JP2012230912A - ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】白熱電球の代替品となり且つ従来よりも口金のねじ込み軸方向の寸法が短いランプを提供する。
【解決手段】光源としての複数の固体発光素子112と、それら固体発光素子112を点灯させる点灯ユニット120と、当該点灯ユニット120と電気的に接続されたE形口金130とを備え、前記複数の固体発光素子112は、前記点灯ユニット120に対して前記E形口金130のねじ込み軸と交差する方向に前記点灯ユニット120の周りを囲むように配置されているランプ100とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源として固体発光素子を用いたランプに関する。
従来から、光源としての蛍光ランプと、その蛍光ランプを点灯させる点灯ユニットと、その点灯ユニットと電気的に接続されたE形の口金とを備えた電球形蛍光ランプが知られている。このような電球形蛍光ランプは、白熱電球と同じE形の口金を備え、また白熱電球と同じくらい小型であるため、白熱電球の代替品として利用されている。
近年、同じく白熱電球の代替品として、発光ダイオード(LED)、半導体レーザーダイオード(LD)、電界発光素子(EL)等の固体発光素子を光源に用いたランプが提案されている(特許文献1〜4)。また、E形の口金を備えていないため白熱電球の代替品とはならないが、光源として固体発光素子を用いた照明器具も提案されている(特許文献5)。当該固体発光素子は、蛍光ランプと比較して長寿命であり、また水銀や鉛といった有害物質を含まないため、環境に優しい光源である。
白熱電球の代替品となり得る上記ランプでは、光源と点灯ユニットと口金とが口金のねじ込み軸方向に沿ってその順に並べて配置されている。例えば、ランプを天井面のソケットに取り付ける姿勢にした場合を例に挙げて説明すると、口金が最上位に位置し、その下に点灯ユニットが位置し、さらにその下に光源が位置するといったように、口金、点灯ユニット、光源の順で下方に向けて並べて配置されている。このように口金の下方に点灯ユニットを配置するのは、点灯ユニットの一部を口金内に内包させることでランプをコンパクトにするためである。なお、電解コンデンサ等の大型の電子部品が実装された点灯ユニットを口金内に完全に内包させることは難しい。次に、点灯ユニットの下方に光源を配置するのは、上方や側方に配置したのでは点灯ユニットによって被照射方向に影が生じランプの配光特性が低下するからである。
特開2005−276467号公報 特開2006−156187号公報 特開2006−313717号公報 特開2008−91140号公報 特開2002−109912号公報
しかしながら、光源と点灯ユニットと口金とが口金のねじ込み軸方向に沿って並べて配置されていると、前記ねじ込み軸方向にランプが長くなり、当該ランプを天井や壁に取り付けた際に天井面や壁面から大きく突出することになる。このように天井面や壁面からランプが大きく突出すると外観上好ましくないばかりでなく、ランプを灯具で覆う場合に当該灯具のサイズが大きくなり室内が狭くなってしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、白熱電球の代替品となり、且つ従来よりも口金のねじ込み軸方向の寸法が短いランプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るランプは、光源としての複数の固体発光素子と、それら固体発光素子を点灯させる点灯ユニットと、当該点灯ユニットと電気的に接続されたE形口金とを備え、前記複数の固体発光素子は、前記点灯ユニットに対して前記E形口金のねじ込み軸と交差する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていることを特徴とする。
本発明に係るランプは、E形口金を備えているため白熱電球の代替品となり得る。
また、複数の固体発光素子が、点灯ユニットに対してE形口金のねじ込み軸方向と交差する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されているため、E形口金のねじ込み軸方向における寸法が短い。特に、複数の固体発光素子が、点灯ユニットに対してE形口金のねじ込み軸方向と直交する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されている場合は、よりE形口金のねじ込み軸方向における寸法を短くすることができる。さらに、前記ねじ込み軸方向において、前記各固体発光素子の前記E形口金とは反対側の端縁が、前記点灯ユニットの前記E形口金とは反対側の端縁よりも前記E形口金に近い側に位置する構成とした場合は、さらにE形口金のねじ込み軸方向における寸法を短くすることができる。
