JP2012218730A - 着陸装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】航空機の性能を左右する着陸装置システムの支柱の長さに関する一又は複数の課題、また潜在的なその他の課題を考慮した着陸装置システムを提供する。
【解決手段】着陸装置システムの長さを変化させる方法及び装置である。第1シリンダー326及び第2シリンダー328が延長位置にあるように、第1シリンダー及び第2シリンダーの中心を通って延びる軸330に沿って第1シリンダー及び第2シリンダーを互いに相対的に移動させる。第1シリンダー及び第2シリンダーが延長位置にあることに応答して、第1シリンダー及び第2シリンダーの間に形成された第1チャンバ342と、第1シリンダー及び第2シリンダー内部の第2チャンバ344の間の流体の流れが実質的に阻止される。第1チャンバに印加された圧力に応答して、第1シリンダー及び第2シリンダーを、第1シリンダーと第2シリンダーの長さが縮小するように軸に沿って互いに相対的に移動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は概してビークル、特に航空機に関するものである。さらに具体的には、本発明は航空機の着陸装置システムに関するものである。
着陸装置システムは地上の航空機を支える構造物である。着陸装置システムは、例えばタキシング、離陸、及び着陸等の異なる操作段階において航空機によって使用される。通常、着陸装置システムは地上で使用するホイール及びショックアブソーバを含む。民間航空機では、着陸装置システムは格納式である。例えば、着陸装置システムの脚部に取り付けられた脚部及びホイールは、飛行中は航空機の翼及び/又は機体の中に格納することができる。航空機にホイールが取り付けられた脚部は支柱とも呼ばれる。
着陸装置システムの支柱の長さにより航空機の性能が左右される。例えば、支柱がより長い場合、航空機は離陸中にさらに旋回又は回転することが可能になり得る。この能力により、より馬力の低いエンジンの使用、離陸中の推力の削減、及び/又は離陸中に使用される滑走路をより短くすることが可能になり得る。しかしながら着陸装置システムの支柱の長さが長いと、航空機の設計、メンテナンス、及び/又は操作に望ましくない形態となる可能性がある。
異なる有利な実施形態は、上述した一又は複数の課題だけでなく潜在的なその他の課題を考慮する。
ある有利な実施形態では、装置はショックアブソーバシステム、ショックアブソーバシステムの第1チャンバ、ショックアブソーバシステムの第2チャンバ、及びショックアブソーバシステムの長さ縮小システムを含む。長さ縮小システムは、長さ縮小システムが第1形態を有する時に第1チャンバと第2チャンバの間の流体の流れが可能になるように構成されている。長さ縮小システムは、長さ縮小システムが第2形態を有する時に第1チャンバと第2チャンバの間の流体の流れを実質的に阻止し、流体の流れが実質的に阻止された時に第1チャンバの圧力に応答してショックアブソーバシステムの長さが縮小するように構成されている。
別の有利な実施形態では、装置はリング、シールキャリア、及び複数のシールを含む。リングは外側シリンダー及び内側シリンダーの間に配置される。シールキャリアは外側シリンダー及び内側シリンダーの間に配置される。シールキャリアとリングは、外側シリンダーと内側シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って第1形態及び第2形態の間で互いに相対的に移動する。複数のシールはシールキャリアに付随する。複数のシールは外側シリンダーの内壁と内側シリンダーの外壁と嵌合する。
さらに別の有利な実施形態では、着陸装置システムの長さを変化させる方法が提供されている。第1シリンダー及び第2シリンダーは、第1シリンダーと第2シリンダーが延長位置にあるように第1シリンダーと第2シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って互いに相対的に移動する。第1シリンダー及び第2シリンダーが延長位置にあることに応答して、第1シリンダーと第2シリンダーの間に形成された第1チャンバと、第1シリンダー及び第2シリンダー内部の第2チャンバの間の流体の流れが実質的に阻止される。第1チャンバに印加された圧力に応答して、第1シリンダー及び第2シリンダーは、第1シリンダー及び第2シリンダーの長さが縮小するように、軸に沿って互いに相対的に移動する。
特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態において個別に達成することができる、または下記の説明及び図面を参照することによってさらに詳細を理解することができる更に別の実施形態と組み合わせることができる。
有利な実施形態を特徴づけていると思われる新規特性は添付の請求項に記載されている。有利な実施形態だけでなく、使用の好ましいモード、更なる目的及びその利点はしかしながら、添付の図面と併せて読むときに、本発明の有利な実施形態の下記の詳細説明を参照することによって最適に理解される。
図1は有利な実施形態による航空機の製造及び運航方法の図である。 図2は有利な実施形態を実行可能な航空機の図である。 図3は有利な実施形態による着陸装置システムのブロック図である。 図4は有利な実施形態による長さ縮小システムのブロック図である。 図5は有利な実施形態による着陸装置システムの図である。 図6は有利な実施形態による着陸装置システムの図である。 図7は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムのさらに詳しい断面図である。 図8は有利な実施形態による圧縮された状態のショックアブソーバシステムのさらに詳しい断面図である。 図9は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムの一部の斜視図である。 図10は有利な実施形態による長さ縮小システムの分解斜視図である。 図11は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムの一部のさらに詳しい断面図である。 図12は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムの一部のさらに詳しい断面図である。 図13は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムの一部のさらに詳しい断面図である。 図14は有利な実施形態によるショックアブソーバシステムの一部のさらに詳しい断面図である。 図15は有利な実施形態による着陸装置システムの長さを変化させる工程のフロー図である。
図面をさらに具体的に参照し、本開示の実施形態を図1に示す航空機の製造及び運航方法100と図2に示す航空機200において説明することができる。まず図1を見ると、航空機の製造及び運航方法の図が有利な実施形態にしたがって図示されている。生産開始前は、航空機の製造及び運航方法100は図2の航空機200の仕様及び設計102と材料の調達104を含むことができる。
生産中は、図2の航空機200の構成部品及びサブアセンブリの製造106と、システムの統合108が行われる。その後、図2の航空機200は、認可及び納品110を経て運航112される。顧客によって運航112されている間、図2の航空機200には所定の整備及び保守114(変更、再構成、改装、およびその他の整備及び保守も含むことができる)が予定される。
