JP2012212289A - 書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法およびプログラム - Google Patents

書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法およびプログラム Download PDF

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直之 伊藤
Yugo Nishikawa
侑吾 西川
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和久 大野
Takahiro Hirayama
貴浩 平山
Tadaaki Onishi
忠明 大西
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Abstract

【課題】書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索する書籍情報検索装置等を提供する。
【解決手段】ステップS101における抽出パターン登録処理では、ユーザからの入力に基づいて、検索処理で利用する抽出パターンデータが抽出パターン情報データベースに登録される。ステップS102における検索用メタ情報作成処理では、書籍データが読み込まれ、ステップS101で登録された抽出パターンデータに基づいて、書籍データの中から参照書誌情報と参照文が抽出される。そして、抽出された参照書誌情報と参照文に基づいて検索用メタ情報が作成され、検索用メタ情報データベースに登録される。ステップS103における検索処理では、ステップS102で作成された検索用メタデータを用いて書籍情報データベースが検索され、検索結果としてユーザに提示される。
【選択図】図12

Description

本発明は、書籍情報を検索する書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法およびプログラムに関し、特に、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索する書籍情報検索装置等に関するものである。
従来の書籍情報検索では、ユーザが知らない知識を得るために関連する書籍を検索する場合、書籍の全文検索が可能なシステムに対して、調べたい分野や関係しそうな単語を入力する自由入力方式が採用されている。そして、自由入力方式の検索結果としては、入力された分野や単語(以下、ユーザが検索のために入力する文字列を「入力キーワード」という)を本文に含む書籍の所在情報(実在する図書館や書店等の場合には書籍が存在する棚の情報、インターネットにおける仮想書店等の場合には書籍の詳細情報に係るウエブページのURL(Uniform Resource Locator))が提示される。
このような書籍情報検索の仕組みでは、ユーザが適切な入力キーワードを知らなければ、ユーザが所望する検索結果を得ることが難しい。つまり、知識が全くない分野に関する書籍を検索することは難しい。
このような問題を解決するための従来技術として、入力キーワードを用いて検索を行った後、検索結果を分析してユーザに有益と思われる関連語を提示するという仕組みがある(特許文献1参照)。
特許文献1では、書籍の本文のテキストデータ全体から単語の抽出を行い、単語間の関連度を統計的に算出し、関連度に基づいて入力キーワードに対して関連語を選出する。
特許第3099756号公報
しかしながら、特許文献1に記載の仕組みを含めて従来の技術では、書籍の本文のテキストデータ全体から抽出される単語が、書籍が対象としている分野における基本的かつ重要な用語とは限らない。つまり、書籍の内容に関係ない語まで検索されてしまうという課題があった。
そこで、書籍の内容を適切に説明したキーワードや文章を人手で作成し、検索用メタデータとして書誌データに加えるという方法も考えられるが、作業コストが大きいという課題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索することができる書籍情報検索装置等を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶手段と、前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶手段と、入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索手段と、を備えることを特徴とする書籍情報検索装置である。
第1の発明によって、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索することができる。
前記検索用メタ情報記憶手段は、更に、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出した書籍の書誌情報を参照先情報として記憶し、前記検索手段は、前記参照先情報および前記参照文を、前記検索結果とともに提示する。
これにより、ユーザは、提示された参照書誌を参照して、書籍の内容をより詳細に確認し、必要な知識を得ることが可能となる。
前記抽出手段は、前記参照文のキーワードである参照キーワードを抽出し、前記検索用メタ情報記憶手段は、更に、前記参照キーワードを記憶し、前記検索手段は、前記検索キーワードと少なくとも部分一致する前記参照キーワードに対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する。
