JP2012234202A - リズムの構造を抽出する方法、複数の音声信号のアイテム間の類似する関係を決定する方法、および、そのプログラム - Google Patents
リズムの構造を抽出する方法、複数の音声信号のアイテム間の類似する関係を決定する方法、および、そのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012234202A JP2012234202A JP2012173010A JP2012173010A JP2012234202A JP 2012234202 A JP2012234202 A JP 2012234202A JP 2012173010 A JP2012173010 A JP 2012173010A JP 2012173010 A JP2012173010 A JP 2012173010A JP 2012234202 A JP2012234202 A JP 2012234202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rhythm
- time series
- rhythm structure
- extraction method
- structure extraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/36—Accompaniment arrangements
- G10H1/40—Rhythm
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2210/00—Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
- G10H2210/031—Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal
- G10H2210/071—Musical analysis, i.e. isolation, extraction or identification of musical elements or musical parameters from a raw acoustic signal or from an encoded audio signal for rhythm pattern analysis or rhythm style recognition
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
【解決手段】 データベースからリズム構造を抽出する処理において、解析により入力信号を処理して、入力信号に含まれているリズム情報を選択し、解析の実行中に音を合成する。データベースには、例えば打撃音を表すデータが格納されている。入力信号は、例えばスペクトル分析により処理される。
【選択図】図1
Description
1)トレーニングフェーズ:このフェーズにおいては、本発明に基づくパラメータの一部が調整(tune)され、関連する楽曲のクラスタ(cluster)及び/又はカテゴリ(category)が生成される。
2)ワーキングフェーズ:このフェーズにおいては、入力された楽曲に類似するクラスタが生成される。
1)トレーニングフェーズ
入力:デジタルフォーマットの音楽信号のデータベース、例えば通常20秒以上の長さの波形ファイル(wav)
出力:このデータベースのクラスタ
2)ワーキングフェーズ
入力:デジタルフォーマットの音楽信号のデータベース、例えば通常20秒以上の長さの波形ファイル(wav)
出力:この楽曲とデータベース内の他の楽曲間の距離の測定値(distance measure)。この測定値により、入力された楽曲に類似するリズム構造を有する楽曲を含むクラスタの集合が生成される。
リズム構造は、タイムシリーズ(time series)の重なり(superposition)として定義される。各タイムシリーズは、入力信号における所定の打楽器の打撃音による複数の一時的なピークを表している。ピークは、信号における打撃音の発生(significant contribution)を表している。与えられた入力信号に対して、打撃音のライブラリにおける異なる打楽器に関する、複数のタイムシリーズが抽出される。抽出される異なるタイムシリーズの数は、例えば、2つであってもよい。
1)スペクトル分析技術を用いて入力信号を前処理し、入力信号における非リズム情報を抑圧する。
2)信号内の打撃音の発生を表す複数のオンセットタイムシリーズ(onset times series)を組み合わせて入力信号のリズム構造の表現を構築する。
3)信号からこれらタイムシリーズを抽出するために、打撃音のライブラリを使用する。
4)音合成モジュール(sound synthesis module)を用いて、打撃音のライブラリを反復的に構築する。
5)タイムシリーズの自己相関及び相互相関積(auto-correlation and cross-correlation products)を算出することにより、タイムシリーズ内に与えられた情報を削減する。
6)タイムシリーズの相関を分析して、単純なテンポ抽出を行う。
7)削減された情報を用いて、2つの楽曲間の距離の測定値を求める。
まず、信号を前処理し、非リズム情報をフィルタリングする。これにより、信号は単純化され、リズム情報のみを有するようになる。続いて、以下のような処理を行う。
1)チャンネル抽出
・サウンドライブラリの全ての打撃音に対し、入力信号上のピーク抽出を行う。・処理の結果得られたタイムシリーズのピークの質を評価する。
・固定点が決定されるまで、処理を繰り返す。
・抽出が成功したタイムシリーズを合成する。
2)相関分析
・相関積を算出する。
・相関積からテンポを抽出する。
・相関積をスケーリングする。
・相関積に対するトリミング及び削減を行う。
3)2)の結果から距離測定値を算出する。
1)非リズム情報をフィルタリングする前処理
この処理では、SMS法(SMS approach)と同様の技術を利用する。すなわち、信号を高調波音と雑音の和として分析する処理は、例えば、1997年ザビエル・セラ(Xavier Serra)著、シー・ローズ(C.Roads)、エス・ポープ(S.Pope)、エー・ピチアリ(A.Picialli)、ジー・ド・ポリ(G.De Poli)編「正弦波と雑音の和による楽音モデリング(Musical Sound Modelling With Sinusoids Plus Noise)」及びスウェッツアンドザイトリンジャパブリッシャ社(Swets & Zeitlinger Publishers)発行の「音楽信号処理(Musical Singal Processing)」等に記述されている技術と同様の技術を用いる。
