JP2012175947A - 猫の爪切り用保定具 - Google Patents

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【課題】猫に与えるストレスを軽減させて、安定した姿勢を保持し、かつ猫の安全も確保して、飼い主が1人で容易に猫の爪が切れる保定具の実現。
【解決手段】猫がリラックス出来、飼い主が爪を切るのるのに便利なように、背中を丸め四足を上方に出して仰向けに抱かれる姿勢を作出するための保定具であり、弾性体の板を2枚合わせて片側の木端を下にして立て、長手方向に両端部近傍を結束部材でそれぞれ直角方向に結束して、弾性体の板が合わされた部分に物を挿入すると弾性変形により合わされた部分が広がりかつ弾性復元力により物が挟み締められるバネ状の口を形成して、このバネ状の口に半楕円体で凹状の生地を弾性体の板における上側の木端一帯から懸吊して凹状の生地を同板で挟み込み、ここに猫の背中を丸めて仰向けに四つ足を上向けに上げた状態で挿入してこの姿勢を保持する猫の爪切り用保定具。
【選択図】図10

Description

本発明は、猫の爪切りが容易に行える保定具に関するものである。
猫の爪切り作業は2人で行うことが最も効率的である。1人が猫を抱きかかえて他の1人が各足を掴んで爪を切る。この時それぞれの足が掴みやすいように猫の背中を曲げて四足を上方につき出すように仰向けに抱きかかえるえると都合が良い。
最近のペットを飼う人口が増加し一人暮らしの住まいでも猫を飼うことが多くなってきている。そのため、飼い主が1人で猫の爪を切らなければならない場面も増えることになる。そこで爪を切るために猫を拘束する保定具が必要となり、いくつかの用具が考案され販売もされている。
従来の猫の爪切り用具は、網や布で作られた袋体に猫の頭を出した状態で胴体を挿入して拘束し袋体に付けられたファスナー付きの穴から前足と後ろ足を引き出して爪を切る方式のものがある。(例えば、非特許文献1および特許文献1参照。)
猫の胴体を大きな目玉クリップ型の拘束部材で挟みこんで拘束するもの、(例えば、特許文献2参照。)
足の挿入部を備えた上下に分割した筒状コルセットに胴体を挟んで拘束するもの、(例えば、特許文献3参照。)
胴体に布等で出来た柔軟なパネルを巻きつけて拘束するものがある。(例えば、特許文献4参照。)
小動物を仰向けに置く手術、解剖用の保定具がある。(例えば、特許文献5参照。)
実登3118269 実登3131759 特開2008-212540 米抄2004/211370 特開2003-290258
「klaw kontrol bag」ホームページhttp://www.klaw-kontrol.com/index.html
保定具は爪切り以外に治療や手入れにも使われるがその目的は猫がいやがって暴れることを制するものである。そのため強制的に拘束することになるが、猫には強いストレスや恐怖を与えてしまうことになる。なおこの拘束を解除するのは保定具を操作する者のみであり猫の力では拘束は解除できず、不注意に放置すると事故にも繋がる。
袋体の保定具は素材が柔らかい網や布製が多く、猫が嫌がり暴れると挿入が難しく、無理に挿入しようとすると猫にかかるストレスが増して爪切り作業全体がより難しくなる。また袋体に開けたファスナー付きの開口部は前足用については袋体の前方に取り付けられるため足の引き出しが容易であるが、後足用は側方にあるため足の引き出しが困難である。
メガネクリップのように挟む方式の拘束部材の場合、装着時に相当のストレスを与えるとともに、猫の骨や内臓を強く圧迫する可能性がある。
管状分割コルセット方式の拘束部材の場合その形状をを得るために一定の硬度が必要であり、装着時に相当のストレスを与えるとともに、猫の骨や内臓を強く圧迫する可能性がある。
巻きつける方式の拘束部材の場合、胴体に周回させて巻きつけるため装着時に相当のストレスを与えるとともに、猫の骨や内臓を強く圧迫する可能性がある。
手術、解剖用の保定具は一般に多くの小型四足動物が仰向けをいやがりストレスが増加することに対応して考案されている。
これに対して猫は飼い主の腕の中で背中を丸めた姿勢で安定して抱かれることはよく知られており、同様の形状を作出すれば仰向けに保持するために強い拘束は必要とならない。
