JP2012172541A - 気化器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、このような背景に鑑みてなされたものであり、付着物が気化部分に付着しない気化器を提供することである。
【解決手段】気化器25は、気化器25の噴射されたバイオ系の燃料が空気中に気化する気化部分に撥液性を発揮させることが可能な気化器である。
【選択図】図5

Description

本発明は、エンジンに供給するためのバイオ系の燃料と空気との混合気を生成する気化器に関する。
特許文献1には、燃料噴射ノズルに撥油性材料からなるコーティング層を形成する技術が開示されている。
また、特許文献2には、燃料噴射弁の表面層をセラミック材によって形成し、同セラミック材の表面に酸化触媒を付着させた技術が開示されている。
環境問題に関する意識の高まりや排ガス規制の強化等により、刈払機や背負式ブロワのような、作業者自身が携帯又は背負って作業を行う作業機、並びに、管理機等の自走式工具の駆動エンジンは、2ストロークエンジンから4ストロークエンジンに置き換えられつつある。
そして、近年では、エンジンに用いられる燃料を、従来の化石燃料に代わって、再生産可能なバイオ系の燃料を用いる場合がある。
特開平9−112392号公報 特開昭59−41662号公報
その場合に、エンジン運転に伴い、エンジンにバイオ系の燃料と空気との混合気を提供する気化器内のバイオ系の燃料が気化する気化部分に付着物が付着し、加速性不良及び始動不良等の不都合が発生するおそれがある。
本発明の目的は、このような背景に鑑みてなされたものであり、付着物が気化部分に付着しない気化器を提供することである。
このような課題を解決するため、本発明の気化器は、気化器の噴射されたバイオ系の燃料が空気中に気化する気化部分に撥液性を発揮させる。
好適には、前記気化部分を構成する部材が撥液性を有する材料によって作成されている。
好適には、前記部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズルである。
好適には、前記部材は、ノズルから噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードルである。
好適には、前記気化部分を構成する部材の表面に撥液性を有する材料をコーティングしている。
好適には、前記部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズルである。
好適には、前記部材は、ノズルから噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードルである。
好適には、撥液性を発揮する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる。
好適には、前記気化部分に付着する物質を溶解する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる。
好適には、前記気化部分に付着する物質を溶解するバイオ系の燃料を用いる。
本発明における気化器によって、付着物が気化部分に付着しない気化器を提供することができる。
本発明における第1の実施形態の概要説明図である。 ダイアフラムポンプが用いられている気化器の構造の説明図である。 ノズルの説明図である。 図3のA−A´における断面図である。 第2の実施形態の説明図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明のエンジンの好ましい実施形態を図1に基づいて説明する。
図1は、本発明における第1の実施形態の概要説明図である。
なお、図1において、ピストンが上死点TDC(Top Dead Center)付近に位置した状態にある場合の4ストロークエンジン1を示している。
4ストロークエンジン1は、図1に示すように、シリンダブロック3と、シリンダブロック3の下部に取り付けられたクランク収納部5と、クランク収納部5の下側方向位置に配設されたオイルタンク15と、シリンダヘッド26とを備える。
シリンダブロック3とクランク収納部5及びピストン9によってクランク室7が形成されている。つまり、シリンダブロック3の側面とピストン9で形成されるクランク収納部5側の略円柱状空間と、クランク収納部5との空間がクランク室7である。このクランク室7は、ピストン9が摺動移動するに従いその内部空間の容積が変化する。
また、シリンダヘッド26、シリンダブロック3及びピストン9によって燃焼室が形成されている。つまり、シリンダヘッド26が上面、シリンダブロック3の側面が側面とピストン9が底面となる、クランク収納部5側とは反対側の略円柱状空間が燃焼室である。
オイルタンク15は、クランク収納部5と別個に設けられ、オイルを貯留する。
このオイルタンク15とクランク収納部5との間には、クランク収納部5(クランク室7)からのオイルの流れのみを許容する逆止弁17が設けられている。
クランク収納部5内に、クランク13が回転自在に支持されている。