航空機の製造及び運航方法100の各プロセスは、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータによって行う又は実施することができる。これらの実施例では、オペレータは顧客であってよい。この説明のために、システムインテグレータは限定しないが、任意の数の航空機メーカー、及び主要システムの下請け業者を含むことができ;第三者は限定しないが、任意の数の供給メーカー、下請け業者、及びサプライヤを含むことができ;オペレータは、航空会社、リース会社、軍部、サービス組織等であってよい。
ここで図2を参照すると、有利な実施形態を実行可能な航空機の図が示されている。この実施例では図1の航空機の製造及び運航方法100によって航空機200が製造され、この航空機200は複数のシステム204及び内部装飾206を有する機体202を含むことができる。システム204の実施例は、一又は複数の推進システム208、電気システム210、油圧システム212、及び環境システム214、及び着陸装置システム216を含む。任意の数の他のシステムを含むことができる。航空宇宙における実施例を示したが、異なる有利な実施形態を例えば自動車産業等の他の業界に応用することができる。
本明細書に具現化された装置及び方法は、図1の航空機の製造及び運航方法100のうちの少なくとも一つの段階において採用することができる。本明細書で使用される「少なくとも一つの」という表現は、品目リストとともに使用される場合は、一以上のリスト品目の異なる組み合わせを使用することができ、リストの中の各品目のうちの一つのみが必要であり得ることを意味する。例えば、「品目A、品目B、及び品目Cのうちの少なくとも一つ」は例えば非限定的に、品目A、又は品目A及び品目Bを含むことができる。この実施例はまた、品目A、品目B、及び品目C、又は品目B及び品目Cも含むことができる。
ある実施例では、図1の構成部品及びサブアセンブリの製造106で製造された着陸装置システム216の構成部品又はサブアセンブリは、航空機200が図1で運航112している間に製造される着陸装置システム216の構成部品又はサブアセンブリと同じ方法で加工又は製造することができる。
さらに別の実施例では、多数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせを、例えば、図1の構成部品及びサブアセンブリの製造106、及びシステム統合108等の製造段階において用いることが可能である。多数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせを、図1の航空機200が運航112中に、及び/又は図1の整備及び保守114中に用いることができる。多数の異なる有利な実施形態を使用することによって、航空機200にかかる費用を大幅に削減することができる。
異なる有利な実施形態は多数の異なる留意事項を認識し考慮している。例えば、異なる有利な実施形態は着陸装置システムの支柱の長さを伸ばした結果、航空機の設計に関して望ましくない制約が課されるかもしれないことを認識し考慮している。異なる有利な実施形態はまた、離陸後に航空機内に格納するために着陸装置システムの支柱の長さを縮小することが望ましくあり得ることも認識し考慮している。例えば、支柱が長いと、航空機内部の空間面積が狭くなる可能性がある。
さらに、異なる有利な実施形態は、支柱の長さが伸びると、支柱のホイールとのヒンジ点が機体から外方向に移動することを認識し考慮している。つまり、ヒンジ点は航空機の中心から外向きに移動する可能性がある。この種の設計は結果的に翼に好ましくない負荷がかかり得るため望ましくない。さらに、異なる有利な実施形態は、支柱の長さが伸びると機体の形状もまた影響を受けることを認識し考慮している。
このため、異なる有利な実施形態は、飛行中に支柱が引込位置に移動する時に、格納のために支柱の長さを縮小することが望ましいことを認識し考慮している。異なる有利な実施形態は、着陸装置を延長させて引き込むのに格納式ジャッキを使用できることを認識し考慮している。異なる有利な実施形態は、この種の格納において、アクチュエータシステムは航空機内部にさらに空間を必要としうる外部アクチュエータを使用することを認識し考慮している。
異なる有利な実施形態はまた、別の解決策には支柱を引き込む、又は支柱の長さを縮小する別の構造物を支柱に追加することが含まれうることを認識し考慮している。例えば、第3シリンダーをショックアブソーバ周囲に配置して、ショックアブソーバを引込位置まで引き込むことができる。異なる有利な実施形態は、この種の解決策では支柱の重量が増加し、また支柱の長さを縮小するために支柱の外側にアクチュエータが必要であることも認識し考慮している。
このため、異なる有利な実施形態は、着陸装置システムの構成部品の長さを縮小する方法及び装置を提供する。一又は複数の有利な実施形態は、ショックアブソーバシステムと、ショックアブソーバシステムの第1チャンバと、ショックアブソーバシステムの第2チャンバと、ショックアブソーバシステムの長さ縮小システムを備える装置を含む。
長さ縮小システムは、ショックアブソーバシステムの圧縮中に第1チャンバから第2チャンバへ流体が流れることを可能にする。この流れは、長さ縮小システムが第1形態を有するときに起こる。この流れはまた、航空機が着陸する時、又はショックアブソーバシステムに負荷が掛かる時にも起こる。長さ縮小システムは、長さ縮小システムが第2形態を有する時に第1チャンバから第2チャンバへの流体の流れを実質的に阻止する。この第2形態では、ショックアブソーバシステムの長さは、第2形態において流れが実質的に阻止された時に、第1チャンバの圧力に応答して縮小可能である。第2形態は、着陸装置が収納位置に引き込まれる又は移動する時に起こりうる。
ここで図3を参照すると、着陸装置システムのブロック図が有利な実施形態にしたがって図示されている。着陸装置システム300は図2の航空機200の着陸装置システム216を実装可能なある方法の実施例である。図示したように、着陸装置システム300は支柱302、複数のホイール304、ヒンジ機構306、及びアクチュエータシステム308を含む。
支柱302は多数の構成部品を有しうる細長い部材である。支柱302は支柱302の第1端部310で支柱302に接続された複数のホイール304を有する。支柱302の第2端部312は航空機に付随する又は可動接続されている。ヒンジ機構306は支柱302を引込位置314と延長位置316の間で回転可能に移動するように誘導する。アクチュエータシステム308により、支柱302が引込位置314と延長位置316の間で移動する。
これらの実施例では、支柱302は長さ318を有する。異なる有利な実施形態は、支柱302が延長位置316から引込位置314まで移動する時に支柱302の長さ318を縮小する。この方法により、支柱302と複数のホイール304の収納に必要な余裕又は空間面積を削減することができる。
これらの実施例では、支柱302はショックアブソーバシステム320を含む。長さ318はこれらの実施例では、ショックアブソーバシステム320の長さ322を縮小することによって縮小される。図示したように、ショックアブソーバシステム320の長さ縮小システム324はショックアブソーバシステム320の長さ322を縮小するように構成される。