第1の実施形態に係るランプを示す分解斜視図 第1の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第1の実施形態に係るランプを示す図2のA−A線に沿った断面矢視図 第2の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第3の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第4の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第5の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第6の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第7の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第8の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第8の実施形態に係るランプを示す図10のA−A線に沿った断面矢視図 第9の実施形態に係るランプを示す縦断面図 第9の実施形態に係るランプを示す図12のA−A線に沿った断面矢視図 第10の実施形態に係るランプのLEDモジュールの配置を説明するための図 第11の実施形態に係るランプのLEDモジュールの配置を説明するための図
以下、本発明に係るランプの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施形態に係るランプを示す分解斜視図であり、図2は、第1の実施形態に係るランプを示す縦断面図であり、図3は、第1の実施形態に係るランプを示す図2のA−A線に沿った断面矢視図である。
図1から図3に示すように、本実施形態に係るランプ100は、白熱電球代替を目的としたランプであって、複数のLEDモジュール110と、それらLEDモジュール110を点灯させる点灯ユニット120と、点灯ユニット120と電気的に接続されたE形の口金130と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が収容され口金130が取り付けられたケース140とを備える。
ランプ100の外観形状は、図1及び図2に示すように、例えば、尺の短い円柱の一端面中央からE形の口金130が突出した形状であって、口金130のねじ込み軸方向(図2に示すX軸方向)の寸法L1が30〜80mm、ねじ込み軸方向と直交する方向(図2に示すX軸と直交する方向、紙面上ではその一例としてY軸方向)の寸法L2が50〜150mm、好ましくは80〜100mmである。ランプ100は、このような形状及び寸法であるため、手のひらに収まり易く天井面や壁面のソケットに取り付け易い。また、天井や壁に取り付けたときのデザイン性にも優れている。
図2に従来の一般的な電球形蛍光ランプのシルエットを二点鎖線で符号1を付して示すが、この図から明白なように、ランプ100は従来の電球形蛍光ランプと比べてX軸方向の寸法L1が顕著に短く、この寸法差は、LEDモジュール110及び点灯ユニット120をX軸方向に並べて配置するのではなくX軸と直交する方向に並べて配置したことによるものである。
各LEDモジュール110は、例えば、基板111と、基板111上にマトリクス状に実装された固体発光素子としてのLED素子112と、それらLED素子112を封止する波長変換部材113とを備え、主としてX軸−方向(口金130のねじ込み方向とは反対方向)に白色光を出射する。本実施の形態では4個のLEDモジュール110が用いられているが、それらは後述する配線パターン143aによって直列接続されている。
基板111は、例えば、縦15〜60mm、横5〜20mm、厚み0.5〜3mmの方形板状であって、絶縁性アルミナ等のセラミック基板等からなる絶縁層とアルミ板等からなる金属層との2層構造を有する。基板111の実装領域には、当該領域に実装されるLED素子112と電気的に接続される配線パターンが形成されており、当該配線パターンは、例えば、10μm程度の銅箔をエッチングによりパターン形成してなる。
各LED素子112は、例えば、縦0.2〜2mm、横0.2〜2mm、厚み0.02〜0.5mmの直方体形状であって、上面にP型電極とN型電極との両極を備える片面電極型であり、基板111の前記実装領域の所定箇所にボンディングされ、ワイヤを介して前記配線パターンと接続されている。また、例えば、LED素子112間のピッチ(LED素子112の中心同士の間隔)は2〜5mmであって、10個が2行5列のマトリクス状に配置されている。
波長変換部材113は、例えば、縦5〜50mm、横5〜20mm、厚み0.1〜3mmの直方体形状であって、LED素子112からの出力光を所望の光色に変換する蛍光体粒子が混入された樹脂かならなり、10個のLED素子112をまとめて被覆している。なお、波長変換部材113の樹脂としては、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド等を利用することができる。
LEDモジュール110の白色光は、例えば、発光色が青色のInGaN系のLED素子112と黄緑色発光の蛍光体とを用いて、LED素子112から発せられた青色光の一部が蛍光体によって黄緑色に色変換され、青色と黄緑色との混色により生じる。
なお、LEDモジュール110は、複数のLED素子112が1つの波長変換部材113にまとめて封止されている構成に限定されず、各LED素子112がそれぞれ波長変換部材113で封止されている構造であっても良い。また、LEDモジュール110は、ケース140に対して着脱自在で交換可能であっても良い。
点灯ユニット120は、商業電源を利用してLED素子112を発光させる公知の回路であり、例えば、商業電源から供給された交流電力を直流電力に整流する整流回路と、当該整流回路により整流された直流電力の電圧値を調整する電圧調整回路等を備える。点灯ユニット120と口金130とは導線121によって電気的に接続されており、また、点灯ユニット120とLEDモジュール110とは導線122及び配線パターン143aによって電気的に接続されている。
