JP2012175174A - ネットワーク通信装置、周辺装置、及びネットワーク通信方法 - Google Patents

ネットワーク通信装置、周辺装置、及びネットワーク通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】省電力モードへの移行にかかる時間を短くする。
【解決手段】第1アプリ手段を有する第1制御装置と、第1アプリ手段と同じ機能を有する第2アプリ手段と、通信ネットワークを介した通信処理を行う通信処理部と、を有する第2制御装置と、第1制御装置及び第2制御装置が利用できる共有記憶部と、を備えるネットワーク通信装置であって、第1制御装置が動作状態にある第1モードのとき、第1アプリ手段は、共有記憶部を利用して所定の処理を実行し、通信処理部は、第1アプリ手段からの指示に従って通信を行い、第1制御装置が、第1モードから第1モードよりも消費電力が少ない第2モードへ移行すると、第1アプリ手段が処理の実行を停止するとともに、第2アプリ手段が、共有記憶部に記憶されている第1アプリ手段に係るデータに基づいて処理を行い、通信処理部は第2アプリ手段の指示に従って通信を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク通信装置の技術に関し、特にネットワーク通信装置、及びネットワーク通信装置を備える周辺装置を省電力で動作させるときの技術に関する。
近年、プリンタ、スキャナ又はその複合機など(以後「周辺装置」)は、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANなどの通信ネットワーク(以後「ネットワーク」)を介して、PCなどから印刷データを受信して印刷を実行したり、スキャナでスキャンした画像データをPCなどに送信したりすることができる。このような使用環境では、周辺装置は常に通電されていることが多いため、近年の周辺装置には不使用時の消費電力を低減する省電力モードが搭載されている。
例えば、特許文献1には、画像情報の処理や記憶が可能なコントローラ部と、ネットワークに対して情報の入出力を行う入出力部とを設け、画像処理装置が通常稼働モードのときは、コントローラ部が入出力部を制御することによってデータの送受信を行い、コントローラ部が低消費電力モードに移行した際には、入出力部がデータの送受信を制御する発明が記載されている。
特開2003−89254号公報
特許文献1では、通常稼働モードから低消費電力モードへ移行する際、コントローラ部から入出力部に処理を引き継がせる。このとき、コントローラ部のRAM(Random Access Memory)に記憶されているデータは、入出力部のRAMにコピーされる必要がある。また、通信インターフェースが初期化される必要がある。しかし、このデータのコピーおよび通信インターフェースの初期化には時間がかかるため、通常稼働モードから低消費電力モードへの移行処理に時間がかかってしまう。なお、低消費電力モードから通常稼働モードへ移行する際も、同様の問題が発生する。また、移行処理中はネットワークから受信したデータを処理できないため、この移行処理に時間がかかると、受信したデータの取りこぼしが発生してしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、他のモードから省電力モード、又は省電力モードから他のモードへの移行処理にかかる時間を短くすることである。
また、本発明の別の目的は、他のモードから省電力モード、又は省電力モードから他のモードへの移行処理中に受信したデータを取りこぼさないようにすることである。
本発明の一実施態様に従うネットワーク通信装置は、第1アプリケーション手段を有する第1制御装置と、前記第1アプリケーション手段と同じ機能を有する第2アプリケーション手段と、通信ネットワークを介した通信処理を行う通信処理部と、を有する第2制御装置と、前記第1制御装置及び前記第2制御装置が利用できる共有記憶部と、を備えるネットワーク通信装置であって、前記第1制御装置が動作状態にある第1モードのとき、前記第1アプリケーション手段は、前記共有記憶部を利用して所定の処理を実行し、前記通信処理部は、前記第1アプリケーション手段からの指示に従って通信を行い、前記第1制御装置が、前記第1モードから前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードへ移行すると、前記第1アプリケーション手段が処理の実行を停止するとともに、前記第2アプリケーション手段が、前記共有記憶部に記憶されている前記第1アプリケーション手段に係るデータに基づいて処理を行い、前記通信処理部は第2アプリケーション手段の指示に従って通信を行う。
これにより、第1モードから第2モード、又は第2モードから第1モードへの移行処理にかかる時間を短くすることができる。
好適な実施形態では、前記通信処理部はソケットを有し、前記第1制御装置は、前記第1アプリケーション手段が送信するデータを前記ソケットに伝え、前記ソケットが受信したデータを前記第1アプリケーション手段に伝えるソケットラッパーをさらに備える。