2)チャンネル抽出
このモジュールは、信号における打撃音の発生を表すオンセットタイムシリーズを抽出する。この抽出処理の流れを図4に示す。この処理は、固定点に達するまで繰り返し実行される。
i)相関の技術を用いて、打撃音のサウンドライブラリ内の各音と信号とを比較する。この処理では、以下に示す式を用いて、tを[1,NS]に属する要素とする信号S(t)及びtを[1,NI]に属する要素とする楽器音I(t)に関する相関関数Cor(δ)を算出する。
このモジュールは、以下のような一連のフィルタにより信号をフィルタリングすることにより実現される。
a)例えば、TA=50/100×Max(Cor)として、振幅閾値TAを下回るCor関数の全ての値をフィルタリングして取り除く。
b)「近すぎる」ピーク、すなわち、他のピークとの間の発生時間の間隔が時間閾値TSより小さい全てのピークをフィルタリングして取り除く。TSは、信号において、通常10ミリ秒に設定される。
c)十分に高い質を示す測定値を有さない全てのピークを取り除く。質の測定値は、以下に示す式に基づき、相関信号Cor内のピークtにおけるローカルエネルギと、ピークtの近辺のローカルエネルギQ(Cor)との比として算出される。
d)ピークのタイムシリーズのこの時点における新たな打撃音が、元の信号と合成される。新たに合成される打撃音は、以下のように定義される。
e)楽器Iを新たな楽器newInstに置き換えて、上述の処理を繰り返す。この処理は、算出されたピークタイムシリーズが先行するサイクルと同様に算出されるまで繰り返され、すなわち、固定点反復処理(fixed point iteration)を実行する。
・2つのタイムシリーズは異なっていなくてはならず、一方が他方を包含する関係にあってはならない。
・矛盾が生じた場合、すなわち、2つのタイムシリーズの候補が異なる音を有するものである場合、ピーク数が最大のタイムシリーズを選択する。
3)相関分析
このモジュールには、前段のモジュールにより算出され、信号における2つの主要な打撃音のオンセットタイムシリーズを表す2つのタイムシリーズが入力される。また、このモジュールは、このデータを削減し、後の分類(classification)に適するデータを表す数値の組を出力する。この数値のシリーズをTS1及びTS2として示す。
i)相関積の算出
各タイムシリーズC1,1、C2,2、C1,2は、以下の式に示すように、TS1とTS2の相関積として算出される。
テンポは、以下の式を用いて相関積から抽出される。
すなわち、t>0として、
MAX=MAX(C1,1(t)+C2,2(t))
なお、ここで、C1,1のエネルギを表すC1,1(0)の検討を避けるために、t>0から開始する。MAXの演算子(index)の値、すなわちIMAXは、可能な乗数(multicative factor)を有する信号における最も顕著な期間(prominent period)を表し、これをテンポと推定する。ここでは、60拍毎分(beat per minute:以下、bpmとする。)〜180bpmのテンポ、すなわち250ミリ秒〜750ミリ秒の期間についてのみ検討する。したがって、顕著な期間がこの範囲内にない場合、次のような乗算又は除算を行う。すなわち、IMAX<250ミリ秒の場合、IMAX=IMAX×2とし、IMAX>750msの場合、IMAX=IMAX/2とする。
iii)相関積のスケーリング
一旦、テンポが抽出されると、続いて、テンポ及び振幅の最大値に基づいて、タイムシリーズをスケーリングして正規化する。以下に示す式により、新たな3つの正規化されたタイムシリーズが算出される。
C1,1=C1,1(t×IMAX)/MAX
C2,2=C2,2(t×IMAX)/MAX
C1,2=C1,2(t×IMAX)/MAX
iv)相関積のトリミング及び削減
ここでは、各正規化されたタイムシリーズについて、0〜1の範囲内の値のみを残す。
4)モジュール3)の結果からの距離測定値の算出
各楽曲のリズムの内部表現に基づいて、2つの楽曲間の距離を測定し、これにより、モジュール3)で算出されたデータは、単純な数値に削減される。
i)リズムの内部表現の構築
それぞれがタイムシリーズにおける櫛形フィルタ(comb filter)の効果(contribution)を表す係数の組として、各タイムシリーズCNi,jの構造(morphology)の表現を算出する。櫛形フィルタFl,Fnの組は、以下のように定義される。
ii)距離に関連付けられた多次元空間内におけるリズムの表現
各音楽信号Sは、上述の方法により、24個の数値により表現される。音楽信号S1と音楽信号S2間の距離の測定値は、この空間における自乗差分(squared differences)の重み付け加算値として表される。
前記分析段階における上記分析手法は、
繰り返して反復処理して、前記入力信号内のオンセット(頭節の出だし)ピークの時系列データから新しい打撃音を合成して、新しい打撃音を規定する段階、
計算されたピークのシリーズ(系列)サイクルが前のサイクルと同じになるまで、前記反復処理を遂行する段階、および、
前記ピークの抽出のため、前記入力信号を全ての前記打撃音と比較した後、2つの異なる時系列データを選択する段階
を具備する、リズムの構造を抽出する方法が提供される。
複数の音声信号のアイテム間の類似する関係をリズムの構造を比較することにより決定する方法が提供される。
本発明のプログラムは、上記リズムの構造を抽出する方法、または、複数の音声信号のアイテム間の類似する関係をリズムの構造を比較することにより決定する方法を、コンピュータにおいて実行可能である。
Claims (34)
- 音を表すデータを含むデータベースからリズム構造を抽出するリズム構造抽出方法において、
解析により入力信号を処理して、該入力信号に含まれているリズム情報を選択するステップと、
上記解析の実行中に上記音を合成するステップとを有するリズム構造抽出方法。 - 上記データベースは、打撃音を表すデータを含んでいることを特徴とする請求項1記載のリズム構造抽出方法。
- 上記入力信号を処理するステップは、該入力信号をスペクトル分析により処理するステップを有することを特徴とする請求項1又は2記載のリズム構造抽出方法。
