JP2012171517A - 車高低下用ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】上側凸部を車軸筒の側の嵌合孔に容易にかつ適切に嵌合できるようにする。
【解決手段】自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロック10Aである。下面には、リーフスプリングの凸部が嵌合される下側凹部が設けられ、上面11Aには、車軸筒に設けられた連結用部材の嵌合孔に対して嵌合される上側凸部12Aが設けられている。上側凸部12Aは、下面に対して垂直な中心軸線を有する円錐状をしており、その基端部の断面の大きさは嵌合孔に対応している。上面11Aには、各々上方に突出する一対の突出部18Aが設けられ、両突出部18Aの間に連結用部材が嵌合される。両突出部18Aの間の距離は連結用部材の長さに対応している。
【選択図】図1A−1

Description

本発明は、自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックに関するものである。
一般的に、自動車においては、車体に対して、車軸(車軸筒)が、サスペンションを介して設けられている。サスペンションは、スプリング(リーフスプリング)や、ショックアブソーバ等によって構成されている。
その一例について、図5−1〜図5−3に基づいて説明する。
図5−1に示すように、自動車の車体の長さ方向に延びるリーフスプリング220が配設され、その両端部(図示省略)は車体に対して結合されている。
なお、図5−1に示すようにリーフスプリング220は複数枚重ねられているが、図5−2及び図5−3においては、最も上側の1枚のみが示されている(このことは、後述の各実施例を示す図においても同様である)。
図5−1に示すように、リーフスプリング220(特に、最も上側のもの)は下方に凸状に湾曲しており、図5−2及び図5−3に示すように、その長さ方向におけるほぼ中央部分の上面には、円柱状の凸部224が設けられている。
そして、その凸部224は、車軸205の側(車軸205に対して固定された連結用部材210)に設けられた円形状の嵌合孔212(嵌合部)に嵌合されている。
こうして、リーフスプリング220と車軸205との間の位置決めがされつつ、車軸筒200(車軸205)がリーフスプリング220によって支持されている。
また、図5−1に示すように、ショックアブソーバ230も配設され、その上端部(図示省略)は車体に対して結合され、その下端部は支持材235に対して結合されている。
それとともに、リーフスプリング220を挟んで一対のUボルト240が、車軸筒200を巡回把持した状態で、その両端部において支持材235に対して固定されている。
こうして、凸部224が嵌合孔212から抜け出ることが防止されている。
このようにして、車輪(車軸筒200)に対して車体が中立高さを基準に上下動(昇降)可能とされており、乗り心地が良いものとされている。
そして、通常は、自動車メーカーによって自動車が製造される際には(すなわち、純正の状態では)、車体の中立高さは所定のものに設定されている。
ここで、図5−2及び図5−3に基づいて、連結用部材210について説明する。
連結用部材210は、金属製であり、基板部211,一対の車軸筒垂直結合板部214,一対の車軸筒平行結合板部216を有している。
基板部211は、長方形状の平板状をしている。
各車軸筒垂直結合板部214は、基板部211の長辺である各縁部において垂直に折り曲げられて形成されている。各車軸筒垂直結合板部214は、車軸筒200に対して垂直な平板状をしているとともに、各車軸筒垂直結合板部214には円弧状の切欠部215が形成されている。そして、切欠部215に車軸筒200が嵌合された状態で、切欠部215において車軸筒200に対して溶着されている。
各車軸筒平行結合板部216は、基板部211の短辺である各縁部の近傍において基板部211に垂直に設けられている。各車軸筒平行結合板部216は、車軸筒200と平行に延びる平板状をしており、その上縁部において車軸筒200に対して溶着されている。
そして、基板部211に嵌合孔212(前述)が形成されている。嵌合孔212は、基板部211(その厚み)に対して垂直に設けられている。
ところで、ユーザーの中には、自動車を購入した後に、その自動車を改造して車体の高さ(中立高さ位置)を本来(純正)の高さよりも低く設定することを希望する者もいる。その理由としては、その方が車体が路面に近くなり、スポーツカーやレーシングカーの感触に近づく等のことが考えられる。
車体を低下させるために、車高低下用ブロックが用いられる場合がある。車高低下用ブロックは、リーフスプリング220と車軸205(正確には連結用部材210)との間に介装される。
一般的な車高低下用ブロックについて、概略的に説明する。
車高低下用ブロック(図示省略)は、ほぼ直方体状をなすとともに、その下面には下側凹部が設けられ、その上面には上側凸部が設けられている。
そして、下側凹部にはリーフスプリング220の側の凸部224(前述)が嵌合され、それによって、車高低下用ブロックとリーフスプリング220との間の位置決めが行われる。
上側凸部は、車軸筒200の側の嵌合孔212に嵌合され、それによって、車高低下用ブロックと車軸205との間の位置決めが行われる。
また、一対のUボルト240は、本来(純正)のものよりも長いものに置き換えられる。
このようにして車高低下用ブロックがリーフスプリング220と車軸205との間に介装されることによって、リーフスプリング220を基準に(すなわち、車体を基準に)車軸205(車軸筒200)の高さが高くなり、逆にいえば、車軸205(車軸筒200)を基準に車体の高さが低くなるのである。
ここで、例えば特許文献1に示されているように、従来の車高低下用ブロックにおいては、上側凸部は円柱状(丸軸状)をしている。
そして、円形状の嵌合孔212に円柱状の上側凸部が嵌合されるのである。
ところで、連結用部材210(基板部211)の円形状の嵌合孔212に対して円柱状の上側凸部を容易に嵌合することができるためには、上側凸部の断面は嵌合孔212よりも小さい(小径の)ものである必要がある。
しかしながら、それでは、上側凸部が嵌合孔212に嵌合した状態で上側凸部と嵌合孔212との間において隙間が生じ、上側凸部は嵌合孔212の中においてがたつくこととなり、自動車の走行による震動等によって異音が発生する等の不具合が生じる。
一方、上述とは逆に、円柱状の上側凸部の断面が嵌合孔212とほぼ同一の大きさであると、上側凸部が嵌合孔212に嵌合した状態で上側凸部と嵌合孔212との間には隙間が生じない(又はほとんど生じない)が、上側凸部を嵌合孔212に対して嵌合するのは容易ではない。
特開2010−264958号公報
本発明は、上側凸部が車軸筒の側の嵌合部に容易にかつ適切に嵌合して、容易にかつ適切に車高を低下させることができる車高低下用ブロックを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、前記上側凸部の基端部の断面の大きさは前記嵌合部に対応したものであり、前記上側凸部の先端部の断面の大きさ、及び、前記上側凸部の先端部と基端部との間の部分の断面の大きさは前記嵌合部よりも小さいものである、車高低下用ブロックである。
「嵌合部」としては、「嵌合孔」又は「嵌合穴」等が考えられる。すなわち、貫通した孔状のものや、貫通していない穴状のもの等がある。
「上側凸部の基端部の断面の大きさは嵌合部に対応したものである」には、「上側凸部の基端部の断面の大きさが嵌合部の大きさとほぼ同一である」がある。
これらのことは、他の請求項に係る発明においても同様である。
この発明の車高低下用ブロックは、次のように使用される。
下側凹部に対してリーフスプリングの側の凸部が嵌合され、車軸筒の側の嵌合部に対して上側凸部が嵌合され、この車高低下用ブロックは、リーフスプリング及び車軸筒に対して位置決めされた状態で、リーフスプリングと車軸筒との間に介装される。こうして、リーフスプリングを基準に(すなわち、車体を基準に)車軸(車軸筒)の高さが高くなり、逆にいえば、車軸(車軸筒)を基準に車体の高さが低くなるのである。
そして、この発明の車高低下用ブロックでは、次の作用効果が得られる。
すなわち、上側凸部の先端部の断面の大きさが嵌合部よりも小さいものであるため、上側凸部を嵌合孔に対して挿入し始めるのが容易であるとともに、上側凸部の先端部と基端部との間の断面の大きさが嵌合部よりも小さいものであるため、上側凸部を嵌合孔に対して徐々に進行させることによって最終的に嵌合させることも容易である。
また、上側凸部の基端部の断面の大きさは嵌合孔に対応しているため、上側凸部が嵌合孔に嵌合した状態(最も深く挿入されて、上側凸部の基端部が嵌合孔に対応した位置関係の状態)において、上側凸部(その基端部)は嵌合孔に対して隙間なく(又はほぼ隙間なく)嵌合した状態となる。
このように、この車高低下用ブロックでは、上側凸部が嵌合孔に対して容易に嵌合され得るとともに、上側凸部が嵌合孔に対して隙間なく(又はほぼ隙間なく)嵌合され、リーフスプリングとの間の位置決めが確実に(又はほぼ確実に)行われることとなり、上側凸部が嵌合孔の中においてがたつくことがない(又は少ない)。
