固定している。また、駆動輪10、40をフライホイール20、50の摩擦面に圧接させた場合、よりいい順応性および圧接効果を得るために、摩擦片21、51は、それぞれフライホイール20、50の外周の曲率半径と対応し、かつ、断面が径方向内方に向かって凸となる、ほぼ逆さ凸字形をなす板状円弧片に形成され、その上面、すなわち外周面の中央部には円周方向に沿って伸びる凹溝27、57が設けられており、下面、すなわち内側面には環状溝25、55内に嵌合する突起部28、58が突設されてあり、凹溝の底部には少なくとも2個の貫通孔29、59が設けられてある。そして、上記のように、ネジ81は、貫通孔29、59を挿通してネジ孔26、56に螺着することによって、摩擦片21、51をフライホイールに対し着脱可能に取付けている。摩擦片21、51の摩擦面は、平面状でもよいが、図6に示すように、中央部が環状溝側に向かってやや凹んだ逆円弧形曲面に形成すると好都合である。また、摩擦片21、51の両外側において、突起部28、58の基部と連接する両側の底面とフライホイール20、50の外周面の間には、上記基部に向かって段々小さくなるギャップgが設けられてあり、駆動輪10、40がフライホイールに圧接した時に弾性反発力が生じるように構成されている。これによって駆動輪10,40のフライホイールに対する圧接力、進んでは回転速度を圧接加減によって調整することができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態を示すブロック図である。前記第1実施形態では、動力発生装置は並列した一対のフライホイール20、50および関連の伝動装置などによって構成されたものについて説明したが、この第2実施形態では、前記第2フライホイール50の出力側に更に直径がそれよりも大きい第3フライホイール80を設け、第2フライホイール50の出力は、第3伝動装置90および第3駆動輪100によって増大した後、第3フライホイール80に入力され、第3フライホイール80は更に大きな出力T4を発生し、負荷部60に利用されるのである。第3フライホイール80の出力の一部T3は、前記のように第2伝動装置70および第1駆動輪10を介して第1フライホイール20にフィードバックして第1フライホイール20の回転を継続させる。また、図示してないが、必要であれば、更に第4フライホイール及び関連の伝動装置を付け加えて、前記原理に基づいてアレンジすることも可能である。
本発明に係る動力発生装置は永久機関でなく、省エネルギーのグリーン機械動力発生装置であると声明したい。装置全体の始動は、モータなど外部動力源によって少なくとも2個のフライホイールを主体とした動力系を駆動した後、動力系がフライホイールの慣性力によって系統の正常運転を維持できる間は、モータを停止して、動力系を慣性のみによって運転を継続させる。動力系が負荷部で出力エネルギーが消耗して動力系の継続運転を維持できない時、または、出力が所定値以下に下降した時に、モータを再起動させて動力系の運転を慣性力で維持できるまで回転力を引き上げるので、エネルギーを節約できる。また、空気汚染など公害問題が全くなく、製造、保守も容易であり、グリーンエネルギーの動力発生装置を提供することができる。
M モータ (動力源)
10 第1駆動輪 (第1駆動装置)
20 第1フライホイール
30 第1伝動装置
40 第2駆動輪 (第2駆動装置)
50 第2フライホイール
60 負荷部
70 第2伝動装置
80 第3フライホイール
90 第3伝動装置
100 第3駆動輪 (第1駆動装置)
21,51 摩擦片
21a,51a 凹部
22,52 輻部
23,53 ガイド溝
24,54 バネ
25,55 環状溝
26,56 ネジ孔
27,57 凹溝
28,58 突起部
29,59 貫通孔
31,32,36,37,71,72,76,77 プーリー
33,38,73,78 ベルト
C1,C2 クラッチ
S,S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8 軸
θ 角度
W 遠心力錘
a 矢印方向
d,d’ 距離
g ギャップ

Claims (10)