- 上記音を合成するステップは、
オンセットピークのタイムシリーズ及び上記入力信号から新たな打撃音を合成し、該新たな打撃音を定義し、繰り返される反復処理を可能とするステップと、
算出されるピークシリーズタイムシリーズサイクルが先行するサイクルと同じになるまで、上記反復処理を繰り返すステップと、
上記入力信号をピーク抽出のために全ての打撃音と比較した後に、2つの異なるタイムシリーズを選択するステップとを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。 - それぞれが1つの打撃音の時間的な貢献を表すタイムシリーズとして上記リズム構造を定義するステップを有する請求項1乃至4いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。
- 複数のオンセットタイムシリーズを組み合わせて上記リズム構造を構築するステップと、
上記複数のタイムシリーズ内に含まれるリズム情報を削減し、アイテムに対する削減されたリズム情報を抽出するステップと有する請求項1乃至5いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。 - 上記リズム構造は、オーディオ信号における所定のアイテムの数値的表現によって形成され、上記データベース内の打撃音は、オーディオ信号内に存在することを特徴とする請求項6記載のリズム構造抽出方法。
- 上記リズム構造を定義するステップは、それぞれが上記オーディオ信号における打撃音の1つに対応する時間的貢献を表すタイムシリーズの重なりとして上記リズム構造を定義するステップを有することを特徴とする請求項5乃至7いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。
- 上記リズム構造を構築するステップは、複数のオンセットタイムシリーズを組み合わせて上記入力信号のリズム構造の数値的表現を構築するステップを有することを特徴とする請求項6乃至8いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。
- 上記リズム構造を削減するステップは、上記複数のタイムシリーズの相関を分析することにより該複数のタイムシリーズに含まれているリズム情報を削減し、オーディオ信号のアイテムに対応する削減されたリズム情報を抽出するステップを有することを特徴とする請求項6乃至9いずれか1項記載のリズム構造抽出方法。
- 一方が比較の参照として使用されるオーディオ信号におけるアイテムのリズム構造を比較することにより、アイテム間の類似関係を判定する類似関係判定方法において、
請求項1乃至10いずれか1項記載のリズム構造抽出方法を実行して比較すべきオーディオ信号の各アイテムに対応するリズム構造を判定するステップと、
削減されたリズム情報に基づいて上記オーディオ信号のアイテム間の距離測定を行うステップと、
特定の基準を用いて、参照用のアイテムから特定の距離内にあるオーディオ信号のアイテムが同様のリズムを有するものと判定するステップとを有する類似関係判定方法。 - 上記参照用のオーディオ信号との類似性に基づいてオーディオ信号のアイテムを選択するステップを有する請求項11記載の類似関係判定方法。
- 上記リズム構造を定義するステップは、各タイムシリーズが与えられた打撃音の時間的ピークを表すものと定義するステップを有することを特徴とする請求項5乃至12いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記入力信号を処理するステップは、該入力信号に対するピーク抽出処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項1乃至13いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記ピーク抽出処理を実行するステップは、信号を高調波音と雑音として分析することによりピークを抽出するステップを有することを特徴とする請求項14記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記入力信号を処理するステップは、ピークフィルタリング処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項1乃至15いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記ピークフィルタリング処理を実行するステップは、所定の閾値に達するまで、上記オーディオ信号における打撃音の発生を表すオンセットタイムシリーズを繰り返し抽出するステップを有することを特徴とする請求項16記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記ピークフィルタリング処理を実行するステップは、オーディオ信号と打撃音の相関関数値を算出する相関分析技術により、上記データベースに格納されている各打撃音と上記オーディオ信号とを比較するステップを有することを特徴とする請求項16又は17記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記ピークフィルタリング処理を実行するステップは、所定の振幅閾値以下の相関関数値をフィルタリングして除去し、所定の時間閾値以下の発生時間を有するピークをフィルタリングして除去し、所定の質閾値以下の質を有するピークをフィルタリングして除去することにより、処理の結果得られた上記タイムシリーズのピークの質を評価して、ピーク位置ベクトル及びピーク値ベクトルを有するオンセットタイムシリーズを生成するステップを有することを特徴とする請求項16乃至18いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記入力信号を処理するステップは、相関分析処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項1乃至19いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記相関分析処理を実行するステップは、タイムシリーズの相関積を公式化するステップと、該相関積からテンポ値を選択するステップと、該テンポ値をスケーリングするステップとを有することを特徴とする請求項20記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記相関積を公式化するステップは、
