JP2012221486A - 画像処理装置及び建物画像診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温度差を設定する温度差設定手段107,108と、赤外線デジタルカメラで撮影された画像に含まれる領域であって、前記領域の内側にあるピクセルの温度が前記領域の外側でかつ前記領域の近傍にあるピクセルの温度に対して前記温度差を超えている領域を求める手段と、前記領域の内側にあるピクセルに前記領域の外側でかつ前記領域の近傍にあるピクセルの色情報とは異なる色情報を付与する色情報付与手段を有する。
【選択図】図2
Description
図1は、建物診断システム10の物理的な構成を示す図である。図示するように、建物診断システム10は、診断対象である建物〔建築物だけでなく各種土木構造物(コンクリート製の橋梁、橋脚、トンネル、ダムなど)も含む。〕11を撮影する赤外線デジタルカメラ12を含む。赤外線デジタルカメラ12は、建物が発する赤外線を検知してその熱画像を取得する機能(赤外線カメラ12a)と、通常のデジタルカメラと同様に建物の外観を撮影して可視画像を取得する機能(可視カメラ12b。例えば、CMOSカメラ)を組み合わせたもので、例えば、フリアーシステムズジャパン株式会社が販売する赤外線サーモグラフィ装置SC620/SC640/SC660やNEC Avio赤外線テクノロジー株式会社が販売する赤外線サーモグラフィ装置H2640/H2630などが好適に利用できる。
建物診断プログラムを含む建物診断システムの処理を説明する。
コンピュータ13に内蔵されている建物診断プログラムを起動すると、ディスプレイ14には図2に示す画面が表示される。図示するように、表示画面17は、その中央の画像表示部18と、該画像表示部18の上側・下側・右側に配置されたボタン表示部19を含む。ボタン表示部19に表示されたボタンは、通常のコンピュータと同様に、そこにカーソルを重ねてマウス等をクリックする(以下、この行為を「押下」という。)ことによって、該ボタンに関連した処理が起動・停止するように構成されている。
建物診断プログラムの具体的な内容を説明する。まず、オペレータが画面下側の「開く」ボタン101を押下すると、画像選択ウィンドウ(図示せず)が表示される。画像選択ウィンドウには、赤外線デジタルカメラ12で撮影された画像ファイルが表示される。これらの画像ファイルは記憶部15に記憶されている。オペレータが特定の画像ファイルを開いてそこに格納されている建物熱画像ファイルを開くと、図3に示すように、該建物熱画像ファイルに格納されている、赤外線カメラ12aで撮影した熱画像の画像データが画像表示部18に展開され、建物の熱画像20が表示される(図4のフローチャートのステップS1:赤外線画像データ取得、ステップS2:赤外線画像表示)。
図2に戻り、表示画面17のボタン表示部「解析(BOX)」ボタン102又は「解析(3点)」ボタン103(図2参照)が押下されると、ボタンで選択されている内容に応じて以下に説明する解析処理が開始され、解析データが作成されるとともに、その解析データが画像表示部18に表示される(図4のフローチャートのステップS3a:解析ボタンオン、ステップS4a:解析データ表示」)。図示するように、ボタン表示部19には、その他の処理を行うためのボタン(例えば、「削除」、「連携」、「写真選択」、「図面選択」のボタン104〜107)が用意されており、それらのボタンが押下されるとそれに対応する処理が実行される(図4のフローチャートのステップS3b〜S3e、S4b〜S4e)。また、終了ボタン150が押下されると、プログラムが終了する(図4のフローチャートのステップS6)。
「解析(BOX)」ボタン102が押下された状態では、図5に示す解析処理(BOX)が実行できる。解析処理(BOX)では、オペレータが図3に示すように画像表示部18に表示された画像20の2点(x1,y1)、(x2,y2)を指定すると、コンピュータ13はそれらの2点で左上と右下の角部座標が定義される四角形領域(処理対象領域)21を指定する。
