JP2012231368A - 通信装置、通信システム、通信経路切り替え方法、及び通信経路切り替えプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 通信装置1010が、対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置であって、IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段112と、IPsec監視手段112が現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブル113から自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して対向拠点に送信するブリッジ制御手段111とを備えることで、上述した本発明の課題を解決することができる。
【選択図】 図1
Description
point protocol)やイーサ(MAC)フレームを上位層の各プロトコルで定められたフォーマットでカプセル化し、送信を行う。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、レイヤ3の正常性をICMPやルーティングプロトコルを利用せずに監視し、レイヤ2の切り替えにおける余計なトラフィックを削減することができる通信装置、通信システム、通信経路切り替え方法、及び通信経路切り替えプログラムを提供することである。
図1は、本発明の第1の実施の形態による通信システム100の構成を示すブロック図である。
Architecture for Internet Protocol)等のレイヤ3の暗号化通信経路上で、レイヤ2をトンネルする構成となっている。
次に、本実施の形態によるクラスタシステム100の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
次いで、IPsec監視手段112は、ブリッジ制御手段111に対して、拠点602への経路変更を通知する(ステップS604)。
本実施の形態によれば、IPsec接続状態を示すSA情報を元に接続するスイッチングハブのブリッジテーブルの更新を行うことにより、既存のレイヤ2の経路切り替えを行うプロトコルを利用せずにレイヤ2の切り替えが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態にについて説明を行う。
このように、本実施の形態では、IPsecの対向毎の接続情報と、レイヤ2のブリッジ接続先の情報を対に管理しているので、複数の接続先が存在する際に、全てのインタフェースに対して余分なトラフィックを流すことなく、必要な接続先のみ経路冗長の高速化が図れるという効果が得られる。
次に、本発明の第3の実施の形態にについて説明を行う。
本実施の形態よれば、拠点においてルータの冗長化を行った場合でも、本発明を適用することができる。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置であって、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段が現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置であって、
複数の通信装置を冗長化して備え、
各通信装置が、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段がIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
前記通信装置の冗長化構成が、VRRPにより実現されていることを特徴とする付記2に記載の通信装置。
前記対向拠点が複数ある場合、
前記IPsec監視手段は、
対向拠点毎に、IPsec通信の状態を監視し、
前記ブリッジ制御手段は、
IPsec通信の異常を検知した経路に係る前記対向拠点に、前記MACアドレスを送信することを特徴とする付記1から付記3の何れか1項に記載の通信装置。
対向拠点毎に、対応するインタフェースを関連付けて登録する経路情報格納手段を備えることを特徴とする付記4に記載の通信装置。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置の通信経路切り替え方法であって、
IPsec通信の状態を監視し、
現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信する
ことを特徴とする通信経路切り替え方法。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置の通信経路切り替え方法であって、
冗長化構成の複数の通信装置で、
IPsec通信の状態を監視し、
IPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信する
ことを特徴とする通信経路切り替え方法。
前記通信装置の冗長化構成が、VRRPにより実現されていることを特徴とする付記7に記載の通信経路切り替え方法。
前記対向拠点が複数ある場合、
対向拠点毎に、IPsec通信の状態を監視し、
IPsec通信の異常を検知した経路に係る前記対向拠点に、前記MACアドレスを送信することを特徴とする付記6から付記8の何れか1項に記載の通信経路切り替え方法。
前記通信装置が、
対向拠点毎に、対応するインタフェースを関連付けて経路情報として登録することを特徴とする付記9に記載の通信経路切り替え方法。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置上で動作する通信経路切り替えプログラムであって、
前記通信装置に、
IPsec通信の状態を監視する処理と、
現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信する処理と、を実行させることを特徴とする通信経路切り替えプログラム。
対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置上で動作する通信経路切り替えプログラムであって、
冗長化構成の複数の通信装置に、
IPsec通信の状態を監視する処理と、
IPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信する処理と、を実行させることを特徴とする通信経路切り替えプログラム。
前記通信装置の冗長化構成が、VRRPにより実現されていることを特徴とする付記12に記載の通信経路切り替えプログラム。
前記対向拠点が複数ある場合、
対向拠点毎に、IPsec通信の状態を監視し、
IPsec通信の異常を検知した経路に係る前記対向拠点に、前記MACアドレスを送信することを特徴とする付記11から付記13の何れか1項に記載の通信経路切り替えプログラム。
前記通信装置に、
対向拠点毎に、対応するインタフェースを関連付けて経路情報として登録する処理を実行させることを特徴とする付記14に記載の通信経路切り替えプログラム。
レイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して互いに接続される複数の拠点を含む通信システムであって、
前記拠点の通信装置が、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段が現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信システム。
レイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して互いに接続される複数の拠点を含む通信システムであって、
前記拠点が冗長化構成の複数の通信装置を備え、
各通信装置が、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段がIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信システム。
11、12:監視機能
100:通信システム
101〜105:ルータ
111:ブリッジ制御手段
112:IPsec監視手段
113:ブリッジテーブル
114:経路情報格納手段
201、202:クライアント
401:スイッチングハブ
413:ブリッジテーブル
501、502:トンネル
601〜603:拠点
701:インターネット
1010:通信装置
Claims (10)
- 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置であって、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段が現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置であって、
複数の通信装置を冗長化して備え、
各通信装置が、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段がIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記通信装置の冗長化構成が、VRRPにより実現されていることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 前記対向拠点が複数ある場合、
前記IPsec監視手段は、
対向拠点毎に、IPsec通信の状態を監視し、
前記ブリッジ制御手段は、
IPsec通信の異常を検知した経路に係る前記対向拠点に、前記MACアドレスを送信することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の通信装置。 - 対向拠点毎に、対応するインタフェースを関連付けて登録する経路情報格納手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
- 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置の通信経路切り替え方法であって、
IPsec通信の状態を監視し、
現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信する
ことを特徴とする通信経路切り替え方法。 - 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置の通信経路切り替え方法であって、
冗長化構成の複数の通信装置で、
IPsec通信の状態を監視し、
IPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信する
ことを特徴とする通信経路切り替え方法。 - 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して接続される拠点の通信装置上で動作する通信経路切り替えプログラムであって、
前記通信装置に、
IPsec通信の状態を監視する処理と、
現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して前記対向拠点に送信する処理と、を実行させることを特徴とする通信経路切り替えプログラム。 - 対向拠点とレイヤ2トンネリングプロトコルを用いた通信経路を介して接続される拠点の通信装置上で動作する通信経路切り替えプログラムであって、
冗長化構成の複数の通信装置に、
IPsec通信の状態を監視する処理と、
IPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、他の通信装置を介して前記対向拠点に送信する処理と、を実行させることを特徴とする通信経路切り替えプログラム。 - レイヤ2トンネリングプロトコルを用いた冗長化構成の通信経路を介して互いに接続される複数の拠点を含む通信システムであって、
前記拠点の通信装置が、
IPsec通信の状態を監視するIPsec監視手段と、
前記IPsec監視手段が現用経路のIPsec通信の異常を検知した場合に、ブリッジテーブルから自装置のイーサネットインタフェースに関連付くMACアドレスを抽出し、当該MACアドレスを、予備経路を介して対向拠点に送信するブリッジ制御手段と
を備えることを特徴とする通信システム。
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JP2015226231A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | 古河電気工業株式会社 | 中継装置および中継方法 |
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JP2004186745A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Hitachi Cable Ltd | スイッチングハブ |
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JPN6012064937; adzuki: '大規模VPNネットワーク設定のツボ' SoftwareDesign 第200号, 20070618, 67-77ページ, (株)技術評論社 * |
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