上記信号における2つの主要な打撃音のオンセットタイムシリーズを表す2つのタイムシリーズを入力情報として特定するステップと、
上記入力されたタイムシリーズに含まれているリズム情報を削減した情報を表す数値の組を出力情報として生成するステップと、
上記2つのタイムシリーズの相関積を算出するステップとを有する請求項21記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。 - 上記テンポ値を選択するステップは、上記信号における顕著な期間を表すテンポ値を選択するステップを有することを特徴とする請求項21又は22記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記テンポ値を選択するステップは、上記相関積からテンポ値を抽出するステップを有し、上記顕著な期間は所定の範囲内から選択されることを特徴とする請求項23記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記テンポ値をスケーリングするステップは、
上記テンポ値及び振幅の値に基づいて上記タイムシリーズをスケーリングし、新たな正規化されたタイムシリーズの組を生成するステップと、
上記相関積をトリミング及び削減し、上記所定の範囲内に含まれる正規化された各相関積に対応する値を残すステップとを有する請求項21乃至24いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。 - 上記テンポ値をスケーリングするステップは、上記タイムシリーズを上記相関積によりスケーリングするステップを有することを特徴とする請求項25記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記距離の測定値を算出するステップは、上記オーディオ信号の各アイテムに対するリズムの内部表現に基づいて該オーディオ信号2つのアイテムを算出し、上記相関積から算出されたデータを単純な数値に削減するステップを有することを特徴とする請求項11乃至26いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記距離の測定値を算出するステップは、それぞれがフィルタにおけるタイムシリーズの貢献を表す係数の組として上記各タイムシリーズの構造の表現を算出するステップと、各フィルタによりタイムシリーズをフィルタリングし、上記リズムを表す所定の数値を生成するステップとを実行することにより上記リズムの内部表現を構築することを特徴とする請求項27記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記距離の測定値を算出するステップは、上記リズムを表現する所定の数値により各信号を表現するステップと、2つの信号間について上記距離の測定値を算出するステップとを有することを特徴とする請求項27又は28記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記オーディオ信号のアイテムは、楽曲であり、上記オーディオ信号は、音楽オーディオ信号であることを特徴とする請求項1乃至29記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記データベースに含まれる打撃音は、打楽器により発生された音に基づくオーディオ信号であることを特徴とする請求項1乃至30いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 上記2つの信号は、それぞれバスドラムとスネアドラムの音を表していることを特徴とする請求項22乃至31いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法。
- 汎用コンピュータと周辺装置とを備え、請求項1乃至32いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法を実現するようプログラミングされたリズム構造抽出装置又は類似関係判定装置。
- 汎用コンピュータの内部メモリにロードされ、該汎用コンピュータに請求項1乃至32いずれか1項記載のリズム構造抽出方法又は類似関係判定方法を実行させるコンピュータプログラム製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP00400948.6 | 2000-04-06 | ||
EP00400948A EP1143409B1 (en) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | Rhythm feature extractor |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001109158A Division JP2002006839A (ja) | 2000-04-06 | 2001-04-06 | リズム構造抽出方法及び類似関係判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012234202A true JP2012234202A (ja) | 2012-11-29 |
Family
ID=8173635
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001109158A Pending JP2002006839A (ja) | 2000-04-06 | 2001-04-06 | リズム構造抽出方法及び類似関係判定方法 |
JP2012173010A Pending JP2012234202A (ja) | 2000-04-06 | 2012-08-03 | リズムの構造を抽出する方法、複数の音声信号のアイテム間の類似する関係を決定する方法、および、そのプログラム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001109158A Pending JP2002006839A (ja) | 2000-04-06 | 2001-04-06 | リズム構造抽出方法及び類似関係判定方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6469240B2 (ja) |