これにより、ユーザは、参照先の書籍において、どの検索キーワードをもとに検索された参照書誌であるかを容易に確認することができる。
前記抽出手段は、特定の文字パターンによって囲まれた文字列を前記参照書誌情報として抽出するとともに、前記文字列の直前の一文を前記参照文として抽出する。
これにより、検索用メタ情報を容易に作成することが可能となる。
前記抽出手段は、特定の文字列を、書籍を特定する文献特定情報として抽出し、前記文献特定情報に基づいて参照書誌情報を特定するとともに、前記特定の文字列の直前の一文を前記参照文として抽出する。
これにより、検索用メタ情報を容易に作成することが可能となる。
前記参照書誌情報の一覧を文献リストとして記憶する文献リスト記憶手段と、前記文献リストに含まれる前記参照書誌情報を装飾している文字パターンを抽出し、抽出した前記文字パターンを前記抽出パターンとして登録する抽出パターン登録手段と、をさらに備える。
これにより、抽出パターンが登録されていなくても、抽出パターンを機械学習することが可能となる。
第2の発明は、サーバと端末とがネットワークを介して接続される書籍情報検索システムであって、前記サーバは、参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶手段と、前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶手段と、入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索手段と、を備え、前記端末は、前記書籍データの検索条件を入力するための検索条件入力画面を表示し、前記検索条件入力画面に入力される前記入力キーワードを前記サーバに送信するキーワード入力手段と、前記サーバから提示される前記追加キーワードを受信し、前記検索結果表示画面に表示するキーワード表示手段と、を備えることを特徴とする書籍情報検索システムである。
第2の発明によって、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索することができる。
第3の発明は、参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶ステップと、前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶ステップと、入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索ステップと、を含むことを特徴とする書籍情報検索方法である。
第3の発明によって、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索することができる。
第4の発明は、コンピュータに、参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶ステップと、前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップで抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶ステップと、入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索ステップと、を実行させるためのプログラムである。
第4の発明におけるプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明における書籍情報検索装置、又は、第2の発明における書籍情報検索システムを得ることができる。
本発明により、書籍の引用や参照先情報を利用して参照書誌情報を容易に検索する書籍情報検索装置、書籍情報検索システム、書籍情報検索方法およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る書籍情報検索システムの構成例を示す図である。 サーバのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 本実施の形態における書籍の検索用メタデータの作成例の概要を説明するための図である。 サーバの記憶部に記憶されるデータベースを示す図である。 書籍データのデータ構造例を示す図である。 書誌データの一例を示す図である。 目次データの一例を示す図である。 本文データの一例を示す図である。 文献リストデータの一例を示す図である。 抽出パターンデータの一例を示す図である。 検索用メタデータの一例を示す図である。 書籍情報検索処理の概要を示すフローチャートである。 図12に示すステップS102の検索用メタ情報作成処理の詳細について説明するフローチャートである。 参照書誌情報と参照文を抽出する例を説明するための図である。 参照書誌情報と参照文を抽出する他の例を説明するための図である。 図12のステップS103の検索処理の詳細を説明するフローチャートである。 検索条件入力画面および検索結果表示画面の一例を示す図である。 図12に示すステップS101の抽出パターン登録処理の変形例を説明するフローチャートである。 ユーザが事前に作成した文献リストデータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[本発明の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る書籍情報検索システム1の構成例を示す図である。
図1に示す書籍情報検索システムは、サーバ2と端末3とがネットワーク5を介して相互に接続されることで構成される。なお、サーバ2および端末3の数は、任意であり、それぞれ複数設けることも勿論可能である。
