JP2012174695A - 導体板及び差動信号用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でかつ差動信号対のスキューを小さくできる差動信号用コネクタの製造を容易にする導体板を提供すること。
【解決手段】コネクタ10のコンタクト群を形成するための中間部材としての導体板26であって、一平面上に配置された複数の第1のリード31と、第1のリード間にペアをなして配置された第2のリード32と、第1のリード及び第2のリードを一端側で連結した連結部34とを有する。第2のリードのペアは、ピッチを一端側に比べて他端側で大きくされている。第1のリードの各々は、連結部からのびた第1の直線部35と、第1の直線部から、第2のリードから離れるように斜めにのびた第1のオフセット部36と、第1のオフセット部から、記第1の直線部と同じ方向にのびた第2の直線部37とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、差動信号対を伝送するラインの接続に使用されるコネクタ(ここでは「差動信号用コネクタ」という)に関する。
対をなす2本の信号線にそれぞれ逆位相の信号からなる差動信号対を伝送する差動伝送方式が知られている。その差動伝送方式はデータ伝送速度を高速にできるという特長をもつため、昨今では様々な分野において実用されている。
例えば機器と液晶ディスプレイとの間のデータ伝送に差動伝送方式を用いる場合には、機器及び液晶ディスプレイに、ディスプレイポート規格にしたがって設計されたディスプレイポートコネクタを備える。このディスプレイポート規格としては、VESADisplayPortstandard1.0やそれのVersion1.1aが知られている。
このディスプレイポートコネクタは差動信号用コネクタの一種であり、接続相手に接続するための第1の接続側と、機器や液晶ディスプレイの基板に接続するための第2の接続側とを有している。第1の接続側の形態は接続相手との関係があるためディスプレイポート規格により厳密に定められているが、第2の接続側の形態は比較的自由である。この種の差動信号用コネクタは特許文献1に開示されている。
図4は、特許文献1に開示されたものとは異なるが形態が似ている従来の差動信号用コネクタに含まれるコンタクト組立体(以下「コンタクト・アッシー」ということもある)を示す。このコンタクト・アッシー1は、複数ペアの信号用コンタクト2と、複数のグランド用コンタクト3と、信号用コンタクト2及びグランド用コンタクト3を保持した絶縁性のハウジング4とを含んでいる。接続相手に接続するための第1の接続側では、信号用コンタクト2の各ペアの両側にグランド用コンタクト3を配置して一定ピッチのコンタクト列を形成している。さらに、信号用コンタクト2及びグランド用コンタクト3をコンタクト列と交差する方向に折り曲げ、基板に接続するための第2の接続側では、信号用コンタクト2及びグランド用コンタクト3を2列の千鳥状に配列にしている。
図5は、図4のコンタクト・アッシー1を含む差動信号用コネクタを実装するための基板5を示す。この基板には複数のスルーホール6が形成されている。これらのスルーホール6は、差動信号用コネクタの第2の接続側における信号用コンタクト2及びグランド用コンタクト3の配列に対応して2列の千鳥状に配列されている。
差動信号用コネクタ1を基板5に実装したとき、信号用コンタクト2及びグランド用コンタクト3はスルーホール6に挿入される。スルーホール6の開口の周囲には、ドーナツ状の導体パターンよりなるランド7がそれぞれ形成されている。そして、信号用コンタクト2を挿入されるスルーホール6に対応して形成されたランド7のみから、配線パターン8が基板5に沿って並列に引き出されている。したがって、信号用コンタクト2はスルーホール6及びランド7を介して配線パターン8に接続される。
特開2008−41656号公報
上述した差動信号用コネクタにおいて、信号用コンタクト及びグランド用コンタクトを第2の接続側で2列の千鳥状に配列すること自体は、コネクタの小型化を容易に可能にする。しかし、実際にコネクタの小型化を図ると、ペアをなす差動信号用コンタクトの長さに差が生じることに起因する次の問題がある。
複数ペアの信号用コンタクト及び複数のグランド用コンタクトは、図6に示すように一枚の導体板に打ち抜き加工を施した後にさらに折り曲げ加工を施すことにより、纏めて製造することができる。その際の製造工程を容易にするために、コンタクト先端は等間隔、コンタクト折り曲げ回数は2回とするのが当業者の常識であった。しかし、コンタクト展開図の状態では、コンタクト先端間隔を等間隔にするために、ペアをなす差動信号用コンタクトの長さに差が生じている。この長さの差は、差動信号用コネクタにおいて差動信号対に伝播時間差(スキュー)を引き起こす原因になる。
