JP2012169786A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012169786A
JP2012169786A JP2011027847A JP2011027847A JP2012169786A JP 2012169786 A JP2012169786 A JP 2012169786A JP 2011027847 A JP2011027847 A JP 2011027847A JP 2011027847 A JP2011027847 A JP 2011027847A JP 2012169786 A JP2012169786 A JP 2012169786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
designated
frame
video stream
display screen
moving image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011027847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012169786A5 (ja
Inventor
Hideaki Hattori
秀昭 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011027847A priority Critical patent/JP2012169786A/ja
Publication of JP2012169786A publication Critical patent/JP2012169786A/ja
Publication of JP2012169786A5 publication Critical patent/JP2012169786A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 印刷対象とするフレーム画像がどの動画ストリームに含まれているのかをユーザに把握させやすくし、且つこのフレーム画像を容易に特定する為の技術を提供すること。
【解決手段】 それぞれの動画ストリームのうち指定された動画ストリームを指定動画ストリーム、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち指定されたフレームを指定フレームとした場合、指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替え表示する。表示領域に対する指示を検知すると、指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを一覧表示する一覧表示画面に切り替え、一覧表示画面において指定された指定フレームを印刷対象として出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像処理技術に関するものである。
デジタル技術・半導体技術の進展により、高価なビデオカメラのみならず、安価なデジタルカメラにおいても高解像度でのデジタル動画撮影が普及している。このようなデジタル動画撮影機能の普及に伴い、撮影された動画ストリームからユーザのお気に入りシーン等のフレーム(静止画)を抽出して印刷したいというユーザのニーズが高まっている。この動画ストリームからフレームを抽出して印刷することを、以下では「動画フレーム印刷」と呼ぶ。
一方、PC(パーソナルコンピュータ)が不要という手軽さから、フラッシュメモリ等の記録メディアから直接画像ファイルを読み出し、プリンタ単体で印刷するダイレクトプリントが普及している。しかしながら、ダイレクトプリントの適用範囲は静止画、若しくは動画の一部のユースケースに限定されており、今後は動画フレーム印刷のダイレクトプリントでの機能向上が望まれている。
図12に、プリンタ単体での動画フレーム印刷機能を備えたプリンタの外観例を示す。図12に示したプリンタは、プリンタ本体1201、電源スイッチ1202、記録メディアスロット1203、表示画面1204、給紙口1205、排出口1206、を有している。
ダイレクトプリントにおいてユーザは、撮影時に使用した、動画ストリームファイルが記録されている記録メディアを記録メディアスロット1203に挿入する。ユーザはプリンタの電源スイッチ1202を操作してプリンタの電源を投入後、タッチパネル機能を備えた表示画面1204上でのタッチ操作により印刷モードの選択を行う。この印刷モードとして「PC接続印刷モード」、「カメラ接続印刷モード」、「ダイレクト印刷モード」等がある。
「ダイレクト印刷モード」を選択すると、プリンタは記録メディアから静止画ファイル及び動画ストリームファイルを読み込み、どの静止画、若しくは動画ストリームを印刷対象とするのかを選択するよう、ユーザに促す。一般的に、動画ストリームはデジタルカメラ等での撮影時にMPEG−2やH.264等に代表されるような動画符号化方式により圧縮されて記録されているため、動画ストリームが印刷対象として選択されると、動画の復号化処理(伸長処理)が施される。ここで、プリンタの表示画面の解像度は、動画ストリームが有する解像度に比べて小さいことが一般的であり、復号化された動画ストリームは、縮小処理やトリミング処理を経た上で表示画面1204に動画として表示される。
