JP2012188616A - 防滑性シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】湿潤時路面滑抵抗BPN値(ASTM E303)が40以上となる基準を満たし、かつ、絵柄模様層などを設ける場合であっても透明性を有することで好適である防滑性シートおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートにおいて、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上であり、前記防滑性シートの凹凸部以外の平坦部の厚みが、200μ以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートにおいて、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上であり、前記防滑性シートの凹凸部以外の平坦部の厚みが、200μ以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、屋内外の人が歩行する床面に貼着して滑り防止の機能を発現する防滑性シートに関し、特に床面自体の素材、たとえば大理石や御影石等装飾性の高い床面に貼着する防滑性シートに関するものである。又は、屋外や屋内の情報、広告あるいは誘導を目的にした表示性の高いシートであって模様等が隠れないようにするための防滑性シートに関するものである。
従来、大理石や御影石等装飾性の高いシートや屋外や屋内の情報、広告あるいは誘導を目的にした表示性の高いシートは壁面や床面に使用されることが多い。屋外に限定すればビル、店舗等の床面に装飾性の高いシートが取り付けられており、道路、高架橋、駅のホーム、建築物屋上、駐車場等の床面に情報、広告、誘導を目的にした表示シートが取り付けられて、あらゆる空間を広告又は誘導サインや案内等の情報の媒体にすることが日常にも多くみられる。そして、このシートが上述のように屋外の床面に取り付けられるときは床面上での歩行者の激しい往来にさらされても表示性あるいは装飾性を失わないことが要求される。そこでそのような床面貼着シートは一般に、装飾、広告又は誘導案内サイン等の情報を印刷したシートの印刷面を耐摩耗性や耐傷性等の機械的耐久性又は機械的強度を備えた透明保護フィルムで覆い、それによって所望の強度及び外観を保つようにしている。このためのものとして、従来から耐久性に限らず耐汚染性への効果が付与された保護フィルムが提案されており(例えば、特許文献1参照)、誘導案内サイン等の情報を印刷した印刷面上に、コーティングによって保護層を形成する手法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。そして、このような保護フィルム又は保護層により機械的耐久性、耐摩耗性、耐傷性が向上するとしている。
また、このようなシートとしては、床面以外の看板用や壁面用のものと異なる性能として表面の防滑性が求められる。即ち、歩行者がシートの上を安全に歩行できなければいけないためである。インターロッキングブロック舗装技術協会「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」に準拠すれば、湿潤時路面滑抵抗BPN値(ASTM E303)が40以上と規定されている。
この防滑性を満たす手法としては、シート表面に凸部を形成する無機粒子を分散させて固定したタイプ(例えば、特許文献3参照。)と、シート表面に粗さ付与加工を施して特定の表面形状を形成したタイプが知られている。前者は、保護層を印刷面上に設ける発想の延長線上にあり、しかも保護層に使用される主たる合成樹脂よりもむしろ添加される硬質粒子がノンスリップ機能を付与している。後者は、保護層設置を前提としており、保護層表面を形成する主たる素材、即ち合成樹脂等の表面に凹凸形状を設けることにより防滑性を達成しており、これにより透明性も確保できるとしている。
保護層下に絵柄模様層などを設ける場合は保護層の透明性が要求されるため、後者のほうが好適である。しかしながら凹凸形状によっては、湿潤時路面滑抵抗BPN値(ASTM E303)が十分得られず40未満となってしまう場合もあり、前記数値を満たす為の有効かつ容易な凹凸形状とその付与方法が求められていた。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、湿潤時路面滑抵抗BPN値(ASTM E303)が40以上となる基準を満たし、かつ、絵柄模様層などを設ける場合であっても透明性を有することで好適である防滑性シートおよびその製造方法を提供することにある。
本発明はこの課題を解決したものであり、すなわちその請求項1記載の発明は、表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートにおいて、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上であることを特徴とする防滑性シートである。
またその請求項2記載の発明は、前記防滑性シートの凹凸部以外の平坦部の厚みが、200μ以上であることを特徴とする防滑性シートである。
