JP2012170700A - ヘアカラー疑似体験器具及び染毛剤選択方法 - Google Patents

ヘアカラー疑似体験器具及び染毛剤選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の色の染毛剤を用いてヘアカラーを行った後の髪型を擬似的に体験させることができるヘアカラー疑似体験器具を提供する。
【解決手段】ベース色で染毛された擬毛が垂れ下がっている2つの片1,2の間に,ベース色とは異なる色で染毛された擬毛が垂れ下がった片3を着脱自在に挟み込むことにより,染髪希望者に似合う色に適宜調節可能で,かつ,ウィービングやメッシュといった技法のヘアカラー後の髪色の状態を効果的に表現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は,ヘアカラーを希望する者(染髪希望者)に対して,染髪後の髪色の状態を擬似的に体験させることができるヘアカラー疑似体験器具に関する。また,本発明は,ヘアカラー疑似体験器具を用いてヘアカラー後の髪色を疑似体験させ,ヘアカラーに用いる染毛剤の色を選択する染毛剤選択方法に関する。
従来から,美容室や理容室においては,染毛剤を使用して髪の色を変化させるヘアカラーサービスが行われている。このヘアカラーサービスは,一般的に,染毛剤で染毛された擬毛のサンプルを,染髪希望者の頭部にかざして染髪後の髪色の状態を確認したうえで行われる。
従来のヘアカラーのサンプルとしては,例えば,特許文献1が知られている。
特開2002−52934号公報
ここで,近年では,ヘアカラー後の髪型に立体感を出すために,複数種類の染毛剤を用いて,部分的に髪色を変化させるウィービングやメッシュと呼ばれる手法が流行している。このようなウィービングやメッシュと呼ばれる手法は,ベースとなる色で染毛するとともに,ベース色とは異なる色の毛束が部分的に織り交ざるように,複数種類の色の染毛剤で染毛していく。また,ウィービング等では,ベース色の他に,2種類以上の色を織り交ぜることもある。これにより,例えば,ヘアカラー後の髪型では,毛束ごとに部分的な明暗がつき,立体感を表現することができる。
しかし,例えば特許文献1に開示されている従来のヘアカラーのサンプルは,一種類の色で染毛された擬毛の毛束で構成されている。このため,従来のサンプルを,ヘアカラー希望者の頭部にかざしたとしても,上記ウィービング等の手法を用いてヘアカラーを行った後の状態を上手く表現することはできなかった。
そこで,一種類の色で染毛されたサンプルを複数種類並べてかざし,ウィービング等の状態を表現することが考えられる。しかし,このような方法では,ベース色とは異なる色が部分的に織り交ざった状態を上手く表現することができない。
また,予め複数種類の色が織り交ざった状態のサンプルを用意し,これをヘアカラー希望者の頭部にかざしてウィービング等を表現することが考えられる。しかし,組み合わせの色が予め決められている場合,例えば染髪希望者の地毛の色や顔の皮膚の色に合わせて,染髪希望者に似合う組み合わせの色に微調整することができなかった。
このため,現在では,ベースとなる色の他に,ベース色とは異なる複数種類の色が部分的に織り交ざった状態を効果的に表現し,染髪希望者に対して,ウィービング等の髪色の状態を擬似的に体験させることができる器具が求められている。また,染髪希望者に似合う色の組み合わせに適宜調整することのできるヘアカラーサンプルが求められている。さらに,ウィービング等の髪色の状態を擬似的に体験した後に,体験した色と同一の色で染毛するための染毛剤を的確に選択することができる方法が求められている。
そこで,本発明の発明者は,上記従来の問題点を解決する手段について鋭意検討した結果,ベース色で染毛された擬毛が垂れ下がっている2つの片の間に,ベース色とは異なる色で染毛された擬毛が垂れ下がった片を着脱自在に挟み込むこむことにより,染髪希望者に似合う色に適宜調節可能で,かつ,ウィービング等の髪色の状態を効果的に表現することのできるヘアカラー疑似体験器具を提供できることを見出した。また,本発明の発明者は,このようなヘアカラー疑似体験器具を用いれば,ウィービング等の髪色の状態を疑似体験した後,体験した色と同一の色で染毛するための染毛剤を的確に選択することができることを見出した。
