JP2012199131A - 電磁継電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガイド壁の存在が接触不良や動作不良を招ことを防いだものとする。
【解決手段】対の固定接点10,10に接触して対の固定接点間を短絡させることで回路を閉じ且つ対の固定接点から離れることで回路を開く可動接触子2と、開閉時の上記可動接触子の動きを案内するガイド壁5とを備え、上記可動接触子における上記ガイド壁で案内される縁部は角が丸められて凸曲面をなす断面形状となっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電気回路の開閉用の電磁継電器に関するものである。
電磁継電器、殊に電気自動車やハイブリッド自動車などで使用される200V以上の直流高電圧回路の開閉用の電磁継電器では、いわゆる橋絡型の可動接触子を備えたものが用いられている。また上記可動接触子の開閉駆動に関して、次の2つの形式のものが存在している。一つは、可動接触子が対の固定接点に接触する方向に接圧ばねにってばね付勢されており、電磁石を励磁した状態ではプランジャーが可動接触子から離れるために上記ばね付勢で可動接触子が固定接点に接して回路を閉じ、電磁石を非励磁状態にすれば、プランジャーを付勢する復帰ばねのばね力(このばね力は上記接圧ばねのばね力より大)でプランジャーが可動接触子を押して固定接点から離すことで回路を開くタイプのもの(特許文献1)であり、もう一つは電磁石のプランジャーに可動接触子が連結されて、上記プランジャーを復帰させる復帰ばねのばね付勢で可動接触子が対の固定接点から離れて回路を開いており、電磁石の励磁によって可動接触子が上記ばね付勢に抗して固定接点側に押されて回路を閉じるタイプのもの(特許文献2)である。
そして後者のタイプでは、プランジャーと可動接触子との連結によって可動接触子の姿勢が規制されるのに対して、前者のタイプでは可動接触子の姿勢が規制されていないために、通常、開閉動作の際の可動接触子の動きを案内するガイドを設けている。図5及び図6にその一例を示す。図中10は対で設けられている固定接点、20は可動接触子2の長手方向両端部に設けられて各固定接点10に夫々相対する可動接点であり、可動接触子2はばね3によって固定接点10側に向けて付勢されている。図中40は電磁石(図示せず)におけるプランジャーであり、電磁石を励磁すれば、プランジャー40が可動接触子2をばね3の付勢に抗して押すことで、固定接点10から引き離す。
上記ガイドは可動接触子2の長手方向中央部両脇に夫々配されたガイド壁5,5として形成されており、可動接触子2の開閉動作を案内する。
ところで上記ガイド壁5は、筐体と一体に形成された合成樹脂製であるのに対して、可動接触子2は金属製であるために、可動接触子2がガイド壁5に擦れてガイド壁5が削れることで摩耗粉が発生し、この摩耗粉が接点部に付着して接触不良を招いたり、可動接触子2の側縁の角がガイド壁5に引っ掛かって動作不良を起こすことがある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、ガイド壁の存在が接触不良や動作不良を招くことを防いだ電磁継電器を提供することを課題とするものである。
本発明は、対の固定接点に接触して対の固定接点間を短絡させることで回路を閉じ且つ対の固定接点から離れることで回路を開く可動接触子と、開閉時の上記可動接触子の動きを案内するガイド壁とを備え、上記可動接触子における上記ガイド壁で案内される縁部は角が丸められて凸曲面をなす断面形状となっていることに特徴を有している。
上記ガイド壁は上記可動接触子を案内する面に硬質の保護材が配されていることが好ましく、この場合、上記保護材としては金属板やガイド壁を被覆する金属薄膜を好適に用いることができる。
また本発明は、対の固定接点に接触して対の固定接点間を短絡させることで回路を閉じ且つ対の固定接点から離れることで回路を開く可動接触子と、開閉時の上記可動接触子の動きを案内するガイド壁とを備え、上記ガイド壁は上記可動接触子を案内する面に硬質の保護材が配されていることに他の特徴を有している。
本発明においては、可動接触子がガイド壁を削る虞が殆どないために摩耗粉による接触不良を招くことが殆どなく、また可動接触子がガイド壁に引っ掛かって動作不良を起こすことも殆どないものである。
実施の形態の一例について図に基づいて詳述すると、図2は全体の概略を示すもので、一対の接点板1,1が固定された筐体9内には可動接触子2と接圧ばね3と電磁石4とが配されている。
上記の接点板1,1は、夫々固定接点10,10を有しており、可動接触子2はその長手方向両端に固定接点10,10と夫々相対する可動接点20,20を有している。接圧ばね3は、可動接触子2における可動接点20が設けられた面と反対側の面と筐体9との間に配されて可動接触子2を固定接点10側に付勢する。
電磁石4は、コイル41と固定鉄芯42と可動鉄芯43,可動鉄芯43を固定鉄芯40から離す方向に付勢する復帰ばね44,そして可動鉄芯43に固定されて可動鉄芯43と共に動くプランジャー40からなる。この電磁石4は、通常時、復帰ばね44による付勢で突出しているプランジャー40は、その先端に配された絶縁体45を介して可動接触子2を復帰ばね44のばね力に抗して押すことで、固定接点10から離している。このために、通常時は回路が開いている状態にある。
電磁石4のコイル41に通電して励磁することで、可動鉄芯43及びプランジャー40を復帰ばね44に抗して引き戻せば、可動接触子2は接圧ばね3の付勢で固定接点10側に移動し、固定接点10,10に可動接点20,20が接触することで回路を閉じる。
ここにおいて、長手方向の両端部に可動接点20,20を有している可動接触子2の長手方向中央部の両側方には、筐体9と一体もしくは別体のガイド壁5,5が設けられている。回路の開閉時における可動接触子2の動きがガイド壁5,5によって案内されるのであるが、可動接触子2の長手方向中央部のガイド壁5に接触することになる両側縁は、図1に示すように角を丸めることで凸曲面の断面形状を有するものとなっている。
