JP2012202258A - 冷却装置、燃焼器およびガスタービン - Google Patents

冷却装置、燃焼器およびガスタービン Download PDF

Info

Publication number
JP2012202258A
JP2012202258A JP2011065793A JP2011065793A JP2012202258A JP 2012202258 A JP2012202258 A JP 2012202258A JP 2011065793 A JP2011065793 A JP 2011065793A JP 2011065793 A JP2011065793 A JP 2011065793A JP 2012202258 A JP2012202258 A JP 2012202258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
flow path
cylindrical flow
cooling device
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011065793A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Mizuta
桂司 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2011065793A priority Critical patent/JP2012202258A/ja
Publication of JP2012202258A publication Critical patent/JP2012202258A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】温度監視を要せず、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却すること。
【解決手段】高温流体が軸S方向に流通する尾筒133の外周壁の外周を覆い、尾筒133の外周壁への冷却空気の流通を開閉するカバー部材2を備え、尾筒133を流通する燃焼ガスの高温時による尾筒133自身の軸S方向の熱膨張に伴いカバー部材2との位置変化によって尾筒133側への冷却空気の流通を開放する一方、尾筒133を流通する燃焼ガスの低温時による尾筒133自身の軸S方向の収縮に伴いカバー部材2との位置変化によって尾筒133側への冷却空気の流通を閉塞する。
【選択図】図4

Description

本発明は、高温流体が流通する筒状流路を冷却する冷却装置、当該冷却装置を適用する燃焼器およびガスタービンに関するものである。
例えば、ガスタービン燃焼器において、燃焼筒が高温になるとオーバーヒートとなって燃焼筒自身が破損するおそれがあったり、燃焼筒の径方向膨張によって下流のタービン翼においてガス流路のリーク隙間が大きくなり動力損失が発生したりするおそれがある。そこで、従来、例えば、特許文献1に記載のガスタービン燃焼器では、燃焼筒外壁面の外周を覆うように筒状のカバー部材を備えており、燃焼筒外壁面とカバー部材との間に、冷却空気を通す環状通路が形成されている。かかるガスタービン燃焼器は、環状通路に冷却空気を流通させることで燃焼筒の冷却を行っている。
特開2007−132640号公報
ところで、例えば、ガスタービン燃焼器では、燃焼ガスによって燃焼筒がある所定の温度となったときにガス流路の隙間が最適となって動力損失が抑制される設計がなされている。しかし、常に燃焼筒の冷却を行うような構造の場合、始動時から燃焼筒を冷却することになるため、動力損失を抑制するための上記所定温度となるまでに時間がかかるおそれがある。また、バルブおよびアクチュエータを設けて機械的および電気的に冷却空気を制御することが考えられるが、制御のために温度を監視する必要があり、製造コストが嵩むことになる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、温度監視を要せず、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することのできる冷却装置、燃焼器およびガスタービンを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の冷却装置は、高温流体が軸方向に流通する筒状流路の外周壁の外周を覆い、前記筒状流路の外周壁への冷却空気の流通を開閉するカバー部材を備え、前記筒状流路を流通する高温流体の高温時による前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記筒状流路側への前記冷却空気の流通を開放する一方、前記筒状流路を流通する高温流体の低温時による前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記筒状流路側への前記冷却空気の流通を閉塞することを特徴とする。
この冷却装置によれば、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することができる。しかも、この冷却装置は、筒状流路自身の膨張/収縮によって作動するため、複雑な温度制御を必要とせず、製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷却装置は、前記筒状流路の外周壁と前記カバー部材との間に形成された冷却通路に冷却空気を供給する供給口を有し、前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴って前記供給口を開放する一方、前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴って前記供給口を閉塞することを特徴とする。