このクランク13は、回転中心となるクランク軸13a、カウンタウェイト等から構成されている。
また、シリンダブロック3の内部には、ピストン9が図1中において上下方向に摺動自在に間隙を有して嵌入されている。
そして、このピストン9とクランク13は、コネクティングロッド11によって接続されている。
コネクティングロッド11とピストン9及びコネクティングロッド11とクランク13は、回転自在に接続されている。
シリンダブロック3の上壁には、シリンダヘッド26が配置されている。
そして、このシリンダヘッド26は、気化器25に連通する吸気ポート27、及び、排気マフラ(図示せず)に連通する排気ポート33が設けられている。
吸気ポート27には吸気ポート27とシリンダブロック3内の燃焼室とを連通及び非連通とする吸気バルブ29が設けられている。
排気ポート33には排気ポート33とシリンダブロック3内の燃焼室とを連通及び非連通とする排気バルブ31が設けられている。
気化器25のさらに吸気側には、エアクリーナ21が設けられている。
そのエアクリーナ21内に、フィルタ23が配置されている。このフィルタ23を空気が通過することによって、空気中のごみ等が除去される。
なお、気化器25は、エアクリーナ21を通過した空気にバイオ系の燃料を混合する装置である。具体的には、空気とバイオ系の燃料の混合及び混合された混合気の総量を調節可能である。
図2は、ダイアフラムポンプ109が用いられている気化器25の構造の説明図である。
図2に示すように、気化器25は気化器本体102を備えている。
気化器本体102には、クランク室7に連通する連絡路108が形成されている。
この連絡路108をダイアフラムポンプ109の一方の側(図中上面)であるダイアフラム室105に臨ませている。
このダイアフラムポンプ109の他方の側(図中下面)には、ポンプ室106が形成されている。
ポンプ室106には、インレットバルブ110を介してフューエルインレット112が連通し、アウトレットバルブ114およびニードルバルブ116を介してメタリングダイアフラム120のメタリングチャンバ118が連通している。
なお、フューエルインレット112は、フューエルタンク(図示せず)に接続されている。
また、連絡路108のクランク室7側のクランク室側開口部103は、クランク室7のシリンダブロック3に形成されている。
なお、ダイアフラムポンプ109において、ダイアフラム室105とポンプ室106とを隔てているダイアフラム104である。
クランク室7内では、容積変化にともなって正圧および負圧の交互作用が生じる。
そして、ダイアフラム室105に作用する負圧によってダイアフラムポンプ109は駆動される。
より具体的には、ダイアフラムポンプ109に負圧が作用して、ダイアフラム104がダイアフラム室105側に撓むことによって、同じくポンプ室106側に負圧が作用する。このポンプ室106の負圧によって、アウトレットバルブ114が閉じられたままインレットバルブ110が開弁し、フューエルインレット112からポンプ室106にバイオ系の燃料が吸入される。
この状態でダイアフラムポンプ109に作用していた負圧が無くなると、ダイアフラム104の弾性作用によってダイアフラム104が元の状態に戻ろうとする。
そうすると、同じくポンプ室106側に正圧が作用することになる。
そして、ダイアフラム104の運動によってポンプ室106側に正圧が作用すると、インレットバルブ110が閉じられたままアウトレットバルブ114が開弁し、ポンプ室106からバイオ系の燃料が吐出される。
この吐出されたバイオ系の燃料は、ニードルバルブ116を介してメタリングダイアフラム120のメタリングチャンバ118に供給される。
メタリングチャンバ118は、メタリングダイアフラム120によって背圧室122と区画されている。
背圧室122にはエンジンの負圧が作用しており、メタリングダイアフラム120は、エンジンの負圧とメタリングチャンバ118との圧力差によって駆動されることとなる
なお、この背圧室122とエンジンの負圧とを連通する通路は図示していない。
このメタリングダイアフラム120は、コントロールレバー124を介して上記のニードルバルブ116に接続されており、このメタリングダイアフラム120の作動によってニードルバルブ116が開閉するようにしている。
具体的には、メタリングチャンバ118がバイオ系の燃料で一杯になると、メタリングチャンバ118が昇圧し、メタリングダイアフラム120が背圧室122側に撓む。
このとき、コントロールレバースプリング126の弾性力により、コントロールレバー124は、その一端(図中左側)が押し下げられるとともに、他端(図中右側)が押し上げられるように回動する。
こうしたコントロールレバー124の回動動作によって、ニードルバルブ116が押し上げられ、ポンプ室106とメタリングチャンバ118の連通が遮断されることとなる。
また、気化器本体102には、シリンダブロック3に形成された吸気ポート27と、エアクリーナ21とを接続する通路128が形成されている。
