JP2012230562A - 電子ペン - Google Patents

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Kensuke Kikui
謙介 菊井
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Abstract

【課題】筐体を構成するキャップがカメラ部およびペン先の保護カバー構造となり、キャップの紛失を防止すると共に、使用又は不使用に応じて電源をON又はOFFすることにより、節電や誤作動防止の機能も兼用する電子ペンを提供する。
【解決手段】筐体側面に形成された螺旋状の溝105に、キャップ内壁に形成された螺旋状の突起を嵌合し、螺旋状の溝105に沿ってキャップが摺動する。また、筐体の溝105の後端側の端部に電源スイッチ106を設け、ペン先101が露出した状態でキャップの突起が電源スイッチを押下してONにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペン先を保護する電子ペンに関する。
近年、紙に書いた情報をデジタル情報として管理する電子ペン(「デジタルペン」ともいう)が普及しつつある。電子ペンは、通常のペン先部に加えて、CCD(Charge Coupled Device)カメラなどの小型カメラを内蔵している。利用者が電子ペンを用いて、所定のドットパターンが印刷された専用紙に文字や図を記述すると、電子ペンは筆圧を検出して、小型カメラによる撮像を開始し、電子ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙のドットパターンを読み取る。
電子ペンにはプロセッサが内蔵されており、このプロセッサが小型カメラによって読み取られたドットパターンから専用紙上の座標を算出する。また、プロセッサは、算出された座標データとタイムスタンプとを関連付けてメモリに記憶する。メモリに記憶されたデータは、利用者の指示に従って、データ通信ユニットから端末装置へ転送される。
電子ペンには、上述したように、ペン先付近にカメラが配置されているため、電子ペンを使用しない場合、特に、ペンケース及び鞄等に収納する場合には、カメラのレンズに傷が付いたり、ゴミ及びほこりが付着したりすることがある。このため、ペン先を保護するキャップを設けることが考えられる。
例えば、特許文献1には、ペンが使用されていないとき、通常、前部を覆うように置かれ、ペン先及びその周辺を保護するキャップが開示されている。また、特許文献1には、キャップの取り付け又は取り外しに応じて、電子ペンの電源をON又はOFFすることが開示されている。
特表2007−524155号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示の技術は、キャップが電子ペン本体から分離するため、キャップを紛失するおそれがあり、キャップを紛失した場合には、ペン先及びペン先付近に配置されたカメラを保護することができないという問題がある。また、特に、特許文献1に開示の技術は、キャップの取り付け又は取り外しに応じて、電子ペンの電源をON又はOFFするため、キャップを紛失した場合には、電子ペンの電源をOFFにすることができないという問題がある。
本発明の目的は、筐体を構成するキャップがカメラ部およびペン先の保護カバー構造となり、キャップの紛失を防止すると共に、使用又は不使用に応じて電源をON又はOFFすることにより、節電や誤作動防止の機能も兼用する電子ペンを提供することである。
本発明の電子ペンは、ペン先近傍に設けられた撮像手段と、筐体に設けられたガイドに沿って摺動し、前記ペン先及び前記撮像手段を露出又は収容するキャップと、前記ペン先及び前記撮像手段を露出した場合、電源をONにする電源スイッチと、を具備する構成を採る。
本発明によれば、筐体を構成するキャップがカメラ部およびペン先の保護カバー構造となり、キャップの紛失を防止すると共に、使用又は不使用に応じて電源をON又はOFFすることにより、節電や誤作動防止の機能も兼用することができる。
本発明の実施の形態1に係る電子ペンの一部の構成を示す図 図1に示した電子ペンの一部にキャップを装着した様子を示す図 キャップ内壁に形成された螺旋状の突起の形状を示す図 図3に示したロック用ツメを拡大表示した図 筐体に形成された溝の後端側における端部の形状を示す図 ペン先が露出した状態において、筐体に形成された溝の後端側の様子を示す図 ペン先が収容された状態において、筐体に形成された溝の様子を示す図 本発明の実施の形態2に係る電子ペンの一部の構成を示す図 図8に示した電子ペンの断面を示す図 電子ペンの突起位置における断面を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子ペン100の一部の構成を示す図である。図1において、専用紙のドットパターンを撮像するカメラ部102がペン先101の近傍に設けられており、カメラ部102より後端側に螺旋状のスプリング103を伸縮自在に外嵌する。