この冷却装置によれば、カバー部材との位置変化によって冷却空気の流通を開放または閉塞する構成を具体的に実施でき、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することができ、筒状流路自身の膨張/収縮による簡素な構成によって、製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷却装置は、前記冷却通路内であって前記カバー部材の内壁面に、断熱部材を設けることを特徴とする。
この冷却装置によれば、筒状流路が熱膨張する際の熱が、カバー部材に伝達する事態を抑制するため、カバー部材が筒状流路とともに熱膨張することがなく、供給口の開閉作動を適宜行わせることができる。しかも、筒状流路とカバー部材との熱膨張差を考慮しなくてもよいことから、筒状流路とカバー部材とを同一材料で構成することができ、製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷却装置は、前記冷却通路内であって前記筒状流路の外周壁に、前記筒状流路内外を連通する連通孔を設けることを特徴とする。
この冷却装置によれば、冷却通路内に供給され、筒状流路の外壁面とカバー部材との間を通過する冷却空気は、連通孔から筒状流路内に入り、筒状流路の内壁面に沿って高温流体の流通方向に流通するエアカーテンとなって筒状流路の壁をより冷却する。このため、筒状流路の冷却効率を向上することができる。
また、本発明の冷却装置は、前記筒状流路の外周壁に、前記筒状流路内外を連通する連通孔が設けられているとともに、前記カバー部材に、前記連通孔を開閉するシャッタ機構が設けられ、前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記シャッタ機構が前記連通孔を開放する一方、前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記シャッタ機構が前記連通孔を閉塞することを特徴とする。
この冷却装置によれば、カバー部材との位置変化によって冷却空気の流通を開放または閉塞する構成を具体的に実施でき、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することができ、筒状流路自身の膨張/収縮による簡素な構成によって、製造コストを低減することができる。
また、本発明の冷却装置は、前記カバー部材における前記シャッタ機構を除く部分と前記筒状流路の外壁面との間に断熱部材を設けることを特徴とする。
この冷却装置によれば、筒状流路が熱膨張する際の熱が、カバー部材に伝達する事態を抑制するため、カバー部材が筒状流路とともに熱膨張することがなく、シャッタ機構の開閉作動を適宜行わせることができる。しかも、筒状流路とカバー部材との熱膨張差を考慮しなくてもよいことから、筒状流路とカバー部材とを同一材料で構成することができ、製造コストを低減することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の燃焼器は、上記いずれか1つに記載の冷却装置を、燃焼筒に設け、前記燃焼筒を冷却することを特徴とする。
この燃焼器によれば、温度監視を要せず、高温流体(燃焼ガス)が流通する燃焼筒を必要なときに冷却することができ、燃焼筒が高温になる事態を防いで、オーバーヒートを防止することができる。
上述の目的を達成するために、本発明のガスタービンは、上記燃焼器を備えることを特徴とする。
このガスタービンによれば、温度監視を要せず、高温流体(燃焼ガス)が流通する燃焼筒を必要なときに冷却することが可能になり、燃焼筒内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達することから、静翼と動翼との間であるガス流路のリーク量の低下が早くなり、動力損失を低減することができる。
本発明によれば、温度監視を要せず、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るガスタービンの概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る燃焼器の側面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る冷却装置の概略構成図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る冷却装置の動作を示す概略構成図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る冷却装置の温度の時間変化を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る冷却装置のガス流路リーク量(動力損失)を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る冷却装置の概略構成図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る冷却装置の動作を示す概略構成図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施の形態に係るガスタービンの概略構成図である。ガスタービンは、図1に示すように、圧縮機111と燃焼器112とタービン113と排気室114により構成され、タービン113に図示しない発電機が連結されている。