これにより、第1制御装置に通信インターフェースを備えることなく、第1アプリケーション手段が通信を行うことができる。
好適な実施形態では、前記第2制御装置は、前記第2モードから前記第1モードに移行するか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記判定手段は、前記第2モードのとき、前記通信処理部が受信したデータが前記第2アプリケーション手段で処理可能か否かを判定し、前記第2アプリケーション手段で処理可能と判定した場合は、前記第2モードを継続したまま前記第2アプリケーション手段に前記受信データの応答を実行させ、前記第2アプリケーション手段で処理が不可能と判断した場合は、前記第1制御装置を前記第2モードから前記第1モードに移行させ、前記第1アプリケーション手段に前記受信データの応答を実行させる。
これにより、所定の問い合わせに対して、第1モードに移行することなく、第2モードのままで応答することができる。
本発明によれば、他のモードから省電力モード、又は省電力モードから他のモードへの移行にかかる時間を短くすることができる。
また、他のモードから省電力モード、又は省電力モードから他のモードへの移行処理中に受信したデータを、取りこぼさないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係るネットワーク通信装置を備えるプリンタのブロック構成を示す図である。 第1制御装置10、第2制御装置20、及び通信I/F30のブロック構成を示す図である。 第1アプリ51がデータ210を送信する際の制御コマンド及び送信データのフローを示す図である。 第1アプリ51がデータ210を送信する際の処理フローを示す図である。 第1アプリ51がデータ211を受信する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。 第1アプリ51がデータ211を受信する際の処理フローを示す図である。 第1制御装置10が通常モードから省電力モードに移行する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。 第1制御装置10が通常モードから省電力モードに移行する際の処理フローを示す図である。 第1制御装置10が省電力モードから通常モードに移行する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。 第1制御装置10が省電力モードから通常モードに移行する際の処理フローを示す図である。 処理先判定部301において、受信データが第2アプリ61で応答可能か否かを判定する処理フローを示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワーク通信装置を備えるプリンタのブロック構成を示す図である。なお、本実施形態では周辺装置の一例としてプリンタを用いて説明しているが、本発明はこれに限られず、例えば、スキャナ、複合機などの様々な周辺装置に適用可能である。
プリンタ1は、例えば、有線LAN又は無線LANなどのネットワーク8を介してPC7と接続されており、PC7から送信された画像データを紙などの印刷媒体に印刷することができる。また、プリンタ1は、ネットワーク8を介して、PC7にプリンタ1のインク残量又は印刷状況などの各種情報を送信することができる。プリンタ1は、印刷エンジン2、紙送り装置3、入力装置4、表示装置5、記憶装置6、第1制御装置10、第2制御装置20、及び通信インターフェース(以後「通信I/F」)30を備える。
印刷エンジン2は、第1制御装置10に制御されて、画像データを基に紙などの印刷媒体に文字又は画像などを印刷する。
紙送り装置3は、第1制御装置10に制御されて、印刷実行時に印刷される紙などの印刷媒体を配送する。
入力装置4は、例えば、インク残量の確認要求、又は印刷品質の設定要求など、ユーザからの入力を受け付け、それを第1制御装置10に伝える。入力装置4は、例えば、ボタン、スイッチ、タッチパネル液晶、又はそれらの組み合わせなどで構成される。
表示装置5は、第1制御装置10に制御されて、例えば、インク残量、又は印刷状況など、プリンタ1の各種情報を表示する。表示装置5は、例えば、液晶ディスプレイ、発光ダイオード、又はそれらの組み合わせなどで構成される。
記憶装置6には、プリンタ1の設定情報などが記憶される。記憶装置6は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、又はフラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体で構成され、プリンタ1の電源が切断されても記憶したデータを保持することができる。
