JP2012174635A - 同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネス - Google Patents

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Noriyuki Imai
規之 今井
Takanobu Watabe
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Abstract

【課題】耐屈曲性や屈曲後の形状保持性などを向上させた同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネスを提供する。
【解決手段】同軸ケーブル1は、内部導体2、絶縁層3、外部導体4(線材4a)、及び金属層5を備えている。金属層5は、断面形状が円以外の形状であり、線材4の外径よりも幅が大きく、かつ、線材4の外径よりも厚さが小さい金属線5aからなる。金属線5aは、外部導体4の周囲に所定のピッチで螺旋状に巻き付け形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネスに係り、特に、電子機器等の内部に配線するのに好適な同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネスに関する。
従来、例えばノートパソコン、液晶テレビ、デジカメ、監視カメラ等の各種の電子機器においては、機器本体部と液晶ディスプレイ等の表示部とを繋ぐ連結部などに配線される配線材として、機器本体部の内部に異形状に配置可能なフラット状のフレキシブルプリント基板(FPC)が多用されている。
この種の配線材としては、電子機器内外からの不要幅射を防止するためのEMI対策が施されている。このEMI対策のため、FPCに替わる配線材の一例として、細径化された複数の極細同軸ケーブルに保護テープが施されたテープ被覆部に、保護テープがない非テープ被覆部の長さを設定した極細同軸ケーブルアセンブリ(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
その配線材の他の一例としては、内部導体の外周に、誘電体層、外部導体層、外部導体層と接触する面が粗面に形成された巻回帯層、及び保護被膜層を順に備えた横巻き同軸ケーブル(例えば、特許文献2参照。)、あるいは複数の同軸ケーブルをフラット状に配線したケーブルハーネスが提案されている。
特開2007−134139号公報 特開2009−224284号公報
電子機器内に配線されるケーブルハーネスからなる配線材は、電子機器内に配置された複数の電子部品と重ならないように、これらの電子部品同士の間に形成されたスペースに配線されることが多い。このため、電子機器内に配線される配線材は、直線状に配線されたり、あるいは配線材の長手方向の一部を折り曲げることで配線材の配線方向を変えて、非直線状に配線されたりする。
従来のケーブルハーネスでは、電線として用いられる同軸線の戻り癖(反発力)が強いため、複数本の電線の折り曲げ作業が困難である。複数本の電線を無理に折り曲げると、電線が反発し、配線スペースと同様な角度が得られず、配線スペースから飛び出したり、あるいは電子部品上に載ったりするため、止め具などで固定する必要がある。これにより、配線スペースの拡大が余儀なくなされるばかりでなく、止め具などの部品が必要になり、製作費等のコストも増加する。
従って、上記課題を解決するために、本発明の目的は、耐屈曲性や屈曲後の形状保持性などを向上させた同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネスを提供することにある。
[1]本発明は、内部導体と、前記内部導体の周囲に設けられた絶縁層と、前記絶縁層の周囲に設けられた複数本の線材からなる外部導体と、前記外部導体の周囲に設けられた金属層とを備え、前記金属層は、断面形状が円以外の形状であり、前記線材の外径よりも幅が大きく、かつ、前記線材の外径よりも厚さが小さい金属線からなり、前記金属線が所定のピッチで螺旋状に巻き付けられて形成されたことを特徴とする同軸ケーブルにある。
[2]上記[1]記載の発明にあって、前記金属線は、圧延加工して形成され、圧延加工後の破断伸び及び破断強度が圧延加工前よりも大きいことを特徴とする。