サーバ2は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access
Memory)、HDD(Hard Disc Drive)等からなるコンピュータシステムであり、端末3から書籍情報の検索要求を受信して、端末3に書籍情報の検索結果等を送信する。
端末3は、CPU、ROM、RAM、HDD、入力部、および表示画面などを実装したコンピュータである。端末3は、ユーザによる入力情報を受け付けて、ネットワーク5を介してサーバ2に検索要求として送信し、サーバ2から検索結果等を受信して、検索結果等をユーザに提示する。
ネットワーク5は、LAN(Local
Area Network)やインターネット等のネットワークであり、有線、無線は特に問わない。
図2は、サーバ2のハードウェアの構成例を示すブロック図である。なお、図2のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。また、端末3も基本的にサーバ2と同様の構成を有する。
サーバ2(端末3)を実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F(インターフェイス)部17等が、バス18を介して接続される。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ2(端末3)が行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS(Basic Input/Output System)等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDDであり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インターフェイスであり、ネットワーク5を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部17は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(The Institute of Electrical and
Electronics Engineers)1394やRS(Recommended Standard)−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、本実施の形態における書籍の検索用メタデータの作成例の概要を説明するための図である。
図3の例では、「かんたんJava(登録商標)script」という書籍名を有する書籍Bが、「最新Java(登録商標)scrit応用」という書籍名を有する書籍Aを参照しているとする。書籍Bにおいて、書籍Aを参照している箇所の本文テキストおよび書籍Aを参照している箇所の目次項目が判定される。書籍Bにおける、書籍Aの参照箇所の本文テキストおよび目次項目が、書籍Aの検索用メタデータとして抽出され、書籍Aに付与される。つまり、参照先(書籍B)での参照箇所の本文テキストや目次項目は、参照元(書籍A)の書籍の内容を適切に説明しているため、検索用メタデータとして有効に利用することができる。
図4は、サーバ2の記憶部12に記憶されるデータベースを示す図である。図4に示すように、サーバ2の記憶部12には、書籍情報データベース21、抽出パターン情報データベース22、および検索用メタ情報データベース23が記憶される。
書籍情報データベース21は、少なくとも、書誌データ、目次データ、および本文データを、書籍ごとに書籍データとして記憶する。抽出パターン情報データベース22は、書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するための抽出ルールや文字パターンを、抽出パターン情報として記憶する。検索用メタ情報データベース23は、サーバ2によって登録されたキーワードや文章を、検索用メタ情報として記憶する。検索用メタ情報データベース23に記憶される検索用メタ情報は、後述する図13のフローチャートに示す処理によってサーバ2が登録するものである。
次に、図5〜図11を参照しながら、本発明の実施の形態に用いられるデータについて説明する。
図5は、書籍データ31のデータ構造例を示す図である。書籍データ31は、書籍情報データベース21に記憶されるデータであり、書籍1冊分のデータである。図5に示すように、書籍データ31は、書誌データ41、目次データ51、本文データ61、および文献リストデータ71を含む。
書誌データ41は、書籍の題号、著者、出版社、出版年月等を含む。書誌データ41は、書籍を探す為の一般的な情報である。目次データ51は、書籍の本文の内容を示す見出し、および、見出しに対応する先頭ページ又は最終ページを含む。本文データ61は、書籍の本文に関する電子データ(コンピュータが利用可能なデータ)である。文献リストデータ71は、書籍の著者、題号、出版社、出版年月等を含む、書籍の参考文献を示す為の一般的な情報の一覧である。
一般に、目次は、著者や編集者により作成されることから、目次に含まれる各見出しによって、書籍の内容が細かい区切り単位によって適切に区切られていると考えられる。したがって、本文は、見出しによる、書籍の単位よりも細かい区切り単位によって、その内容が適切に区切られていると考えられる。また、文献リストは、著者や編集者により作成されることから、著者や編集者が読者にさらに参考にして欲しい書籍が、参照文献として選択されていると考えられる。換言すれば、ある書籍(参照先)の本文中でのテキストや目次項目は、参照元の書籍(参照文献)の内容を適切に説明していると言える。