請求項2に係る発明は、自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、前記上側凸部の基端部の断面の大きさは前記嵌合部に対応したものであり、前記上側凸部の断面の大きさは、当該上側凸部の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなるものである、車高低下用ブロックである。
「前記上側凸部の断面の大きさは、当該上側凸部の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなる」については、「一律的に徐々に小さくなる」という態様に限らず、上側凸部の基端部と先端部との間においては、断面の大きさが不変である部分がある態様も含まれる。
この発明に係る車高低下用ブロックは、実質的に、請求項1に係る発明の車高低下用ブロックを限定したものである。すなわち、「上側凸部の基端部の断面の大きさは嵌合部に対応したものであり、上側凸部の断面の大きさは、上側凸部の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなるものである」ことから、「上側凸部の基端部の断面の大きさは嵌合部に対応したものであり、上側凸部の先端部の断面の大きさ、及び、上側凸部の先端部と基端部との間の部分の断面の大きさは嵌合部よりも小さいものである」といえる。
このため、請求項1に係る発明の車高低下用ブロックと同様に使用され、請求項1に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果と同様の作用効果が得られる。
また、この発明の車高低下用ブロックでは、上側凸部の断面の大きさが上側凸部の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなるものであり、逆にいえば、上側凸部の断面の大きさが上側凸部の先端部から基端部に向かうにつれて徐々に大きくなるものであるため、上側凸部を嵌合孔に対して挿入し始めた後に上側凸部を嵌合孔に対して徐々に進行させるのも、さらに容易である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の車高低下用ブロックであって、前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直に延びるものである、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項1又は請求項2に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この車高低下用ブロックに対して上側凸部を形成する際に、車高低下用ブロックの本体部(上側凸部を有さない状態のもの)を製造した後に、その本体部の上面に対して嵌合穴を設け、その嵌合穴に対して、上側凸部を形成する部材(そのうちの下側部分)を嵌合する場合があり得る。
その場合において、上側凸部が下面に対して垂直に延びるものであるため、その嵌合穴は下面に対して垂直に形成されるのが一般的である。そして、本体部(その下面)を水平面に載置した状態では、上面が水平でなくても、上面から鉛直下方に穴開けされて嵌合穴を形成するのは容易である。
このように、この発明の車高低下用ブロックは容易に製造され得るのである。
請求項4に係る発明は、自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該幅方向基準面に近づくとともに、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該長さ方向基準面に近づく形状を有しているものである、車高低下用ブロックである。
「当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該幅方向基準面に近づく」には、「当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面を挟んで対称的に自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該幅方向基準面に近づく」という態様がある。
また、「当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該長さ方向基準面に近づく」には、「当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面を挟んで対称的に自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該長さ方向基準面に近づく」という態様がある。
この発明の車高低下用ブロックは、実質的に、請求項2に係る発明の車高低下用ブロックを限定したものである。
また、上述のように「幅方向基準面を挟んで対称的に…」及び「 長さ方向基準面を挟んで対称的に…」と限定した態様の車高低下用ブロックは、実質的に、請求項3に係る発明の車高低下用ブロックを限定したものである。
このため、この発明の車高低下用ブロックでは、請求項2に係る発明又は請求項3に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果がより具体的に得られる。
請求項5に係る発明は、自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直な中心軸線を中心に対称的に自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該中心軸線に近づく形状を有しているものである、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックの上側凸部としては、円錐状若しくは円錐台状のもの、又は、半球状のもの等がある。
この発明の車高低下用ブロックは、実質的に、請求項3に係る発明の車高低下用ブロックや請求項4に係る発明の車高低下用ブロック(その上述の限定態様も含む)を限定したものである。
このため、この発明の車高低下用ブロックでは、請求項3に係る発明の車高低下用ブロックや請求項4に係る発明の車高低下用ブロック(その上述の限定態様も含む)の作用効果がより具体的に得られる。
また、この発明の車高低下用ブロックでは、上側凸部が当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直な中心軸線を中心に対称的な形状を有しているため、その中心軸線回りに方向性がない。
このため、請求項3に係る発明について説明したように、この車高低下用ブロックに対して上側凸部を形成する際に、車高低下用ブロックの本体部(上側凸部を有さない状態のもの)を製造した後に、その本体部の上面に対して嵌合穴を設け、その嵌合穴に対して、上側凸部を形成する部材(そのうちの下側部分)を嵌合する場合には、次の効果が得られる。
すなわち、上側凸部を形成する部材を嵌合穴に対して嵌合する際に、その中心軸線回りの方向性を考慮する必要がない。このため、この発明の車高低下用ブロックは、より容易に製造され得るのである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに係る発明の車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの上面は、当該車高低下用ブロックの下面とは平行でないものである、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項1〜請求項5に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、車軸筒を本来の高さ位置よりも上昇させる際には、他の部材との関係から、車軸筒を上昇させるのみでなく、車軸筒をその軸回り方向に回動させた方が好ましい場合がある。その場合のために、この発明の車高低下用ブロックでは、下面に対する上面の傾斜角度の分だけ車軸筒が回動する。
こうして、車軸筒が上昇するのみでなく、車軸筒と他の部材との間の相対的角度関係が好ましいものに維持され得る。
請求項7に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの上面は、当該車高低下用ブロックの下面とは平行でないものであり、前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの上面に対して垂直に延びるものである、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項1又は請求項2に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、車軸筒を本来の高さ位置よりも上昇させる際には、他の部材との関係から、車軸筒を上昇させるのみでなく、車軸筒をその軸回り方向に回動させた方が好ましい場合がある。その場合のために、この発明の車高低下用ブロックでは、下面に対する上面の傾斜角度の分だけ車軸筒が回動する。
こうして、車軸筒が上昇するのみでなく、車軸筒と他の部材との間の相対的角度関係が好ましいものに維持され得る。
その状態において、この発明の車高低下用ブロックでは、上側凸部が嵌合孔に対して同一軸線上に位置することとなる。
なお、この発明をさらに限定した発明として、請求項3〜請求項5に係る発明(前述したようにそれらをさらに限定した発明を含む)において、「当該車高低下用ブロックの上面は、当該車高低下用ブロックの下面とは平行でないものであり、」という要素を追加するとともに、「当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直」を「当該車高低下用ブロックの上面に対して垂直」と置き換えたものが考えられる。