図6に示すように、解析処理1(ステップS14)では、指定領域の各ピクセルについて以下の処理が行われる。例えば、図3に示すように2つのピクセル(x1,y1)と(x2,y2)で対向する角部が指定された四角形(BOX)の指定領域21に対して、図10に示すように矢印22,23,24で示す順番にしたがって、処理すべきピクセル(処理対象ピクセル)が選択される(ステップS20,S21,S26,S27)。ここで、処理を開始するピクセルと、処理の進行方向については、ボタン表示部19の解析方向選択ボタン群110(「左→右」ボタン、「右→左」ボタン、「上→下」ボタン、「下→上」ボタン)によって選択できる。例えば、「右→左」ボタンが選択されている場合、右上のピクセル(x2,y1)から左下のピクセル(x1,y2)に向かって順番にピクセルが選択される。また、「下→上」ボタンが選択されている場合、左下のピクセル(x1,y2)から右上のピクセル(x2,y1)のピクセルに向かって順番にピクセルが選択される。このような解析方向選択ボタンが設けられている理由は、例えば、建物の角部は2方向から熱の影響を受けるために他の部分とは違った温度を有し、また建物の縁に隣接する領域について解析処理する場合はその縁の外側にある撮影物(例えば、空、別の建物)の影響を防ぐ必要があり、そのような場合は、縁から離れた場所から縁に向かって領域を指定することが好ましいからである。
解析処理2では、図7に示すように、処理対象ピクセルPを選択する(ステップS30,S31,S36,S37)。ピクセルPの選択は解析処理1と同一である。次に、コンピュータ13は、各処理対象ピクセルPについて、該処理対象ピクセルPの温度tと3つの隣接ピクセルの温度t(L)、t(U)、t(LU)を比較し、それらの差t−t(L)、t−t(U)、又はt−t(LU)のいずれかが温度差ボックス108に入力された温度差Δを超えているか否か判断する(ステップS32,S33,S34)。
解析処理3では、図12で網点を付したピクセルのうち、解析処理2で「解析値有り」の情報が付与されなかったピクセル(“○”が付されていないピクセル)について「解析値有り」の情報を付与する。そのために、解析処理3では、図8に示すように、処理対象ピクセルを選択し(ステップS40,S41,S48,S49)、選択した各ピクセルについて以下の処理を実行する。
図9に示すように、解析描画処理では、処理対象ピクセルを選択し(ステップS50,S51,S54,S55)、選択した各処理対象ピクセルについて「解析値有り」の情報が付与されているか否か判断し(ステップS52)、「解析値有り」の情報が付与されていれば、グレースケールの色情報に代えて、対応する色の情報(色情報)を当該処理対象ピクセルに付与し(ステップS53)、画像表示部18に表示されている指定領域21に含まれる当該処理対象ピクセルをその色情報をもって表示する。ここで表示される色は、温度差1〜温度差5に対して、配色ボックス109で指定された色(有彩色)である。
解析処理された相対熱画像の一例を図15に示す。図示する相対熱画像23は、外壁にタイルを張った建物を赤外線カメラで撮影した熱画像を解析(解析処理1〜3と解析描画処理)したものである。通常、タイル張りの外壁の場合、含有する水分量の違いから、タイル以外の部分(目地部)の温度がタイルの温度よりも高く表れる。そのため、タイル張り外壁の熱画像を解析処理して得られた相対熱画像23には、格子状の色模様(目地模様)が現われる。したがって、特にタイル張り外壁については、目地部などに付された情報(色情報)(以下、このような不要な色情報を「ノイズ」という。)を除去し、図16に示すように周囲のタイルと異なる温度を有するタイル(剥離タイル)だけを異なる態様で表示することが好ましい。
ボタン表示部19の「選択削除」ボタン112が押下されて選択削除が指定されている状態で、図17に示すように、オペレータが相対熱画像25の中の複数の点を指定することによって領域26を選択する。領域26の指定は、相対熱画像の中の少なくとも2点を指定することによって選択できる。例えば、図18(b)は、相対熱画像の中の4点を指定し、その4点で囲まれた領域を選択する例を示す。領域26が選択されると、コンピュータ13は、図18(a)に示すように、選択領域26に対応する解析範囲を取得する(ステップS60)。次に、コンピュータ13は、選択された領域28に含まれる色情報を取得し(ステップS61)、取得した色情報を削除する(ステップS62)。これにより、図17(b)で選択された領域26に含まれる色情報がすべて削除される。なお、トリミングにおける「削除」とは、上述の解析描画処理で付与された有彩色の色情報が、もとのグレースケールの色情報に置換されることを意味する。
ボタン表示部19の「削除(ピクセル)」ボタン113が押下されてピクセル処理が指定されると、図19に示すように、コンピュータ13は解析範囲を取得する(ステップS70)。解析範囲は、オペレータが指定することができる。
ボタン表示部19の「BOX処理」ボタン116が押下されてBOX処理が指定されると、図22に示すように、コンピュータ13は解析範囲を取得する(ステップS100)。解析範囲は、オペレータが指定することができる。
