JP2012221755A - 色度調整型白色発光装置。 - Google Patents

色度調整型白色発光装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】
色温度の異なる複数の発光素子を組み合わせて、色温度が調整された白色光を発光する発光装置において、複数の発光素子の黒体輻射軌跡に対する配置の選定により、その複数の発光素子の色温度点を結ぶ線上に相関色温度の範囲に収まらない部分が発生し、色温度の調整範囲から外れるという問題があった。
【解決手段】
色温度の異なる複数の発光素子を組み合わせて、色温度が調整された白色光を出力する発光装置において、前記色温度の異なる複数の発光素子は低い色温度の第1発光素子と、中間の色温度の第2発光素子と、高い色温度の第3発光素子とにより構成され、低い色温度の第1発光素子及び高い色温度の第3発光素子に対して中間の色温度の第2発光素子が、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在すること。
【選択図】 図1

Description

本発明はLED素子等の半導体発光素子を備えた半導体発光装置に関するものであり、詳しくは発光色度の調整が可能で、発光効率の良い色度調整型白色発光装置に関する。
近年、LED素子(以下LEDと略記する)は半導体発光素子であるため、長寿命で優れた駆動特性を有し、さらに小型で発光効率が良く、鮮やかな発光色を有することから、カラー表示装置のバックライトや照明等に広く利用されるようになってきた。本発明においても半導体発光装置としてLED発光装置を実施形態として説明する。
特に近年、LEDの高効率化に伴いLED発光装置としては、室内の照明装置として多く採用されるようになってきており、効率の良い発光装置に加えて色調の変化が求められている。現在色度調整型の照明装置についていろいろ提案されている。(例えば特許文献1)
以下特許文献1に示す従来の色度調整型の照明装置について説明する。
図14は公知のXY色度図であり、点線の円形で示す範囲が白色発光領域Wである。図15、図16、図17は図14における白色発光領域Wの要部拡大図であり、黒体輻射軌跡BBLを中心にして色温度2000K(ケルビン)から12000Kの範囲で相関色温度(点線で示す範囲)を示している。また図15、図16は色度点WL、WHの2種類の発光素子を有し、各々色度点WLの相関色温度は2600K、色度点WHの相関色温度は9000Kであり、従って色度点WLと色度点WHとを結ぶ直線上で任意に相関色温度を調整することができる。
また図17は色度点WL、WM、WHの3種類の発光素子を有し、3個の色度点WL、WM、WHで囲む3角形の範囲内で任意に相関色温度を調整することができる。上記方式は2個の色度点WL、WHを有する発光素子、または3個の色度点WL、WM、WHを有する発光素子の光出射時間、駆動電流値、電力量といった駆動条件を制御することで、各発光素子のエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点を結ぶ範囲において任意に相関色温度を調整することができる。そして各方式共に各色温度点の黒体輻射軌跡BBLからの偏差Δuvを−0,02≦Δuv≦0,02と小さくすることによって、発光素子からの出射光が実質的に黒体輻射軌跡BBLに沿った相関色温度に管理している。
特開2009−238729号公報(図8から図11)
特許文献1に開示された従来技術は、2個または3個の色度点を有する発光素子を用いてその制御を行うことにより、2点間、または三角形状範囲の相関色温度を任意に調整することができる。しかし、2個の色度点WL、WHを有する発光装置を使用する場合には図15に示す如く、量産において2個の色度点の選定が色度点WLa、WHaのようずれてしまうと、その2点間を結ぶ直線上(1点鎖線で示す)の一部が相関色温度の範囲から外れてしまい、良好な色度が得られなくなる危険性がある。
また3個の色度点WL、WM、WHを有する発光装置を使用する場合には、3個の色度点WL、WM、WHの設定の位置を黒体輻射軌跡BBLの一方の側(上側または下側)にしているため、図17に示す如く量産において3個の色度点の選定が色度点WLa、WMa、WHaのようにずれてしまうと、色度点WL、WM、WHの設定位置を全て相関色温度の範囲に収めたとしても、その3点間を結ぶ三角形状(1点鎖線で示す)の一部が相関色温度の範囲から外れてしまい、良好な色度が得られなくなる危険性がある。
