JP2012221438A - 水防情報配信システム及びその配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握し、なお且つ、ランニングコストを低減させることができる水防情報配信システムを提供することを目的としている。
【解決手段】雨量及び/又は水位データを計測する計測センサ3と、前記計測センサ3にて計測したデータを取得する雨量データ取得部51及び/又は水位データ取得部53と、前記雨量データ取得部51及び/又は水位データ取得部53にて取得したデータをサンプリングする雨量データサンプリング部52及び/又は第1水位データサンプリング部54・第2水位データサンプリング部55と、前記雨量データサンプリング部52及び/又は第1水位データサンプリング部54・第2水位データサンプリング部55にてサンプリングしたデータを所定時間毎に上位サーバ2に配信する通信部57とからなることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、雨量情報や河川の水位情報を収集し河川管理を行う水防情報配信システム及びその配信方法に関する。
従来の水防情報配信システムとしては、図4に示すようなシステムが知られている。この従来の水防情報配信システムは、図4に示すように、雨量情報や河川の水位情報、すなわち水防情報を収集するべく観測対象河川毎に設置される観測装置100(図示では5基)と、これら観測装置100により収集された水防情報を一括管理する上位サーバ200とで構成され、これら観測装置100と上位サーバ200はネットワークNを介して接続されている。なお、上位サーバ200は、気象庁及び/又は都道府県庁に設置されるものである。
このように構成される水防情報配信システムの水防情報収集方法は、図4に示すように、まず、上位サーバ200より通信ネットワークNを介して上記各観測装置100にデータ配信要求情報tを夫々送信する。そして、そのデータ配信要求情報tに応じて、各観測装置100は、通信ネットワークNを介して観測した夫々の水防情報t1を上位サーバ200に送信する。これにより、上位サーバ200に各観測装置100にて観測した夫々の水防情報t1が一括して管理されることとなる。
ところで、上記のような水防情報配信システムには、次のような問題があった。すなわち、上記のような水防情報配信システムは、上位サーバ200のデータ配信要求情報tに応じて、各観測装置100は、観測した夫々の水防情報t1を上位サーバ200に送信するというものであるため、上位サーバ200の処理は、観測装置100毎に夫々配信要求情報tを送信し、なお且つ、その配信要求情報tの送信先の観測装置100毎の水防情報t1を受信することで終了するというものである。そのため、観測対象河川が増大すればするほど配信完了までの時間がかかり、それがためにリアルタイム性に欠け、近年増加傾向にある局地的集中豪雨に対して、観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握することができないという問題があった。
さらには、上位サーバ200に、観測装置100に故障等で応答が無い場合に備えて、応答待ち時間を観測装置100毎に設定するような仕組みを設ける必要があり、その仕組みを設けることで観測対象河川が増大すればするほどサーバ負荷が大きくなり、さらに配信完了までの時間がかかり、より観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握することができないという問題があった。
また、上位サーバ200から、通信ネットワークNを介して観測装置100毎に夫々配信要求情報tを送信しているため、観測装置100毎に装置毎のアドレス(IPアドレス)を付与する必要があり、ランニングコストが増大するという問題もあった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握し、なお且つ、ランニングコストを低減させることができる水防情報配信システム及びその配信方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1の発明にかかる水防情報配信システムは、通信ネットワークNを介して観測対象河川で収集された雨量及び/又は水位データを上位サーバ2に配信する水防情報配信システムであって、前記雨量及び/又は水位データを計測する計測センサ3と、前記計測センサ3にて計測したデータを取得するデータ取得手段(雨量データ取得部51、水位データ取得部53)と、前記データ取得手段(雨量データ取得部51、水位データ取得部53)にて取得したデータをサンプリングするサンプリング手段(雨量データサンプリング部52、第1水位データサンプリング部54、第2水位データサンプリング部55)と、前記サンプリング手段(雨量データサンプリング部52、第1水位データサンプリング部54、第2水位データサンプリング部55)にてサンプリングしたデータを所定時間毎に前記上位サーバ2に配信する配信手段(通信部57)とを有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、上記請求項1に記載の水防情報配信システムにおいて、前記サンプリング手段(雨量データサンプリング部52、第1水位データサンプリング部54、第2水位データサンプリング部55)は、所定時間毎に前記データ取得手段(雨量データ取得部51、水位データ取得部53)にて取得したデータをサンプリングしてなることを特徴としている。
請求項3の発明は、上記請求項1又は2に記載の水防情報配信システムにおいて、前記配信手段(通信部57)にて前記上位サーバ2にデータを配信する際の配信状況を監視する配信監視手段(通信監視部58)と、前記上位サーバ2へのデータ配信が失敗し前記配信監視手段(通信監視部58)にてデータ配信未完了の配信状況を監視した際、当該未配信データを記憶する未配信データ記憶手段(未配信データ記憶部59)とをさらに有し、前記配信手段(通信部57)は、前記上位サーバ2に再度データ配信を行う際、前記未配信データ記憶手段(未配信データ記憶部59)にて記憶されている未配信データも前記上位サーバ2に配信してなることを特徴としいている。
請求項4の発明かかる水防情報配信方法は、通信ネットワークNを介して観測対象河川で収集された雨量及び/又は水位データを上位サーバ2に配信する水防情報配信方法であって、前記雨量及び/又は水位データを観測対象河川に設置された計測センサ3で計測するステップと、前記計測した雨量及び/又は水位データを取得するステップと、前記取得されたデータをサンプリングするステップと、前記サンプリングされたデータを所定時間毎に前記上位サーバ2に配信するステップとを有してなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明にかかる水防情報配信システムによれば、計測センサ3にて観測対象河川の雨量及び/又は水位データを計測し、その計測したデータをデータ取得手段(雨量データ取得部51、水位データ取得部53)にて取得し、その取得したデータをサンプリング手段(雨量データサンプリング部52、第1水位データサンプリング部54、第2水位データサンプリング部55)にてサンプリングし、そのサンプリングしたデータを配信手段(通信部57)にて所定時間毎に上位サーバ2に配信するというものであるため、上位サーバ2からの配信要求無しに上記データを上位サーバ2に所定時間毎に配信することが可能となる。それゆえ、本発明によれば、観測対象河川の状況をリアルタイムに配信することが可能となるため、観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握することができる。また、上位サーバ2は、配信手段(通信部57)からの配信を受信するだけでよくなるため、サーバ負荷が低減され、通信速度が向上することとなる。それゆえ、本発明によれば、よりリアルタイムに観測対象河川の雨量情報や水位情報を把握することができる。さらに、本発明によれば、上位サーバ2からの配信要求無しに上記データを上位サーバ2に所定時間毎に配信しているため、従来のシステムのように観測装置毎のアドレス(IPアドレス)を付与する必要がなくなり、ランニングコストを低減させることができる。
また、請求項2の発明によれば、所定時間毎にデータ取得手段(雨量データ取得部51、水位データ取得部53)にて取得したデータをサンプリング手段(雨量データサンプリング部52、第1水位データサンプリング部54、第2水位データサンプリング部55)にてサンプリングしてなるから、観測者が最も知りたい最適な時間毎のデータを取得することでき、さらには、観測対象河川の水位・雨量の状況に応じてサンプリング内容を自由に変更することができる。
さらに、請求項3の発明によれば、配信監視手段(通信監視部58)にて上位サーバ2にデータを配信する際の配信状況を監視し、上位サーバ2へのデータ配信が失敗すれば、未配信データ記憶手段(未配信データ記憶部59)にてその配信に失敗した未配信データを記憶する。そして、配信手段(通信部57)は、上位サーバ2に再度データ配信を行う際、上記未配信データ記憶手段(未配信データ記憶部59)にて記憶されている未配信データも上記上位サーバ2に配信する。それゆえ、本発明によれば、何らかの配信トラブルで上位サーバ2にデータを配信できなくなったとしても、配信トラブルが解消した後、配信トラブルの際、上位サーバ2に配信できなかったデータを再度上位サーバ2に配信することとなるため、上位サーバ2に記憶されているデータに欠落が生じるという事態を防止することができる。