動画フレーム印刷をユーザが快適に使用するためには、印刷対象フレームの効率的な選択が必要であり、表示しているフレームを印刷候補として指定する印刷候補フレーム指定機能が必要になる。なぜならば、秒間30フレーム以上という非常に多数のフレームから構成される動画ストリームについて、1フレームずつ再生及び印刷の作業を繰り返すのでは作業が非常に煩雑になる。また、1回再生しただけで印刷を実行してしまうと、動画の特性上似たシーンが非常に多数あり、「後でより印刷に好ましい同じようなフレームが見つかった」というような事態が発生し、印刷が無駄になってしまう。
前述した印刷候補指定機能を用いることにより、ユーザは印刷候補としたフレームを後から一覧表示し、本当に印刷が必要なフレームかを再度確認した上で印刷を実行することが可能となる。結果としてユーザは、フレームの選択作業と印刷実行作業をそれぞれまとめて実行するため、効率的に作業することが可能になる。この印刷候補フレーム指定のために作成した指定情報を印刷候補指定情報、若しくは概念的に印刷用しおりと呼ぶ。
図13に、この印刷用しおりを付加するための、タッチパネル機能を備えた表示画面1301上のユーザインターフェースの表示例を示す。1302は動画再生領域、1303は印刷候補指示部である。ユーザは動画再生中、若しくは一時停止中に印刷候補指示部1303をタッチすることにより、表示中のフレームに印刷用しおりを付加することが可能である。
この印刷用しおりはデジタルカメラ等では公知の機能になっており(特許文献1におけるマーキングデータ)、また印刷候補となる画像を簡単に印刷するための機能も提案されている。特許文献2では、撮影時に付加されたマーキングデータを検出すると、スロー再生に切り替え、ユーザによる印刷指示をより行いやすくする構成が提案されている。
特登録04244368号公報 特開2004−064633号公報
印刷用しおりは、単一の動画ストリームに対し複数付加することも可能であり、登場人物が頻繁に入れ替わるようなシーン撮影においては多数の印刷用しおりが付加される状況が想定される。また、近年の半導体技術の進化により、記録メディアは飛躍的な大容量化を遂げており、データサイズが大きい動画ストリームを多数記録メディア内に記録することも容易になっている。このように、多数の動画ストリームに複数の印刷用しおりが付加されると、記録メディア内の印刷用しおり数が非常に多数となる。
しかしながら、非常に多数の印刷用しおりが付加された状況において、多数の動画ストリームを全て再生して印刷したいフレームを探し出すには非常に時間がかかり、ユーザの負荷が大きくなってしまうという問題がある。
特許文献1では、このような状況を緩和するために、印刷対象フレームが動画中のどのフレームに含まれているかという位置情報を記録メディア内に格納し、再生時には該フレームに直接ジャンプして表示するという方法が提案されている。しかしながら、特許文献1の構成では、ユーザは、印刷したいと考えているフレームが多数の動画ストリームの中のどの動画ストリームに含まれているのかを把握することができない。よって、動画ストリームを一本ずつ再生し、マーキングしたフレームを目視で確認する必要性が発生してしまう。
特許文献2においても、動画を容易に印刷指示するために、マーキングデータを検出すると、動画の再生速度をスロー再生に切り替え、印刷指示をしやすくするための構成が開示されている。しかし、特許文献2でも、印刷したいフレームがどの動画ストリームに含まれているのかをユーザが知ることはできない。
一方、印刷用しおりがあれば、印刷用しおりが付加された画像をまとめて抽出し、一覧表示することも、実現候補として挙げることができる。しかしながら、プリンタ本体上の表示画面は通常サイズ及び解像度が小さく、本ユースケースのような非常に多数の印刷用しおりが付加された画像を一度に一覧表示するには好適でないという課題がある。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、印刷対象とするフレーム画像がどの動画ストリームに含まれているのかをユーザに把握させやすくし、且つこのフレーム画像を容易に特定する為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、表示画面を有する画像処理装置であって、それぞれの動画ストリームのうち指定された動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち指定されたフレームを指定フレームとした場合に、前記表示画面において前記指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示する表示制御手段と、前記表示領域に対する指示を検知すると、前記表示画面における表示を、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを一覧表示する一覧表示画面に切り替える手段と、前記一覧表示画面において指定された指定フレームを印刷対象として出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷対象とするフレーム画像がどの動画ストリームに含まれているのかをユーザに把握させやすくし、且つこのフレーム画像を容易に特定することができる。