EP (1) | EP1143409B1 (ja) |
JP (2) | JP2002006839A (ja) |
DE (1) | DE60041118D1 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6910035B2 (en) * | 2000-07-06 | 2005-06-21 | Microsoft Corporation | System and methods for providing automatic classification of media entities according to consonance properties |
US6657117B2 (en) * | 2000-07-14 | 2003-12-02 | Microsoft Corporation | System and methods for providing automatic classification of media entities according to tempo properties |
US7035873B2 (en) * | 2001-08-20 | 2006-04-25 | Microsoft Corporation | System and methods for providing adaptive media property classification |
KR100880480B1 (ko) * | 2002-02-21 | 2009-01-28 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 오디오 신호의 실시간 음악/음성 식별 방법 및시스템 |
US20030205124A1 (en) * | 2002-05-01 | 2003-11-06 | Foote Jonathan T. | Method and system for retrieving and sequencing music by rhythmic similarity |
US20050022654A1 (en) * | 2003-07-29 | 2005-02-03 | Petersen George R. | Universal song performance method |
WO2005071662A1 (en) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and system for determining a measure of tempo ambiguity for a music input signal |
US7148415B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-12-12 | Apple Computer, Inc. | Method and apparatus for evaluating and correcting rhythm in audio data |
US7626110B2 (en) * | 2004-06-02 | 2009-12-01 | Stmicroelectronics Asia Pacific Pte. Ltd. | Energy-based audio pattern recognition |
US7563971B2 (en) * | 2004-06-02 | 2009-07-21 | Stmicroelectronics Asia Pacific Pte. Ltd. | Energy-based audio pattern recognition with weighting of energy matches |
CN101189610B (zh) * | 2005-06-01 | 2011-12-14 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 用于确定内容项特性的方法和电子设备 |
EP1941486B1 (en) * | 2005-10-17 | 2015-12-23 | Koninklijke Philips N.V. | Method of deriving a set of features for an audio input signal |
KR100655935B1 (ko) * | 2006-01-17 | 2006-12-11 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 화상형성장치 구동제어 방법 |
US8494842B2 (en) * | 2007-11-02 | 2013-07-23 | Soundhound, Inc. | Vibrato detection modules in a system for automatic transcription of sung or hummed melodies |
CN101471068B (zh) * | 2007-12-26 | 2013-01-23 | 三星电子株式会社 | 通过哼唱音乐旋律搜索基于波形的音乐文件的方法和系统 |
CN101958646B (zh) * | 2009-07-17 | 2013-08-28 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 电源补偿装置及方法 |
US9053695B2 (en) * | 2010-03-04 | 2015-06-09 | Avid Technology, Inc. | Identifying musical elements with similar rhythms |
JP5454317B2 (ja) | 2010-04-07 | 2014-03-26 | ヤマハ株式会社 | 音響解析装置 |
JP5560861B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2014-07-30 | ヤマハ株式会社 | 楽曲解析装置 |
US8670577B2 (en) | 2010-10-18 | 2014-03-11 | Convey Technology, Inc. | Electronically-simulated live music |