本発明の技術的思想は、このような目次で区切られる本文および参照文献の性質に着目し、書誌データ41〜文献リストデータ71を含む書籍データ31を利用して、検索精度を高めるというものである。
図6は、書誌データ41の一例を示す図である。図6に示すように、書誌データ41は、例えば、ISBN(International Standard Book Number)42、題号43、著者44、出版社45、出版年月46等を含む。ISBN42は、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号である。尚、書誌データ41に含まれるデータは、これらに限定されるわけではない。
図6に示す書誌データ41の例では、ISBN42が「書籍A」、題号43が「最新Java(登録商標)script応用」、著者44が「人名A」、出版社45が「出版社名A」、出版年月46が「2010年9月」のデータ、および、ISBN42が「書籍B」、題号43が「かんたんJava(登録商標)script」、著者44が「人名B」、出版社45が「出版社名B」、出版年月46が「2011年2月」のデータが示されている。
図7は、目次データ51の一例を示す図である。図7に示すように、目次データ51は、項番52、見出し53、先頭ページ54を含む。
見出し53は、書籍の本文の内容を示すデータ、および、参考文献のリストデータである。参考文献のリストデータは、章や節毎に記載される場合もあるが、図7の例では、巻末に記載されているものとする、また、参考文献のリストデータは、存在しない場合もある。項番52は、見出し53の項を示す番号である。先頭ページ54は、見出し53に対応するページ範囲の中で最も小さいページ番号である。尚、先頭ページ54に代えて、最終ページ(見出し53に対応するページ範囲の中で最も大きいページ番号)としても良い。
図7に示す目次データ51の例では、項番52が「7.」、見出し53が「AjaxとJava(登録商標)script」、先頭ページ54が「p101」のデータ、項番52が「7.1」、見出し53が「XMLHTTPRequestオブジェクトによるHTTPリクエスト」、先頭ページ54が「p101」のデータ、および、項番52が「8.」、見出し53が「参考文献」、先頭ページ54が「p125」のデータが示されている。
尚、図7に示す例では、区切り単位が異なる見出し53が共存する。すなわち、項番52が「7.」、「8.」等の見出しは、区切り単位が「大」である。また、項目52が「7.1」等の見出しは、区切り単位が「中」である。また、書籍によっては、更に低い区切り単位の見出し53を含むものも存在する場合がある。
図8は、本文データ61の一例を示す図である。図8に示すように、本文データ61は、ページ62およびテキスト63を含む。
ページ62は、書籍の本文のひとまとまりのデータ(1枚の紙の1つの面に組み込まれるデータ)が示される位置に相当するものである。テキスト63は、ページ62のページ内に含まれる書籍の本文に関する電子データである。図8に示す例では、ページ62が「p103」、テキスト63が「・・・2008年8月に大きな方針転換があり、・・・」のデータが示されている。
図9は、文献リストデータ71の一例を示す図である。図9に示すように、文献リストデータ71は、ページ72およびテキスト73を含む。
ページ72は、書籍内において参考文献のリストが示される位置に相当するものである。テキスト73は、ページ72内に含まれる参考文献のリストに関するテキストデータである。図9に示す例では、テキスト73が「参考文献 (1)“人名C”、・・・」、ページ72が「p125」のデータが示されている。
図10は、抽出パターンデータ81の一例を示す図である。抽出パターンデータ81は、抽出パターン情報データベース22に記憶されるデータである。図10に示すように、抽出パターンデータ81は、No82、抽出ルール83、および文字パターン84を含む。
No82は、抽出ルール83と文字パターン84からなる抽出パターンの項を示す番号である。文字パターン84は、参照書誌情報と参照文を抽出するための文字列や記号等の条件である。抽出ルール83は、文字パターン84に基づく抽出方法である。
図10に示す例では、No82が「1」の抽出パターンは、文献リストデータがない書籍を想定しており、No82が「2」の抽出パターンは、文献リストデータがある書籍を想定している。つまり、No82が「1」の抽出パターンが選択された場合には、かっこ書きや引用符等によって囲まれた文字列を参照書誌情報(少なくとも題号や著者を含む)として抽出することができ、No82が「2」の抽出パターンが選択された場合には、書籍を特定する文献特定情報(文字パターン)に基づいて文献リストデータから参照書誌情報を抽出(特定)することができる。
図11は、検索用メタデータ91の一例を示す図である。検索用メタデータ91は、検索用メタ情報データベース23に記憶されるデータである。図11に示すように、検索用メタデータ91は、参照元情報92、参照文93、参照キーワード94、および参照先情報95を含む。
参照元情報92は、検索用メタデータ91の付与先の書籍を示すISBNである。この参照元情報92は、書籍情報データベース21に記憶されている書籍データ31の書誌データ41のISBN42と関連付けられる。参照文93は、参照先の書籍内の本文中における引用文(参照箇所の本文テキスト)、および、特定の章や節での参考文献としての引用文(参照箇所の目次項目)である。参照キーワード94は、参照文93内におけるキーワード(文字列)である。参照先情報95は、参照先の書籍を示すISBNである。この参照先情報95は、書籍情報データベース21に記憶されている書籍データ31の書誌データ41のISBN42と関連付けられる。