[3]上記[1]又は[2]記載の発明にあって、前記金属線は、前記線材のピッチよりも小さいピッチで巻き付けられていることを特徴とする。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかに記載の発明にあって、前記金属線は、圧延加工前の破断強度が300MPa以上であり、圧延加工前の破断伸びが0.50%以上であることを特徴とする。
[5]上記[1]〜[4]のいずれかに記載の発明にあって、前記金属線は、圧延加工前の引張強度(σ)に対する圧延加工後の引張強度(σ)と圧延加工前の引張強度(σ)との差の割合{100×(σ−σ)/σ}が、0%<100×(σ−σ)/σ≦50%であることを特徴とする。
[6]上記[1]〜[4]のいずれかに記載の発明にあって、前記金属線は、圧延加工前の破断伸び(δ)に対する圧延加工後の破断伸び(δ)と圧延加工前の破断伸び(δ)との差の割合{100×(δ−δ)/δ}が、10%≦100×(δ−δ)/δ≦60%であることを特徴とする。
[7]本発明は更に、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の複数本の同軸ケーブルを用いて形成されたケーブルハーネスが提供される。
本発明によれば、非直線状の小さい配線スペースに沿って容易に折り曲げることができるとともに、その折り曲げたままの形状を保持することを可能とし、端末加工に優れた同軸ケーブルとそれを用いたケーブルハーネスが効果的に得られる。
本発明の典型的な実施の形態である同軸ケーブルを模式的に示す横断面図である。 実施の形態に係る同軸ケーブルを模式的に示す一部切欠平面図である。 実施の形態に係る金属層に用いる金属線を説明するための図である。 実施の形態に係る同軸ケーブルを用いたケーブルハーネスを電子機器内に配線した状態を説明するための図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
(同軸ケーブルの全体構成)
図1において、全体を示す符号1は、この実施の形態に係る典型的な同軸ケーブルの一構成例を示している。この同軸ケーブル1は、内部導体2と、内部導体2の周囲に設けられた絶縁層(絶縁体)3とにより構成された被覆線を備えている。この同軸ケーブル1は更に、絶縁層3の周囲に設けられた外部導体4と、外部導体4の周囲に設けられた金属層5とを備えている。
この同軸ケーブル1は、例えばノートパソコン、液晶テレビ、デジタルカメラ、携帯電話等の各種の小型電子機器に好適に用いられる。同軸ケーブル1の外径Dとしては、小型電子機器内の狭いスペースに配線されることから、0.5mm以下であることが好適である。
(内部導体の構成)
この内部導体2は、図1及び図2に示すように、複数の銅線又は複数の銅合金線を撚り合わせて形成されている。この銅線又は銅合金線としては、例えば携帯電話等の上部筐体及び下部筐体を折り畳み可能なヒンジ部となる極めて僅かな配線スペースなどに配線することを考慮すると、導体サイズとしては、40AWG(7/0.028〜0.032)〜48AWG(7/0.011〜0.015)が望ましい。なお、銅線、或いは銅合金線の表面には、銀などからなるめっきが施される場合もある。
(絶縁層の構成)
この絶縁層3の材質は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PAF)樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)樹脂やエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)樹脂などのフッ素樹脂からなる。
(外部導体の構成)
この外部導体4は、図1及び図2に示すように、円形の線材4aからなる。この線材4aとしては、例えば錫めっき銅線、銀めっき銅線、或いは銅合金線の単線や撚線が用いられる。この線材4aは、同軸ケーブル1の細径化、耐屈曲性、及び屈曲後の形状保持性などを考慮すると、0.016mm以上0.040mm以下の範囲の外径Dを有することが好適である。
この外部導体4は、図1及び図2に示すように、絶縁層3の周囲に複数本束の線材4a,…,4aを並列に、かつ、螺旋状に巻き付けることで横巻シールドとして形成されている。図示例によると、この複数本束の線材4aのそれぞれは、軸線O方向に直交する線分に対する所定の巻き角度θと所定の巻きピッチPとをもって、絶縁層3の周囲に横巻きに巻き付けられている。なお、外部導体4の巻き付け形態については、図示例に限定されるものではない。
この線材4aを巻き付けるときの巻きピッチPとしては、金属層5を構成する金属線5aを巻き付けるときの巻きピッチPよりも大きいことが屈曲後の形状保持の観点から好ましい。逆に言えば、金属線5aを巻き付けるときの巻きピッチPは、線材4aを巻き付けるときの巻きピッチPより小さいことが好ましい。線材4aの巻きピッチPとしては、例えば金属線5aの巻きピッチPの15倍以上であるとよい。