請求項8に係る発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに係る発明の車高低下用ブロックであって、前記下面が水平の状態で、前記上側凸部は、前記下側凹部よりも、当該自動車の車体の長さ方向において後方に設けられており、前記下側凹部は、当該車高低下用ブロックの下面のうち当該自動車の車体の長さ方向における中央位置に設けられている、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項1〜請求項7に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の車高低下用ブロックでは、下面が水平の状態で、上側凸部が下側凹部よりも自動車の車体の長さ方向において後方に設けられているため、車軸筒が上昇するのに伴って前方に向かおうとする場合に、それに対抗して、車軸筒が鉛直上方又はほぼ鉛直上方に上昇するようにされ得る。
それとともに、下側凹部が下面のうち自動車の車体の長さ方向における中央位置に設けられているため、下側凹部に対してリーフスプリングの凸部が嵌合された状態において、下面は、凸部を中心として、リーフスプリングの長さ方向に均等に延びることとなる。
このため、リーフスプリングに不自然な変形が生じず、車軸筒はリーフスプリングによって適切に上下動可能に支持されることとなる。
なお、この発明をさらに限定した発明として、「前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの上面のうち当該自動車の車体の長さ方向における中央位置に設けられている」という要素が追加されたものがある。
請求項9に係る発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに係る発明の車高低下用ブロックであって、当該車高低下用ブロックの上面のうち当該自動車の車体の長さ方向における前部の側及び後部の側において各々上方に突出し、前記車軸筒に固定され前記嵌合部を有する連結用部材が両者間に嵌合される対状の突出部を有する、車高低下用ブロックである。
「対状の突出部」には、「一対の突出部」に限らず、その他の態様も含まれる。すなわち、車高低下用ブロックの上面のうち自動車の車体の長さ方向における前部の側及び後部の側において各々断続的に複数の突出部が形成されている場合等である。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項1〜請求項8に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この車高低下用ブロックが、リーフスプリングと車軸筒との間に介装された状態で、自動車の震動等によって変位しようとする場合があり得る。すなわち、上側凸部及び下側凹部を中心に回動しようとする場合があり得る。
その場合において、連結用部材が突出部に当接して、その変位を阻止しようとし得ることとなる。こうして、この車高低下用ブロックは安定的にリーフスプリングと車軸筒との間に介装され得るのである。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る発明の車高低下用ブロックであって、前記対状の突出部の間の距離が、前記連結用部材の当該自動車の車体の長さ方向における長さに対応したものである、車高低下用ブロックである。
この発明の車高低下用ブロックでは、請求項9に係る発明の車高低下用ブロックの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この車高低下用ブロックでは、対状の突出部の間に連結用部材が隙間なく(又はほぼ隙間なく)嵌合される。
それによって、車軸筒(連結用部材)と車高低下用ブロックとの間において作用する力は、上側凸部と嵌合孔との間においてのみ作用するのではなく、両突出部と連結用部材との間にも分散して作用するため、上側凸部及び嵌合孔に加わる負担が軽減される。
こうして、上側凸部の耐久性が向上する。
本発明の実施例1Aの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例1Aの車高低下用ブロックを示す正面図(自動車の車体の左側及び右側から見た図)である。製造工程の一部を示す図を兼ねる。 本発明の実施例1Aの車高低下用ブロックの使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1Aの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Aの車高低下用ブロックの使用状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1Bの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例1Bの車高低下用ブロックを示す正面図(自動車の車体の左側から見た図)である。製造工程の一部を示す図を兼ねる。 本発明の実施例1Bの車高低下用ブロックの使用状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1Bの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例1Bの車高低下用ブロックの使用状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1Cの車高低下用ブロックを示す正面図(自動車の車体の左側から見た図)である。製造工程の一部を示す図を兼ねる。 本発明の実施例1Cの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Aの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例2Aの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Bの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例2Bの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例2Cの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例3Aの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例3Aの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例3Bの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例3Bの車高低下用ブロックの使用状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例4Aの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例4Aの車高低下用ブロックを示す図である。(a)は、正面図(自動車の車体の左側及び右側から見た図)であり、(b)は、縦断面図(自動車の車体の前側及び後側から見た図)である。 本発明の実施例4Bの車高低下用ブロックを示す斜視図である。 本発明の実施例4Bの車高低下用ブロックを示す図である。(a)は、正面図(自動車の車体の左側から見た図)であり、(b)は、縦断面図(自動車の車体の前側から見た図)である。 本発明の実施例4Cの車高低下用ブロックを示す図である。(a)は、正面図(自動車の車体の左側から見た図)であり、(b)は、縦断面図(自動車の車体の前側から見た図)である。 本発明の背景となる自動車のサスペンションの一例を示す斜視図である。 本発明の背景となる自動車のサスペンションの一例におけるリーフスプリングと車軸筒との結合を示す縦断面図である。 本発明の背景となる自動車のサスペンションの一例におけるリーフスプリングと車軸筒との結合を示す分解斜視図である。
[実施例1A]
次に、本発明の実施例1Aについて、図1A−1〜図1A−5に基づいて説明する。なお、図1A−3〜図1A−5には、背景技術を示す図5−1〜図5−3と各々共通する要素があり、それら共通する要素については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、この車高低下用ブロック10Aは、金属によって形成され、ほぼ直方体状の形状を有している。すなわち、この車高低下用ブロック10Aは、上面11A,下面13A,一対の長辺壁面15A,一対の短辺壁面16Aを有している。
この車高低下用ブロック10Aは、車体を少し低下させるためのものである。このため、この車高低下用ブロック10Aの高さは低く(あまり高くなく)形成されている。
上面11A及び下面13Aは長方形状をしており、上面11Aと下面13Aとは平行である。すなわち、この車高低下用ブロック10Aが水平面に載置されて下面13Aが水平の状態において、上面11Aも水平である。
各長辺壁面15Aは、下面13A及び各短辺壁面16Aに対して垂直であり、相互に平行である。各短辺壁面16Aも、下面13A及び各長辺壁面15Aに対して垂直であり、相互に平行である。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、上面11Aには、上側凸部12Aが設けられている。