圧縮機111は、空気を取り込む空気取入口115を有し、圧縮機車室116内に複数の静翼117と動翼118が交互に配設されている。燃焼器112は、圧縮機111で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給し、バーナで点火することで燃焼可能となっている。タービン113は、タービン車室120内に複数の静翼121と動翼122が交互に配設されている。排気室114は、タービン113に連続する排気ディフューザ123を有している。また、圧縮機111、燃焼器112、タービン113、排気室114の中心部を貫通するようにロータ124が位置しており、圧縮機111側の端部が軸受部125により回転自在に支持される一方、排気室114側の端部が軸受部126により回転自在に支持されている。そして、このロータ124に複数のディスクプレートが固定され、各動翼118,122が連結されるとともに、排気室114側の端部に図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
従って、圧縮機111の空気取入口115から取り込まれた空気が、複数の静翼121と動翼122を通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となり、燃焼器112にて、この圧縮空気に対して所定の燃料が供給されることで燃焼する。そして、この燃焼器112で生成された作動流体である高温・高圧の燃焼ガスが、タービン113を構成する複数の静翼121と動翼122を通過することでロータ124を駆動回転し、このロータ124に連結された発電機を駆動する一方、排気ガスは排気室114の排気ディフューザ123で静圧に変換されてから大気に放出される。
図2は、本実施の形態に係る燃焼器の側面図である。燃焼器112は、車室ハウジング130および外筒131の内部に内筒132が支持され、内筒132の先端部に燃焼筒としての尾筒133が連結されている。
外筒131は、車室ハウジング130に締結されている。内筒132は、外筒131内で当該外筒131と間隔おいて設けられ、その内部の中心部であって燃焼器軸S(図3、図4、図7および図8参照)の延在方向である軸方向に沿ってパイロットノズル135が配設されている。また、内筒132は、その内部の内周面に周方向に沿ってパイロットノズル135を取り囲むように複数のメインノズル136が燃焼器軸Sと平行に配設されている。尾筒133は、基端が円筒状に形成されて内筒132の先端に連結され、先端側に向けて断面積が小さくなりつつ湾曲して変形し、先端がほぼ矩形状に形成されてタービン113の1段目の静翼121に向けて開口しており、ガセット137を介して車室ハウジング130に締結されている。この尾筒133は、内側が燃焼室として構成されている。なお、車室ハウジング130は、その内側が車室138として形成されて、尾筒133は車室138に設けられている。
このような燃焼器112は、圧縮機111からの高温・高圧の圧縮空気が車室138を経て、尾筒133および内筒132の外側を、尾筒133側から内筒132側に流通し、内筒132の基端側から内筒132の内部に流れこむ。この圧縮空気は、パイロットノズル135およびメインノズル136に誘導される。そして、圧縮空気は、メインノズル136から噴射された燃料と混合され、予混合気となって尾筒133内に流れ込む。また、圧縮空気は、パイロットノズル135から噴射された燃料と混合され、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって尾筒133内に噴出する。このとき、燃焼ガスの一部が尾筒133内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出することで、各メインノズル136から尾筒133内に流れ込んだ予混合気に着火されて燃焼する。すなわち、パイロットノズル135から噴射したパイロット燃料による拡散火炎により、メインノズル136からの希薄予混合燃料の安定燃焼を行うための保炎を行うことができる。また、メインノズル136によって燃料を予混合することで燃料濃度を均一化することで低NOx化を図ることができる。そして、燃焼ガスは、尾筒133を通じてタービン113に供給される。
[実施の形態1]
図3は、実施の形態1に係る冷却装置の概略構成図であり、図4は、冷却装置の動作を示す概略構成図である。
上述したガスタービンの燃焼器112は、燃焼ガスによって尾筒133が高温になる。そこで、本実施の形態の冷却装置1が適用される。冷却装置1は、図3および図4に示すように、高温流体である燃焼ガスが、燃焼器軸Sに沿う方向(軸方向)に流通する筒状流路としての尾筒133の外周壁と間隔をおき、当該尾筒133の外周壁の外周を覆う筒状のカバー部材2を備えている。カバー部材2と、尾筒133の外壁面との間は、冷却通路3が形成されている。
カバー部材2は、燃焼ガスの上流側となる一端が、尾筒133の外壁面から外側に突出して設けられた隔壁4に固定されている。隔壁4は、冷却通路3の内外に通じる貫通孔4aが形成されている。また、カバー部材2は、燃焼ガスの下流側となる他端が、尾筒133の外周壁との間で間隔を有して設けられている。このカバー部材2の他端は、冷却通路3に冷却空気(圧縮空気)を供給する供給口5をなすフランジ5aが外側に突出して設けられている。また、尾筒133の外壁面には、フランジ5aに軸方向で対向して供給口5をなすように、尾筒133の外壁面から外側に突出する隔壁5bが設けられている。また、カバー部材2は、冷却通路3内となる内壁面に、軸方向に沿って筒状の断熱部材6が設けられている。
