JP2012175727A - 誘導電動機に用いる回転子及び誘導電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導電動機に用いる回転子の製造効率を向上する。
【解決手段】ロータバー15は、アルミニウム製の複数の第1導体201を積層した導体群20と、銅製の複数の第2導体211を積層した導体群21とから構成されている。挿通孔121内に位置する第1導体201の周面にはエナメル製の絶縁被膜22が施されており、挿通孔121内に位置する第2導体211の周面にはエナメル製の絶縁被膜23が施されている。第1導体201の基材は、平角導体であり、第2導体211の基材は、平角導体である。ロータバー15は、複数の平角導体を積層した状態で挿通孔121に合う形状に成形して得られる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータコアの挿通孔に挿通されてロータコアの端面から突出するロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機に用いる回転子及び誘導電動機に関する。
誘導電動機では、渦電流損は、ロータバーの外周表面で多く発生する。この渦電流は、回転子の表面付近でロータバーに多く流れる。又、渦電流は、ロータバーの導電率が小さいほど大きくなり、ジュール熱となって電力を消費する。つまり、ロータバーの銅損が発生する。
特許文献1に開示の誘導電動機では、複数の導体を導体バー(ロータバー)の半径方向に包み重ねて導体バーの径方向に多層に構成した導体バーが開示されている。このような多層構造は、導電率の高い材料を用いた導体バーにおいても渦電流の発生を抑制する。
複数の導体を導体バーの半径方向に包み重ねて導体バーの径方向に多層にする多層構造を得る1つの手段としては、パイプ形状の導体内に別のパイプ形状の導体を圧入する工程を複数回繰り返す手段がある。別の手段としては、中心側の部材の外周面に鋳造する工程を複数回繰り返したり、あるいは中心側の部材の外周面に圧着する工程を複数回繰り返す手段がある。
特開平10−98843号公報
しかし、これらの手段では、繰り返し工程数が多く、製造効率が非常に悪い。
本発明は、誘導電動機に用いる回転子の製造効率を向上することを目的とする。
請求項1乃至請求項9の発明は、ロータバーがロータコアの挿通孔に挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機に用いる回転子を対象とし、請求項1の発明では、前記ロータバーは、周面に絶縁被膜を施された複数の導体を束ねた状態で前記挿通孔に合う形状に成形されている。
束ねられた複数の導体を挿通孔に合う形状に成形してロータバーを得る工程数は少なく、製造効率が高い。又、絶縁被膜は、渦電流の発生の抑制に寄与する。
好適な例では、前記導体は、第1導体と、前記第1導体の電気抵抗よりも小さい電気抵抗を有する第2導体とであり、前記ロータバーは、前記ロータコアの外周側に配置された複数の前記第1導体からなる第1導体群と、前記ロータコアの回転中心側に配置された複数の前記第2導体からなる第2導体群とから構成されている。
電気抵抗の異なる第1導体群と第2導体群とのこのような配置は、誘導電動機の始動時の始動トルクを増大する上で好ましい。
好適な例では、前記複数の第1導体の基材は、第1平角導体であり、前記複数の第2導体の基材は、第2平角導体であり、前記複数の第1平角導体及び前記複数の第2平角導体は、前記ロータコアの径方向に積層されている。
平角導体は、束ねやすい。
好適な例では、前記複数の第1平角導体の横断面形状は、同形同大であり、前記複数の第2平角導体の横断面形状は、同形同大である。
同形同大とは、同一形状であって同一な大きさの意味である。第1平角導体の横断面形状の統一化及び第2平角導体の横断面形状の統一化は、製造効率の向上に寄与する。
好適な例では、前記第1導体は、アルミニウム製であり、前記第2導体は、銅製である。
好適な例では、前記導体は、第3導体と、前記第3導体の磁気抵抗よりも大きい磁気抵抗を有する第4導体とであり、前記ロータバーは、前記ロータコアの外周側に配置された複数の前記第3導体からなる第3導体群と、前記ロータコアの回転中心側に配置された複数の前記第4導体からなる第4導体群とから構成されている。
磁気抵抗の異なる第1導体群と第2導体群とのこのような配置は、誘導電動機の始動時の始動トルクを増大する上で好ましい。
好適な例では、前記複数の第3導体の基材は、第3平角導体であり、前記複数の第4導体の基材は、第4平角導体であり、前記複数の第3平角導体は、前記ロータコアの径方向に積層されており、前記複数の第4平角導体は、前記ロータコアの周方向に積層されている。