第1制御装置10は、印刷エンジン2、紙送り装置3、入力装置4、及び表示装置5を制御し、プリンタ1が有する各種機能(例えば、印刷機能、インク残量管理機能、印刷品質設定機能、印刷状況表示機能など)を実現する。第1制御装置10は、例えば、所定の時間、PC7からの印刷要求又は入力装置4からの入力がなかったときなど、所定の条件を満たしたとき、自らの処理の一部又は全部を停止し、省電力モードに移行する。これにより、プリンタ1の不使用時の消費電力を低減することができる。第1制御装置10の詳細については後述する。
第2制御装置20は、通信I/F30を制御して、第1制御装置10及び第2制御装置20が送受信するデータを処理する。また、省電力モード中は、第1制御装置10の処理の一部又は全部を代行する。第2制御装置20の詳細については後述する。
通信I/F30は、ネットワーク8を介して、他の装置にデータを送信したり、他の装置からのデータを受信したりする。通信I/F30の詳細については後述する。
図2は、第1制御装置10、第2制御装置20、及び通信I/F30のブロック構成を示す図である。
第1制御装置10は、第1ROM(Read Only Memory)11、第1RAM(Random Access Memory)12、及び第1CPU(Central Processing Unit)13を備える。
第1CPU13は、第1ROM11に記憶されているコンピュータプログラム(以後「プログラム」)を読み出して実行する。第1CPU13は、プログラムの実行に必要なデータを第1RAMに書き込んだり、第1RAMから読み出したりする。また、第1CPU13は、第2制御装置20の第2RAM22にもデータを書き込んだり、読み出したりすることができる。第1CPU13には、第1ROM11から読み出したプログラムが実行されることにより、例えば、第1アプリケーション(以後「第1アプリ」)51、モード移行処理部A52、第1通信処理部53、及びOS(Operating System)54などが実現される。
第1アプリ51は、プリンタ1が有する様々な機能を実現するための処理を行う処理手段である。第1アプリ51には、例えば、印刷エンジン2及び紙送り装置3を制御して印刷を実行する印刷制御アプリ、インク又はトナーなどの残量を管理するインク残量管理アプリ、プリンタが正常に稼働しているか否かを管理する状態管理アプリなどがある。なお、複数の第1アプリ51が同時に(並列に)実行されてもよい。また、省電力モードのとき、第2アプリケーション(以後「第2アプリ」)61に代行応答させる第1アプリ51は、データの一部又は全部を共有記憶装置である第2RAM22の所定の記憶領域に記憶する。代行応答については後述する。
モード移行処理部A52は、第1制御装置10を、第1制御装置10が動作状態にある第1のモード(以後「通常モード」)から第1制御装置10が停止状態にある第2のモード(以後「省電力モード」)に移行する処理、及び省電力モードから通常モードに移行する処理を行う。ここで、第2のモードは、第1のモードよりも消費電力が少ない。例えば、第1制御装置10を通常モードから省電力モードに移行する際、モード移行処理部A52は、第1アプリ51を停止させる。そして、省電力モードへの移行完了後に、モード移行処理部A52は、モード移行処理部B62に対して第2アプリ61を起動するよう指示する。そして、モード移行処理部A52は、第1制御装置10を停止状態にする。また、省電力モードから通常モードに移行する際、モード移行処理部A52は、モード移行処理部B61からの指示を受け、第1アプリ51を起動する。
第1通信処理部53は、第1アプリ51のデータの送受信を処理する。例えば、第1通信処理部53は、第1アプリ51があたかも通常のソケットと同じように利用可能なソケットラッパー(いわゆるダミーのソケット)102を備える。ここで、ソケットとは、ネットワーク8を介して、PC7などの他の装置とデータの送受信を行うためのものである。例えば、第2通信処理部53のソケット202とPC7のソケットをネットワーク的に(論理的に)接続すると、第2通信処理部53のソケット202に書き込んだデータをPC7のソケットから読み出すことができるし、その逆も可能である。なお、ソケットラッパー102は、それ自身が他の装置に対してソケットとして動作するわけではなく、同じ装置内のソケット(この場合、プリンタ1内のソケット202)に対するインターフェースとなり、第1アプリ51が他の装置とデータの送受信をできるようにする。
OS54は、第1制御装置10で実行されるプログラム全体のスケジューリングやメモリ管理等を行う。
第2制御装置20は、第2ROM21、及び第2RAM22、及び第2CPU23を備える。
第2CPU23は、第2ROM21に記憶されているプログラムを読み出して実行する。第2CPU23は、プログラムの実行に必要なデータを第2RAM22に書き込んだり、第2RAM22から読み込んだりする。さらに、第2RAM22は第1CPU13からもアクセス可能である。すなわち、第2RAM22は、第1CPU13と第2CPU23とが共有で利用することができる共有記憶装置である。したがって、第2RAM22には、第1アプリ51及び第2アプリ61の両方が利用する送受信データ及びアプリケーションデータなどが記憶される。