この通路128は、上流側(エアクリーナ21側)を大径部128aとし、下流側(吸気ポート27側)を大径部128aよりも小径のベンチュリ部128bとしており、このベンチュリ部128bに、その開度を変位させるスロットルバルブ130が設けられている。
このスロットルバルブ130は、その回転軸を通路128に直交させており、回転レバー130aを操作することによって図中上下方向にスライドしながら回転し、その回転量によってベンチュリ部128bの開度が変位するようにしている。
また、このスロットルバルブ130には、その回転軸と同軸状に、通路128を流通する空気に混合されるバイオ系の燃料の量を微調整するための第1アジャスタスクリュ131が設けられている。
この第1アジャスタスクリュ131には、その回転軸と同軸状に、第2アジャスタスクリュ132が設けられている。第2アジャスタスクリュ132は、図中の上下方向に延びるように設けられ、上方から下方に向かって、後述するノズル134の内径寸法と略同一の外径寸法から二段階に外形寸法が小さくなる。
この第2アジャスタスクリュ132のうち、ベンチュリ部128b内に位置する部分を特にニードル132bという。
そして、このニードル132bには、後述するメインジェット136を切り換えるための切り換え部132aが設けられている。この第1アジャスタスクリュ131は、スロットルバルブ130に対して一方(ねじ締めつけ方向)に回転すると図中下方に移動し、これとは逆に、スロットルバルブ130に対して他方(ねじ戻し方向)に回転すると図中上方に移動する。
第2アジャスタスクリュ132は、第1アジャスタスクリュ131と同様に、第1アジャスタスクリュ131に対して一方(ねじ締めつけ方向)に回転すると図中下方に移動し、これとは逆に、第1アジャスタスクリュ131に対して他方(ねじ戻し方向)に回転すると図中上方に移動する。
また、気化器本体102には、第2アジャスタスクリュ132のニードル132bに対向するようにノズル134が設けられており、このノズル134のノズル先端134aに、第2アジャスタスクリュ132の先端が挿入されている。
さらに、ノズル134には、通路128に開口する孔134bが形成されており、この孔134bに連通する基端134cを、メタリングチャンバ118に臨ませている。
なお、孔134bとメタリングチャンバ118との間には、混合比調整手段且つバイオ系の燃料調整機構としてのメインジェット136およびメインチェックバルブ138が設けられている。
図3は、ノズル134の説明図である。なお、図4は、図3のA−A´における断面図である。
メインジェット136は、図3及び図4に示すように、所定の開口面積でノズル134の孔134bとメタリングチャンバ118とを連通する第1メインジェット部136aと、第1メインジェット部136aよりも大きい開口面積でノズル134の孔134bとメタリングチャンバ118とを連通する第2メインジェット部136bとを有する。
メインジェット136は、第2アジャスタスクリュ132の切り換え部132aによって第1メインジェット部136a及び第2メインジェット部136bの一方が閉鎖され、他方がノズル134の孔134bとメタリングチャンバ118とを連通する。メインジェット136は、第2アジャスタスクリュ132を第1アジャスタスクリュ131に対して回転させることにより、第1メインジェット部136a及び第2メインジェット部136bの閉鎖と開放が切り換えられる。
つまり、メインジェット136は、使用するバイオ系の燃料に応じて第1アジャスタスクリュ131に対して第2アジャスタスクリュ132を回転させることにより、第1メインジェット部136a及び第2メインジェット部136bの一方にバイオ系の燃料を流通させる。
このような構成の4ストロークエンジン1において、バイオエタノールを燃料として用いた場合に、気化器25の気化部分に何らかの物質(付着物)が付着するという現象が発見された。
この現象は、バイオエタノールを100%使用した燃料(E100)を使用した場合、かつ、純粋なエタノールのみとするための精製が十分に行われない場合に確認された。
もっとも、以上の様な条件はおそらく付着物が生成され付着する唯一の条件ではなく、他の条件であっても付着物が生成される可能性がある。具体的にはバイオエタノールが100%でなく、それよりも低いパーセンテージであっても付着物が付着する可能性がある。また、純粋なエタノールのみであっても付着する可能性はある。
なお、この付着物について、おそらく、エステル成分、カルボキシレート成分との混合物ではないかと推測されるが、今のところ特定されていない。
なお、本実施形態は、このエステル成分、カルボキシレート成分の混合物に限定した付着物を除去可能な気化器25のみを提供するものではなく、何らかの付着物が付着しない気化器25を提供することを目的としている。
なお、気化部分とは、液体のバイオ系の燃料が気化している空間部分を構成する部材をいう。具体的には、第1の実施形態においては、ノズル134、ニードル132bをいう。