第3平角導体を基材とする第3導体の配置状態と、第4平角導体を基材とする第4導体の配置状態とは、第4導体群における磁気抵抗を第3導体群における磁気抵抗よりも大きくする。
好適な例では、前記複数の第3平角導体の横断面形状は、同形同大であり、前記複数の第4平角導体の横断面形状は、同形同大である。
第3平角導体の横断面形状の統一化及び第4平角導体の横断面形状の統一化は、製造効率の向上に寄与する。
好適な例では、前記第3導体は、アルミニウム製であり、前記第4導体は、銅製である。
請求項10の発明は、回転子を構成するロータコアの挿通孔にロータバーが挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機を対象とし、前記回転子は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の回転子である。
本発明は、誘導電動機に用いる回転子の製造効率を向上することができるという優れた効果を奏する。
第1の実施形態を示す誘導電動機の断面図。 回転子の斜視図。 (a)は、回転子の部分側断面図。(b)は、図3(a)のA−A線断面図。 (a)は、ロータバーの製造方法を説明するための模式図。(b)は、ロータバーの一部破断側面図。(c)は、図4(b)のB−B線断面図。(d)は、ロータバーの側面図。 第2の実施形態を示し、(a)は、部分側断面図。(b)は、図5(a)のC−C線断面図。(c)は、第3平角導体及び第4平角導体を束ねた状態を示す断面図。 第3の実施形態を示し、(a)は、部分側断面図。(b)は、リッツ線を束ねた状態を示す断面図。(c)は、図6(a)のD−D線断面図。 第4の実施形態を示し、(a)は、部分側断面図。(b)は、丸線を束ねた状態を示す断面図。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、誘導電動機10を構成する筒状のステータ101の筒内には回転子11が回転可能に設けられている。回転子11を構成するロータコア12には複数の挿通孔121がロータコア12の軸方向に貫設されている。複数の挿通孔121は、回転軸111を通すロータコア12の軸孔122の周囲に環状に配列されており、各挿通孔121にはロータバー15が嵌合して止着されている。
図2に示すように、ロータコア12の両端にはアルミニウム製の短絡環13,14が接合されている。短絡環13には複数の嵌合孔18が短絡環13の軸方向に貫設されており、各嵌合孔18にはロータバー15の第1端部16が嵌合して止着されている。短絡環14には複数の嵌合孔19が短絡環14の軸方向に貫設されており、各嵌合孔19にはロータバー15の第2端部17が嵌合して止着されている。
図3(b)に示すように、ロータバー15は、アルミニウム製の複数の第1導体201をロータコア12の径方向に積層した導体群20と、銅製の複数の第2導体211をロータコア12の径方向に積層した導体群21とから構成されている。導体群20は、ロータコア12の外周側に配置された第1導体群であり、導体群21は、導体群20よりもロータコア12の回転中心側に配置された第2導体群である。
図3(a)に示すように、挿通孔121内に位置する第1導体201の周面にはエナメル製の絶縁被膜22が施されており、挿通孔121内に位置する第2導体211の周面にはエナメル製の絶縁被膜23が施されている。絶縁被膜22,23は、ロータバー15とロータコア12との間の電気的絶縁を行なう。
次に、ロータバー15の製造方法を図4に基づいて説明する。
図4(a)に示すように、第1導体201の基材である第1平角導体201Aを巻いたドラム24から第1平角導体201Aが引き出されると共に、第2導体211の基材である第2平角導体211Aを巻いたドラム25から第2平角導体211Aが引き出される。平角導体201A,211Aは、エナメル製の絶縁被膜22,23の表面にワニスを塗布した自己融着線の一種である。ドラム24から引き出された第1平角導体201Aは、配置決め治具26の通し孔(図示略)に通され、ドラム25から引き出された第2平角導体211Aは、配置決め治具26の通し孔(図示略)に通される。
配置決め治具26を通された第1平角導体201A及び第2平角導体211Aは、誘導加熱機27を通されて加熱される。誘導加熱機27を通されて加熱された第1平角導体201A及び第2平角導体211Aは、引き抜き成形ダイス33の成形孔(図示略)を通されて、挿通孔121に合う横断面形状のロータバー基材15Aに成形される。
