JP2012222701A - 携帯無線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器本体を手で持っても大幅なアンテナ性能劣化が生じない携帯無線機を提供する。
【解決手段】筐体2の周囲を囲む金属フレーム6と、給電端子7と、給電端子7の近傍に配置される第1の接地端子8と、給電端子7及び第1の接地端子8と対向する辺に配置される第2の接地端子9とを備え、給電端子7から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの電気長Lと、第1の接地端子8から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの電気長Lが略同じとなる構造とし、筐体2の周囲を囲む金属フレーム6に流れる電流を上下に分散させて、2つのループアンテナとして動作させるようにした。これにより、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがないため、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カード型の携帯無線機に関する。
上述したカード型の携帯無線機として、例えば特許文献1,2に記載されたものがある。また、受信機ではあるが、同様の形状のものとして、例えば特許文献3に記載されたものもある。また、近年めざましく普及しているスマートフォンも同様の形状をなす携帯無線機である。スマートフォンは、携帯電話とPDA(Personal Digital Assistant)を融合させたものであり、携帯電話としての無線通信機能の他に、スケジュール機能や個人情報管理機能などの多種多様な機能を有する。
ところで、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機では、商品力強化の為に液晶表示器の大型化及び装置の小型化が求められているが、これらを実現するには機構強度を確保する必要がある。機構強度を確保する方法の1つとして、筐体外周を金属フレームで囲む方法がある。
特開平9−246832号公報 特開2010−278750号公報 特開平8−167809号公報
しかしながら、上述したカード型の携帯無線機においては、アンテナよりも外周に金属物が存在する場合、アンテナ性能への悪影響が懸念される。これは、アンテナより放射された電力が外周に存在する金属物により放射を遮断されることが主な要因である。また、機器本体を手で持つ手持ち時においては、アンテナからの放射を遮断した結果、誘起される金属フレーム上の電流が手に吸収され、アンテナ性能の大幅な利得劣化が懸念される。
一方、前述した特許文献1,2に記載された携帯無線機のアンテナや特許文献3に記載された受信機のアンテナは、いずれも単純なループ構成のものであり、手持ち時でのアンテナ性能の確保ができていない。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、機器本体を手で持っても大幅なアンテナ性能劣化が生じない携帯無線機を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線機は、筐体と、前記筐体の内部に設けられ、グランドを有する回路基板と、前記筐体の内部に設けられ、前記回路基板上に構成された無線回路部と、前記筐体の内部に設けられ、前記回路基板上に構成され、前記無線回路部に接続された整合回路部と、前記筐体の最外周に沿って設けられ、前記回路基板のグランドと所定の間隔を隔てて配置された板状の金属フレームと、前記整合回路部と前記金属フレームの一端に接続された給電端子と、前記回路基板のグランドと前記金属フレームの他端に接続された第1の接地端子と、前記回路基板の前記給電端子及び前記第1の接地端子と対向する辺のグランドと前記金属フレームに接続された第2の接地端子と、を備え、前記給電端子から前記金属フレームを介して前記第2の接地端子までの電気長と、前記第1の接地端子から前記金属フレームを介して前記第2の接地端子までの電気長が略同じとなる構造を有する。
上記構成によれば、筐体の周囲を囲む金属フレームと、給電端子と、給電端子近傍に配置される第1の接地端子と、給電端子及び第1の接地端子と対向する辺に配置される第2の接地端子とを備えるとともに、給電端子から金属フレームを介して第2の接地端子までの電気長と、第1の接地端子から金属フレームを介して第2の接地端子までの電気長とが略同じ長さとなる構造とし、筐体の周囲を囲む金属フレームに流れる電流を上下に分散させて、2つのループアンテナとして動作させるようにしたので、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがないため、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
上記構成において、前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の短辺側に配置され、前記第2の接地端子は、前記回路基板の前記短辺側と対向する短辺側に配置された。
上記構成によれば、2つのループアンテナとして動作するので、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
上記構成において、前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の角部に配置され、前記第2の接地端子は、前記回路基板の前記角部と対向する角部に配置された。
上記構成によれば、2つのループアンテナとして動作するので、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
