JP2012185857A - 情報配信システムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービスの提供を行うこと。
【解決手段】記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御し、利用者または利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶媒体から読み込み、読み込んだ識別子をサーバ装置へ送信し、応答としてこの識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させ、記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させるように端末装置を構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、記憶媒体を挿入可能であり、ネットワークを介してサーバ装置と接続される端末装置およびこの端末装置を用いた情報配信システムに関し、特に、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービスの提供を行うことができる端末装置およびこの端末装置を用いた情報配信システムに関するものである。
パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等を端末装置として利用者へ情報を配信するサービスを行う情報配信システムが知られている。この情報配信システムを用いた場合、利用者は、電源のON/OFFをはじめとする端末操作の習熟に一定の習熟期間を要することが一般的である。
特に、病院や娯楽施設を利用する利用者に対して情報配信サービスを行う場合には、利用者が施設内に滞在している間だけ端末装置を利用することになるため、端末装置の操作をできるだけ簡易化する必要がある。
しかし、端末装置の操作性を簡易化することは、すなわち、各施設における情報配信サービスの仕様に沿ったユーザインタフェースの端末装置を用意することを意味する。したがって、情報配信システムを各施設に提供するサービスシステム提供者にとってみれば、各施設用にカスタマイズされたユーザインタフェースをもつ端末装置を施設分だけ用意する必要がある。
このため、端末装置のユーザインタフェースを利用者ごとにカスタマイズする手法が種々提案されている。たとえば、特許文献1には、サーバ装置のURL(Uniform Resource Locator)を記憶した記憶媒体をコピー機へ挿入すると、このコピー機がサーバ装置から操作環境を設定する情報を取得する技術が開示されている。また、特許文献2には、端末装置が利用者に対してアンケート形式の選択画面を提供し、アンケートに答えることで利用者好みのユーザインタフェース画面を自動生成する技術が開示されている。
特開2004−186961号公報 特開2006−4054号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、コピー機(端末装置)の設定操作を簡易化する技術ではあるものの、利用者に応じてユーザインタフェースを変更する技術ではない。また、特許文献2の技術は、利用者に応じてユーザインタフェースを変更する技術ではあるものの、利用者に対してアンケートへの回答という作業を強いるものであり、端末操作に慣れていない利用者にとってみればアンケートへの回答すら困難であると考えられる。
これらのことから、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービスの提供を行うことができる端末装置あるいは情報提供システムをいかにして実現するかが大きな課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービスの提供を行うことができる端末装置およびこの端末装置を用いた情報配信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため本発明は、記憶媒体を挿入可能であり、ネットワークを介してサーバ装置と接続される端末装置であって、前記記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御する電源制御手段と、利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を前記記憶媒体から読み込む記憶媒体読込手段と、前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させる通信手段と、前記通信手段が前記記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記通信手段は、前記サーバ装置からの応答として前記識別子に対応する情報であるサービスデータを受信して前記記憶部に記憶させ、前記表示制御手段は、前記通信手段が前記記憶部に記憶させたサービスデータを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該サービスデータを表示させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記電源制御手段は、前記記憶媒体読込手段および前記通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、前記記憶媒体読込手段および前記通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段とをさらに備え、前記第1の電源開閉手段は、前記記憶媒体が挿入された場合に、前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、前記中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、前記記憶媒体が抜き取られた場合には、前記禁止信号の途絶を契機として前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記通信制御手段は、前記記憶媒体の抜き取り以後であって、前記中央処理装置が前記禁止信号を途絶させる以前に、利用者の離脱を前記サーバ装置に対して送信し、応答としてサービス終了データを受信して前記記憶部に記憶させ、前記表示制御手段は、前記通信制御手段が前記記憶部に記憶させたサービス終了データを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該終了データを表示させることを特徴とする。
