JP2012207678A - 回転伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸と転がり軸受との回転接触を無くし、回転軸の回転ロスを無くす。
【解決手段】一対の転がり軸受を介して第1回転部51および第2回転部54を互いに同軸回りに回転可能に軸承し、一対の転がり軸受間で周方向に空間が漸減するくさび空間を円周方向に複数形成し、各くさび空間に係合子62を介挿し、これらの係合子62を保持するクラッチ用保持器61を第1回転部51および第2回転部54間に設け、第1回転部51およびクラッチ用保持器61間で回転伝達できるようクラッチ用保持器61の内周に受け面61bを形成するとともに、第1回転部51の外周に受け面61bに円周方向に係合する係合面51cを形成した回転伝達装置において、受け面61bに対し係合面51cが回転方向に傾くときに、クラッチ用保持器61を一対の転がり軸受の一方から遠下げる方向に押し戻す傾斜面23、24を、受け面61bに形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、2つの回転部間で回転を伝達するようにした回転伝達装置に関する。
従来の回転伝達装置を交流発電器(オルタネータ)に取付けた例として、図9および図10(特許文献1)に示したものがある。
この回転伝達装置100は、交流発電機110の発電軸111に取付けられた回転軸101と、回転軸101の外周側に配置されたころ軸受130および玉軸受140と、ころ軸受130および玉軸受140を介して回転軸101に回転可能に軸支されたプーリ部150と、回転軸101およびプーリ部150間に配置された一方向クラッチ160とからなっている。
前記一方向クラッチ160は、回転軸101と一体回転する円筒状の保持器120と、保持器120の各ポケット121に回転可能に保持される円筒状の係合子122と、回転軸101とプーリ部150間に形成され円周方向に空間が漸減するくさび空間123と、くさび空間123に喰い込む方向に係合子122を押圧するバネ124とからなっている。回転軸101の外周には、断面六角形の係合面102が形成され、保持器120の内周には、断面六角形の受け面125が形成され、回転軸101および保持器120間で回転伝達できるようになっている。
回転軸101の外周には、玉軸受140の玉141が転動する内輪側軌道面103が形成され、内輪側軌道面103の径が係合面102の最小径に比べて大きいので、内輪側軌道面103および係合面102間にテーパ104が形成されている。このテーパ104によって、保持器120の玉軸受140側への軸方向移動が阻止されるので、一方向クラッチ160の保持器120が玉軸受140の玉141あるいは保持器142に接触することがない。
特開2010−19317号公報
また、回転軸101の外周には、ころ軸受130のころ131が転動する内輪側軌道面105が形成されている。内輪側軌道面105の径が係合面102の最小径と同径であるので、一方向クラッチ160の保持器120がころ軸受130側へ移動して、保持器120がころ軸受130の保持器132に接触する恐れがある。プーリ部150の回転が停止し、回転軸101が惰性回転する空転時は、ころ軸受130の保持器132が、一方向クラッチ160の保持器120と異なる回転速度で回転し、前記接触が起こると、回転軸101が回転ロスし、交流発電器が発電ロスする。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、一方向クラッチ160の保持器120がころ軸受130の保持器132に回転接触する恐れがない回転伝達装置を提供する。
請求項1に記載の発明は、一対の転がり軸受を介して第1回転部および第2回転部を互いに同軸回りに回転可能に軸承し、軸方向においては一対の転がり軸受間で、径方向においては前記第1回転部および前記第2回転部間で周方向に空間が漸減するくさび空間を円周方向に複数形成し、各くさび空間に係合子を介挿し、これらの係合子を保持するクラッチ用保持器を前記第1回転部および前記第2回転部間に設け、前記係合子を前記くさび空間に喰い込む方向に押付ける弾性体を設け、前記第1回転部および前記クラッチ用保持器間で回転伝達できるよう前記クラッチ用保持器の内周に受け面を形成するとともに、前記第1回転部の外周に前記受け面に円周方向に係合する係合面を形成した回転伝達装置において、前記受け面に対し前記係合面が回転方向に傾くときに、前記クラッチ用保持器を前記一対の転がり軸受の一方から遠下げる方向に押し戻す傾斜面を、前記受け面に形成したものである。