また、この長さの差に起因して、第2の接続側即ち基板上では、ペアをなす差動信号用コンタクト同士、その両脇のグランド用コンタクト同士、がそれぞれ同列ではなく2列に分かれて、配置されることがある。その場合、異なる列に形成されたランドから異なる長さをもって引き出された配線パターンがあることからも分かるように、ペアをなす信号用コンタクトに接続される対の配線パターンの長さに差が生じることがある。対の配線パターンの長さの差も、差動信号対にスキューを引き起こす原因になる。
それ故に本発明の課題は、小型でかつ差動信号対のスキューを小さくできる差動信号用コネクタを提供することにある。
本発明の具体的課題は、上記差動信号用コネクタの製造を容易にする導体板を提供することにある。
本発明の一態様によれば、コネクタのコンタクト群を形成するための中間部材としての導体板であって、一平面上に配置された複数の第1のリードと、前記第1のリード間にペアをなして配置された第2のリードと、前記第1のリード及び前記第2のリードを一端側で連結した連結部とを含み、前記第2のリードのペアは、ピッチを前記一端側に比べて他端側で大きくされており、前記第1のリードの各々は、前記連結部からのびた第1の直線部と、前記第1の直線部から、前記第2のリードから離れるように斜めにのびた第1のオフセット部と、前記第1のオフセット部から、前記第1の直線部と同じ方向にのびた第2の直線部とを有することを特徴とする導体板が得られる。
本発明の一態様による導体板を用いることにより、小型でかつ差動信号対のスキューが小さい差動信号用コネクタを容易に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る差動信号用コネクタの基板に搭載された状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図、(d)は(a)のId−Id線に沿って得られた断面図。 図1の差動信号用コネクタに含まれた下側コンタクト組立体を示し、(a)は斜視図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は底面図。 図2の下側コンタクト組立体に含まれた信号用コンタクト及びグランド用コンタクトの製造過程におけるコンタクト展開図。 従来の差動信号用コネクタに含まれるコンタクト組立体を示し、(a)は斜視図、(b)は底面図。 従来の差動信号用コネクタを搭載する基板の底面図。 図4のコンタクト組立体に含まれた信号用コンタクト及びグランド用コンタクトの製造過程におけるコンタクト展開図。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る差動信号用コネクタについて説明する。
図1の差動信号用コネクタ10は上下2列のコンタクトを持つ20芯のプリント基板実装型コネクタであり、使用に際してはプリント基板11に実装される。差動信号用コネクタ10の接続相手となる相手コネクタ(図示せず)が接続される正面側を第1の接続側と呼び、プリント基板11に接続される底面側を第2の接続側と呼ぶ。第1の接続側には、相手コネクタが嵌合するための嵌合突起12が嵌合面と平行に左右に長くのびた形状をもって備えられている。第2の接続側については、後文にて詳述する。
ここで使用したプリント基板11は多層基板である。このプリント基板11には、下面11aを示す図1(c)から分かるように、多数のスルーホール13が形成されている。スルーホール13の開口の周囲には、ドーナツ状の導体パターンよりなるランド14がそれぞれ形成されている。またランド14の幾つかから配線パターン15が基板11に沿って並列に引き出されている。スルーホール13の位置及び役割については、後文にて明らかにする。
