JP2012218694A - アクティブヘッドレスト搭載シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】後突時に着座乗員の腰や胸の移動量を利用してアクティブヘッドレスト20のメカ21を作動させヘッドレスト22を前方に移動させるアクティブヘッドレスト搭載シート10であって、アクティブヘッドレストのメカ21の前方でかつシートバック12の前面の後方に、ダイラタント部材30が設定されている。ダイラタント部材30はメカの前方のシートのパッド13に設定されるか、またはメカ21の受圧部材26の前面に設定されている。後突時に乗員からダイラタント部材30に衝撃荷重がかかるとダイラタント部材30は瞬時に固化しメカ21を押すため、メカ21を作動させるのに、ダイラタント部材30の厚み分パッドの潰れのタイムロスを除去でき、ヘッドレスト22を速やかに作動させることができる。
【選択図】図1
Description
また、図28、図29は、腰部または胸部の後方への移動量を利用してアクティブヘッドレストの作動機構部(以下、単に「メカ」という)を作動させヘッドレストを前方に移動させる従来のアクティブヘッドレストを示す。
図28のアクティブヘッドレスト1は、図28の(イ)に示すようにアクティブヘッドレストのメカとヘッドレスト5を有し、アクティブヘッドレストのメカは、ロワーユニット2、ケーブル3、アッパーユニット4を含む。ロワーユニット2が後突時に着座乗員の腰部Wで押されるとアッパーユニット4につながっているケーブル3が引かれ、ヘッドレスト5が前上方に移動する。
図29のアクティブヘッドレスト1は、図29の(イ)に示すようにアクティブヘッドレストのメカとヘッドレスト5を有し、アクティブヘッドレストのメカは、リンク6と揺動アーム7とを含む。揺動アーム7の下端部が後突時に着座乗員の胸部Bで押されると揺動アーム7の上端部が前方に移動し、ヘッドレスト5が前方に移動する。
図28の(イ)および図29の(イ)に示すように、シートバック8にはホールド性やソフト感をよくするために腰部や胸部の後方にパッド9が設定されている。
すなわち、後突時に着座乗員の腰部や胸部の移動を利用してアクティブヘッドレスト1を作動させる場合、まず図28の(ロ)、図29の(ロ)に示すようにシートバック8のパッド9が潰され、それから図28の(ハ)、図29の(ハ)に示すようにアクティブヘッドレスト1のメカが作動されるので、ヘッドレスト5が前方に移動するのにパッド9の潰れ分のタイムロスがあり、メカの作動およびヘッドレスト5の移動のタイミングが遅れるおそれがある。
この対策として、シートバックのパッドを硬くしたり、パッドを薄くすることが考えられるが、通常走行時の乗り心地、座り心地を悪化する。また、アクティブヘッドレストの作動荷重を小さくすると、不要作動が増え、品質が悪化する。
(1) 本発明のアクティブヘッドレスト搭載シートは、後突時に着座乗員の腰や胸の移動量を利用してアクティブヘッドレストのメカを作動させヘッドレストを前方に移動させるアクティブヘッドレスト搭載シートである。本発明のアクティブヘッドレスト搭載シートでは、アクティブヘッドレストのメカの前方でかつシートバック前面の表皮の後方に、ダイラタント特性を有する樹脂部材(以下、「ダイラタント部材」という)が設定されている。
上記(1)は後述する実施例1、2またはそれらの変形例に対応する。
上記(2)は後述する図1に示す実施例1および図4〜図15に示す実施例1の変形例に対応する。
上記(3)は後述する図2に示す実施例2および図16〜図27に示す実施例2の変形例に対応する。
また、通常運転時にダイラタント部材にかかる荷重はダイラタント部材を固化させる程には衝撃的ではないので、通常運転時にはダイラタント部材が柔らかい状態を維持し、乗り心地、座り心地は良好である。
図1はパッドにダイラタント部材を設定した実施例1を示し、図2および図3はメカの前にダイラタント部材を設定した実施例2を示す。
また、図4〜図15は実施例1の変形例を示し、そのうち図4〜図9は腰部の移動量を利用してメカを作動させる場合に対応し、図10〜図15は胸部の移動量を利用してメカを作動させる場合に対応する。
また、図16〜図27は実施例2の変形例を示し、そのうち図16〜図21は腰部の移動量を利用してメカを作動させる場合に対応し、図22〜図27は胸部の移動量を利用してメカを作動させる場合に対応する。
本発明の全実施例と全変形例にわたって共通する構造部分には、互いに同じ符号を付してある。また、図中、FRは車両前後方向前方を示し、UPは上方を示す。
本発明の実施例1に係るアクティブヘッドレスト搭載シート10は、図1に示すようにシート11とアクティブヘッドレスト20と後述するダイラタント部材30とを有する。
シート11はシートバック12を含む。シートバック12はパッド13、シートバック前面の表皮14、フレーム15を含む。パッド13はたとえば発泡ウレタンなどの発泡樹脂からなる。フレーム15は上下に水平方向にかつ車両左右方向に延びるアッパーフレーム15a、ロワーフレーム15b、アッパフレーム15aの車両左右方向両端から下方に延びるサイドフレーム15c、アッパフレーム15aの下方に設けられ水平方向にかつ車両左右方向に延びる、アッパフレーム15aに対して可動のサブフレーム15d、を有する。サブフレーム15dは、サブフレーム15dの車両左右方向両端から折れ曲がって下方に延びるアーム15eを有する。