図11に示すような検索用メタデータ91のデータ構造により、参照先の書籍と参照元の書籍が関連付けられ、検索精度を向上させることができる。尚、検索用メタデータ91には、参照文93と参照キーワード94が含まれているが、これに限らず、いずれか一方のみでも良い。
次に、図12〜図18を参照しながら、本発明の実施の形態における処理の詳細について説明する。
図12は、書籍情報検索処理の概要を示すフローチャートである。図12は、書籍情報検索システム1によって実行される書籍情報検索処理を示している。
図12に示すステップS101およびステップS102は、検索処理に利用される抽出パターン情報データベース22および検索用メタ情報データベース23を構築するための事前処理である。ステップS103は、ユーザからの入力を受け付けて書籍情報を検索する検索処理である。
ステップS101において、サーバ2の制御部11は、入力部15からユーザの入力(登録)に応じて供給される入力信号を受け付けて、抽出パターンデータ81(図10)を、記憶部12の抽出パターン情報データベース22に登録(記憶)する処理を実行する。
ステップS102において、サーバ2の制御部11は、ステップS101で抽出パターン情報データベース22に登録された抽出パターンデータ81に基づいて、検索用メタ情報を作成する処理を実行する。サーバ2の制御部11は、作成した検索用メタデータ91を、記憶部12の検索用メタ情報データベース23に記憶する。
ステップS103において、サーバ2の制御部11は、ユーザからの検索要求に応じて、ステップS102で作成した検索用メタデータ91を用いて、記憶部12の書籍情報データベース21を検索し、検索結果をユーザに提示する。その詳細は、図16のフローチャートを参照して後述するが、例えば、端末3の制御部11が、書籍データ31の参照文献を検索するための検索条件入力画面を表示し、検索条件入力画面に入力される検索キーワードを、ネットワーク5を介してサーバ2に送信する。この検索キーワードを受信したサーバ2の制御部11は、検索キーワードに対応する検索用メタデータ91に基づいて書籍データ31の参照文献を検索し、検索結果を端末3に送信する。
以上のようにして、書籍に関連する参照文献を容易に検索することが可能となる。
図13は、図12に示すステップS102の検索用メタ情報作成処理の詳細について説明するフローチャートである。図13の説明に当たり、図5〜図11、図14、図15を参照し、具体的なデータに対応する処理内容も説明する。図14、図15は、抽出パターン例を説明する図である。
ステップS201において、サーバ2の制御部11は、書籍情報データベース21から書籍データ31を1件読み込む。サーバ2の制御部11は、例えば、図5に示すような書籍データ31を読み込む。読み込まれた書籍データ31は、図6に示す書誌データ41、図7に示す目次データ51、および図8に示す本文データ61を少なくとも含む。
ステップS202において、サーバ2の制御部11は、抽出パターン情報データベース22から、図10に示すような抽出パターンデータ81を1つ選択する。ステップS203において、サーバ2の制御部11は、ステップS202で選択した抽出パターンに従って、ステップS201で読み込んだ書籍データ31の中から参照書誌情報と参照文を抽出する。
図14は、図10に示す抽出パターンデータ81のうち、No82が「1」の抽出パターンを選択した場合の参照書誌情報と参照文を抽出する例を説明するための図である。
サーバ2の制御部11は、書籍データ31の中から、文字パターン84(二重かぎかっこ、二重引用符、すみつきかっこ等)によって囲まれた文字列を「参照書誌情報」とし、文字パターン84の直前の一文を「参照文」とする。図14の例では、「2008年8月に・・・『最新Java(登録商標)script応用』)」が参照箇所として抽出される。そして、矢印A1の先に示されるように、「2008年8月・・・発足した。」が参照文として抽出されるとともに、「人名A、最新Java(登録商標)script応用」が参照書誌情報(著者、題号)として抽出される。
図15は、図10に示す抽出パターンデータ81のうち、No82が「2」の抽出パターンを選択した場合の参照書誌情報と参照文を抽出する例を説明するための図である。
サーバ2の制御部11は、書籍データ31の中から、文字パターン84(参考文献N、参照文献N、N(上付き)等)を「文献特定情報」とし、「文献特定情報」に基づいて文献リストデータ71から「参照書誌情報」を特定し、文字パターン84の直前の一文を「参照文」とする。図15の例では、「2008年8月に・・・[参考文献(2)]」が参照箇所として抽出され、「参考文献(2)」が文献特定情報として抽出される。そして、矢印A2の先に示されるように、「2008年8月・・・発足した。」が参照文として抽出されるとともに、「参考文献(2)」が文献特定情報とされ、その文献特定情報に基づいて文献リストデータ71から「(2)“人名A”、・・・2010年9月」が参照書誌情報(著者、題号)として抽出される。
図13の説明に戻る。ステップS204において、サーバ2の制御部11は、ステップS203で抽出した参照文からキーワードを抽出する。キーワード抽出には、形態素解析や構文解析等が用いられ、例えば、図14および図15に示した参照文からは、「Java(登録商標)Script2.0」、「ECMAScript Harmony」がキーワードとして抽出される。尚、ステップS204のキーワードを抽出する処理は必須ではない。
