JP2012173241A - 微粉炭の粒度分布測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高炉へ吹込みされる微粉炭の粒度分布を簡易かつ安定的に測定できる微粉炭の粒度分布測定方法を得る
【解決手段】本発明に係る微粉炭の粒度分布測定装置1は、微粉炭製造装置4で製造された微粉炭5をバグフィルタ7に気流搬送して、バグフィルタ7で回収した微粉炭5をコールビン8に貯留し、コールビン8に貯留された微粉炭5を吹込みタンク9に切り出して高炉羽口13に向けて気流搬送する微粉炭吹込み装置に設けられて微粉炭5の粒度分布をレーザ回折式粒度分布測定装置35によって測定するものであって、バグフィルタ7と吹込みタンク9との間に設けられた微粉炭5の搬送管19に取り付けられて搬送管19内を移動する微粉炭5を採取する採取装置としての吸入ノズル25と、吸入ノズル25によって採取された微粉炭5をレーザ回折式粒度分布測定装置35に気送する微粉炭気送装置27とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、補助還元材としての微粉炭の粒度分布を簡易かつ安定的に測定する微粉炭の粒度分布測定装置に関するものである。
高炉操業においては、還元材であるコークスの一部の代わりとして微粉炭を高炉羽口から吹き込む、微粉炭吹込み高炉操業が行なわれている。高炉への微粉炭吹込み操業は、高炉用コークスに比べて微粉炭が安価であるために、大きなコスト低減効果が得られる。また、高炉への微粉炭吹き込み量を増やすことにより高炉用コークスの製造設備であるコークス炉の負荷軽減を図ることができ、コークス炉の延命にも寄与する。
そこで、高炉操業においては、より一層多量の微粉炭を吹き込むための操業技術開発が要請されるに至り、現在では120kg/T以上の微粉炭多量吹込み操業が行われている。
このような、微粉炭の高炉内への吹込み処理の流れを図9に基づいて概説する。微粉炭の高炉内への吹込みは、ヤードにストックされた石炭1を石炭ホッパ2に貯留し、その石炭ホッパ2に貯留されている石炭1をフィーダ3で切出して、微粉炭製造装置4に供給する。石炭1は、複数銘柄(石炭種)からなり、微粉炭製造装置4へは、各銘柄の石炭を所定の比率で供給・混合して粉砕すると共に乾燥し、所定の粒度分布に調製する。
こうして調製された微粉炭5を、主管6を通してバグフィルタ7へ気流輸送する。バグフィルタ7で捕集された微粉炭5はコールビン8で貯留され、更に吹込みタンク9へ輸送する。吹込みタンク9に輸送された微粉炭5を気送により分配器10へ供給し、更に分配器10から複数の枝管11を通して高炉12下部の多数の羽口13部まで分配気送する。熱風炉14から各羽口13部のブローパイプ15に供給される熱風中に、微粉炭5を吹込みノズルから噴射し、熱風と共に各羽口13から高炉12内に吹き込み、燃焼させる。
このように、微粉炭5を高炉12の炉内へ吹き込むまでには、いくつかの配管系やバルブ、吹込み装置等を経由させなければならない。ところが、多量吹込みが要請される今日の微粉炭吹込みの高炉操業においては、微粉炭が配管系等の内部に付着し、更にはそれらを閉塞させることもある。
このような微粉炭の配管系等における付着や閉塞が発生した場合には、正常な高炉操業を継続することができなくなる。例えば、吹込みタンク9から分配器10までの間で閉塞した場合には、高炉12の全羽口からの微粉炭吹込みが不可能となり、炉頂からのオールコークス装入操業に切り替えなければならず、炉内状況を安定化させるためには長時間を要する。あるいは、分配器10以降の複数の支管11のいずれかで閉塞すれば、炉内円周方向についての微粉炭吹込み量にバラツキが発生し、溶銑の成分変動や炉況不調の原因となる。特に、微粉炭吹込み量が多い高炉操業の場合には、減風や休風を余儀なくされて、減産その他大きな問題となる。
このように、配管系等における微粉炭の付着や配管系の閉塞は高炉操業に多大な損失を与える。したがって、微粉炭吹込みにおいては、微粉炭がその配管系等に付着したり、閉塞したりすることなく、スムーズに流れることが強く要請される。
ところで、配管系等における付着や閉塞の要因として微粉炭の粒度分布が影響していることが知られている。したがって、輸送管を流れる微粉炭の粒度分布を計測して常に適切な粒度分布になるように管理することが求められる。