プリンタ用LSI101と、その周辺機器を示す図。 プリンタ用LSI101が行う処理のフローチャート。 画面の表示例を示す図。 画面の表示例を示す図。 印刷用しおりを説明する図。 管理テーブルの構成例を示す図。 メインCPU103が行う処理のフローチャート。 画面の表示例を示す図。 切り替え表示を説明する図。 画面の表示例を示す図。 ファイルの構成例を示す図。 プリンタの外観例を示す図。 ユーザインターフェースの表示例を示す図。 管理テーブルの構成例を示す図。 メインCPU103が行う処理のフローチャート。 管理テーブルの構成例を示す図。 システムの構成例を示す図。 デジタルカメラ用LSI1801と、その周辺機器を示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
プリンタ等の印刷装置(画像処理装置)に搭載され、動画像(動画ストリーム)を取り扱うことが可能なプリンタ用LSI(プリンタ用半導体集積回路)101と、その周辺機器を図1に示す。
本実施形態に係るプリンタ用LSI101は、それぞれの動画ストリームのうちユーザによって指定された動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち印刷対象として確定したフレームの印刷を指示する。この印刷のためにプリンタ用LSI101は先ず、図2のフローチャートに従った処理を実行する。なお、図2のフローチャートに従った処理は、メインCPU103によって実行される。メインCPU103は、メインCPU103内の不図示のメモリ、プリンタ用LSI101内の不図示のメモリ、印刷装置内の不図示のメモリ、等のメモリ内に格納されたコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行する。これによりメインCPU103は、図2のフローチャートに従った処理を実行する。また、メインCPU103は、図1に示した各部の動作制御を行うことで、各部に対して適当な処理を実行させる。例えば、表示デバイス114の表示画面における表示制御等、表示デバイス114とのインタラクションは、メインCPU103が表示デバイスコントローラ107を制御することでなれるものである。
ステップS201ではメインCPU103は、記録メディアインターフェース102に接続されている記録メディア110から、この記録メディア110に記録されている1以上の動画ストリームを、記録メディアインターフェース102を介して読み出す。そしてメインCPU103は、この読み出したそれぞれの動画ストリームを順次、動画復号化部106に供給する。なお、メインCPU103はメモリコントローラ108を制御し、読み出したそれぞれの動画ストリームを一旦主記憶装置113に格納させた後、この主記憶装置113からそれぞれの動画ストリームを読み出して動画復号化部106に供給するようにしても良い。
ステップS202では動画復号化部106は、メインCPU103による制御に基づき、メインCPU103から供給されたそれぞれの動画ストリームの先頭フレームを復号する。そして動画復号化部106は、動画ストリーム毎に復号した先頭フレームを表示デバイスコントローラ107に供給する。表示デバイスコントローラ107は、表示デバイス114の表示画面において、それぞれの動画ストリームについて割り当てられた表示領域内に、該動画ストリームの先頭フレームを表示する。なお、復号して表示するフレームは先頭フレームに限るものではなく、ようはそれぞれの動画ストリームに係る情報が一覧表示できればよいので、何れのフレームを復号して表示しても良い。
なお、動画ストリームは一般に音声情報を含むのであるが、本実施形態では音声情報は取り扱う対象ではないため、動画復号化部106は音声情報については処理対象外とするか、もしくは破棄する。
ステップS202において表示デバイス114の表示画面に表示される画面の一例を図3に示す。図3では、表示画面301において動画ストリームAに対して割り当てられた領域302内に、動画ストリームAの先頭フレームを表示している。同様に、表示画面301において動画ストリームBに対して割り当てられた領域303内に、動画ストリームBの先頭フレームを表示している。同様に、表示画面301において動画ストリームCに対して割り当てられた領域304内に、動画ストリームCの先頭フレームを表示している。同様に、表示画面301において動画ストリームDに対して割り当てられた領域305内に、動画ストリームDの先頭フレームを表示している。
本実施形態では、表示デバイス114はタッチパネル式の表示画面を有する表示装置であるものとしているため、ユーザは自身の指などでもって、この表示した先頭フレームのうち1以上を指示することができる。この指示した位置は周知のタッチパネル技術により検知することができるため、表示デバイスコントローラ107は、この検知した指示位置をメインCPU103に通知する。これによりメインCPU103は、表示デバイス114の表示画面に表示されたそれぞれの先頭フレームのうち、ユーザにより指示された先頭フレームを特定することができる。