一方、請求項4の発明によれば、雨量及び/又は水位データを観測対象河川に設置された計測センサ3で計測し、その計測した雨量及び/又は水位データを取得し、そしてその取得されたデータをサンプリングし、そのサンプリングされたデータを所定時間毎に前記上位サーバ2に配信しているため、上記請求項1の発明と同一の作用効果を奏する。
本発明に係る水防情報配信システムの概略構成図である。 同水防情報配信システムのブロック図である。 同水防情報配信システムの一使用例を示すフローチャート図である。 従来の水防情報配信システムの概略構成図である。
以下、本発明に係る水防情報配信システムの一実施形態について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。まず、図1及び図2を参照して本実施形態に係る水防情報配信システムの構成について説明する。
本実施形態に係る水防情報配信システムは、図1に示すように、雨量情報や河川の水位情報、すなわち水防情報を収集するべく観測対象河川毎に設置される観測装置1(図示では5基)と、これら観測装置1により収集された水防情報を一括して管理する上位サーバ2とで構成されている。そして、これら観測装置1は、上位サーバ2と通信ネットワークNを介して接続され、その各観測装置1は、通信ネットワークNを介して、上記収集された水防情報pを所定時間毎に夫々上位サーバ2に配信する。なお、上位サーバ2は、例えば、気象庁及び/又は都道府県庁に設置されるものである。
このように構成される水防情報配信システムを、図2を用いてより詳しく説明する。まず、上記観測装置1をより詳しく説明すると、観測装置1は、計測センサ3とA/D変換器4と信号処理装置5とで構成されている。計測センサ3は、観測対象河川の降雨量を計測する雨量計30と、観測対象河川の水位を計測する水位計31とで構成されている。この雨量計30は、計測した雨量に対応するアナログ信号をA/D変換器4に出力し、水位計31は、計測した水位に対応するアナログ信号をA/D変換器4に出力する。A/D変換器4は、上記雨量計30より出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、且つ上記信号処理装置5に出力するA/D変換部40と、上記水位計31より出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、且つ上記信号処理装置5に出力するA/D変換部41とで構成されている。
一方、信号処理装置5は、図2に示すように、CPU等からなる中央制御部50と、雨量データ取得部51と、雨量データサンプリング部52と、水位データ取得部53と、第1水位サンプリング部54と、第2水位サンプリング部55と、記憶部56と、通信部57と、通信監視部58と、未配信データ記憶部59とで構成されている。雨量データ取得部51は、上記A/D変換部40にてアナログ信号からデジタル信号に変換された計測した雨量に対応するデジタル信号を取得し、雨量データサンプリング部52は、上記雨量データ取得部51にて取得したデジタル信号を所定時間毎(例えば1分毎)に積算(サンプリング)する処理を行う。
また、水位データ取得部53は、上記A/D変換部41にてアナログ信号からデジタル信号に変換された計測した水位に対応するデジタル信号を取得し、第1水位サンプリング部54は、上記水位データ取得部53にて取得したデジタル信号に基づいて所定時間毎(例えば6秒毎)の平均値を算出(サンプリング)する処理を行う。そして、第2水位サンプリング部55は、上記第1水位サンプリング部54にて算出した平均値に基づいてさらに所定時間毎(例えば1分毎)の平均値を算出(サンプリング)する処理を行う。なお、本実施形態においては、第1水位サンプリング部、第2水位サンプリング部と2段階のサンプリングを行う例を示したが、勿論一つでも良い。しかしながら、波風等によって水面が一定しない河川の水位を計測するにあたっては、上記のように2段階のサンプリングを行えば水位データの精度が向上するため、2段階のサンプリングを行った方が好ましい。また、上記雨量データサンプリング部52又は第1水位サンプリング部54あるいは第2水位サンプリング部55のように、所定時間毎にサンプリングできるようにしておくことにより、観測者が最も知りたい最適な時間毎のデータを取得することができ、さらには、観測対象河川の水位・雨量の状況に応じてサンプリング内容を自由に変更することができる。