図示したように、ショックアブソーバシステム320は外側シリンダー326及び内側シリンダー328を備える。これらの実施例では、内側シリンダー328及び外側シリンダー326は互いに同心である。つまり、内側シリンダー328及び外側シリンダー326はこれらの図示した実施例では、軸330が通って延びる同じ中心を共有する。内側シリンダー328は外側シリンダー326の内部に位置している。この方法では、軸330はこれらの実施例では内側シリンダー328及び外側シリンダー326の中心を通って延びている。内側シリンダー328及び外側シリンダー326は軸330に沿って互いに相対的に移動するように構成されている。
これらの図示した実施例では、ショックアブソーバシステム320は第1軸受332及び第2軸受334も含む。これらの実施例では、軸受は2つ以上の構成部品間の相対運動を抑制するように構成された機器である。第1軸受332及び第2軸受334は外側シリンダー326及び内側シリンダー328の間の相対運動を抑制するように構成される。
第1軸受332及び第2軸受334は内側シリンダー328及び外側シリンダー326に相対的に位置している。これらの実施例では、第1軸受332及び第2軸受334は内側シリンダー328及び外側シリンダー326の間に位置している。具体的には、第1軸受332及び第2軸受334は内側シリンダー328の外壁338と外側シリンダー326の内壁340の間に位置している。
例えば、ある有利な実施形態では、第1軸受332は外側シリンダー326と内側シリンダー328の間で外側シリンダー326に接続されている。さらに、この実施形態においては、第2軸受334が外側シリンダー326及び内側シリンダー328の間で内側シリンダー328に接続されている。当然ながらその他の実施例では、第1軸受332は外側シリンダー326及び/又は内側シリンダー328に接続することができ、その一方で第2軸受334は内側シリンダー328及び/又は外側シリンダー326に接続可能である。
第1軸受332、第2軸受334、内側シリンダー328の外壁338、及び外側シリンダー326の内壁340の間の第1容積は第1チャンバ342を形成する。第1容積346外の内側シリンダー328の内壁348の内部と、外側シリンダー326の内壁340内部の第2容積347は第2チャンバ344を形成する。
長さ縮小システム324はショックアブソーバシステム320の圧縮354中に、第1チャンバ342と第2チャンバ344の間の流体352の流れ350を可能にするように構成されている。これらの実施例では、流体352はショックアブソーバシステム320で使用するために選択される油圧オイルである。
異なる実施例では、負荷が着陸装置システム300に加わった時に圧縮354が起こりうる。例えば、図2の航空機200等の航空機が着陸する、あるいは地上を移動する時に、着陸装置システム300に負荷がかかる。この負荷に応答して圧縮354が起こりうる。
加えて、ショックアブソーバシステム320が圧縮354されていない時に、ショックアブソーバシステム320の反動355が起きる。つまり、負荷が低減される、又は着陸装置システム300にもはや印加されない時に、ショックアブソーバシステム320は反動355状態にあり得る。反動355には、負荷が着陸装置システム300に印加されていない時のショックアブソーバシステム320の平常状態を含むことができる。
これらの実施例では、ショックアブソーバシステム320の圧縮354には、外側シリンダー326と内側シリンダー328の長さ356の縮小が含まれる。長さ356は、軸330に沿った外側シリンダー326と内側シリンダー328を組み合わせた長さの測定値である。
第1チャンバ342と第2チャンバ344の間の流体352の流れ350は、長さ縮小システム324が第1形態358を有する時に、長さ縮小システム324によって引き起こされうる。つまり、長さ縮小システム324の第1形態358は第1チャンバ342から第2チャンバ344へ、及び/又は第2チャンバ344から第1チャンバ342へ流体352が流れるのを可能にする構造である。
具体的には、長さ縮小システム324は圧縮354中は第1形態358を有する。長さ縮小システム324が圧縮354中に第1形態358を有する時、第2チャンバ344から第1チャンバ342への流体352の流れ350が起きる。
加えて、長さ縮小システム324は反動355中に第1形態358を有する。長さ縮小システム324が反動355中に第1形態358を有する時、第1チャンバ342から第2チャンバ344への流体352の流れ350が起きる。
長さ縮小システム324が第2形態360を有する時、第1チャンバ342と第2チャンバ344の間の流体352の流れ350は、長さ縮小システム324によって実質的に阻止される。具体的には、第2チャンバ344から第1チャンバ342への流体352の流れ350は長さ縮小システム324によって実質的に阻止される。流れ350の実質的な阻止とは、流体352の流れ350が全く起きないか、あるいは第1チャンバ342に加えられた圧力362によりショックアブソーバシステム320の長さ322が縮小されるような流体352の流れ350を意味する。具体的には、外側シリンダー326及び内側シリンダー328の長さ356が縮小する。
実施例において、この長さ356の縮小は、十分な量の圧力362の印加に応答して起こる。これらの実施例では、長さ縮小システム324のポンプ364により、好適な流体の選択量を第1チャンバ342にポンプ供給することによって第1チャンバ342に圧力362を生じさせる。
好適な流体の容量は第1チャンバ342に発生させるべき所望量の圧力362に基づいて選択される。これらの図示した実施例では、好適な流体は例えば非限定的に、石油ベースの油圧オイル、Solutia社によって生産されるSkydrol(登録商標)タイプのIV油圧オイル、又はその他何らかの好適な種類の油圧オイル等の油圧オイルであってよい。
さらに、ショックアブソーバシステム320が反動355状態にある時に、第1チャンバ342から第2チャンバ344への流体352の流れ350が起こりうる。反動355は、これらの実施例ではショックアブソーバシステム320の圧縮354に応答して発生しうる。
これらの実施例では、複数のホイール304が内側シリンダー328に接続されている。本明細書で使用される第2構成部品に「接続される」第1構成部品とは、第1構成部品を第2構成部品に直接あるいは間接的に接続することができることを意味する。つまり、追加の構成部品が第1構成部品と第2構成部品の間に存在する可能性がある。第1構成部品は、2つの構成部品の間に一以上の追加の構成部品がある時には、第2構成部品に間接的に接続されていると考えられる。第1構成部品が第2構成部品に直接接続される時、2つの構成部品間に追加の構成部品は存在しない。
図3の着陸装置システム300は、物理的又はアーキテクチャ制限を暗示するように意図されたものではなく、異なる有利な実施形態が実行可能である。その他の構成部品を説明したものに加えて、又はそれの代わりに用いてもよい。ある構成部品はある有利な実施形態において不必要である場合がある。また、ブロックは幾つかの機能性コンポーネントを説明するために記載されたものである。一以上のこれらのブロックは、異なる有利な実施形態において実行するときに、組み合わせる、あるいは異なるブロックに分割することが可能である。
例えば、図示した実施例では、支柱302のみが示されている。その他の実施例では、着陸装置システム300は支柱302に加えて追加の支柱を含むことができ、追加の支柱はそれぞれ、例えば支柱302の長さ縮小システム324等の長さ縮小システムを含むことができる。さらに別の実施例では、その他の追加の支柱の幾つかは長さ縮小システムを含まない可能性がある。