上側凸部12Aは、上面11Aのうちの自動車(車体)の長さ方向・幅方向の各方向における中央位置に設けられている。
図1A−4及び図1A−5に示すように、上側凸部12Aは、車軸筒200の側、すなわち、車軸筒200に固定された連結用部材210(基板部211)の嵌合孔212に対応して形成されている。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、上側凸部12Aは、上面11Aに対して垂直に延びており、下面13Aに対しても垂直に延びている。
図1A−2に示すように、上側凸部12Aは、次のように設けられている。
この車高低下用ブロック10Aは、本体部110A及び上側凸部形成部材112Aによって形成されている。
本体部110Aの上面11Aには、嵌合穴111Aが形成されている。嵌合穴111Aは、上側凸部12Aに対応する部分において、上面11A及び下面13Aに対して垂直に(すなわち、垂直に延びるように)形成されている。
そして、上側凸部形成部材112Aの下側部分が嵌合穴111Aに対して嵌合(圧入)されて、上側凸部12Aを有する車高低下用ブロック10Aが形成されている。
図1A−2及び図1A−4に示すように、下面13Aには、下側凹部14Aが設けられている。
下側凹部14Aは、下面13Aのうちの自動車(車体)の長さ方向・幅方向の各方向における中央位置に設けられている。
図1A−4に示すように、下側凹部14Aは、リーフスプリング220に設けられた円柱状の凸部224(図1A−5も参照)に対応して形成されている。
下側凹部14Aは、ほぼ円形断面を有し、下面13Aに対して垂直に延びている。
以上のため、図1A−2及び図1A−4に示すように、上側凸部12Aと下側凹部14Aとは、自動車(車体)の幅方向において同一の位置に設けられている(このことは図示省略)とともに、自動車(車体)の長さ方向においても同一の位置に設けられているといえる。
すなわち、この車高低下用ブロック10Aを水平面に載置した状態(下面13Aが水平の状態)で、上側凸部12Aと下側凹部14Aとは、同一鉛直軸線上に位置している。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、上側凸部12Aは上面11A及び下面13Aに対して垂直であり(このことは前述)、上面11A及び下面13Aに対して垂直な円錐状をしている。
すなわち、上側凸部12Aは、上面11A及び下面13Aに対して垂直な中心軸線を中心に、対称的な形状を有している。そして、いずれの高さ位置においても同心的な円形断面を有しており、自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に一律的に(すなわち、縦断面において直線状に)小径になる(断面の大きさが小さくなる)ように形成されている。すなわち、自身の基端部から先端部に向かうにつれて、徐々に一律的に自身の中心軸線に近づく形状を有している。
図1A−4及び図1A−5に示すように、上側凸部12Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部12Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、上側凸部12Aの先端部はほぼ点状ではあるが、安全のために丸みが付されている。
図1A−1及び図1A−2等に示すように、この車高低下用ブロック10Aの上面11Aには、一対の突出部18Aが設けられている。
各突出部18Aは、車高低下用ブロック10Aのうちの車体の長さ方向における前縁部,後縁部において、車体の幅方向に沿って全幅にわたって形成されている。
各突出部18Aの外面は、各短辺壁面16Aと面一状に(すなわち、各短辺壁面16Aの延長上に)形成されている。すなわち、各突出部18Aの外面は、上面11A及び下面13Aに対して垂直である。各突出部18Aの内面も、上面11A及び下面13Aに対して垂直である。
図1A−4及び図1A−5に示すように、両突出部18A(その内面)間の間隔は、連結用部材210の幅(車軸筒200と垂直の方向であり、自動車の車体の長さ方向の長さ)に対応している。すなわち、連結用部材210の幅とほぼ同一である。
この車高低下用ブロック10Aは、次のように製造される。
図1A−2に示すように、この車高低下用ブロック10Aは、本体部110A及び上側凸部形成部材112Aによって形成されている(このことは前述)。
本体部110Aの上面11A及び下面13Aは、所定の段階までは平面状である(一対の突出部18Aはすでに形成されている)。
次に、本体部の下面13Aに下側凹部14Aが形成されるとともに、本体部110Aの上面11Aに嵌合穴111Aが形成される。
その際、嵌合穴111Aは下面13Aに対して(上面11Aに対しても)垂直に形成されるものである(このことは前述)ことから、本体部110A(下面13A)が水平面に載置された状態で、上面11Aに対して上方から鉛直下方に穴開けされて、嵌合穴111Aが形成される。
次に、上側凸部形成部材112Aの下側部分が嵌合穴111Aに対して嵌合(圧入)されて、車高低下用ブロック10Aが形成される。
次に、この車高低下用ブロック10Aの使用方法及び作用効果について説明する。
図5−1〜図5−3に基づいて前述した純正の状態等から、図1A−3〜図1A−5に示すように、この車高低下用ブロック10Aは、リーフスプリング220と車軸筒200との間に介装される(このこと自体は背景技術として既述したことである)。なお、その際、Uボルト240については、長いものに置き換えられる(このこと自体も背景技術として既述したことである)。
すなわち、下側凹部14Aに対して、リーフスプリング220の凸部224を嵌合させる。これによって、車高低下用ブロック10Aとリーフスプリング220との間の位置決めが行われる。
一方、車軸筒200に固定された連結用部材210の基板部211の嵌合孔212に対して、上側凸部12Aを嵌合させる。これによって、車高低下用ブロック10Aと車軸205との間の位置決めが行われる。
また、その際、併せて、車軸筒200に固定された連結用部材210を一対の突出部18Aの間に嵌合させる。
このように車高低下用ブロック10Aがリーフスプリング220と車軸筒200との間に介装されることによって、リーフスプリング220を基準に(すなわち、車体を基準に)車軸205(車軸筒200)の高さが高くなり、逆にいえば、車軸205(車軸筒200)を基準に車体の高さが低くなるのである。
そして、この車高低下用ブロック10Aでは、上側凸部12Aが円錐状をしているため、次の作用効果が得られる。
すなわち、上側凸部12Aの先端部がほぼ点状をしており、その大きさ(端面の大きさ)は嵌合孔212の大きさよりも十分に小さいため、上側凸部12Aを嵌合孔212に対して挿入し始めるのが容易である。また、上側凸部12Aは先端部から基端部に向かうにつれて徐々に大径になっているため、上側凸部12Aを嵌合孔212に対して徐々に進行させることによって最終的に嵌合させることも容易である。このようにして、この車高低下用ブロック10Aでは、上側凸部12Aを嵌合孔212に対して容易に嵌合することができる。
そして、上側凸部12Aの基端部は嵌合孔212とほぼ同一の大きさ(径)を有しているため、上側凸部12Aが嵌合孔212に嵌合した状態(最も深く挿入されて、上側凸部12Aの基端部が嵌合孔212に対応した位置関係の状態)において、上側凸部12A(その基端部)は嵌合孔212に対して隙間なく(又はほぼ隙間なく)嵌合した状態となる。このため、上側凸部12Aは嵌合孔212の中においてがたつくことがない(又は少ない)。
このように、この車高低下用ブロック10Aでは、上側凸部12Aが円錐状をしているため、上側凸部12Aを嵌合孔212に対して嵌合するのが容易であるとともに、上側凸部12Aを嵌合孔212に対して隙間なく(又はほぼ隙間なく)嵌合することができて、リーフスプリング220との間の位置決めが確実に行われることとなるのである。
また、上述のように上側凸部12Aが嵌合孔212に対して嵌合される際に、車軸筒200に固定された連結用部材210が一対の突出部18Aとの間に嵌合されるために、次の作用効果が得られる。
すなわち、仮に両突出部18Aが形成されていない場合には、自動車の震動等によって、車高低下用ブロック10Aの姿勢が変位する(上側凸部12A及び下側凹部14Aを中心に回転する)おそれもあり得る。
しかしながら、この車高低下用ブロック10Aには一対の突出部18Aが形成され、両突出部18Aの間に連結用部材210が嵌合されているために、車高低下用ブロック10Aの姿勢が変位することが防止される。
また、仮に両突出部18Aが形成されていない場合には、車軸筒200(連結用部材210)と車高低下用ブロック10Aとの間において作用する力は、上側凸部12Aと嵌合孔212との間においてのみ作用し、上側凸部12Aには大きな負荷が加わることもあり得る。
しかしながら、この車高低下用ブロック10Aには一対の突出部18Aが形成され、両突出部18Aの間に連結用部材210が嵌合されており、両突出部18A(その内面)間の間隔は連結用部材210の幅とほぼ同一であるため、連結用部材210(その基板部211の各短辺)は、各突出部18A(その内面)に対して密着する(又はほぼ密着する)。