この構成によれば、第1の回転部の回転を減速させるような力が発生すると、傾斜面に係合面が係合してクラッチ用保持器は、一対の転がり軸受の一方から遠下げる方向に押し戻される。この結果、クラッチ用保持器が一対の転がり軸受の一方に回転接触しなくなり、回転軸の回転ロスが無くなり、発電ロスを減らすことが出来る。
請求項2に記載の発明は、前記受け面および前記係合面をそれぞれ断面多角形状に形成した。
この構成によれば、受け面および係合面の加工が容易になり、回転伝達力が円周方向の数箇所で分散されるので、摩耗を少なくできる。
本発明によれば、第1の回転部の回転を減速させるような力が発生すると、傾斜面に係合面が係合してクラッチ用保持器は、一対の転がり軸受の一方から遠下げる方向に押し戻される。この結果、クラッチ用保持器が一対の転がり軸受の一方に回転接触しなくなり、回転軸の回転ロスが無くなり、発電ロスを減らすことが出来る。
本発明の実施形態における一方向クラッチ付きプーリ装置の縦断面図である。 本発明の実施形態における図1のB−B線断面図である。 本発明の実施形態における図2の要部拡大断面図である。 本発明の実施形態における図2のC−C線拡大断面図である。 本発明の実施形態における玉軸受側の受け面の形状を表す拡大誇張矢視図である。 本発明の実施形態におけるころ軸受側の受け面の形状を表す拡大誇張矢視図である。 本発明の実施形態における図3相当の作動状態図である。 本発明の実施形態における図4相当の作動状態図である。 従来の一方向クラッチ付きプーリ装置の縦断面図である。 図9のA−A線断面図である。
本発明の一実施形態について、図1乃至図8を参酌しつつ説明する。図1は一方向クラッチ付きプーリ装置の縦断面図であり、図2は図1のB−B線断面図であり、図3は図2の要部拡大断面図であり、図4は図2のC−C線拡大断面図であり、図5は玉軸受側の受け面の形状を表す拡大誇張矢視図であり、図6はころ軸受側の受け面の形状を表す拡大誇張矢視図であり、図7は図3相当の作動状態図であり、図8は図4相当の作動状態図である。
図1および図2に示すように、一方向クラッチ付きプーリ装置50は、交流発電機の発電軸13の一端に取付けられている。前記一方向クラッチ付きプーリ装置50は、前記発電軸13にネジ結合された回転軸51、この回転軸51の外周に配置されたころ軸受52と玉軸受53、ころ軸受52と玉軸受53を介して前記回転軸51に回転可能に軸承されるプーリ部54、軸方向において前記ころ軸受52と前記玉軸受53間でしかも半径方向において前記回転軸51と前記プーリ部54間で介挿された一方向クラッチ60からなっている。
前記回転軸51の内周には、軸方向中間にネジ部51aが形成され、一端に六角穴51bが形成されている。前記六角穴51bには、前記回転軸51を回すために六角レンチ等の図略の工具が挿入されるようになっている。前記発電軸13の一端外周にはネジ部13aが形成され、このネジ部13aに前記回転軸51のネジ部51aが螺合している。
前記一方向クラッチ60は、円周方向に等間隔に複数のポケット61aを有する保持器61と、各ポケット61aに周方向に移動可能に案内される円筒状の円筒ころ62と、前記ポケット61aと前記円筒ころ62間に配置され前記円筒ころ62を周方向の一方向に付勢するコイルバネ63とからなっている。前記プーリ部54は、前記一方向クラッチ60の外輪を兼ねており、前記プーリ部54の内周には、前記円筒ころ62が転動するクラッチ用外輪側軌道面54aが形成されている。このクラッチ用外輪側軌道面54aは、断面円形に形成されている。前記回転軸51は、前記一方向クラッチ60の内輪を兼ねており、前記回転軸51の外周には、前記一方向クラッチ60に対応する軸方向位置において、前記円筒ころ62が転動するクラッチ用内輪側軌道面51cが形成されている。クラッチ用内輪側軌道面51cは、断面8角形状に形成されている。前記クラッチ用外輪側軌道面54aと前記クラッチ用内輪側軌道面51cとで周方向に半径方向の空間が漸減するくさび空間70が形成される。
前記保持器61は、外周が断面円形に形成され、内周が断面8角形状に形成されている。前記保持器61は前記回転軸51のクラッチ用内輪側軌道面51cに回転伝達可能に嵌合され、また前記保持器61は前記プーリ部54に円周方向に相対移動可能に遊嵌されている。
前記くさび空間70は、図2の円筒ころ62の位置から時計方向に向かって、半径方向の空間が漸減する。また、前記くさび空間70は、図2の円筒ころ62の位置から反時計方向に向かって、半径方向の空間が増加し、途中から漸減する。