このように、異なる有利な実施形態は、引込位置と延長位置の間で着陸装置システムの長さを縮小させる方法及び装置を提供する。異なる実施例では、着陸装置システムの長さの縮小は、航空機内部の追加の空間を使用する可能性のある構成部品を必要とすることなく実現する。異なる実施例において、長さ縮小システム324はショックアブソーバシステム320内部に位置し、ショックアブソーバシステム320内部の既存の構成部品を使用して、着陸装置システム300の長さ318を縮小させる。
ここで図4を参照すると、長さ縮小システムのブロック図が有利な実施形態にしたがって図示されている。長さ縮小システム324はこの図においてさらに詳しく示されている。この実施例では、長さ縮小システム324はバルブ400の形態である。バルブ400はこれらの実施例では、リング402、シールキャリア404、バイアスシステム406、及び複数のシール408を備える。
リング402は図3の外側シリンダー326及び内側シリンダー328の間に配置される構造物である。同様に、シールキャリア404も外側シリンダー326及び内側シリンダー328の間に配置される構造物である。
リング402及びシールキャリア404は図3の軸330に沿って互いに相対的に移動する。リング402及びシールキャリア404は、長さ縮小システム324が図3の第1形態358と第2形態360の間で変化する時に、互いに相対的に移動する。
これらの実施例では、バイアスシステム406はシールキャリア404に関連している。第1構成部品は、第2構成部品に固定される、第2構成部品に接着される、第2構成部品に留められる、及び/又はその他何らかの好適な方法で第2構成部品に接続されることによって第2構成部品に関連すると考えることができる。第1構成部品はまた、第3構成部品を使用して第2構成部品に接続することもできる。第1構成部品はまた、第2構成部品の一部、及び/又は延長部として形成されることによって第2構成部品に関連すると考えることもできる。
その他の実施例では、バイアスシステム406は特定の実行形態によって、リング402、又はリング402とシールキャリア404の両方に関連していてよい。これらの実施例では、バイアスシステム406は、バネ、ベルビルワッシャ、割りリングワッシャ、及び/又はその他好適な種類のバイアス機構のうちの少なくとも一つを含む。
さらに、複数のシール408もシールキャリア404に関連している。複数のシール408は、図3の第1チャンバ342と第2チャンバ344の間の流体352の流れ350を実質的に阻止する。これらの実施例では、複数のシール408は様々な形態であってよい。例えば、複数のシール408はOリングシール、T形状のシール、キャップシール、及びその他好適な種類の及び/又は形状のシールのうちの少なくとも一つを含むことができる。複数のシール408は異なる種類の材料からなるものであってよい。例えば、複数のシール408はプラスチック、ナイロン、シリコーン、ゴム、熱可塑性弾性体、ポリウレタン、ポリアミド、及び/又はその他好適な種類の材料からなるものであってよい。
リング402とシールキャリア404が互いの方へ移動する時、長さ縮小システム324は図3の第1形態358から第2形態360に変化する。第2形態360に達すると、シールキャリア404に付随する複数のシール408により、第1チャンバ342から第2チャンバ344への流体352の流れ350が実質的に阻止される。
これらの実施例では、リング402は第1フランジ414を有し、シールキャリア404は第2フランジ416を有する。第1フランジ414はリング402の内側418から延在する。第2フランジ416はシールキャリア404の外側420から延在する。これらの実施例では、第1フランジ414及び第2フランジ416は、リング402とシールキャリア404が互いに相対的に移動する間、リング402とシールキャリア404との間の接触が維持されるように互いに嵌合する。
図4の長さ縮小システム324の図は、物理的又はアーキテクチャ制限を暗示するように意図されたものではなく、異なる有利な実施形態が実行可能である。その他の構成部品を説明したものに加えて、又はそれの代わりに用いてもよい。幾つかの構成部品は幾つかの有利な実施形態において不必要である場合がある。
例えば、幾つかの実施例において、長さ縮小システム324はリング402を含まない可能性がある。代わりに、シールキャリア404は、長さ縮小システム324が第1形態358及び第2形態360の間で変化するように、第1チャンバ342の流体352の流れ350に応答して、第1チャンバ342内を自由に動くように構成することができる。その他の実施例では、長さ縮小システム324は例えば構成部品等のその他の構成部品を含むことができる。
ここで図5を参照すると、着陸装置システムの図が有利な実施形態にしたがって示されている。着陸装置システム500は図3の着陸装置システム300のある実行形態の例である。図5〜14に示す異なる構造部品は、図3の構造部品であってよく、図3の構造部品からなるものであってよく、図3の構造部品と組み合わせることができ、及び/又は図3の構造部品とともに使用することができる。さらに、図5〜14の構成部品の幾つかは、図3のブロック形態で示す構造部品をどのように物理的な構造物として実装できるかを示す実施例であってよい。
着陸装置システム500は支柱502、ホイール504、及びヒンジシステム506を含む。アクチュエータシステム(図示せず)により、ヒンジシステム506が支柱502を異なる位置に移動させることができる。
この実施例では、着陸装置システム500は展開位置508にある。着陸装置システム500が展開位置508にある時は、支柱502は延長位置509にある。図示したように、支柱502はショックアブソーバシステム510を含む。ショックアブソーバシステム510は着陸装置システム500を有する航空機513に回転可能に接続される端部511を有する。具体的には、ショックアブソーバシステム510は航空機513の翼515に接続される。
図示したように、ショックアブソーバシステム510は外側シリンダー512及び内側シリンダー514を有する。外側シリンダー512及び内側シリンダー514は長さ516を有する。長さ516は図3の外側シリンダー326と内側シリンダー328の長さ356の一例である。長さ516は、外側シリンダー512及び内側シリンダー514の相対的長さである。つまり、長さ516は内側シリンダー514の外側シリンダー512に対する移動によって変化する。
例えば、長さ516は、内側シリンダー514が矢印518の方向に外側シリンダー512に向かって移動した時に縮小する。長さ516は、内側シリンダー514が矢印520の方向に外側シリンダー512から離れるように動く時に伸びる。これらの実施例では、着陸装置システム500が展開位置508を離れる時に、長さ516が縮小することが望ましい。長さ516の縮小により、ショックアブソーバシステム510の長さが縮小し、これにより支柱502の長さが縮小する。
ここで図6を参照すると、着陸装置システムの図が有利な実施形態にしたがって示されている。この実施例では、図5の着陸装置システム500は収容位置600にある。図示したように、着陸装置システム500は航空機513の機体602内部の収納庫に収納される。
