JP2012199629A - 光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、共通電気バッファ223を経由しない増幅機能を共通電気バッファ223の前段に設けることにより、共通電気バッファ223のバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファ223にて生じる待ち行列遅延を削減することを目的とする。
【解決手段】本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファ103を経由しない増幅機能を有する判定器102〜102を共通電気バッファ103の前段に設け、共通電気バッファ103の利用状況等に応じて、共通電気バッファ103経由と判定器102〜102経由の2通りに信号を分散させたことである。
【選択図】図1

Description

本発明は光伝送装置の構成に関する。
将来の光アクセス網においては、将来の高速広帯域化の実現に加え、多様化する幅広いサービスに応じた伝送帯域や品質を有する回線を効率よく提供することが重要である。現在のネットワークの構成は、光アクセス回線を複数束ね集線し、それを高速なメトロネットワーク網の回線に乗せかえ、メトロネットワーク網の回線を更に束ねて集線し高速な中継網の回線に乗せかえることが可能な階層構造となっている。本階層構造とすることにより、1ユーザあたりに提供される光アクセス回線の伝送帯域が一律であることや利用されるサービスから、実際に使用される伝送帯域を推定し、トラフィックの効率的な収容が実現されてきた。しかし本収容設計では、利用される伝送帯域が推測可能であること、すなわち利用される伝送帯域の変動が小さいことが前提となる。そのため、このままの設計では、より複雑かつ幅広いトラフィック変動が予想される将来の多様なサービスを収容するのは難しいものと考えられる。
図10に、従来のネットワーク構成例を示す。本ネットワークは、光伝送装置20〜20と、波長合分波器21と、光伝送装置22と、光伝送装置23で構成される。光伝送装置20〜20は、それぞれ、波長λ〜λの光信号を送信する。波長合分波器21は、波長λ〜λの光信号を合波する。光伝送装置22は、波長λ〜λの光信号を伝送する。光伝送装置22は、波長λ〜λの光信号を分波する波長合分波器221と、波長合分波器221からの各波長の光信号を受信する光受信器222〜222と、光受信器222〜222で共通して利用する共通電気バッファ223と、共通電気バッファ223からの電気信号を読み出して光信号を送信する光送信器224から構成される。
ここで、例えば共通電気バッファ223から電気信号を読み出す方法としては、非特許文献1にあるような信号を到着した順に読み出すFIFO(first−in first−out)方式などが挙げられる。FIFO方式では、光受信器222〜222から共通電気バッファ223に先着した信号から順に読み出される。そのため、他の光受信器の信号が先に到着し、読み出し処理が行われている場合には、共通電気バッファ223で読み出し処理が行われるまで待つことになる。その結果、各光受信器222〜222からの信号が増大すると共通電気バッファ223での待ち時間が長くなる。すなわち待ち行列遅延が大きくなる。また、共通電気バッファ223から信号が溢れるのを防ぐために、共通電気バッファ223を大きく設計しておく必要が生じる。
一方で、各光受信器222〜222からの信号が多いことを想定し、共通電気バッファ223を大きく設計しておくと、トラフィック変動により各光受信器222〜222からの信号が減少すると、共通電気バッファ223の利用効率が悪くなってしまう。とりわけ将来の複雑かつ幅広いトラフィック変動下においては、本問題は顕著となる。
高橋敬隆、山本尚生、吉野秀明、戸田彰、"わかりやすい待ち行列システム"、電子情報通信学会、2003年
本発明は以上のような背景で行われたもので、共通電気バッファ223を経由しない光信号再生機能を共通電気バッファ223の前段に設けることにより、共通電気バッファ223のバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファ223にて生じる待ち行列遅延を削減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファを経由しない光信号再生機能を共通電気バッファの前段に設け、共通電気バッファの利用状況等に応じて、共通電気バッファ経由と光信号再生機能経由の2通りに信号を分散させたことである。
具体的には、本願発明の光伝送装置は、N個の波長λ〜λ(ただし、Nは整数。)を有する光信号を波長ごとに分波する分波器と、前記分波器の分波した光信号が入力され、入力された光信号を出力するか又は入力された光信号を受信して電気信号を出力するN台の判定器と、前記N台の判定器の出力する電気信号を一時的に保存する共通電気バッファと、前記N個の波長とは異なる波長の光を前記共通電気バッファからの電気信号で変調した光信号を送信する光送信器と、前記N台の判定器からの各波長の光信号及び前記光送信器からの光信号を波長ごとに合波する合波器と、を備える光伝送装置であって、前記各判定器は、前記分波器からの光信号を2分岐する光スプリッタと、前記光スプリッタからの一方の光信号を受信する光受信器と、前記光受信器からの電気信号を蓄える個別電気バッファと、前記光受信器からの電気信号を前記共通電気バッファへ送るか否かを判定し、判定結果に応じた制御を行う判定制御回路と、前記光スプリッタからの他方の光信号を透過する光遅延線と、前記光遅延線からの光信号を増幅する光増幅器と、を有し、前記判定制御回路は、前記共通電気バッファの負荷を監視し、負荷がかかる所定の条件の場合には前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、負荷がかからない前記所定の条件以外の場合には前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力する。
