JP2012232276A - 糊材の塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加工部が形成された板部と、板部に接合されるフラップとを備えるブランクに糊材を塗布する糊材の塗布方法は、所定方向に搬送されるブランクに対して糊材を吐出し、加工部を挟んで対向し、互いに平行に並んで延びる複数の糊材の単位パターン61からなる一対の第一列62を形成する第一列形成工程と、搬送されるブランクに対して糊材を吐出し、第一列の一方の端部どうしを接続するように延びる複数の単位パターンからなる第二列63を形成する第一列形成工程とを備え、第一列は、板部上に形成される第一領域62Aと、フラップ上に形成される第二領域62Bとを有し、フラップが折線で折り曲げられて板部に重なると、第二領域の単位パターンが第一領域の単位パターン間に配置され、第一列と第二列とが連続した接着領域を形成して加工部周囲の三方を囲む。
【選択図】図3
Description
ここで、正面板に透孔を開口して蓋材を係止させる部位を設ける場合、商品流通時等において粉状洗剤等の内容物が補強フラップと正面板との隙間に入り込んで透孔から漏れ出る不具合が生じないようにする必要がある。
このようにすると、折り返した補強フラップを正面板に接合したときに、製造されたカートンにおいて、加工部の下方および側方が隙間なく接着され、内容物の漏れ出しを好適に防ぐことができる。
近年、このようなカートンを製造するにあたっては、糊材が材料費の大半を占めているため、糊材の使用量増加は製造コストの上昇に直結する。かといって、単純に糊材の塗布量を減らすだけでは、加工部の下方や側方に隙間が残存したり、補強フラップが正面板から剥がれたりする恐れがある。これらの現象は、内容物の漏れ出しの原因となり、品質低下の要因となるため、問題である。
図1は、本発明の糊材の塗布方法(以下、単に「塗布方法」と称する。)の概略を示す図である。本発明の塗布方法では、カートンを形成するためのブランク1を、図1におけるX軸の方向(以下、「搬送方向X」と称することがある。)に搬送する。搬送されたブランク1は、ブランク1の上方に配置された複数のノズル51からなるノズル部50の下を通過する。ブランク1がノズル部50の下を通過するときに、各ノズル51から所定のタイミングおよび吐出時間で糊材が吐出され、ブランク1上に塗布される。糊材の種類に特に制限はなく、ブランク1の材質等により適宜決定されてよい。
本発明の塗布方法は、ブランク1のうち、正面部10において実施されるため、以降は正面部10を中心に説明する。
ローラー等の搬送手段により、ブランク1が搬送方向Xと平行に、図1の左上に向かって搬送される。ブランク1がノズル部50の下を通過する際に、ノズル部50の各ノズルから所定の態様で糊材が吐出される。吐出された糊材は、ブランク1上に滴下されて単位パターン61となる。
2本の第一列62を形成する単位パターン61は、ノズル部50の両端に配置された2本のノズル51Aから糊材を所定の時間間隔をおいて間欠的に複数回吐出することにより形成される(第一列形成工程)。本実施形態では、各第一列62の単位パターン61の配置態様は同一であるため、2本のノズル51Aの吐出態様は同一である。
したがって、内容物が係止開口14から漏れることを好適に防止することができる。また、第一列62の単位パターンのうち、第二領域62Bの単位パターンを、補強フラップ12と正面板13とが接触するときに第一領域62Aの単位パターン間に位置するように配置しているため、直線状に糊材を塗布するのに比べて糊材の使用量を抑えつつ、補強フラップ12と正面板13とを接合する時には切れ目なく連続された接着領域を形成することができる。したがって、内容物の漏れを確実に防ぎつつ、糊材の使用量を低減して、カートンの製造コストを大きく低下させることができる。
特に、図3に示すように、ノズル部50においてノズル51が隙間なく整列配置されている場合は、基本的には第二列における単位パターン間の間隔を変更することは困難であるから、主に単位パターンの大きさを調節して上記条件を満たせばよい。
第二領域66Bの各単位パターン67Bは、補強フラップ12と正面板13とが接触するようにブランク1が折り曲げられると、第一領域66Aの単位パターン67A間に配置され、第二列66が、第一実施形態とほぼ同様に切れ目なく連続する接着領域となる。
12 補強フラップ(フラップ)
13 正面板(板部)
14 係止開口(加工部)
61、61A、61B、67A、67B 単位パターン
62 第一列
62A 第一領域
62B 第二領域
63、66 第二列
66A 第一領域(第三領域)
66B 第二領域(第四領域)
L2 開口部折線(折線)
Claims (3)
- 加工部が形成された板部と、前記板部と折線を介して接続され、前記加工部を覆うように前記板部に接合されるフラップとを備えるブランクに、前記板部と前記フラップとを接合するための糊材を塗布する糊材の塗布方法であって、
所定方向に搬送される前記ブランクに対して前記糊材を吐出し、前記加工部を挟んで対向し、互いに平行に並んで延びる複数の前記糊材の単位パターンからなる一対の第一列を形成する第一列形成工程と、
所定方向に搬送される前記ブランクに対して前記糊材を吐出し、前記第一列の一方の端部どうしを接続するように延びる複数の前記単位パターンからなる第二列を形成する第一列形成工程と、
を備え、
前記第一列は、前記板部上に形成される第一領域と、前記フラップ上に形成される第二領域とを有し、
前記フラップが前記折線で折り曲げられて前記板部に重なると、前記第二領域の前記単位パターンが前記第一領域の前記単位パターン間に配置され、
前記第一列と前記第二列とが連続した接着領域を形成して、前記加工部周囲の三方を囲むことを特徴とする糊材の塗布方法。 - 前記第二列は、前記板部上に形成される第三領域と、前記フラップ上に形成される第四領域とを有し、前記フラップが前記折線で折り曲げられて前記板部に重なると、前記第四領域の前記単位パターンが前記第三領域の前記単位パターン間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の糊材の塗布方法。
- 前記第一列は、前記ブランクの搬送方向と平行に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の糊材の塗布方法
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JP2008273142A (ja) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Toppan Printing Co Ltd | 糊塗布方法 |
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