点灯ユニット120は、基板123に電解コンデンサ124等のリード部品やトランジスタ125等のチップ部品等の電子部品を実装した構造を有し、そのサイズは、一般的に、X軸方向の寸法が15〜50mm、X軸と直交する方向の寸法が15〜40mm程度である。
口金130は、白熱電球用のソケットに適合可能なJIS C 7709で規格されるねじ込みタイプの口金であり、例えば、E26関連で3種類(E26/25、E26/27、E26/30)、E27関連で2種類(E27/25、E27/27)、E39関連で2種類(E39/41、E39/46)挙げられる。口金130の先端部分131とねじ形成部132にはそれぞれ点灯ユニット120の導線121が接続されており、2点接点で交流電力の入力を受ける。
ケース140は、ケース本体141に、口金130が取り付けられる口金取付部142と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が搭載される搭載部143と、ケース140の内部空間を仕切る隔壁部144とが設けられ、さらにLEDモジュール110及び点灯ユニット120を覆うようにしてカバー材145が取り付けられた構成を有する。
ケース本体141は、X軸方向の厚みL3が3〜10mmの円盤形状であって、中央に口金取付部142と連通する孔部141aを有し、そのX軸−側(口金130のねじ込み方向とは反対方向側)の面には搭載部143を嵌め込むための凹入部141bが設けられている。当該ケース本体141はX軸+側(口金130のねじ込み方向側)の面が平坦であるため、ランプ100を天井や壁へ取り付けたときのデザイン性に優れている。
口金取付部142は、ケース本体141のX軸−側の面の略中央に立設されたX軸方向の寸法L4が10〜30mmの円筒形状であって、点灯ユニット120の導線121は、ケース本体141の孔部141a及び口金取付部142内を通って口金130に到達する。
搭載部143は、直径50〜150mm、厚みL5が1〜8mmの円板形状であって、ケース本体141の凹入部141bに嵌め込まれた状態で、接着剤、ネジ等の公知の装着方法によりケース本体141に固定されている。搭載部143のX軸−側の面は、表面が絶縁処理されたLEDモジュール110の搭載面となっており、LEDモジュール110と点灯ユニット120とを電気的に接続するための配線パターン143aが形成されている。また、搭載部143は、アルミニウムやアルミニウム合金等の放熱性に優れた材料からなり、ヒートシンクとしての役割も果たす。したがって、点灯中のLEDモジュール110を低温化することができ、LEDモジュール110の光出力を向上させることができる。なお、搭載部143の材料にグラファイトを採用すれば、ヒートシンクとしての役割を維持したまま軽量化も図ることができる。
隔壁部144は、搭載部143のX軸−側の面の略中央に立設された、口金取付部142よりも径の大きい外径15〜40mmの円筒形状であって、ケース本体141とカバー材145とで囲まれたケース140内部空間は、当該隔壁部144によって回路収容室146と光源収容室147とに仕切られている。回路収容室146は点灯ユニット120を収容するための空間であって、光源収容室147はLEDモジュール110を収容するための空間である。回路収容室146は口金130と対向する位置に存在し、光源収容室147は回路収容室146の周囲を囲むように当該回路収容室146のX軸と直交する方向に存在する。このように、点灯ユニット120が収容される空間とLEDモジュール110が収容される空間とが隔壁部144で仕切られているため、LEDモジュール110で発生する熱が点灯ユニット120に伝搬し難い。
隔壁部144のX軸+側の端部は内径がひと回り小さくなっており、その部分が点灯ユニット120を載置するための回路載置部144aとなっている。点灯ユニット120は、基板123を回路載置部144aに載せるようにしてケース本体141に搭載されている。このように点灯ユニット120が回路載置部144aに載置されているため、点灯ユニット120と搭載部143との間に隙間が生じ、LEDモジュール110の熱が搭載部143を介して点灯ユニット120に伝搬し難い。
カバー材145は、円筒形状の側面部145aと、当該側面部145aの一方の開口を塞ぐ円板形状の前面部145bとからなるシャーレ形状であって、X軸方向の寸法L6が12〜50mm、X軸と直交する方向の寸法は、50〜150mmである。カバー材145は、側面部145aのX軸+側の端面をケース本体141のX軸−側の面の外周縁に当接させるようにして、接着剤、ネジ、係止爪等の公知の装着方法によりケース本体141に取り付けられている。
カバー材145は、例えば、透光性樹脂又はガラス等の透光性の材料からなり、LEDモジュール110の出力光は、図2おいて矢印で示すように、側面部145aから側方(X軸と直交する方向)へ向けて出射されると共に、前面部145bから前方(X軸−側方向)へ向けても出射される。LEDモジュール110が点灯ユニット120の周りを囲むように円環状に配置されているため、指向性の高いLEDモジュール110を光源として使用していても、点光源ではなく面光源のランプ100とすることができる。また、カバー材145の外表面は、梨地処理が施された梨地となっており、LEDモジュール110の出力光がカバー材145で拡散され白熱電球に近い配光パターンを得ることができる。