そこで、従来、高炉に吹き込まれる粉体の粒度分布測定は、その都度、輸送管等からサンプリングして測定室に設置されたレーザ回折法により測定をするといういわゆるバッチ方式によって行われており、特許文献1では微粉炭の5〜50質量%が粒径1〜20μmの微粉炭粒子であり、かつ前記微粉炭が水分を1〜8質量%含有する高炉への微粉炭吹き込み方法が開示されている。
しかしながら、輸送管を流れる微粉炭の粒度分布を常に適切な粒度分布になるように管理するためには、微粉炭の粒度分布の経時変化を測定することが要請される。
そこで、微粉炭粒度を連続測定するための微粉炭粒度測定装置、微粉炭製造システム、高炉操業方法が特許文献2開示されている。
特許文献2に開示された微粉炭の粒度分布測定装置は、微粉炭を高炉羽口へ気流輸送する輸送管と、該輸送管を流れる微粉炭をキャリアガスと共に取り出すバイパス路と、該バイパス路に設けられて該バイパス路に流入する微粉炭の濃度を希釈する希釈手段と、該希釈手段で希釈された微粉炭の粒度分布を連続的に測定するレーザ回折式粒度分布測定装置とを備えたことを特徴とするものである。
特開2001−271105号公報 特開2005−241480号公報
しかしながら、特許文献2に開示された方法は、高圧で気流輸送中の微粉炭を、バイパス路やエジェクタ等を設けて輸送管から取り出すため、取り出し流路が複雑でバルブ等が多数必要となり、設置およびメンテナンスの費用が多大となる問題があった。
また流路の圧力調整が複雑なため取り出しが安定しないという問題があった。すなわち、最大9kg/cm2程度の高圧となっている吹込みタンクから輸送管を通して微粉炭は輸送されるが、吹込みタンクの圧力が変動すると輸送管内圧力も変動するためエジェクタ差圧が変動し、エジェクタ効果により取り出しされるキャリアガス量および微粉炭量が変動することになる。レーザ回折式粒度分布測定装置は、透過率が所定の範囲内にあることが要請されるところ、取り出されるキャリアガス量および微粉炭量が変動するとキャリアガス中の微粉炭濃度が変化し、それ故に透過率が変化して、安定した測定が難しいという問題がある。
また、吹込みタンクの圧力が変動してエジェクタ差圧の変動が大きい場合には、微粉炭の取り出しが困難になることも考えられる。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、高炉へ吹込みされる微粉炭の粒度分布を簡易かつ安定的に測定できる微粉炭の粒度分布測定方法を得ることを目的としている。
(1)本発明に係る微粉炭の粒度分布測定装置は、微粉炭製造装置で製造された微粉炭をバグフィルタに気流搬送して、該バグフィルタで回収した微粉炭をコールビンに貯留し、該コールビンに貯留された微粉炭を吹込みタンクに切り出して高炉羽口に向けて気流搬送する微粉炭吹込み装置に設けられて微粉炭の粒度分布をレーザ回折式粒度分布測定装置によって測定する微粉炭粒度分布測定装置であって、
前記バグフィルタと前記吹込みタンクとの間に設けられた微粉炭の搬送管に取り付けられて該搬送管内を移動する微粉炭を採取する採取装置と、該採取装置によって採取された微粉炭を前記レーザ回折式粒度分布測定装置に気送する微粉炭気送装置とを備えたことを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記採取装置は、微粉炭気送装置における気送配管の先端側に設けられると共に前記搬送管に挿入された吸入ノズルであることを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記採取装置は、前記搬送管に挿入され搬送管内を移動する微粉炭を捕集する捕集部と、該捕集部で捕集した微粉炭を前記微粉炭気送装置側に搬送して供給する搬送部とを有する機械式サンプラーであることを特徴とするものである。
(4)また、上記(3)に記載のものにおいて、前記機械式サンプラーと前記吸入式導入装置の吸入口との間に振動フィーダを備え、該振動フィーダによって前記吸入口側に向かって供給される微粉炭を前記吸入口で吸入するようにしたことを特徴とするものである。