カバー部材2のさらに外側は、カバー部材2と間隔をおき、当該カバー部材2を覆うように筒状の外カバー部材7が設けられている。外カバー部材7は、燃焼ガスの上流側となる一端に、隔壁4と間隔をおいて対向するフランジ7aが設けられている。また、外カバー部材7は、燃焼ガスの下流側となる他端に、フランジ5aおよび隔壁5bと間隔をおいて対向するフランジ7bが設けられている。
尾筒133は、その外周壁に、冷却通路3内となる位置で尾筒133の内外を連通する連通孔133aが設けられている。
このような、冷却装置1は、図4に示すように、尾筒133を流通する燃焼ガスの高温時では、図3に示す状態から、尾筒133自身が軸方向に熱膨張する。これに伴い隔壁4と隔壁5bとの間の間隔が広がって、隔壁4とともにカバー部材2が軸方向(図中左側)に移動することで、カバー部材2のフランジ5aと、尾筒133に固定の隔壁5bとが離隔し、供給口5が開放される。同時に、尾筒133自身の軸方向への熱膨張に伴い、隔壁4とともにカバー部材2が軸方向(図中左側)に移動することで、カバー部材2のフランジ5aと、外カバー部材7のフランジ7bとの間が閉塞される。このため、車室138内に送られた圧縮機111からの圧縮空気は、供給口5から冷却通路3内に供給され、尾筒133の外壁面とカバー部材2との間を通過し、隔壁4の貫通孔4aから車室138内に戻される。したがって、尾筒133の外壁面に圧縮空気が触れることから、尾筒133が冷却される。また、冷却通路3内に供給され、尾筒133の外壁面とカバー部材2との間を通過する圧縮空気は、尾筒133の連通孔133aから尾筒133内に入り、尾筒133の内壁面に沿って燃焼ガスの流通方向に流通する。この尾筒133の内壁面に沿う圧縮空気は、エアカーテンとなって尾筒133の壁をより冷却する。なお、カバー部材2の内壁面に断熱部材6が設けられていることから、尾筒133が熱膨張する際の熱がカバー部材2に伝達する事態を抑制するので、カバー部材2が熱膨張することがない。
一方、冷却装置1は、図3に示すように、尾筒133を流通する燃焼ガスの低温時では、図4に示す状態から、尾筒133自身が軸方向に収縮する。これに伴い隔壁4と隔壁5bとの間の間隔が狭まって、隔壁4とともにカバー部材2が軸方向(図中右側)に移動することで、カバー部材2のフランジ5aと、尾筒133に固定の隔壁5bとが近接し、供給口5が閉塞される。また、尾筒133自身の軸方向への収縮に伴い、隔壁4とともにカバー部材2が軸方向(図中右側)に移動することで、カバー部材2のフランジ5aと、外カバー部材7のフランジ7bとの間が開放される。このため、車室138内に送られた圧縮機111からの圧縮空気は、供給口5から冷却通路3内に供給されず、カバー部材2のフランジ5aと、外カバー部材7のフランジ7bとの間から、カバー部材2と外カバー部材7との間に供給され、外カバー部材7のフランジ7aと隔壁4との間から車室138内に戻される。したがって、尾筒133の外壁面には、圧縮空気が触れることがなく、尾筒133は冷却されない。
ここで、図5は、本実施の形態に係る冷却装置の温度の時間変化を示す図であり、図6は、本実施の形態に係る冷却装置のガス流路リーク量(動力損失)を示す図である。図5および図6において、実線は、本実施の形態の冷却装置1を適用したガスタービンを示し、破線は、尾筒133の外壁面を覆うようにカバー部材2のみを設けたガスタービンの例を示し、図5において、一点鎖線は冷却装置を適用しないガスタービンの例を示している。すなわち、図5において一点鎖線で示すように、冷却装置を適用しない場合は、尾筒133内の温度が時間とともに上昇する。また、図5において破線で示すように、カバー部材2のみを設けた場合は、常に冷却されるので、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが悪い。これに対し、図5において実線で示すように、冷却装置1を適用した場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達するとともに、適した温度を維持することが可能になる。また、図6に破線で示すように、カバー部材2のみを設けた場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが悪いことから、静翼121と動翼122との間であるガス流路のリーク量の低下が遅く、動力損失が大きい。これに対し、図6において実線で示すように、冷却装置1を適用した場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達することから、静翼121と動翼122との間であるガス流路のリーク量の低下が早く、動力損失が小さい。
このように、本実施の形態の冷却装置1は、高温流体(燃焼ガス)が軸方向に流通する筒状流路(尾筒133)の外周壁の外周を覆い、筒状流路の外周壁への冷却空気(圧縮空気)の流通を開閉するカバー部材2を備え、筒状流路を流通する高温流体の高温時による筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴いカバー部材2との位置変化によって筒状流路側への冷却空気の流通を開放する一方、筒状流路を流通する高温流体の低温時による筒状流路自身の軸方向の収縮に伴いカバー部材2との位置変化によって筒状流路側への冷却空気の流通を閉塞する。
この冷却装置1によれば、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することが可能になる。しかも、この冷却装置1は、筒状流路自身の膨張/収縮によって作動するため、複雑な温度制御を必要とせず、製造コストを低減することが可能である。