JP5500058B2 (ja) * | 2010-12-07 | 2014-05-21 | 株式会社Jvcケンウッド | 曲順決定装置、曲順決定方法、および曲順決定プログラム |
KR20120132342A (ko) * | 2011-05-25 | 2012-12-05 | 삼성전자주식회사 | 보컬 신호 제거 장치 및 방법 |
US9160837B2 (en) * | 2011-06-29 | 2015-10-13 | Gracenote, Inc. | Interactive streaming content apparatus, systems and methods |
JP5962218B2 (ja) * | 2012-05-30 | 2016-08-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 曲順決定装置、曲順決定方法、および曲順決定プログラム |
CN103839538B (zh) * | 2012-11-22 | 2016-01-20 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 音乐节奏检测方法及检测装置 |
US9798974B2 (en) * | 2013-09-19 | 2017-10-24 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Recommending audio sample combinations |
US9372925B2 (en) | 2013-09-19 | 2016-06-21 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Combining audio samples by automatically adjusting sample characteristics |
JP6946442B2 (ja) * | 2017-09-12 | 2021-10-06 | AlphaTheta株式会社 | 楽曲解析装置および楽曲解析プログラム |
CN111816147A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-10-23 | 武汉科技大学 | 一种基于信息提取的音乐节奏定制方法 |
CN112990261B (zh) * | 2021-02-05 | 2023-06-09 | 清华大学深圳国际研究生院 | 一种基于敲击节奏的智能手表用户识别方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116386U (ja) * | 1979-02-09 | 1980-08-16 | ||
US4674384A (en) * | 1984-03-15 | 1987-06-23 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument with automatic accompaniment unit |
JPH0687199B2 (ja) * | 1986-09-11 | 1994-11-02 | 松下電器産業株式会社 | テンポ表示装置 |
JP3245890B2 (ja) * | 1991-06-27 | 2002-01-15 | カシオ計算機株式会社 | 拍検出装置及びそれを用いた同期制御装置 |
US5451709A (en) * | 1991-12-30 | 1995-09-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Automatic composer for composing a melody in real time |
US5369217A (en) * | 1992-01-16 | 1994-11-29 | Roland Corporation | Rhythm creating system for creating a rhythm pattern from specifying input data |
JPH05333857A (ja) * | 1992-05-27 | 1993-12-17 | Brother Ind Ltd | 自動採譜装置 |
AU4341193A (en) * | 1992-06-03 | 1993-12-30 | Neil Philip McAngus Todd | Analysis and synthesis of rhythm |
JPH0659668A (ja) * | 1992-08-07 | 1994-03-04 | Brother Ind Ltd | リズム楽器の自動採譜装置 |
JPH0675562A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-03-18 | Brother Ind Ltd | 自動採譜装置 |
JP3433818B2 (ja) * | 1993-03-31 | 2003-08-04 | 日本ビクター株式会社 | 楽曲検索装置 |
JP2877673B2 (ja) * | 1993-09-24 | 1999-03-31 | 富士通株式会社 | 時系列データ周期性検出装置 |
US6121532A (en) * | 1998-01-28 | 2000-09-19 | Kay; Stephen R. | Method and apparatus for creating a melodic repeated effect |
JPH11338868A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 歌詞によるリズムパターンの検索方法及び装置及び歌詞によるリズムパターンの検索プログラムを格納した記憶媒体 |
US6316712B1 (en) * | 1999-01-25 | 2001-11-13 | Creative Technology Ltd. | Method and apparatus for tempo and downbeat detection and alteration of rhythm in a musical segment |
JP3528654B2 (ja) * | 1999-02-08 | 2004-05-17 | ヤマハ株式会社 | メロディ生成装置及びリズム生成装置と記録媒体 |
-
2000