この問題を回避するために特許文献1においては、各色温度点の設定位置を黒体輻射軌跡BBLからの偏差Δuvを−0,02≦Δuv≦0,02と小さくすることによって、発光装置からの出射光が実質的に黒体輻射軌跡BBLに沿った相関色温度に管理している。しかし、この方式では使用する発光装置が偏差Δuvの小さいものに限定されるので、量産によって製造される発光装置のうち、偏差Δuvの小さいものしか使用できず、発光装置に多くの規格外品が発生して製造歩留りを低下させるという問題がある。
本発明の目的は上記問題点を解決しようとするものであり、3個の色度点WL、WM、WHを有する発光装置を使用し、各色度点の設定位置を相関色温度の範囲に収め、且つ黒体輻射軌跡BBLの上下に振り分けることによって、3個の色度点による三角形状範囲の相関色温度を任意に調整することができ、且つ歩留りの高い色度調整型白色発光装置を提供することである。
上記の如く本発明によれば、低い色温度の第1発光素子及び高い色温度の第3発光素子に対して中間の色温度の第2発光素子が、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在するため、例えば3個の発光素子によって形成される三角形は、黒体輻射軌跡を挟んで相関色温度の範囲に収まる結果となり、3個の色度点による三角形状範囲の相関色温度を任意に調整することがで、且つ歩留りの高い色度調整型白色発光装置を提供することである。
上記目的を達成するため本発明における構成は、色温度の異なる複数の発光素子を組み合わせて、色温度が調整された白色光を出力する発光装置において、前記色温度の異なる複数の発光素子は低い色温度の第1発光素子と、中間の色温度の第2発光素子と、高い色温度の第3発光素子とにより構成され、低い色温度の第1発光素子及び高い色温度の第3発光素子に対して中間の色温度の第2発光素子が、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在することを特徴とする。
上記構成によれば、低い色温度の第1発光素子及び高い色温度の第3発光素子に対して中間の色温度の第2発光素子が、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在するため、3個の発光素子によって形成される三角形は、黒体輻射軌跡を挟んで相関色温度の範囲に収まる結果となり、3個の色度点による三角形状範囲の相関色温度を任意に調整することがで、且つ歩留りの高い色度調整型白色発光装置を提供することが可能おなる。
第1発光素子及び第3発光素子が黒体輻射軌跡に対して負の領域に存在し、第2発光素子が黒体輻射軌跡に対して正の領域に存在すると良い。
第1発光素子及び第3発光素子が黒体輻射軌跡に対して正の領域に存在し、第2発光素子が黒体輻射軌跡に対して負の領域に存在すると良い。
発光装置は前記第1発光素子と第2発光素子を同時に駆動する第1の駆動回路と、第3発光素子と第2発光素子を同時に駆動する第2の駆動回路と、第1発光素子と第2発光素子と第3発光素子とを同時に駆動する第3の駆動回路とを有すると良い。
上記構成によれば、色度調整を制御する範囲を変化させることが可能となり、希望する色温度に合わせてきめ細かい白色発光の調整が可能となる。
第1発光素子の色温度は3000K以下であり、第2発光素子の色温度は3500Kから4500Kの間であり、第3発光素子の色温度は5700K以上であると良い。
発光装置は回路基板上に実装された1個の第1発光素子及び第3発光素子と2個の第2発光素子の発光素子ブロックを有すると良い。
本発明の第1実施形態の、XY色度図における白色発光領域の要部拡大図である。 本発明の第1実施形態におけるLEDブロックの断面図である。 本発明の第1実施形態におけるLED発光装置のブロック線図である。 図1の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 図1の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 図1の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 本発明の第2実施形態の、XY色度図における白色発光領域の要部拡大図である。 図7の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 図7の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 図7の白色発光領域における各色度点の発光状態を示す要部拡大図である。 本発明の第3実施形態におけるLEDブロックの平面図である。 図11に示すLED発光装置のA−A断面図である。 図11に示すLED発光装置のB−B断面図である。 公知のXY色度図における白色発光領域を示す色度図である。 従来のXY色度図における白色発光領域の要部拡大図である。 従来のXY色度図における白色発光領域の要部拡大図である。 従来のXY色度図における白色発光領域の要部拡大図である。
