JP2012203275A - 車載用音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内で異なる音源を再生する際に、別の座席からの音にマスキングされずに、明瞭にオーディオ信号を聴くこと。
【解決手段】音源の振幅周波数特性を制御するイコライザ103、104と、イコライザのゲインを変更するイコライザ制御器105、106と、前席と後席のように異なる音源を再生する座席で、どちらの席の再生を優先させるかを指定する優先席指定信号に応じて、前席と後席で再生する音源のうち一方を他方の音をマスキングするマスカーとし、もう一方を他方の音にマスキングされるマスキーとする切り替え器101と、前記マスキーの補償量を算出する補償量算出器102とを備え、補償量算出器102で算出された補償量を、イコライザ制御器105または106によって、イコライザ103または104のゲイン量として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内の例えば前後座席で別々の音源を再生する際に、マスキングを利用して聴取効果を向上させる車載用音響装置に関する。
従来の同一空間で複数の音源を再生する装置として、他の座席のスピーカから漏れ聞こえる音をマスキングするように走行騒音を出力するマスキング手段を設けたことを特徴とする車載用音響装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、従来の別の同一空間で複数の音源を再生する装置として、前後席それぞれのスピーカの再生音がお互いのスピーカから漏れ聞こえる音をマスキングするように音響特性制御手段を制御することを特徴とする車載用音響装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、従来のマスキング量に応じて音響信号を制御する装置として、周波数帯域毎に騒音によるソース信号のマスキング量を算出し、ソース信号の周波数特性を変更して再生するようにしたことを特徴とする音響再生装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
特許第3719690号公報 特開2008−203716号公報 特許第3069535号公報
しかしながら、従来の車載用音響装置においては、騒音によって他の座席から漏れ聞こえる音をマスキングするようにするため、漏れ聞こえる音が大きいときは出力する騒音も大きくなり、聴感上不自然になってしまうという問題がある。
また、別の従来の車載用音響装置においては、お互いのスピーカから漏れ聞こえる音をマスキングするように制御するため、お互いに同じ帯域の音を聞いている場合には制御できるが、マスキングする帯域の音が再生されていなければ制御できないという問題がある。また、漏れ聞こえる音をマスキングするように制御するため、漏れ聞こえる音が大きいときは、マスキングする再生音も大きくなり、聴感上不自然になってしまうという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、同一空間で複数の音源を再生しても、聴感上自然な制御ができる車載用音響装置を提供することを目的とする。
本発明の車載用音響装置は、車室内の同一空間内において異なる複数の音源を再生する再生装置において、再生を優先させる音源に対応する座席を優先席として指定する優先席指定信号に応じて、優先席で再生する音源を、他の音源をマスキングするマスカーとし、前記他の音源を、前記優先席で再生する音源にマスキングされるマスキーとする切り替え器と、前記マスカーの信号レベルと前記マスキーの信号レベルに基づいて前記マスキーの補償量を算出する補償量算出器と、前記複数の音源の振幅周波数特性を制御するイコライザと、前記補償量算出器によって算出された補償量分、前記イコライザのゲインを変更するイコライザ制御器と、を備えた構成を採る。
本発明は、優先席指定信号によりマスカーとマスキーとを切り替える切り替え器を設けることにより、優先席で再生される音を、別の座席からの音にマスキングされずに、明瞭にオーディオ信号を聴くことができるものである。
また本発明は、オーディオ信号がマスキングされないように補償する制御を、切り替え器によってマスカーとマスキーとを切り替えるだけで、簡単に切り替えることができるものである。
本発明の実施の形態1における車載用音響装置のブロック図 本発明の実施の形態2における車載用音響装置のブロック図 本発明の実施の形態3における車載用音響装置のブロック図 マスキング量特性図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、優先席とは、再生を優先させる音源に対応する座席のことである。例えば、前席と後席との切り替えであれば、運転手が、ラジオなどから、交通情報や緊急情報を集中して聴取する場合などは前席が優先席になり、アミューズメント系(DVDやゲームなど)の音声を自由に楽しむ場合などは後席が優先席となる。また、心理音響学上、ある音が他の音(妨害音)によって聴こえにくくなる現象はマスキング現象と呼ばれ、その妨害音のことをマスカー、妨害音によってマスクされる音をマスキーという。