一方、記憶部56は、上記雨量データサンプリング部52にて積算した信号を記憶し、上記第1水位サンプリング部54にて算出した平均値を記憶し、さらに、上記第2水位サンプリング部55にて算出した平均値を記憶するデータベースからなるものである。なお、記憶部56に記憶されるデータの形式はテキスト形式等からなるものである。
また、通信部57は、無線LAN、有線LAN、ダイヤルアップ等の通信手段で通信ネットワークNに接続が可能なものであり、所定時間毎(例えば1分毎)に上記上位サーバ2にデータを配信するものである。
一方、通信監視部58は、通信部57から上位サーバ2へ配信されるデータの配信状況を監視するもので、未配信データ記憶部59は、通信部57と上位サーバ2との通信ネットワークNを介した通信が不通となり、通信部57から上位サーバ2へのデータ配信が未完了との配信状況を上記通信監視部58にて監視した際、当該未配信データを記憶するものである。
他方、上位サーバ2は、通信部20と記憶部21とで構成され、通信部20は、無線LAN、有線LAN、ダイヤルアップ等の通信手段で通信ネットワークNに接続が可能なものである。また、記憶部21は、観測装置1の記憶部57より配信されるデータを記憶するデータベースからなるものである。
次に、上記のように構成される水防情報配信システムの一使用例を、図3を用いて説明する。まず、計測センサ3を用いて、観測対象河川の雨量・水位を計測する。すなわち、雨量計30にて観測対象河川の降雨量を計測し(ステップS1A)、一方で、水位計31にて観測対象河川の水位を計測する(ステップS1B)。
そしてこのように雨量計30にて計測された降雨量は、A/D変換器4のA/D変換部40にてデジタル信号に変換され信号処理装置5に出力される。そして、この信号処理装置5に出力されたデジタル信号は、雨量データ取得部51にて取得され、中央制御部50を介して雨量データサンプリング部52に出力される。雨量データサンプリング部52は、上記雨量データ取得部51にて取得したデジタル信号を1分毎に積算する(ステップS2A)。
一方、水位計31にて計測された水位は、A/D変換器4のA/D変換部41にてデジタル信号に変換され信号処理装置5に出力される。そして、この信号処理装置5に出力されたデジタル信号は、1秒毎に水位データ取得部53にて取得される(ステップS2B)。
そしてこのように水位データ取得部53にて取得された信号は、中央制御部50を介して第1水位サンプリング部54に出力され、第1水位サンプリング部54は、その水位データ取得部53より出力された信号に基づいて6秒毎の平均値を算出する(ステップS3B)。
一方、第1水位サンプリング部54は、上記6秒平均値の算出毎に、中央制御部50を介して記憶部56に出力し、記憶部56は、その6秒平均値の算出毎のデータを記憶する(ステップS4B)。さらに、第1水位サンプリング部54は、6秒平均値の算出毎に、中央制御部50を介して第2水位サンプリング部55に出力し、第2水位サンプリング部55は、上記第1水位サンプリング部54にて算出した6秒毎の平均値に基づいて1分毎の平均値を算出する(ステップS5B)。
このように、雨量データサンプリング部52にてサンプリングされた1分毎の積算値及び第2水位サンプリング部55にてサンプリングされた1分毎の平均値は、夫々、中央制御部50を介して記憶部56に出力され、記憶部56にて記憶される(ステップS10)。その後、中央制御部50は、その記憶部56にて記憶されたデータ(雨量データサンプリング部52にて積算した1分毎の積算値及び第2水位サンプリング部55にて算出した1分毎の平均値)を配信するよう通信部57に指令し、通信部57は、その指令に従い上記記憶部56に記憶されたデータを読み出し当該データ(すなわち、水防情報p)を、1分間隔で通信ネットワークNを介して上位サーバ2に配信する(ステップS11)。なお、本実施形態においては、第1水位サンプリング部54にて算出した6秒毎の平均値を上位サーバ2に配信していないが、勿論配信するようにしても良い。
ところで、その配信は、通信監視部58にて監視されており、上位サーバ2へのデータ配信が成功したか否かの配信状況を監視している(ステップS12)。上位サーバ2へのデータ配信が成功すれば、上位サーバ2の記憶部21に当該データが記憶される(ステップS13)が、失敗すれば、通信監視部58にてその状況が中央制御部50に出力される。そして、中央制御部50は、配信に失敗したデータを未配信データ記憶部59に出力する。これにより、未配信データ記憶部59は、当該配信に失敗したデータを記憶する。そして、その記憶されたデータは、次の1分後に、上記記憶部56に記憶されたデータを読み出し上位サーバ2に配信する際、共に、通信部57より上位サーバ2に配信される(ステップS14)。これにより、通信部57と上位サーバ2との通信が何らかの影響により遮断されたとしても、その遮断時のデータを通信回復後、配信することとなるため、上位サーバ2に記憶されているデータに欠落が生じるという事態を防止することができる。