また、本発明は、記憶媒体と、前記記憶媒体を挿入可能な端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続されるサーバ装置とで利用者に対する情報配信を行う情報配信システムであって、前記記憶媒体は、前記利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶する識別子記憶手段を備え、前記端末装置は、前記記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御する電源制御手段と、前記記憶媒体から前記識別子を読み込む記憶媒体読込手段と、前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信する通信手段と、前記通信手段が受信した前記ユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示する表示制御手段とを備え、前記サーバ装置は、前記ユーザインタフェースプログラムと前記識別子とを関連付けたユーザインタフェースプログラムデータベースと、前記端末装置から受信した前記識別子に基づいて当該識別子に対応する前記ユーザインタフェースプログラムを検索する検索手段と、前記検索手段が検索した前記ユーザインタフェースプログラムを前記端末装置に対して応答する応答手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御し、利用者または利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶媒体から読み込み、読み込んだ識別子をサーバ装置へ送信し、応答としてこの識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させ、記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させることとしたので、利用者が端末装置に対して記憶媒体を挿入しただけで、端末装置の電源が投入されるとともに、利用者用のサービスデータやユーザインタフェースプログラムを自動的にダウンロードするため、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービス提供を行うことができるという効果を奏する。また、提供サービスの変更にも容易に対応することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、サーバ装置からの応答として識別子に対応する情報であるサービスデータを受信して記憶部に記憶させ、記憶部に記憶させたサービスデータをユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによってユーザインタフェース画面中にこのサービスデータを表示させることとしたので、利用者用にカスタマイズされた情報を表示させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶媒体読込手段および通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、記憶媒体読込手段および前記通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段とをさらに備え、第1の電源開閉手段は、記憶媒体が挿入された場合に、中央処理装置および第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、記憶媒体が抜き取られた場合には、禁止信号の途絶を契機として中央処理装置および第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止することとしのたで、たとえば、サービス終了時のデータを表示したり、端末装置内のプログラムやデータを消去したりといった、後処理を円滑に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶媒体の抜き取り以後であって、中央処理装置が禁止信号を途絶させる以前に、利用者の離脱を前記サーバ装置に対して送信し、応答としてサービス終了データを受信して記憶部に記憶させ、記憶部に記憶させたサービス終了データをユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによってユーザインタフェース画面中に終了データを表示させることとしたので、記憶媒体を抜き取った利用者に対してサービス提供を終了する旨を確実に通知することができるという効果を奏する。
本実施例に係る端末装置の特徴を示す図である。 本実施例に係る情報配信システムの構成図である。 端末装置およびサーバ装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 電源投入時における端末装置の動作を示す図である。 電源切断時における端末装置の動作を示す図である。 端末装置の実装例を示す図である。 利用者IDを用いたサービス例を示す図である。 利用者IDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。 サービスIDを用いたサービス例を示す図である。 サービスIDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。 利用者IDおよびサービスIDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る端末装置およびこの端末装置を用いた情報配信システムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、ICカード等の記憶媒体を挿入することで起動するネームプレート型の形状を有する端末装置およびこの端末装置を用いた情報配信システムについて説明する。