ここで図7を参照すると、ショックアブソーバシステムのさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって示されている。この実施例では、図5のショックアブソーバシステム510のさらに詳しい図が示される。この実施例では、外側シリンダー512及び内側シリンダー514は軸700に沿って互いに相対的に動くことができる。さらに、図示したように、外側シリンダー512及び内側シリンダー514は互いに同心である。具体的には、内側シリンダー514は外側シリンダー512の内側に位置している。
この実施例では、第1チャンバ702及び第2チャンバ704はショックアブソーバシステム510内にある。第1チャンバ702は第1容積706によって形成される。この実施例では、第1容積706は、内側シリンダー514の外壁708、外側シリンダー512の内壁710、第1軸受712、及び第2軸受714によって画定される。
この実施例では、第1軸受712は内側シリンダー514に接続されている。第2軸受714は外側シリンダー512に接続されている。第1軸受712と第2軸受714は外側シリンダー512の内側シリンダー514に対する動きを抑制する。
第2チャンバ704は第2容積707によって形成される。第2容積707は、第1容積706の外の内側シリンダー514の内壁713内部と、外側シリンダー512の内壁710内部の容積を含む。つまり、第2容積707は、第1軸受712の上の外側シリンダー512の内壁710内部の容積を含む。
さらに、バルブ716は第1軸受712に隣接している。バルブ716は第1チャンバ702と第2チャンバ704の間の流体718の流れを制御する。これらの実施例では、バルブ716は反動バルブの形態をとる。バルブ716は、反動流体が第1チャンバ702から第2チャンバ704へ戻る流れと比べてさらに容易に第2チャンバ704から第1チャンバ702へ流れることができるように構成されている。このバルブ716の形態を利用して、ショックアブソーバシステム510が負荷の印加によって圧縮され、また減圧される時に起こりうる振動数を減らすことができる。この負荷は例えば、航空機が滑走路に着陸することであってよい。
この実施例では、長さ縮小システム720は、ショックアブソーバシステム510の外側シリンダー512と内側シリンダー514の長さ516の縮小を通して、支柱502の長さを縮小する。
加えて、この実施例では、流体はポンプ722を使用して第1チャンバ702に送ることができる。ポンプ722を使用して、第1チャンバ702の長さ縮小システム720に圧力を加えることができる。
ここで図8を参照すると、圧縮された状態のショックアブソーバシステムのさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって示されている。この実施例では、ショックアブソーバシステム510は圧縮された状態で図示されている。この実施例では、オイルは矢印800の方向に第2チャンバ704から第1チャンバ702へ流れる。
ここで図9を参照すると、ショックアブソーバシステムの一部の斜視図が有利な実施形態にしたがって図示されている。この実施例では、図5〜8のショックアブソーバシステム510の一部分900が外側シリンダー512なしで図示されている。具体的には、一部分900は第1軸受712、バルブ716、内側シリンダー514の一部、及び長さ縮小システム720を含む。
図示したように、長さ縮小システム720はバルブ901の形態をとる。バルブ901は内側シリンダー514周囲にリング902、シールキャリア904、及びバイアスシステム906を備える。
リング902及びシールキャリア904はバルブ901を通る軸700に沿って互いに相対的に動くことができる。リング902はバルブ901の第1端部910にある。シールキャリア904はバルブ901の第2端部912にある。リング902及びシールキャリア904はともにシールカートリッジと呼ぶことができる。
ここで図10を参照すると、長さ縮小システムの分解斜視図が有利な実施形態にしたがって図示されている。この実施例では、図9のショックアブソーバシステム510の一部分900が分解図で示されている。この図で示すように、長さ縮小システム720は第1シール1000及び第2シール1002を含む。シールキャリア904は第1シール1000及び第2シール1002を保持する。第1シール1000は外側シリンダー512(図示せず)の内壁710と嵌合する。第2シール1002は内側シリンダー514の外壁708と嵌合する。
ここで図11を参照すると、ショックアブソーバシステムの一部のさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって図示されている。この実施例では、ショックアブソーバシステム510は圧縮された状態にある。ショックアブソーバシステム510が圧縮されている間に、流体が図7の第2チャンバ704から第1チャンバ702へ流れることができる。具体的には、流体は矢印1100の方向にバルブ716を介して第2チャンバ704から第1チャンバ702へ流れることが可能である。
さらに、この実施例では、バイアスシステム906は、第2チャンバ704と第1チャンバ702の間で流体の流れが可能になるように、シールキャリア904によって運ばれる第2シール1002が内側シリンダー514の一部分1111と完全に嵌合することを実質的に阻止する。第2シール1002が内側シリンダー514の一部分1111と完全に嵌合した時に、流体が第2チャンバ704と第1チャンバ702の間を流れることを実質的に阻止する。
図示したように、バルブ716を通る流体の流れにより、バルブ716がリング902の方に移動する。リング902はリング902の内側1104に第1フランジ1102を有する。シールキャリア904はシールキャリア904の外側1108に第2フランジ1106を有する。第1フランジ1102及び第2フランジ1106は、リング902及びシールキャリア904が相互に向かって移動するときに嵌合する。
加えて、この実施例では、ショックアブソーバシステム510はチューブ1110を含む。チューブ1110は例えばスペーサチューブであってよい。この実施例では、チューブ1110は外側シリンダー512の内側に位置し、外側シリンダー512に接続されている。チューブ1110はこの実施例では、ショックアブソーバシステム510が圧縮されている時に、長さ縮小システム720から離れて位置する。つまり、チューブ1110は、ショックアブソーバシステム510が圧縮されている時は、長さ縮小システム720に嵌合しない。図示したように、長さ縮小システム720は第1軸受712におけるバルブ716とチューブ1110の間に位置する。
ここで図12を見ると、ショックアブソーバシステムの一部分のさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって示されている。この実施例では、ショックアブソーバシステム510は反動状態にある。反動中は、図7の第1チャンバ702から第2チャンバ704へ流体が流れることができる。具体的には、流体は矢印1200の方向にバルブ716を介して第1チャンバ702から第2チャンバ704へ流れることが可能である。図示したように、バルブ716を通る流体の流れにより、バルブ716が移動して第1軸受712と接触する。
さらに図示したように、バイアスシステム906により第2シール1002が内側シリンダー514の一部分1111と完全に嵌合することが実質的に阻止され、これによりこの実施例において第1チャンバ702と第2チャンバ704の間で流体が流れることが可能になる。さらに、チューブ1110はショックアブソーバシステム510が反動状態にある時は長さ縮小システム720と嵌合しない。