しかして、本実施形態によれば、計測センサ3にて観測対象河川の雨量及び/又は水位データを計測し、その計測したデータを雨量データ取得部51及び/又は水位データ取得部53にて取得し、その取得したデータを雨量データサンプリング部52及び/又は第1水位データサンプリング部54・第2水位データサンプリング部55にてサンプリングし、そのサンプリングしたデータを通信部57にて所定時間毎に上位サーバ2に配信するというものであるため、上位サーバ2からの配信要求無しに上記データを上位サーバ2に所定時間毎に配信することが可能となる。それゆえ、本実施形態によれば、観測対象河川の状況をリアルタイムに配信することが可能となるため、観測対象河川の雨量情報や水位情報を的確に把握することができる。また、上位サーバ2は、通信部57からの配信を受信しているだけであるから、サーバ負荷が低減され、通信速度が向上することとなる。それゆえ、本実施形態によれば、よりリアルタイムに観測対象河川の雨量情報や水位情報を把握することができる。さらに、本実施形態によれば、上位サーバ2からの配信要求無しに上記データを上位サーバ2に所定時間毎に配信しているため、従来のシステムのように観測装置毎のアドレス(IPアドレス)を付与する必要がなくなり、ランニングコストを低減させることができる。
1 観測装置
2 上位サーバ
3 計測センサ
5 信号処理装置
51 雨量データ取得部(データ取得手段)
52 雨量データサンプリング部(サンプリング手段)
53 水位データ取得部(データ取得手段)
54 第1水位データサンプリング部(サンプリング手段)
55 第2水位データサンプリング部(サンプリング手段)
57 通信部(配信手段)
58 通信監視部(配信監視手段)
59 未配信データ記憶部(未配信データ記憶手段)

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介して観測対象河川で収集された雨量及び/又は水位データを上位サーバに配信する水防情報配信システムであって、
    前記雨量及び/又は水位データを計測する計測センサと、
    前記計測センサにて計測したデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段にて取得したデータをサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段にてサンプリングしたデータを所定時間毎に前記上位サーバに配信する配信手段とを有してなることを特徴とする水防情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の水防情報配信システムにおいて、
    前記サンプリング手段は、所定時間毎に前記データ取得手段にて取得したデータをサンプリングしてなることを特徴とする水防情報配信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の水防情報配信システムにおいて、
    前記配信手段にて前記上位サーバにデータを配信する際の配信状況を監視する配信監視手段と、
    前記上位サーバへのデータ配信が失敗し前記配信監視手段にてデータ配信未完了の配信状況を監視した際、当該未配信データを記憶する未配信データ記憶手段とをさらに有し、
    前記配信手段は、前記上位サーバに再度データ配信を行う際、前記未配信データ記憶手段にて記憶されている未配信データも前記上位サーバに配信してなることを特徴とする水防情報配信システム。
  4. 通信ネットワークを介して観測対象河川で収集された雨量及び/又は水位データを上位サーバに配信する水防情報配信方法であって、
    前記雨量及び/又は水位データを観測対象河川に設置された計測センサで計測するステップと、
    前記計測した雨量及び/又は水位データを取得するステップと、
    前記取得されたデータをサンプリングするステップと、
    前記サンプリングされたデータを所定時間毎に前記上位サーバに配信するステップとを有してなることを特徴とする水防情報配信方法。
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