具体的に,本発明は,以下の構成を有する。
本発明の第1の側面は,染髪希望者の髪にかざして用いられるヘアカラー疑似体験器具100に関する。
本発明に係るヘアカラー疑似体験器具100は,基本的には,ベース部材10と,差込片3a,3bを有している。この差込片3a,3bは,ベース部材10の間に取り外しできるように挟み込まれている。
また,ベース部材10は,基盤片1と連結片2を具備する。基盤片1は,複数の擬毛を垂れ下げて保持(懸吊保持)する。また,連結片2は,複数の擬毛を垂れ下げて保持しており,基盤片1の一端部に連結されている。
差込片3a,3bのそれぞれは,複数の擬毛を垂れ下げて保持し,ベース部材10における基盤片1と連結片2の間に取り外しできるように挟み込まれている。
ここで,一又は複数の差込片3a,3bには,ベース部材10における基盤片1及び連結片2に垂れ下がり保持された擬毛の色とは,異なる色の擬毛を垂れ下げて保持する差込片3a,3bが含まれる。
このように,本発明に係るヘアカラー疑似体験器具100では,ベース部材10の基盤片1や連結片2に垂れ下がっているベース色の擬毛の間に,異なる色の擬毛を織り交ぜることができるため,ウィービング等と呼ばれる手法で染髪した後の髪色の状態を上手く表現することができる。また,差込片3は,ベース部材10から着脱自在となっているため,差込片3を適宜交換することで,染髪希望者の例えば地毛の色や顔色に合せて,染髪希望者に似合う色の擬毛を織り交ぜることができる。
本発明に係るヘアカラー疑似体験器具の好ましい形態では,基盤片1が,垂れ下げて保持する擬毛の一端を一列に密集した状態で固定するベース擬毛固定部11を有している。また,連結片2及び差込片3a,3bは,垂れ下げて保持する複数の擬毛を複数の毛束に分け,毛束となった擬毛の一端を固定するための毛束固定部21,31を複数有している。さらに,毛束固定部21,31のそれぞれは,所定間隔離れて,連結片2及び差込片3a,3bに形成されている
要するに,基盤片1には,擬毛が列状に密集して取り付けされており,連結片2と差込片3a,3bには,複数の毛束に分けられた擬毛が所定間隔ごとに取り付けられている。これにより,ベース部材10に取り付けられた擬毛の色をベース色として,その間に,差込片3a,3bに取り付けられた毛束状の擬毛の色を重ね合わせることができる。このため,ベース色とは異なる色の毛束が部分的に織り交ざったウィービング等の状態を効果的に再現できる。
本発明に係るヘアカラー疑似体験器具の好ましい形態では,一又は複数の差込片3a,3bがベース部材10における基盤片1と連結片2の間に挟持された状態(以下,挟持状態ともいう)において,連結片2に形成された毛束固定部21に固定された毛束の間に,一又は複数の差込片3a,3bに形成された毛束固定部31に固定された毛束が位置する。すなわち,このような状態とするために,連結片2及び差込片3a,3bの毛束固定部21,31の幅と間隔が設定される。
これにより,挟持状態のヘアカラー疑似体験器具100を連結片2側から見ると,連結片2に取り付けられている擬毛の毛束に,差込片3a,3bに取り付けられた擬毛の毛束が重ならない。従って,染髪後の状態を効果的に表現することができる。また,挟持状態において,差込片3a,3bをスライドさせることにより,連結片2の毛束の間から,差込片3a,3bの毛束が見えたり隠れたりするため,ヘアカラー疑似体験器具100により表現できる髪色の状態を微調整することができる。
本発明に係るヘアカラー疑似体験器具の好ましい形態では,挟持状態において,差込片3a,3bを,擬毛が懸吊する方向と直交する方向に,差込片3a,3bと当接する他の片上をスライドさせるスライド手段50が設けられている。
これにより,差込片3a,3bを,擬毛が垂れ下がった重力方向と直交する水平方向に,スライドさせやすくなる。また,ベース部材10に挟持された差込片3a,3bが水平方向にスライドすると,差込片3a,3bに固定されている擬毛もスライドするため,挟持状態におけるヘアカラー疑似体験器具100を連結片2側から見た色の状態が変化する。従って,ヘアカラー疑似体験器具100に織り交ぜられた色の調子を微調整することができる。