スプリング103の位置する筐体の外径は、スプリング位置より後端型の筐体の外径より小さく設定され、これによりスプリング位置の境界には段差(スプリング受け面104)が形成され、このスプリング受け面104がスプリング103の後端側を係止する。なお、後述するがスプリング103のペン先側はキャップの一部によって係止される。
スプリング位置より後端側の筐体には、螺旋状の溝105が形成されており、溝105の後端側の端部に電源スイッチ106が設けられている。
図2は、図1に示した電子ペン100の一部にキャップを装着した様子を示す図である。図2(a)は、ペン先101がキャップ150に収容された状態を示す透視図であり、図2(b)は、ペン先101がキャップ150から露出した状態を示す透視図である。
これらの図において、キャップ150は、円筒状の形状を有し、2つの底面に相当する部分はいずれも開口している。また、ペン先保護部151は、ペン先101を保護し、他の部分に比べて径が小さくなっており、カメラ部102へのゴミ及びほこりの付着を防止するのに寄与している。また、キャップ内壁には、ペン先保護部151の境界に段差(スプリング受け面)が形成されており、このスプリング受け面がスプリング103のペン先側を係止する。また、キャップ内壁には、螺旋状の突起が形成されており、筐体に形成された螺旋状の溝105に嵌合する。
ここで、図2(a)に示すようにペン先101がキャップ150に収容された状態において、利用者が筐体に対してキャップ150を回転させると、キャップ150が筐体に形成された螺旋状の溝105に沿って摺動し、スプリング103がキャップ150と筐体のスプリング受け面104とに挟まれて縮む。この結果、キャップ150に形成された螺旋状の突起が筐体に形成された螺旋状の溝105の後端側の端部に達し、ペン先101が露出した状態になると同時に、溝105の端部に設けられた電源スイッチ106がONになり、カメラが起動する。この状態が図2(b)に示した状態である。
図2(b)に示したペン先101がキャップ150から露出した状態において、利用者が筐体に対してキャップを回転させると、キャップ150が筐体に形成された螺旋状の溝105に沿って摺動し、縮んでいたスプリング103が元に戻る。この結果、キャップ150に形成された螺旋状の突起が筐体に形成された螺旋状の溝105の後端側の端部から離れ、溝105の端部に設けられた電源スイッチ106がOFFになり、カメラが停止する。また、ペン先101がキャップ150に収容された状態、すなわち、図2(a)に示した状態になる。
図3は、キャップ内壁に形成された螺旋状の突起の形状を示す図である。この図は、螺旋状の突起161の後端側から見た斜視図である。突起161の端部には、ロック用ツメ162が形成されており、ペン先101が露出した状態で、筐体の後端側端部に設けられたロック用ツメ受けにロック用ツメ162が嵌合し、キャップ150が筐体にロックする。ロック用ツメ162を拡大表示したのが図4である。
図5は、筐体に形成された溝105の後端側における端部の形状を示す図である。図5に示すように、溝105の端部には電源スイッチ106が設けられており、キャップ150に形成された突起161によって電源スイッチ106が押圧されることにより、電源スイッチ106がONになる。また、ロック用ツメ受け107が溝105に連なって筐体の側面に形成されている。
図6は、ペン先101が露出した状態において、筐体に形成された溝105の後端側の様子を示す図である。この図では、キャップ150の突起部分を抽出して筐体の溝105に嵌合したイメージを示している。図6から分かるように、キャップ150に設けられた突起161が溝105の端部に設けられた電源スイッチ106を押下すると共に、突起161の端部に設けられたロック用ツメ162が筐体に設けられたロック用ツメ受け107に嵌合している。
図7(a)は、ペン先101が収容された状態において、筐体に形成された溝105のペン先側の様子を示す図である。また、図7(b)は、ペン先101が収容された状態において、筐体に形成された溝105の後端側の様子を示す図である。これらの図では、キャップ150の突起部分を抽出して筐体の溝105に嵌合したイメージを示している。図7(a)及び図7(b)から分かるように、キャップ150に設けられた突起161が溝105のペン先側端部に接すると共に、後端側の端部から離れ、電源スイッチ106がOFFになる。