本願発明の光伝送装置は、分波器と、N台の判定器と、共通電気バッファと、光送信器と、合波器と、を備える。そして、共通電気バッファの前段に設けられた各判定器は、光スプリッタと、光受信器と、個別電気バッファと、判定制御回路と、光遅延線と、光増幅器と、を備えるため、判定制御回路の判定結果に応じて共通電気バッファ経由と光信号再生機能経由の2通りに信号を分散させることができる。
ここで、各判定器は、共通電気バッファに負荷がかかる場合には光信号再生機能経由で光信号を出力し、共通電気バッファに負荷がかからない場合には共通電気バッファに電気信号を出力するため、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。したがって、本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファを経由しない光信号再生機能を共通電気バッファの前段に設けることにより、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記共通電気バッファのバッファ使用量を監視し、前記バッファ使用量が予め定められたバッファ量閾値以上の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値未満の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力してもよい。
本願発明の各判定器は、バッファ使用量が閾値以上の場合には光信号再生機能経由で光信号を出力し、バッファ使用量が閾値未満の場合には共通電気バッファに電気信号を出力する。このため、本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値以上の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄してもよい。
一定時間の間は、判定制御回路は、共通電気バッファのバッファ使用量がバッファ量閾値以上であるか否かの判定を休止することができる。このため、本願発明の光伝送装置は、判定処理の簡易化を図ることができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記光受信器の受信した信号のヘッダ情報を読み取り、前記ヘッダ情報をもとに低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かを判定し、低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力してもよい。
本願発明の各判定器は、低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には光信号再生機能経由で光信号を出力し、低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の場合には共通電気バッファに電気信号を出力する。このため、本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄してもよい。
一定時間の間は、判定制御回路は、低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かの判定を休止することができる。このため、本願発明の光伝送装置は、判定処理の簡易化を図ることができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記共通電気バッファのバッファ量を監視するとともに、前記光受信器の受信した信号のヘッダ情報を読み取り、ヘッダ情報をもとに低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かを判定し、前記バッファ使用量が予め定められたバッファ量閾値以上の場合、もしくは低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値未満でかつ低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力してもよい。
本願発明の各判定器は、バッファ使用量が量閾値以上であるか低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には光信号再生機能経由で光信号を出力し、バッファ使用量が量閾値未満であるか低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の場合には共通電気バッファに電気信号を出力する。このため、本願発明の光伝送装置は、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
本願発明の光伝送装置では、前記判定制御回路は、前記共通電気バッファのバッファ使用量が前記バッファ量閾値以上の場合、又は前記光信号が低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄してもよい。
一定時間の間は、判定制御回路は、共通電気バッファのバッファ使用量がバッファ量閾値以上であるか否かの判定及び低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かの判定を休止することができる。このため、本願発明の光伝送装置は、判定処理の簡易化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、共通電気バッファを経由しない光信号再生機能を共通電気バッファの前段に設けることにより、共通電気バッファのバッファ量設計値の削減と、共通電気バッファにて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