本発明の第2の側面は,上記ヘアカラー疑似体験器具100を用いて,ヘアカラー用の染毛剤を選択する方法に関する。
本発明にかかる染毛剤選択方法では,まず,ヘアカラー疑似体験器具100のベース部材10を選択する。
次に,ベース部材10における基盤片1と連結片2の間に挟みこむ一又は複数の差込片3を選択する。
その後,一又は複数の差込片3がベース部材10に挟持された状態で,ヘアカラー疑似体験器具100を頭部にかざす。
そして,ヘアカラー疑似体験器具100におけるベース部材10,連結片2,及び一又は複数の差込片3に懸吊保持された擬毛の色に対応する染毛剤を選択する。
このように,ヘアカラー疑似体験器具100を用いれば,ウィービング等の髪色の状態を疑似体験した後,体験した色と同一の色で染毛するための染毛剤を的確に選択することができる。
図1は,本発明に係るヘアカラー疑似体験器具の使用状態の例を示す概略斜視図である。 図2は,本発明に係るヘアカラー疑似体験器具の挟持状態の例を示す概略斜視図である。 図3は,ベース部材を展開し,基盤片1,連結片2,及び差込片3を並べた状態の例を示している。 図4は,挟持状態おけるヘアカラー疑似体験器具を正面から見た状態を概略的に示す図である。 スライド手段が設けられた本発明の実施形態を説明するための図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
図1は,本発明に係るヘアカラー疑似体験器具100の使用状態の例を示す概略斜視図である。図1に示されているように,略矩形状に形成された基盤片1と連結片2が,その一方の短辺において連結し,ベース部材10を形成している。ベース部材10は,基盤片1と連結片2の連結点を基点として,開閉可能に構成されている。ベース部材10は開いた状態において,基盤片1と連結片3の間に,一又は複数の矩形状の差込片3を挟みこむ(挟持する)ことができる。
なお,本実施の形態においては,一又は複数の差込片3として,基底片1側に配設される第1の差込片3aと,連結片2側に配設される第2の差込片3bが,ベース部材10に挟持される例について説明する。
基盤片1,連結片2,及び差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)には,それぞれ,複数の擬毛が垂れ下がって保持(懸吊保持)されている。図1に示す例では,第1の差込片3aに懸吊保持されている擬毛の色は,基盤片1,連結片2,及び第2の差込片3bに懸吊保持された擬毛の色と異なっている。同様に,第2の差込片3bに懸吊保持されている擬毛の色も,基盤片1,連結片2,及び第1の差込片3aに懸吊保持された擬毛の色と異なっている。
ここで,擬毛の「色が異なる」とは,明るさ,色相,又は彩度のうち,少なくともいずれか一つが異なることを意味する。また,単に色相が異なる色ばかりでなく,同じ色相であっても,彩度又は明度が,意図的に異なるものとされた色は,「異なる色」とする。
また,それぞれの片に懸吊保持された擬毛は,矩形状の一方の長辺方向に向かって,重力に従い,重力方向に垂れ下がっている。これら複数の擬毛としては,例えば,人毛,人工毛,又は人毛と人工毛を混在させたものを用いることができる。
また,基盤片1に懸吊保持された擬毛は,略直線的に一列となり,基盤部材1の長手方向にわたって,隙間なく密集している。このように基盤片1に懸吊保持された擬毛を,本明細書においてはベース擬毛と称す。つまり,基盤片1は,ベース擬毛の一端を一列に密集した状態で固定するベース擬毛固定部11を有する。なお,ここで一列とは,直線的に形成されたものばかりでなく,例えば湾曲屈折している場合も含み,意図的に隙間が設けられていないことを意味する。また,懸吊保持とは,擬毛が重力に従って垂れ下がって各片の一部に固定されていることを意味し,固定手段としては公知のものが含まれる。
一方,連結片及び差込片3では,複数の擬毛を所定本数ずつ分配して懸吊保持することにより,複数の毛束(B)を形成している。すなわち,連結片2及び差込片3は,それぞれ,毛束ごとに擬毛を固定する毛束固定部21,31を有し,複数の毛束固定部21,31は,隣接する毛束固定部21,31と所定間隔離れて形成されている。