第2CPU23には、第2ROM21から読み出したプログラムが実行されることにより、例えば、第2アプリ61、モード移行処理部B62、第2通信処理部63、OS64、及び通信ドライバ65などが実現される。
第2アプリ61は、主にネットワークに関する処理を行う処理手段である。第2アプリ61には、例えば、プリンタ1に割り当てられたIPアドレスの管理などを行うネットワーク情報管理アプリ、省電力モード中に第1アプリ51の一つである応答アプリの代わりに応答する代行応答アプリなどがある。ここで、応答アプリは、第1アプリ51の一つであり、他の装置からの問い合わせに応答するアプリである。代行応答アプリは、第2アプリ61の一つであり、他の装置からの問い合わせに応答するアプリである。そして、通常モードのときに応答アプリが行っていた応答処理を、省電力モードのときに代行応答アプリが応答アプリに代わりに応答処理する。すなわち、第2アプリ61は、第1アプリ51と一部又は全部の同じ機能を有する。なお、複数の第2アプリ61が同時に(並列に)実行されてもよい。
ここで、代行応答アプリについて説明する。代行応答アプリとは、他の装置からの問い合わせに対して、通常モードにおいては、第1アプリ51が応答しているものを、省電力モード中において第1アプリ51の代わりに応答するアプリのことである。例えば、インクの残量は第1アプリ51であるインク残量管理アプリしか確認できないとする。このとき、従来であれば省電力モード中、インク残量管理アプリは動作していないので、外部からの問い合わせに対してインク残量を応答できない。そのため、省電力モードから通常モードに移行してインク残量管理アプリを起動した後、インク残量を応答する必要があった。しかし、本発明をインク残量管理アプリに適用すると、インク残量のデータは第2RAM22に記憶される。ここで、省電力モード中は印刷が実行されないので、インクの残量は変化しない。したがって、省電力モード中に外部からインク残量の問い合わせを受けたとき、代行応答アプリが第2RAM22に記憶されているインク残量の情報を読み出して、応答を返すことができる。これにより、省電力モードから通常モードへ移行することなく、応答を返すことができる。したがって、省電力モードから通常モードへの移行処理というオーバーヘッドの発生を減らすことができる。
ここで、応答アプリと代行応答アプリは、いずれかが常に動作して、二つ合わせて常駐アプリとして動作する。つまり、応答アプリ以外の常駐アプリにも適用できる。例えば、所定の周期でデータを送信する常駐アプリが、通常モードから省電力モードに移行するとしたとき、通常モード時の常駐アプリの周期カウンタの値を、省電力モードに移行時、常駐アプリに引き継がせることができる。すなわち、通常モードから省電力モードに移行する際、周期を乱すことなく、同じ周期でデータを送信することができる。
第1制御装置10を通常モードから省電力モードへ移行する際、モード移行処理部B62は、第1アプリ51の代行応答を行う第2アプリ61を起動する。また、第1制御装置10を省電力モードから通常モードに移行する際、モード移行処理部B62は、代行応答を行っていた第2アプリ61を停止し、モード移行処理部A52に省電力モードから通常モードへ移行するように指示する。
ここで、第1アプリ51が第2RAM22に記憶したデータの記憶領域を第2アプリ61に伝えるときは、第1アプリ51と第2アプリ61が共同で使用する第2RAM22の記憶領域を予め決めておいてもよい。もしくは、モード移行処理部A52がモード移行処理部B62に、第1アプリ51が第2RAM22に記憶したデータの記憶領域を伝え、モード移行処理部B62はそれを第2アプリ61に伝えるようにしてもよい。
また、どの第2アプリ61がどの第1アプリ51の代行応答を行うかについての対応関係は、予め定義されているとする。対応関係の定義方法は、例えば、第1アプリ51と第2アプリ61を一対一で対応づけてもよいし、受信データのプロトコルに第1アプリ51と第2アプリ61を対応づけてもよい。例えば、受信データのプロトコルがHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)であれば、HTTPの処理に対応付けられている第1アプリ51と第2アプリ61が処理し、SNMP(Simple Network Management Protocol)であれば、SNMPに対応付けられている第1アプリ51と第2アプリ61が処理する。この場合、例えば、通常モード中にSNMPを受信したときは、SNMPに対応付けられている第1アプリ51が応答を返し、省電力モード中にSNMPを受信したときは、SNMPに対応付けられている第2アプリ61が応答を返す。