[第2の実施形態]
図4は、第2の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図4に示すように、第2の実施形態に係るランプ200は、カバー材145の内面に光拡散層250が形成されている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
光拡散層250は、例えば、カバー材145の内面の全域に亘って厚さ0.1〜3mmに形成されており、各種樹脂、又は、無機材料(シリカやアルミナなど)等の材料からなる。光拡散層250によって指向性の高いLEDモジュール110の出力光がカバー材145の内側全体に亘って満遍なく拡散され、より白熱電球に近い配光パターンを得ることができる。
なお、光拡散層250は、必ずしもカバー材145の内面の全域に亘って形成されている必要はなく、一部の領域のみに形成されていても良い。また、カバー材145と光拡散層250との間に他の層が介在していても良い。
[第3の実施形態]
図5は、第3の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図5に示すように、第3の実施形態に係るランプ300は、本体341の外周面に突起部341cが設けられている点、搭載部343上にヒートシンク348が設けられている点、回路収容室346用の蓋体349を有する点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
第3の実施形態に係るランプ300のケース340は、ケース本体341に、口金130が取り付けられる口金取付部342と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が搭載される搭載部343と、ケース340の内部空間を仕切る隔壁部344とが設けられ、さらにLEDモジュール110及び点灯ユニット120を覆うようにしてカバー材345が取り付けられた構成を有する。
ケース本体341は、X軸方向の厚みL7が10〜25mmの円柱形状であって、中央に口金取付部342と連通する孔部341aを有し、そのX軸−側の面には搭載部343を嵌め込むための凹入部341bが設けられている。
ケース本体341の外周面には一対の突起部341cが互いに対向するように設けられている。これら突起部341cが設けられているため、ランプ300をソケット(不図示)に取り付ける際にランプを回して口金130をねじ込み易い。また、ランプ300を取り外す際にもランプを回し易い。さらに、手の届かない位置にあるソケットへ治具を使ってランプ300を取り付ける際にも治具でランプ300を回し易い。なお、突起部341cの数及び配置は上記に限定されないが、ランプ300の外観を損ねない程度に設けられていることが好ましい。
口金取付部342及び搭載部343の構成は、第1の実施形態に係る口金取付部132と略同様であり、搭載部343のX軸−側の面には、ヒートシンク348が取り付けられている。
ヒートシンク348は、厚みL8が3〜15mmの円板形状であって、その中央に隔壁部344を貫通させるための貫通孔が設けられている。搭載部343及びヒートシンク348の表面は、絶縁処理されており、さらにLEDモジュール110と点灯ユニット120とを電気的に接続するための配線パターン343aが形成されている。ヒートシンク348は、アルミニウムやアルミニウム合金等の放熱性に優れた材料からなることが好ましく、グラファイト等のような放熱性に優れ軽量な材料からなることがより好ましい。ヒートシンク348によってLEDモジュール110が低温化されるため、LEDモジュール110の光出力をより向上させることができる。
隔壁部344は、搭載部343のX軸−側の面の略中央に立設された外径15〜50mmの円筒形状であって、ケース本体341とカバー材345とで囲まれたケース340内部の空間を回路収容室346と光源収容室347とに仕切っている。回路収容室346は点灯ユニット120を収容するための空間であって、光源収容室347はLEDモジュール110を収容するための空間である。光源収容室347におけるLEDモジュール110の位置は、ヒートシンク348の厚みにより第1の実施形態に係るLEDモジュール110の位置よりもX軸−側に位置する。したがって、LEDモジュール110の出力光をX軸−側により効率良く出射することができる。
隔壁部344のX軸+側の端部は、内径がひと回り小さくなっており、その部分が点灯ユニット120を載置するための回路載置部344aとなっている。一方、隔壁部344のX軸−側の端部には、内面にねじ溝が形成されており、回路収容室346の開口を塞ぐための蓋体349がねじにより着脱可能になっている。
蓋体349は、隔壁部344のねじ溝に合うねじ部349aを有し、X軸+側の面に回路収容室346を広く確保するための凹部349bが設けられ、当該凹部349bに点灯ユニット120の電解コンデンサ124の先端が収まっている。なお、蓋体349は、ビス等により取り付ける構成であっても良い。
カバー材345は、円筒形状の側面部345aと、当該側面部345aの一方の開口を塞ぐ板状の前面部345bとからなり、前面部345bの中央には蓋体349の位置に合わせて当該蓋体349が収まるような開口345cが設けられている。このような構成であるため、蓋体349を隔壁部344から外せば回路収容室346を開けられる。したがって、カバー材345をケース本体341から取り外すことなく点灯ユニット120を交換できる構成とすることが可能である。なお、カバー材345のX軸−側の面と蓋体349のX軸−側の面とは面一になっている。