着座乗員の胸部の移動量を利用してアクティブヘッドレスト20のメカ21を作動させる場合、アクティブヘッドレスト20のメカ21は、たとえば図10に示す構造をとることにより、ヘッドレスト22を前方または斜め前方上方に移動させることができる。ただし、図10に示す構造に限るものではない。図11〜図15においても、メカ21は図10に示す構造をとるが、図11〜図15ではメカ21を省略して示している。
後突時に、ケーブル25のワイヤ25bが下方に引っ張られるとスライドピン24cがガイド孔24bに沿って斜め後方上方に移動し、サブフレーム15dおよびアーム15eが斜め後方上方に移動する。これによって、サポートブラケット24d下端部がガイド24eまわりに斜め後方上方に回動し、サポートブラケット24dがガイド24eに対して上方にスライドする。その結果、ヘッドレスト22が前方または斜め前方上方に移動される。
その場合のダイラタント特性材料は、荷重がかかっていない状態でゲル状であり、ダイラタント特性を示すポリマ組成物、および潤滑剤と充填剤を含む。
ダイラタント特性ポリマ組成物は、ポリボロシロキサン、キサンタンガム、ガーゴムおよびポリビニルアルコール四ホウ酸ナトリウムよりなる群から選択された1種以上のポリマである。このポリマ組成物、たとえばポリボロシロキサンは、低速で力が印加されると容易に変形し、高速で力が加わると瞬時に粘性が増加して固体ポリマとなり衝撃エネルギを吸収する。固体ポリマを休止状態にすると元のゲル状態にゆるやかに復帰する。
潤滑剤は、たとえば炭化水素系グリースまたは流体であり、充填剤は、微小粒または粉末のプラスチック、セラミック、金属または繊維材料である。
以上の構成は、本発明の全実施例および全変形例に共通に適用できる。
図1では、ダイラタント部材30は、アクティブヘッドレスト20のメカ21の前方のシートバックパッド13に、かつ、着座乗員の腰部の後方に設定されている。
ダイラタント部材30の前面はシートバック12前面の表皮14の裏面に接触しており、ダイラタント部材30の後面はメカ21の前部に対向している。メカ21の前部は受圧部材26であってもよい。また、ダイラタント部材30の後面とメカ21の前部とは接触していてもよいし、ダイラタント部材30の後面とメカ21の前部との間に空間があってもよい。
ダイラタント部材30の側面はまわりのパッド13と密着または接触している。ダイラタント部材30はパッド13成形時にパッド13と一体に成形されてもよい。あるいは、パッド13にダイラタント部材30配置空間を設けておき、そこにダイラタント部材30を配置または嵌め込んでもよい。
通常時には着座乗員の腰部および胸部の後面はシートバック12に接触するかまたはほぼ接触しているが、頭部はヘッドレスト22から前方に離れている。
車両後突時には、シートバック12およびヘッドレスト22は前方に移動する。この時、着座乗員の腰部および胸部はシートバック12に押されて前方に移動するとともにシートバック12に対して相対的に後方に移動する。一方、頭部はヘッドレスト22から離れており慣性によって元の位置に止まろうとするため、頭部はヘッドレスト22に向かって後方に移動し、胸部よりも多くシートバック12に対して相対的に後方に移動しようとする。その結果、頸部に鞭打ちが生じるおそれがある。
すなわち、アクティブヘッドレスト20は、後突時における着座乗員の腰部および胸部のシートバック12に対する移動量を利用して作動される。後突時に着座乗員の腰部および胸部の後方への移動によってアクティブヘッドレスト20のメカ21が後方に押されるとヘッドレスト22が前方または斜め前方上方に移動される。ヘッドレスト22は着座乗員の頭部を後方から拘束し、頭部が胸部に対して相対的に後方に移動するのを抑制し、鞭打ちのおそれを低減する。
しかし、本発明のアクティブヘッドレスト搭載シート10では、アクティブヘッドレスト20のメカ21の前方でかつシートバック12の前面表皮14の後方のパッド部分にダイラタント部材30が設定されているので、後突時におけるアクティブヘッドレスト20のメカ21の作動開始迄に、ダイラタント部材30によって置換されたパッドの潰れ分タイムロスがなくなる。
以上の作用および効果は、本発明の全実施例および全変形例に共通に適用できる。
通常運転時には、ダイラタント部材30には乗員の腰部からの後方への衝撃荷重はかかっていない。この状態では、メカ21の受圧部にはダイラタント部材30からの押し力がかかっていない。メカ21の第1のアーム23dと第2のアーム23eは車両後方に向かって開いた横向きのV字状をなしており、第3の軸23cはガイド孔23dの上端位置にある。ケーブル25は下方に引っ張られておらず、ヘッドレスト22は後方または後方下方位置にある。
実施例1の変形例1では、図4の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部に対応する部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。長方形状の横方向長さはシートバック12の横方向幅とほぼ同じである。長方形状の縦方向長さは着座乗員の腰部を上下方向にカバーできる長さである。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例1の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で長方形状に設定し、長方形状の縦、横長さを十分大きくとったので、後突時に着座乗員の腰部の位置がダイラタント部材30の中心からずれても、腰部を確実に後方から支持できる。