またその請求項3記載の発明は、表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートの製造方法において、表面を溶融押し出し後のエンボス加工により凹凸部を形成し、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上となるように製膜することを特徴とする防滑性シートの製造方法である。
本発明の請求項1記載の発明により、摩擦抵抗が上がり、湿潤時路面滑抵抗BPN値(ASTME303)を40以上とすることが可能となる。
本発明の請求項2記載の発明により、請求項3記載の方法による凹凸の再現性を向上させることが可能となる。
本発明の請求項3記載の発明により、より容易かつ安価に防滑性シートを製造することが可能となる。
以下本発明の防滑性シートを図面に基づき詳細に説明する。図1に本発明の防滑性シートの一実施例の断面の形状を示す。図2に本発明の防滑性シートの一実施例の表面の形状を示す。防滑性シート10は、凹凸形状のない平坦部10aと凸部として1段目凸部10b、2段目凸部10c、3段目凸部10dと3段のエンボスから形成される。3段目凸部10cは平行に複数本並ぶことが望ましい。
防滑性シート10として用いられる好適なシートとしては、表面加工を施して凹凸を形成させることのできる合成樹脂フィルム又はシートが挙げられる。好適な合成樹脂フィルム又はシートとしては、汎用合成樹脂、熱硬化性樹脂、エンプラ樹脂又はスーパエンプラ樹脂等の合成樹脂フィルム又はシートが挙げられる。
汎用合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸エチル、ポリビニルアルコール、フッ素系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン、アクリロスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル又はポリオレフィン或いはこれらの混合物等が挙げられる。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、アクリル樹脂ではポリメタクリル酸メチルが挙げられる。前記ポリオレフィンではポリブテン、ポリブタジエン又はポリメチルペンタンが特に好ましい。
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、熱硬化性ポリイミド、シリコーン樹脂又はジアリルフタレート樹脂或いはこれらの混合物等が挙げられる。
エンプラ樹脂としては、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、熱可塑性ポリエステル樹脂又は環状ポリオレフィン或いはこれらの混合物等が挙げられる。前記ポリアミドではナイロン、前記熱可塑性ポリエステル樹脂ではポリブチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
スーパエンプラ樹脂としては、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、非晶ポリアリレート、液晶ポリマー、ポリエーテルケトン類、熱可塑性ポリイミド、ポリアミドイミド又はポリエーテルイミド或いはこれらの混合物等が挙げられる。前記ポリエーテルケトン類ではポリエーテルエーテルケトンが特に好ましい。
汎用合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸エチル、ポリビニルアルコール、フッ素系樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン、アクリロスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル又はポリオレフィン或いはこれらの混合物等が挙げられる。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、アクリル樹脂ではポリメタクリル酸メチルが挙げられる。前記ポリオレフィンではポリブテン、ポリブタジエン又はポリメチルペンタンが特に好ましい。
熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン樹脂、熱硬化性ポリイミド、シリコーン樹脂又はジアリルフタレート樹脂或いはこれらの混合物等が挙げられる。
エンプラ樹脂としては、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、熱可塑性ポリエステル樹脂又は環状ポリオレフィン或いはこれらの混合物等が挙げられる。前記ポリアミドではナイロン、前記熱可塑性ポリエステル樹脂ではポリブチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
スーパエンプラ樹脂としては、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、非晶ポリアリレート、液晶ポリマー、ポリエーテルケトン類、熱可塑性ポリイミド、ポリアミドイミド又はポリエーテルイミド或いはこれらの混合物等が挙げられる。前記ポリエーテルケトン類ではポリエーテルエーテルケトンが特に好ましい。