本実施形態に係る光伝送装置を示す図である。 第1の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第2の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第3の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第4の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第5の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第6の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。 第2の判定制御回路のフローチャートを実施した場合の、光信号再生機能が利用される割合の第1の例を示す図である。 第2の判定制御回路のフローチャートを実施した場合の、光信号再生機能が利用される割合の第2の例を示す図である。 従来のネットワーク構成例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る光伝送装置を示す図である。本実施形態に係る光伝送装置10は、分波器としての波長合分波器101と、N台の判定器102〜102と、共通電気バッファ103と、光送信器104と、合波器としての波長合分波器105と、を備える。
波長合分波器101は、N個の波長λ〜λ(ただし、Nは整数。)を有する光信号を波長ごとに分波する。N台の判定器102〜102は、波長合分波器101の分波した光信号が入力され、入力された光信号を出力するか、又は入力された光信号を受信して電気信号を出力する。共通電気バッファ103は、N台の判定器102〜102の出力する電気信号を一時的に保存する。共通電気バッファ103は、N台の判定器102〜102で共有して利用する。光送信器104は、波長λ〜λとは異なる波長λの光を共通電気バッファ103からの電気信号で変調した光信号を送信する。これにより、光送信器104からは、波長λ〜λの光信号を束ねた波長λの光信号が送信される。波長合分波器105は、N台の判定器102〜102からの各波長の光信号及び光送信器104からの光信号を波長ごとに合波する。これにより、波長λの光信号とともに、共通電気バッファ103の利用状況に応じて、波長λ〜λの光信号も波長多重して送信する。
波長合分波器105からの光信号は波長λ〜λと波長λのN+1波長となる。このため、光伝送装置10が送信した光信号を受信する対向の光伝送装置(図10に示す符号23に相当する装置)では、N+1波長の光信号を分波する分波器が必要となる。
N台の判定器102〜102うちのJ番目(Jは1以上N以下の整数。)の判定器102は、光スプリッタ102J1と、光受信器102J2と、個別電気バッファ102J3と、判定制御回路102J4と、光遅延線102J5と、光増幅器102J6と、を備える。光スプリッタ102J1は、波長合分波器101からの光信号を2分岐する。光受信器102J2は、光スプリッタ102J1からの一方の光信号を受信する。個別電気バッファ102J3は、光受信器102J2からの電気信号を蓄える。判定制御回路102J4は、光受信器102J2からの電気信号を共通電気バッファ103へ送るか否かを判定する。光遅延線102J5は、光スプリッタ102J1からの他方の光信号を透過する。光増幅器102J6は、光遅延線102J5からの光信号を再生するように増幅する。例えば、光信号に含まれる雑音を除去して信号成分を選択的に増幅する。
光遅延線102J5は、光受信器102J2による信号受信処理と判定制御回路102J4における信号判定処理に要する時間相当の光遅延線である。判定制御回路102J4は、光受信器102J2からの光信号をもとにクロック信号を生成する機能を有する。例えば、判定制御回路102J4は、クロック信号、設計された光遅延線102J5の距離、光受信器102J2による信号受信処理、判定制御回路102J4における信号判定処理に要する時間を考慮し、光遅延線102J5を透過した光信号が光増幅器102J6を通過するタイミングと、光増幅器102J6の制御タイミングを一致させる。
判定制御回路102J4は、共通電気バッファ103の負荷を監視する。
そして、負荷がかかる所定条件の場合には、判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6に増幅させる。これにより、光増幅器102J6から波長λの光信号が再生されて出力される。この結果、光伝送装置10は、光信号再生機能経由で光信号を出力する。この場合、判定制御回路102J4は、個別電気バッファ102J3に蓄積された電気信号を廃棄する。
一方、負荷がかからない前記所定の条件以外の場合には、判定制御回路102J4は、個別電気バッファ102J3に蓄積された電気信号を共通電気バッファ103に出力する。この結果、光伝送装置10は、共通電気バッファ103経由で光信号を出力する。この場合、判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6に増幅させない。このため、光増幅器102J6から波長λの光信号は無視できるレベルにまで出力パワーが減衰する。
以上説明したように、本実施形態に係る光伝送装置10は、共通電気バッファ103の負荷がかかる場合には、共通電気バッファ103を利用せずに伝送することができる。このため、想定以上のトラフィックが伝送されてきた場合でも、共通電気バッファ103を利用せずに伝送することができるため、共通電気バッファ103の設計値を削減することが可能となる。また、各判定器102〜102から出力される光信号は、共通電気バッファ103を経由せずに直接光信号を再生されていることから、共通電気バッファ103に入力する他の判定器からの信号の影響を受けない。このため、共通電気バッファ103にて生じる待ち行列遅延を削減することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る光伝送装置は、共通電気バッファ103のバッファ使用量を監視することによって、共通電気バッファ103の負荷を監視する第1又は第2の判定制御回路102J4を備える。第1及び第2の判定制御回路102J4は、共通電気バッファ103のバッファ使用量が予め定められたバッファ量閾値以上か否かを判定する。予め定められたバッファ量閾値は、全体のトラフィック量、共通電気バッファ量、電気信号が共通電気バッファ103から溢れてしまう割合などから予め設定しておく値である。