なお、図3では一画面(表示画面301)内に一度に表示可能な先頭フレームの最大数を4としているため、ステップS202で5以上の先頭フレームを復号した場合、全ての先頭フレームを表示画面301内に一度に表示することができない。この場合、ユーザはボタン画像306を指示することで画面を切り替え、他の先頭フレームを表示画面301に表示させることができる。表示画面301内に一度に表示可能な最大フレーム数については、表示画面301の解像度が高いほど多くすることができ、これについては適宜決めればよい。
図3に例示した表示画面の表示後、ユーザは印刷したいフレームを含むとおぼしき動画ストリーム、即ち、印刷用しおりを付加したい動画ストリーム、の先頭フレームをこの表示画面上で、自身の指などでもって指示する。
然るにステップS203でメインCPU103は、表示デバイス114の表示画面に表示した先頭フレームのうち、ユーザにより指示(選択)された先頭フレームを特定し、表示デバイス114の表示画面を図4(上部)に例示する表示画面401に切り替える。
領域402は、ステップS203で特定した先頭フレームが属する動画ストリームを再生表示するための領域である。ステップS204ではメインCPU103は、ステップS203で特定した先頭フレームが属する動画ストリームの全てのフレームを動画復号化部106に復号させる。そしてメインCPU103は、表示デバイスコントローラ107を制御し、復号したそれぞれのフレームを順次、領域402内に表示させる。
ユーザは領域402内に再生表示される動画ストリームを観察し、印刷したいフレームが再生されると一時停止ボタン404を指示する。メインCPU103はこの指示を検知すると、処理をステップS205を介してステップS206に進める。また、この指示を検知していない場合は、処理をステップS205を介してステップS207に進める。
ステップS206ではメインCPU103は先ず、動画ストリームの再生を一時停止させ、表示デバイス114の表示画面を図4(下部)に例示する表示画面410に切り替える。表示画面410において領域402内には、一時停止ボタン404が指示された時点で再生されたフレームが表示されている。一時停止ボタン404が指示された時点で領域402内に表示されているフレームを印刷候補としたい場合には、ボタン403を指示すればよいのであるが、このフレームの前後で印刷したいフレームを探したい場合、ユーザはボタン406を指示する。ボタン406のうちの一方を指示すると、フレームを進める指示を入力することができ、他方を指示すると、フレームを戻す指示を入力することができる。フレームを進める指示が入力される度に、メインCPU103は、現在領域402内に表示しているフレームよりも1フレーム後のフレームを領域402内に表示させる。また、フレームを戻す指示が入力される度に、メインCPU103は、現在領域402内に表示しているフレームよりも1フレーム前のフレームを領域402内に表示させる。これによりユーザは、印刷候補としたいフレームを、ボタン406を操作することで探すことができる。そしてユーザは、ボタン406を操作して印刷候補としたいフレームを領域402内に表示させると、ボタン403を指示する。
メインCPU103は、ボタン403の指示を検知すると、処理をステップS207を介してステップS208に進め、検知していない場合は、処理をステップS207を介してステップS209に進める。
ステップS208ではメインCPU103は、ボタン403が指示された時点で領域402内に表示されているフレームを印刷候補フレーム(指定フレーム)とし、このフレームに印刷用しおりを付加する為の処理を行う。ステップS208における処理の詳細については後述する。
ステップS209ではメインCPU103は、ボタン407が指示されたか否か、ボタン405が指示されたか否かを判断する。この判断の結果、ボタン407が指示された場合、メインCPU103は先ず、表示デバイス114の表示画面を図4(上部)に例示する表示画面401に切り替える。そして処理はステップS204に戻り、この時点で領域402内に表示されているフレーム以降のフレームの再生を行い、領域402内に表示させる。
また、ボタン405が指示された場合、処理はステップS210に進む。ステップS210でメインCPU103は、他の動画ストリームについて印刷候補フレームの選択を可能にするために、表示デバイス114の表示画面を図3に例示する表示画面301に切り替える。
そしてステップS211でメインCPU103は、表示デバイス114の表示画面上に表示されている不図示の終了ボタンや、印刷装置が有する不図示のボタンなどを用いて、印刷用しおりを付加する為の処理を終了する旨の指示が入力されたか否かを判断する。この判断の結果、入力された場合は、図2のフローチャートに従った処理を終了させ、入力されていない場合は、処理をステップS203に戻す。