上記構成において、前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の長辺側に配置され、前記第2の接地端子は、前記回路基板の中心に対して前記長辺側の位置と点対称となる位置に配置された。
上記構成によれば、2つのループアンテナとして動作するので、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
上記構成において、前記第2の接地端子は、前記回路基板に沿って所定の長さを有する。
上記構成によれば、大型の第2の接地端子でも問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
上記構成において、前記第2の接地端子は、前記回路基板に沿って2分割された。
上記構成によれば、第2の接地端子を2分割しても問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。また、分割した2つの第2の接地端子の間隔を空けることでスペースが得られるので、その空いた部分を有効利用できる。
上記構成において、前記金属フレームは、前記回路基板に沿って2分割された前記第2の接地端子に合わせて2分割された。
上記構成によれば、金属フレームを2分割しても問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。また、分割した2つの金属フレームの間隔を空けることでスペースが得られるので、その空いた部分を有効利用できる。
上記構成において、前記第1の接地端子及び前記第2の接地端子の少なくともいずれか一方にリアクタンス素子が挿入された。
上記構成によれば、2つのループアンテナそれぞれの電気長を調整することができる。
上記構成において、前記金属フレームは、該金属フレームの途中にミアンダ形状を有する。
上記構成によれば、金属フレームの全てを帯状にする場合と比べて、2つのループアンテナそれぞれの電気長を調整することができる。
上記構成において、前記金属フレームは、該金属フレームの途中に容量結合構造を有する。
上記構成によれば、金属フレームの一部分を容量結合構造とすることで、筐体の金属フレームの取り付け部分の一部に、例えばイヤホンジャックを取り付ける位置が来る場合、その部分に対応する金属フレームを容量結合構造とすることで、イヤホンジャックを容易に取り付けることができる。
本発明によれば、機器本体を手で持ったときのアンテナ性能の大幅な劣化を回避することができる。
本発明の一実施の形態に係る携帯無線機の概観を示す斜視図 図1の携帯無線機を示す要部構成図 図1の携帯無線機が有する2つのループアンテナとモノポールアンテナとの手持ち時の放射効率特性を示す図 図1の携帯無線機が有する2つのループアンテナの寸法を示す図 図1の携帯無線機が有する2つのループアンテナと放射効率特性を比較するためのモノポールアンテナの寸法を示す図 図1の携帯無線機が有する2つのループアンテナの電流分布を示す図 モノポールアンテナの電流分布を示す図 図1の携帯無線機の変形例1を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例2を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例3を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例4を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例5を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例6を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例7を示す要部構成図 図1の携帯無線機の変形例8を示す要部構成図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯無線機の概観を示す斜視図である。また、図2は、図1の携帯無線機を示す要部構成図である。なお、図1では、携帯無線機の2箇所で内部を露出させて各部材が見えるようにしている。
図1及び図2において、本実施の形態の携帯無線機1は、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機であり、カード型の筐体2と、筐体2の内部に設けられ、グランド3Gを有する回路基板3と、筐体2の内部に設けられ、回路基板3上に構成された無線回路部4と、筐体2の内部に設けられ、回路基板3上に構成され、無線回路部4に接続された整合回路部5と、筐体2の最外周に沿って設けられ、回路基板3のグランド3Gと所定の間隔を隔てて配置された板状の金属フレーム6と、整合回路部5と金属フレーム6の一端に接続された給電端子7と、回路基板3のグランド3Gと金属フレーム6の他端に接続された第1の接地端子8と、回路基板3の給電端子7及び第1の接地端子8と対向する辺のグランド3Gと金属フレーム6に接続された第2の接地端子9と、筐体2の一方の面側に設けられ、携帯電話としての無線通信機能の使用における各種表示、スケジュール機能や個人情報管理機能等の使用における各種表示を行うための液晶表示装置10とを備える。金属フレーム6は大型な液晶表示装置10の機構的強度を確保するために主に配置され、金属フレーム6に用いる材料として、例えばアルミニウム、マグネシウム合金、ステンレス、銅箔(金属箔)などが好適である。なお、液晶表示装置10の表面側にはタッチパネル(図示略)が設けられている。