図3に示すように、斜めから撮影した建物の画像20において、その建物の水平方向の目地等は斜めに表れる。そのため、図示するように、建物外壁の特定の区画について以上の処理を実行するためには、表示された形に適った形状の領域指定21ができることが好ましい。つまり、図示するように、ほぼ平行四辺形で表示されている区画はほぼそれに類似の形の領域として指定できることが好ましい。
通常、建物の外壁は複雑な凹凸形状(庇、窓、バルコニー等)を含む。そのため、建物を撮影した画像には、日光が当たっている部分と日陰部分が混在する。そして、日光が当たっている部分と日陰部分では、当然、表面温度が異なる。したがって、上述のように、建物の外壁を複数の領域に分割し、それぞれの領域に上述した解析処理を適用することにより、より適切な相対熱画像が得られる。このようにして作成された相対熱画像は、他の画像データと組み合わせる(連携する)ことができる。
以上の説明では、解析処理1において、コンピュータ13は、処理対象ピクセルPに隣接する3つのピクセルP(L)、P(U)、P(LU)(比較対象ピクセル)の温度t(L)、t(U)、t(LU)を取得するものとしたが、比較対象となるピクセルはそれら3つに限るものでない。例えば、図33に示すように、解析方向が「左→右」の場合、隣接する3つのピクセルのいずれか一つであってもよいし、比較対象となるピクセルの幅を左方向、右方向、又は左上方向に適宜拡大し、その範囲に含まれる各ピクセルと処理対象ピクセルとの温度を比較し、処理対象ピクセルの温度と比較対象ピクセルのいずれかの温度との差が閾値を越えている場合、当該処理対象ピクセルに「解析値有り」の情報を付与してもよい。解析方向が「右→左」、「上→下」、「下→上」の場合も同様である。
11:建物
12:赤外線デジタルカメラ
13:コンピュータ
14:ディスプレイ
15:記憶部
16:プリンタ
17:表示画面
18:画像表示部
19:ボタン表示部
20:熱画像
温度差を設定する温度差設定手段(107,108)と、
前記赤外線デジタルカメラで撮影された画像に含まれる領域であって、前記領域の内側にあるピクセルの温度が前記領域の外側でかつ前記領域の近傍にあるピクセルの温度に対して前記温度差を超えている領域を求める手段(S35,S47)と、
前記領域の内側にあるピクセルに前記領域の外側でかつ前記領域の近傍にあるピクセルの色情報とは異なる色情報を付与する色情報付与手段(S53)を有することを特徴とする。
ボタン表示部19の「選択削除」ボタン112が押下されて選択削除が指定されている状態で、図17に示すように、オペレータが相対熱画像25の中の複数の点を指定することによって領域26を選択する。領域26の指定は、相対熱画像の中の少なくとも2点を指定することによって選択できる。例えば、図18(b)は、相対熱画像の中の4点を指定し、その4点で囲まれた領域を選択する例を示す。領域26が選択されると、コンピュータ13は、図18(a)に示すように、選択領域26に対応する解析範囲を取得する(ステップS60)。次に、コンピュータ13は、選択された領域26に含まれる色情報を取得し(ステップS61)、取得した色情報を削除する(ステップS62)。これにより、図17(b)で選択された領域26に含まれる色情報がすべて削除される。なお、トリミングにおける「削除」とは、上述の解析描画処理で付与された有彩色の色情報が、もとのグレースケールの色情報に置換されることを意味する。
前記所定温度差を設定する温度差設定手段(107,108)と、
前記赤外線熱画像のデータを用いて前記領域を特定する領域特定手段(S35,S47)と、
前記領域特定手段で特定された前記領域の内側にあるピクセルに前記領域の外側にあるピクセルの色情報とは異なる色情報を付与する色情報付与手段(S53)と、
ディスプレイ(14)と、
前記色情報に基づいて前記ディスプレイ(14)に前記相対熱画像を描画する描画手段(S53)を有し、
前記ディスプレイ(14)に表示される前記相対熱画像は、前記相対熱画像に含まれるピクセルの絶対温度を示すものでなく、前記領域の内側にあるピクセルと前記領域の外側で且つ前記領域に隣接するピクセルとの間に前記所定温度差を越える温度差があることを示すことを特徴とする。
Claims (9)
- 赤外線デジタルカメラで撮影された赤外線熱画像を利用する画像処理方法であって、
前記赤外線熱画像をディスプレイに表示する工程と、
前記ディスプレイに表示された前記赤外線熱画像の中で選択された領域において、前記領域に含まれる対象ピクセルの温度データが示す温度と該対象ピクセル以外の別の基準ピクセルの温度データが示す基準温度との温度差に関連する色情報を前記対象ピクセルに付与する工程と、