このような断面形状を持つ面がガイド壁5に接するために、合成樹脂製のガイド壁5が金属製の可動接触子2によって削られにくく、また可動接触子2がガイド壁5に引っ掛かりづらくなっている。
図3及び図4に示すように、一対の接点板1,1のうちの一方に二つの固定接点10,10を配置するとともに、可動接触子2にもその一端側に二つの可動接点20,20を設け、総計3つの固定接点10と同じく3つの可動接点20とを相対させることで、固定接点10との接触後の可動接触子2の安定性を大きくしたものでは、そのバランスの関係で、可動接触子2の移動中に傾きやすくなっていることから、特に有効である。
ガイド壁5の摩耗をさらに確実に防ぐという点からは、上記の点に加えて、ガイド壁5における可動接触子2が接触する面に硬質の保護材6を設けることが好ましい。この硬質の保護材6としては、可動接触子2と同等以上の硬さを有するもので且つ低摩擦係数のもの、たとえばステンレス板のような硬質金属板、セラミック等からなり、表面粗さを小さくしたものを好適に用いることができる。また、この種の電磁継電器では、磁界を利用した消弧手段を接点部分の近傍に配置する関係上、保護材6には非磁性体を用いることが好ましい。
保護材6としては、ガイド壁5表面にスパッタや蒸着等の手段で形成した金属薄膜を用いてもよい。
なお、このような保護材6をガイド壁5に配した時には、可動接触子2の上記両側縁は角を有するものとなっていてもよい。ガイド壁6が削れてしまうようなことがない上に、摩擦係数が低ければ引っ掛かることもないからである。
背景技術として述べた2つのタイプのうち、前者のものに適用した実施例を示したが、電磁石のプランジャーに可動接触子を連結した後者のタイプのものであってもよい。プランジャーへの可動接触子の連結は、プランジャーに対して遊びが生じるようにしているために、ガイド壁を設けることがある上に、この時には可動接触子がガイド壁を摩耗させたりガイド壁に引っ掛かったりするためである。
1 接点板
2 可動接触子
4 電磁石
5 ガイド壁
6 保護材
10 固定接点
20 可動接点
40 プランジャー
2 可動接触子
4 電磁石
5 ガイド壁
6 保護材
10 固定接点
20 可動接点
40 プランジャー
Claims (5)
- 対の固定接点に接触して対の固定接点間を短絡させることで回路を閉じ且つ対の固定接点から離れることで回路を開く可動接触子と、開閉時の上記可動接触子の動きを案内するガイド壁とを備え、上記可動接触子における上記ガイド壁で案内される縁部は角が丸められて凸曲面をなす断面形状となっていることを特徴とする電磁継電器。
- 上記ガイド壁は上記可動接触子を案内する面に硬質の保護材が配されていることを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
- 上記保護材は金属板であることを特徴とする請求項2記載の電磁継電器。
- 上記保護材はガイド壁を被覆する金属薄膜であることを特徴とする請求項2記載の電磁継電器。
- 対の固定接点に接触して対の固定接点間を短絡させることで回路を閉じ且つ対の固定接点から離れることで回路を開く可動接触子と、開閉時の上記可動接触子の動きを案内するガイド壁とを備え、上記ガイド壁は上記可動接触子を案内する面に硬質の保護材が配されていることを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011063251A JP2012199131A (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011063251A JP2012199131A (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012199131A true JP2012199131A (ja) | 2012-10-18 |
Family
ID=47181151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011063251A Withdrawn JP2012199131A (ja) | 2011-03-22 | 2011-03-22 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012199131A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017185524A1 (zh) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | 浙江英洛华新能源科技有限公司 | 高压直流继电器磁路系统 |
CN108962690A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-12-07 | 厦门宏发电力电器有限公司 | 一种动组件的u型支架及其高压直流继电器 |
-
2011
- 2011-03-22 JP JP2011063251A patent/JP2012199131A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017185524A1 (zh) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | 浙江英洛华新能源科技有限公司 | 高压直流继电器磁路系统 |
CN108962690A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-12-07 | 厦门宏发电力电器有限公司 | 一种动组件的u型支架及其高压直流继电器 |
CN108962690B (zh) * | 2018-02-09 | 2024-05-14 | 厦门宏发电力电器有限公司 | 一种动组件的u型支架及其高压直流继电器 |
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