このように,基盤片1には擬毛が一列に密集した状態で固定されているのに対し,連結片2及び差込片3には擬毛が毛束ごとに分配されて固定されている。このため,基盤片1に懸吊保持される擬毛の本数は,少なくとも連結片2又は差込片3のそれぞれに懸吊保持される擬毛の本数より多くなっている。
また,図1に示されるように,2つの差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)には,差込片3の本体を,基盤片1,連結片2,又は他の差込片3のいずれかに固定するための,固定手段40が設けられている。図1に示された実施形態においては,固定手段40はクリップである。クリップは,開閉の支点に設けられたバネ部材(図示しない)の付勢力によって,差込片3本体とクリップの間に他の片を挟みこむ。図1に示された例では,第1の差込片3aには,基盤片1側の面にクリップが形成されているため,第1の差込片3aは,クリップによって,基盤片1を挟みこみことができる。また,図1に示された例では,第2の差込片3bにも,基盤片1側の面にクリップが形成されているため,第2の差込片3bは,クリップにより,基盤片1及び/又は第1の差込片3aを挟みこみことができる。
図2は,ベース部材10における基盤片1と連結片2の間に,差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)が挟持された状態(挟持状態)の例を示す概略斜視図である。なお,図2においては,固定手段40を省略して描画している。図2に示されるように,基盤片1に懸吊保持された複数の擬毛1´,連結片に懸吊保持された複数の擬毛2´,第1の差込片3aに懸吊保持された複数の擬毛3a´,及び第2の差込片3bに懸吊保持された複数の擬毛3b´が,上手く織り交ざってヘアカラー疑似体験器具100から垂れ下がっていることがわかる。ヘアカラー疑似体験器具100は,挟持状態において,ベース部材10を持ち手として,頭髪にかざされる。この際,ヘアカラー疑似体験器具100のうち,基盤片1を,染毛希望者の頭髪にあてて用いられることが好ましい。また,ヘアカラー疑似体験器具100に垂れ下がった複数の擬毛(1´,2´,3a´,3b´)の間に櫛を通し,図2の上下方向にスライドさせ,擬毛同士をなじませてから使用することとしてもよい。
図3は,ベース部材10を展開し,基盤片1,連結片2,及び差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)を並べた状態を示している。図3に示されているように,基盤片1,連結片2,及び差込片3は,略矩形状で形成されている。基盤片1,連結片2,及び差込片3の各片は,面方向における片面の面積が一致していることが好ましい。また,各片のうち,擬毛が垂れ下がる側の縁の長さは,例えば,50mm〜150mm,75mm〜125mm,90mm〜110mmであり,特に約100mm(±2mm)であることが好ましい。また,基盤片1,連結片2,及び差込片3それぞれの片面の面積は,300mm〜600mm,350mm〜550mm,400mm〜500mmであり,特に約450mm(±4mm)であることが好ましい。
なお,本明細書において「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
また,基盤片1,連結片2,及び差込片3に懸吊保持された複数の擬毛(外部に露出している部分)の長さは,略同一であることが好ましく,最も長い擬毛と最も短い擬毛の差が10mm以内であることが好ましい。複数の擬毛の長さは,例えば100mm〜500mmであることが好ましく,染髪希望者の頭髪の長さに合わせて適宜調節すればよい。
複数の擬毛は,その一端部が,基盤片1,連結片2,及び差込片3に固定される。固定手段としては,公知を用いればよい。例えば,複数の擬毛は,接着剤を用いて各片に固定することとしてもよい。また,基盤片1,連結片2,及び差込片3を,複数の板状部材を重ね合せて形成し,最も外表面に位置する板状部材に,孔部を設け,その孔部に擬毛一端を挿し込み,板状部材の間に擬毛を固定することしてもよい。これにより,複数の板状部材の間に固定された擬毛は孔部通って垂れ下がる。