(第1実施形態)
以下図面により、本発明の実施形態を説明する。図1から図6は本発明の第1実施形態におけるLED発光装置を示す。図1は図14に示すXY色度図に点線の円形で示す白色発光領域Wの要部拡大図であり、従来技術における図15、図16、図17に対応して各発光素子(以後LED)の配置を示している。図2は第1実施形態におけるLEDブロックの断面図、図3は図2に示すLEDブロックを駆動する駆動装置を備えたLED発光装置のブロック図、図4、図5、図6は図1における各LEDの発光状態図である。
図1は図14における白色発光領域Wの要部拡大図であり、黒体輻射軌跡BBLを中心にして色温度2000K(ケルビン)から12000Kの範囲で相関色温度(点線で示す範囲)を示している。また図17と同様に色度点WL、WM、WHの3種類のLED(後述する図2を参考)を有し、3個の色度点WL、WM、WHで囲む3角形の範囲内で任意に相関色温度を調整することができる。第1実施形態においては低い色温度の色度点WLとしては2500K、中間の色温度の色度点WMとしては4000K、高い色温度の色度点WHとしては7000Kを使用しているが、これに限定されるものではなく、任意に各色温度を選択可能だが、良好な相関色温度調整の条件を確認した結果、中間の色温度の色度点WMとしては4000Kを中心として、3500Kから4500Kの範囲が望ましく、また低い色温度の色度点WLとしては3000K以下が良く、さらに高い色温度の色度点WHとしては5700K以上が望ましいことが分かった。
また、本発明の特徴である3個の色度点WL、WM、WHの配置としては、低い色温度の色度点WL及び高い色温度の色度点WHに対して中間の色温度の色度点WMが黒体輻射軌跡BBLに対して正または負の異なる領域に存在することが必要であり、図1に示す第1実施形態においては中間の色度点WMが黒体輻射軌跡BBLの上側、すなわち正の位置に存在し、低い色度点WL及び高い色度点WHが黒体輻射軌跡BBLの下側、すなわち負の位置に存在している。
図2はLEDブロック10の断面図であり、回路基板2の上面側に低い色温度WLの発光を行う第1・LED1a、中間の色温度WMの発光を行う第2・LED1b、高い色温度WHの発光を行う第3・LED1cが実装されている。3は保護樹脂である。
図3は図2に示すLEDブロック10を駆動する駆動装置5を備えたLED発光装置100のブロック図であり、駆動装置5は第1・LED1aと第2・LED1bを同時に駆動する第1の駆動回路5aと、第3・LED1cと第2・LED1bを同時に駆動する第2の駆動回路5bと、第1・LED1aと第2・LED1bと第3・LED1cとを同時に駆動する第3の駆動回路5cとを備えている。
すなわち、第1駆動回路5aを動作させた時には第1・LED1aと第2・LED1bに電流が流れ、第1・LED1aと第2・LED1bが発光する。また第2駆動回路5bを動作させた時には第3・LED1cと第2・LED1bに電流が流れ、第3・LED1cと第2・LED1bが発光する。さらに第3駆動回路5cを動作させた時には第1・LED1a、第2・LED1b、第3・LED1cに電流が流れ、第1・LED1aと第2・LED1b、第3・LED1cの全部が発光する
図4、図5、図6は各駆動回路を動作させた状態を示す白色発光領域Wの要部拡大図であり、図1に示す白色発光領域Wの要部拡大図に対応している。すなわち、図1に示す3個の色度点WL、WM、WHで囲む3角形の調整範囲における点灯している部分を濃い黒線で示している。
図4は図3に示す第3駆動回路5cを動作させた状態を示し、第1・LED1aと第2・LED1b、第3・LED1cの全部が発光することにより各色度点WL、WM、WHを結ぶ三角形の線分が全て点灯した濃い黒線となっており、前述の如く第1・LED1a、第2・LED1b、第3・LED1cの各光出射時間、駆動電流値、電力量といった駆動条件を制御することで、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WL、WM、WHを結ぶ範囲において任意に相関色温度を調整することができる。