[第4の実施形態]
図6は、第4の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図6に示すように、第4の実施形態に係るランプ400は、カバー材445の前面部445bが遮光領域となっている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
カバー材445は、円筒形状の側面部445aと、当該側面部445aの一方の開口を塞ぐ円板形状の前面部445bとからなるシャーレ形状である。側面部445aは、例えば、透光性樹脂又はガラス等の透光性の材料からなり、LEDモジュール110の出力光は、カバー材445の側面部445aからX軸と直交する方向へと出射される。すなわち、側面部445aがカバー材445の光取り出し領域となる。
一方、前面部445bは、例えば、着色樹脂(特に、黒色樹脂)、金属、材木、ガラス繊維やこれらの複合体等の非透光性の材料からなり、LEDモジュール110の出力光は、カバー材445の前面部445bからX軸−側方向へは出射されない。すなわち、前面部445bがカバー材445の遮光領域となる。このようにランプ400は、側方(側面部445a部の方向)から光が取り出され前方(前面部445bの方向)からは光が取り出されない構造であるため、トイレ、洗面所又は風呂場用の間接照明として有用である。また、外側からケース440の内部が視認し難いため外観面に優れる。なお、前面部445bから光が多少漏れる構成であっても良い。
[第5の実施形態]
図7は、第5の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図7に示すように、第5の実施形態に係るランプ500は、ケース540に隔壁部が設けられていない点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
第3の実施形態に係るランプ500のケース540は、ケース本体141に、口金130が取り付けられる口金取付部142と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が搭載される搭載部143とが設けられ、さらにLEDモジュール110及び点灯ユニット120を覆うようにしてカバー材145が取り付けられた構成を有する。
ケース540は、搭載部143のX軸−側の面の略中央に第1の実施形態に係る隔壁部144に相当する部材が立設されておらず、搭載部143のX軸−側の面には、第1の実施形態に係る回路載置部144aに相当する円筒形状の回路載置部144aだけが設けられている。本実施の形態では、ケース本体141とカバー材145とで囲まれたケース540内部の空間が、回路収容室と光源収容室とに仕切られていないため、LEDモジュール110の出力光がカバー材145の前面部145bの中央領域(点灯ユニット120のX軸−側の領域)からも出射される。したがって、カバー材145全体を満遍なく光らせることができ、より白熱電球に近い配光パターンを得ることができる。また、ケース540の構造がシンプルであるため、LEDモジュール110及び点灯ユニット120をケース540に搭載し易くランプ500の組立が簡単であると共に、LEDモジュール110及び点灯ユニット120の取り外しも容易で各部材を再利用し易い。
[第6の実施形態]
図8は、第6の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図8に示すように、第6の実施形態に係るランプ600は、点灯ユニット120向きが第1の実施形態に係るランプ100とは異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
第6の実施形態に係る点灯ユニット120は、基板123が搭載部143のX軸−側の面に対して垂直となる向きに配置されており、基板123が搭載部143のX軸−側の面に対して平行となる向きに配置されている第1の実施形態に係る点灯ユニット120とは向きが異なる。
ケース640は、ケース本体141に、口金130が取り付けられる口金取付部142と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が搭載される搭載部143と、ケース640の内部空間を仕切る隔壁部644とが設けられ、さらにLEDモジュール110及び点灯ユニット120を覆うようにしてカバー材145が取り付けられた構成を有する。隔壁部644は、搭載部143のX軸−側の面の略中央に立設された、口金取付部142よりも径の大きい外径15〜50mmの円筒形状であって、ケース本体141とカバー材145とで囲まれたケース140内部空間は、当該隔壁部644によって回路収容室146と光源収容室147とに仕切られている。
回路収容室146内には、点灯ユニット120を固定するための回路固定部644aが設けられている。回路固定部644aは、基板123が差し込まれる溝が形成されたレール形状であって、搭載部143のX軸−側の面及び隔壁部644の内面に設けられている。なお、回路固定部644aの構成は上記に限定されず、回路収容室146内において点灯ユニット120を固定できる構成であれば良い。また、点灯ユニット120の向きは上記に限定されず回路収容室146内に収まる向きであればどの様な向きであっても良い。