前記プーリ部54が、図2の時計方向に回転すると、前記円筒ころ62は前記回転軸51に対し時計方向、即ちくさび空間70の半径方向の空間が漸減する方向へ移動し、前記円筒ころ62がくさび空間70へ喰い込んで、前記プーリ部54の時計方向の回転が前記円筒ころ62を介して前記回転軸51に伝達されるようになっている。前記プーリ部54の回転停止状態で、前記回転軸51が図2の時計方向に回転すると、前記円筒ころ62はコイルバネ63に打ち勝って前記回転軸51に対して反時計方向、即ちくさび空間70の半径方向の空間が漸増する方向へ移動し、前記回転軸51の回転は前記プーリ部54に伝達されないようになっている。
図1に示すように、前記ころ軸受52は、ころ52a、保持器52bを有する。前記プーリ部54の内周には、前記ころ軸受52に対応する軸方向位置において、前記ころ52aが転動するころ軸受用外輪側軌道面54bが形成されている。前記回転軸51の外周には、前記ころ軸受52に対応する軸方向位置において、前記ころ52aが転動するころ軸受用内輪側軌道面51dが形成されている。
前記玉軸受53は、玉53a、保持器53bを有する。前記プーリ部54の内周には、前記玉軸受53に対応する軸方向位置において、前記玉53aが転動する玉軸受用外輪側軌道面54cが形成されている。前記回転軸51の外周には、前記玉軸受53に対応する軸方向位置において、前記玉53aが転動する玉軸受用内輪側軌道面51eが形成されている。
図1に示すように、前記回転軸51と前記プーリ部54間には、前記交流発電機と反対側の前側で第1のシール部71と第2のシール部72が設けられ、前記交流発電機と同側の後側で第3のシール部73が設けられている。前記第1のシール部71は内周側が前記回転軸51の外周に嵌合固定され、外周側が前記プーリ部54に摺接している。前記第2のシール部72は外周側が前記プーリ部54の内周に嵌合固定され、内周側が前記回転軸51に摺接している。前記第3のシール部73は外周側が前記プーリ部54の内周に嵌合固定され、内周側が前記回転軸51に摺接している。軸方向の前記第2のシール部72と前記第3のシール部73間で、半径方向の前記プーリ部54と前記回転軸51間でグリースが充填されている。前記プーリ部54の外周には断面V字形状のV溝54dが軸方向に等間隔に多数形成され、前記V溝54dにベルト90が係合している。
前記ころ軸受52、前記玉軸受53、前記一方向クラッチ60は、グリースが塗布された状態で、一方向クラッチ付きプーリ装置50に組み付けられる。特に前記クラッチ用外輪側軌道面54a、前記クラッチ用内輪側軌道面51c、前記ころ軸受用外輪側軌道面54b、前記ころ軸受用内輪側軌道面51d、前記玉軸受用外輪側軌道面54c、前記玉軸受用内輪側軌道面51eに入念にグリースが塗布される。このグリースは、膜厚が小さいときは自重で落下せず、膜厚が数ミリ程度の大きさになって始めて自重で落下する程度のちょう度を有し、固体に近い液状のものが使用される。すなわち、ネバイものが使用される。
図1および図4において、回転軸51の外周には、クラッチ用内輪側軌道面51cおよび玉軸受用内輪側軌道面51e間にはテーパ51fが形成され、クラッチ用内輪側軌道面51cおよびテーパ51f間にはころ軸受用内輪側軌道面51dと同径の断面円形の逃がし面51gが形成されている。クラッチ用内輪側軌道面51cおよび逃がし面51gを合わせた軸方向長さは、保持器61の軸方向長さとほぼ等しい。
図1および図2に示すように、保持器61は、玉軸受53側の第1の環状部20と、ころ軸受52側の第2の環状部30と、第1の環状部20および第2の環状部30を繋ぐ柱部40とからなっている。柱部40は円周方向に等間隔に複数設けられ、第1の環状部20、第2の環状部30および柱部40とで、ポケット61aが形成されている。
図3および図4において、保持器61の内周には、基本的には断面8角形状の受け面61bが形成されている。この受け面61bを外径方向に切欠くような形で傾斜面が形成され、この傾斜面の形成が第1の環状部20および第2の環状部30とで異なるので、個別に説明する。
図3ないし図5に示すように、第1の環状部20の受け面61bには、第1の円弧面21と、第1の傾斜面22と、第2の円弧面23と、第2の傾斜面24が形成されている。第1の円弧面21および第1の傾斜面22は、保持器61に対し回転軸51を図2の反時計回りに約3度傾けることができるように設けた面である。第2の円弧面23および第2の傾斜面24は、保持器61がころ軸受52側へずれたときに、クラッチ用内輪側軌道面51cが回転方向に係合し、クラッチ用内輪側軌道面51cを第1の円弧面21および第1の傾斜面22と対応する位置に導くために設けた面である。