図2のフローチャートに従った処理を行うことで、記録メディア110に格納されているそれぞれの動画ストリームのうち、ユーザにより指定された指定動画ストリーム中の、ユーザにより指定されたフレームを印刷候補フレームとして指定することができる。図5に、動画ストリームA〜Fのそれぞれについて、ユーザが印刷候補フレームとして指定したフレーム(印刷用しおりを付加したフレーム)と、印刷候補フレームとして指定していないフレーム(印刷用しおりを付加していないフレーム)とを示す。図5では、動画ストリームAについては、フレーム番号(再生順において最初のフレームのフレーム番号は1)3,9,14,16,20のフレームに印刷用しおりが付加されている。また、動画ストリームBについては、フレーム番号5,9のフレームに印刷用しおりが付加されている。また、動画ストリームCについては、フレーム番号3,6,12,17のフレームに印刷用しおりが付加されている。また、動画ストリームDについては、フレーム番号2,7,14のフレームに印刷用しおりが付加されている。また、動画ストリームEについては、フレーム番号8,18のフレームに印刷用しおりが付加されている。また、動画ストリームFについては、フレーム番号1,4,11,14,17,20,25のフレームに印刷用しおりが付加されている。
メインCPU103は、印刷用しおりが付加されたフレームについては、例えば、図6に示すような管理テーブルによって管理する。例えば、動画ストリームAについては、図5に示す如く、フレーム番号=3,9,14,16,20のフレームに印刷用しおりが付加されたのであるから、これらのフレームに係る以下の情報(登録情報)がこの管理テーブルに登録されている。
・ それぞれの印刷用しおりに固有のID(印刷用しおりID)
・ 印刷用しおりが付加されたフレームが属する動画ストリームのファイル名
・ 印刷用しおりが付加されたフレームのフレーム番号
・ 印刷用しおりが付加された日時
例えば、動画ストリームA中のフレーム番号=3のフレームについては、以下の登録情報が管理テーブルに登録されている。
・ このフレームに付加された印刷用しおりのID「しおり1−1」
・ このフレームが属する動画ストリームのファイル名「動画ストリームA(stream_A.mov)」
・ このフレームのフレーム番号「3」
・ このフレームに印刷用しおりが付加された日時「2010/XX/YY 17:05:34」
このように、それぞれの動画ストリームについて、印刷用しおりが付加されたフレームについては、上記のような登録情報が管理テーブルに登録される。ステップS208における「フレームに印刷用しおりを付加するための処理」とは、このフレームについての上記のような登録情報を管理テーブルに登録することである。またこの管理テーブルは、図1に示す如く、メインCPU103内の管理テーブル用メモリ103aに格納される。もちろん、この管理テーブルを格納するメモリについてはこれに限るものではない。
次に、管理テーブルに登録情報を登録したフレームのうち、印刷対象のフレームを確定する為にメインCPU103が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図7を用いて説明する。メインCPU103は、メインCPU103内の不図示のメモリ、プリンタ用LSI101内の不図示のメモリ、印刷装置内の不図示のメモリ、等のメモリ内に格納されたコンピュータプログラムやデータを用いて処理を実行する。これによりメインCPU103は、図7のフローチャートに従った処理を実行する。また、メインCPU103は、図1に示した各部の動作制御を行うことで、各部に対して適当な処理を実行させる。例えば、表示デバイス114の表示画面における表示制御等、表示デバイス114とのインタラクションは、メインCPU103が表示デバイスコントローラ107を制御することでなれるものである。
ステップS701ではメインCPU103は、上記の管理テーブルを参照し、動画ストリーム毎に、印刷用しおりが付加されたフレームの枚数をカウントする。図6の場合、動画ストリームAについては5枚、動画ストリームBについては2枚、動画ストリームCについては4枚、動画ストリームDについては3枚、動画ストリームEについては2枚、動画ストリームFについては6枚となる。
ステップS702ではメインCPU103は、ステップS701でカウントした枚数が多い順にそれぞれの動画ストリームに対して優先度を設定する。図6の場合、動画ストリームFに対する優先度が最も高いことになり、以降、動画ストリームA、動画ストリームC、動画ストリームD、動画ストリームE、動画ストリームBの順に高い優先度を設定する。なお、動画ストリームEと動画ストリームBとは枚数が同じであるため、何れにより高い優先度を設定しても良い。このように優先度を設定するのは、印刷用しおりが付加された数が多い動画ストリームほど先に印刷が実行される可能性が高いとの仮定に基づくためである。しかし、この優先度の設定方法は一例に過ぎず、状況によっては他の設定方法を採用しても良い。
ステップS703ではメインCPU103は、未だ選択されていない動画ストリームのうち最も高い優先度が設定された動画ストリームを記録メディア110から上記のように取得し、取得した動画ストリームを動画復号化部106により復号する。そしてメインCPU103は、この復号により得られるそれぞれのフレームのうち、管理テーブルで定義されている「印刷用しおりが付加されているフレーム」を主記憶装置113に格納する。