[第7の実施形態]
図9は、第7の実施形態に係るランプを示す縦断面図である。図9に示すように、第7の実施形態に係るランプ700は、ケース140の口金130側に口金130及び当該口金130がねじ込まれるソケット2を囲んで覆い隠すスペーサ750が設けられている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
スペーサ750は、樹脂、金属、材木、ガラス繊維やこれらの複合体等の材料からなる筒形形状であって、外径L9が50〜150mm、X軸方向の寸法L10が15〜60mm、厚みL11が3〜30mmであり、当該スペーサ750の外周面はケース140の外周面と面一になっている。ランプ700は、スペーサ750を有しているため、ランプ取付面2(例えば天井面や壁面)のソケット3に取り付けると、ランプ取付面2とケース140との隙間がスペーサ750によって隠れてデザイン性が良好である。
なお、スペーサ750は、X軸方向の寸法が調整可能な構成としても良く、例えば、弾力性を有する材料でスペーサ750を作製することが考えられる。このような構成とすることで、ケース140と天井面との隙間をより綺麗に隠すことができる。
[第8の実施形態]
図10は、第8の実施形態に係るランプを示す縦断面図であり、図11は、第8の実施形態に係るランプを示す図10のA−A線に沿った断面矢視図である。図10及び図11に示すように、第8の実施形態に係るランプ800は、ケース140がスリット851を有する遮光カバー材850で覆われている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
遮光カバー材850は、カバー材145よりもひと回り大きいシャーレ形状であって、カバー材145の外側を覆うようにして当該カバー材145に取り付けられている。遮光カバー材850の側面には、LEDモジュール110の出力光をランプ800外へ取り出すためのスリット851が周方向に沿って等間隔に16本、X軸方向向きに設けられている。
遮光カバー材850は、着色樹脂、金属、材木、ガラス繊維やこれらの複合体等の非透光性の材料からなり、スリット851以外の部分852は光を遮光する。すなわち、LEDモジュール110の出力光は、側方(X軸と直交する方向)における図11の矢印で示す方向にケース140外へ出射される。一方、図10に示すように遮光カバー材850のX軸−側にはスリットが設けられていないため、LEDモジュール110の出力光は、前方(X軸−側の方向)には出射されない。このような構成にすることによって、出力光に濃淡をもたせ照明演出することができる。なお、スリット851の数、形状及び配置などは上記に限定されない。また、各LEDモジュール110の発光色を異ならしめることで濃淡のあるカラフルな照明演出が可能である。
[第9の実施形態]
図12は、第9の実施形態に係るランプを示す縦断面図であり、図13は、第9の実施形態に係るランプを示す図12のA−A線に沿った断面矢視図である。図12に示すように、第9の実施形態に係るランプ900は、ケース940がX軸と直交する方向に小型である点、LEDモジュール110の向きが異なる点、カバー材945の前面に遮光板950が取り付けられている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
ケース940は、ケース本体941に、口金130が取り付けられる口金取付部942と、LEDモジュール110及び点灯ユニット120が搭載される搭載部943と、ケース940の内部空間を仕切る隔壁部944とが設けられ、さらにLEDモジュール110及び点灯ユニット120を覆うようにしてカバー材945が取り付けられた構成を有し、X軸と直交する方向の寸法L10が50〜80mmであって、第1の実施形態に係るランプ100よりもX軸と直交する方向に小型である。
ケース本体941は、穴部941a及び凹入部941bを有し、X軸と直交する方向の寸法以外は第1の実施形態に係るケース本体141と略同様の構成を有する。口金取付部942は、第1の実施形態に係る口金取付部142と略同様の構成を有する。搭載部943は、配線パターン943aを有し、X軸と直交する方向の寸法以外は第1の実施形態に係る搭載部143と略同様の構成を有する。
隔壁部944は、搭載部943のX軸−側の面の略中央に立設された、断面四角形の筒状であって、ケース本体941とカバー材945とで囲まれたケース940内部の空間を回路収容室946と光源収容室947とに仕切っている。
隔壁部944の外周面を構成する4つの方形の平面には、それぞれLEDモジュール110が、主となる光出射方向がX軸と直交する方向になるよう配置されている。LEDモジュール110がこのような向きとなっているため、搭載部943にLEDモジュール110を載置するための搭載面を広く確保する必要がない。したがって、光源収容室947をX軸と直交する方向に小さくすることができ、ランプ900をX軸と直交する方向により小型化できる。ランプ900が小型であるため、室内空間をより広く確保することができ、また省資源化、産業廃棄物の減量化も図れる。
隔壁部944のX軸+側の端部は内径がひと回り小さくなっており、その部分が点灯ユニット120を載置するための回路載置部944aとなっている。点灯ユニット120は、基板123を回路載置部944aに載せるようにしてケース本体941に搭載されている。