引き抜き成形ダイス33の成形孔331を通されて成形されたロータバー基材15Aは、図4(b)に示すように切断されて所定長のロータバー15Bに形成される。図4(b),(c)は、平角導体201A,211Aを束ねた状態を示す。ロータバー15Bは、絶縁被膜22,23の両端部を図4(c)に示すように剥がされる。そして、ロータバー15Bの平角導体201A,211A両端部の部位が溶接されてロータバー15に形成される。
以上の説明のように、ロータバー15は、絶縁被膜22を施された複数の第1平角導体201A及び絶縁被膜23を施された複数の第2平角導体211Aを束ねた状態で挿通孔121に合う形状に成形して得られる。
挿通孔121に合う形状に成形されたロータバー15は、例えばロータコア12を加熱して拡大した挿通孔121に通され、その後にロータコア12が常温に戻ることで挿通孔121内に固定される。挿通孔121から突出するロータバー15の第1端部16は、短絡環13の嵌合孔18に嵌合して固定され、挿通孔121から突出するロータバー15の第2端部17は、短絡環14の嵌合孔19に嵌合して固定される。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
ステータ101のコイル(図示略)への通電により回転する回転子11におけるロータバー15には渦電流が生じる。しかし、第1導体201の周面が絶縁被膜22によって被覆されていると共に、第2導体211の周面が絶縁被膜23によって被覆されているので、各導体201,211に生じる渦電流は、隣接する導体に生じる渦電流と相互に影響し合って低減する。
一般に、誘導電動機10のすべりの大きい始動時には、回転子11の外周表面付近のロータバー15に電流が多く流れる。ロータバー15を構成する導体群20の各第1導体201は、銅に比べて電気抵抗の高いアルミニウムで形成されており、ロータバー15においては、ロータコア12の中心側よりも外周側の方が電気抵抗が高い。そのため、誘導電動機10の始動時に回転子11の外周側の表面付近でロータバー15に流れる電流が制限されて小さくなり、始動トルクが大きくなる。すべりの小さな定常運転時には、低い電気抵抗の導体群21に主に電流が流れて低い二次抵抗になって損失が低減される。
つまり、本実施形態の誘導電動機10は、始動時には、すべりが大きくて回転子電流の周波数が高いことによって回転子電流が回転子表面側に集中することを利用した二重かご型誘導電動機である。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)束ねられた複数の平角導体201A,211Aを挿通孔121に合う形状に成形してロータバー15を得る工程数は、特許文献1における工程数に比べて少なく、製造効率が高い。
(2)各導体201,211の周面に施した絶縁被膜22,23は、渦電流の発生の抑制に寄与する。
(3)電気抵抗の大きい導体群20をロータコア12の外周側に配置すると共に、電気抵抗の小さい導体群21をロータコア12の中心側に配置した構成は、誘導電動機10の始動時の始動トルクを増大する。
(4)複数の第1平角導体201A及び複数の第2平角導体211Aの横断面形状を同形同大の長方形状とした構成では、複数の第1平角導体201A及び複数の第2平角導体211Aを束ねやすく、平角導体201A,211Aの横断面形状の統一化は、製造効率の向上に寄与する。
次に、図5の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。
図5(a)に示すロータバー15Cは、アルミニウム製の導体群20と銅製の導体群28とから構成されている。ロータバー15Cは、図4(a)に示すロータバー製造装置と同様の装置を用いて成形されている。
図5(b)に示すように、ロータバー15Cを構成する導体群28は、導体群20を構成する導体201とは異なる横断面形状の複数の導体281を束ねて構成されている。導体201は、ロータコア12の径方向に積層するように束ねられた第3導体である。導体281は、ロータコア12の周方向に積層するように束ねられた第4導体である。
図5(c)に示すように、導体281の基材である第4平角導体281Aの長方形の短辺は、導体201の基材である第3平角導体201Aの短辺より短く、第4平角導体281Aの長方形の長辺は、第3平角導体201Aの長方形の長辺よりも長い。図5(c)に示すように束ねられた平角導体201A,281Aは、図5(b)に示すように挿通孔121に合うように成形される。