本実施の形態の冷却装置1は、筒状流路(尾筒133)の外周壁とカバー部材2との間に形成された冷却通路3に冷却空気を供給する供給口5を有し、筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴って供給口5を開放する一方、筒状流路自身の軸方向の収縮に伴って供給口5を閉塞する。
この冷却装置1によれば、カバー部材2との位置変化によって冷却空気の流通を開放または閉塞する構成を具体的に実施でき、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することが可能になり、筒状流路自身の膨張/収縮による簡素な構成によって、製造コストを低減することが可能になる。
また、本実施の形態の冷却装置1は、冷却通路3内であってカバー部材2の内壁面に、断熱部材6を設ける。
この冷却装置1によれば、筒状流路が熱膨張する際の熱が、カバー部材2に伝達する事態を抑制するため、カバー部材2が筒状流路とともに熱膨張することがなく、供給口5の開閉作動を適宜行わせることが可能になる。しかも、筒状流路とカバー部材2との熱膨張差を考慮しなくてもよいことから、筒状流路とカバー部材2とを同一材料で構成することができ、製造コストを低減することが可能になる。
また、本実施の形態の冷却装置1は、冷却通路3内であって筒状流路(尾筒133)の外周壁に、筒状流路内外を連通する連通孔133aを設ける。
この冷却装置1によれば、冷却通路3内に供給され、筒状流路の外壁面とカバー部材2との間を通過する冷却空気は、連通孔133aから筒状流路内に入り、筒状流路の内壁面に沿って高温流体の流通方向に流通するエアカーテンとなって筒状流路の壁をより冷却する。このため、筒状流路の冷却効率を向上することが可能になる。
なお、上述した実施の形態1において、外カバー部材7や、外カバー部材7に係わるフランジ7a、およびフランジ7bは、冷却空気を通過させる通路をなしており、供給口5の開閉とは逆に開閉する。この構成により、供給口5から冷却通路3への冷却空気の供給または非供給を明確に切り分けて行うことが可能になる。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2に係る冷却装置の概略構成図であり、図8は、冷却装置の動作を示す概略構成図である。
上述したガスタービンの燃焼器112は、燃焼ガスによって尾筒133が高温になる。そこで、本実施の形態の冷却装置11が適用される。冷却装置11は、図7および図8に示すように、高温流体である燃焼ガスが、燃焼器軸Sに沿う方向(軸方向)に流通する筒状流路としての尾筒133の外周壁に沿って、当該尾筒133の外周壁の外周を覆う筒状のカバー部材12を備えている。
カバー部材12は、燃焼ガスの上流側となる一端が自由端となり、燃焼ガスの下流側となる他端が、尾筒133の外壁面から外側に突出して設けられた隔壁14aに固定されている。また、カバー部材12は、軸方向における一端側の約半分の領域において、尾筒133の外壁面側とその反対側とを連通する連通孔12aが設けられている。また、カバー部材12の軸方向における他端側の約半分の領域において、カバー部材2と尾筒133の外壁面との間には、軸方向に沿って筒状の断熱部材16が設けられている。
カバー部材12は、その外側において、一端から連続して他端側に折り返して延在された折返部12bが設けられ、全体として他端側に開放する袋状に形成されている。この折返部12bは、上記連通孔12aが設けられた部分と対向する部分に連通孔12cが設けられている。
また、カバー部材12の折返部12bの外側には、折返部12bの外周壁に沿って、当該折返部12bの外周壁の外周を覆う筒状の外カバー部材17が設けられている。この外カバー部材17は、燃焼ガスの上流側となる一端が、カバー部材12の一端よりも上流側において、尾筒133の外壁面から外側に突出して設けられた隔壁14bに固定されている。また、外カバー部材17は、燃焼ガスの下流側となる他端が、カバー部材12の折返部12bの他端と連結されている。この外カバー部材17は、軸方向における一端側の約半分の領域であって、カバー部材12の折返部12bの連通孔12cが設けられた部分と対面する壁に、折返部12bの内外を連通する連通孔17aが設けられている。また、外カバー部材17は、軸方向における他端側の約半分の領域において、軸方向に伸縮可能な伸縮部17bが設けられている。伸縮部17bは、例えば、蛇腹状に形成されている。また、外カバー部材17は、連通孔17aが設けられた領域において、その外側に、当該外カバー部材17の外周を覆う筒状の最外カバー部17cが設けられている。最外カバー部17cは、外カバー部材17の連通孔17aが設けられた領域を、隔壁14bとの間で覆うように設けられ、その一部が車室138に開放して構成されている。また、外カバー部材17は、燃焼ガスの下流側となる他端に、隔壁14aと間隔をおいて対向するフランジ17dが設けられている。そして、隔壁14aとフランジ17dとは、尾筒133の周方向において、相互の先端の間の一部が被覆部材18で覆われており、他の一部が被覆部材18で覆われることなく車室138に開放して構成されている。
尾筒133は、カバー部材12の連通孔12aが設けられた部分に対面する外周壁に、尾筒133の内外を連通する連通孔133aが設けられている。