基盤片1は,一列に密集した状態の複数の擬毛の一端を固定するためのベース擬毛固定部11を有する。ベース擬毛固定部11は,擬毛が重力に従い垂れ下がる縁から10mm程度の近傍に形成されている。図3に示す例においては,ベース擬毛固定部11は,擬毛が垂れ下がる側の縁に対して平行な直線状に形成されている。ベース擬毛固定部11の長手方向の長さは,40mm〜140mm,60mm〜120mm,70mm〜90mmであり,特に約80mm(±2mm)であることが好ましい。ベース擬毛固定部11には,隙間なく密集して複数の擬毛が固定されている。隙間なく密集とは,意図的に空隙を設けず,その外観において隙間が見えないように形成されていることを意味する。ベース擬毛固定部11に固定されるベース擬毛の本数は,例えば3000本〜20000本,8000本〜15000であることが好ましい。
図3に示されているように,連結片2は,連結部22を介して基盤片1に連結されている。連結部22は,基盤片1と連結片2の間に挟持されることが予定されている一又は複数の差込片3の厚みと略同一の長さで,基盤片1と連結片2を連結することが好ましい。例えば,差込片3一枚の厚みは1mm〜5mmであることが好ましく,この場合において,2枚の差込片3を挟持することを予定しているベース部材10における連結部22の長さは,2mm〜10mmであることが好ましい。また,ベース部材10の間に挟持される差込片3の数が増加することを考え,予め連結部22の長さを長めに確保することとしてもよい。
連結片2は,懸吊保持する複数の擬毛を複数の毛束(B)に分け,毛束となった擬毛の一端を固定するための毛束固定部21を複数有する。複数の毛束固定部21は,擬毛が重力に従い垂れ下がる側の縁に対して平行に直線的に並んで形成されていることが好ましい。特に,複数の毛束固定部21は,基盤片1に直線的に形成されたベース擬毛固定部11の延長線上に形成され,ベース部材10を閉じた状態において,基盤片1のベース擬毛固定部11に対向する位置に並んで形成されていることが好ましい。
毛束固定部21は,連結片2上に,4箇所〜8箇所,又は5箇所〜7箇所,好ましくは6箇所形成される。各毛束固定部21の幅は,それぞれ,2mm〜5mm,特に3mm〜4mmで形成されていることが好ましい。毛束固定部21に固定される擬毛の本数は,80本〜200本,100本〜180本,120本〜160本であり,特に140本〜150本であることが好ましい。毛束固定部11は,それぞれ,隣接する毛束固定部11との間に所定間隔空いて配置されており,その距離は,5mm〜10mm,又は6mm〜9mm,特に7mm〜8mmであることが好ましい。
一又は複数の差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)も,それぞれ,連結片2と同様に,懸吊保持する複数の擬毛を複数の毛束(B)に分け,毛束となった擬毛の一端を固定するための毛束固定部31を複数有する。複数の毛束固定部23も,擬毛が重力に従い垂れ下がる側の縁に対して平行に直線的に並んで形成されていることが好ましい。特に,複数の毛束固定部23は,ベース部材10に挟持された状態において,基盤片1のベース擬毛固定部11又は連結片2の毛束固定部22に対向する位置に,並んで形成されていることが好ましい。
また,一又は複数の差込片3に懸吊保持される擬毛の色は,基盤片1及び連結片2に懸吊保持される擬毛の色とは異なる。つまり,基盤片1及び連結片2に懸吊保持される擬毛の色は,同一のベース色であることが好ましく,一又は複数の差込片3に懸吊保持される擬毛の色は,それぞれ,このベース色とは異なることが好ましい。また,一又は複数の差込片3に懸吊保持される擬毛の色は,それぞれ異なることが好ましいが,同一色であっても良い。
また,一又は複数の差込片3には,擬毛が固定された面と反対の面に,固定手段40が設けられていることが好ましい。先述したとおり,本実施形態における固定手段40は,クリップである。ベース部材10の間に,複数の差込片3が挟持される場合,固定手段40は,挟持状態において設置箇所が重ならない位置に設けられていることが好ましい。例えば,図3に示されるように,第1の差込片3aにおいては,固定手段40aが,第1の差込片40aの上部に設けられて,第2の差込片3bにおいては,固定手段40bが,第2の差込片4bの下部に設けられている。