実施例1の変形例2では、図5の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ円形状に設定されている。ダイラタント部材30は着座乗員の固い骨盤を後方から的確に押す位置に設定される。円形状の直径は骨盤を後方から的確に押す大きさ以上とされている。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例2の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で円形状に設定し、円形状の直径を骨盤を後方から支持するのに十分な大きさとしたので、後突時に着座乗員の腰部を固い骨盤部で効果的に支持できる。また、実施例1の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例3では、図6に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部に対応する部分に、正面視で横方向に延びる線状に、かつ上下方向に複数段に、たとえば3段に、設定されている。線状のダイラタント部材30の横方向長さはシートバック12の横方向幅とほぼ同じか、またはシートバック12の横方向幅より若干小さい。ダイラタント部材30の複数段の最上段の上面と最下段の下面間の上下方向距離は着座乗員の腰部を上下方向にカバーできる距離である。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例3の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例1の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例4では、図7に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部に対応する部分に、正面視で縦方向に延びる線状に、かつ横方向に複数段に、たとえば4段に、設定されている。ダイラタント部材30の複数段の最左段の左側外面と最右段の右側外面間の横方向距離は、シートバック12の横方向幅とほぼ同じか、またはシートバック12の横方向幅より若干小さい。ダイラタント部材30の縦方向長さは着座乗員の腰部を上下方向にカバーできる長さである。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例4の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例1の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例5では、図8に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ螺旋状に設定されている。螺旋状の螺旋隙間にはダイラタント部材30をパッド13と一体発泡するときウレタンの原液が回り込んで入る。ダイラタント部材30は着座乗員の固い骨盤を後方から的確に押す位置に設定される。螺旋状の外形部の直径は骨盤を後方から的確に押す大きさ以上とされている。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例5の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で螺旋状に設定し、螺旋状の外径の直径を骨盤を後方から支持するのに十分な大きさとしたので、後突時に着座乗員の腰部を固い骨盤部で効果的に支持できる。また、実施例1の変形例2に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例6では、図9の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部から肩甲骨にかけての部分に対応するシートバック部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。ダイラタント部材30の上部は斜め後方上方に延びる傾斜がつけられており、この傾斜面とシート前面表皮14との間はパッド13で充填されている。ダイラタント部材30の長方形状の横方向長さはシートバック12の横方向幅とほぼ同じである。長方形状の縦方向長さは着座乗員の腰部を上下方向にカバーできかつ肩甲骨の後方まで延びる長さである。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員腰部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しく、上部の傾斜がつけられた部分は上方に向かって徐々に薄くなる。
実施例1の変形例6の作用、効果は、ダイラタント部材30のパッド13とのつなぎ目に傾斜を設けたので、連続性が確保され、通常の運転時においてダイラタント部材30とパッド13とのつなぎ目で異物感を感じることはない。また、ダイラタント部材30の上端を肩甲骨後方まで延ばしたことにより、通常の運転操作時に腰と肩甲骨をしっかり支持することができる。これによって、アクティブヘッドレスト20の作動早期化と運転操作の快適性を両立させることができる。
実施例1の変形例7では、図10の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。長方形状の横方向長さはシートバック12の横方向幅とほぼ同じである。長方形状の縦方向長さは着座乗員の胸部、とくに肩甲骨の部分を上下方向にカバーできる長さである。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例7の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で長方形状に設定し、長方形状の縦、横長さを十分大きくとったので、後突時に着座乗員の胸部の位置がダイラタント部材30の中心からずれても、胸部を確実に後方から支持できる。