さらに、気化が行われる空間がベンチュリ部128bを構成する管路の壁部にまで到達する場合には、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部も気化部分に該当する(図2参照のこと)。
本実施形態は、この付着物を除去することが可能な気化器25を提供するため以下の様な構成としている。
ノズル134又はニードル132bの少なくとも一方を、撥液性を有する材料によって構成する。
このことによって、ノズル134又はニードル132bに付着物が付着することを防ぐことが可能となった。
ここで、撥液性を有する材料とは、例えば、フッ素樹脂を含んだ材料等が挙げられる。フッ素樹脂を含んだ材料とは、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フルオロアルキルシラン等である。
また、撥液性を有する材料は、樹脂(好適にはフッ素樹脂)に撥液性を示すイオン(撥液種)を注入することによって得ることも可能である。
さらにまた、飽和フルオロアルキル基、アルキルシリル基、フルオロシリル基、長鎖アルキル基などを有する材料であれば撥液性を有することが可能である。
また、表面をフラクタル形状等の表面処理によって撥液性を発揮させることも可能である。なお、この表面処理は、材料自体に撥液性を有する材料にさらに行うとより好適である。
<第2の実施形態>
図5は、第2の実施形態の説明図である。
基本的に、図3と同一の構成を有するが、ノズル134及びニードル132bの表面に撥水コーティングをした点が異なる。
具体的には、ノズル134の表面にノズルコーティング134dを設けている。また、ニードル132bの表面にニードルコーティング132dを設けている。
なお、ノズルコーティング134d及びニードルコーティング132dを形成する材質は撥液性を有する材料で構成する。
ここで、撥液性を有する材料とは、例えば、フッ素樹脂を含んだ材料等が挙げられる。フッ素樹脂を含んだ材料とは、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フルオロアルキルシラン等である。
また、撥液性を有する材料は、樹脂(好適にはフッ素樹脂)に撥液性を示すイオン(撥液種)を注入することによって得ることも可能である。
さらにまた、飽和フルオロアルキル基、アルキルシリル基、フルオロシリル基、長鎖アルキル基などを有する材料であれば撥液性を有することが可能である。
また、表面をフラクタル形状等にする表面処理によって撥液性を発揮させることも可能である。なお、この表面処理は、材料自体に撥液性を有する材料にさらに行うとより好適である。
<第3の実施形態>
さらに、付着物に対して撥液性を有する物質をバイオエタノール燃料に添加することによって、気化部分への付着物の付着を防ぐことも可能である。
また、付着物に対して撥液性を有する物質をバイオエタノール燃料に添加することによって、一度付着した付着物を吹き飛ばすという効果もある。
<第4の実施形態>
気化部分において付着する付着物(物質)は、今のところ特定されていないが、エステル成分、カルボキシレート成分との混合物ではないかと推測される。
そこで、このような物質を溶解可能な添加物をバイオエタノール燃料に添加することが考えられる。
この添加剤としては、例えば、ガソリン燃料であっても良い。なぜなら、ガソリン燃料を加えたバイオエタノール燃料の場合には、気化器25の気化部分に付着物が付着しなかったという実験結果があるからである。
また、このような物質を溶解可能な添加物は、ガソリン以外の物質であっても良い。例えば、シンナー等の物質であってよい。
<第5の実施形態>
さらに、4ストロークエンジン1に用いられるバイオ系の燃料自体を、付着物を溶解する物質にするということも可能である。
<実施形態の構成及び効果>
本発明の気化器25は、気化器25の噴射されたバイオ系の燃料が空気中に気化する気化部分に撥液性を発揮させることが可能な気化器である。
このような構成を有することから、気化器25に付着物が付着することを防ぐことが可能となる。
さらに、気化器25に付着物が付着することを防ぐことが可能となることから、加速性不良及び始動不良等の不都合の発生を抑止することが可能となる。
気化部分を構成する部材が撥液性を有する材料によって作成されている。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134及びニードル132b、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部等への付着物の付着を防止することが可能となる。
部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズル134である。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134への付着物の付着を防止することが可能となる。
部材は、ノズル134から噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードル132bである。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ニードル132b等への付着物の付着を防止することが可能となる。