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の効果が得られる。又、導体群28を構成する第4導体281の横断面形状がロータコア12の径方向に細長く、且つ第4導体281がロータコア12の周方向に積層されているため、第4導体281で生じる渦電流がステータ101の磁束の侵入を抑制する。つまり、第4導体である導体281は、第3導体である導体201の磁気抵抗よりも大きい磁気抵抗を有する。これは、誘導電動機の力率の改善をもたらす。
次に、図6の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。
図6(a)に示すロータバー15Dは、アルミニウム製の第1導体群29と銅製の第2導体群30とから構成されている。第1導体群29は、ロータコア12の外周側に配置されており、第2導体群30は、第1導体群29よりもロータコア12の中心側に配置されている。
図6(b)に示すように、第1導体群29は、アルミニウム芯材の複数本の素線291を撚ったリッツ線によって構成されており、第2導体群30は、銅芯材の複数本の素線301を撚ったリッツ線によって構成されている。符号292は、エナメル製の絶縁被膜を示し、符号302は、エナメル製の絶縁被膜を示す。図6(b)に示すように束ねられた導体群29,30は、図6(c)に示すように挿通孔121に合う形状に成形される。
第3の実施形態では、第1の実施形態における(1)〜(3)項と同様の効果が得られる。又、リッツ線の素線291,301の横断面積が小さいため、導体群29,30における渦損失が第1,2の実施形態に比べて低減される。
次に、図7の第4の実施形態を説明する。第3の実施形態と同じ構成部には同じ符合を用い、その詳細説明は省略する。
図7(a)に示すロータバー15Eは、アルミニウム製の第1導体群31と銅製の第2導体群32とから構成されている。第1導体群31は、ロータコア12の外周側に配置されており、第2導体群32は、第1導体群31よりもロータコア12の中心側に配置されている。
図7(b)に示すように、第1導体群31は、アルミニウム芯材の複数本の丸線311によって構成されており、第2導体群32は、銅芯材の複数本の丸線321によって構成されている。符号312は、エナメル製の絶縁被膜を示し、符号322は、エナメル製の絶縁被膜を示す。図7(b)に示すように束ねられた導体群31,32は、挿通孔121に合う形状に成形される。
第4の実施形態では、第1の実施形態における(1)〜(3)項と同様の効果が得られる。又、丸線311,321の横断面積が小さいため、導体群31,32における渦損失が第1,2の実施形態に比べて低減される。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第1の実施形態において、導体群20を構成する第1導体201と、導体群21を構成する第2導体211とをいずれも銅製としてもよい。
○第2の実施形態において、導体群20を構成する導体201と、導体群28を構成する導体281とをいずれも銅製としてもよい。
○第3の実施形態において、導体群29を構成するリッツ線の素線291と、導体群28を構成するリッツ線の素線301とをいずれも銅製としてもよい。
○丸線のエナメル線を束ねて導体群を構成してもよい。
○ロータバーの両端に連結される短絡環13,14をダイカストで形成してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
(イ)ロータバーがロータコアの挿通孔に挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機に用いる回転子において、
前記ロータバーは、周面に絶縁被膜を施された複数の素線を束ねた第1導体群と、周面に絶縁被膜を施された複数の素線を束ねた第2導体群とを前記挿通孔に合う形状に成形して得られ、
前記第1導体群は、前記ロータコアの外周側に配置されており、前記第2導体群は、前記第1導体群よりも前記ロータコアの回転中心側に配置されており、
前記第1導体群の電気抵抗は、前記第2導体群の電気抵抗よりも大きい誘導電動機に用いる回転子。
(ロ)前記第1導体群及び前記第2導体群は、リッツ線である前記(イ)項に記載の誘導電動機に用いる回転子。
(ハ)前記第1導体群の素線及び前記第2導体群の素線は、丸線である前記(イ)項に記載の誘導電動機に用いる回転子。
(ニ)前記第1導体群は、アルミニウム製であり、前記第2導体群は、銅製である前記(イ)乃至(ハ)項のいずれか1項に記載の誘導電動機に用いる回転子。
(ホ)回転子を構成するロータコアの挿通孔にロータバーが挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機において、
前記回転子は、前記(イ)乃至(ニ)項のいずれか1項に記載の回転子である誘導電動機。