(5)また、上記(1)乃至(4)に記載のものにおいて、前記吸入導入装置は、微粉炭の吸入量を調節する吸入量調節機能を有することを特徴とするものである。
本発明の微粉炭の粒度分布測定方法においては、バグフィルタと吹込みタンクとの間に設けられた微粉炭の搬送管に取り付けられて該搬送管内を移動する微粉炭を採取する採取装置と、該採取装置によって採取された微粉炭を前記レーザ回折式粒度分布測定装置に気送する微粉炭気送装置とを備えたことにより、簡易な装置構成によって安定的に微粉炭粒度分布の測定ができる。
本発明の一実施形態に係る粒度分布測定装置の取り付け位置を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る粒度分布測定装置の説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る粒度分布測定装置の説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る粒度分布測定装置の他の態様の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る粒度分布測定装置を用いて粒度分布測定を行った場合の微粉炭の粒度分布(-74μm割合(%))の時間経過を示したグラフである。 本発明の一実施の形態に係る粒度分布測定装置を用いて粒度分布測定を行った場合の微粉炭の粒度分布(-44μm割合(%))の時間経過を示したグラフである。 本発明の他の実施の形態に係る粒度分布測定装置によって粒度分布測定を行った場合の微粉炭の粒度分布(-74μm割合(%))の時間経過を示したグラフである。 本発明の他の実施の形態に係る粒度分布測定装置によって粒度分布測定を行った場合の微粉炭の粒度分布(-44μm割合(%))の時間経過を示したグラフである。 微粉炭の高炉内への吹込みフローの説明図である。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態に係る微粉炭の粒度分布測定装置24が取り付けられる部位を説明するための説明図であり、バグフィルタ7と吹込みタンク9との間の配管等を詳細に示している。
まず、図1に基づいて、バグフィルタ7と吹込みタンク9との間の配管等を詳細に説明する。
図1に示されるように、バグフィルタ7の下部にはバグフィルタ7で回収された微粉炭を切り出すためのスクリューフィーダ17が設けられている。また、スクリューフィーダ17で切り出された微粉炭をコールビン8に搬送するための2本の搬送管19がスクリューフィーダ17とコールビン8との間を連結するように設けられている。各搬送管19にはバグフィルタ7の機密性を確保するためのロータリーバルブ21が設けられている。
コールビン8の下方には中間タンク23が設けられ、中間タンク23の下方には吹き込みタンクが設けられている。
上記のように構成されたバグフィルタ7から吹込みタンク9までの構造において、バグフィルタ7で回収された微粉炭が吹込みタンク9に供給されるまでの流れを説明する。
バグフィルタ7で回収された微粉炭は、スクリューフィーダ17で切り出され、スクリューフィーダ17の下部に設けられた搬送管19内を自由落下してコールビン8に貯留される。コールビン8に貯留された微粉炭は中間タンク23を経由して吹込みタンク9に供給される。
次に本実施の形態に係る微粉炭の粒度分布測定装置24について説明する。
本実施の形態に係る粒度分布測定装置24は、図2に示すように、バグフィルタ7とコールビン8との間に設けられた搬送管19に取り付けられて搬送管19内を落下する微粉炭を採取する採取装置としての吸入ノズル25と、該採取装置によって採取された微粉炭を前記レーザ回折式粒度分布測定装置35に気送する微粉炭気送装置27とを備えている。
以下、詳細に説明する。
<採取装置>
本実施の形態に係る採取装置は、搬送管19に挿入された吸入ノズル25によって構成されている。
<微粉炭気送装置>
微粉炭気送装置27は、先端側が吸入ノズル25に連結された吸入管29と、吸入管29の他端に取り付けられたエジェクタ31と、エジェクタ31に吸入用のガスとなる窒素を供給する窒素供給管33とを備えている。吸入管29におけるエジェクタ31の上流側には、レーザ回折式粒度分布測定装置35が設けられ、レーザ回折式粒度分布測定装置35にはPC37(パーソナルコンピュータ)が接続され、さらにPC37にはプロセスコンピュータ39が接続されている。