実施例1の変形例8では、図11の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部、とくに肩甲骨に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ円形状に設定されている。ダイラタント部材30は着座乗員の固い肩甲骨を後方から的確に押す位置に設定される。円形状の直径は肩甲骨を後方から的確に押す大きさ以上とされている。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例8の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で円形状に設定し、円形状の直径を肩甲骨を後方から支持するのに十分な大きさとしたので、後突時に着座乗員の胸部を固い肩甲骨で効果的に支持できる。また、実施例1の変形例7に比べてダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例9では、図12に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、正面視で横方向に延びる線状に、かつ上下方向に複数段に、たとえば3段に、設定されている。線状のダイラタント部材30の横方向長さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分の横方向幅とほぼ同じか、またはシートバック12の横方向幅より若干小さい。ダイラタント部材30の複数段の最上段の上面と最下段の下面間の上下方向距離は着座乗員の胸部を、とくに肩甲骨部分を上下方向にカバーできる距離である。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例9の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例1の変形例7に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例10では、図13に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、正面視で縦方向に延びる線状に、かつ横方向に複数段に、たとえば4段に、設定されている。ダイラタント部材30の複数段の最左段の左側外面と最右段の右側外面間の横方向距離は、シートバック12の乗員胸部に対応する部分の横方向幅とほぼ同じか、またはシートバック12の横方向幅より若干小さい。ダイラタント部材30の縦方向長さは着座乗員の胸部を上下方向にカバーできる長さである。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例10の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例1の変形例7に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例11では、図14に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ螺旋状に設定されている。螺旋状の螺旋隙間にはダイラタント部材30をパッド13と一体発泡するときウレタンの原液が回り込んで入る。ダイラタント部材30は着座乗員の固い肩甲骨を後方から的確に押す位置に設定される。螺旋状の外形部の直径は肩甲骨を後方から的確に押す大きさ以上とされている。ダイラタント部材30の厚さはシートバック12の乗員胸部に対応する部分のパッド13の厚さとほぼ等しい。
実施例1の変形例11の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で螺旋状に設定し、螺旋状の外径の直径を肩甲骨を後方から支持するのに十分な大きさとしたので、後突時に着座乗員の胸部を固い肩甲骨で効果的に支持できる。また、実施例1の変形例8に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例1の変形例12では、図15の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部から腰部にかけての部分に対応するシートバック部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。ダイラタント部材30の上部は斜め後方上方に延びる傾斜がつけられており、この傾斜面とシート前面表皮との間はパッド13で充填されている。同様に、ダイラタント部材30の下部は斜め後方下方に延びる傾斜がつけられており、この傾斜面とシート前面表皮との間はパッド13で充填されている。ダイラタント部材30の長方形状の横方向長さはシートバック12の横方向幅とほぼ同じである。長方形状の縦方向長さは着座乗員の胸部と胸部から腰部にかけての部分を上下方向にカバーできる長さである。
実施例1の変形例12の作用、効果は、ダイラタント部材30のパッド13とのつなぎ目に傾斜を設けたので、連続性が確保され、通常の運転時においてダイラタント部材30とパッド13とのつなぎ目で異物感を感じることはない。また、ダイラタント部材30の下端を骨盤後方まで延ばしたことにより、通常の運転操作時に肩甲骨と腰とをしっかり支持することができる。これによって、アクティブヘッドレスト20の作動早期化と運転操作の快適性を両立させることができる。