このような、冷却装置11は、図8に示すように、尾筒133を流通する燃焼ガスの高温時では、図7に示す状態から、尾筒133自身が軸方向に熱膨張する。これに伴い隔壁4と隔壁5bとの間の間隔が広がって、尾筒133に固定の隔壁14aとともにカバー部材12が軸方向(図中右側)に移動する。また、隔壁14bとともに外カバー部材17が軸方向(図中左側)に移動しようとすることで伸縮部17bが伸びる。これにより、尾筒133の連通孔133aと、カバー部材12の連通孔12aとが互いに連通し、同時にカバー部材12における折返部12bの連通孔12cと、外カバー部材17の連通孔17aとが孔のない部分で互いに閉塞し合う。このため、車室138内に送られた圧縮機111からの圧縮空気は、カバー部材12の袋状部分内に供給され、カバー部材12の連通孔12aから尾筒133の連通孔133aを通過して、尾筒133内に入り、尾筒133の内壁面に沿って燃焼ガスの流通方向に流通する。この尾筒133の内壁面に沿う圧縮空気は、エアカーテンとなって尾筒133の壁を冷却する。なお、カバー部材12と尾筒133との間に断熱部材16が設けられていることから、尾筒133が熱膨張する際の熱がカバー部材12に伝達する事態を抑制するので、カバー部材12が熱膨張することがない。
一方、冷却装置11は、図7に示すように、尾筒133を流通する燃焼ガスの低温時では、図8に示す状態から、尾筒133自身が軸方向に収縮する。これに伴い隔壁4と隔壁5bとの間の間隔が狭まって、尾筒133に固定の隔壁14aとともにカバー部材12が軸方向(図中左側)に移動する。また、隔壁14bとともに外カバー部材17が軸方向(図中右側)に移動しようとすることで伸縮部17bが縮む。これにより、尾筒133の連通孔133aと、カバー部材12の連通孔12aとが孔のない部分で互いに閉塞し合い、同時にカバー部材12における折返部12bの連通孔12cと、外カバー部材17の連通孔17aとが互いに連通する。このため、車室138内に送られた圧縮機111からの圧縮空気は、カバー部材12の袋状部分内に供給され、カバー部材12における折返部12bの連通孔12cから外カバー部材17の連通孔17aを通過して、車室138内に戻される。したがって、尾筒133の壁には、圧縮空気が送られることがなく、尾筒133は冷却されない。
このように、カバー部材12の連通孔12aは、尾筒133の連通孔133aに連通する一方、孔のない部分で連通孔133aを閉塞するシャッタ機構をなす。また、カバー部材12における折返部12bの連通孔12cは、外カバー部材17の連通孔17aを孔のない部分で閉塞する一方、連通孔17aに連通するシャッタ機構をなす。
ここで、図5は、本実施の形態に係る冷却装置11の温度の時間変化を示す図であり、図6は、本実施の形態に係る冷却装置のガス流路リーク量(動力損失)を示す図である。図5および図6において、実線は、本実施の形態の冷却装置11を適用したガスタービンを示し、破線は、尾筒133の外壁面を覆うように実施の形態1のカバー部材2のみを設けたガスタービンの例を示し、図5において、一点鎖線は冷却装置を適用しないガスタービンの例を示している。すなわち、図5において一点鎖線で示すように、冷却装置を適用しない場合は、尾筒133内の温度が時間とともに上昇する。また、図5において破線で示すように、実施の形態1のカバー部材2のみを設けた場合は、常に冷却されるので、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが悪い。これに対し、図5において実線で示すように、冷却装置11を適用した場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達するとともに、適した温度を維持することが可能になる。また、図6に破線で示すように、実施の形態1のカバー部材2のみを設けた場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが悪いことから、静翼121と動翼122との間であるガス流路のリーク量の低下が遅く、動力損失が大きい。これに対し、図6において実線で示すように、冷却装置11を適用した場合は、尾筒133内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達することから、静翼121と動翼122との間であるガス流路のリーク量の低下が早く、動力損失が小さい。
このように、本実施の形態の冷却装置11は、高温流体(燃焼ガス)が軸方向に流通する筒状流路(尾筒133)の外周壁の外周を覆い、筒状流路の外周壁への冷却空気(圧縮空気)の流通を開閉するカバー部材12を備え、筒状流路を流通する高温流体の高温時による筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴いカバー部材12との位置変化によって筒状流路側への冷却空気の流通を開放する一方、筒状流路を流通する高温流体の低温時による筒状流路自身の軸方向の収縮に伴いカバー部材12との位置変化によって筒状流路側への冷却空気の流通を閉塞する。
この冷却装置11によれば、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することが可能になる。しかも、この冷却装置11は、筒状流路自身の膨張/収縮によって作動するため、複雑な温度制御を必要とせず、製造コストを低減することが可能である。
また、本実施の形態の冷却装置11は、筒状流路(尾筒133)の外周壁に、筒状流路内外を連通する連通孔133aが設けられているとともに、カバー部材12に、連通孔133aを開閉するシャッタ機構が設けられ、筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴いカバー部材12との位置変化によってシャッタ機構が連通孔133aを開放する一方、筒状流路自身の軸方向の収縮に伴いカバー部材12との位置変化によってシャッタ機構が連通孔133aを閉塞する。