上記のように構成された本実施の形態に係る微粉炭の粒度分布測定装置24を用いて微粉炭の粒度分布を測定する方法を説明する。
バグフィルタ7で捕集された微粉炭はバグフィルタ7下部のスクリューフィーダ17により搬送管19に切出される。搬送管19に切り出された微粉炭は、コールビン8に貯留され、中間タンク23を経て吹込みタンク9へと搬送される。
ここで、バグフィルタ7から吹込みタンク9間は、ほぼ大気圧であり、微粉炭は自然落下しているため、搬送管19から微粉炭を取り出す場合には、複雑な圧力調整が必要ない。
微粉炭気送装置27における窒素供給管33に窒素を供給すると、エジェクタ31の作用によって吸入ノズル25から搬送管19を落下する微粉炭が吸入管29に吸入される。吸入された微粉炭は、レーザ回折式粒度分布測定装置35に供給される。レーザ回折式粒度分布測定装置35は、搬送管19から吸入されて分散飛翔状態で流れる微粉炭粒子群にレーザ光を照射することによって生ずる回折光の空間強度分布を測定し、その測定結果に基づいて微粉炭粒子群の粒度分布を測定する。
レーザ回折式粒度分布測定装置35によって測定された測定結果はPC37に出力され、PC37によって所定の演算がなされ、プロセスコンピュータ39にさらに出力され、プロセス操作室等でモニターされる。
以上のように、本実施の形態においては、バグフィルタ7と吹込みタンク9との間にある搬送管19に吸入ノズル25を設けて、搬送管19内を落下する微粉炭を取出してレーザ回折式粒度分布測定装置35に導入するようにしたので、搬送管19内はほぼ大気圧であることから、搬送管19から微粉炭を取り出すに際して、複雑な圧力調整が必要ない。そして、安定的かつ確実に微粉炭を取り出すことができるので、散飛翔状態の微粉炭濃度を安定させることができ、微粉炭の粒度分布の経時変化を正確に測定することができる。
また、本実施の形態では、バグフィルタ7とコールビン8との間に設けた搬送管19に微粉炭を吸入する吸入ノズル25を設けたので、吹込みタンク9側の圧力の影響が少なく、より好ましい。もっとも、バグフィルタ7と吹込みタンク9との間であれば、コールビン8と吹込みタンク9との間、例えばコールビン8と中間タンク23の間にある配管に吸入ノズル25を設けるようにしてもよい。
なお、レーザ回折式粒度分布測定装置35による微粉炭の粒度分布の測定に際し、微粉炭濃度を調整するには、微粉炭気送装置27における窒素供給管33への窒素の供給量を調整して微粉炭の吸入量を変化させることで対応できる。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、搬送管19に設けた微粉炭の取出し口に吸入ノズル25を設けた例であったが、本実施の形態の粒度分布測定装置40においては、図3に示すように、吸入ノズル25に代えて搬送管19に機械式サンプラー41を挿入し、機械式サンプラー41によって取り出された微粉炭を、ホッパ43を介して吸入管29の吸入口45に供給し、これを吸入ノズル25から吸入してレーザ回折式粒度分布測定装置35に導入するようにしたものである。
機械式サンプラー41としては、上面が開放された筒体内にスクリューを設置したスクリューフィーダ等を用いることが出来る。上面が開放したスクリューフィーダを用いる場合、スクリューの一部を搬送管19に挿入し、スクリュー上に落下した微粉炭を搬送管19の外に定量的に取り出すことが可能となる。この場合、上面が開放した筒体が本発明の微粉炭の捕集部に相当し、スクリューが本発明の搬送部に相当する。
本実施の形態の粒度分布測定装置40においては、機械式サンプラー41を用いて搬送管19から微粉炭を取り出すようにしたので、安定的かつ定量的に微粉炭を取り出すことができ、微粉炭の経時変化を正確に測定することができる。
なお、図4に示すように、機械式サンプラー41によって取り出した微粉炭を一時的に貯留するバッファタンク47を設け、バッファタンク47から吸入ノズル25へフィーダ49によって定量的に切出すようにすれば、レーザ回折式粒度分布測定装置35へ導入される分散飛翔状態の微粉炭濃度をより安定させることができる。
