JP2012196114A - モーター冷却機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造によりモーター内部の冷却効率をあげ、より高出力のモーターを提供すること。
【解決手段】アウターローター保持部8−aに放射状に穴部17、とアウターローター保持部シャフト側に溝16を設けモータ内部の溝16付近の空気を遠心力によりローター外周部に排出するとともに開口部6から溝16外気を導き、その途中にあるコイル部4に空気を当て効果的に冷却する。
【選択図】図1
【解決手段】アウターローター保持部8−aに放射状に穴部17、とアウターローター保持部シャフト側に溝16を設けモータ内部の溝16付近の空気を遠心力によりローター外周部に排出するとともに開口部6から溝16外気を導き、その途中にあるコイル部4に空気を当て効果的に冷却する。
【選択図】図1
Description
本発明は、小型航空機に搭載されプロペラを駆動するアウターローターの回転するブラシレスモーターの冷却に関するものである。
小型航空機に搭載されプロペラを駆動するモーターには冷却のため図6に記載されたものが広く知られている。
開口部6からモーター内部に入った空気は熱を奪い暖められた後モーターシャフト1に取り付けられた遠心力による空気排出機構10によって開口部11よりモーター外部に放出する、このことを連続することによりモーター内部を冷却する。
しかし、空気排出機構10を作成するには加工上の手間がかかる、また空気はステーター3とアウターローター8間の隙間部7から直接的に開口部11に抜けることが出来るため、最も温度の上がるコイル部4に風が当たらず、冷却効率が低い欠点がある。
上記の問題の解決のため、この発明においては図1のごとくアウターローター保持部8−aに放射状に空気穴17をあけるとともに、アウターローター保持部8−aのモーター内部シャフト側に溝16を設け、空気穴17とつなげることによりモーター内部の空気を遠心力でモーター外部に放出する機構と、ステーターホルダー部5に開口部6を設ける。
ローターが回転し遠心力でモーター内部の空気を放出することによりモーター内部は大気圧よりも低い圧力となるため、開口部6より外気をモーター内に吸い込む。
開口部6と溝16はステーターをはさむ位置にあり効率的にステーター4を冷却することが出来る。
開口部6と溝16はステーターをはさむ位置にあり効率的にステーター4を冷却することが出来る。
図9にあるようなファン10を切削加工にて作ったり、組み付けることなく空気穴17の開口と溝16の切削という比較的簡単な加工により遠心力を利用した排気機構を作成することが出来る。
その結果、手間のかかる加工をすることなくモーター内部を冷却することが可能になり、より多くの電流を流すことができ出力の向上をもたらすことができる。
以下、この発明の実施の形態を図1に基づき小型航空機の機首にモーター、その前方にプロペラとスピンナーが搭載された場合について説明する。
スピンナー後端面14−a付近の空気はスピンナー回転による遠心力の影響によりスピンナー後端面14−aに沿ってモーターシャフト1から外周方向に流れる。
このため、穴部17から空気を吸入し開口部6から空気を排出するよりも開口部6から空気を吸入し穴部17から空気を排出するほうが効率良く空気を流すことが出来る。
アウターローター保持部8−aの外周から放射状に空気通路として穴部17を複数開け、アウターローター保持部8−aのモーター内部シャフト側に空気吸入口となる溝16を加工し穴部17とつなげ、モーター内部の空気が穴部17よりモーター外部に出ることの出来る流路を形成する。
アウターローター部8の回転により遠心力が発生し、穴部17内部の空気をモーター外部に放出する。
空気が放出されたことにより負圧が発生し開口部6付近の空気を吸い込む、この作用を連続することによりコイル4付近の暖められた空気をローター8外部に押し出すとともに、開口部6より温度の低い外気を吸入しコイル部4にあてモーター内部を冷却する。
1 モーターシャフト
2 軸受け
3 ステーター
4 コイル部
5 ステーターホルダー部
6 開口部
7 隙間部
8 アウターローター部
8−a アウターローター保持部
9 送風機構開口部
10 遠心ファン
11 開口部
12 しきい
13 プロペラ
14 スピンナー
15 マウント部
16 溝部
17 穴部
21 機体本体
2 軸受け
3 ステーター
4 コイル部
5 ステーターホルダー部
6 開口部
7 隙間部
8 アウターローター部
8−a アウターローター保持部
9 送風機構開口部
10 遠心ファン
11 開口部
12 しきい
13 プロペラ
14 スピンナー
15 マウント部
16 溝部
17 穴部
21 機体本体
Claims (2)
- 小型飛行機等の機体に取り付けられプロペラを駆動するアウターローターが回転するブラシレスモーターにおいて、アウターローター保持部にあけた空気穴とアウターローター保持部内部シャフト側に形成した開口部を連結して空気の流路を形成することを特徴とする遠心力にてモーター内部の空気を排する機構。
- 小型飛行機等の機体に取り付けられプロペラを駆動するアウターローターが回転するブラシレスモーターにおいて、アウターローター保持部にあけた空気穴とアウターローター保持部内部シャフト側に形成した開口部を連結して空気の流路を形成し遠心力にてモーター内部の空気を排する機構ならびに、アウターローター保持部の反対側にあるステーターホルダー部に空気の流入口をもつことを特徴とするモーター冷却機構およびモーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011080492A JP2012196114A (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | モーター冷却機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011080492A JP2012196114A (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | モーター冷却機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012196114A true JP2012196114A (ja) | 2012-10-11 |
Family
ID=47087517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011080492A Withdrawn JP2012196114A (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | モーター冷却機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012196114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101312720B1 (ko) | 2013-04-15 | 2013-10-01 | (주)모터일일사 | 모터 내부로 에어 유로를 형성한 모터 장치 |
KR101796564B1 (ko) * | 2016-01-28 | 2017-11-10 | 한국항공우주연구원 | 습기침투방지 및 과열방지 기능이 구비된 항공기용 동력전달장치 |
WO2023171168A1 (ja) * | 2022-03-11 | 2023-09-14 | 株式会社デンソー | 磁性異物除去装置、ブラシレスモータ及び推進機 |
-
2011
- 2011-03-14 JP JP2011080492A patent/JP2012196114A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101312720B1 (ko) | 2013-04-15 | 2013-10-01 | (주)모터일일사 | 모터 내부로 에어 유로를 형성한 모터 장치 |
KR101796564B1 (ko) * | 2016-01-28 | 2017-11-10 | 한국항공우주연구원 | 습기침투방지 및 과열방지 기능이 구비된 항공기용 동력전달장치 |
WO2023171168A1 (ja) * | 2022-03-11 | 2023-09-14 | 株式会社デンソー | 磁性異物除去装置、ブラシレスモータ及び推進機 |
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