まず、本実施例に係る端末装置の特徴点について図1を用いて説明する。図1は、本実施例に係る端末装置の特徴を示す図である。なお、同図に示す記憶媒体には、利用者を識別する利用者IDがあらかじめ記憶されているものとする。また、同図の(A)は、端末装置に電源を投入する場合について、同図の(B)は、端末装置の電源を切断する場合をそれぞれ示している。
ここで、この端末装置が使用される施設が病院であると仮定すると、記憶媒体は診察券に相当し、利用者が病院の窓口に診察券を提示すると、窓口では、この利用者に対して端末装置を貸し出すという利用形態をとることになる。また、利用者が診療を終えた場合には、端末装置から記憶媒体(診察券)を抜き取ったうえで端末装置を窓口へ返却する。
同図の(A)に示したように、端末装置を貸与された利用者が、記憶媒体(診察券)を端末装置に挿入すると(図1の(1)参照)、この挿入動作によって端末装置の電源が投入される(図1の(2)参照)。つづいて、端末装置は、記憶媒体から利用者IDを読み込み(図1の(3)参照)、図示しないサーバ装置から利用者IDに対応するユーザインタフェースプログラム(以下、「UIプログラム」と記載する)およびサービスデータを取得する(図1の(4)参照)。
そして、端末装置はUIプログラムを動作させることによって、利用者に対応するメッセージや操作ボタンを含むユーザインタフェース画面(以下、「UI画面」と記載する)を表示部に対して表示する(図1の(5)参照)。
一方、同図の(B)に示したように、端末装置の利用を終えた利用者が、端末装置から記憶媒体を抜き取ると(図1の(6)参照)、端末装置の電源が切断される(図1の(7)参照)。
このように、本実施例に係る端末装置では、記憶媒体の挿抜という簡単な操作で端末装置を起動/終了を行うとともに、記憶媒体に記憶された利用者IDを用いて利用者ごとにカスタマイズされたUIプログラムをサーバ装置からダウンロードするように構成した。したがって、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者であっても端末装置の操作にとまどうことなく、自分用にカスタマイズされたUI画面を用いて情報配信サービスを受けることができる。
次に、図1で説明した記憶媒体および端末装置を用いた情報配信システムの構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係る情報配信システムの構成図である。同図に示すように、情報配信システム1は、記憶媒体10と、端末装置20と、サーバ装置30とから構成される。なお、端末装置20とサーバ装置30とは、無線通信によって通信を行うものとする。
記憶媒体10は、ICカード等の記憶媒体であり、利用者を一意に識別する利用者IDや、利用者が受けるサービスを一意に識別するサービスIDといった識別子を記憶している。たとえば、この記憶媒体10は、情報配信システム1を用いる施設が、各利用者に対して発行する。
なお、本実施例では、無線通信が可能なICカードである記憶媒体10と、この記憶媒体10から非接触型のデータ読み取りを行う端末装置20とを用いる場合について説明するが、接点を有するICカードを用い、端末装置20が、かかる接点を介してデータ読み取りを行うこととしてもよい。また、記憶媒体10をRFID(Radio Frequency Identification)タグとし、端末装置20が、RFIDタグのリーダ/ライタ(RF-RW)を備えるように構成することとしてもよい。
端末装置20は、記憶媒体10を挿入するスリットを備え、たとえば、ネームプレート型の形状を有する装置であり、ネットワークを介して接続されるサーバ装置30からサービスデータ25aやUIプログラム25bをダウンロードし、表示部24dへUI画面を表示する。
この端末装置20は、電源21と、電源制御部22と、スイッチ23と、制御部24と、記憶部25とを備えている。また、制御部24は、マイコン24aと、記憶媒体読込部24bと、表示制御部24cと、表示部24dと、通信部24eをさらに備えており、記憶部25は、サービスデータ25aと、UIプログラム25bと、オペレーションプログラム25cと、デバイスドライバ25dとを記憶する。
電源21は、たとえば、リチウムイオン電池などで構成され、電源制御部22を介して端末装置20を構成するデバイスに対して電力を供給する。また、電源制御部22は、制御部24に対する電力供給/電力切断を制御する処理部であり、記憶媒体10の挿抜によってスイッチ23がON/OFFされると、かかるON/OFF信号をスイッチ23から受け取る。
スイッチ23は、たとえば、いわゆるメカニカルスイッチで構成され、記憶媒体10の挿入によって可動部が押し込まれると電源制御部22およびマイコン24aに対してON信号を通知するとともに、記憶媒体10の抜き取りによって可動部が復帰すると電源制御部22およびマイコン24aに対してOFF信号を通知する。
制御部24は、電源制御部22による電源制御の対象となるデバイス群である。また、マイコン24aは記憶部25上のプログラムを読み込んで実行したり、端末装置20を構成する各種デバイスの制御を行ったりするマイクロコンピュータである。
記憶媒体読込部24bは、端末装置20に挿入された記憶媒体10から識別子を読み込み、読み込んだ識別子をマイコン24aに渡す処理を行うデバイスである。なお、記憶媒体読込部24bは、非接触型の読み取りによって記憶媒体10から識別子を読み込むが、接触型の読み取りを行うように構成してもよい。また、記憶媒体10をRFIDタグとした場合には、この記憶媒体読込部24bはRF−RWから構成することとしてもよい。
表示制御部24cは、マイコン24aが実行するUIプログラム25bの指示によって表示部24dに対してユーザインタフェース画面を表示させる処理および表示部24dが受け付けた利用者の操作を、操作情報としてUIプログラム25bに通知する処理を行うデバイスである。