差動信号用コネクタ10は、上側コンタクト組立体(以下「上側コンタクト・アッシー」ということもある)16と、下側コンタクト組立体(以下「下側コンタクト・アッシー」ということもある)17と、上側及び下側コンタクト・アッシー16,17を纏めて囲った導電性のコネクタシェル18とを含んでいる。上側コンタクト・アッシー16は、ここでは付加コンタクトと呼ぶ多数の導電性の上側コンタクト19と、これらの上側コンタクト19を保持した絶縁性の上側ハウジング21とを備えている。上側コンタクト19は、その前端を嵌合突起12の上部に配列され、さらに後方にのびて下方に直角に曲がり、下端をプリント基板11の上面(図示せず)の配線パターンにSMT構造によりはんだ付けされる。コネクタシェル18は、プリント基板11に固定される複数の固定用脚部18a,18bを有している。これらの固定用脚部18a,18bがプリント基板11に係合することにより、差動信号用コネクタ10はプリント基板11にしっかりと固定される。下側コンタクト・アッシー17については、後文にて詳述する。
次に図1と共に図2をも参照して、下側コンタクト・アッシー17について詳述する。
下側コンタクト・アッシー17は、3ペアの導電性の信号用コンタクト22と、4本の導電性のグランド用コンタクト23と、信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23を保持した絶縁性の下側ハウジング24とを含んでいる。下側ハウジング24の第1の接続側では、信号用コンタクト22の各ペアの両側にグランド用コンタクト23を配置した状態で第1の方向A1にのびた一定ピッチ(0.7mm以下が好ましい)のコンタクト列を形成している。
信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23は全て、第1の方向A1に直交する第2の方向A2で後方にのびて下側ハウジング24を貫通した後に、下側ハウジング24の反対側で直角に折り曲げられ、第1の方向A1及び第2の方向A2に直交する第3の方向A3で下方にのびている。以下の説明では、信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23を纏めて下側コンタクト25と呼ぶこともある。
図1から分かるように、差動信号用コネクタ10の第1の接続側では、下側コンタクト25は嵌合突起12の下部に上側コンタクト19と間隔をおいて対向するように配列されている。したがって、相手コネクタは嵌合突起12に嵌合したときに上側コンタクト19及び下側コンタクト25に接触し、その結果、差動信号用コネクタ10に電気的に接続される。ここで、下側コンタクト25のうち、相手コネクタに接触する部分をコネクタ接触部と呼ぶ。
一方、差動信号用コネクタ10の第2の接続側では、下側コンタクト25はプリント基板11のスルーホール13に挿入され、プリント基板11の下面11aにおいてランド14に半田付けにより接続される。プリント基板11の下面11aにおいて半田付けされるため、コネクタ実装時に目視により半田付けの良否を容易に判定できる。ここで、下側コンタクト25のうち、スルーホール13に挿入される部分を基板接続部と呼ぶ。
プリント基板11のスルーホール13の穴径は、コンタクトが断面四角形の場合には少なくともコンタクトの対角長よりわずかに大きく設計される。さらに、スルーホール13の周囲にはランド14が形成され、また隣接するスルーホール13と絶縁をとることも必要である。これらを考慮し、スルーホール13には0.8mm程度の間隔を設定することが好ましい。
図2において、下側コンタクト25の基板接続部は、第2の方向A2で互いに離間して第1の方向A1にのびた平行な3列に分けて配置されている。具体的に述べると、複数のグランド用コンタクト23の基板接続部を第1の列R1に互いに離間して配置すると共に、コネクタ接触部がグランド用コンタクト23の両側に配置されている信号用コンタクト22のペアを、第1の列R1の両側に位置する第2の列R2及び第3の列R3に振り分けて配置している。この結果、信号用コンタクト22のペアの基板接続部は図3からよく分かるように第1の列R1の両側に千鳥状配列とされている。
ここで、複数の信号用コンタクト22のうち、第2の列R2に配置されたものを実質的に同じ長さに設計し、かつ、第3の列R3に配置されたものを実質的に同じ長さに設計している。即ち、同列に配置された信号用コンタクト22のペアの長さを等長にしている。そして、信号用コンタクト22の第1の接続部側と第2の接続部側との間での折り曲げの違い、具体的には、折り曲げ位置の違いにより、信号用コンタクト22のペアを第2の列及び前記第3の列R3に振り分けている。またグランド用コンタクト23は、第1の接続部側と第2の接続部側との間での信号用コンタクト22との折り曲げ位置の違いにより、第1の列R1に配置している。なお、折り曲げ位置に違いをもたせる代わりに、信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23を折り曲げ回数の違いによって第2の接続部側で3列に配列させることも可能であるし、また両者を併用してもよい。