これらの保定具はファスナーやバネで胴体や体の一部を締め付けて拘束するため、猫が自力で脱出することはできない。飼い主等操作する者が不注意に拘束状態で放置すると事故に繋がる可能性がある。
本発明は猫に与えるストレスを軽減させて、安定した姿勢を保持し、かつ猫の安全も確保して、飼い主が1人で容易に猫の爪が切れる保定具の実現を目的とする。
猫がリラックス出来、飼い主が爪を切るのるのに便利なように、背中を丸め四足を上方に出して仰向けに抱かれる姿勢を作出するための保定具であり、
弾性体の板を2枚合わせて片側の木端を下にして立てて、長手方向に両端部近傍を結束部材でそれぞれ垂直方向に結束して、弾性体の板が合わされた部分に物を挿入すると弾性変形により合わされた部分が広がりかつ弾性復元力により物が挟み締められるバネ状の口を形成して、このバネ状の口に半楕円体で凹状の生地を弾性体の板における上側の木端一帯から懸吊して凹状の生地を同板で挟み込み、ここに猫の背中を丸めて仰向けに四つ足を上向けに上げた状態で挿入してこの姿勢を保持する猫の爪切り用保定具。
本発明によれば猫のストレスを軽減させ、嫌がり暴れることを少なくして、四足が上方に向く姿勢に保持することから、飼い主が一人でも爪切り作業が容易に行え、胴体を周回して拘束しないことから自力脱出ができ猫の安全も確保できる。
飼い主が猫を仰向けに抱きかかえた状態の説明図 弾性体の板の斜視図 閉じたバネ状の口の斜視図 開いたバネ状の口の斜視図 半楕円体で凹状の生地の斜視図 バネ状の口の開口幅を調整する部材の平面図 保定具に猫を背中から仰向けに挿入した状態の斜視図 保定具に猫を挿入した側面図 保定具に猫を挿入した断面図 猫の爪切りをしている状態の説明図 長手方向に中心で左右対称の多角形の弾性体の板の斜視図 長手方向に中心で左右対称の多角形の弾性体によるバネ状の口により形成された傾斜付きの保定具の斜視図
以下本発明に係る猫の爪切り用保定具につき実施の形態を挙げ添付の図面に基づいて説明する。
本保定具は、猫を仰向けに抱きかかえると四足が上向きになり、猫が足を着いたり掛けたりすることが一時的に不能になることを利用して猫の動きを抑制し、同姿勢を保持するために、猫の胴体を半楕円体で凹状の生地で吊り下げて抱き、弾性体の板で作ったバネ状の口で挟み込んで押さえている。
構成は猫を図1に示す姿勢で保持するための図4に示す弾性体の板で作ったバネ状の口とバネ状の口の開口部内側に懸吊する図5に示す凹状の生地である。
バネ状の口は弾性体の復元力を利用して外から力を加えて広げた開口部を元通りに閉じる機能があり、財布やバックの口として使われる。通称は「バネ口金具」と呼ばれている。
図2に示すように切った弾性体の板21を図3に示すように2枚合わせて片側の木端(図2の44)を下にして、長手方向に両端部近傍を結束部材22で直角方向に結束する。結束していない部分の内側41は通常は互いに合わさっている状態であるが、これに弾性変形61を加えて内側42の状態に開くと弾性復元力62により内側に締まろうとするバネとして機能する。(図3、図4参照)バネ状の口の素材はスポンジやゴムのような弾性があり表面が柔らかいものが適している。
弾性体の板で作ったバネ状の口の中に猫を仰向けに保持するための図5に示す半楕円体で凹状の生地23を懸吊する。板の上方木端すなわちバネ状の口の上端部一帯より内側に向かって半楕円体のハンモック状の凹みができるように生地の外周縁を逢着する。
この生地23の逢着部31を確実に逢着するために弾性体の板21を生地23と同質の素材のカバーや袋体に装入しておくとよい。
凹状の生地23は猫を背面より仰向けに挿入したときに丸くなった猫の背中14と胴体側方15に一様に密着するようにする。(図7、図8、図9参照)凹状の生地の上側部にはプリーツ32をつけて半楕円体の形状を確保する。また密着の程度を高めるために凹状の生地に伸縮する素材を使用することもある。
バネ状の口に弾性変形がかからない時は凹状の生地23はバネ状の口の内側41に挟まれて閉じており猫を背中及び胴体が挿入し得る幅は確保されていない。ここであらかじめバネ状の口の開口幅を確保するために図6に示す開口幅調整部材24をバネ状の口の内側底部に取り付け挿入しやすい開口幅を確保する。開口幅調整部材24の幅は猫の胴体の横幅以下とする。