このため、車軸筒200(連結用部材210)と車高低下用ブロック10Aとの間において作用する力は、上側凸部12Aと嵌合孔212との間のみならず、両突出部18Aと連結用部材210との間にも分散されるため、上側凸部12A及び嵌合孔212に加わる負担が軽減され、上側凸部12A等の耐久性が向上する。
この車高低下用ブロック10Aでは、上側凸部12Aが円柱状でなく円錐状であって、嵌合孔212に対してはその基端部においてのみ当接するのであるが、特にこのことがいえるのである。
[実施例1B]
次に、本発明の実施例1Bについて、図1B−1〜図1B−5に基づいて説明する。
この実施例1Bは、実施例1Aの変形例である。このため、実施例1Aの車高低下用ブロック10Aの要素と共通又は対応する要素については、関連性のある符号(「A」が「B」と置き換えられた符号)を付して説明を適宜省略する。このことは、以下同様である。
また、図1B−3〜図1B−5には、背景技術を示す図5−1〜図5−3と各々共通する要素があり、それら共通する要素については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、この車高低下用ブロック10Bは、金属によって形成され、直方体に近い形状を有している。すなわち、上面11B,下面13B,一対の長辺壁面15B,一対の短辺壁面16B(前側の短辺壁面16Ba,後側の短辺壁面16Bb)を有している。
この車高低下用ブロック10Bは、車体を大きく低下させるためのものである。このため、この車高低下用ブロック10Bの高さは高く形成されている。
上面11B及び下面13Bは長方形状をしている。
しかしながら、上面11Bと下面13Bとは平行ではなく、自動車の車体の前方から後方に向かうにつれて、下面13Bと上面11Bとの間の距離が長くなるようにされている。
すなわち、この車高低下用ブロック10Bが水平面に載置された状態(下面13Bが水平の状態)において、上面11Bは、自動車の車体の前方から後方に向かうにつれて徐々に上方に向かう(高くなる)ように水平から傾斜している。
その理由は、次のとおりである。
純正の場合(すなわち、図5−1〜図5−2に示すように、車高低下用ブロック10Bを介装しない場合)においては、車軸筒200と他の部材との間の相対的角度関係が適切なものとなるように、車軸筒200の自身の軸回り方向の角度は、所定のものにされている。
一方、図1B−3及び図1B−4において仮想的に考察し、車体に対して車軸筒200を上昇させようとする際に、車軸筒200をそのまま上昇させると(すなわち、自身の軸回り方向に回動させず上昇させると)、車軸筒200と他の部材との間の相対的角度関係が適切ではなくなる場合がある。
車軸筒200を少ししか上昇させない場合には、その不都合は無視できる程度である(図1A−3及び図1A−4参照)。しかしながら、車軸筒200を大きく上昇させようとすると、その不都合は無視できないため、それに対応して車高低下用ブロック10Bの上面11Bを下面13Bに対して非平行として、車軸筒200を自身の軸回り方向に回動させ、車軸筒200と他の部材との間の相対的角度関係を適切なものに維持するのである。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、各長辺壁面15Bは、下面13B及び各短辺壁面16B(16Ba,16Bb)に対して垂直であり、相互に平行である。
各短辺壁面16B(16Ba,16Bb)も、各長辺壁面15Bに対して垂直である。また、後側の短辺壁面16Bbは、下面13Bに対して垂直である。
しかしながら、前側の短辺壁面16Baは、下面13Bに対して垂直ではなく、下面13Bから上面11Bに向かうにつれて、前側の短辺壁面16Baと後側の短辺壁面16Bbとの距離が短くなるようにされている。
すなわち、この車高低下用ブロック10Bが水平面に載置された状態(下面13Bが水平の状態)において、前側の短辺壁面16Baは、上方に向かうにつれて徐々に自動車の車体の後方に向かうように鉛直から傾斜している。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、上面11Bには、上側凸部12Bが設けられている。
上側凸部12Bは、上面11Bのうちの自動車(車体)の長さ方向・幅方向の各方向における中央位置に設けられている。
図1B−4及び図1B−5に示すように、上側凸部12Bは、車軸筒200の側、すなわち、車軸筒200に固定された連結用部材210(基板部211)の嵌合孔212に対応して形成されている。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、上側凸部12Bは、上面11Bに対して垂直に延びてはおらず、下面13Bに対して垂直に延びている。
上側凸部12Bは、次のように設けられている。
図1B−2に示すように、この車高低下用ブロック10Bは、本体部110B及び上側凸部形成部材112Bによって形成されている。
本体部110Bの上面11Bには、嵌合穴111Bが形成されている。嵌合穴111Bは、上側凸部12Bに対応する部分において、下面13Bに対して垂直に(すなわち、垂直に延びるように)形成されている。
そして、上側凸部形成部材112Bの下側部分が嵌合穴111Bに対して嵌合(圧入)されて、上側凸部12Bを有する車高低下用ブロック10Bが形成されている。
図1B−2及び図1B−4に示すように、下面13Bには、下側凹部14Bが設けられている。
下側凹部14Bは、下面13Bのうちの自動車(車体)の長さ方向・幅方向の各方向における中央位置に設けられている。
図1B−4に示すように、下側凹部14Bは、リーフスプリング220に設けられた円柱状の凸部224(図1B−5も参照)に対応して形成されている。
下側凹部14Bは、ほぼ円形断面を有し、下面13Bに対して垂直に延びている。
図1B−2及び図1B−4に示すように、上側凸部12Bが上面11Bのうちの自動車(車体)の長さ方向における中央位置に設けられており、下側凹部14Bも下面13Bのうちの自動車(車体)の長さ方向における中央位置に設けられている(これらのことは前述)。また、後側の短辺壁面16Bbが下面13Bに対して垂直である一方、前側の短辺壁面16Baが下面13Bに対して垂直ではなく、上面11Bに向かうにつれて前側の短辺壁面16Baと後側の短辺壁面16Bbとの距離が短くなるようにされている(このことも前述)。
これらのことから、下面13Bを水平にした状態で、下側凹部14Bは、上側凸部12Bよりも、自動車(車体)の長さ方向において前方に設けられているといえる。
すなわち、逆にいえば、下面13Bを水平にした状態で、上側凸部12Bは、下側凹部14Bよりも、自動車(車体)の長さ方向において後方に設けられているといえる。
そのようにされている理由は、次のとおりである。
自動車の車種にもよるが、図5−1及び図5−2等に示すように、リーフスプリング220については、一般的に、その前端部(図示省略)は、その後端部(図示省略)よりも、車体に対して低い位置に取り付けられており、リーフスプリング220のうちの凸部224が設けられている部分は水平ではなく、その前方から後方に向かうにつれて若干上方に向かうように傾斜している。
その場合において、図1B−4において仮想的に考察し、下面13Bを水平にした状態で上側凸部12Bが下側凹部14Bと自動車(車体)の長さ方向において同一の位置に設けられているとすると、車軸筒200は単に鉛直に上昇するのではなく上方に変位するとともに若干前方にも変位しようとする。
リーフスプリング220(車体)に対して車軸筒200を少ししか上昇させない場合には、その前方への変位は無視できる程度である(図1A−4参照)。しかしながら、車軸筒200を大きく上昇させようとすると、その前方への変位は無視できない(外観が悪化する)。このため、図1B−4に示すように、それに対抗して、車軸筒200の前方の変位を解消(又は軽減)し、車軸筒200が鉛直(又はほぼ鉛直)に上昇するようにするためである。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、上側凸部12Bは下面13Bに対して垂直であり(このことは前述)、下面13Bに対して垂直な円錐状をしている。
すなわち、上側凸部12Bは、下面13Bに対して垂直な中心軸線を中心に、対称的な形状を有している。そして、いずれの高さ位置においても同心的な円形断面を有しており、自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に一律的に(すなわち、縦断面において直線状に)小径になる(断面の大きさが小さくなる)ように形成されている。すなわち、自身の基端部から先端部に向かうにつれて、徐々に一律的に自身の中心軸線に近づく形状を有している。
図1B−4及び図1B−5に示すように、上側凸部12Bの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部12Bの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、上側凸部12Bの先端部はほぼ点状ではあるが、安全のために丸みが付されている。
図1B−1及び図1B−2等に示すように、この車高低下用ブロック10Bの上面11Bには、一対の突出部18B(18Ba,18Bb)が設けられている。
各突出部18Ba,18Bbは、車高低下用ブロック10Bのうちの車体の長さ方向における前縁部,後縁部において、車体の幅方向に沿って全幅にわたって形成されている。