処理先判定部301は、受信データ213が第2アプリ61で代行応答可能か否かを判定する。例えば、SNMPの「GET REQUEST」を受信したとき、その要求が、第1アプリ51が第2RAM22に記憶したデータを読み出してそのまま応答可能なものであれば代行応答可能と判定し、そうでないものであれば代行応答不可と判定する。したがって、処理先判定部301は、「プロトコル」だけで第2アプリ61が代行応答可能か否かを判定できないときは、さらに受信したプロトコルに記載されているデータの内容(以後「プロトコルデータ」)まで確認して代行応答可能か否かを判定する。ここで、どの「プロトコル」及び「プロトコルデータ」が代行応答可能であるかの判断は予め定義されているものとする。
第2通信処理部63は、第2アプリ61のデータの送受信を処理する。例えば、第2通信処理部63は、第2アプリ61が通信を行うためのソケット202を生成する。さらに、第2通信処理部63は、第1アプリ51がソケットラッパー102を介してデータの送受信を行うためのソケット202を生成する。なお、ソケット202は複数生成されてもよい。
ソケット202は、ソケットラッパー102又は第2アプリ61からの指示に従い、第2RAM22からデータを読み出して、通信I/F30を介して接続先のソケットにデータを送信したり、通信I/F30を介して接続先のソケットからデータを受信して、第2RAM22にデータを書き込んだりする。
OS64は、第2制御装置20で実行されるプログラム全体のスケジューリングやメモリ管理等を行う。また、OS64は通信I/F30を制御するための通信ドライバ65を備えており、第2通信処理部63は、この通信ドライバ65を介して通信I/F30を制御し、データを送受信する。
通信I/F30は、プリンタ1がネットワーク8にデータを送信したり、ネットワーク8からデータを受信したりするためのインターフェースである。例えば、通信I/F30は、送信データをIPパケットに分割してイーサネット(登録商標)又は無線LANなどに送信したり、イーサネット又は無線LANなどから受信したIPパケットを結合したりする。
図3は、第1アプリ51がデータ210を送信する際の制御コマンド及び送信データのフローを示す図である。同図において、実線の矢印は制御コマンドのフローを表し、点線の矢印はデータのフローを表している。
図4は、第1アプリ51がデータ210を送信する際の処理フローを示す図である。
以下、図3及び図4を用いて、第1アプリ51がデータ210を送信する際の処理について説明する。
第1アプリ51は、第1通信処理部53のソケットラッパー102にオープン処理を要求する(S11)。このとき、第1アプリ51は、ソケットラッパー102にデータの送信先のIPアドレスを伝える。
ソケットラッパー102は、この要求を受けて、オープン処理を実行する(S12)。例えば、ソケットラッパー102は、第2通信処理部63のソケット202にオープン処理を要求すると共に、ソケット202に第1アプリ51から伝えられた送信先のIPアドレスを伝える。
ソケット202は、この要求を受けて、オープン処理を行う(S13)。例えば、ソケット202は、第1通信処理部53から伝えられたIPアドレスを接続先として接続を試みる。このソケット接続が成功すると、以後、このソケット202を介して接続先のソケットとデータの送受信ができるようになる。
ソケット接続が成功すると、ソケット202は、ソケットラッパー102にオープン処理が完了した旨の応答を返す(S14)。
ソケットラッパー102は、この応答を受けて、第1アプリ51にオープン処理が完了した旨の応答を返す(S15)。
第1アプリ51は、この応答を受けて、第2RAM22の所定の記憶領域(例えば、所定のメモリアドレスの領域)にデータ210を書き込む(D11、S16)。
そして、第1アプリ51は、ソケットラッパー102に先ほど第2RAM22に書き込んだデータ210の送信を要求する(S17)。例えば、第1アプリ51は、ソケットラッパー102にデータ210の送信を要求する旨の制御コマンドと、第2RAM22のデータ210が記憶されている記憶領域を伝える(C11)。
ソケットラッパー102は、その要求を受けて、データ210の送信処理を実行する(S18)。例えば、ソケットラッパー102は、ソケット202にデータ210の送信を要求する旨の制御コマンドと、第2RAM22のデータ210が記憶されている記憶領域を伝える(C12)。
ソケット202は、その要求を受けて、データ210の送信処理を実行する(C13、S19)。例えば、ソケット202は、ソケットラッパー102から伝えられた第2RAM22の記憶領域からデータ210を読み出し(D12)、通信I/F30を介して接続先のソケットにデータ210を送信する(D13)。
そして、ソケット202は、データ210の送信に成功すると、ソケットラッパー102に送信が完了した旨の応答を返す(S20)。
ソケットラッパー102は、その応答を受けて、第1アプリ51に送信が完了した旨の応答を返す(S21)。
第1アプリ51は、その応答を受けて、データ210の送信処理を完了する(S22)。
なお、図4のステップS13において、初回のソケット202のオープン処理が失敗したとき(ソケットの接続先から応答がなかった場合など)は、所定の回数、再接続を試みるようにしてもよい。