これにより弾性体の板21を2枚重ねたバネ状の口の内側41に凹状で半楕円体の生地23が挟まれて、凹状の生地に猫を仰向けに挿入すると猫の胴体は凹状の生地に一様に密着しながらバネ状の口を開くように弾性変形61し、弾性復元力62により側方から適度に挟まれ、図1に示すように飼い主に仰向けに抱きかかえられた時と同様の姿勢になる。
バネ状の口の開口時における開口部の長手方向の寸法はこの中に猫の背中を曲げて仰向けに挿入した時に頭から尻までがすっぽり入る程度の寸法とする。またこの直角方向の高さは凹状の生地で作った半楕円体の底53がバネ状の口の下端52に着かないように懸吊した半楕円体の深さより多くする。(図8参照)
半楕円体で凹状の生地23の図7の31に示す取り付け位置を調整することにより凹状の生地の底53の深さを調整することが可能でありバネ状の口が猫の胴体を側方から押す面積が増減して猫の胴体を保持する力が変更できる。この場合凹状の生地23をバネ状の口に逢着せずに着脱可能に係止することで細かな調整が可能となる。係止部材としては面ファスナーや安全ピンなどが挙げられる。また、結束部材22の締付位置を長手方向の前後に移動することにより猫の体格に応じた開口部の寸法の調整及びバネ状の口の弾性復元力62の調整ができる。
図10に示すように保定具に猫を背中を丸めて仰向けに挿入し、四足が上方に向いた状態にして、利き手(例えば右手12)に爪切り71を持ってもう一方の手(例えば左手13)で猫の足を掴んで爪を切る。
バネ状の口の別の一形態として、弾性体の板もしくは図11 に示すような長手方向に中心で左右対称の多角形の弾性体の板を中心から二つに折りに重ね合わせて、折り曲げた側の湾曲部分43を直角方向に複数の中綴じ部材25で貫通させて布団の中綴じと同じ要領で締めつけ、 折り曲げていない一方の端部近傍の重ね合わせた弾性体を結束部材22で直角方向に結束してバネ状の口を形成する。
図11に示すバネ状の口の別の一形態による保定具はバネ状の口の湾曲部分43が他端より高い構造のもので全体に傾斜がつき凹状の生地23に猫を挿入したときに頭が尻より高い位置にくる形態である。これで飼い主に抱きかかえられた状態により近くなり安定する。
図7に示すように猫の背中14が丸い状態で凹状の生地23に密着している間は四足が上方に向くため猫は動きが取れなくなる。爪を切りながら密着が緩まないように肩や胸を軽く押すことにより密着が保たれこの姿勢が持続する。仮に不注意などで挿入した状態のまま放置した場合、猫が動いて体をねじると密着が緩み、上方に伸ばしていた足がバネ状の口の上端周部に届けば自力で脱出ができるので安心である。
11 猫
12 飼い主右手
13 飼い主左手
14 猫背中
15 猫の胴体側方
21 弾性体の板
22 結束部材
23 凹状の生地
24 開口幅調整部材
25 中綴じ部材
31 逢着部
32 プリーツ
41 閉じたバネ状の口
42 開いたバネ状の口
43 湾曲部分
44 弾性体の板の木端部分
51 バネ状の口の上端外周縁
52 バネ状の口の下端外周縁
53 凹状の生地下端
61 弾性変形の方向
62 弾性復元力の方向
71 爪切り

Claims (2)

  1. 弾性体の板を2枚合わせて片側の木端を下にして立て、長手方向に両端部近傍を結束部材でそれぞれ直角方向に結束して、弾性体の板が合わされた部分に物を挿入すると弾性変形により合わされた部分が広がりかつ弾性復元力により物が挟み締められるバネ状の口を形成して、このバネ状の口に半楕円体で凹状の生地を弾性体の板における上側の木端一帯から懸吊して凹状の生地を同板で挟み込み、ここに猫の背中を丸めて仰向けに四つ足を上向けに上げた状態で挿入してこの姿勢を保持する猫の爪切り用保定具。
  2. 弾性体の板もしくは長手方向に中心で左右対称の多角形の弾性体の板を中心から二つ折りに重ね合わせて、折り曲げた側の湾曲部分を直角方向に複数の中綴じ部材で貫通させて締めつけ、 折り曲げていない一方の端部近傍の重ね合わせた弾性体を結束部材で直角方向に結束してバネ状の口を形成した請求項1の猫の爪切り用保定具。
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