バッファ使用量がバッファ量閾値以上である場合には、第1及び第2の判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6にて増幅するように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を廃棄する。一方、バッファ使用量がバッファ量閾値未満の場合には、第1及び第2の判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す。これにより、光伝送装置10は、共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を可能とする機能を具備している。
図2に、第1の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。
判定制御回路102J4は、常時、共通電気バッファ103のバッファ使用量を監視し、判定器102の光受信器102J2に信号が到着すると、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上か否かを判定する(S101)。
バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上である場合(S101でYesの場合)、到着した光信号を光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S102)。
一方、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値未満である場合(S101でNoの場合)、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の電気信号を共通電気バッファ103に読み出す(S103)。
手順S102あるいは手順S103の処理を行った後、再度手順S101の処理を行う。
図3に、第2の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。第2の判定制御回路102J4は、バッファ使用量がバッファ量閾値以上の場合には、光スプリッタ102J1からの光信号を一定時間、光増幅器102J6にて増幅する。判定制御回路102J4は、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上か否かを判定する(S201)。
バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上である場合(S201でYesの場合)、到着した信号を一定時間光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S202)。
一方、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値未満である場合(S201でNoの場合)、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の電気信号を共通電気バッファ103に読み出す(S203)。
手順S202の処理を一定時間行った後、あるいは手順S203の処理を行った後、再度手順S201の処理を行う。なお、上記一定時間は、例えば、トラフィックに変動が少ない時間である。
図2に示す第1の判定制御回路102J4では、光受信器102J2に光信号が到着する度に、判定制御回路102J4が手順S101を実行する。すなわち、光受信器102J2に光信号が到着する度に、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上か否かを判定する処理を実施する。一方、図3に示す第2の判定制御回路102J4では、一旦バッファ量閾値以上と判定した後は、一定時間手順S202を実行して光信号再生処理を継続する。このように、第2の判定制御回路102J4は、手順S201において、判定処理を光受信器102J2に信号が到着する度に実施する必要がないため、判定処理の簡易化を図ることができる。そのため、図3に示す第2の判定制御回路102J4は、時間に対してトラフィック変動が緩やかな場合等に有用である。
なお、第2の判定制御回路102J4は、手順S203において説明した、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す処理についても一定時間処理を継続し、更に判定処理の簡易化を図ることも可能である。
以上説明したように、実施形態2に係る光伝送装置は、バッファ使用量を監視することで共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を実現することができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る光伝送装置は、低遅延で伝送すべきか否かを監視することによって、共通電気バッファ103の負荷を監視する第3又は第4の判定制御回路102J4を備える。第3及び第4の判定制御回路102J4は、光受信器102J2から光信号のヘッダ情報を読み取り、ヘッダ情報をもとに低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かを監視する。ここで、低遅延で伝送するよう予め定められた信号は、例えば、通常の伝送クラス、低遅延伝送クラス及び超低遅延伝送クラスの3段階の伝送クラスがヘッダ情報に含まれ、超低遅延伝送クラスの信号を低遅延で伝送するよう光伝送装置10に予め定められている場合、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを監視する。