また、図4の処理フローでは、第1アプリ51が直接第2RAM22にデータ210を書き込んでいるが、ソケットラッパー102が第1アプリ51の代わりに第2RAM22にデータ210を書き込むようにしてもよい。
以上の処理により、第1制御装置10に通信I/Fを備えなくても、第1制御装置10で実行される第1アプリ51は、ソケットラッパー102を介して、通常のソケット通信と同じようにデータを送信することができる。
なお、共有メモリである第2RAM22に書き込まれるのは送信データに限定されない。例えば、省電力モード中に第2アプリ61に代行応答させる第1アプリ51は、代行応答に必要なデータを、随時第2RAM22の所定の記憶領域に書き込む。これにより、後述の通り、省電力モード中の第2アプリ61は、第2RAM22の所定の記憶領域から第1アプリ51が記憶したデータを読み出して、代行応答を行うことができる。
図5は、第1アプリ51がデータ211を受信する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。同図において、実線の矢印は制御コマンドのフローを表し、点線の矢印はデータのフローを表している。
図6は、第1アプリ51がデータ211を受信する際の処理フローを示す図である。
以下、図5及び図6を用いて第1アプリ51がデータ211を受信する際の処理について説明する。
第2通信処理部63のソケット202は、通信I/F30を介してデータ211を受信すると(D21、C21、S31)、そのデータ211を第2RAM22の所定の記憶領域に書き込む(D22、S32)。そして、ソケット202は、ソケットラッパー102にデータ211を受信した旨の割込通知を行うと共に、先ほど第2RAM22に書き込んだデータ211の記憶領域を伝える(C22、S33)。
ソケットラッパー102は、その割込通知を受けて、第1アプリ51にデータ211を受信した旨の割込通知を行うと共に、先ほどソケット202から伝えられたデータ211の記憶位置を伝える(C23、S34)。
第1アプリ51は、その割込通知を受けて、先ほどソケットラッパー102から伝えられた第2RAM22の記憶領域からデータ211を読み出す(D23、S35)。
以上の処理により、第1制御装置10に通信I/Fを備えなくても、第1制御装置10で実行される第1アプリ51が、ソケットラッパー102を介して第2制御装置20のソケット202を利用し、データ211を受信できる。
なお、当該フローでは、第1アプリ51が直接第2RAM22からデータ211を読み出しているが、ソケットラッパー102が第1アプリ51の代わりに第2RAM22からデータ211を読み出すようにしてもよい。
図7は、第1制御装置10が通常モードから省電力モードに移行する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。同図において、実線の矢印は制御コマンドのフローを表し、点線の矢印はデータのフローを表している。
図8は、第1制御装置10が通常モードから省電力モードに移行する際の処理フローを示す図である。
以下、図7及び図8を用いて第1制御装置10が通常モードから省電力モードに移行する際の処理について説明する。なお、ここでは、第2アプリ61が第1アプリ51の応答代理アプリとする。
通常モードから省電力モードへの移行が開始されると、モード移行処理部A52は、第1アプリ51の実行を停止させる(C31、S41)。第1アプリ51は、その要求を受けて、実行を停止する(S42)。なお、第1アプリ51は、代行応答に必要なデータであってまだ第2RAM22に書き込んでいないデータがある場合は、そのデータを実行停止前に第2RAM22に書き込む。(D31)。
そして、第1アプリ51はモード移行処理部A52に、実行停止が完了した旨の応答を返す(S43)。
モード移行処理部A52は、全ての第1アプリ51が実行停止したことを確認し、モード移行処理部B62に第2アプリを起動するよう要求する(C32、S44)。
モード移行処理部B62は、その要求を受けて、第1アプリ51の代行応答を行う第2アプリ61を起動する(C33、S45)。なお、第1アプリ51と、その代行応答が可能な第2アプリ61との対応関係は、前述に記載の通りである。
第2アプリ61は起動されると(S46)、第2RAM22の所定の記憶領域から第1アプリ51のデータ212を読み出す(D32、S47)。
そして、第2アプリ61は、データ212を読み出して第1アプリ51の代行応答の実行を開始する(S48)。
もし、従来のように、第1アプリ51が第1RAM12にデータ212を書き込んでいたとすると、通常モードから省電力モードに移行する際、第1RAM12から第2RAM22へのデータのコピーが発生してしまう。しかし、上記の本実施形態によれば、第1アプリ51は通常モード時、代行応答に必要なデータを随時第2RAM22に書き込んでいるので、省電力モードに移行する際、第1RAM12から第2RAM22へのデータ212のコピーが発生しない。したがって、第1RAM12から第2RAM22へのデータ212のコピーが発生する場合と比較して、省電力モードへの移行にかかる時間を短縮することができる。