さらに、第2の接続側では、信号用コンタクト22の各ペアをグランド用コンタクト23の隣接したものの間に対応させて配置し、しかも信号用コンタクト22の各ペア内のピッチをコンタクト列のピッチよりも少し大きく設計している。
また、グランド用コンタクト23を信号用コンタクト22のペアとペアとの間に対応させて配置すると共に、第1の接続側においてはグランド用コンタクト23とこれの両側に隣接配置されている二つの信号用コンタクト22とを、第2の接続側においては第1、第2、及び第3の列R1,R2,R3に対し斜めに交差する方向に配列している。
上述した3ペアの導電性の信号用コンタクト22と4本の導電性のグランド用コンタクト23は、図3に示す展開図のように、1枚の導体板26からプレス加工により形成することが容易に可能である。導体板26において、信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23となる部分には参照符号22′及び23′をそれぞれ付し、また折り曲げる部分には参照符号27及び28をそれぞれ付している。
なお、プリント基板11の多数のスルーホール13は、第2の接続側における信号用コンタクト22及びグランド用コンタクト23の上述したような配置に対応した位置に形成されることは勿論である。
以下に、さらに具体的に説明する。
多数の下側コンタクト25は図3の上側から、グランド用コンタクト23’,信号用コンタクト22’,信号用コンタクト22’、グランド用コンタクト23’、信号用コンタクト22’、信号用コンタクト22’、グランド用コンタクト23’、信号用コンタクト22’、信号用コンタクト22’、及びグランド用コンタクト23’の順に配列されている。
ここで、互いに隣接したペアの信号用コンタクト22は逆位相の信号からなる差動信号対を伝送するラインを接続するものであるため、以下の説明ではそれぞれ+Sigコンタクト、−Sigコンタクトと呼ぶ。また、スルーホール13のうち、+Sigコンタクトが挿入されるものを+Sigスルーホールと呼び、−Sigコンタクトが挿入されるものを−Sigスルーホールと呼び、グランド用コンタクト23が挿入されるものをGNDスルーホールと呼ぶ。また、配線パターン15のうち、+Sigスルーホールに接続されたものを+Sig配線パターンと呼び、−Sigスルーホールに接続されたものを−Sig配線パターンと呼ぶ。
上述した差動信号用コネクタによると、+Sigスルーホールと−Sigスルーホールがコネクタ嵌合面と平行に配置されるので、多層基板であるプリント基板11の下面11aにおいて+Sig配線パターンと−Sig配線パターンとを、コネクタ後方に平行でかつ等長な配線パターンとすることが可能となる。したがって、差動信号内のスキューが少なく、なお、上述では一対の差動信号を伝送するラインを接続する場合について説明したが、複数対の差動信号を伝送する場合においても同様でありかつ同様の効果を得ることができる。
さらに図3を参照して、説明を続ける。
図3において、導体板26は、キャリア29と、一平面上に配置された複数の部分(ここでは「第1のリード」という)31と、第1のリード31間にペアをなして配置された部分(ここでは「第2のリード」という」32と、同じく第1のリード31間にペアをなして配置された他の部分(ここでは「第3のリード」という」33と、第1のリード31、第2のリード32、及び第3のリード33を一端側で連結した部分(ここでは「連結部」という)34とを含んでいる。第1のリード31、第2のリード32、及び第3のリード33の他端側はキャリア29に連結されている。
第2のリード32は第1のリード31よりも連結部34からの長さを短く作られている。第3のリード33は第1のリード31よりも連結部34からの長さを長く作られている。さらに、第2のリード32のペア及び第3のリード33のペアの各々は、金属板の打ち抜き加工に際し、予め前記一端側のピッチ(ここでは「第1のピッチ」という)P1に比べて他端側即ち自由端側のピッチ(ここでは「第2のピッチ」という)P2を大きくされることにより、自由端側では第1のリード31にそれぞれ近づいている。