この冷却装置11によれば、カバー部材12との位置変化によって冷却空気の流通を開放または閉塞する構成を具体的に実施でき、高温流体の低温時は、筒状流路に冷却空気を接触させずに冷却を行わず、高温流体の高温時に、筒状流路に冷却空気を接触させて冷却を行うため、高温流体が流通する筒状流路を必要なときに冷却することが可能になり、筒状流路自身の膨張/収縮による簡素な構成によって、製造コストを低減することが可能になる。
また、本実施の形態の冷却装置11は、カバー部材12におけるシャッタ機構を除く部分と筒状流路(尾筒133)の外壁面との間に断熱部材16を設ける。
この冷却装置11によれば、筒状流路が熱膨張する際の熱が、カバー部材12に伝達する事態を抑制するため、カバー部材12が筒状流路とともに熱膨張することがなく、シャッタ機構の開閉作動を適宜行わせることが可能になる。しかも、筒状流路とカバー部材12との熱膨張差を考慮しなくてもよいことから、筒状流路とカバー部材12とを同一材料で構成することができ、製造コストを低減することが可能になる。
なお、上述した実施の形態2において、カバー部材12の折返部12bおよび連通孔12cや、これに係わる外カバー部材17の構成は、冷却空気を通過させる通路をなしており、尾筒133の連通孔133aの開閉とは逆に開閉する。この構成により、連通孔133aへの冷却空気の供給または非供給を明確に切り分けて行うことが可能になる。
そして、上述した実施の形態1,2の冷却装置1,11を燃焼筒(尾筒133)に設け、燃焼筒を冷却する燃焼器112によれば、温度監視を要せず、高温流体(燃焼ガス)が流通する燃焼筒を必要なときに冷却することが可能になり、燃焼筒が高温になる事態を防いで、オーバーヒートを防止することが可能である。
また、この燃焼器112を備えるガスタービンによれば、温度監視を要せず、高温流体(燃焼ガス)が流通する燃焼筒を必要なときに冷却することが可能になり、燃焼筒内の温度上昇の立ち上がりが良く短い時間で適した温度に到達することから、静翼121と動翼122との間であるガス流路のリーク量の低下が早くなり、動力損失を低減することが可能になる。
1 冷却装置
2 カバー部材
3 冷却通路
4 隔壁
4a 貫通孔
5 供給口
5a フランジ
5b 隔壁
6 断熱部材
7 外カバー部材
7a フランジ
7b フランジ
8 被覆部材
11 冷却装置
12 カバー部材
12a 連通孔
12b 折返部
12c 連通孔
14a 隔壁
14b 隔壁
16 断熱部材
17 外カバー部材
17a 連通孔
17b 伸縮部
17c 最外カバー部
17d フランジ
18 被覆部材
112 燃焼器
133 尾筒(筒状流路:燃焼筒)
133a 連通孔
S 燃焼器軸

Claims (8)

  1. 高温流体が軸方向に流通する筒状流路の外周壁の外周を覆い、前記筒状流路の外周壁への冷却空気の流通を開閉するカバー部材を備え、
    前記筒状流路を流通する高温流体の高温時による前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記筒状流路側への前記冷却空気の流通を開放する一方、前記筒状流路を流通する高温流体の低温時による前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記筒状流路側への前記冷却空気の流通を閉塞することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記筒状流路の外周壁と前記カバー部材との間に形成された冷却通路に冷却空気を供給する供給口を有し、前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴って前記供給口を開放する一方、前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴って前記供給口を閉塞することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記冷却通路内であって前記カバー部材の内壁面に、断熱部材を設けることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記冷却通路内であって前記筒状流路の外周壁に、前記筒状流路内外を連通する連通孔を設けることを特徴とする請求項2または3に記載の冷却装置。
  5. 前記筒状流路の外周壁に、前記筒状流路内外を連通する連通孔が設けられているとともに、前記カバー部材に、前記連通孔を開閉するシャッタ機構が設けられ、前記筒状流路自身の軸方向の熱膨張に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記シャッタ機構が前記連通孔を開放する一方、前記筒状流路自身の軸方向の収縮に伴い前記カバー部材との位置変化によって前記シャッタ機構が前記連通孔を閉塞することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  6. 前記カバー部材における前記シャッタ機構を除く部分と前記筒状流路の外壁面との間に断熱部材を設けることを特徴とする請求項5に記載の冷却装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の冷却装置を、燃焼筒に設け、前記燃焼筒を冷却することを特徴とする燃焼器。
  8. 請求項7に記載の燃焼器を備えることを特徴とするガスタービン。