その他,差込片3に形成された毛束固定部31の諸条件については,連結片2に形成された毛束固定部21と同様であることが好ましい。
図4は,挟持状態おけるヘアカラー疑似体験器具100を正面から見た状態を概略的に示す図であり,連結片2,第1の差込片3a,及び第2の差込片3bに懸吊保持された擬毛の毛束をそれぞれパターン分けして描画している。具体的に説明すると,図4においては,連結片2に懸吊保持された擬毛の毛束2Bを無地で示し,第1の差込片3aに懸吊保持された擬毛の毛束3aBをドットのパターンで示し,第2の差込片3bに懸吊保持された擬毛の毛束3bBを斜線のパターンで示している。
まず,図4(a)は,面方向において略同一の面積を有する矩形状に形成された基盤片1,連結片2,第1の差込片3a,及び第2の差込片3bが,完全に重なった状態を示している。このような状態においてヘアカラー疑似体験器具100を正面から見ると,連結片2,第1の差込片3a,及び第2の差込片3bに懸吊保持された擬毛の毛束2B,3aB,3bBは,それぞれ重複していない。つまり,連結片2に形成された毛束固定部21に固定された毛束2Bの間には,第1の差込片3a及び第2の差込片3bの毛束固定部31に固定された毛束3aB及び3bBが位置する。
図4に示されるような状態とするためには,連結片2,第1の差込片3a,及び第2の差込片3aに形成された毛束固定部(21,31)の幅,及び隣接する毛束固定部同士の間隔を調節すればよい。具体的に説明すると,各片に形成された毛束固定部(21,31)は,すべて同一の幅で形成されている。また,各片に形成された毛束固定部(21,31)は,隣接する毛束固定部同士の間隔がすべて同一となっている。さらに,各片において隣接する毛束固定部同士の間隔は,差込片3に形成された毛束固定部31の幅に,挟持が予定された差込片3の数(本実施形態においては2)を乗じた距離となっている。これにより,図1に示されたように,ヘアカラー疑似体験器具100を正面から見ると,連結片2及び一又は複数の差込片3に懸吊保持された擬毛の毛束が,それぞれ重複しないように見える。
一方,図4(b)に示す図は,第1の差込片3aだけを,擬毛が垂れ下がった重力方向と直交する水平方向(図中矢印方向)に,隣接する片の面上に沿ってスライドさせた状態を示している。特に,図4(b)では,各片の毛束固定部31の幅分だけ,第1の差込片3aをスライドさせている。このように,第1の差込片3aを矢印方向にスライドさせると,第1の差込片3aに懸吊保持されている擬毛の毛束3aBが,連結片2及び第2の差込片3bに懸吊保持されている擬毛の毛束2B及び3bBの裏に隠れることとなる。
同様に,図4(c)に示す図は,第2の差込片3bだけを,擬毛が垂れ下がった重力方向と直交する水平方向(図中矢印方向)に,隣接する片の面上に沿ってスライドさせた状態を示している。つまり,図4(c)では,各片の毛束固定部31の幅分だけ,第2の差込片3bをスライドさせている。このように,第2の差込片3bを矢印方向にスライドさせると,第2の差込片3bに懸吊保持されている擬毛の毛束3bBが,連結片2及び第2の差込片3aに懸吊保持されている擬毛の毛束2B及び3aBの裏に隠れることとなる。
このように,スライドさせる差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)や,スライドさせる距離を適宜選択し調節することにより,ヘアカラー疑似体験器具100を正面から見える擬毛の毛束の色や量を微調節することができる。
また,図5は,本発明において差込片3のスライドを補助するためのスライド手段50が設けられた実施形態を説明するための図である。図3(a)は,本発明に係るヘアカラー疑似体験器具100の使用状態の例を示す概略斜視図であり,図3(b)は,基盤片1,連結片2,及び差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)厚み方向における断面形状の例を示している。