回路収容室946は点灯ユニット120を収容するための空間であって、光源収容室947はLEDモジュール110を収容するための空間である。回路収容室946は口金130と対向する位置に存在し、光源収容室947は回路収容室946を囲むように当該回路収容室946のX軸と直交する方向に存在する。
カバー材945は、円筒形状の側面部945aと、当該側面部945aの一方の開口を塞ぐ円板形状の前面部945bとからなるシャーレ形状であって、X軸方向の寸法が20〜50mm、X軸と直交する方向の寸法は、ランプ900のX軸と直交する方向の寸法と同じ50〜80mmである。カバー材945は、側面部945aのX軸+側の端面をケース本体941のX軸−側の面に当接させるようにして、接着剤、ネジ、係止爪等の公知の装着方法によりケース本体941に取着されている。
カバー材945は、例えば、透光性樹脂又はガラス等の透光性の材料からなり、円筒形状の側面部945aと、当該側面部945aの一方の開口を塞ぐ円板形状の前面部945bとからなるシャーレ形状である。前面部945bのX軸−側の面には、例えば、着色樹脂、金属、材木、ガラス繊維やこれらの複合体等の非透光性の材料からなる円形の遮光板950が張り付けられている。
LEDモジュール110の出力光は、カバー材945の側面部945aからX軸と直交する方向へと出射される。一方、LEDモジュール110の出力光は、遮光板950の存在により、カバー材945の前面部945bからX軸−側方向へは出射されない。このようにランプ900は、側方(側面部945aの方向)から光が取り出され前方(遮光板950の方向)からは光が取り出されない構造であるため、トイレ、洗面所又は風呂場用の間接照明として有用である。また、外側からケース940の内部が視認し難いため外観面に優れる。なお、前面部945bから光が多少漏れる構成であっても良い。
[第10の実施形態]
図14は、第10の実施形態に係るランプのLEDモジュールの配置を説明するための図である。図14に示すように、第10の実施形態に係るランプ1000は、隔壁部1044の断面形状が三角形である点が第9の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第9の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
第10の実施形態に係る隔壁部1044は、搭載部1043のX軸−側の面の略中央に立設された、断面三角形の筒状であって、ケース本体941とカバー材945とで囲まれたケース940内部の空間を回路収容室1046と光源収容室1047とに仕切っている。
隔壁部1044の外周面を構成する3つの方形の平面には、それぞれLEDモジュール110が、主となる光出射方向がX軸と直交する方向になるように、前記平面とLEDモジュール110の基板111とを平行にして配置されており、それらLEDモジュール110は、搭載部1043に形成された配線パターン1043aを介して直列接続されている。このように、隔壁部1044を断面三角形にすることで、LEDモジュール110の個数を減らすことができ、コスト低下を実現できる。
また、LEDモジュール110がこのような向きとなっているため、搭載部943にLEDモジュール110を載置するための搭載面を広く確保する必要がない。したがって、光源収容室947をX軸と直交する方向に小さくすることができ、ランプ1000をX軸と直交する方向により小型化できる。ランプ900が小型であるため、室内空間をより広く確保することができ、また省資源化、産業廃棄物の減量化も図れる。
隔壁部1044のX軸+側の端部は内径がひと回り小さくなっており、その部分が点灯ユニット120を載置するための回路載置部1044aとなっている。点灯ユニット120は、基板123を回路載置部1044aに載せるようにしてケース本体941に搭載されている。
[第11の実施形態]
図15は、第11の実施形態に係るランプのLEDモジュールの配置を説明するための図である。図15に示すように、第11の実施形態に係るランプ1100は、隔壁部1144の断面形状が六角形である点、隔壁部1144の外周面にもLEDモジュール110が搭載されている点が第1の実施形態に係るランプ100と異なる。以下では、第1の実施形態と異なる点について重点的に説明し、第1の実施形態と同様の点ついては重複を避けるため説明を省略する。また、同じ構成要素については同符号を付する。
第11の実施形態に係る隔壁部1144は、搭載部1143のX軸−側の面の略中央に立設された、断面六角形の筒状であって、ケース本体141とカバー材145とで囲まれたケース140内部の空間を回路収容室1146と光源収容室1147とに仕切っている。
光源収容室1147内では、搭載部1143の搭載面(X軸+側の面)に、6つのLEDモジュール110が点灯ユニット120の周りを囲むようにして搭載されており、それらLEDモジュール110は、搭載部1143に形成された配線パターン1143aを介して直列接続されている。また、隔壁部1144の外周面を構成する6つの方形の平面にも、それぞれLEDモジュール110が、主となる光出射方向がX軸と直交する方向になるように、前記平面とLEDモジュール110の基板111とを平行にして搭載されており、それらLEDモジュール110は、搭載部1043に形成された配線パターン(不図示)を介して直列接続されている。