本発明の実施例2のアクティブヘッドレスト搭載シート10は、本発明の実施例1の説明において本発明の全実施例、全変形例に適用可能とした構成に加えて、さらに、図2および図3に示す構成を有する。
本発明の実施例2のアクティブヘッドレスト搭載シート10では、図2および図3に示すように、ダイラタント部材30は、メカ21が受圧部材26を有し、ダイラタント部材30が受圧部材26の前面に設定されている。ダイラタント部材30は受圧部材26に取り付けられている。
パッド13の層が残っている場合、ダイラタント部材30の前面は凹部13aの底面に接触している。パッド13の層が残っていない場合、ダイラタント部材30の前面は表皮14の裏面に接触する。
すなわち、メカ21が受圧部材26を有し、ダイラタント部材30が受圧部材26の前面に設定されているので、シートバック12のパッド13が上下に位置ずれしても、ダイラタント部材30とメカ21との相対位置が変わらないため、パッド13にダイラタント部材30を設定するよりも、ダイラタント部材30をコンパクトにできる。
実施例2の変形例1では、図16の(イ)、(ロ)に示すように、パッド13の凹部13aと、受圧部材26の前面に設定したダイラタント部材30が、シートバック12の乗員腰部に対応する部分のほぼ全面に、正面視で長方形状に設定されている。
実施例2の変形例1の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視でシートバック12の乗員腰部に対応する部分のほぼ全面に長方形状に設定したので、後突時に着座乗員の腰部の位置がダイラタント部材30の中心からずれても、メカ21とヘッドレスト22を適正に作動させることができる。
実施例2の変形例2では、図17の(イ)、(ロ)に示すように、パッド13の凹部13aと、受圧部材26の前面に設定したダイラタント部材30が、シートバック12の乗員腰部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ円形状に設定されている。ダイラタント部材30は着座乗員の固い骨盤を後方から的確に押す位置に設定される。
実施例2の変形例2の作用、効果は、ダイラタント部材30を骨盤を後方から支持する位置に設定したので、後突時に着座乗員の腰部を固い骨盤部で効果的に支持でき、かつ、メカ21とヘッドレスト22を適正に作動させることができる。また、実施例2の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例3では、図18に示すように、パッド13の凹部13aと、受圧部材26の前面に設定したダイラタント部材30が、シートバック12の乗員腰部に対応する部分に、正面視で横方向に延びる線状に、かつ上下方向に複数段に、たとえば3段に、設定されている。。
実施例2の変形例3の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例2の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例4では、図19に示すように、パッド13の凹部13aと、受圧部材26の前面に設定したダイラタント部材30が、シートバック12の乗員腰部に対応する部分に、正面視で縦方向に延びる線状に、かつ横方向に複数段に、たとえば4段に、設定されている。
実施例2の変形例4の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例2の変形例1に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例5では、図20に示すように、パッド13の凹部13aと、受圧部材26の前面に設定したダイラタント部材30が、シートバック12の乗員腰部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、設定されている。左右の凹部13aは正面視で円形状であり、左右のダイラタント部材30は、それぞれ螺旋状に設定されている。ダイラタント部材30は着座乗員の固い骨盤を後方から的確に押す位置に設定される。
実施例2の変形例5の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で螺旋状に設定したので、メカ21とヘッドレスト22を適正に作動させることができる。また、実施例2の変形例2に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例6では、図21の(イ)、(ロ)に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員腰部から肩甲骨にかけての部分に対応するシートバック部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。ダイラタント部材30の上部とそれに対向する凹部13aの側面は斜め後方上方に延びる傾斜がつけられており、この傾斜面とシート前面表皮14との間はパッド13で充填されている。
実施例2の変形例6の作用、効果は、ダイラタント部材30のパッド13とのつなぎ目に傾斜を設けたので、連続性が確保され、通常の運転時においてダイラタント部材30とパッド13との境目で異物感を感じることを防止できる。また、ダイラタント部材30の上端を肩甲骨後方まで延ばしたことにより、通常の運転操作時に腰と肩甲骨をしっかり支持することができる。これによって、アクティブヘッドレスト20の作動早期化と運転操作の快適性を両立させることができる。