  1. 動力源と、
    クラッチ機構を介して前記動力源によって駆動される第1駆動装置と、
    前記第1駆動装置によって駆動回転される第1フライホイールと、
    前記第1フライホイールの出力側に設けられた第1伝動装置と、
    第1伝動装置によって駆動される第2駆動装置と、
    前記第2駆動装置によって駆動回転される第2フライホイールと、
    前記第2フライホイールの出力の一部をフィードバックすることにより、前記動力源の替わりに前記第1駆動装置を駆動して前記第1フライホイールの慣性回転を継続させる第2伝動装置とからなる動力発生装置であって、
    前記動力発生装置全体の回転動力系が前記動力源によって始動された後、慣性のみによって装置全体の運転を継続可能の充分な慣性エネルギーを蓄積した後は、前記動力源の出力を停止し、前記第2伝動装置を介して前記第2フライホイールより第1駆動装置にフィードバックされた入力のみで前記第1フライホイールの回転を継続させると共に、前記第2フライホイールの出力が仕事に消耗されて所定値以下に下降した時には、前記動力源を再び起動させ、前記出力を前記所定値以上に引き上げて装置全体の回転を正常状態に回復させた後は、前記動力源の出力を再び停止させ、この操作をサイクル的に繰返し行うようにしたことを特徴とする動力発生装置。
  2. 動力源となるモータと、
    クラッチ機構を介して前記モータによって駆動される第1駆動輪と、
    前記第1駆動輪によって駆動回転される第1フライホイールと、
    前記第1フライホイールの出力側に設けた第1伝動装置と、
    前記第1伝動装置によって駆動される第2駆動輪と、
    前記第2駆動輪によって駆動回転される第2フライホイールと、
    前記第2フライホイールの出力側に設けられ、クラッチ機構を介して前記第2フライホイールより前記第1駆動輪にフィードバックされた一部の入力のみによって前記第1フライホイールの慣性力回転を継続させる第2伝動装置と、から構成されることを特徴とする動力発生装置。
  3. 前記第2フライホイールの直径及び質量は、前記第1フライホイールの直径及び質量の少なくとも2倍であるようにしたことを特徴とする請求項1記載の動力発生装置。
  4. 前記第1伝動装置は、前記第1フライホイールの出力及び回転数を増幅して、前記第2駆動輪に入力して前記第2フライホイールを駆動回転させ、かつ、前記第2伝動装置は、前記第2フライホイールの出力の一部及び回転数を増幅して、これを前記第1駆動輪にフィードバックして前記第1フライホイールを駆動回転させるようにそれぞれ構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の動力発生装置。
  5. 前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪は、摩擦接触回転によってそれぞれが対応する前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールを駆動回転させるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の動力発生装置。
  6. 前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールと、この第1フライホイール及び第2フライホイールにそれぞれ対応する前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪との摩擦接触面は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールの外周面、及び前記第1駆動輪及び第2駆動輪の外周面に沿ってそれぞれ設けられた連続摩擦面であることを特徴とする請求項5記載の動力発生装置。
  7. 前記第1フライホイール及び前記第2フライホイールと、この第1フライホイール及び第2フライホイールにそれぞれ対応する前記第1駆動輪及び前記第2駆動輪との摩擦接触面は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールのそれぞれの外周面沿って等間隔に配列され、かつ隣接する各片の間に凹部を形成した複数個の摩擦片によって構成した非連続摩擦面、及び第1駆動輪及び第2駆動輪のそれぞれの外周面に沿って設けられた連続摩擦面によって構成したことを特徴とする請求項5記載の動力発生装置。
  8. 前記非連続摩擦面を構成する前記摩擦片は、前記第1フライホイール及び第2フライホイールの外周面に対し、着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項7記載の動力発生装置。
  9. 前記第1フライホイール及び/または前記第2フライホイールは、輻部において直径上で対向かつ対称的に配置され、かつ遠心力によって半径方向に移動可能に設けた少なくとも一対の遠心力錘を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の動力発生装置。
  10. 前記第2フライホイールの出力側に、更に第3フライホイール、第3伝動装置及び第3駆動輪を設けると共に、前記第3伝動装置及び前記第3駆動輪を介して前記第2フライホイールの出力によって前記第3フライホイールを駆動回転させ、この第3フライホイールの出力を主に仕事に充て、出力の僅かな一部を前記第1駆動輪にフィードバックして前記第1フライホイールを駆動回転させるように構成したことを特徴とする請求項2記載の動力発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117659A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 株式会社ナップワン 動力装置及び発電装置

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