ここで図13を参照すると、ショックアブソーバシステムの一部分のさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって図示されている。この実施例では、内側シリンダー514が矢印1300の方向に外側シリンダー512に対して移動している。内側シリンダー514は支柱502を延長位置に移動させるように移動している。
さらに図示したように、第1軸受712は、内側シリンダー514の移動によって第1軸受712が移動するように内側シリンダー514に接続されている。
図示したように、内側シリンダー514が矢印1300の方向に移動する時、長さ縮小システム720はチューブ1110と嵌合する。具体的には、長さ縮小システム720のシールキャリア904はチューブ1110と嵌合する。シールキャリア904がチューブ1110と嵌合すると、シールキャリア904の矢印1300の方向へのさらなる移動が阻止される。
シールキャリア904がチューブ1110によって妨害されると、内側シリンダー514に接続された第1軸受712は矢印1300の方向に内側シリンダー514とともに移動し、バルブ716をリング902の方へ押しやる。リング902に押し付けられたバルブ716によりリング902がバイアスシステム906を圧縮し、これによりリング902がシールキャリア904の方へ移動する。さらに、バルブ716がリング902に押し付けられ、リング902がシールキャリア904に押し付けられた状態で、内側シリンダー514は矢印1300の方向に移動して、内側シリンダー514の一部分1111が第2シール1002と完全に嵌合する。
このように、第2シール1002は内側シリンダー514の一部分1111と完全に嵌合して、第1チャンバ702と第2チャンバ704の間の流体の流れを実質的に阻止する。このため、第1チャンバ702を通る流体の流れは、支柱502が延長位置にある時に実質的に阻止される。具体的には、図7の第1チャンバ702と第2チャンバ704の間の流体の流れは、支柱502が延長されている時に実質的に阻止される。
ここで図14を参照すると、ショックアブソーバシステムの一部分のさらに詳しい断面図が有利な実施形態にしたがって図示されている。この実施例では、長さ縮小システム720に矢印1400の方向に圧力をかけて支柱502を圧縮状態に移動させることができる。この圧力は、例えば図7のポンプ722を介して第1チャンバ702に流体をポンプ供給することによって印加することができる。流体は例えば油圧オイルであってよい。
図示したように、長さ縮小システム720に圧力が印加された時に、シールキャリア904はリング902の方へ移動し、リング902はバルブ716の方へ移動する。このように、図7の第1チャンバ702と第2チャンバ704の間の流体の流れは、支柱502が圧縮状態に移動している間実質的に阻止される。
ここで図15を参照すると、着陸装置システムの長さを変化させる工程のフロー図が有利な実施形態にしたがって図示されている。図15に示す工程は図3の着陸装置システム300を使用して実行することができる。
本工程は、第1シリンダー及び第2シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って、第1シリンダーと第2シリンダーを互いに相対的に移動させることにより開始する(操作1500)。第1シリンダー及び第2シリンダーは支柱のショックアブソーバシステムの一部である。この実施例では、第1シリンダー及び第2シリンダーは互いに同心である。第2シリンダーは第1シリンダー内に位置する。
第1シリンダー及び第2シリンダーは、第1シリンダー及び第2シリンダーが延長位置にあるように移動する。つまり、支柱は第1シリンダー及び第2シリンダーが操作1500において移動した時に延長位置に移動する。第1シリンダーは例えば図3の外側シリンダー326、又は図5〜8及び11〜14の外側シリンダー512であってよい。第2シリンダーは例えば、図3の内側シリンダー328、又は図5〜14の内側シリンダー514であってよい。
その後、本工程は第1シリンダーが延長位置にあることに応答して、第1シリンダー及び第2シリンダーの間の第1チャンバと、第1シリンダー内部の第2チャンバの間の流体の流れが実質的に阻止される(操作1502)。本方法は次に、第1チャンバに圧力が印加されたことに応答して、第1シリンダー及び第2シリンダーを軸に沿って互いに相対的に移動させ(操作1504)、その後工程は終了する。第1シリンダー及び第2シリンダーは、第1シリンダー及び第2シリンダーの長さが縮小するように移動する。このように、操作1504において、第1シリンダー及び第2シリンダーが移動して支柱が引込位置に移動する。
異なる実施形態のフロー図及びブロック図は、異なる有利な実施形態の装置及び方法の幾つかの可能な実行形態のアーキテクチャ、機能性、及び操作を示すものである。これに関してはフロー図又はブロック図の各ブロックはモジュール、セグメント、機能、及び/又は操作又はステップの一部を表すことができる。例えば、一以上のブロックをプログラムコードとして、ハードウェアにおいて、又はプログラムコードとハードウェアを組み合わせて実行することが可能である。ハードウェアにおいて実行される時は、ハードウェアは例えば、フロー図又はブロック図の一以上の操作を実行するように製造された又は構成された集積回路の形態をとることができる。
幾つかの代替実行形態において、ブロックに注記された一つの機能又は複数の機能は、図面に注記された順番以外の順番で実施可能である。例えば、ある場合には、関連する機能性に依存して、連続して示す2つのブロックは実質的に同時に実行可能である、又はブロックはしばしば逆の順に実行することができる。また、フロー図又はブロック図に図示されたブロック以外にその他のブロックを加えることができる。
したがって、異なる有利な実施形態は着陸装置システムの構成部品の長さを短くする、又は縮小する方法及び装置を提供する。一又は複数の有利な実施形態は、ショックアブソーバシステム、ショックアブソーバシステムの第1チャンバ、ショックアブソーバシステムの第2チャンバ、及びショックアブソーバシステムの長さ縮小システムを備える装置を含む。
長さ縮小システムは、ショックアブソーバシステムの圧縮中に第1チャンバから第2チャンバへの流体の流れを可能にする。この流れは、長さ縮小システムが第1形態を有するときに起こる。この流れはまた、航空機が着陸する、又はショックアブソーバシステムに負荷がかけられる時にも起こりうる。長さ縮小システムは、長さ縮小システムが第2形態を有する時に、第1チャンバから第2チャンバへの流体の流れを実質的に阻止する。この第2形態において、ショックアブソーバシステムの長さは、流れが第2形態において実質的に阻止される時に、第1チャンバの圧力に応答して縮小されうる。第2形態は、着陸装置が引き込まれた又は収容位置に移動したときに起こりうる。
このように、異なる有利な実施形態は、着陸装置システムの重量及び/又は複雑性を好ましくない様態で増加させることなく、航空機の着陸装置システムの支柱の長さを縮小する長さ縮小システムを提供する。
ある例示の実施形態では、ショックアブソーバシステム、ショックアブソーバシステムの第1チャンバ、ショックアブソーバシステムの第2チャンバ、及びショックアブソーバシステムの長さ縮小システムを含む装置が開示されており、長さ縮小システムは、長さ縮小システムが第1形態を有するときに、第1チャンバ及び第2チャンバの間の流体の流れを可能にし、長さ縮小システムが第2形態を有するときに、第1チャンバ及び第2チャンバの間の流体の流れを実質的に阻止して、流体の流れが実質的に阻止された時に第1チャンバの圧力に応答してショックアブソーバシステムの長さを縮小する。