この場合、フィーダ49による供給量を調整することで微粉炭濃度を最適値になるように調製することもできる。
本発明の実施の形態1の粒度分布測定装置24によって粒度分布測定を行った。図5、図6はその結果を示すグラフである。図5は、横軸が経過時間を示し、縦軸が微粉炭粒度分布(-74μm割合(%))を示している。また、図6は、横軸が経過時間を示し、縦軸が微粉炭粒度分布(-44μm割合(%))を示している。
図5、図6のグラフを見ると、測定値が多少上下に変動しているが、経過時間44Hまでは平均値をとるとほぼ一定していることが分かる。経過時間が44Hを過ぎると、グラフ全体が右下がりになっており、この時間以降で微粉炭粒度分布の変化が読み取れる。
このように、実施の形態1の粒度分布測定装置24によれば、微粉炭採取装置として吸入ノズル25という簡易な装置でありながら、安定して微粉炭粒度分布を測定できる。
図3に示した実施の形態2の粒度分布測定装置40によって粒度分布測定を行った。図7、図8はその結果を示すグラフであり、図7は、横軸が経過時間を示し、縦軸が微粉炭粒度分布(-74μm割合(%))を示している。また、図8は、横軸が経過時間を示し、縦軸が微粉炭粒度分布(-44μm割合(%))を示している。
図7、図8のグラフを見ると、測定値の上下への変動が少なく、微粉炭粒度分布の経時変化を正確に測定できていることが読み取れる。
このように実施の形態2の粒度分布測定装置によれば、微粉炭採取装置として機械式サンプラー41を用いたので、微粉炭の粒度分布を安定的、かつ正確に測定することができる。
1 ヤードにストックされた石炭
2 石炭ホッパ
3 フィーダ
4 微粉炭製造装置
5 微粉炭
6 主管
7 バグフィルタ
8 コールビン
9 吹込みタンク
10 分配器
11 枝管
12 高炉
13 羽口
14 熱風炉
15 ブローパイプ
17 スクリューフィーダ
19 搬送管
21 ロータリーバルブ
23 中間タンク
24 粒度分布測定装置
25 吸入ノズル
27 微粉炭気送装置
29 吸入管
31 エジェクタ
33 窒素供給管
35 レーザ回折式粒度分布測定装置
37 PC(パーソナルコンピュータ)
39 プロセスコンピュータ
40 粒度分布測定装置
41 機械式サンプラー
45 吸入口
47 バッファタンク
49 フィーダ

Claims (5)

  1. 微粉炭製造装置で製造された微粉炭をバグフィルタに気流搬送して、該バグフィルタで回収した微粉炭をコールビンに貯留し、該コールビンに貯留された微粉炭を吹込みタンクに切り出して高炉羽口に向けて気流搬送する微粉炭吹込み装置に設けられて微粉炭の粒度分布をレーザ回折式粒度分布測定装置によって測定する微粉炭粒度分布測定装置であって、
    前記バグフィルタと前記吹込みタンクとの間に設けられた微粉炭の搬送管に取り付けられて該搬送管内を移動する微粉炭を採取する採取装置と、該採取装置によって採取された微粉炭を前記レーザ回折式粒度分布測定装置に気送する微粉炭気送装置とを備えたことを特徴とする微粉炭の粒度分布測定装置。
  2. 前記採取装置は、微粉炭気送装置における気送配管の先端側に設けられると共に前記搬送管に挿入された吸入ノズルであることを特徴とする請求項1記載の微粉炭の粒度分布測定装置。
  3. 前記採取装置は、前記搬送管に挿入され搬送管内を移動する微粉炭を捕集する捕集部と、該捕集部で捕集した微粉炭を前記微粉炭気送装置側に搬送して供給する搬送部とを有する機械式サンプラーであることを特徴とする請求項1記載の微粉炭の粒度分布測定装置。
  4. 前記機械式サンプラーと前記吸入式導入装置の吸入口との間に振動フィーダを備え、該振動フィーダによって前記吸入口側に向かって供給される微粉炭を前記吸入口で吸入するようにしたことを特徴とする請求項3記載の微粉炭の粒度分布測定装置。
  5. 前記吸入導入装置は、微粉炭の吸入量を調節する吸入量調節機能を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の微粉炭の粒度分布測定装置。
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