以下の説明では、簡単のために、音としてのマスカーおよび音として再生された場合にマスカーとなる音源または信号もマスカーとし、音としてのマスキーおよび音として再生された場合にマスキーとなる音源または信号もマスキーとする。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の車載用音響装置を図1に示す。図1において、車載用音響装置100は、フロント用音源入力端子107でフロント用オーディオ信号Aを出力する図示していないCDプレーヤなどの信号発生装置に接続され、また、リア用音源入力端子108でリア用オーディオ信号Bを出力する図示していないCDプレーヤなどの信号発生装置に接続されている。車載用音響装置100はまた、オーディオ信号を車110内に再生する車110内に設置されたフロントスピーカ111およびリアスピーカ112に接続されている。車載用音響装置100はさらに、選択された優先席を示す優先席指定信号を出力するコントローラ109に接続されている。コントローラ109は、リモコンや、車載用音響装置100に取り付けられたつまみやボタンや、車載用音響装置100の画面をタッチするようなもので、車110の前席と後席でどちらを優先席とするかを選択できるものである。車載用音響装置100は、コントローラ109からの優先席指定信号により、フロント用オーディオ信号Aとリア用オーディオ信号Bを、一方をマスキングするマスカー信号と一方にマスキングされるマスキー信号とに切り替える切り替え器101と、マスカー信号とマスキー信号に応じてマスキー信号を補償する量を算出する補償量算出器102と、オーディオ信号Aの振幅周波数特性を変えるイコライザ103と、オーディオ信号Bの振幅周波数特性を変えるイコライザ104と、イコライザ103の特性を変えるイコライザ制御器105と、イコライザ104の特性を変えるイコライザ制御器106とから構成されている。
以上のように構成された車載用音響装置について、図1を用いてその動作を説明する。
オーディオ信号Aはイコライザ103によって振幅周波数特性が変えられ、オーディオ信号Bはイコライザ104によって振幅周波数特性が変えられ、図示していないD/A変換器によってディジタル信号からアナログ信号に変換され、図示していないアンプによって増幅され、それぞれフロントスピーカ111およびリアスピーカ112によって再生される。フロントスピーカ111は車110の前座席に座っている搭乗者向けに、またリアスピーカ112は後座席に座っている搭乗者向けに、オーディオ信号を再生するものである。切り替え器101は、コントローラ109からの優先席指定信号によって、オーディオ信号Aとオーディオ信号Bを、マスカーとマスキーに切り替える。例えば、コントローラ109によって前席が優先席であると指定された場合、優先席である前席で再生されるオーディオ信号Aが後席で再生されるオーディオ信号Bによってマスキングされないように制御するために、オーディオ信号Aをマスキーとし、オーディオ信号Bをマスカーとするように切り替える。優先席が後席であると指定された場合は、オーディオ信号Aをマスカーと、オーディオ信号Bをマスキーとするように切り替える。補償量算出器102は、切り替え器101によって切り替えられたマスカー信号とマスキー信号を周波数分析し、マスカー信号がマスキー信号によってマスキングされないようにするために必要なマスキー信号の補償量を算出する。補償量算出器102は、優先席が前席の場合は前席に再生するオーディオ信号A用イコライザ103を制御するイコライザ制御器105に、優先席が後席の場合は後席に再生するオーディオ信号B用イコライザ104を制御するイコライザ制御器106に、算出した補償量を通知する。イコライザ制御器105またはイコライザ制御器106は、補償量算出器102によって算出された補償量だけ、イコライザ103またはイコライザ104の特性を変更する。
ここで、補償量算出器102の補償量算出例を説明する。
マスキーがマスカーの存在によって聴こえにくくなっている場合、マスカーがないときのマスキーの音の大きさと等しい音の大きさで聴こえさせるのに必要な補償量(マスキング量)は、マスカーとマスキーの信号レベルの差と相関が高いことが知られている。マスカーの信号レベルをN[dB]、マスキーの信号レベルをS[dB]とすると、マスキング量M[dB]は、
M = a(S−N)+b(S−N)+c
で近似することができる。ただし、a、b、cは定数である。図4は、マスキーの信号レベル(S)が70dBのときの、マスカーの信号レベル(N)に対するマスキング量(M)のグラフを示したものである。図4において、例えばN=70dBのときには、マスキング量Mは約7.3dBである。このことから、S=70dB、N=70dBのときは、マスキー(S)のレベルを7.3dB大きくすれば、マスカー(N)が存在しないときと同じ音の大きさで、マスキーの信号を聴くことができる。このように、補償量算出器102は、イコライザ103、104で設定された周波数バンドごとマスキング量を算出し、それをマスキーの補償量とする。