(金属層の構成)
この同軸ケーブル1の最も主要な構成は、図1〜図3に示すように、外部導体4の周囲に設けられた金属層5にある。この金属層5は、銅線、或いは銅合金線を圧延加工して得られた金属線5aからなる。この金属線5aは、圧延加工後の断面形状が長細い楕円形状、或いは角部の先が尖っていない略四角形状(略矩形状)などの円形以外の断面形状を有する。この金属線5aは、軸線O方向に直交する線分に対する所定の巻き角度θ、及び所定の巻きピッチPをもって、外部導体4の周囲に螺旋状に巻き付けられる。金属線5aの巻き角度θとしては、屈曲後の形状保持性や外部導体4を構成する線材4aがほぐれてしまうのを防止することなどから、線材4aの巻き角度θの1/2以下に設定することが好適である。なお、銅線、或いは銅合金線の表面には、錫などからなるめっきが施される場合もある。
金属線5aを巻き付けるときの巻きピッチPとしては、例えば金属線5aの幅に対して1.3倍以上2.0倍以下にすることが好ましい。これにより、非直線状の極めて僅かな配線スペースに沿って折り曲げて、その折り曲げたままの形状を保持して配線する作業を効果的に行うことが可能となる。また、金属線5aは、外部導体4が巻き付けられている方向(巻き付け方向)と交差するように反対側の巻き付け方向に巻き付けられていることが好ましい。なお、金属線5aの巻き付け形態については、図示例に限定されるものではない。
この金属線5aは、図3に示すように、例えば外径が0.03mmの円形の銅線、或いは銅合金線を圧延加工することで、幅Wが0.11mm程度、最小の厚さTが0.006mm程度に形成される。即ち、0.016mm以上0.040mm以下の外径Dを有する外部導体4における線材4aに対して、金属線5aは、線材4aの外径Dより幅Wが大きく、かつ、線材4aの外径Dより厚さTが小さくなるように、圧延等で加工される。
断面形状が円形以外の形状であり、外部導体4における線材4aの外径Dよりも幅Wが大きく、かつ、線材4aの外径Dよりも厚さTが小さい金属線5aを用いて金属層5を設けることにより、金属層5の曲げ応力を外部導体4などの曲げ応力よりも大きくすることができる。その結果、同軸ケーブル1を容易に折り曲げることができるとともに、同軸ケーブル1の形状を折り曲げたままの状態に保持することができるようになる。
この金属線5aとしては、圧延加工前の外径が0.03mm以上0.1mm以下であることが好ましく、圧延加工後に、厚さTが0.006mm以上0.025mm以下であり、幅Wが0.10mm以上0.40mm以下であることが好ましい。特に、金属層5は、折り曲げ(屈曲)や形状保持に対する同軸ケーブル1の全体の硬さや端末加工のときに施される半田付け接続の信頼性を考慮すると、厚さTが外部導体4(線材4a)の外径Dの1/10以上1/3以下であり、幅Wが外部導体4(線材4a)の外径Dの2倍以上である金属線5aで形成されることが好適である。
この金属線5aとしては更に、銅線又は銅合金線の引張強度(破断強度)σ、及び破断伸びδを規定している。この引張強度σ、及び破断伸びδは、JIS規格(JIS Z 2241「金属材料引張試験方法」)に準拠した試験方法によって得られる。
この銅線又は銅合金線の圧延加工後における引張強度をσとし、銅線又は銅合金線の圧延加工前における引張強度をσとすると、圧延加工後の引張強度σは、圧延加工前の引張強度σよりも大きいことが好適である。
銅線又は銅合金線の圧延加工前の引張強度σに対する銅線又は銅合金線の圧延加工後の引張強度σと銅線又は銅合金線の圧延加工前の引張強度σとの差の割合(加工による引張強度の増加率)を{100×(σ−σ)/σ}とすると、加工による引張強度の増加率{100×(σ−σ)/σ}は、0%より大きく50%以下{0%<100×(σ−σ)/σ≦50%}であることが望ましい。なお、銅線又は銅合金線の圧延加工前の引張強度σは、300MPa以上であるとよい。
この銅線又は銅合金線の圧延加工後における破断伸びをδとし、銅線又は銅合金線の圧延加工前における破断伸びをδとすると、圧延加工後のδは、圧延加工前の破断伸びδより大きいことが好適である。