表示部24dは、たとえば、タッチパネル付きの液晶ディスプレイから構成され、表示制御部24cからの指示に基づき、メッセージや操作ボタンを含むUI画面を表示するとともに、利用者によって操作ボタンが操作された場合には、かかる操作情報を表示制御部24cに対して通知する処理を行うデバイスである。
通信部24eは、マイコン24a上で動作するUIプログラム25bあるいはオペレーションプログラム25cの指示に基づき、サーバ装置30との間で無線通信を行うデバイスである。
記憶部25は、不揮発性メモリによって構成され、サーバ装置30から受け取ったサービスデータ25aおよびUIプログラム25b、あらかじめ記憶されたオペレーションプログラム25cおよびデバイスドライバ25dを記憶する。
サービスデータ25aは、UIプログラム25bを介して表示部24dに表示されるデータであり、サーバ装置30のサービスデータDB(データベース)34からダウンロードされる。また、UIプログラム25bは、表示部24dにUI画面を表示させる処理を行うプログラムであり、マイコン24aに読み込まれたオペレーションプログラム25c上で動作する。そして、このUIプログラム25bは、サーバ装置30のUIプログラムDB(データベース)33からダウンロードされる。
オペレーションプログラム25cは、マイコン24aに読み込まれて端末装置20を構成する各種デバイスを制御する処理を行うプログラムであり、デバイスドライバ25dは、端末装置20を構成する各種デバイスとオペレーションプログラム25cとの間で行われるデータ変換を行うプログラムである。なお、オペレーションプログラム25cおよびデバイスドライバ25dは、端末装置20の製造時やメンテナンス時に記憶部25に記憶される。
なお、本実施例では、記憶部25を不揮発性メモリによって構成する場合について示したが、端末装置20の電源がONである間だけ必要となるサービスデータ25aおよびUIプログラム25bを揮発性メモリに格納し、オペレーションプログラム25cおよびデバイスドライバ25dを不揮発性メモリに格納するように構成してもよい。
サーバ装置30は、端末装置20から受け取った識別子に対応するサービスデータあるいはUIプログラムを、それぞれ、サービスデータDB34あるいはUIプログラムDB33を検索することによって抽出し、抽出したサービスデータあるいはUIプログラムを端末装置20に対して応答する装置である。なお、このサーバ装置30は、無線ネットワークを介して端末装置20に接続される。
サーバ装置30は、検索部31と、通信部32とから構成されており、サービスデータDB34およびUIプログラムDB33と接続されている。なお、サービスデータDB34およびUIプログラムDB33をサーバ装置30に内蔵するように構成してもよい。
検索部31は、通信部32を介して端末装置20から受け取った識別子に基づき、この識別子に対応するサービスデータあるいはUIプログラムを、サービスデータDB34あるいはUIプログラムDB33から検索する処理を行う処理部である。
通信部32は、端末装置20から識別子、終了通知などのメッセージ等を受信するとともに、検索部31が検索したサービスデータあるいはUIプログラムを端末装置20に対して送信する処理を行うデバイスである。
次に、図2で説明した端末装置20およびサーバ装置30が実行する処理手順について図3を用いて説明する。図3は、端末装置およびサーバ装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、端末装置20に対して利用者が記憶媒体10を挿入すると(ステップS101)、この記憶媒体10がスイッチ23を押下することによって端末装置20の電源を投入する(ステップS102)。
つづいて、記憶媒体読込部24bが記憶媒体10からID(識別子)を読み込み(ステップS103)、通信部24eがこのID(識別子)をサーバ装置30へ送信する(ステップS104)。このID(識別子)を受信したサーバ装置30は、受信したID(識別子)に対応するUIプログラム25bをUIプログラムDB33から検索する(ステップS105)。なお、端末装置20から、サービスデータ25aのダウンロードを依頼された場合には、受信したID(識別子)に対応するサービスデータ25aをサービスデータDB34から検索する。
そして、サーバ装置30は、ステップS105において選択されたUIプログラム25bを端末装置20へ送信し(ステップS106)、このUIプログラム25bを受信した端末装置20は、UIプログラム25bを記憶部25に記憶させるとともに、UIプログラム25bを起動する(ステップS107)。
つづいて、UIプログラム25bの起動を完了したならば、端末装置20は、UIプログラム25bの起動完了をサーバ装置30に対して通知し(ステップS108)、この通知を受けたサーバ装置30は、該当するサービスデータ25aをサービスデータDB34から検索して最初のサービスデータ25aを端末装置20に対して送信する(ステップS109)。
この状態で、端末装置20には、図1の(A)に示したようなUI画面が表示されるが、利用者がこのUI画面を介して端末装置を操作すると(ステップS110)、端末装置20は、操作に応じたサービスデータ25aをサーバ装置30に対して要求する(ステップS111)。この要求を受けたサーバ装置30は、該当するサービスデータ25aをサービスデータDB34から検索して端末装置20に対して送信する(ステップS112)。
そして、利用者がUI画面を介して終了操作を行った場合には(ステップS113,Yes)、処理を終了する。一方、利用者が終了操作を行わない場合には(ステップS113,No)、ステップS110〜S112の処理を繰り返すことになる。
次に、電源投入時および電源切断時における端末装置20の動作について図4および図5を用いて説明する。図4は、電源投入時における端末装置20の動作を示す図であり、図5は、電源切断時における端末装置20の動作を示す図である。なお、図4および図5では、図2と同一の構成要素には同一の符合を付与している。また、電源開閉部A22a、電源開閉部B22bおよび電源開閉部C22cは、図2に示した電源制御部22に含まれるデバイスであり、リレーやトランジスタ等によって構成される。