このような本発明の実施の形態1の車載用音響装置によれば、優先席指定信号によってマスカーとマスキーとを切り替える切り替え器と、マスカーとマスキーの信号レベルに応じてマスキーの補償量を算出する補償量算出器と、マスキーの振幅周波数特性を変更するイコライザと、前記補償量算出器で算出された補償量を前記イコライザのゲインとして設定するイコライザ制御器を設けることにより、優先席指定信号によって指定された座席において再生されるオーディオ信号が、他の座席からのオーディオ信号にマスキングされることなく明瞭に聴取することができる。また、前記切り替え器によってマスカーとマスキーを切り替えるだけで、前席や後席などのどの座席で再生されるオーディオ信号を制御すれば良いかを、簡単に切り替えることができる。
なお、補償量算出器の補償量算出方法として、マスカーがないときと同じ音の大きさに聴こえるのに必要なマスキーの補償量としたが、明瞭性が確保できるのに必要な補償量としても良い。例えば上記マスキング量の算出式において、マスキング量Mを一定値(たとえば3dB)とし、入力されたマスカーの信号レベルNに応じたマスキーの信号レベルSを算出し、そのSと入力されたマスキーの信号レベルとの差を補償量とする。または、算出されたマスキング量(M)より小さな値、例えば4dB小さな値(M−4)を補償量とする。この場合には、補償量がマイナス、つまりゲインを下げることもあり得る。イコライザに設定するゲイン量を明瞭性が確保できるのに必要な補償量とすることで、優先席において明瞭に聴こえるように再生した上で他の座席へ漏れる音を最小限に抑える効果を有する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の車載用音響装置を図2に示す。図2において、200は車載用音響装置であり、フロント用音源入力端子207からフロント用オーディオ信号Aを、リア用音源入力端子208からリア用オーディオ信号Bを、優先席指定信号入力端子209から優先席指定信号を、それぞれ入力する。車載用音響装置200はまた、フロント用音源出力端子210およびリア用音源出力端子211から、それぞれ制御後のフロント用オーディオ信号Aおよびリア用オーディオ信号Bを出力する。車載用音響装置200は、切り替え器201、補償量算出器202、乗算器203、204、乗算器制御器205、206とで構成されている。車載用音響装置200は、図1におけるイコライザ103、104を、乗算器203、204に、イコライザ制御器105、106を、乗算器制御器205、206に変えたものである。
以上のように構成された車載用音響装置について、図2を用いてその動作を説明する。
図2において、車載用音響装置200以外の動作は、図1と同様である。また、車載用音響装置200において、乗算器203、204、および乗算器制御器205、206以外の動作は、図1の車載用音響装置100と同様である。ただし、補償量算出器202は、マスカー信号とマスキー信号の周波数分析は行わずに、全帯域でのレベル分析を行う。その分析結果から、実施の形態1と同様にマスキー信号の補償量を算出する。補償量算出器202は、優先席が前席の場合は前席に再生するオーディオ信号A用乗算器203を制御する乗算器制御器205に、優先席が後席の場合は後席に再生するオーディオ信号B用乗算器204を制御する乗算器制御器206に、算出した補償量を通知する。乗算器制御器205または乗算器制御器206は、補償量算出器202によって算出された補償量だけ、乗算器203または乗算器204の係数を変更する。乗算器203は乗算器制御器205によって変更された係数分、乗算器204は乗算器制御器206によって変更された係数分、オーディオ信号Aまたはオーディオ信号Bのレベルを変更する。
このような本発明の実施の形態2の車載用音響装置によれば、優先席指定信号によってマスカーとマスキーとを切り替える切り替え器と、マスカーとマスキーの信号レベルに応じてマスキーの補償量を算出する補償量算出器と、マスキーのレベルを変更する乗算器と、前記補償量算出器で算出された補償量を前記乗算器の係数として設定する乗算器制御器を設けることにより、優先席指定信号によって指定された座席において再生されるオーディオ信号が、他の座席からのオーディオ信号にマスキングされることなく明瞭に聴取することができる。また、前記切り替え器によってマスカーとマスキーを切り替えるだけで、前席や後席などのどの座席で再生されるオーディオ信号を制御すれば良いかを、簡単に切り替えることができる。また、オーディオ信号の制御を乗算器とすることで、複数の周波数バンドごとの制御はできないが、簡易的な制御として、制御や補償量算出などの演算量を削減できるという効果を有する。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の車載用音響装置を図3に示す。図3において、300は車載用音響装置であり、フロント用音源入力端子307からフロント用オーディオ信号Aを、リア用音源入力端子308からリア用オーディオ信号Bを、優先席指定信号入力端子309から優先席指定信号を、それぞれ入力する。313はマイクロホンであり、車室内に設置されており、マイクロホン313による検出信号を車載用音響装置300に入力する。車載用音響装置300はまた、フロント用音源出力端子310およびリア用音源出力端子311から、それぞれ制御後のフロント用オーディオ信号Aおよびリア用オーディオ信号Bを出力する。車載用音響装置300は、切り替え器301、補償量算出器302、イコライザ303、304、イコライザ制御器305、306、騒音分析器312とで構成されている。