ある変形例において、ショックアブソーバシステムは外側シリンダー、及び外側シリンダー内部に位置する内側シリンダーを含み、内側シリンダー及び外側シリンダーは、内側シリンダー及び外側シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って互いに相対的に移動する。さらに別の変形例では、複数のホイールをさらに含み、この複数のホイールは内側シリンダーに接続されている。ある変形例では、第1チャンバは内側シリンダーと外側シリンダーの間に位置しており、第2チャンバは内側シリンダーと外側シリンダーの内部に位置している。
さらに別の変形例では、第1チャンバは外側シリンダーに接続されている第1軸受と、内側シリンダーに接続されている第2軸受の間に位置している。さらに別の代替例では、長さ縮小システムは第1軸受に位置するバルブと、外側シリンダーの内部に位置するスペーサチューブの間に位置している。さらに別の代替例では、長さ縮小システムは外側シリンダーと内側シリンダーの間に位置するリングと、軸に沿ってリングに相対的に移動することができるシールキャリアを含み、外側シリンダーと内側シリンダーの延長位置への移動により、リング及びシールキャリアが長さ縮小システムの第2形態へ相互に相対的に移動する。
さらに別の変形例では、ショックアブソーバシステムの長さは第1の長さであり、第1チャンバ内部への圧力の印加により、内側シリンダーが外側シリンダーに相対的に移動して、内側シリンダーと外側シリンダーの第2の長さが縮小し、これにより第1の長さが縮小する。
別の変形例では、長さ縮小システムは、シールキャリアによって運ばれる複数のシールが内側シリンダーの一部分と嵌合して、第1チャンバと第2チャンバの間の流体の流れが可能になることを実質的に阻止するバイアスシステムをさらに含み、シールキャリアによって運ばれる複数のシールは内側シリンダーの一部分と嵌合し、これによりスペーサチューブがシールキャリアと嵌合した時に、第1チャンバと第2チャンバの間の流体の流れが実質的に阻止される。ある変形例では、バイアスシステムはバネ、ベルビルワッシャ、割りリングワッシャのうちの少なくとも一つを含む。さらに別の変形例では、シールキャリアは第1シールと第2シールを保持し、第1シールは外側シリンダーの内壁と嵌合し、第2シールは内側シリンダーの外壁と嵌合する。
別の変形例では、リングはリングの内側から延びる第1フランジを有し、第1フランジはシールキャリアの外側から延びる第2フランジと嵌合し、これによりリングとシールキャリアとの間の接触が維持される。
別の変形例では、ショックアブソーバシステムの圧縮中に長さ縮小システムが第1形態を有するときに第1チャンバから第2チャンバへの流体の流れが起き、ショックアブソーバシステムの反動中には第2チャンバから第1チャンバへの流体の流れが起きる。
ある変形例では、アクチュエータシステムは、引込位置と延長位置の間でショックアブソーバシステムと複数のホイールを移動させることができる。
ある例示の実施形態では、外側シリンダーと内側シリンダーの間に配置されるリングと、外側シリンダーと内側シリンダーの間に配置されるシールキャリアと、シールキャリアに付随する複数のシールを含む装置が開示されており、シールキャリアとリングは外側シリンダーと内側シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って、第1形態と第2形態の間で相互に相対的に移動し、複数のシールは外側シリンダーの内壁と内側シリンダーの外壁と嵌合する。ある変形例では、バイアスシステムを含むことができる。さらに別の変形例では、第1フランジはリングの内側から延びており、第2フランジはシールキャリアの外側から延びており、第1フランジは第2フランジと嵌合し、これによりリング及びシールキャリアの間の接触が維持される。
異なる有利な実施形態の記載は、図示及び説明の目的のために提示されたものであり、包括的、又は開示された形の実施形態に限定するように意図されたものではない。当業者には多数の修正及び変形例が明らかである。さらに、他の有利な実施形態と比較して、異なる有利な実施形態により異なる利点を得ることが可能である。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態及び実際の応用形態の原理を最適に説明するため、また、当業者が、考えられる特定の使用に好適である様々な修正を施した様々な実施形態の開示を理解できるように選択され記載されたものである。
102 仕様及び設計
104 材料の調達
106 構成部品及びサブアセンブリの製造
108 システム統合
110 認可及び納品
112 運航
114 整備及び保守
200 航空機
202 機体
204 システム
206 内装
208 推進
210 電気
212 油圧
214 環境
216 着陸装置
300 着陸装置システム
302 支柱
304 複数のホイール
306 ヒンジ機構
308 アクチュエータシステム
310 第1端部
312 第2端部
314 引込位置
316 延長位置
318 長さ
320 ショックアブソーバシステム
322 長さ
324 長さ縮小システム
326 外側シリンダー
328 内側シリンダー
330 軸
332 第1軸受
334 第2軸受
338 外壁
340 内壁
342 第1チャンバ
344 第2チャンバ
346 第1容量
347 第2容量
348 内壁
350 流れ
352 流体
354 圧縮
355 反動
356 長さ
358 第1形態
360 第2形態
362 圧力
364 ポンプ
324 長さ縮小システム
400 バルブ
402 リング
404 シールキャリア
406 バイアスシステム
408 複数のシール
414 第1フランジ
416 第2フランジ
418 内側
420 外側
500 着陸装置システム
502 支柱
504 ホイール
506 ヒンジシステム
508 展開位置
509 延長位置
510 ショックアブソーバシステム
511 端部
512 外側シリンダー
513 航空機
514 内側シリンダー
515 翼
516 シリンダーの長さ
518 矢印
520 矢印
600 収容位置
602 機体
700 軸
702 第1チャンバ
704 第2チャンバ
706 第1容積
707 第2容積
708 内側シリンダーの外壁
710 外側シリンダーの内壁
712 第1軸受
713 内側シリンダーの内壁
714 第2軸受
716 バルブ
718 流体
720 長さ縮小システム
722 ポンプ
800 矢印
900 ショックアブソーバシステムの一部分
901 バルブ
902 リング
904 シールキャリア
906 バイアスシステム
910 第1端部
912 第2端部
1000 第1シール
1002 第2シール
1100 矢印
1102 第1フランジ
1104 リングの内側
1106 第2フランジ
1108 シールキャリアの外側
1110 チューブ
1111 内側シリンダーの一部分
1200 矢印

Claims (15)

  1. ショックアブソーバシステム(320)と、
    ショックアブソーバシステム(320)の第1チャンバ(342)と、
    ショックアブソーバシステム(320)の第2チャンバ(344)と、