まず、電源投入時における動作について説明する。図4に示すように、記憶媒体10が挿入されると(図4の(1)参照)、スイッチ23は、電源ON指令を電源開閉部A22aおよびマイコン24aに対して通知する(図4の(2)参照)。この電源ON指令を受けた電源開閉部A22aは、マイコン24a、電源開閉部B22bおよび電源開閉部C22cに対して電源21からの電力を供給する(図4の(3)参照)。
一方、電源ON指令を受けたマイコン24aは、電源ON指令を電源開閉部A22aに対して通知する(図4の(4)参照)。ここで、電源開閉部A22aは、スイッチからの電源ON指令あるいはマイコン24aからの電源ON指令のいずれか一方が維持されている間は、マイコン24a、電源開閉部B22bおよび電源開閉部C22cに対する電力提供を維持する。
つづいて、マイコン24aが電源開閉部B22bに対して電源ON指令を通知すると(図4の(5)参照)、電源開閉部B22bは、記憶媒体読込部24bに対して電力を供給する(図4の(6)参照)。また、マイコン24aが電源開閉部C22cに対して電源ON指令を通知すると(図4の(7)参照)、電源開閉部C22cは、通信部24eに対して電力を供給する(図4の(8)参照)。
次に、電源切断時における動作について説明する。図5に示すように、記憶媒体が抜き取られると(図5の(1)参照)、スイッチ23は、電源OFF指令を電源開閉部A22aおよびマイコン24aに対して通知する(図5の(2)参照)。
この段階で、電源開閉部A22aは、マイコン24a、電源開閉部B22bおよび電源開閉部C22cに対する電力供給を維持している。すなわち、利用者が端末装置20の利用を終了する意図で記憶媒体10を抜き取った場合であっても、いわゆる後処理を実行するために、マイコン24a等に対する電力供給を維持するのである。
マイコン24aは、UIプログラム25bを動作させることによって、サーバ装置30から終了メッセージを取得して記憶部25に記憶させたうえで、この終了メッセージを表示部24dに表示する。そして、終了メッセージの表示処理を行った後に、記憶部25からサービスデータ25a、UIプログラム25bおよび終了メッセージを消去する。
つづいて、後処理を実行したマイコン24aは、電源開閉部A22aに対して電源ON指令解除を通知し(図5の(3)参照)、この通知を受けた電源開閉部A22aは、マイコン24a、電源開閉部B22bおよび電源開閉部C22cに対する電力提供を遮断する(図5の(4)参照)。
次に、端末装置20の実装例について図6を用いて説明する。図6は、端末装置の実装例を示す図である。なお、図6では、図2と同一の構成要素には同一の符合を付与している。同図に示すように、端末装置20は、表ケースと、表示部24dと、通信部24eのアンテナ、電源制御部22、制御部24および記憶部25からなる層と、電源21と、記憶媒体読込部24bのアンテナを含む裏ケースと、記憶媒体ガイドを積層することによって構成される。なお、記憶媒体10は、裏ケースと、記憶媒体ガイドとの間に挿入される。
次に、記憶媒体10に記憶させる識別子を利用者IDとした場合、サービスIDとした場合、利用者IDおよびサービスIDとした場合について図7〜11を用いて説明する。なお、識別子を利用者IDとした場合については、図7および図8に、サービスIDとした場合については、図9および図10に、利用者IDおよびサービスIDとした場合については、図11に、それぞれ示している。
まず、記憶媒体10に記憶させる識別子を利用者IDとした場合について図7および図8を用いて説明する。図7は、利用者IDを用いたサービス例を示す図であり、図8は、利用者IDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。
図7に示すように、サーバ装置30に接続されたUIプログラムDB33には、「利用者ID」、「年齢」、「性別」および「利用サービス」を項目とするテーブルが用意されている。ここで、同図には、「利用サービス」の一例として、病院の患者を年齢分けし、各年齢区分について異なるサービスを提供する場合について示している。
また、同図には、「利用するサービス」として、高齢患者向けの「サービスA」、一般患者向けの「サービスB」および小児向けの「サービスC」を示しているが、各サービス(サービスA〜C)のそれぞれには、同図の端末画面表示例に示したUI画面を端末装置20の表示部24dに表示するUIプログラムが対応付けられるものとする。また、同図のテーブルにおける「利用者ID」には、記憶媒体10に記憶される利用者IDと同一のものが、あらかじめ登録されているものとする。
次に、図7に示したサービスを提供する場合におけるUIプログラムDB33の構成例について図8を用いて説明する。同図に示すように、サーバ装置30は、同図の33a(以下、「テーブルA33a」と記載する)および33b(以下、「テーブルB33b」と記載する)に示したテーブルを参照するが、これらのテーブル(33aおよび33b)は、UIプログラムDB33内に設けられる。なお、テーブル(33aおよび33b)の双方あるいは一方を、UIプログラムDB33外に設けることとしてもよい。
ここで、テーブルA33aは、図7に示したテーブルと同一のテーブルである。また、テーブルB33bは、患者の年齢区分および性別を行および列とするテーブルであり、図7に示したサービスA、サービスBおよびサービスCごとに用意される。たとえば、テーブルA33aにおける利用者IDが「001」の利用者は、利用サービスが「A」であるのでサービスA向けのテーブルB33bが参照される。
さらに、この利用者の年齢は「70」歳であり、性別は「女性」であるので、サービスA向けのテーブルB33bの第1行目/第2列目である「A_H_W」が選択される。なお、この「A_H_W」には、UIプログラムが対応付けられている。
つまり、同図に示すように、UIプログラムDB33は、利用者IDをUIプログラムへ変換するテーブルを備えており、このテーブルを用いて利用者IDとUIプログラムとを対応付けている。
ここで、サーバ装置30におけるUIプログラムの応答動作について説明する。端末装置20から利用者IDを受信すると(図8の(1)参照)、サーバ装置30は、テーブルA33aを参照するとともに(図8の(2)参照)、テーブルB33bを参照することによって(図8の(3)参照)、端末装置20から受け取った利用者IDに対応するUIプログラムを決定する。そして、サーバ装置30は、決定したUIプログラムを端末装置20に対して応答する(図8の(4)参照)。