図6に示すように、第2の環状部30の受け面61bには、第3の円弧面31と、第3の傾斜面32が形成されている。第3の円弧面31および第3の傾斜面32は、保持器61に対し回転軸51を図2の反時計回りに約3度傾けることができるように設けた面である。第3の円弧面31は、保持器61の軸方向において、第1の円弧面21の延長線上にある面であり、第3の傾斜面32は、保持器61の軸方向において、第2の傾斜面24の延長線上にある面である。
次に上述した構成に基づいて動作を説明する。
自動車のエンジンの回転動力は、図1および図2に示すように、ベルト90、プーリ部54、一方向クラッチ60、回転軸51を介して発電軸13に伝えられる。このとき、一方向クラッチ60の円筒ころ62は、くさび空間70に喰い込んでおり、プーリ部54とともに回転軸51が時計回りに回転する。
エンジンの回転が停止すると、プーリ部54の回転も停止し、回転軸51は発電軸13とともに惰性で時計回りに回転する。このとき、円筒ころ62はコイルバネ63に打ち勝ってくさび空間70の半径方向の空間が漸増する方向へ移動するので、プーリ部54に対する回転軸51の時計回りの回転が許容される。エンジンの回転数が低下し、プーリ部54に比べて、回転軸51が発電軸13とともに惰性で勢い良く回転している場合も同様である。
保持器61は、プーリ部54の回転あるいは停止にも関わらず、回転軸51とともに回転し、回転軸51とともに停止する。保持器61の軸方向の玉軸受53側の移動は、保持器61の受け面61bの最小径が、テーパ51fに接触することにより、阻止される。保持器51の軸方向のころ軸受52側の移動は、保持器61がころ軸受52の保持器52bに接触することにより、阻止される。
交流発電機が作動すると、発電軸13および回転軸51の回転を減速させようとする力がかかり、図3に示す状態から図7に示す状態へ、保持器61に対し回転軸51が反時計回りに回転する。このとき、図8に示すように、保持器61が軸方向のころ軸受52側へずれ、クラッチ用内輪側軌道面51cの玉軸受53側の一端が、第2の円弧面23に対応していたときは、クラッチ用内輪側軌道面51cの玉軸受53側の一端が、第2の円弧面23および第2の傾斜面24に接触し、図8に示す状態から図4に示す状態へ、保持器61を軸方向の玉軸受53側へ移動させる。保持器61が軸方向の玉軸受53側へ移動した後は、図7に示すように、クラッチ用内輪側軌道面51cは、第1の傾斜面22に接触する。このように、発電するたびに、保持器61が軸方向の玉軸受53側へ移動するので、保持器61がころ軸受52に接触しなくなり、接触による発電ロスを減らすことができる。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
23:第2の円弧面(傾斜面)、24:第2の傾斜面(傾斜面)、51:回転軸(第1回転部)、51c:クラッチ用内輪側軌道面(係合面)、54:プーリ部(第2回転部)、60:一方向クラッチ、61:保持器(クラッチ用保持器)、61b:受け面、62:円筒ころ(係合子)、63:コイルバネ(弾性体)、70:くさび空間

Claims (2)

  1. 一対の転がり軸受を介して第1回転部および第2回転部を互いに同軸回りに回転可能に軸承し、軸方向においては一対の転がり軸受間で、径方向においては前記第1回転部および前記第2回転部間で周方向に空間が漸減するくさび空間を円周方向に複数形成し、各くさび空間に係合子を介挿し、これらの係合子を保持するクラッチ用保持器を前記第1回転部および前記第2回転部間に設け、前記係合子を前記くさび空間に喰い込む方向に押付ける弾性体を設け、前記第1回転部および前記クラッチ用保持器間で回転伝達できるよう前記クラッチ用保持器の内周に受け面を形成するとともに、前記第1回転部の外周に前記受け面に円周方向に係合する係合面を形成した回転伝達装置において、
    前記受け面に対し前記係合面が回転方向に傾くときに、前記クラッチ用保持器を前記一対の転がり軸受の一方から遠下げる方向に押し戻す傾斜面を、前記受け面に形成したことを特徴とする回転伝達装置。
  2. 前記受け面および前記係合面をそれぞれ断面多角形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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