光信号が超低遅延伝送クラスの信号の場合には、第3及び第4の判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6にて光信号の再生をするように動作するとともに個別電気バッファ102J3の信号を廃棄する。一方、光信号が超低遅延伝送クラス以外の信号の場合には、第3及び第4の判定制御回路102J4は、光スプリッタ102J1からの光信号を光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す。これにより、光伝送装置10は、共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を可能とする機能を具備している。
図4に、第3の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。
判定制御回路102J4は、光受信器102J2に到着した光信号のヘッダ情報をもとに、超低遅延伝送クラスの光信号であるか否かを判定する(S301)。
超低遅延伝送クラスの光信号の場合(S301でYesの場合)、到着した信号を光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S302)。
一方、超低遅延伝送クラス以外の信号の場合(S301でNoの場合)、例えば通常の伝送クラスの場合、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の電気信号を共通電気バッファ103に読み出す(S303)。
手順S302又は手順S303の処理を行った後、再度手順S301の処理を行う。
図5に、第4の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。第4の判定制御回路102J4は、超低遅延伝送クラスの信号の場合には、光スプリッタ102J1からの光信号を一定時間、光増幅器102J6にて増幅するように動作するとともに個別電気バッファ102J3に蓄積された電気信号を廃棄する。
第4の判定制御回路102J4は、光受信器102J2に到着した光信号のヘッダ情報をもとに、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを判定する(S401)。
超低遅延伝送クラスの信号の場合(S401でYesの場合)、到着した信号を一定時間光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S402)。
一方、超低遅延伝送クラス以外の信号の場合(S401でNoの場合)、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す(S403)。
手順S402の処理を一定時間行った後、又は手順S403の処理を行った後、再度手順S401の処理を実施する。なお、上記一定時間は、例えば、超低遅延伝送サービスが利用される継続時間である。
ここで、図4に示す第3の判定制御回路102J4は、光受信器102J2に光信号が到着する度に、判定制御回路102J4が手順S301を実行する。すなわち、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを判定する処理を実施する。一方、図5に示す第4の判定制御回路102J4は、超低遅延伝送サービスの場合に一定時間増幅処理を継続する。このように、第4の判定制御回路102J4は、判定処理を光受信器102J2に信号が到着する度に実施する必要がないため、判定処理の簡易化を図ることができる。そのため、超低遅延伝送サービスが利用される継続時間があらかじめ既知である場合等に有用である。
なお、第4の判定制御回路102J4は、手順S403において説明した、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す処理についても一定時間処理を継続し、更に判定処理の簡易化を図ることも可能である。
以上説明したように、実施形態3に係る光伝送装置10は、超低遅延伝送クラスの光信号を増幅機能経由で伝送することにより、共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を実現している。超低遅延伝送クラスの光信号が全くない場合には、バッファ量削減を実現することができないが、超低遅延伝送クラスの光信号のトラフィック量が既知であれば、そのトラフィック量を差し引いたバッファ量の設計をすることが可能となる。
(実施形態4)
実施形態4に係る光伝送装置は、共通電気バッファ103のバッファ使用量及び光信号の伝送クラスを監視することによって、共通電気バッファ103の負荷を監視する第5又は第6の判定制御回路102J4を備える。
図6に、第5の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。
判定制御回路102J4では常時、共通電気バッファ103のバッファ使用量を監視し、光受信器102J2に光信号が到着すると、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上か否かを判定する(S501)。
バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上である場合(S501でYesの場合)、到着した信号を光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S502)。
一方、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値未満である場合(S501でNoの場合)、判定制御回路102J4では、光受信器102J2に到着した信号のヘッダ情報をもとに、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを判定する(S503)。