例えばステップS703で動画ストリームFを復号した場合、メインCPU103は、管理テーブルから、フレーム番号1,4,11,17,20,25のフレームに印刷用しおりが付加されていることが特定できる。然るにこの場合、メインCPU103は、動画ストリームFを動画復号化部106に復号させると、この復号により得られるフレーム群のうち、フレーム番号1,4,11,17,20,25のフレームを主記憶装置113に格納する。
ステップS704ではメインCPU103は、ステップS703で主記憶装置113に格納したそれぞれのフレームの表示順を決定する。例えば、管理テーブルを参照して、ステップS703で主記憶装置113に格納したそれぞれのフレームの「印刷用しおりが付加された日時」を特定し、特定した「印刷用しおりが付加された日時」が最近に近いフレームにより先の表示順を決定する。例えば、ステップS703で動画ストリームFを復号した場合、図6によれば、表示順を、フレーム番号11,4,1,25,20,17の順とする。なお、表示順の決定方法はこれに限るものではなく、様々な方法を適用することができる。
ステップS705でメインCPU103は、表示デバイス114の表示画面の、ステップS703で復号した動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、ステップS704で表示順が決定したそれぞれのフレームを該表示順で切り替えて表示する。
次にステップS706でメインCPU103は、ステップS703〜ステップS705の処理を、規定の回数分(例えば、ステップS705で切り替えて表示する為の表示領域が設けられる最大個数分)行ったか否かを判断する。この判断の結果、規定の回数分行った場合には処理はステップS707に進み、規定の回数分行っていない場合には処理はステップS703に戻り、次に優先度が高い未選択動画ストリームについて以降の処理を行う。
処理がステップS707に進んだ時点で表示デバイス114の表示画面に表示されている画面801の一例を図8に示す。図8に示す如く、最も高い優先度が設定された動画ストリームF用の領域802内には、動画ストリームFについて主記憶装置113に格納したフレーム番号11,4,1,25,20,17のフレームを、この順で切り替えて表示する。例えば、図9に示す如く、最初に領域802内にフレーム番号=11のフレームを1〜2秒表示した後、この領域802内をフレーム番号=4のフレームに切り替える。このようにして、以降は、フレーム番号=1,25,20,17のフレームを、この順で切り替えて表示する。
同様に、次に高い優先度が設定された動画ストリームA用の領域803内には、図9に示す如く、動画ストリームAについて主記憶装置113に格納したフレーム番号20,16,14,9,3のフレームを、この順で切り替えて表示する。また、次に高い優先度が設定された動画ストリームC用の領域804内には、図9に示す如く、動画ストリームCについて主記憶装置113に格納したフレーム番号6,3,17,12のフレームを、この順で切り替えて表示する。また、次に高い優先度が設定された動画ストリームD用の領域805内には、図9に示す如く、動画ストリームDについて主記憶装置113に格納したフレーム番号7,2,14のフレームを、この順で切り替えて表示する。
ユーザはこのような画面801を閲覧することにより、それぞれの動画ストリームについて、印刷用しおりが付加されたフレームを確認することができる。なお、図8では、最大個数が4のため、動画ストリームF用、動画ストリームA用、動画ストリームC用、動画ストリームD用の4つの表示領域が設けられる。動画ストリームB用、動画ストリームE用の表示領域については、ボタン806を指示することで表示デバイス114の表示画面が同図右側に示す如く表示される。それぞれの表示領域内におけるフレームの表示方法については上記の通りである。
ユーザはそれぞれの領域802〜805を確認し、印刷するフレームが切り替え表示された領域を自身の指などでもって指示する。ステップS707でメインCPU103は、何れかの表示領域が指示されたことを検知すると、指示された表示領域に対応する動画ストリームについて、印刷用しおりが付加されたフレームの一覧表示画面を、表示デバイス114の表示画面に表示する。例えば、図8の画面801において領域802が指示されると、図10の右上に示す如く、動画ストリームFについて主記憶装置113に格納されたフレームのうち表示順の高いものから規定個数(ここでは一例として4)のフレームが一覧表示される。図10において領域1001にはフレーム番号=11のフレーム、領域1002にはフレーム番号=4のフレーム、領域1003にはフレーム番号=1のフレーム、領域1004にはフレーム番号=25のフレーム、がそれぞれ表示されている。ユーザがボタン1005を指示すると、フレーム番号=20のフレーム、フレーム番号=17のフレームを一覧表示する一覧表示画面に切り替わる。