そして、省電力モードへの移行処理にかかる時間が短縮されることにより、移行処理の途中にデータを受信して取りこぼす可能性が低くなる。
図9は、第1制御装置10が省電力モードから通常モードに移行する際の制御コマンド及びデータのフローを示す図である。同図において、実線の矢印は制御コマンドのフローを表し、点線の矢印はデータのフローを表している。
図10は、第1制御装置10が省電力モードから通常モードに移行する際の処理フローを示す図である。
図11は、処理先判定部301において、受信データが第2アプリ61で応答可能か否かを判定する処理フローを示す図である。
以下、図9、図10及び図11を用いて第1制御装置10が省電力モードから通常モードに移行する際の処理について説明する。なお、ここでは、第2アプリ61が第1アプリ51の代行応答アプリとする。
ソケット202は、通信I/F30を介してデータを受信すると(D41、C41)、第2RAM22の所定の記憶位置に受信データ213を書き込み(D42)、第2モード移行処理部B62が備える処理先判定部301に受信データ213を受信した旨を割込通知する(C42、S61)。
処理先判定部301は、その通知を受けて、受信データ213を解析し、第2アプリ61で代行応答可能かを否かを判定する(S62)。
ここで、図11を用いて、判定方法について説明する。
処理先判定部301は、受信データ213が第2アプリ61で応答可能な「プロトコル」であるか否かを判定する(S301)。ここで、応答可能な「プロトコル」であった場合(S301:YES)、処理先判定部301は、さらに、受信データ213が第2アプリ61で処理が可能な「プロトコルデータ」であるか否かを判定する(S302)。そして、受信データ213が第2アプリ61で代行応答可能な「プロトコルデータ」であった場合(S302:YES)、処理先判定部301は、受信データ213は第2アプリ61で代行応答が可能であると判定する(S303)。
一方、受信データ213が、第2アプリ61で代行応答が不可能な「プロトコル」(S301:NO)又は「プロトコルデータ」(S302:NO)であった場合、処理先判定部301は、受信データ213は第2アプリ61で代行応答が不可能なので、第1アプリ51に応答させるべきと判定する(S304)。
ここで、図10に戻り、処理先判定部301が、第2アプリ61で代行応答が可能と判定した場合(S62:YES)について説明する。
モード移行処理部B62は、第2アプリ61に受信データ213を受信した旨の割込通知を行う(C43、S63)。第2アプリ61は、その通知を受けて、第2RAM22から受信データ213を読み出す(D43、S64)。そして、第2アプリ61は、受信データ213に記載の要求に対して第1アプリ51のアプリデータ214を読み出して代行応答を行う(D44、S65)。以上で、第2アプリ61の代行応答の処理を終了する。
次に、処理先判定部301が第2アプリ61では代行応答が不可能と判定した場合(S62:NO)について説明する。
モード移行処理部B62は、代行応答アプリである第2アプリ61の実行を停止させる(C43、S66)。
第2アプリ61は、その要求を受けて、実行を停止する(S67)。
第2アプリ61は、実行停止を完了すると、モード移行処理部B62に停止が完了した旨の応答を返す(S68)。
モード移行処理部B62は、その応答を受けて、モード移行処理部A52に通常モードへの移行を要求する(C44、S69)。
モード移行処理部A52は、その要求を受けて、第1アプリ51の起動を開始し(C45、S70)、第1アプリ51が起動される(S71)。
第1アプリ51は、起動後、第2RAM22の所定の記憶領域から、受信データ213を読み出す(D45、S72)。そして、第1アプリ51は、受信データ213に記載の要求に対して応答を行う(S73)。
以上の処理により、省電力モード中、第2アプリ61が代行応答可能なデータを受信したときは、通常モードに移行することなく、応答を返すことができる。したがって、従来発生していた省電力モードから通常モードへの移行処理というオーバーヘッドの発生を低減することができる。また、省電力モードである時間を長くすることができるので、プリンタ1の消費電力を低減することができる。
また、第1アプリ51は、第2RAM22から受信データ213及びアプリデータ214を読み出すことができるので、第2RAM22から第1RAM12にデータをコピーする必要がない。また、通信インターフェースを初期化する必要がない。したがって、コピーおよび通信インターフェースの初期化が発生する場合と比較して、省電力モードから通常モードの移行にかかる時間を短縮することができる。よって、移行処理の途中にデータを重心して取りこぼす可能性が低くなる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、第1アプリ51のデータを第2制御装置20以外のRAMに記憶するようにしてもよいし、第3の制御装置、又は外部記憶装置に記憶するようにしてもよい。