超低遅延伝送クラスの信号の場合(S503でYesの場合)、到着した信号を光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S502)。
一方、超低遅延伝送クラス以外の信号の場合(S503でNoの場合)、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す(S504)。
手順S502又は手順S504の処理を行った後、再度手順S501の処理を行う。
図6に、第6の判定制御回路102J4のフローチャートを示す。
光受信器102J2に光信号が到着すると、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上か否かを判定する(S601)。
バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値以上である場合(S601でYesの場合)、到着した光信号を一定時間光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S602)。
一方、バッファ使用量が共通電気バッファ103のバッファ量閾値未満である場合(S601でNoの場合)、判定制御回路102J4では、光受信器102J2に到着した信号のヘッダ情報をもとに、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを判定する(S603)。
超低遅延伝送クラスの信号の場合(S603でYesの場合)、到着した信号を一定時間光増幅器102J6にて増幅して伝送するとともに、個別電気バッファ102J3から該当信号を廃棄する(S602)。
一方、超低遅延伝送クラス以外の信号の場合(S603でNoの場合)、光増幅器102J6にて増幅しないように動作するとともに、個別電気バッファ102J3の信号を共通電気バッファ103に読み出す(S604)。
手順S602の処理を一定時間行った後又は手順S604の処理を行った後、再度手順S601の処理を行う。なお、上記一定時間は、例えば、トラフィックに変動が少ない時間又は超低遅延伝送サービスが利用される継続時間のいずれか短い方の時間である。
以上説明したように、実施形態4に係る光伝送装置は、バッファ使用量を監視することで共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を実現している。さらに、実施形態4に係る光伝送装置10は、超低遅延伝送クラスの光信号を光信号再生機能経由で伝送することにより、共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を実現している。
図8は、第2の判定制御回路102J4のフローチャートを実施した場合の、光信号再生機能が利用される割合の第1の例を示す図である。光伝送装置10に到着する光信号は、可変長フレーム64〜1518byteの可変長フレームがランダムに生成されているものとし、ポアソン過程に従って到着するものと仮定した。その他のパラメータは以下のとおりである。なお図に記載の光信号再生機能の利用率とは、光伝送装置10に到着する光信号のうち、光増幅器102J6にて増幅されて伝送される光信号の割合を表すものである。
(a)光伝送装置10に到着する光信号の最大伝送速度=1[Gbit/s]
(b)光伝送装置10に到着する光信号の伝送帯域Band=100〜900[Mbit/s]
(c)光信号再生機能の継続時間Optical Time=6328[ns]
(d)光伝送装置10に到着した信号のうち、共通電気バッファ103に入り、共通電気バッファ103から読み出されるまでの時間Round Robin Time=6328、12656、25312[ns](待ち行列遅延に相当)
(e)共通電気バッファ103のバッファ設計値=バッファ量閾値Bth=6328[bit]
図8より、伝送帯域が増加するとバッファ量閾値を越える場合が増えるため、光信号再生機能を利用する割合が増えることが理解できる。また、共通電気バッファ103から読み出されるまでの時間が増大すると、光信号再生機能を利用する割合が増大することが理解できる。これより、あるバッファ量閾値Bthに設計することにより、伝送帯域や共通電気バッファ103から読み出される時間が変動しても、光信号再生機能を利用することにより、その変動を許容して収容することが可能となる。
図9は、第2の判定制御回路102J4のフローチャートを実施した場合の、光信号再生機能が利用される割合の第2の例を示す図である。光伝送装置10に到着する光信号は、可変長フレーム64〜1518byteの可変長フレームがランダムに生成されているものとし、ポアソン過程に従って到着するものと仮定した。その他のパラメータは以下のとおりである。
(a)光伝送装置10に到着する光信号の最大伝送速度=1[Gbit/s]
(b)光伝送装置10に到着する光信号の伝送帯域Band=250、500、750[Mbit/s]
(c)光信号再生機能の継続時間Optical Time=6328[ns]
(d)光伝送装置10に到着した光信号のうち、共通電気バッファ103に入り、共通電気バッファ103から読み出されるまでの時間Round Robin Time=6328[ns](待ち行列遅延に相当)
(e)共通電気バッファ103のバッファ設計値=バッファ量閾値Bth=100〜10000[Kbit]
図9より、各伝送帯域においてバッファ量閾値Bthを小さくしていくと、光信号再生機能を利用する割合が増大することが理解できる。すなわち光信号再生機能を利用することにより共通電気バッファ103のバッファ量設計値の削減を図ることが可能となる。
図8の数値計算に用いたパラメータ、光伝送装置10に到着した光信号のうち、共通電気バッファ103に入り、共通電気バッファ103から読み出されるまでの時間Round Robin Time=6328[ns]を用いて、待ち行列遅延について考察する。光信号再生機能を利用することにより、前記待ち行列遅延に相当するRound Robin Timeを削減することができる。