図5は図3に示す第2駆動回路5bを動作させた状態を示し、第3・LED1cと第2・LED1bが発光することにより色度点WH、WMを結ぶ三角形の線分が点灯した濃い黒線となっており、第3・LED1c、第2・LED1bの各光出射時間、駆動電流値、電力量といった駆動条件を制御することで、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WH、WMを結ぶ範囲、すなわち、7000Kから4000Kの範囲において任意に相関色温度を調整することができる。
図6は図3に示す第1駆動回路5aを動作させた状態を示し、第1・LED1a、第2・LED1bが発光することにより、色温度点WL、WM、WHの三角形の色度点WM、WLを結ぶ線分が点灯した濃い黒線となっており、第1・LED1a、第2・LED1bの各光出射時間、駆動電流値、電力量といった駆動条件を制御することで、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WL、WMを結ぶ範囲、すなわち、2500Kから4000Kの範囲において任意に相関色温度を調整することができる。
すなわち第1実施形態におけるLED発光装置100においては、図1に示す如く色度点WLとWHに対して色度点WHを黒体輻射軌跡BBLを挟んで両側に配置することにより、各色度点の配置を相関色温度の範囲内に収めておけば良く、従来技術のように各色温度点の設定位置を黒体輻射軌跡BBLからの偏差Δuvを−0,02≦Δuv≦0,02と小さく管理する必要がなくなり、量産上利用可能なLEDの範囲を広くすることができるため、規格外として捨てられるLEDを減少させることができる。
さらに、各LEDを3個の駆動回路を用いて、色度点WL、WM、WH範囲の調整、色度点WL,WM範囲の調整、色度点WM,WH範囲の調整と、きめ細かく調整することができるため、高い色度を希望する場合は、駆動回路5bの駆動を行い、同様に低い色度点希望する場合は、駆動回路5aの駆動を、さらに広範囲な色度を希望する場合は、駆動回路5cの駆動を行うよう選定すればよい。
(第2実施形態)
次に図7から図10により本発明の第2実施形態のLED発光装置について説明する。図7は図14に示すXY色度図に点線の円形で示す白色発光領域Wの要部拡大図であり、図1に示す第1実施形態における白色発光領域Wの要部拡大図と基本的に同じであり、同一内容には同一名称を付し、重複する説明は省略する。図1に示す第1実施形態の色度点の配置図と、図7に示す第2実施形態の色度点の配置図との違いは、図1では色度点WL,WHが黒体輻射軌跡BBLの下側に配置され、色度点WMが黒体輻射軌跡BBLの上側に配置されていたのに対し、図7では色度点WL,WHが黒体輻射軌跡BBLの上側に配置され、色度点WMが黒体輻射軌跡BBLの下側に配置されていることである。
また、図8、図9、図10は、各々第1実施形態における図4、図5、図6に対応しており、各々図8は各色度点WL、WM、WHを結ぶ三角形の線分が全て点灯した濃い黒線となっており、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WL、WM、WHを結ぶ範囲において任意に相関色温度を調整することができる。
また、図9は色度点WL、WM、WHの三角形のうち色度点WM、WLを結ぶ線分が点灯した濃い黒線となっており、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WL、WMを結ぶ範囲、すなわち、2500Kから4000Kの範囲において任意に相関色温度を調整することができる。さらに図10は色度点WM、WLを結ぶ三角形の線分が点灯した濃い黒線となっており、各LEDのエネルギー比を自由に変化させ、各色温度点WL、WMを結ぶ範囲、すなわち、2500Kから4000Kの範囲において任意に相関色温度を調整するものであり、これらの、図8、図9、図10における、駆動動作は図3で説明した第1実施形態の駆動動作とおなじであり、重複説明は省略する。
図7から図10に示す第2実施形態のLED発光装置においても、図1の第1実施形態のLED発光装置と同様に、黒体輻射軌跡BBLを挟んで相関色温度の範囲を広く使って色度点の配置を行うことができるため、黒体輻射軌跡BBLからの偏差Δuvを小さく管理する必要がなくなり、規格外として捨てられるLEDを減少させることができると共に、きめ細かい色度調整が可能となる。
(第3実施形態)