このように、LEDモジュール110を搭載部1143の搭載面及び隔壁部1144の外周面の両方に搭載することにより、より多くのLEDモジュール110をケース本体141に搭載することができる。したがって、より明るいランプ1100とすることができる。また、主となる光出射方向がX軸−側方向であるLEDモジュール110と、主となる光出射方向がX軸と直交する方向であるLEDモジュール110とを備える構成であるため、前方(X軸−側方向)及び側方(X軸と直交する方向)により明るいランプ1100とすることができる。
[変形例]
以上、本発明に係るランプを実施の形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明に係るランプは、上記の実施の形態に限定されない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
<固体発光素子>
本発明に係る固体発光素子は、LED素子に限定されず、半導体レーザーダイオードや電界発光素子等であっても良い。また、固体発光素子の発光色は白色に限定されず、任意の発光色を採用することが可能である。さらに、固体発光素子の個数は、点灯ユニットの周りを囲むように配置可能な個数であればよく、具体的には2個以上であれば良い。
<固体発光素子及び点灯ユニットの配置>
本発明に係る固体発光素子及び点灯ユニットの配置は、複数の固体発光素子が点灯ユニットに対してE形口金のねじ込み軸方向と交差する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていればよい。例えば、複数の固体発光素子が点灯ユニットの周りを囲むように円形又は多角形の環状に配置されていれば良い。また、固体発光素子と点灯ユニットとのE形口金のねじ込み軸方向における位置関係は、少なくとも固体発光素子の一部が点灯ユニットと重なっていれば良く、その重なっている分だけ前記E形口金のねじ込み軸方向の寸法を小さくできる。ねじ込み軸方向において、各固体発光素子のE形口金とは反対側の端縁が、点灯ユニットのE形口金とは反対側の端縁よりもE形口金側に位置する場合は、固体発光素子によりE形口金のねじ込み軸方向におけるランプの寸法が大きくなることを完全に防止できる。さらに、点灯ユニットの一部が口金の内部に内包される構成とすれば、よりランプのE形口金のねじ込み軸方向における寸法を小さくすることができる。
<ケース>
本発明に係るケースの構成及び形態は上記に限定されず、ケース内において、複数の固体発光素子がE形口金のねじ込み軸と交差する方向に点灯ユニットの周りを囲むように配置可能な構成であればよい。したがって、例えば、ケースの外観形状は、ランプのねじ込み軸方向の寸法が短くなる形状であれば、円柱から口金が突出した形状に限定されず、角柱から口金が突出した形状等どのような形状であっても良い。
<その他>
本発明に係るランプは、上記実施の形態及び変形例に係るランプの構成の一部を組み合わせた構成であってもよい。
本発明に係るランプは、照明用途全般に広く利用可能である。
100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000,1100 ランプ
110 固体発光素子
120 点灯ユニット
130 E形口金
140 ケース
141 ケース本体
145 カバー材
146 回路収容室
147 光源収容室
145 カバー材
250 光拡散層
750 スペーサ
上記課題を解決するために、本発明に係るランプは、ヒートシンクと、前記ヒートシンク上に搭載された光源としての複数の固体発光素子と、それら固体発光素子を点灯させる点灯ユニットと、前記複数の固体発光素子を覆うカバー材とを備え、前記ヒートシンクには貫通孔が設けられており、前記点灯ユニットは前記貫通孔内および前記カバー材内にまたがって配置されており、前記複数の固体発光素子は、前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていることを特徴とする。

Claims (4)

  1. ヒートシンクと、前記ヒートシンク上に搭載された光源としての複数の固体発光素子と、それら固体発光素子を点灯させる点灯ユニットとを備え、
    前記ヒートシンクには貫通孔が設けられており、前記貫通孔内には前記点灯ユニットの少なくとも一部が配置されており、前記複数の固体発光素子は、前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていることを特徴とするランプ。
  2. さらに、前記点灯ユニットと電気的に接続された口金とを備え、前記複数の固体発光素子は、前記点灯ユニットに対して前記口金のねじ込み軸と交差する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていることを特徴とする請求項1記載のランプ。
  3. 前記複数の固体発光素子は、前記点灯ユニットに対して前記E形口金のねじ込み軸と直交する方向に前記点灯ユニットの周りを囲むように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のランプ。
  4. 前記各個体発光素子は、それぞれの主出射方向を前記口金のねじ込み方向とは反対方向に向けた状態で配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のランプ。
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