ステップS205において、サーバ2の制御部11は、ステップS203で抽出した参照書誌情報および参照文、ステップS204で抽出したキーワードに基づいて、検索用メタデータ91を作成し、記憶部12の検索用メタ情報データベース23に登録する。サーバ2の制御部11は、例えば、図11に示すような検索用メタデータ91を作成し、検索用メタ情報データベース23に登録する。
ステップS206において、サーバ2の制御部11は、全抽出パターンの処理が終了したか否か、すなわち、図10に示した抽出パターンデータ81の全ての抽出パターンについて処理を行ったか否かを判定し、未だ全抽出パターンの処理が終了していないと判定した場合、ステップS202に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS206において、サーバ2の制御部11は、全抽出パターンの処理が終了したと判定した場合、ステップS207に進み、全書籍データの処理が終了したか否か、すなわち、図5に示した書籍データ31に含まれる全ての書誌データ41について処理を行ったか否かを判定し、未だ全書籍データの処理が終了していないと判定した場合、ステップS201に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS207において、サーバ2の制御部11は、全書籍データの処理が終了したと判定した場合、検索用メタ情報作成処理を終了し、図12のステップS103に戻る。
図16は、図12のステップS103の検索処理の詳細を説明するフローチャートである。図16の説明に当たり、図11、図17を参照し、具体的なデータに対する処理内容も説明する。図17は、検索条件入力画面100および検索結果表示画面110の一例を示す図である。
ステップS301において、端末3の制御部11は、検索条件入力画面100を表示部16に表示させる。ステップS302において、入力部15は、ユーザからの検索キーワードの入力を受け付ける。ステップS303において、端末3の制御部11は、ステップS302で入力された検索キーワードを、通信制御部14およびネットワーク5を介してサーバ2に送信する。
図17(a)は、S302における検索条件入力画面100を示している。図17(a)に示す検索条件入力画面100には、テキスト全文検索を行うための検索キーワードを入力するキーワード入力用テキストボックス101、参照情報検索を行うための検索キーワードを入力するキーワード入力用テキストボックス102が表示されている。また検索条件入力画面100には、キーワード入力用テキストボックス101、102に入力された検索キーワードを用いて検索を実行する場合に選択(押下)される検索ボタン103、および検索処理を終了する場合に選択される終了ボタン104も表示されている。
図17(a)の例では、キーワード入力用テキストボックス102に、検索キーワードとして「ECMAScript」が入力されている。ユーザが、入力部15を介して検索ボタン103を選択すると、端末3の制御部11は、検索キーワード「ECMAScript」を、ネットワーク5を介してサーバ2に送信する。
図16の説明に戻る。ステップS304において、サーバ2の制御部11は、端末3から送信されてきた検索キーワードを受信し、受信した検索キーワードに基づいて、記憶部12の書籍情報データベース21を検索する。例えば、図8に示す本文データ61を含む書籍データ31が検索される。そして検索結果である書籍データ31は、RAMに記憶しておく。
ステップS305において、サーバ2の制御部11は、記憶部12の検索用メタ情報データベース23の検索用メタデータ91から、受信した検索用キーワードに対する参照文、参照先情報を取得する。例えば、図11に示す検索用メタデータ91から、「2008年8月・・・発足した」が参照文として取得されるとともに、「書籍B」が参照先情報として取得される。そして取得された参照文、参照先情報は、RAMに記憶しておく。
ステップS306において、サーバ2の制御部11は、通信制御部14およびネットワーク5を介して、RAMに記憶されている検索結果、参照文、参照先情報を端末3に送信する。
ステップS307において、端末3の制御部11は、ネットワーク5を介してサーバ2から送信されてきた検索結果、参照文、参照先情報に基づいて、検索結果表示画面110を表示部16に表示させる。
図17(b)は、ステップS307における検索結果表示画面110を示している。図17(b)に示す検索結果表示画面110の例では、検索メニュー111が「参照情報検索」、検索キーワード112が「ECMAScript」、検索結果が「最新Java(登録商標)script応用」、参照書籍が「かんたんJava(登録商標)script」、参照文115が「2008年8月・・・発足した」であることが示されている。また検索結果表示画面110には、再検索を実行する場合に選択(押下)される再検索ボタン116、および検索処理を終了する場合に選択される終了ボタン117も表示されている。
ステップS308において、端末3の制御部11は、ユーザが入力部15を用いて検索終了を入力したか、すなわち、ユーザが検索条件入力画面100の終了ボタン104または検索結果表示画面110の終了ボタン117を選択したか否かを判定し、未だ検索終了ではないと判定した場合、ステップS309に進む。