気化部分を構成する部材の表面に撥液性を有する材料をコーティングしている。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134及びニードル132b、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部等への付着物の付着を防止することが可能となる。
部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズル134である。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134への付着物の付着を防止することが可能となる。
部材は、ノズル134から噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードル132bである。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ニードル132b等への付着物の付着を防止することが可能となる。
撥液性を発揮する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134及びニードル132b、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部等への付着物の付着を防止することが可能となる。
気化部分に付着する物質を溶解する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134及びニードル132b、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部等に付着している付着物を除去することができる。
気化部分に付着する物質を溶解するバイオ系の燃料を用いる。
このような構成を有することから、気化部分を構成する部材である、ノズル134及びニードル132b、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部等に付着している付着物を除去することができる。
<定義等>
本発明において、「撥液性を有する材料」には、通常撥液性を有しない材料、又は、撥液性を有するがその能力が低い材料の表面を一定の形状となるように加工して撥水性を高めた材料も含む。
本発明における気化部分とは、液体のバイオ系の燃料が気化している空間部分を構成する部材をいう。ノズル134、ニードル132bは、気化部分の一例である。さらに、気化が行われる空間がベンチュリ部128bを構成する管路の壁部にまで到達する場合には、ベンチュリ部128bを構成する管路の壁部も、本発明の気化部分に該当しうる。
また、本発明におけるエンジンは、4ストロークエンジンに限定するものではなく、2ストロークエンジン等であっても良い。
また、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な変化した構造、構成を有していて良い。
さらにまた、気化器25は、ノズル式のものである必要性はなく、例えばバタフライ式、フロート式、循環式等のものであっても良い。
1…4ストロークエンジン、25…気化器、132b…ニードル、134…ノズル

Claims (10)

  1. 気化器の噴射されたバイオ系の燃料が空気中に気化する気化部分に撥液性を発揮させることが可能な気化器。
  2. 前記気化部分を構成する部材が撥液性を有する材料によって作成されている
    請求項1に記載の気化器。
  3. 前記部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズルである
    請求項2に記載の気化器。
  4. 前記部材は、ノズルから噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードルである
    請求項2に記載の気化器。
  5. 前記気化部分を構成する部材の表面に撥液性を有する材料をコーティングした
    請求項1に記載の気化器。
  6. 前記部材は、バイオ系の燃料を噴射するノズルである
    請求項5に記載の気化器。
  7. 前記部材は、ノズルから噴射するバイオ系の燃料の噴射量を調節するニードルである
    請求項5に記載の気化器。
  8. 撥液性を発揮する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる
    請求項1に記載の気化器。
  9. 前記気化部分に付着する物質を溶解する物質が添加されたバイオ系の燃料を用いる
    請求項1に記載の気化器。
  10. 前記気化部分に付着する物質を溶解するバイオ系の燃料を用いる
    請求項1に記載の気化器。
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