JP2011065793A 2011-03-24 2011-03-24 冷却装置、燃焼器およびガスタービン Pending JP2012202258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011065793A JP2012202258A (ja) 2011-03-24 2011-03-24 冷却装置、燃焼器およびガスタービン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011065793A JP2012202258A (ja) 2011-03-24 2011-03-24 冷却装置、燃焼器およびガスタービン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012202258A true JP2012202258A (ja) 2012-10-22

Family

ID=47183526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011065793A Pending JP2012202258A (ja) 2011-03-24 2011-03-24 冷却装置、燃焼器およびガスタービン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012202258A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020045748A1 (ko) * 2018-08-30 2020-03-05 한화파워시스템 주식회사 내부에 단열부재가 적용된 케이싱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114255U (ja) * 1980-12-27 1982-07-15
US5064343A (en) * 1989-08-24 1991-11-12 Mills Stephen J Gas turbine engine with turbine tip clearance control device and method of operation
US20100218509A1 (en) * 2007-09-24 2010-09-02 Glynn Milner Combustion chamber

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114255U (ja) * 1980-12-27 1982-07-15
US5064343A (en) * 1989-08-24 1991-11-12 Mills Stephen J Gas turbine engine with turbine tip clearance control device and method of operation
US20100218509A1 (en) * 2007-09-24 2010-09-02 Glynn Milner Combustion chamber

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020045748A1 (ko) * 2018-08-30 2020-03-05 한화파워시스템 주식회사 내부에 단열부재가 적용된 케이싱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6669424B2 (ja) 移行ノズルを冷却する方法及びシステム
JP6177187B2 (ja) ガスタービン燃焼器、ガスタービン、制御装置及び制御方法
JP5611450B2 (ja) ノズル及びガスタービン燃焼器、ガスタービン
JP6176723B2 (ja) 燃焼器キャップアセンブリ
JP5675218B2 (ja) インピンジメント冷却式トランジションピース後部フレーム
JP2016518544A (ja) ガスタービンエンジン用のノズル噴射を備えたタービンエンジンシャットダウン温度制御システム
JP2014181902A (ja) 燃焼器に燃料を供給するためのシステム
JP2008261605A (ja) ガスタービン燃焼器
JP2014181701A (ja) ガスタービン燃焼器の燃焼モジュールのための流れスリーブ組立体
WO2016056579A1 (ja) 燃焼器及びガスタービンエンジン
EP2754860B1 (en) Turbomachine and corresponding method of operating
JP2014181899A (ja) 燃焼器燃料噴射器への圧縮作動流体の流量を制御するシステム
JP2012057611A (ja) 燃焼器キャップを冷却するための装置及び方法
JP6012407B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン
JP2013194734A (ja) ガスタービンを流れる高温ガスを循環させるシステム及び方法
JP2014092286A5 (ja)
EP2989297A1 (en) Turbine engine shutdown temperature control system
JP2004524508A (ja) ガスタービンとその運転方法
JP2011237167A (ja) ガスターボ機械用の流体冷却噴射ノズル組立体
JP2011141111A (ja) ターボ機械ノズル
JP2012202258A (ja) 冷却装置、燃焼器およびガスタービン
JP5606346B2 (ja) ガスタービン燃焼器
KR20190048053A (ko) 연소기 및 이를 포함하는 가스 터빈
JP2009168397A (ja) パイロットノズル、ガスタービン燃焼器およびガスタービン
JP5910008B2 (ja) 燃焼器ライナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150303