一方で、第3の判定制御回路〜第6の判定制御回路のように、判定器102の光受信器102J2に到着した光信号のヘッダ情報をもとに、超低遅延伝送クラスの信号であるか否かを判定する場合には、その処理時間が増加する。例えば、ヘッダ長が14byte=112bitで112[ns]の処理時間がかかる場合には、6328−112=6216[ns]の削減効果となる。そのため、ヘッダ情報の処理時間が短いほど、実施形態3及び実施形態4に係る発明の効果は大きくなる。
本発明は、情報通信産業に利用することができる。
10、20、20、20、22、23:光伝送装置
21、101、105、221:波長合分波器
102、102、102、102:判定器
102J1:光スプリッタ
102J2、222、222、222:光受信器
102J3:個別電気バッファ
102J4:判定制御回路
102J5:光遅延線
102J6:光増幅器
103、223:共通電気バッファ
104、224:光送信器

Claims (7)

  1. N個の波長λ〜λ(ただし、Nは整数。)を有する光信号を波長ごとに分波する分波器と、
    前記分波器の分波した光信号が入力され、入力された光信号を出力するか又は入力された光信号を受信して電気信号を出力するN台の判定器と、
    前記N台の判定器の出力する電気信号を一時的に保存する共通電気バッファと、
    前記N個の波長とは異なる波長の光を前記共通電気バッファからの電気信号で変調した光信号を送信する光送信器と、
    前記N台の判定器からの各波長の光信号及び前記光送信器からの光信号を波長ごとに合波する合波器と、
    を備える光伝送装置であって、
    前記各判定器は、
    前記分波器からの光信号を2分岐する光スプリッタと、
    前記光スプリッタからの一方の光信号を受信する光受信器と、
    前記光受信器からの電気信号を蓄える個別電気バッファと、
    前記光受信器からの電気信号を前記共通電気バッファへ送るか否かを判定し、判定結果に応じた制御を行う判定制御回路と、
    前記光スプリッタからの他方の光信号を透過する光遅延線と、
    前記光遅延線からの光信号を増幅する光増幅器と、を有し、
    前記判定制御回路は、
    前記共通電気バッファの負荷を監視し、
    負荷がかかる所定の条件の場合には前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、
    負荷がかからない前記所定の条件以外の場合には前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力する
    ことを特徴とする光伝送装置。
  2. 請求項1の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記共通電気バッファのバッファ使用量を監視し、
    前記バッファ使用量が予め定められたバッファ量閾値以上の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、
    前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値未満の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力することを特徴とする光伝送装置。
  3. 請求項2の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値以上の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄することを特徴とする光伝送装置。
  4. 請求項1に記載の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記光受信器の受信した信号のヘッダ情報を読み取り、前記ヘッダ情報をもとに低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かを判定し、
    低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、
    低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力することを特徴とする光伝送装置。
  5. 請求項4の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄することを特徴とする光伝送装置。
  6. 請求項1に記載の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記共通電気バッファのバッファ量を監視するとともに、
    前記光受信器の受信した信号のヘッダ情報を読み取り、ヘッダ情報をもとに低遅延で伝送するよう予め定められた信号であるか否かを判定し、
    前記バッファ使用量が予め定められたバッファ量閾値以上の場合、もしくは低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄し、
    前記バッファ使用量が前記バッファ量閾値未満でかつ低遅延で伝送するよう予め定められた信号以外の信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を前記光増幅器に増幅させないとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を前記共通電気バッファに出力することを特徴とする光伝送装置。
  7. 請求項6の光伝送装置において、
    前記判定制御回路は、
    前記共通電気バッファのバッファ使用量が前記バッファ量閾値以上の場合、又は前記光信号が低遅延で伝送するよう予め定められた信号の場合には、前記光スプリッタからの光信号を一定時間、前記光増幅器に増幅させるとともに前記個別電気バッファに蓄積された電気信号を廃棄することを特徴とする光伝送装置。
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