ステップS309において、端末3の入力部15は、ユーザからの検索キーワードの変更を受け付ける。その後、端末3の制御部11は、ステップS303に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。そして、ステップS308において、端末3の制御部11は、ユーザが入力部15を用いて検索終了を入力したと判定した場合、処理を終了する。
以上のように、参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文の抽出パターンを予め記憶しておき、その抽出パターンに従って、参照書誌情報および参照文を抽出し、抽出されたそれらの情報を、参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として関連付けることによって、キーワードに対する検索用メタ情報を検索し、検索した検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示することができる。これにより、書籍の参照書誌を精度良く検索することができる。
[変形例]
次に、図18および図19を参照しながら、本発明の実施の形態の変形例について説明する。図18は、図12に示すステップS101の抽出パターン登録処理の変形例を説明するフローチャートである。上述した抽出パターン登録処理では、ユーザが入力部15を用いて図10に示すような抽出パターンデータ81を登録するようにしたが、変形例における抽出パターン登録処理では、一部をコンピュータ(サーバ2)が登録する。
変形例における抽出パターン登録処理では、文献リストデータ71がない書籍31に対して、ユーザが事前に文献リストデータを作成しておき、文献リストデータの参照文献に含まれる文字パターンを抽出し、抽出パターン情報を自動作成するものである。
ステップS401において、サーバ2の制御部11は、書籍情報データベース21から書籍データ31を1件読み込む。サーバ2の制御部11は、例えば、図5に示すような書籍データ31を読み込む。読み込まれた書籍データ31は、図6に示す書誌データ41、図7に示す目次データ51、および図8に示す本文データ61を含み、図9に示す文献リストデータ71は含まない。
ステップS402において、サーバ2の制御部11は、ユーザが事前に作成した文献リストデータの参照文献を1つ選択する。
図19は、ユーザが事前に作成した文献リストデータ121の一例を示す図である。図19に示すように、文献リストデータ121は、No122および書誌情報123を含む。
No122は、書誌情報123の項を示す番号である。書誌情報123は、著名、題号、出版社、出版年月を含むデータである。図19に示す文献リストデータの例では、No122が「1」、書誌情報が「“人名C”、・・・2010年8月」のデータ、No122が「2」、書誌情報123が「“○○”、・・・2010年9月」のデータ、およびNo122が「3」、書誌情報が「“人名D”、・・・2010年10月」のデータが示されている。
図18の説明に戻る。ステップS403において、サーバ2の制御部11は、ステップS402で選択した参照文献の書誌情報(例えば、No122が「1」の「“人名C”、・・・2010年8月」の書誌情報123)を、書籍データ31の本文データ61から検索し、書誌情報を装飾している文字パターンを抽出する。これにより、例えば、書誌情報を装飾している「二重かぎかっこ」の文字パターンが抽出される。
ステップS404において、サーバ2の制御部11は、ステップS403で抽出した文字パターンを抽出パターン情報データベース22に登録する。これにより、図10に示した抽出パターンデータ81のNo82が「1」の抽出パターンに対して、文字パターン84を機械学習することができる。
ステップS405において、サーバ2の制御部11は、全参照文献の処理が終了したか否か、すなわち、図19に示した文献リストデータ121の全ての参照文献について処理を行ったか否かを判定し、未だ全参照文献の処理が終了していないと判定した場合、ステップS402に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS405において、サーバ2の制御部11は、全参照文献の処理が終了したと判定した場合、ステップS406に進み、全書籍データの処理が終了したか否か、すなわち、図5に示した書籍データ31に含まれる全ての書誌データ41について処理を行ったか否かを判定し、未だ全書籍データの処理が終了していないと判定した場合、ステップS401に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS406において、サーバ2の制御部11は、全書籍データの処理が終了したと判定した場合、抽出パターン登録処理を終了し、図12のステップS102に戻る。
以上の変形例の処理によって、抽出パターン情報データベース22の抽出パターンデータ81に対して、文字パターン84を機械学習することができる。
[発明の実施の形態における効果]
1.以上、本発明の実施の形態における書籍情報検索システム1によれば、参照先(書籍B)での参照箇所の本文テキストや目次項目が、参照元(書籍A)の書籍の内容を適切に説明していることから、参照先での本文テキストや目次項目を参照元の検索用メタデータとして利用することで、書籍の参照書誌を精度良く検索することが可能となる。
2.ユーザが予め抽出パターンデータ81を登録しておくことで、その抽出パターンに従って効率良く参照書誌情報を抽出することができ、抽出された参照書誌情報に基づいて検索用メタデータを作成することができる。