次に、記憶媒体10に記憶させる識別子をサービスIDとした場合について図9および図10を用いて説明する。図9は、サービスIDを用いたサービス例を示す図であり、図10は、サービスIDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。
図9に示すように、サーバ装置30に接続されたUIプログラムDB33には、「サービスID」を項目とするテーブルが用意されている。なお、端末画面表示例、サービスA〜Cの内容については、図7と同様であるので説明を省略する。また、同図のテーブルにおける「サービスID」には、記憶媒体10に記憶されるサービスIDと同一のものが、あらかじめ登録されているものとする。
次に、図9に示したサービスを提供する場合におけるUIプログラムDB33の構成例について図10を用いて説明する。同図に示すように、サーバ装置30は、同図の33c(以下、「テーブルC33c」と記載する)を参照するが、このテーブルC33cは、UIプログラムDB33内に設けられる。なお、テーブルC33cを、UIプログラムDB33外に設けることとしてもよい。
ここで、テーブルC33cは、図9に示したテーブルに、各サービス(サービスA〜C)のそれぞれに対応するUIプログラムを付加したものである。たとえば、サービスIDが「A」である利用者に対しては、UIプログラムの「A」が対応付けられている。
つまり、同図に示すように、UIプログラムDB33は、サービスIDをUIプログラムへ変換するテーブルC33cを備えており、このテーブルC33cを用いてサービスIDとUIプログラムとを対応付けている。
ここで、サーバ装置30におけるUIプログラムの応答動作について説明する。端末装置20からサービスIDを受信すると(図10の(1)参照)、サーバ装置30は、テーブルC33cを参照することによって(図10の(2)参照)、端末装置20から受け取ったサービスIDに対応するUIプログラムを決定する。そして、サーバ装置30は、決定したUIプログラムを端末装置20に対して応答する(図10の(3)参照)。
次に、記憶媒体10に記憶させる識別子を利用者IDおよびサービスIDとした場合について図11を用いて説明する。図11は、利用者IDおよびサービスIDを用いたUIプログラムDBの構成例を示す図である。
同図に示すように、サーバ装置30は、同図の33d(以下、「テーブルD33d」と記載する)および33e(以下、「テーブルE33e」と記載する)に示したテーブルを参照するが、これらのテーブル(33dおよび33e)は、UIプログラムDB33内に設けられる。なお、テーブル(33dおよび33e)の双方あるいは一方を、UIプログラムDB33外に設けることとしてもよい。
ここで、テーブルD33dは、図8に示したテーブルA33aにおける「利用サービス」項目を有しないが、図11の場合におけるサービスの決定は、端末装置20から受け取ったサービスIDに基づいて行われる。なお、図11に示したテーブルE33eの内容は、図8に示したテーブルB33bと同一であるので説明を省略する。
ここで、サーバ装置30におけるUIプログラムの応答動作について説明する。端末装置20から利用者IDおよびサービスIDを受信すると(図11の(1)参照)、サーバ装置30は、端末装置20から受信した利用者IDを用いてテーブルD33dを検索し(図11の(2)参照)、該当する利用者の年齢および性別を取得する。つづいて、サーバ装置30は、端末装置20から受信したサービスID、テーブルD33dから取得した年齢および性別を用いてテーブルE33eを参照し(図11の(3)参照)、該当するUIプログラムを決定する。そして、サーバ装置30は、決定したUIプログラムを端末装置20に対して応答する(図11の(4)参照)。
上述してきたように、本実施例によれば、記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御し、利用者または利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶媒体から読み込み、読み込んだ識別子をサーバ装置へ送信し、応答としてこの識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させ、記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させるように端末装置を構成した。
したがって、利用者が端末装置に対して記憶媒体を挿入しただけで、端末装置の電源が投入されるとともに、利用者用のサービスデータやユーザインタフェースプログラムを自動的にダウンロードするため、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者に対してもサービス提供を行うことができる。また、提供サービスの変更にも容易に対応することができる。
なお、本実施例においては、端末装置が記憶媒体から読み取った利用者IDあるいはサービスIDをサーバ装置に対して送信する場合について説明したが、サーバ装置に対して送信するデータに端末装置固有の情報を含めることとしてもよい。たとえば、端末装置を一意に識別する識別子や、端末装置に搭載されたオペレーションプログラムやデバイスドライバのバージョンをサーバ装置に対して送信し、サーバ装置がこれらのバージョンに適合したUIプログラムを応答することとしてもよい。なお、この場合、UIプログラムDBには、これらのバージョンに適合したUIプログラム、これらのバージョンとUIプログラムとを対応付けるテーブル等が含まれることになる。
(付記1)記憶媒体を挿入可能であり、ネットワークを介してサーバ装置と接続される端末装置であって、
前記記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御する電源制御手段と、
利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を前記記憶媒体から読み込む記憶媒体読込手段と、