前記色情報をもって上記対象ピクセルを前記ディスプレイに表示する工程を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 赤外線デジタルカメラで撮影された赤外線熱画像を利用する画像処理方法であって、
前記赤外線熱画像をディスプレイに表示する工程1と、
前記ディスプレイに表示された前記赤外線熱画像の中で領域を指定する工程2と、
前記工程2で指定された領域に対し、前記領域に含まれる対象ピクセルの温度データが示す温度と該対象ピクセル以外の別の基準ピクセルの温度データが示す基準温度との温度差に関連する色情報を前記対象ピクセルに付与する工程3と、
前記色情報をもって上記対象ピクセルを前記ディスプレイに表示する工程4と、
前記工程1〜工程4を繰り返すことを特徴とする画像処理方法。 - 赤外線デジタルカメラで撮影された赤外線熱画像を利用する画像処理装置であって、
前記赤外線熱画像をディスプレイに表示する手段と、
前記ディスプレイに表示された前記赤外線熱画像の中で選択された領域において、前記領域に含まれる対象ピクセルの温度データが示す温度と該対象ピクセル以外の別の基準ピクセルの温度データが示す基準温度との温度差に関連する色情報を前記対象ピクセルに付与する手段と、
前記色情報をもって上記対象ピクセルを前記ディスプレイに表示する手段を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記赤外線熱画像が特定の色の濃淡画像であることを特徴とする請求項3の画像処理装置。
- 前記特定の色が無彩色であることを特徴とする請求項4の画像処理装置。
- 前記色情報が有彩色に対応していることを特徴とする請求項3又は4の画像処理装置。
- 前記色情報が付与されたピクセルが前記領域の縦方向又は横方向若しくはそれらの両方向に所定数以上連続していない場合、前記色情報が付与されたピクセルについて前記色情報を削除することを特徴とする請求項3〜6のいずれかの画像処理装置。
- 赤外線デジタルカメラで撮影された建物の赤外線熱画像を利用して該建物の外壁の浮きや剥離の部分を表示する建物画像診断装置であって、
前記赤外線熱画像を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに表示された前記赤外線熱画像の任意の領域を指定する手段と、
前記領域に含まれる複数のピクセルのそれぞれについて、該ピクセルの温度データが示す温度と該ピクセルと所定の位置関係にある第1の別のピクセルの温度データが示す温度との温度差が所定の閾値以上か否かを判断する手段と、
前記温度差が前記閾値以上の場合、前記ピクセルに所定情報を付与する手段と、
前記所定情報が付与されたピクセルに隣接する第2の別のピクセルについて、該第2の別のピクセルの温度データが示す温度と前記第1の別のピクセルの温度データが示す温度との温度差が前記所定の閾値以上か否か判断する手段と、
前記温度差が前記所定の閾値以上と判断された各ピクセルに所定の色情報を付与する手段と、
前記色情報が付与された各ピクセルを前記色情報に対応する色をもって前記ディスプレイに表示する手段を備えたことを特徴とする建物画像診断装置。 - 赤外線デジタルカメラで撮影された建物の赤外線熱画像を利用して該建物の外壁の浮きや剥離の部分を表示する建物画像診断装置であって、
前記赤外線熱画像を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに表示された前記赤外線熱画像の任意の領域を指定する手段と、
前記領域の中で所定の方向に配列された複数のピクセルのそれぞれについて、該ピクセルの温度データが示す温度と該ピクセルと所定の位置関係にある第1の別のピクセルの温度データが示す温度との温度差が所定の閾値以上か否かを判断する手段と、
前記温度差が前記閾値以上の場合、前記ピクセルに所定情報を付与する手段と、
前記所定方向に関して前記所定情報が付与されたピクセルに隣接する第2の別のピクセルについて、該第2の別のピクセルの温度データが示す温度と前記第1の別のピクセルの温度データが示す温度との温度差が前記所定の閾値以上か否か判断する手段と、
前記温度差が前記所定の閾値以上と判断された各ピクセルに所定の色情報を付与する手段と、
前記色情報が付与された各ピクセルを前記色情報に対応する色をもって前記ディスプレイに表示する手段を備えたことを特徴とする建物画像診断装置。
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