このような一覧表示画面において、印刷しようとするフレームの領域をユーザが自身の指などでもって指示すると、メインCPU103は、表示デバイス114の表示画面を図10の下部に示す画面に切り替える。この画面では、指示したフレームがより拡大されて領域1009内に表示される。
また、ユーザはボタン1008を指示する毎に、現在領域1009内に表示されているフレームよりも前/後のフレーム番号の印刷候補フレームを領域1009内に表示させることもできる。
そしてユーザがボタン1007を指示すると、メインCPU103は、現在領域1009内に表示されているフレームを主記憶装置113から読み出し、読み出したフレーム(印刷対象フレーム)を印刷用画像処理部105に送出する。印刷用画像処理部105は、メインCPU103から送出された印刷対象フレームの印刷データを生成し、生成した印刷データを印刷処理部112に対して送出する。印刷処理部112は、この印刷データに基づいて紙などの記録媒体上に印刷対象フレームを印刷する。
なお、上記の管理テーブルは、ユーザの利便性のために印刷装置内に保持しておいても良いし、記録メディア110等の外部のメモリに書き込んでも良い。図11は、デジタルカメラ等で一般的に使用されているDCF規格を拡張して管理テーブルを動画ストリームとは別ファイルで保存する場合のファイル構成例を示している。
図11に示す如く、動画ストリームのファイルが含まれるディレクトリとは異なるPRINTディレクトリ下に管理テーブル(print_bookmarks.tab)を保存している。もちろん、ディレクトリ構造についてはこれに限るものではなく、例えば、管理テーブルと動画ストリームとを同じディレクトリに保存するようにしても良い。
一方、管理テーブルを動画ストリームのファイルのヘッダの一部に格納し、動画ストリームのファイル自体を更新することも可能である。例えば、動画ストリームのファイルがH.264で符号化されている場合は、SEI(補足の改善情報)のフィールドとして定義されているユーザデータとして管理テーブルを格納することが可能である。
このように生成した管理テーブルを印刷装置内部や記録メディア110に保持し続けることにより、動画ストリームを再度印刷する場合に印刷用しおり付加済みの動画ストリームを必要とせず、高速に印刷対象フレームを見つけることが可能になる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、フレーム番号の変わりに、フレーム固有の情報を用いるようにしても良い。例えば、復号を開始するオフセットアドレス(動画ストリームのファイル先頭からのアドレス)やパケット識別情報を、フレーム番号の変わりに用いても良い。
本実施形態に係る管理テーブルの構成例を図14に示す。図6の管理テーブルと異なる点は、フレーム番号の変わりに、デコードするアドレス#1〜#3が登録されている点にある。なお、N/Aは該当するデータが存在しないことを示す。
動画符号化においては、フレーム間相関を利用した圧縮が一般的に採用されているため、1枚の印刷用しおりが付加されたフレームをデコードして抽出するためには2枚以上のフレームのデコードが必要なケースがある。図14でデコードを開始するオフセットアドレスが複数記述されているしおりは、対応するフレームがフレーム間符号化されており、複数フレームをデコードする必要があることを示している。一方、デコードするオフセットアドレスが1つのみであるしおりは、対応するフレームがフレーム内符号化で圧縮されており、1枚のみをデコードすれば必要なフレームを抽出できることを示している。
[第3の実施形態]
本実施形態では、印刷用しおりが付加されたフレームの変わりに、過去に印刷されたフレームを印刷候補フレームとする。本実施形態で使用するプリンタ用LSIは第1の実施形態と同様のものを用いる。本実施形態に係る、印刷対象のフレームを確定する為にメインCPU103が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図15を用いて説明する。なお、以下の説明では、第1の実施形態と異なる点について説明し、特に説明を省くところについては第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、管理テーブルとして図16に示す構成を有する管理テーブルを用いる。本実施形態で用いる管理テーブルを以下では、印刷履歴情報と呼称する場合がある。図16に示す管理テーブルは、図6の管理テーブルと比べ、印刷用しおりIDの代わりに印刷履歴IDを用いると共に、しおり付加日時の代わりに過去に印刷した枚数及び最後に印刷した日時を用いる点が異なる。
ステップS1501ではメインCPU103は、メインCPU103内の不図示のメモリ、プリンタ用LSI101内の不図示のメモリ、印刷装置内の不図示のメモリ、等のメモリ内に、印刷履歴情報が格納されているか否かをチェックする。このチェックの結果、印刷履歴情報が格納されている場合は処理はステップS1503に進み、印刷履歴情報が格納されていない場合は処理はステップS1502に進む。