実施例1の変形例7では、図22の(イ)、(ロ)に示すように、パッド13の凹部13aとダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。
実施例2の変形例7の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で長方形状に設定したので、後突時に着座乗員の胸部の位置がダイラタント部材30の中心からずれても、胸部を確実に後方から支持でき、かつ、メカ21とヘッドレスト22を適正に作動させることができる。
実施例2の変形例8では、図23の(イ)、(ロ)に示すように、パッド13の凹部13aとダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部、とくに肩甲骨に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ円形状に設定されている。
実施例2の変形例8の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で乗員の肩甲骨後方に円形状に設定したので、後突時に着座乗員の胸部を固い肩甲骨で効果的に支持できるとともに胸部からの荷重でダイラタント部材30の全域を固化させることができ、メカ21とヘッドレスト22を適正に作動させることができる。また、実施例2の変形例7に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例9では、図24に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、正面視で横方向に延びる線状に、かつ上下方向に複数段に、たとえば3段に、設定されている。パッド13の凹部13aは、各段のダイラタント部材30に対して1つづつ設けられるか、複数段のダイラタント部材30に対して1つ設けられる。
実施例2の変形例9の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例2の変形例7に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例10では、図25に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、正面視で縦方向に延びる線状に、かつ横方向に複数段に、たとえば4段に、設定されている。パッド13の凹部13aは、各段のダイラタント部材30に対して1つづつ設けられるか、複数段のダイラタント部材30に対して1つ設けられる。
実施例2の変形例10の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で線状に設定したので、実施例2の変形例7に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例11では、図26に示すように、ダイラタント部材30がシートバック12の乗員胸部に対応する部分に、シートバック12の幅方向中心を通って上下方向に延びる線の左右両側部位に対称に、かつ正面視でそれぞれ螺旋状に設定されている。螺旋状の外径の直径は肩甲骨を後方から支持するのに十分な大きさである。パッド13の凹部13aは、左右のダイラタント部材30に対して1つづつ設けられる。
実施例2の変形例11の作用、効果は、ダイラタント部材30を正面視で螺旋状に設定したので、実施例1の変形例8に比べて、ダイラタント部材30の体積が小さく軽量であり、かつコストダウンをはかることができる。
実施例2の変形例12では、図27の(イ)、(ロ)に示すように、パッド13の凹部13aとダイラタント部材30が、シートバック12の乗員胸部から腰部にかけての部分に対応するシートバック部分の全面に、正面視で長方形状に設定されている。パッド13の凹部13aとダイラタント部材30の上部は斜め後方上方に延びる傾斜がつけられている。同様に、パッド13の凹部13aとダイラタント部材30の下部は斜め後方下方に延びる傾斜がつけられている。
実施例2の変形例12の作用、効果は、ダイラタント部材30のパッド13とのつなぎ目に傾斜を設けたので、連続性が確保され、通常の運転時においてダイラタント部材30とパッド13とのつなぎ目で異物感を感じることはない。また、ダイラタント部材30の下端を骨盤後方まで延ばしたことにより、通常の運転操作時に肩甲骨と腰とをしっかり支持することができる。これによって、アクティブヘッドレスト20の作動早期化と運転操作の快適性を両立させることができる。
12 シートバック
13 パッド(シートバックパッド)
14 表皮(シートバックの前面)
20 アクティブヘッドレスト
21 メカ
22 ヘッドレスト
26 受圧部材
30 ダイラタント特性シート状部材(ダイラタント部材)
Claims (3)
- 後突時に着座乗員の腰や胸の移動量を利用してアクティブヘッドレストのメカを作動させヘッドレストを前方に移動させるアクティブヘッドレスト搭載シートであって、アクティブヘッドレストのメカの前方でかつシートバック前面の表皮の後方に、ダイラタント特性を有する樹脂部材が設定されているアクティブヘッドレスト搭載シート。
- 前記ダイラタント特性樹脂部材が前記メカの前方のシートバックパッドに設定されている請求項1記載のアクティブヘッドレスト搭載シート。
- 前記メカが受圧部材を有し、前記ダイラタント特性樹脂部材が前記受圧部材の前面に設定されている請求項1記載のアクティブヘッドレスト搭載シート。
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