各突出部18B(18Ba,18Bb)の外面は、各短辺壁面16B(16Ba,16Bb)と面一状に(すなわち、各短辺壁面16B(16Ba,16Bb)の延長上に)形成されている。
すなわち、前側の突出部18Baの外面は、この車高低下用ブロック10Bが水平面に載置された状態(下面13Bが水平の状態)において、上方に向かうにつれて徐々に自動車の車体の後方に向かうように鉛直から傾斜している。また、後側の突出部18Bbの外面は、下面13Bに対して垂直である。
一方、各突出部18B(18Ba,18Bb)の内面は、上面11Bに対して垂直である。
図1B−4及び図1B−5に示すように、両突出部18B(18Ba,18Bb)(その内面)間の間隔は、連結用部材210の幅(車軸筒200と垂直の方向であり、自動車の車体の長さ方向の長さ)に対応している。すなわち、連結用部材210の幅とほぼ同一である。
この車高低下用ブロック10Bは、次のように製造される。
図1B−2に示すように、この車高低下用ブロック10Bは、本体部110B及び上側凸部形成部材112Bによって形成されている(このことは前述)。
本体部110Bの上面11B及び下面13Bは、所定の段階までは平面状である(一対の突出部18Bはすでに形成されている)。
次に、本体部の下面13Bに下側凹部14Bが形成されるとともに、本体部110Bの上面11Bに嵌合穴111Bが形成される。
その際、嵌合穴111Bは下面13Bに対して垂直に形成されるものである(このことは前述)ことから、本体部110B(下面13B)が水平面に載置された状態で、上面11Bに対して上方から鉛直下方に穴開けされて、嵌合穴111Bが形成される。
次に、上側凸部形成部材112Bの下側部分が嵌合穴111Bに対して嵌合(圧入)されて、車高低下用ブロック10Bが形成される。
図1B−3〜図1B−5に示すように、この車高低下用ブロック10Bも、実施例1Aの車高低下用ブロック10Aと同様に使用される。
そして、上側凸部12Bが車軸筒200の側の嵌合孔212に嵌合される際、上側凸部12Bが円錐状をしているため、次の作用効果が得られる。
すなわち、上側凸部12Bの先端部がほぼ点状をしており、その大きさ(端面の大きさ)は嵌合孔212の大きさよりも十分に小さいため、上側凸部12Bを嵌合孔212に対して挿入し始めるのが容易である。また、上側凸部12Bは先端部から基端部に向かうにつれて徐々に大径になっているため、上側凸部12Bを嵌合孔212に対して徐々に進行させることによって最終的に嵌合させることも容易である。このようにして、この車高低下用ブロック10Bでは、上側凸部12Bを嵌合孔212に対して容易に嵌合することができる。
そして、上側凸部12Bの基端部は嵌合孔212とほぼ同一の大きさ(径)を有しているため、上側凸部12Bが嵌合孔212に嵌合した状態(最も深く挿入されて、上側凸部12Bの基端部が嵌合孔212に対応した位置関係の状態)において、上側凸部12B(その基端部)は嵌合孔212に対してほぼ隙間なく嵌合した状態となる。このため、上側凸部12Bは嵌合孔212の中においてがたつくことがない(又は少ない)。
このように、この車高低下用ブロック10Bでは、上側凸部12Bが円錐状をしているため、上側凸部12Bを嵌合孔212に対して嵌合するのが容易であるとともに、上側凸部12Bを嵌合孔212に対してほぼ隙間なく嵌合することができて、リーフスプリング220との間の位置決めが確実に行われることとなるのである。
このことについてさらに詳細に説明すると、次のとおりである。
この車高低下用ブロック10Bにおいては、上面11Bが下面13Bとは平行ではなく、上側凸部12Bは、上面11Bに対して垂直ではなく、下面13Bに対して垂直に設けられている。
このため、上側凸部12Bは、連結用部材210の基板部211に対して垂直(嵌合孔212と同一軸線状)ではなく、垂直から若干傾斜している(嵌合孔212に対して同一軸線方向から若干傾斜している)。
しかしながら、この車高低下用ブロック10Bでは、上側凸部12Bが円錐状をしているため、上側凸部12Bの基端部は嵌合孔212に対してほぼ隙間なく嵌合した状態となるのである。
仮に上側凸部12Bが円柱状であり、その大きさ(径)が嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一であると、円柱状の上側凸部12Bが嵌合孔212に対して同一軸線方向から若干傾斜した状態で挿入されようとすることとなり、上側凸部12Bは嵌合孔212に対して挿入され得ない。
一方、上側凸部12Bが円柱状であり、その大きさ(径)が嵌合孔212の大きさ(径)よりも小さいと、上側凸部12Bが嵌合孔212に対して挿入され得るが、嵌合孔212に対して嵌合された状態においても、上側凸部12Bは嵌合孔212の中においてがたつくのが一般的である。
すなわち、この車高低下用ブロック10Bでは、上側凸部12Bが円錐状をしているために、上側凸部12B(その中心軸線)が嵌合孔212とは同一軸線状ではなくても、上側凸部12Bを嵌合孔212に対して容易に挿入する(挿入し始める)ことができるとともに、上側凸部12Bを嵌合孔212に嵌合した状態(最も深く挿入した状態)で、上側凸部12Bは嵌合孔212の中においてがたつくことがない(又は少ない)のである。
また、この車高低下用ブロック10Bは、上側凸部12Bが下面13Bに垂直に延びるものであることから、次の作用効果が得られる。
この車高低下用ブロック10Bが製造される際には、前述したように製造される。すなわち、本体部110Bの上面11Bは所定の段階までは平面状であり、本体部110B(下面13B)が水平面に載置された状態で、上面11Bに対して上方から鉛直下方に穴開けされて、嵌合穴111Bが形成される。そして、上側凸部形成部材112Bのうちの被嵌合部が嵌合穴111Bに対して圧入されて、車高低下用ブロック10Bが形成されている。
ここで、本体部110Bの上面11Bに嵌合穴111Bを設ける際、上方から、上面11Bに対して垂直な方向(すなわち、鉛直下方から傾斜した方向)に穴開けするのは困難であるが、鉛直下方に穴開けするのは容易である。
このため、この車高低下用ブロック10Bでは、容易に穴開けをすることができ、容易に車高低下用ブロック10Bを製造することができるのである。
また、図1B−2及び図1B−4に基づいて前述したように、この車高低下用ブロック10Bでは、車軸筒200を鉛直(又はほぼ鉛直)に大きく上昇させるために、下面13Bを水平にした状態で上側凸部12Bが下側凹部14Bよりも自動車(車体)の長さ方向において後方に設けられている。
しかしながら、それに合わせて、後側の短辺壁面16Bbが下面13Bに対して垂直である一方、前側の短辺壁面16Baが下面13Bに対して垂直ではなく、上面11Bに向かうにつれて前側の短辺壁面16Baと後側の短辺壁面16Bbとの距離が短くなるようにされている。
こうして、この車高低下用ブロック10Bでは、上側凸部12Bが上面11Bのうちの自動車(車体)の長さ方向における中央位置に位置するとともに、下側凹部14Bも下面13Bのうちの自動車(車体)の長さ方向における中央位置に位置するようにされている。
このため、リーフスプリング220(図1B−3)は下方に凸状に湾曲しており、凸部224(図1B−5)はリーフスプリング220の長さ方向におけるほぼ中央部分に設けられている(これらのことも前述)ところ、図1B−4に示すように、この車高低下用ブロック10Bでは、下面13Bが、凸部224を中心にリーフスプリング220の長さ方向に均等に延びるため、リーフスプリング220に不自然な変形が生じず、車軸筒200がリーフスプリング220によって適切に上下動可能に支持される。
すなわち、仮に下面13Bが凸部224を中心にリーフスプリング220の長さ方向に均等に延びない場合は、リーフスプリング220に不自然な変形が生じて、車軸筒200がリーフスプリング220によって適切に上下動可能に支持されることが阻止されるが、そのようなことが防止され、車軸筒200はリーフスプリング220によって適切に上下動可能に支持されるのである。
なお、この実施例1Bの変形例として、次の種々のものが考えられる。
すなわち、この実施例1Bの車高低下用ブロック10B(図1B−1〜図1B−5)は、実施例1Aの車高低下用ブロック10A(図1A−1〜図1A−5)と、次の点で相違する。
車高低下用ブロック10Bの高さが高い。上面11Bが下面13Bと平行ではない。前側の短辺壁面16Baが下面13Bに対して垂直ではなく、下面13Bから上面11Bに向かうにつれて前側の短辺壁面16Baと後側の短辺壁面16Bbとの距離が短くなるようにされている。自動車の車体の長さ方向において上側凸部12Bが下側凹部14Bよりも後方に設けられている。
そして、実施例1Bの変形例として、これらの相違点のうちのいずれかが除去された(実施例1Aと共通する)態様が考えられる。以下同様である。
[実施例1C]
次に、本発明の実施例1Cについて、図1C−1及び図1C−2に基づいて説明する。
この実施例1Cは、実施例1Bの変形例である。このため、実施例1A及び実施例1Bの車高低下用ブロック10A,10Bの要素と共通又は対応する要素については、関連性のある符号(「A」「B」が「C」と置き換えられた符号)を付して説明を適宜省略する。このことは、以下同様である。
この車高低下用ブロック10Cでは、上側凸部12Cは、上面11Cに対して垂直に延びており、下面13Cに対しては垂直に延びてはいない。