前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させる通信手段と、
前記通信手段が前記記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させる表示制御手段と
を備えたことを特徴とする端末装置。
(付記2)前記通信手段は、
前記サーバ装置からの応答として前記識別子に対応する情報であるサービスデータを受信して前記記憶部に記憶させ、
前記表示制御手段は、
前記通信手段が前記記憶部に記憶させたサービスデータを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該サービスデータを表示させることを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)前記電源制御手段は、
前記記憶媒体読込手段および前記通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、
前記記憶媒体読込手段および前記通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段と
をさらに備え、
前記第1の電源開閉手段は、
前記記憶媒体が挿入された場合に、前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、前記中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、
前記記憶媒体が抜き取られた場合には、前記禁止信号の途絶を契機として前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止することを特徴とする付記1または2に記載の端末装置。
(付記4)前記通信制御手段は、
前記記憶媒体の抜き取り以後であって、前記中央処理装置が前記禁止信号を途絶させる以前に、利用者の離脱を前記サーバ装置に対して送信し、応答としてサービス終了データを受信して前記記憶部に記憶させ、
前記表示制御手段は、
前記通信制御手段が前記記憶部に記憶させたサービス終了データを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該終了データを表示させることを特徴とする付記3に記載の端末装置。
(付記5)前記中央処理装置は、
前記終了データの表示以後に、前記記憶部に記憶された前記ユーザインタフェースプログラム、前記サービスデータおよび前記サービス終了データを消去することを特徴とする付記4に記載の端末装置。
(付記6)記憶媒体と、前記記憶媒体を挿入可能な端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続されるサーバ装置とで利用者に対する情報配信を行う情報配信システムであって、
前記記憶媒体は、
前記利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶する識別子記憶手段
を備え、
前記端末装置は、
前記記憶媒体の挿抜によって自装置の電源投入および電源切断を制御する電源制御手段と、
前記記憶媒体から前記識別子を読み込む記憶媒体読込手段と、
前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させる通信手段と、
前記通信手段が前記記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示する表示制御手段と
を備え、
前記サーバ装置は、
前記ユーザインタフェースプログラムと前記識別子とを関連付けたユーザインタフェースプログラムデータベースと、
前記端末装置から受信した前記識別子に基づいて当該識別子に対応する前記ユーザインタフェースプログラムを検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した前記ユーザインタフェースプログラムを前記端末装置に対して応答する応答手段と
を備えたことを特徴とする情報配信システム。
(付記7)前記端末装置の通信手段は、
前記サーバ装置からの応答として前記識別子に対応する情報であるサービスデータを受信して前記記憶部に記憶させ、
前記端末装置の表示制御手段は、
前記端末装置の通信手段が前記記憶部に記憶させたサービスデータを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該サービスデータを表示させることを特徴とする付記6に記載の情報配信システム。
(付記8)前記端末装置の電源制御手段は、
前記端末装置の記憶媒体読込手段および通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、
前記端末装置の記憶媒体読込手段および通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段と
をさらに備え、
前記第1の電源開閉手段は、
前記記憶媒体が挿入された場合に、前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、前記中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、
前記記憶媒体が抜き取られた場合には、前記禁止信号の途絶を契機として前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止することを特徴とする付記6または7に記載の情報配信システム。
(付記9)前記端末装置の通信制御手段は、
前記記憶媒体の抜き取り以後であって、前記中央処理装置が前記禁止信号を途絶させる以前に、利用者の離脱を前記サーバ装置に対して送信し、応答としてサービス終了データを受信して前記記憶部に記憶させ、
前記端末装置の表示制御手段は、
前記端末装置の通信制御手段が前記記憶部に記憶させたサービス終了データを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該終了データを表示させることを特徴とする付記8に記載の情報配信システム。
(付記10)前記端末装置の中央処理装置は、