以上のように構成された車載用音響装置について、図3を用いてその動作を説明する。
図3において、補償量算出器302、騒音分析器312、マイクロホン313以外の動作は、図1と同様である。マイクロホン313は、車室内の騒音を検出し、騒音分析器312に入力する。騒音分析器312は、マイクロホン313で検出された車室内騒音を周波数分析し、補償量算出器302に入力する。補償量算出器302は、まず、マスカー入力あるいはマスキー入力として入力されたオーディオ信号Aおよびオーディオ信号Bを周波数分析してマスキー(S)とし、車室内騒音をマスカー(N)として、マスキーの補償量を算出する。補償量算出器302は、さらに、算出された車室内騒音によるマスキング量を、オーディオ信号Aおよびオーディオ信号Bの周波数分析結果に加えた後、オーディオ信号Aまたはオーディオ信号Bの一方をマスカー(S)、もう一方をマスキー(N)として、マスキーの補償量を算出する。補償量算出器302は、算出された騒音によるマスキング量と、一方のオーディオ信号によるマスキング量を、イコライザ303、イコライザ304のゲイン量とするように、イコライザ制御器305、306に通知する。
このような本発明の実施の形態3の車載用音響装置によれば、優先席指定信号によってマスカーとマスキーとを切り替える切り替え器と、車室内騒音を分析する騒音分析器と、マスカーとマスキーの信号レベルおよび前記騒音分析器によって分析された車室内騒音レベルに応じてマスキーの補償量を算出する補償量算出器と、マスキーの振幅周波数特性を変更するイコライザと、前記補償量算出器で算出された補償量を前記イコライザのゲインとして設定するイコライザ制御器を設けることにより、優先席指定信号によって指定された座席において再生されるオーディオ信号が、他の座席からのオーディオ信号にマスキングされることなく、さらに車室内騒音によってもマスキングされることなく明瞭に聴取することができる。また、前記切り替え器によってマスカーとマスキーを切り替えるだけで、前席や後席などのどの座席で再生されるオーディオ信号を制御すれば良いかを、簡単に切り替えることができる。
なお、騒音に対する制御は、優先席指定信号で指定された優先席で再生されるオーディオ信号に対してだけ行っても良いし、すべてのオーディオ信号に対して行っても良い。優先席で再生されるオーディオ信号にだけ騒音に対する制御を行うときは、優先席で再生されるオーディオ信号をより明瞭に聴こえさせることができるという効果を有する。また、すべてのオーディオ信号に対する制御を行うときは、優先席指定信号に関わらず、オーディオ信号を騒音にマスキングされずに明瞭に聴こえさせることができるという効果を有する。
以上のように、本発明にかかる車載用音響装置は、優先席で再生される音を、別の座席からの音にマスキングされずに、明瞭にオーディオ信号を聴くことができるという効果を有し、車室内の例えば前後座席で別々の音源を再生する際に、マスキングを利用して聴取効果を向上させる車載用音響装置等として有用である。
100、200、300 車載用音響装置
101、201、301 切り替え器
102、202、302 補償量算出器
103、104、303、304 イコライザ
105、106、305、306 イコライザ制御器
107、207、307 フロント用音源入力端子
108、208、308 リア用音源入力端子
109 コントローラ
110 車
111 フロントスピーカ
112 リアスピーカ
203、204 乗算器
205、206 乗算器制御器
209、309 優先席指定信号入力端子
210、310 フロント用音源出力端子
211、311 リア用音源出力端子
312 騒音分析器
313 マイクロホン

Claims (5)

  1. 車室内の同一空間内において異なる複数の音源を再生する再生装置において、
    再生を優先させる音源に対応する座席を優先席として指定する優先席指定信号に応じて、優先席で再生する音源を、他の音源をマスキングするマスカーとし、前記他の音源を、前記優先席で再生する音源にマスキングされるマスキーとする切り替え器と、
    前記マスカーの信号レベルと前記マスキーの信号レベルに基づいて前記マスキーの補償量を算出する補償量算出器と、
    前記複数の音源の振幅周波数特性を制御するイコライザと、
    前記補償量算出器によって算出された補償量分、前記イコライザのゲインを変更するイコライザ制御器と、
    を備えたことを特徴とする車載用音響再生装置。
  2. 前記補償量算出器は、マスキング量を補償量とすることを特徴とする請求項1記載の車載用音響再生装置。
  3. 前記補償量算出器は、マスキング量一定として算出されるマスキーのレベルを補償量とすることを特徴とする請求項1記載の車載用音響再生装置。
  4. 前記補償量算出器は、車室内騒音によるオーディオ信号のマスキング量を加えて補償量を算出することを特徴とする請求項1ないし3記載の車載用音響再生装置。
  5. イコライザに変えて乗算器、イコライザ制御器に変えて乗算器制御器とし、音源の全体レベルを制御することを特徴とする請求項1ないし4記載の車載用音響再生装置。

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