本実施の形態の携帯無線機1は、上記の構成により、筐体2の周囲を囲む金属フレーム6に流れる電流が上下に分散し、2つのループアンテナとして動作する。図2に示すように、上側のループアンテナにはアンテナ電流Iが流れ、下側のループアンテナにはアンテ電流Iが流れる。また、上側のループアンテナの電気長Lは、給電端子7から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの長さとなり、下側のループアンテナの電気長Lは、第1の接地端子8から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの長さとなる。これらの電気長L,Lは略同じ長さになるため、2つのループアンテナは略同一周波数帯域で動作する。
このようにして、金属フレーム6を上下に分割して2つのループアンテナとして動作させるようにしたことにより、片方のループアンテナを手で握っても、他方のループアンテナが動作するので、手による大幅なアンテナ性能の劣化を回避できる。
図3は、本実施の形態の携帯無線機1が有する2つのループアンテナとモノポールアンテナとの手持ち時の放射効率特性を示す図である。このときの2つのループアンテナの寸法は図4に示す値を採り、携帯無線機1が有する2つのループアンテナと放射効率特性を比較するためのモノポールアンテナの寸法は図5に示す値を採る。単位はいずれも「mm」である。図3に示すように、本実施の形態の携帯無線機1の2つのループアンテナは、モノポールアンテナと比較して、手持ち時の性能が略2.5dB改善する。
このように本実施の形態の携帯無線機1によれば、筐体2の周囲を囲む金属フレーム6と、給電端子7と、給電端子7の近傍に配置される第1の接地端子8と、給電端子7及び第1の接地端子8と対向する辺に配置される第2の接地端子9とを備え、給電端子7から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの電気長Lと、第1の接地端子8から金属フレーム6を介して第2の接地端子9までの電気長Lが略同じとなる構造とし、筐体2の周囲を囲む金属フレーム6に流れる電流を上下に分散させて、図6に示す電流分布16のように2つのループアンテナとして動作させるようにしたので、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがないため、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。一方、モノポールアンテナは図7に示す電流分布16のようにアンテナ部に電流が集中するためモノポールアンテナに手が触れると大幅なアンテナ性能の劣化が生ずる。
なお、本実施の形態の携帯無線機1では、給電端子7を整合回路部5と金属フレーム6の一端に接続し、第1の接地端子8を回路基板3のグランド3Gと金属フレーム6の他端に接続し、第2の接地端子9を回路基板3の給電端子7及び第1の接地端子8と対向する辺のグランド3Gと金属フレーム6に接続したが、これらの接続位置には限定はない。また、金属フレーム6の形状にも限定はない。以下にそれらの変形例を挙げる。
(変形例1)
図8は、図1の携帯無線機の変形例1を示す要部構成図である。同図において、変形例1は、給電端子7及び第1の接地端子8を回路基板3の短辺側に配置し、第2の接地端子9を回路基板3の前記短辺側と対向する短辺側に配置したものである。このように配置しても2つのループアンテナとして動作させることができ、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例2)
図9は、図1の携帯無線機の変形例2を示す要部構成図である。同図において、変形例2は、給電端子7及び第1の接地端子8を回路基板3の角部3Aに配置し、第2の接地端子9を回路基板3の角部3Aと対向する角部3Bに配置したものである。このように配置しても2つのループアンテナとして動作させることができ、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例3)
図10は、図1の携帯無線機の変形例3を示す要部構成図である。同図において、変形例3は、給電端子7及び第1の接地端子8を回路基板3の長辺側に配置し、第2の接地端子9を回路基板3の中心に対して前記長辺側の位置と点対称となる位置に配置したものである。このように配置しても2つのループアンテナとして動作させることができ、片方のループアンテナを手で握っても他方のループアンテナが手の影響を受けることがなく、手が触れたことによる大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例4)
図11は、図1の携帯無線機の変形例4を示す要部構成図である。同図において、変形例4は、回路基板3に沿って所定の長さの第2の接地端子12を備えたものである。大型の第2の接地端子12でも問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例5)
図12は、図1の携帯無線機の変形例5を示す要部構成図である。同図において、変形例5は、第2の接地端子9を回路基板3に沿って2分割したものである。この場合、一方を第2の接地端子9Aと呼び、他方を第2の接地端子9Bと呼ぶ。第2の接地端子9を2分割しても問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例6)
図13は、図1の携帯無線機の変形例6を示す要部構成図である。同図において、変形例6は、第2の接地端子9を回路基板3に沿って2分割するとともに、金属フレーム6をそれに合わせて2分割したものである。金属フレーム6Aと第2の接地端子9Aを接続し、金属フレーム6Bと第2の接地端子9Bを接続している。第2の接地端子9と金属フレーム6のそれぞれを2分割しても問題なく手の接触による大幅なアンテナ性能劣化を回避できる。
(変形例7)