- 2000-04-06 EP EP00400948A patent/EP1143409B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-06 DE DE60041118T patent/DE60041118D1/de not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-04-05 US US09/827,550 patent/US6469240B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-04-06 JP JP2001109158A patent/JP2002006839A/ja active Pending
-
2012
- 2012-08-03 JP JP2012173010A patent/JP2012234202A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020005110A1 (en) | 2002-01-17 |
EP1143409A1 (en) | 2001-10-10 |
JP2002006839A (ja) | 2002-01-11 |
DE60041118D1 (de) | 2009-01-29 |
EP1143409B1 (en) | 2008-12-17 |
US6469240B2 (en) | 2002-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012234202A (ja) | リズムの構造を抽出する方法、複数の音声信号のアイテム間の類似する関係を決定する方法、および、そのプログラム | |
Lee et al. | Acoustic chord transcription and key extraction from audio using key-dependent HMMs trained on synthesized audio | |
US7273978B2 (en) | Device and method for characterizing a tone signal | |
Paulus et al. | Measuring the similarity of Rhythmic Patterns. | |
EP0955592B1 (en) | A system and method for querying a music database | |
Klapuri | Musical meter estimation and music transcription | |
JP2003330460A (ja) | 少なくとも2つのオーディオ・ワークの比較方法、少なくとも2つのオーディオ・ワークの比較方法をコンピュータに実現させるためのプログラム、及び、オーディオ・ワークのビートスペクトルの決定方法 | |
JP3789326B2 (ja) | テンポ抽出装置、テンポ抽出方法、テンポ抽出プログラム及び記録媒体 | |
US9378719B2 (en) | Technique for analyzing rhythm structure of music audio data | |
JP6743425B2 (ja) | 音信号処理方法および音信号処理装置 | |
Atli et al. | Audio feature extraction for exploring Turkish makam music | |
Tian et al. | Towards music structural segmentation across genres: Features, structural hypotheses, and annotation principles | |
Völkel et al. | Automatic genre classification of latin american music using characteristic rhythmic patterns | |
Thomas et al. | Detection of largest possible repeated patterns in indian audio songs using spectral features | |
Tzanetakis et al. | Subband-based drum transcription for audio signals | |
Lee | A system for automatic chord transcription from audio using genre-specific hidden Markov models | |
Marolt | Automatic transcription of bell chiming recordings | |
JP4926044B2 (ja) | 音信号の特徴を記述する装置および方法 | |
Ravelli et al. | Automatic rhythm modification of drum loops | |
Kitahara | Mid-level representations of musical audio signals for music information retrieval | |
JP2002278544A (ja) | 採譜方法および採譜装置 | |
Tripodi | Setting the rhythm scene: deep learning-based drum loop generation from arbitrary language cues | |
Lee et al. | Music genre classification using a time-delay neural network | |
Rao et al. | Improving polyphonic melody extraction by dynamic programming based dual f0 tracking | |
Bhaduri et al. | Matra and tempo detection for indic Tala-s |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120831 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131203 |