銅線又は銅合金線の圧延加工前の破断伸びδに対する銅線又は銅合金線の圧延加工後の破断伸びδと銅線又は銅合金線の圧延加工前の破断伸びδとの差の割合(加工による破断伸びの増加率)を{100×(δ−δ)/δ}とすると、加工による破断伸びの増加率{100×(δ−δ)/δ}は、10%以上60%以下{10%≦100×(δ−δ)/δ≦60%}であることが好ましい。更に好ましくは、加工による破断伸びの増加率が20%以上50%以下であることが望ましい。なお、銅線又は銅合金線の圧延加工前の破断伸びδは、0.50%以上であるとよい。
上記のように構成された引張強度σ、及び破断伸びδを有する金属線5aを用いることにより、例えば金属線5aに曲げを施すことで形状を変化(変形)させたとき、変形後の形状を維持することができる機能(特性)を付与することができる。それに加えて、維持していた変形後の形状を新たな形状へと変化させて、その新たな形状を維持することができる機能(特性)を付与することが可能となる。これにより、同軸ケーブル1を非直線状の小さい配線スペースに配線する場合は、同軸ケーブル1を折り曲げて、その折り曲げたままの形状を保持して配線することができる。
この実施の形態に係る同軸ケーブル1は、金属層5が金属線5aで形成されているため、ジャケットがなくても、従来の横巻シールドのように、金属層5における金属線5aや外部導体4における線材4aがばらけることがなく、その形状が保持される。
必要に応じて、金属層5の周囲にはジャケットが設けられる。このジャケットは、金属層5の全長、或いは金属層5の長手方向の所定の部分のみに設けられる。このジャケットは、同軸ケーブル1の外径を薄くするとともに、曲げに強いという観点から、接着層付プラスチックテープを金属層5の周囲に巻き付けて形成されるか、或いはフッ素樹脂(例えば、PFA、FEP、又はETFE)を金属層5の周囲に押出成形によって被覆するように押出被覆して形成される。なお、接着層付きプラスチックテープは、ポリエステルなどのプラスチックテープの片面に接着剤が塗布されたものからなり、この接着剤が金属層5側に配置され、金属層5側に接着するように巻き付けられる。
(ケーブルハーネスの構成)
上記のように構成された複数の同軸ケーブル1を並列に配置することで集合一体化させ、同軸形状のケーブルハーネス10として用いることができる。図4には、このケーブルハーネス10が電子機器20の内部に配線される配線材として示されている。このケーブルハーネス10は、図4に示すように、電子機器20内に配置された複数の電子部品21,21同士の間に形成された非直線状の小さい配線スペースに配線される。
同軸ケーブル1の金属層5(金属線5a)とコネクタ等の接続端末部材に設けられたグランド電極とを接続する際には、螺旋状に巻回されて巻き癖等が付いた金属層5であっても、その巻き癖等を容易に直すことができる。そのため、複数本の同軸ケーブル1の端末に、例えば接続端末部材を取り付けるための端末加工を施すことでケーブルハーネス10を形成する場合でも、端末加工がし易くなる。同軸ケーブル1とグランド電極との接続スペース等を考慮した形状へ適宜に変化させ、その形状を維持させることで、グランド電極に金属線5aを接続することができる。その結果、電子機器20内の極僅かな配線スペースにおいても、接続作業や配線作業における手間、時間や労力を要することなく、金属層5の端末処理を容易に行うことができるようになる。
外部導体4と金属層5とが互いに接して設けられるので、外部導体4をグランド電極に接続しなくても、金属層5をグランド電極に接続するだけで、接続作業を行うことができる。
金属線5aを丸めるなどして形状を変化させ、機器側や被覆線などに影響を及ぼさない配線スペース(例えば、同軸ケーブルの端末に接続されるコネクタ内部のスペース)に維持させておくことで、金属線5aが内部導体2と絶縁層3とからなる被覆線に突き刺さるなどの問題を発生し難くすることができる。その結果、狭い配線スペースであっても、金属層5の端末処理が容易であり、接続作業時間を大幅に短縮することができる。
ケーブルハーネス10を容易に折り曲げることができるとともに、折り曲げたままの形状を保持することができるので、ノートパソコン、液晶テレビ、デジタルカメラ、携帯電話等の各種の電子機器内における非直線状の極僅かな配線スペース内に配線することができる。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態に係る同軸ケーブル1とケーブルハーネス10とによれば、上記効果に加えて、以下の効果が得られる。