すなわち、上側凸部12Cは、上面11Cに対して垂直な円錐状をしており、その中心軸線が上面11Cに対して垂直に延びている。
そして、この車高低下用ブロック10Cでも、実施例1Bの車高低下用ブロック10Bとほぼ同様の作用効果が得られる。
なお、この車高低下用ブロック10Cが製造される際は、本体部110C(下面13C)が水平面に載置された状態で、上方から、上面11Cに対して垂直な方向(すなわち、鉛直下方から傾斜した方向)に嵌合穴111Cが形成されるのが一般的である。
なお、この実施例1Cにおいても、実施例1Bにおいて述べた種々の変形例も適用され得る。このことは、以下同様である。
[実施例2A]
次に、本発明の実施例2Aについて、図2A−1及び図2A−2に基づいて説明する。
この実施例2Aも、実施例1Aの変形例である。このため、実施例1Aの車高低下用ブロック10Aの要素と共通又は対応する要素については、関連性のある符号(十の位において「1」が「2」と置き換えられた符号)を付して説明を適宜省略する。以下同様である。
この車高低下用ブロック20Aの上側凸部22Aは、円錐台状をしている。
すなわち、上側凸部22Aは、実施例1Aにおける上側凸部12Aと同様に、上面21A及び下面23Aに対して垂直な中心軸線を中心に、対称的な形状を有している。そして、いずれの高さ位置においても同心的な円形断面を有しており、自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小径になる(断面の大きさが小さくなる)ように形成されている。すなわち、自身の基端部から先端部に向かうにつれて、その中心軸線に近づく形状を有している。
上側凸部22Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部22Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
上側凸部22Aの先端部は平面状しており、その周縁部には安全のために丸みが付されている。
そして、この車高低下用ブロック20Aでは、実施例1Aの車高低下用ブロック10Aの作用効果と同様の作用効果が得られる。
また、この車高低下用ブロック20Aの上側凸部22Aは、円錐状でなく、円錐台状をしているため、その分高さが低くなり、嵌合孔212に対する挿入長さに制限がある場合に有効である。
[実施例2B]
次に、本発明の実施例2Bについて、図2B−1及び図2B−2に基づいて説明する。
この実施例2Bは、実施例2Aの変形例である。
この実施例2Bの車高低下用ブロック20Bは、実施例2Aの車高低下用ブロック20Aに対して、実施例1Bにおける実施例1Aとの相違点を付加したものである。
すなわち、この車高低下用ブロック20Bは、実施例2Aの車高低下用ブロック20Aよりも高さが高い。
また、上面21Bが下面23Bと平行ではない。
また、前側の短辺壁面26Ba(図2B−1)が下面23B(図2B−2)に対して垂直ではなく、下面23Bから上面21Bに向かうにつれて前側の短辺壁面26Baと後側の短辺壁面26Bbとの距離が短くなるようにされている。
また、下面23Bを水平にした状態で、自動車の車体の長さ方向において上側凸部22Bが下側凹部24Bよりも後方に設けられている。
上側凸部22Bは円錐台状をしており、下面23Bに対して垂直に延びている。すなわち、上側凸部22Bの中心軸線は、下面23Bと垂直である。
そして、この車高低下用ブロック20Bでは、実施例2Aの車高低下用ブロック20Aの作用効果と同様な作用効果に加えて、実施例1Aと対比して実施例1Bに特有の作用効果も得られる。
[実施例2C]
次に、本発明の実施例2Cについて、図2Cに基づいて説明する。
この実施例2Cは、実施例2Bの変形例である。
この車高低下用ブロック20Cでは、上側凸部22Cは、上面21Cに対して垂直に延びており、下面23Cに対しては垂直に延びてはいない。
すなわち、上側凸部22Cは、上面21Cに対して垂直な円錐台状をしており、その中心軸線が上面21Cに対して垂直に延びている。
そして、この車高低下用ブロック20Cでも、実施例2Bの車高低下用ブロック20Bの作用効果とほぼ同様の作用効果が得られる。
[実施例3A]
次に、本発明の実施例3Aについて、図3A−1及び図3A−2に基づいて説明する。
この実施例3Aも、実施例1Aの変形例である。
この車高低下用ブロック30Aの上側凸部32Aは、半円球状をしている。
上側凸部32Aは、半球状のため方向性はないといえるが、実施例1Aにおける上側凸部12A等と同様に、上面31A及び下面33Aに対して垂直な中心軸線を中心に、対称的な形状を有しているともいえる。
そして、いずれの高さ位置においても同心的な円形断面を有しており、自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小径になる(断面の大きさが小さくなる)ように形成されている。すなわち、自身の基端部から先端部に向かうにつれて、その中心軸線に近づく形状を有している。
上側凸部32Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部32Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
そして、この車高低下用ブロック30Aでも、実施例1Aの車高低下用ブロック10A等の作用効果と同様の作用効果が得られる。
[実施例3B]
次に、本発明の実施例3Bについて、図3B−1及び図3B−2に基づいて説明する。
この実施例3Bは、実施例3Aの変形例である。
この実施例3Bの車高低下用ブロック30Bは、実施例3Aの車高低下用ブロック30Aに対して、実施例1Bにおける実施例1Aとの相違点を付加したものである。
すなわち、この車高低下用ブロック30Bは、実施例3Aの車高低下用ブロック30Aよりも高さが高い。
また、上面31Bが下面33Bと平行ではない。
また、前側の短辺壁面36Ba(図3B−1)が下面33B(図3B−2)に対して垂直ではなく、下面33Bから上面31Bに向かうにつれて前側の短辺壁面36Baと後側の短辺壁面36Bbとの距離が短くなるようにされている。
また、下面33Bを水平にした状態で、自動車の車体の長さ方向において上側凸部32Bが下側凹部34Bよりも後方に設けられている。
上側凸部32Bは半球状をしている。半球状であるため、方向性がないが、下面33Bから垂直に延びているともいえる。すなわち、その中心軸線は下面33Bと垂直であるともいえる。
そして、この車高低下用ブロック30Bでも、実施例3Aの車高低下用ブロック30A等の作用効果と同様な作用効果に加えて、実施例1Aと対比して実施例1Bに特有の作用効果も得られる。
[実施例4A]
次に、本発明の実施例4Aについて、図4A−1及び図4A−2に基づいて説明する。
この実施例4Aも、実施例1Aの変形例である。
この車高低下用ブロック40Aの上側凸部42Aは、次のような形状をしており、上面41A及び下面43Aに対して垂直に延びている。
すなわち、上側凸部42Aの基端部は円形状をしており、その大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部42Aの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
そして、基端部から先端部に向かうにつれて、その断面の大きさは、次のように、徐々に小さくなっている。
すなわち、まず、上面41A及び下面43Aに対して垂直で自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面MWを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に幅方向基準面MWに近づいており、先端部において幅方向基準面MWに到達している。
また、上面41A及び下面43Aに対して垂直で自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面MLを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に長さ方向基準面MLに近づいているが、先端部においても長さ方向基準面MLには到達していない。
そして、上側凸部42Aの先端部は、自動車の車体の幅方向に延びる線状をしているとともに、安全のために丸みが付されている。
そして、この車高低下用ブロック40Aでも、実施例1Aの車高低下用ブロック10A等の作用効果と同様の作用効果が得られる。
[実施例4B]
次に、本発明の実施例4Bについて、図4B−1及び図4B−2に基づいて説明する。
この実施例4Bは、実施例4Aの変形例である。
この実施例4Bの車高低下用ブロック40Bは、実施例4Aの車高低下用ブロック40Aに対して、実施例1Bにおける実施例1Aとの相違点を付加したものである。
すなわち、この車高低下用ブロック40Bは、実施例4Aの車高低下用ブロック40Aよりも高さが高い。
また、上面41Bが下面43Bと平行ではない。
また、前側の短辺壁面46Baが下面43Bに対して垂直ではなく、下面43Bから上面41Bに向かうにつれて前側の短辺壁面46Baと後側の短辺壁面(図示省略)との距離が短くなるようにされている。
また、下面43Bを水平にした状態で、自動車の車体の長さ方向において上側凸部42Bが下側凹部44Bよりも後方に設けられている。
この車高低下用ブロック40Bの上側凸部42Bは、次のような形状をしており、下面43Bに対して垂直に延びている。