また前記以外の樹脂成分には、酢酸セルロース、ニトロセルロース、アセチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース系樹脂や、スチレン系ブロックコポリマー樹脂、アイオノマー樹脂、ゴム・エラストマー或いはこれらの混合物等が挙げられる。特に、床用途として好適な材料としては、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー樹脂などが好ましい。前記ポリプロピレン樹脂としてはホモポリプロピレン樹脂のほかランダムポリプロピレン樹脂、ブロックポリプロピレン樹脂、プロピレン−エチレン共重合体樹脂、プロピレン−α−オレフィン共重合体樹脂等のポリプロピレン系共重合体樹脂を使用することもできる。さらには前記ポリプロピレン樹脂を主成分としつつ、ポリエチレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリノルボルネン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のポリプロピレン以外のポリオレフィン系樹脂や、スチレン−ブタジエン共重合体又はその水素添加物、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体又はその水素添加物等を改質剤として含有していても良い。
前記アイオノマー樹脂とは、一般に有機及び無機の成分が共有結合とイオン結合によって結合されている樹脂のことである。本発明に特に好ましく使用されるアイオノマー樹脂としては、共重合体の分子間を金属イオンで架橋した樹脂が挙げられ、この場合の共重合体としてはアクレリート系共重合体、例えばエチレン−メタクリル酸共重合体などが用いられる。金属イオンとしては、例えばNa、K、Mg、Zn等のイオンが用いられる。
前記アイオノマー樹脂を得るには、例えば、カルボキシル基を側鎖に有するアクリル酸などの単量体を共重合させたエチレン系のポリマーにNa、K、Mg、Znなどの水酸化物、アルコレート、低級脂肪酸塩などを加えて酸基を中和する方法が挙げられる。これにより、分子鎖に沿って分布するカルボキシル陰イオンが分子間に存在する金属陽イオンと静電的に結合して一種の架橋を形成し、共重合体の分子間を金属イオンで架橋した構造のアイオノマー樹脂が得られる。
防滑性シート10には、目的とする防滑性シートの用途や要求品質等により、必要に応じて例えば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤、抗菌剤、防黴剤、難燃剤、充填剤等、従来公知の各種の添加剤の1種以上が添加されていても良い。
防滑性シート10の表面に凹凸を形成する表面加工法としては、エンボス版を用いた熱圧による方法があるが、オレフィン系のシートはその熱安定性から塩化ビニル樹脂シートと比較してその加工温度範囲が狭く、エンボスの再現性が悪い。従って、防滑性シート10へのエンボス部の形成には、オレフィン系樹脂を押出機を用いて溶融押出した後に、エンボス冷却ロールにて加圧・冷却することでエンボスが再現よく付与される。
本発明において防滑性シート10と絵柄の表示された熱可塑性樹脂フィルムとの積層方法には特に制限はなく、従来公知の任意の方法を適宜適用することができる。具体的には例えば、防滑性シート10に、ドライラミネート接着剤、感熱接着剤、感圧接着剤又は電離放射線硬化型接着剤等の適宜の接着剤層を介して絵柄の表示された熱可塑性樹脂フィルムの表面上に接着する方法、或いは接着剤を介さずに熱圧着又は超音波溶着等の手段によって直接接着する方法や、防滑性シート10を加熱溶融しフィルム乃至シート状に押し出し成形すると同時に絵柄の表示された熱可塑性樹脂フィルムの表面上に積層し接着させる方法等、従来公知の各種の方法の中から、樹脂の特性に合致した方法を適宜選択して使用することができる。
なお、前記積層に先立ち、接着性の向上を目的として、防滑性シート10或いは絵柄の表示された熱可塑性樹脂フィルムの接着面に、コロナ処理又はオゾン処理等の適宜の表面活性化処理や、適宜の接着性樹脂組成物からなるアンカー層を施しておくこともできる。また押し出しラミネート法の場合には、熱可塑性ポリエステル系樹脂と共に接着性樹脂を絵柄の表示された熱可塑性樹脂フィルムの間に挟持する様に共押し出し積層することにより、接着性の向上を図ることもできる。
防滑性シート10の合成樹脂として、アイオノマー樹脂「ハイミラン 1652」(三井・デュポンポリケミカル(株)製、MFR=5.5)を90重量%に、耐候マスターバッチとしてエチレン−メタクリル酸共重合体「ニュクレル N410」(三井・デュポンポリケミカル(株)製)92重量%、紫外線吸収剤「チヌビン326」(BASFジャパン(株)製)を2.0重量%、光安定剤「キマソーブ2020」(BASFジャパン(株)製)を5.0重量%、酸化防止剤「イルガノックス1010」(BASFジャパン(株)製)1.0重量%を、10重量%添加したサンプルを作製して、Tダイより押出温度230℃で溶融押出し、3段の凹状形状で1段の深さが80μのエンボス版を用いて平坦部厚みが200μになるように製膜し、エンボス高低差147μ、エンボス段数3段、1段目段差67μ,2段目段差49μ,3段目段差31μの防滑性シートを得た。