次に図11から図13により本発明の第3実施形態であるLEDブロックについて説明する。図11は第3実施形態におけるLEDブロック20の平面図、図12は図11のA−A断面図、図13は図11のB−B断面図である。第3実施形態のLEDブロック20において第1実施形態のLEDブロック10と異なるところは、低い色温度WLの発光を行う第1・LED1a、高い色温度WHの発光を行う第3・LED1cと、中間の色温度WMの発光を行うためLEDとして、2個の第2・LED1b1、LED1b2を設けたことである。
図11はLEDブロック20の平面図で、4個のLEDが四角に配置され、第1・LED1aと第3・LED1cが対角に配置され、2個の第2・LED1b1、LED1b2とが対角に配置されている。図12は図11のA−A断面図、図13は図11のB−B断面図であり、各々図12には第1・LED1aと第2・LED1b1が配置されており、図13には第3・LED1cと第2・LED1b2が配置されている。なお、中間の色温度WMの発光を行うための2個の第2・LED1b1、LED1b2は同じ色温度のLEDでも良く、また異なる色温度のLEDでも良い。
上記LED発光装置20においては図示は省略したが、図3の駆動回路5と基本的に同じ構成で、第1・LED1aと第2・LED1b1を同時に駆動する駆動回路、第1・LED1aと、第2・LED1b1、1b2を同時に駆動する駆動回路、第3・LED1cと第2・LED1b1を同時に駆動する駆動回路、第3・LED1cと第2・LED1b1、1b2を同時に駆動する駆動回路、第1・LED1aと、第2・LED1b1、1b2と第3・LED1cを同時に駆動する駆動回路を設けることによって、よりきめ細かい色度調整が可能となる。
以上の如く、本発明のように低い色温度の第1のLEDと、中間の色温度の1個または2個以上の第2のLEDと、高い色温度の第3のLEDとにより構成され、低い色温度の第1のLED及び高い色温度の第3のLEDに対して中間の色温度の第2のLEDを、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在させることによって、各色度点の設定位置を相関色温度の範囲に収めるだけで、相関色温度を任意に調整することができ、且つ歩留りの高い色度調整型白色発光装置を提供することができる。
1a、 第1・LED
1b、1b1,1b2 第2・LED
1c 第3・LED
2 回路基板
3 保護樹脂
5 駆動回路
5a 第1の駆動回路
5b 第2の駆動回路
5c 第3の駆動回路
10,20 LEDブロック
100 LED発光装置
WL 低い色温度点
WM 中間の色温度点
WH 高い色温度点
BBL 黒体輻射軌跡

Claims (6)

  1. 色温度の異なる複数の発光素子を組み合わせて、色温度が調整された白色光を出力する発光装置において、前記色温度の異なる複数の発光素子は低い色温度の第1発光素子と、中間の色温度の第2発光素子と、高い色温度の第3発光素子とにより構成され、低い色温度の第1発光素子及び高い色温度の第3発光素子に対して中間の色温度の第2発光素子が、黒体輻射軌跡に対して正または負の異なる領域に存在することを特徴とする色度調整型白色発光装置。
  2. 前記第1発光素子及び第3発光素子が黒体輻射軌跡に対して負の領域に存在し、第2発光素子が黒体輻射軌跡に対して正の領域に存在する請求項1記載の色度調整型白色発光装置。
  3. 前記第1発光素子及び第3発光素子が黒体輻射軌跡に対して正の領域に存在し、第2発光素子が黒体輻射軌跡に対して負の領域に存在する請求項1記載の色度調整型白色発光装置。
  4. 前記発光装置は前記第1発光素子と第2発光素子を同時に駆動する第1の駆動回路と、前記第3発光素子と第2発光素子を同時に駆動する第2の駆動回路と、前記第1発光素子と第2発光素子と第3発光素子とを同時に駆動する第3の駆動回路とを備えた駆動手段を有する請求項1から3のいずれかに記載の色度調整型白色発光装置。
  5. 前記第1発光素子の色温度は3000K(ケルビン)以下であり、第2発光素子の色温度は3500Kから4500Kであり、第3発光素子の色温度は5700K以上である請求項1から4の何れかに記載の色度調整型白色発光装置。
  6. 前記発光装置は回路基板上に実装された1個の第1発光素子及び第3発光素子と2個の第2発光素子の発光素子ブロックを有する請求項1から5の何れかに記載の色度調整型白色発光装置。
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