すなわち、上側凸部42Bの基端部は円形状をしており、その大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。すなわち、上側凸部42Bの基端部(その断面)の大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)とほぼ同一である。
そして、基端部から先端部に向かうにつれて、その断面の大きさは、次のように、徐々に小さくなっている。
すなわち、まず、下面43Bに対して垂直で自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面MWを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に幅方向基準面MWに近づいており、先端部において幅方向基準面MWに到達している。
また、下面43B(及び上面41B)に対して垂直で自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面MLを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に長さ方向基準面MLに近づいているが、先端部においても長さ方向基準面MLには到達していない。
そして、上側凸部42Bの先端部は、自動車の車体の幅方向に延びる線状をしているとともに、安全のために丸みが付されている。
そして、この車高低下用ブロック40Bでも、実施例4Aの車高低下用ブロック40Aの作用効果と同様な作用効果に加えて、実施例1Aと対比して実施例1Bに特有の作用効果も得られる。
[実施例4C]
次に、本発明の実施例4Cについて、図4Cに基づいて説明する。
この実施例4Cは、実施例4Bの変形例である。
この車高低下用ブロック40Cでは、上側凸部42Cは、上面41Cに対して垂直に延びており、下面43Cに対しては垂直に延びてはいない。
すなわち、上側凸部42Cの基端部は円形状をしており、その大きさ(径)は、連結用部材210の基板部211の嵌合孔212の大きさ(径)に対応している。
そして、基端部から先端部に向かうにつれて、その断面の大きさは、次のように、徐々に小さくなっている。
すなわち、まず、上面41Cに対して垂直で自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面MWを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に幅方向基準面MWに近づいており、先端部において幅方向基準面MWに到達している。
また、上面41C(及び下面43C)に対して垂直で自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面MLを挟んで対称的に、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に長さ方向基準面MLに近づいているが、先端部においても長さ方向基準面MLには到達していない。
そして、上側凸部42Cの先端部は、自動車の車体の幅方向に延びる線状をしているとともに、安全のために丸みが付されている。
そして、この車高低下用ブロック40Cでも、実施例4Bの車高低下用ブロック40Bの作用効果とほぼ同様の作用効果が得られる。
なお、上述のものはあくまで本発明の実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
10A,10B,10C,20A,20B,20C,30A,30B,40A,40B,40C 車高低下用ブロック
11A,11B,11C,21A,21B,21C,31A,31B,41A,41B,41C 上面
12A,12B,12C,22A,22B,22C,32A,32B,42A,42B,42C 上側凸部
13A,13B,13C,23A,23B,23C,33A,33B,43A,43B,43C 下面
14A,14B,14C,24A,24B,24C,34A,34B,44A,44B,44C 下側凹部
18A,18B,18C,28A,28B,28C,38A,38B,48A,48B,48C 突出部
200 車軸筒
210 連結用部材
212 嵌合孔(嵌合部)
220 リーフスプリング
224 凸部
MW 幅方向基準面
ML 長さ方向基準面

Claims (10)

  1. 自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、
    当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、
    前記上側凸部の基端部の断面の大きさは前記嵌合部に対応したものであり、
    前記上側凸部の先端部の断面の大きさ、及び、前記上側凸部の先端部と基端部との間の部分の断面の大きさは前記嵌合部よりも小さいものである、
    車高低下用ブロック。
  2. 自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、
    当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、
    前記上側凸部の基端部の断面の大きさは前記嵌合部に対応したものであり、
    前記上側凸部の断面の大きさは、当該上側凸部の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなるものである、
    車高低下用ブロック。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車高低下用ブロックであって、
    前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直に延びるものである、
    車高低下用ブロック。
  4. 自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、
    当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、
    前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の幅方向に延びる幅方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該幅方向基準面に近づくとともに、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直で当該自動車の車体の長さ方向に延びる長さ方向基準面を挟んで自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該長さ方向基準面に近づく形状を有しているものである、
    車高低下用ブロック。
  5. 自動車のサスペンションを構成するリーフスプリングの上面と車軸筒との間に介装され、その自動車の車体の高さを低下させる車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの下面に設けられ、前記リーフスプリングの側の凸部が嵌合される下側凹部と、
    当該車高低下用ブロックの上面に設けられ、前記車軸筒の側の嵌合部に対して嵌合される上側凸部とを有し、
    前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの下面に対して垂直な中心軸線を中心に対称的に自身の基端部から先端部に向かうにつれて徐々に当該中心軸線に近づく形状を有しているものである、
    車高低下用ブロック。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの上面は、当該車高低下用ブロックの下面とは平行でないものである、
    車高低下用ブロック。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの上面は、当該車高低下用ブロックの下面とは平行でないものであり、
    前記上側凸部は、当該車高低下用ブロックの上面に対して垂直に延びるものである、
    車高低下用ブロック。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の車高低下用ブロックであって、
    前記下面が水平の状態で、前記上側凸部は、前記下側凹部よりも、当該自動車の車体の長さ方向において後方に設けられており、
    前記下側凹部は、当該車高低下用ブロックの下面のうち当該自動車の車体の長さ方向における中央位置に設けられている、
    車高低下用ブロック。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の車高低下用ブロックであって、
    当該車高低下用ブロックの上面のうち当該自動車の車体の長さ方向における前部の側及び後部の側において各々上方に突出し、前記車軸筒に固定され前記嵌合部を有する連結用部材が両者間に嵌合される対状の突出部を有する、
    車高低下用ブロック。
  10. 請求項9に記載の車高低下用ブロックであって、
    前記対状の突出部の間の距離が、前記連結用部材の当該自動車の車体の長さ方向における長さに対応したものである、
    車高低下用ブロック。
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