実施例1と同様に平坦部厚みが250μになるように製膜し、エンボス高低差151μ、エンボス段数3段、1段目段差70μ,2段目段差41μ,3段目段差40μの防滑性シートを得た。
防滑性シート10の合成樹脂として、ホモポリプロピレン樹脂「 F−109V」((株)プライムポリマー製)を99重量%、紫外線吸収剤「チヌビン326」(BASFジャパン(株)製)を0.5重量%、光安定剤「キマソーブ2020」(BASFジャパン(株)製)を0.5重量%それぞれ添加したサンプルを作製して、Tダイより押出温度230℃で溶融押出し、3段の凹状形状で1段の深さが80μのエンボス版を用いて平坦部厚みが250μになるように製膜し、エンボス高低差176μ、エンボス段数3段、1段目段差70μ,2段目段差55μ,3段目段差52μの防滑性シートを得た。
<比較例1>
実施例1と同様に平坦部厚みが150μになるように製膜し、エンボス高低差122μ、エンボス段数3段、1段目段差52μ,2段目段差52μ,3段目段差5μの防滑性シートを得た。
実施例1と同様に平坦部厚みが150μになるように製膜し、エンボス高低差122μ、エンボス段数3段、1段目段差52μ,2段目段差52μ,3段目段差5μの防滑性シートを得た。
<比較例2>
実施例1と同様に平坦部厚みが100μになるように製膜し、エンボス高低差64μ、エンボス段数2段、1段目段差32μ,2段目段差33μの防滑性シートを得た。
実施例1と同様に平坦部厚みが100μになるように製膜し、エンボス高低差64μ、エンボス段数2段、1段目段差32μ,2段目段差33μの防滑性シートを得た。
<湿潤防滑性試験>
湿潤防滑性試験として、英国式振り子滑り抵抗試験機を用いる表面摩擦特性の測定を行った。標準状態において、試料を平らな床に貼り付け、水を散布し十分に濡れた状態にする。振り子の先のラバースライダー(滑り片)と試料の接触距離が125±1.6mmとなるように振り子を上下に微調整し、所定の位置から振り下ろし、摩擦による減衰を目盛りによって読み取る。ASTM E303に準拠。判定基準として、湿潤時路面滑抵抗BNP値が40以上のものを合格とした。以下結果を表1に示す。
湿潤防滑性試験として、英国式振り子滑り抵抗試験機を用いる表面摩擦特性の測定を行った。標準状態において、試料を平らな床に貼り付け、水を散布し十分に濡れた状態にする。振り子の先のラバースライダー(滑り片)と試料の接触距離が125±1.6mmとなるように振り子を上下に微調整し、所定の位置から振り下ろし、摩擦による減衰を目盛りによって読み取る。ASTM E303に準拠。判定基準として、湿潤時路面滑抵抗BNP値が40以上のものを合格とした。以下結果を表1に示す。
本発明の防湿シートは、屋内外の人が歩行する床面に貼着するためのシートとして利用可能である。
10…防滑性シート
10a…凹凸形状のない平坦部
10b…凸部として1段目凸部
10c…2段目凸部
10d…3段目凸部
10a…凹凸形状のない平坦部
10b…凸部として1段目凸部
10c…2段目凸部
10d…3段目凸部
Claims (3)
- 表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートにおいて、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上であることを特徴とする防滑性シート。
- 前記防滑性シートの凹凸部以外の平坦部の厚みが、200μ以上であることを特徴とする防滑性シート。
- 表面の一部分に滑り止め機能を有する凹凸部が形成された防滑性シートの製造方法において、表面を溶融押し出し後のエンボス加工により凹凸部を形成し、前記凹凸部の凹凸の高低差が140μ以上の3段構成で、各段差が30μ以上となるように製膜することを特徴とする防滑性シートの製造方法。
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---|---|---|---|
JP2011055260A JP2012188616A (ja) | 2011-03-14 | 2011-03-14 | 防滑性シートおよびその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220170218A1 (en) * | 2020-12-01 | 2022-06-02 | 3M Innovative Properties Company | Thermoplastic pavement marking tapes |
JP7311762B2 (ja) | 2019-07-23 | 2023-07-20 | スターライト工業株式会社 | シート状物、及び、シート状物の製造方法 |
-
2011
- 2011-03-14 JP JP2011055260A patent/JP2012188616A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
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