1…プリンタ、10…第1制御装置、11…第1ROM、12…第1RAM、13…第1CPU、20…第2制御装置、21…第2ROM、22…第2RAM(共有)、23…第2CPU、30…通信I/F、51…第1アプリケーション、52…モード移行処理部A、53…第1通信処理部、61…第2アプリケーション、62…モード移行処理部B、63…第2通信処理部

Claims (7)

  1. 第1アプリケーション手段を有する第1制御装置と、
    前記第1アプリケーション手段と同じ機能を有する第2アプリケーション手段と、通信ネットワークを介した通信処理を行う通信処理部と、を有する第2制御装置と、
    前記第1制御装置及び前記第2制御装置が利用できる共有記憶部と、を備えるネットワーク通信装置であって、
    前記第1制御装置が動作状態にある第1モードのとき、
    前記第1アプリケーション手段は、前記共有記憶部を利用して所定の処理を実行し、
    前記通信処理部は、前記第1アプリケーション手段からの指示に従って通信を行い、
    前記第1制御装置が、前記第1モードから前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードへ移行すると、
    前記第1アプリケーション手段が処理の実行を停止するとともに、前記第2アプリケーション手段が、前記共有記憶部に記憶されている前記第1アプリケーション手段に係るデータに基づいて処理を行い、
    前記通信処理部は第2アプリケーション手段の指示に従って通信を行う
    ことを特徴とするネットワーク通信装置。
  2. 前記通信処理部はソケットを有し、
    前記第1制御装置は、
    前記第1アプリケーション手段が送信するデータを前記ソケットに伝え、前記ソケットが受信したデータを前記第1アプリケーション手段に伝えるソケットラッパーをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
  3. 前記第2制御装置は、前記第2モードから前記第1モードに移行するか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記第2モードのとき、前記通信処理部が受信したデータが前記第2アプリケーション手段で処理可能か否かを判定し、前記第2アプリケーション手段で処理可能と判定した場合は、前記第2モードを継続したまま前記第2アプリケーション手段に前記受信データの応答を実行させ、前記第2アプリケーション手段で処理が不可能と判断した場合は、前記第1制御装置を前記第2モードから前記第1モードに移行させ、前記第1アプリケーション手段に前記受信データの応答を実行させる
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のネットワーク通信装置。
  4. 前記判定手段は、前記受信データの通信プロトコルに基づき、前記第2アプリケーション手段が応答可能か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項3記載のネットワーク通信装置。
  5. 前記通信ネットワークはイーサネット規格である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のネットワーク通信装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のネットワーク通信装置を備えることを特徴とする周辺装置。
  7. 第1アプリケーション手段を有する第1制御装置と、
    前記第1アプリケーション手段と同じ機能を有する第2アプリケーション手段と、通信ネットワークを介した通信処理を行う通信処理部と、を有する第2制御装置と、
    前記第1制御装置及び前記第2制御装置が利用できる共有記憶部と、を備えるネットワーク通信方法であって、
    前記第1制御装置が動作状態にある第1モードのとき、
    前記第1アプリケーション手段が前記共有記憶部を利用して所定の処理を実行するステップと、
    前記通信処理部が前記第1アプリケーション手段からの指示に従って通信を行うステップと、を有し、
    前記第1制御装置が、前記第1モードから前記第1モードよりも消費電力が少ない第2モードへ移行すると、
    前記第1アプリケーション手段が処理の実行を停止するとともに、前記第2アプリケーション手段が前記共有記憶部に記憶されている前記第1アプリケーション手段に係るデータに基づいて処理を行うステップと、
    前記通信処理部が第2アプリケーションの指示に従って通信を行うステップと
    を有することを特徴とするネットワーク通信方法。
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