3.ユーザが予め作成した文献リストデータ121から文字パターンを抽出することにより、抽出パターンデータの登録処理を機械学習することもできる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像出力受付端末等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………書籍情報検索システム
2………サーバ
3………端末
5………ネットワーク
21………書籍情報データベース
22………抽出パターン情報データベース
23………検索用メタ情報データベース
31………書籍データ
41………書誌データ
51………目次データ
61………本文データ
71………文献リストデータ

Claims (9)

  1. 参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶手段と、
    前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶手段と、
    入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索手段と、
    を備えることを特徴とする書籍情報検索装置。
  2. 前記検索用メタ情報記憶手段は、更に、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出した書籍の書誌情報を参照先情報として記憶し、
    前記検索手段は、前記参照先情報および前記参照文を、前記検索結果とともに提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の書籍情報検索装置。
  3. 前記抽出手段は、前記参照文のキーワードである参照キーワードを抽出し、
    前記検索用メタ情報記憶手段は、更に、前記参照キーワードを記憶し、
    前記検索手段は、前記検索キーワードと少なくとも部分一致する前記参照キーワードに対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の書籍情報検索装置。
  4. 前記抽出手段は、特定の文字パターンによって囲まれた文字列を前記参照書誌情報として抽出するとともに、前記文字列の直前の一文を前記参照文として抽出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の書籍情報検索装置。
  5. 前記抽出手段は、特定の文字列を、書籍を特定する文献特定情報として抽出し、前記文献特定情報に基づいて参照書誌情報を特定するとともに、前記特定の文字列の直前の一文を前記参照文として抽出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の書籍情報検索装置。
  6. 前記参照書誌情報の一覧を文献リストとして記憶する文献リスト記憶手段と、
    前記文献リストに含まれる前記参照書誌情報を装飾している文字パターンを抽出し、抽出した前記文字パターンを前記抽出パターンとして登録する抽出パターン登録手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の書籍情報検索装置。
  7. サーバと端末とがネットワークを介して接続される書籍情報検索システムであって、
    前記サーバは、
    参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶手段と、
    前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶手段と、
    入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索手段と、
    を備え、
    前記端末は、
    前記書籍データの検索条件を入力するための検索条件入力画面を表示し、前記検索条件入力画面に入力される前記入力キーワードを前記サーバに送信するキーワード入力手段と、
    前記サーバから提示される前記追加キーワードを受信し、前記検索結果表示画面に表示するキーワード表示手段と、
    を備えることを特徴とする書籍情報検索システム。
  8. 参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶ステップと、
    前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶ステップと、
    入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索ステップと、
    を含むことを特徴とする書籍情報検索方法。
  9. コンピュータに、
    参照している書籍の書誌情報である参照書誌情報および参照文を抽出するパターンである抽出パターンを記憶する抽出パターン記憶ステップと、
    前記抽出パターンに従って、前記参照書誌情報および前記参照文を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップで抽出された前記参照書誌情報および前記参照文を、前記参照書誌情報が示す書籍の検索用メタ情報として記憶する検索用メタ情報記憶ステップと、
    入力される検索キーワードによって前記検索用メタ情報記憶手段を検索し、前記検索キーワードを含む前記検索用メタ情報に対応付けられている書籍の書誌情報を検索結果として提示する検索ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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