10…誘導電動機。11…回転子。12…ロータコア。121…挿通孔。123…第1端面。124…第2端面。13,14…短絡環。15,15C,15D,15E…ロータバー。16…第1端部。17…第2端部。20,29,31…第1導体群又は第3導体群である導体群。201…第1導体又は第3導体。231A…第1平角導体又は第3平角導体。21,30,32…第2導体群である導体群。211…第2導体。211A…第2平角導体。22,23,22A,23A,292,302,312,322…絶縁被膜。28…第4導体群である導体群。281…第4導体である導体。281A…第4平角導体。

Claims (10)

  1. ロータバーがロータコアの挿通孔に挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機に用いる回転子において、
    前記ロータバーは、周面に絶縁被膜を施された複数の導体を束ねた状態で前記挿通孔に合う形状に成形されている誘導電動機に用いる回転子。
  2. 前記導体は、第1導体と、前記第1導体の電気抵抗よりも小さい電気抵抗を有する第2導体とであり、前記ロータバーは、前記ロータコアの外周側に配置された複数の前記第1導体からなる第1導体群と、前記ロータコアの回転中心側に配置された複数の前記第2導体からなる第2導体群とから構成されている請求項1に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  3. 前記複数の第1導体の基材は、第1平角導体であり、前記複数の第2導体の基材は、第2平角導体であり、前記複数の第1平角導体及び前記複数の第2平角導体は、前記ロータコアの径方向に積層されている請求項2に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  4. 前記複数の第1平角導体の横断面形状は、同形同大であり、前記複数の第2平角導体の横断面形状は、同形同大である請求項3に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  5. 前記第1導体は、アルミニウム製であり、前記第2導体は、銅製である請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  6. 前記導体は、第3導体と、前記第3導体の磁気抵抗よりも大きい磁気抵抗を有する第4導体とであり、前記ロータバーは、前記ロータコアの外周側に配置された複数の前記第3導体からなる第3導体群と、前記ロータコアの回転中心側に配置された複数の前記第4導体からなる第4導体群とから構成されている請求項1に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  7. 前記複数の第3導体の基材は、第3平角導体であり、前記複数の第4導体の基材は、第4平角導体であり、前記複数の第3平角導体は、前記ロータコアの径方向に積層されており、前記複数の第4平角導体は、前記ロータコアの周方向に積層されている請求項6に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  8. 前記複数の第3平角導体の横断面形状は、同形同大であり、前記複数の第4平角導体の横断面形状は、同形同大である請求項7に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  9. 前記第3導体は、アルミニウム製であり、前記第4導体は、銅製である請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の誘導電動機に用いる回転子。
  10. 回転子を構成するロータコアの挿通孔にロータバーが挿通されており、前記ロータコアの端面から突出する前記ロータバーの端部が短絡環に連結されている誘導電動機において、
    前記回転子は、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の回転子である誘導電動機。
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JP2016163466A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日産自動車株式会社 誘導モータ用ロータ及びその製造方法
JPWO2019176107A1 (ja) * 2018-03-16 2020-04-16 三菱電機株式会社 誘導電動機の回転子及び誘導電動機

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