図14は、図1の携帯無線機の変形例7を示す要部構成図である。同図において、変形例7は、金属フレーム6の一部分6aをミアンダ形状にしたものと(図14の(a))、一部分6bを容量結合構造にしたものである(図14の(b))。金属フレーム6の一部分6aをミアンダ形状にすることで、金属フレーム6の全てを帯状にする場合と比べて、金属フレーム6の電気的長さが長くなるため、2つのループアンテナそれぞれの電気長L,Lを調整することができ、共振周波数を調整することができる。なお、ミアンダ形状とする部分の長さは、金属フレームとして機構強度を確保できる範囲内にするのが望ましい。一方、金属フレーム6の一部分6bを容量結合構造とすることで、筐体2の金属フレーム6の取り付け部分の一部に、例えばイヤホンジャックを取り付ける位置が来る場合、その部分に対応する金属フレーム6を容量結合構造とすることで、イヤホンジャックを容易に取り付けることができる。さらに、容量結合構造とすることで、金属フレーム6の電気的な長さを短くできるため、2つのループアンテナそれぞれの電気長L,Lを調整することができ、共振周波数を調整することができる。なお、金属フレーム6の容量結合構造とする部分は、筐体2の幅方向でも良いし、厚み方向でも良い。
(変形例8)
図15は、図1の携帯無線機の変形例8を示す要部構成図である。同図において、変形例8は、第1の接地端子8及び第2の接地端子9の双方にリアクタンス素子15を挿入したものである。リアクタンス素子15を挿入することで、2つのループアンテナそれぞれの電気長L,Lを調整することができる。なお、リアクタンス素子15は必ずしも第1の接地端子8及び第2の接地端子9の双方に挿入する必要はなく、いずれか一方でも良い。
(変形例9)
なお、本発明は上記の実施形態において示されたものに限定されるものではなく、携帯無線機及び筐体及び回路基板の形状は、円形状、楕円形状、三角形状、多角形状の携帯無線機に対しても形状の中心点に対して左右あるいは上下にループアンテナを配置することで同等の効果を得ることが可能である。
本発明は、機器本体を手で持っても大幅なアンテナ性能劣化が生じないといった効果を有し、スマートフォン等のカード型の携帯無線機への適用が可能である。
1 携帯無線機
2 筐体
3 回路基板
3A,3B 回路基板の角部
3G 回路基板のグランド
4 無線回路部
5 整合回路部
6,6A,6B 金属フレーム
6a 金属フレームのミアンダ形状部分
6b 金属フレームの容量結合構造部分
7 給電端子
8 第1の接地端子
9,9A,9B,12 第2の接地端子
10 液晶表示装置
15 リアクタンス素子
16 電流分布

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、グランドを有する回路基板と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記回路基板上に構成された無線回路部と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記回路基板上に構成され、前記無線回路部に接続された整合回路部と、
    前記筐体の最外周に沿って設けられ、前記回路基板のグランドと所定の間隔を隔てて配置された板状の金属フレームと、
    前記整合回路部と前記金属フレームの一端に接続された給電端子と、
    前記回路基板のグランドと前記金属フレームの他端に接続された第1の接地端子と、
    前記回路基板の前記給電端子及び前記第1の接地端子と対向する辺のグランドと前記金属フレームに接続された第2の接地端子と、を備え、
    前記給電端子から前記金属フレームを介して前記第2の接地端子までの電気長と、前記第1の接地端子から前記金属フレームを介して前記第2の接地端子までの電気長が略同じとなる構造を有することを特徴とする携帯無線機。
  2. 前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の短辺側に配置され、
    前記第2の接地端子は、前記回路基板の前記短辺側と対向する短辺側に配置された請求項1に記載の携帯無線機。
  3. 前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の角部に配置され、
    前記第2の接地端子は、前記回路基板の前記角部と対向する角部に配置された請求項1に記載の携帯無線機。
  4. 前記給電端子及び前記第1の接地端子は、前記回路基板の長辺側に配置され、
    前記第2の接地端子は、前記回路基板の中心に対して前記長辺側の位置と点対称となる位置に配置された請求項1に記載の携帯無線機。
  5. 前記第2の接地端子は、前記回路基板に沿って所定の長さを有する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯無線機。
  6. 前記第2の接地端子は、前記回路基板に沿って2分割された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯無線機。
  7. 前記金属フレームは、前記回路基板に沿って2分割された前記第2の接地端子に合わせて2分割された請求項6に記載の携帯無線機。
  8. 前記第1の接地端子及び前記第2の接地端子の少なくともいずれか一方にリアクタンス素子が挿入された請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の携帯無線機。
  9. 前記金属フレームは、該金属フレームの途中にミアンダ形状を有する請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の携帯無線機。
  10. 前記金属フレームは、該金属フレームの途中に容量結合構造を有する請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の携帯無線機。
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