図5(a)及び図5(b)に示されるように,基盤片1の連結片2側の面には,その上部に凸部51が形成されており,その下部には凹部52が形成されている。また,連結片2の基盤片1側の面には,挟持状態において基盤片1の凸部51及び凹部52に対応する位置,すなわちその下部に凸部51が形成され,その上部に凹部52が形成されている。また,差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)の,基盤片1側の面には,挟持状態において基盤片1の凸部51及び凹部52に対応する位置,すなわちその下部に凸部51が形成され,その上部に凹部52が形成されている。一方,差込片3(第1の差込片3a及び第2の差込片3b)の,連結片2側の面においては,挟持状態において連結片2の凸部51及び凹部52に対応する位置,すなわちその上部に凸部51が形成され,その下部に凹部52が形成されている。なお,各片において,凸部51及び凹部52を形成する位置は,上部と下部が逆であっても良い。
このように,基盤片1,連結片2,及び差込片3のそれぞれには,挟持状態において隣接する片の凹部及び凸部に対応する位置に,凹部及び凸部が形成されている。従って,図5(a)に示されるように,一又は複数の差込片3を,擬毛が垂れ下がった重力方向と直交する水平方向(図中矢印方向)に,隣接する片の面上に沿ってスライドさせやすくなる。特に,図5(b)に示されるように,一又は複数の差込片3の断面形状が,同一の形状となるように,凸部51及び凹部52を形成することにより,差込片3の全てに互換性をもたせることができる。従って,ベース部材10に挟持された差込片3を,異なる色で染毛された擬毛を懸吊保持する差込片3に交換し易くなる。
なお,本発明は,上記実施の形態に限定されるものではなく,上記実施の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。例えば,上記実施の形態においては,ベース部材10の間に,2つの差込片3(第1の差込片3a,第2の差込片3b)が挟持される構成について説明したが,ベース部材10の間に挟持される差込片3は,1つであってもよいし,3つ以上であってもよい。また,上記実施の形態においては,ベース部材10の間に,それぞれ異なる色で染毛された擬毛を懸吊保持する差込片3が挟持される構成について説明したが,ベース部材10の間に挟持される差込片3に懸吊保持される擬毛は,同一の色で染毛されたものであってもよい。
次に,本発明係るヘアカラー疑似体験器具100を用いて,頭髪を染毛するための染毛剤を選択する方法について説明する。本発明に係る染毛剤選択方法を行うにあったっては,異なる色で染毛された擬毛を懸吊保持する複数のベース部材10と,異なる色で染毛された擬毛を懸吊保持する複数の差込片3と,これらのベース部材10及び差込片3に懸吊保持された擬毛の色に対応した色に頭髪を染毛可能な染毛剤を用意する。例えば,複数のベース部材10における基盤片1と連結片2,及び複数の差込片3にはそれぞれ別の番号がふられており,これに対応した色の染毛剤には,複数のベース部材10における基盤片1と連結片2,及び複数の差込片3に対応した番号をふればよい。
まず,基盤片1及び連結片2を具備するベース部材10が選択される。ベース部材10の基盤片1及び連結片2には,それぞれ同一色(ベース色)で染毛された擬毛が懸吊保持されていることが好ましい。ただし,ベース部材10の基盤片1及び連結片2には,異なる色で染毛された擬毛が懸吊保持されていてもよい。この場合,基盤片1に懸吊保持された擬毛の色がベース色となる。
次に,ベース部材10における基盤片1と連結片2の間に挟持する一又は複数の差込片3を選択する。一又は複数の差込片3には,それぞれ,基盤片1又は連結片2の擬毛の色とは異なる色で染毛された擬毛が懸吊保持されている。
次に,一又は複数の差込片3がベース部材10に挟持された状態で,ヘアカラー疑似体験器具100を染髪希望者の頭部にかざす。このとき,ベース部材10の基盤片1が染髪希望者の頭部にあたるようにして,ヘアカラー疑似体験器具100をかざすことが好ましい。また,ベース部材10の擬毛のベース色及び差込片3のベース色が,例えば,染髪希望者の地毛の色や顔の皮膚の色に合わないときには,ベース部材10及び差込片3を,異なる色で染毛された擬毛を懸吊保持するベース部材10及び差込片3に適宜変更することができる。また,ヘアカラー疑似体験器具100を頭髪にかざし,擬毛の色を微調整したいきときには,一又は複数の差込片3をスライドさせればよい。