このように、実施の形態1によれば、筐体側面に形成された螺旋状の溝に、キャップ内壁に形成された螺旋状の突起を嵌合し、螺旋状の溝に沿ってキャップが摺動することにより、ペン先が露出又は収容することができ、キャップの紛失を防止することができる。また、筐体の溝の後端側の端部に電源スイッチを設け、ペン先が露出した状態でキャップの突起が電源スイッチを押下してONにすることにより、ペン先の露出又は収容に連動して、電源スイッチのON又はOFFを切り替えることができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る電子ペン200の一部の構成を示す図である。図8(a)は、ペン先201がキャップ250に収容された状態を示す透視図であり、図8(b)は、ペン先201がキャップ250から露出した状態を示す透視図である。
これらの図において、カメラ部はペン先201よりやや後端側に設けられている。また、キャップ250は、ペン先201を保護する部分(ペン先保護部251)及び利用者が手で持つ部分(把持部252)を備え、ペン先保護部251は、円錐状の形状を有し、開口する底面で同じく開口する底面を有する円筒状の把持部252に連接する。ただし、ペン先保護部251の底面は、把持部252の底面より小さく、このため、把持部252のペン先側は開口している。
本発明の実施の形態2に係る電子ペン200においても、実施の形態1と同様の機構でペン先の露出及び収容と、電源スイッチのON又はOFFが行われる。
図9は、図8に示した電子ペン200の断面を示す図である。図9(a)は、ペン先201がキャップ250に収容された状態を示す断面図であり、図9(b)は、ペン先201がキャップ250から露出した状態を示す断面図である。
これらの図に示すように、キャップ内壁において、ペン先201を収容した状態でカメラレンズ204の手前に位置する突起205を設ける。これにより、ペン先収容時に、カメラレンズ204にゴミ及びほこりが付着することを防止することができる。また、キャップ内壁には、把持部252に段差(スプリング受け面206)が形成されており、このスプリング受け面206がスプリングのペン先側を係止する。
図9(a)に示す状態において、利用者が筐体に対してキャップ250を回転させると、図9(b)に示すように、ペン先201を露出した状態となる。この状態では、カメラレンズ(受光部)204が把持部252のペン先側開口部に位置し、カメラが専用紙のドットパターンを撮像することができる。参考までに、電子ペン200の突起位置における断面を図10に示す。ペン先を収容した状態を図10(a)に示し、ペン先201を露出した状態を図10(b)に示す。
このように、実施の形態2によれば、ペン先を収容した状態でカメラレンズの手前に位置する突起をキャップ内壁に設けることにより、ペン先収容時に、カメラレンズにゴミ及びほこりが付着することを防止することができる。
なお、上記各実施の形態では、筐体の側面に形成された螺旋状の溝に、キャップ内壁に形成された螺旋状の突起を嵌合させるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、筐体の側面に螺旋状の突起を形成し、キャップ内壁に螺旋状の溝を形成して、これらを嵌合させてもよい。要は、キャップが筐体を摺動するガイドが設けられ、ペン先を露出又は収容できればよい。
本発明にかかる電子ペンは、筐体を構成するキャップがカメラ部およびペン先の保護カバー構造となり、キャップの紛失を防止すると共に、使用又は不使用に応じて電源をON又はOFFすることにより、節電や誤作動防止の機能も兼用するのに有用である。
101、201 ペン先
102 カメラ部
103 スプリング
104、206 スプリング受け面
105 溝
106 電源スイッチ
150、250 キャップ
151、251 ペン先保護部
161、205 突起
162 ロック用ツメ
252 把持部
204 カメラレンズ

Claims (3)

  1. ペン先近傍に設けられた撮像手段と、
    筐体に設けられたガイドに沿って摺動し、前記ペン先及び前記撮像手段を露出又は収容するキャップと、
    前記ペン先及び前記撮像手段を露出した場合、電源をONにする電源スイッチと、
    を具備する電子ペン。
  2. 前記キャップは、
    ペン先を保護するペン先保護部と、
    前記ペン先が露出した場合において、前記撮像手段の受光部が露出する開口部と、
    を有する請求項1に記載の電子ペン。
  3. 前記キャップ内壁に設けられ、前記ペン先及び前記撮像手段を収容した場合において、前記撮像手段の受光部手前に位置する突起を具備する請求項2に記載の電子ペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104656948A (zh) * 2013-11-25 2015-05-27 联想(北京)有限公司 电子设备的控制方法、控制装置及电子设备
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