金属層5が、外部導体4における線材4aの周囲に、隣り合う金属線5aの間に隙間を設けた状態で螺旋状に巻かれることで、小さい角度での折り曲げが容易になる。それに加えて、折り曲げた後の反発力も少なく、折り曲げたままの形状を維持することが可能になる。金属層5における金属線5aの巻きピッチPを金属線5aの幅Wの1.3〜2倍とし、外部導体4における線材4aの巻きピッチPを金属線5aの巻きピッチPの15倍以上にすることで、非直線状の小さい配線スペースでも、容易に折り曲げることができるとともに、その折り曲げたままの形状を保持し、端未加工がしやすい同軸ケーブル1と、複数本の同軸ケーブル1を並列配置したケーブルハーネス10とが効果的に得られる。
更に、並列配置された複数の同軸ケーブル1は、外径0.5mm以下であり、絶縁層3は、耐屈曲性に強いフッ素樹脂で形成されており、錫めっき銅線、或いは錫めっき銅合金線からなる線材4aの周囲に、銅線、或いは銅合金線を圧延加工してなる横長い楕円型の金属線5aを重ならないように(ラップしないように)螺旋状に巻くことで形成された同軸形状のケーブルハーネス10とすることで、図4に示すように同軸ケーブル1を折り曲げた際に、金属層5が重ならないことで、金属線5aの端部(側面)同士が擦れて金属粉を発生させるようなことがない。繰返し曲げ動作による配線作業でも、外部導体4と金属層5との間の滑りが良好となるので、高い断線寿命を保持することが可能となる。
以上の説明からも明らかなように、本発明の同軸ケーブル及びケーブルハーネスの代表的な構成例を、上記実施の形態、変形例、及び図示例を挙げて説明したが、上記実施の形態、変形例、及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。上記実施の形態、変形例、及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきであり、本発明の技術思想の範囲内において種々の構成が可能であることは勿論である。
1…同軸ケーブル、2…内部導体、3…絶縁層、4…外部導体、4a…線材、5…金属層、5a…金属線、10…ケーブルハーネス、20…電子機器、21…電子部品、D,D…外径、O…軸線、P,P…巻きピッチ、T…厚さ、W…幅、θ,θ…巻き角度

Claims (7)

  1. 内部導体と、
    前記内部導体の周囲に設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層の周囲に設けられた複数本の線材からなる外部導体と、
    前記外部導体の周囲に設けられた金属層とを備え、
    前記金属層は、断面形状が円以外の形状であり、前記線材の外径よりも幅が大きく、かつ、前記線材の外径よりも厚さが小さい金属線からなり、
    前記金属線が所定のピッチで螺旋状に巻き付けられて形成されたことを特徴とする同軸ケーブル。
  2. 前記金属線は、圧延加工して形成され、圧延加工後の破断伸び及び破断強度が圧延加工前よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブル。
  3. 前記金属線は、前記線材のピッチよりも小さいピッチで巻き付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の同軸ケーブル。
  4. 前記金属線は、圧延加工前の破断強度が300MPa以上であり、圧延加工前の破断伸びが0.50%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の同軸ケーブル。
  5. 前記金属線は、圧延加工前の引張強度(σ)に対する圧延加工後の引張強度(σ)と圧延加工前の引張強度(σ)との差の割合{100×(σ−σ)/σ}が、0%<100×(σ−σ)/σ≦50%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の同軸ケーブル。
  6. 前記金属線は、圧延加工前の破断伸び(δ)に対する圧延加工後の破断伸び(δ)と圧延加工前の破断伸び(δ)との差の割合{100×(δ−δ)/δ}が、10%≦100×(δ−δ)/δ≦60%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の同軸ケーブル。
  7. 上記請求項1〜6のいずれかに記載の複数本の同軸ケーブルを用いて形成されたケーブルハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018066567A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 横河電機株式会社 プローブ装置

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