このようにして,染髪希望者に対し,ヘアカラー後の髪の色の状態を擬似的に体験させることができる。そして,ヘアカラー疑似体験器具100によって疑似体験した髪の色を,染髪希望者が気に入った場合には,ヘアカラー疑似体験器具100におけるベース部材10,連結片2,及び一又は複数の差込片3に懸吊保持された擬毛の色に対応する染毛剤を選択する。このとき,ベース部材10における基盤片1と連結片2,及び一又は複数の差込片3それぞれにふられた番号を参照して,これに対応する番号がふられた染毛剤を選択することが好ましい。
このようにして,本発明係るヘアカラー疑似体験器具100を用いて,頭髪を染毛するための染毛剤を選択することができる。
本発明は,ヘアカラー後の髪色を疑似体験させることができる器具,及びこれを用いて染毛剤を選択する方法に関する。従って,本発明は,美容産業や理容産業において好適に利用することができる。
1 基盤片
2 連結片
3 差込片
3a 第1の差込片
3b 第2の差込片
11 ベース擬毛固定部
21 毛束固定部
22 連結部
31 毛束固定部
40 固定手段
50 スライド手段
51 凸部
52 凹部
10 ベース部材
100 ヘアカラー疑似体験器具
特開2002−191479号公報

Claims (5)

  1. 髪にかざして用いられるヘアカラー疑似体験器具であって,
    複数の擬毛を懸吊保持する基盤片(1)と,前記基盤片(1)の一端部に連結され複数の擬毛を懸吊保持する連結片(2)とを具備するベース部材(10)と;
    複数の擬毛を懸吊保持し,前記ベース部材(10)における前記基盤片(1)と前記連結片(2)の間に着脱自在に挟持される一又は複数の差込片(3)と;を有し,
    前記一又は複数の差込片(3)には,前記ベース部材(10)における前記基盤片(1)及び前記連結片(2)に懸吊保持された擬毛の色とは,異なる色の擬毛を懸吊保持する差込片(3)が含まれる
    ヘアカラー疑似体験器具。
  2. 前記基盤片(1)は,懸吊保持する擬毛の一端を,一列に密集した状態で固定するベース擬毛固定部(11)を有し,
    前記連結片(2)及び前記差込片(3)は,懸吊保持する複数の擬毛を複数の毛束に分け,毛束となった擬毛の一端を固定するための毛束固定部(21,31)を複数有し,
    前記毛束固定部(21,31)のそれぞれは,所定間隔離れて,前記連結片(2)及び前記差込片(3)に形成されている
    請求項1に記載のヘアカラー疑似体験器具。
  3. 前記一又は複数の差込片(3)が,前記前記ベース部材(10)における前記基盤片(1)と前記連結片(2)の間に挟持された状態において,
    前記連結片(2)に形成された毛束固定部(21)に固定された毛束の間には,前記一又は複数の差込片(3)に形成された毛束固定部(31)に固定された毛束が位置する
    請求項2に記載のヘアカラー疑似体験器具。
  4. 前記一又は複数の差込片(3)が,前記前記ベース部材(10)における前記基盤片(1)と前記連結片(2)の間に挟持された状態において,
    前記差込片(3)を,擬毛が懸吊する方向と直交する方向に,前記差込片(3)と当接する他の片上をスライドさせるスライド手段(20)が設けられている
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のヘアカラー疑似体験器具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたヘアカラー疑似体験器具を用いた染毛剤の選択方法であって,
    前記ベース部材(10)を選択する工程と,
    前記ベース部材(10)における前記基盤片(1)と前記連結片(2)の間に挟持する一又は複数の差込片(3)を選択する工程と,
    前記一又は複数の差込片(3)が前記ベース部材(10)に挟持された状態で,前記ヘアカラー疑似体験器具を頭部にかざす工程と,
    前記ヘアカラー疑似体験器具における前記ベース部材(10),前記連結片(2),及び前記一又は複数の差込片(3)に懸吊保持された擬毛の色に対応する染毛剤を選択する工程を含む
    染毛剤選択方法。


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