第1のリード31の各々は、連結部34からのびた部分(ここでは「第1の直線部」という)35と、第1の直線部35から、ペアをなした第2のリード32の第2のピッチP2を有する部分から離れるように斜めにのびた部分(ここでは「第1のオフセット部」という)36と、第1のオフセット部36から、第1の直線部35と同じ方向にのびた部分(ここでは「第2の直線部」という)37と、第2の直線部37から、第2のリード32に近づくように斜めに延びた部分(ここでは「第2のオフセット部」という)38と、第2のオフセット部38から、第1の直線部35の延長線上にのびた部分(ここでは「第3の直線部」という)39とを有している。
第1のリード31の各々における折り曲げる部分(ここでは「第1の折曲予定部」という)28は、第1のオフセット部36に隣接した位置に設けられている。第2のリード32の各々における折り曲げる部分(ここでは「第2の折曲予定部」という)27は、第2のピッチP2を有する部分と連結部34との間でかつ第2のピッチP2を有する部分に比較的近い位置に設けられている。
先にも述べたように、図2(a)〜(d)に示す下側コンタクト組立体17のコンタクト群は、図3に示す導体板26からプレス加工により形成することができる。その場合、図2(a)〜(d)と図3とを比較すれば明らかなように、第1のリード31、第2のリード32、及び第3のリード33は、キャリア29から切り離され、第1の折曲予定部28及び第2の折曲予定部27で折り曲げられ、また連結部34が切除されている。
1 コンタクト組立体(コンタクト・アッシー)
2 信号用コンタクト
3 グランド用コンタクト
4 ハウジング
5 基板
6 スルーホール
7 ランド
8 配線パターン
10 差動信号用コネクタ
11 プリント基板
11a (プリント基板)下面
12 嵌合突起
13 スルーホール
14 ランド
15 配線パターン
16 上側コンタクト組立体(上側コンタクト・アッシー)
17 下側コンタクト組立体(下側コンタクト・アッシー)
18 コネクタシェル
18a,18b 固定用脚部
19 上側コンタクト
21 上側ハウジング
22 信号用コンタクト
22’ 導体板の信号用コンタクトとなる部分
23 グランド用コンタクト
23’ 導体板のグランド用コンタクトとなる部分
24 下側ハウジング(請求項記載のハウジング)
25 下側コンタクト
26 導体板
27 第2の折曲予定部
28 第1の折曲予定部
29 キャリア
31 第1のリード
32 第2のリード
33 第3のリード
34 連結部
35 第1の直線部
36 第1のオフセット部
37 第2の直線部
38 第2のオフセット部
39 第3の直線部
R1 第1の列
R2 第2の列
R3 第3の列
P1 第1のピッチ
P2 第2のピッチ

Claims (4)

  1. コネクタのコンタクト群を形成するための中間部材としての導体板であって、一平面上に配置された複数の第1のリードと、前記第1のリード間にペアをなして配置された第2のリードと、前記第1のリード及び前記第2のリードを一端側で連結した連結部とを含み、前記第2のリードのペアは、ピッチを前記一端側に比べて他端側で大きくされており、前記第1のリードの各々は、前記連結部からのびた第1の直線部と、前記第1の直線部から、前記第2のリードから離れるように斜めにのびた第1のオフセット部と、前記第1のオフセット部から、前記第1の直線部と同じ方向にのびた第2の直線部とを有することを特徴とする導体板。
  2. 前記第1のリードの各々は、前記第1のオフセット部と前記連結部との間に、前記一平面に交差する方向に折り曲げるための第1の折曲予定部を有し、前記第2のリードの各々は、前記ピッチを大きくされた部分と前記連結部との間に、前記一平面に交差する方向に折り曲げるための第2の折曲予定部を有する、請求項1に記載の導体板。
  3. 前記第1のリードの各々は、前記第2の直線部から、前記第2のリードに近づくように斜めに延びた第2のオフセット部と、前記第2のオフセット部から、前記第1の直線部の延長線上にのびた第3の直線部とをさらに有する、請求項1又は2に記載の導体板。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の導体板を中間部材として用いたコンタクト群を含み、前記第1のリード及び前記第2のリードが、前記第1の折曲予定部及び前記第2の折曲予定部でそれぞれ前記一平面に交差する方向に折り曲げられ、かつ、付加折曲予定部でそれぞれ前記一平面に交差する方向に折り曲げられ、さらに、前記連結部が前記第1のリード及び前記第2のリードから切除されてなることを特徴とする差動信号用コネクタ。
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