    ショックアブソーバシステム(320)の長さ縮小システム(324)
    を備え、前記長さ縮小システム(324)は、前記長さ縮小システム(324)が第1形態を有する時に、第1チャンバ(342)と第2チャンバ(344)との間の流体の流れを可能にし、長さ縮小システム(324)が第2形態を有する時に、第1チャンバ(342)と第2チャンバ(344)との間の流体の流れを実質的に阻止し、前記流体の流れが実質的に阻止された時に、第1チャンバ(342)への圧力に応答してショックアブソーバシステム(324)の長さが縮小する装置。
  2. 前記ショックアブソーバシステム(320)が、
    外側シリンダー(326)と、
    前記外側シリンダー(326)内部に位置する内側シリンダー(328)を備え、
    内側シリンダー(328)及び外側シリンダー(326)は内側シリンダー(328)及び外側シリンダーの中心を通って延びる軸に沿って互いに相対的に移動する、請求項1に記載の装置。
  3. 複数のホイール(304)をさらに含み、前記複数のホイール(304)は内側シリンダー(328)に接続されている、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 第1チャンバ(342)が内側シリンダー(328)及び外側シリンダー(326)の間に位置し、第2チャンバ(344)が内側シリンダー(328)と外側シリンダー(326)の内部に位置する、請求項2に記載の装置。
  5. 前記長さ縮小システム(324)は、
    外側シリンダー(326)及び内側シリンダー(328)の間に位置するリング(402)と、
    軸に沿ってリング(402)に相対的に移動可能なシールキャリア(404)であって、外側シリンダー(326)と内側シリンダー(328)が延長位置に移動することによって、リング(402)とシールキャリア(404)が長さ縮小システム(324)の第2形態へ互いに相対的に移動するシールキャリア(404)
    を含む、請求項2又は4に記載の装置。
  6. ショックアブソーバシステム(320)の長さが第1の長さであり、第1チャンバ(342)内部の圧力の印加によって、内側シリンダー(328)が外側シリンダー(326)と相対的に移動して、内側シリンダー(328)と外側シリンダー(326)の第2の長さが縮小し、これにより第1の長さが縮小する、請求項2、4及び5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 長さ縮小システム(324)はさらに、
    シールキャリア(404)によって運ばれる複数のシール(408)が内側シリンダー(328)の一部分と嵌合するのを実質的に阻止して、第1チャンバ(342)と第2チャンバ(344)の間の流体の流れを可能にするバイアスシステム(406)を含み、前記シールキャリア(404)によって運ばれる複数のシール(408)が内側シリンダー(328)の一部分と嵌合して、スペーサチューブがシールキャリア(404)と嵌合した時に、第1チャンバ(342)と第2チャンバ(344)との間の流体の流れが実質的に阻止される、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. ショックアブソーバシステム(320)の圧縮中に、長さ縮小システム(324)が第1形態を有するときに第1チャンバ(342)から第2チャンバ(344)への流体の流れが起き、ショックアブソーバシステム(320)の反動中に第2チャンバ(344)から第1チャンバ(342)への流体の流れが起きる、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 着陸装置システム(300)の長さを変化させる方法であって:
    第1シリンダー(324)及び第2シリンダー(328)が延長位置にあるように、第1シリンダー(324)及び第2シリンダー(328)の中心を通って延びる軸に沿って第1シリンダー(324)及び第2シリンダー(328)を互いに相対的に移動させ、
    第1シリンダー(324)及び第2シリンダー(328)が延長位置にあることに応答して、第1シリンダー(324)と第2シリンダー(328)の間に形成される第1チャンバ(342)と、第1シリンダー(324)及び第2シリンダー(328)の内部の第2チャンバ(344)の間の流体の流れを実質的に阻止し、
    第1チャンバ(342)に印加された圧力に応答して、第1シリンダー(326)及び第2シリンダー(328)を、第1シリンダー(326)と第2シリンダー(328)の長さが縮小するように軸に沿って互いに相対的に移動させる
    ことを含む方法。
  10. 第1シリンダー(326)と第2シリンダー(328)の間に形成される第1チャンバ(342)と、第1シリンダー(326)及び第2シリンダー(328)の内部の第2チャンバ(344)の間の流体の流れを実質的に阻止するステップが長さ縮小システム(324)を使用して実施され、
    第1シリンダー(326)及び第2シリンダー(328)の延長位置への移動に応答して、長さ縮小システム(324)のシールキャリア(404)を長さ縮小システム(324)のリング(402)に相対的に移動させて、第1チャンバ(342)及び第2チャンバ(344)の間の流体の流れを実質的に阻止し、リング(402)及びシールキャリア(404)は第1シリンダー(326)及び第2シリンダー(328)の間に位置していることを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 第1シリンダー(326)と第2シリンダー(328)はショックアブソーバシステム(320)の一部であり、さらに、
    引込位置と延長位置の間でショックアブソーバシステム(320)と、ショックアブソーバシステム(320)に接続されている複数のホイール(304)を移動させる
    ことを含む、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 第1フランジ(414)をリング(402)の内側から延在させ、
    第2フランジ(416)をシールキャリア(404)の外側から延在させ、第1フランジ(414)がリング(402)とシールキャリア(404)の間の接触が維持されるように第2フランジ(416)と嵌合する
    ことをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. アクチュエータシステム(308)によってショックアブソーバシステム(320)と複数のホイール(304)を引込位置と延長位置の間で移動させる
    ことをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 外側シリンダー(326)に接続される第1軸受(332)と、内側シリンダー(328)に接続される第2軸受(334)の間に第1チャンバ(344)を位置づけする
    ことをさらに含む、請求項11乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 第1軸受(332)に位置するバルブ(400)と、外側シリンダー(326)内部に位置するスペーサチューブ(1110)の間に長さ縮小システム(324)を位置づけする
    ことをさらに含む、請求項11に記載の方法。
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