前記終了データの表示以後に、前記記憶部に記憶された前記ユーザインタフェースプログラム、前記サービスデータおよび前記サービス終了データを消去することを特徴とする付記9に記載の情報配信システム。
以上のように、本発明に係る情報配信システムおよび端末装置は、端末装置の取り扱いに不慣れな利用者を、情報配信先とする場合に有用であり、特に、病院や娯楽施設における情報配信に適している。
1 情報配信システム
10 記憶媒体
20 端末装置
21 電源
22 電源制御部
22a 電源開閉部A
22b 電源開閉部B
22c 電源開閉部C
23 スイッチ
24 制御部
24a マイコン
24b 記憶媒体読込部
24c 表示制御部
24d 表示部
24e 通信部
25 記憶部
25a サービスデータ
25b UIプログラム
25c オペレーションプログラム
25d デバイスドライバ
30 サーバ装置
31 検索部
32 通信部
33 UIプログラムDB
33a テーブルA
33b テーブルB
33c テーブルC
33d テーブルD
33e テーブルE
34 サービスデータDB

Claims (4)

  1. 記憶媒体を挿入可能であり、ネットワークを介してサーバ装置と接続される端末装置であって、
    利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を前記記憶媒体から読み込む記憶媒体読込手段と、
    前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信して記憶部に記憶させる通信手段と、
    前記通信手段が前記記憶部に記憶させたユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示させる表示制御手段と、
    前記記憶媒体読込手段および前記通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、前記記憶媒体読込手段および前記通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段とを含み、前記第1の電源開閉手段が、前記記憶媒体が挿入された場合に、前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、前記中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、前記記憶媒体が抜き取られた場合には、前記禁止信号の途絶を契機として前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止する電源制御手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記通信手段は、
    前記サーバ装置からの応答として前記識別子に対応する情報であるサービスデータを受信して前記記憶部に記憶させ、
    前記表示制御手段は、
    前記通信手段が前記記憶部に記憶させたサービスデータを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該サービスデータを表示させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記通信手段は、
    前記記憶媒体の抜き取り以後であって、前記中央処理装置が前記禁止信号を途絶させる以前に、利用者の離脱を前記サーバ装置に対して送信し、応答としてサービス終了データを受信して前記記憶部に記憶させ、
    前記表示制御手段は、
    前記通信手段が前記記憶部に記憶させたサービス終了データを前記ユーザインタフェースプログラムに読み込ませることによって前記ユーザインタフェース画面中に当該終了データを表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 記憶媒体と、前記記憶媒体を挿入可能な端末装置と、前記端末装置にネットワークを介して接続されるサーバ装置とで利用者に対する情報配信を行う情報配信システムであって、
    前記記憶媒体は、
    前記利用者または前記利用者に対応付けられたサービスを識別する識別子を記憶する識別子記憶手段
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記記憶媒体から前記識別子を読み込む記憶媒体読込手段と、
    前記記憶媒体読込手段が読み込んだ前記識別子を前記サーバ装置へ送信し、応答として当該識別子に対応するユーザインタフェースプログラムを受信する通信手段と、
    前記通信手段が受信した前記ユーザインタフェースプログラムを動作させることによって表示部に対してユーザインタフェース画面を表示する表示制御手段と、
    前記記憶媒体読込手段および前記通信手段の動作を制御する中央処理装置へ供給する電源を開閉する第1の電源開閉手段と、前記記憶媒体読込手段および前記通信手段へ供給する電源を開閉する第2の電源開閉手段とを含み、前記第1の電源開閉手段が、前記記憶媒体が挿入された場合に、前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段へ電力を供給するとともに、前記中央処理装置から電力停止を禁止する禁止信号を受け取り、前記記憶媒体が抜き取られた場合には、前記禁止信号の途絶を契機として前記中央処理装置および前記第2の電源開閉手段に対する電力の供給を停止する電源制御手段と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザインタフェースプログラムと前記識別子とを関連付けたユーザインタフェースプログラムデータベースと、
    前記端末装置から受信した前記識別子に基づいて当該識別子に対応する前記ユーザインタフェースプログラムを検索する検索手段と、
    前記検索手段が検索した前記ユーザインタフェースプログラムを前記端末装置に対して応答する応答手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
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