ステップS1502ではメインCPU103は、記録メディアインターフェース102に接続されている記録メディア110から、この記録メディア110に記録されている1以上の動画ストリームを、記録メディアインターフェース102を介して読み出す。そしてメインCPU103は、この読み出したそれぞれの動画ストリームを順次、動画復号化部106に供給する。そして動画復号化部106は、メインCPU103による制御に基づき、メインCPU103から供給されたそれぞれの動画ストリームの先頭フレームを復号する。そして動画復号化部106は、動画ストリーム毎に復号した先頭フレームを表示デバイスコントローラ107に供給する。表示デバイスコントローラ107は、表示デバイス114の表示画面において、それぞれの動画ストリームについて割り当てられた表示領域内に、該動画ストリームの先頭フレームを表示する。なお、復号して表示するフレームは先頭フレームに限るものではなく、ようはそれぞれの動画ストリームに係る情報が一覧表示できればよいので、何れのフレームを復号して表示しても良い。
ステップS1503ではメインCPU103は、この格納されていた印刷履歴情報を参照する。そしてステップS1504ではメインCPU103は、動画ストリーム毎に過去に印刷された印刷枚数をカウントし、印刷枚数がより多い動画ストリームにより高い優先度を設定する。図16の場合、動画ストリームAは1+1+3=5枚、動画ストリームBは6枚、動画ストリームCは1+1+1+1=4枚、動画ストリームDは1+10+3=14枚、動画ストリームEは1+1=2枚である。然るにこの場合、動画ストリームD、動画ストリームB、動画ストリームA、動画ストリームC、動画ストリームEの順により高い優先度を設定する。
ステップS1505ではメインCPU103は、印刷履歴情報を参照し、未だ選択されていない動画ストリームのうち最も高い優先度が設定された動画ストリームについての印刷履歴が登録されているか否かをチェックする。このチェックの結果、登録されている場合は処理はステップS1506に進み、登録されていない場合は処理はステップS1502に進む。
ステップS1506ではメインCPU103は、未だ選択されていない動画ストリームのうち最も高い優先度が設定された動画ストリームを記録メディア110から上記のように取得し、取得した動画ストリームを動画復号化部106により復号する。そしてメインCPU103は、この復号により得られるそれぞれのフレームのうち、印刷履歴情報に登録されている「過去に印刷されているフレーム」を主記憶装置113に格納する。
例えばステップS1506で動画ストリームAを復号した場合、メインCPU103は、印刷履歴情報から、フレーム番号3,9,14のフレームが過去に印刷されていることが特定できる。然るにこの場合、メインCPU103は、動画ストリームAを動画復号化部106に復号させると、この復号により得られるフレーム群のうち、フレーム番号3,9,14のフレームを主記憶装置113に格納する。
ステップS1507ではメインCPU103は、ステップS1506で主記憶装置113に格納したそれぞれのフレームの表示順を決定する。例えば、印刷履歴情報を参照して、ステップS1506で主記憶装置113に格納したそれぞれのフレームの「印刷枚数」を特定し、特定した「印刷枚数」がより多いフレームにより先の表示順を決定する。例えば、ステップS1506で動画ストリームDを復号した場合、図16によれば、表示順を、フレーム番号7,14,2の順とする。なお、表示順の決定方法はこれに限るものではなく、様々な方法を適用することができる。
ステップS1508ではメインCPU103は、上記のステップS705と同様の処理を行う。即ち、表示デバイス114の表示画面の、ステップS1506で復号した動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、ステップS1507で表示順が決定したそれぞれのフレームを該表示順で切り替えて表示する。結果として、印刷される頻度が高いフレームが多数の中のどの動画ストリームに含まれるかユーザは短時間に判断することが可能になる。
ステップS1509ではメインCPU103は上記のステップS706と同様の処理を行う。即ち、ステップS1501〜ステップS1508の処理を、規定の回数分(例えば、ステップS1508で切り替えて表示する為の表示領域が設けられる最大個数分)行ったか否かを判断する。この判断の結果、行った場合は処理はステップS1510に進み、行っていない場合は処理はステップS1501に戻る。
ステップS1510ではメインCPU103はステップS707と同様、指示された動画ストリームについて、フレームの一覧表示画面を、表示デバイス114の表示画面に表示する。そして、印刷対象及び印刷指示が入力されると、メインCPU103は、印刷対象フレームを印刷用画像処理部105に送出し、印刷用画像処理部105は、印刷対象フレームの印刷データを生成し、生成した印刷データを印刷処理部112に対して送出する。印刷処理部112は、この印刷データに基づいて紙などの記録媒体上に印刷対象フレームを印刷する。
ステップS1511ではメインCPU103は、印刷がなされたフレームについて、印刷枚数や最終印刷日時の情報を更新する。もちろん、新たなフレームの印刷を行った場合は、このフレームに係る印刷内容を印刷履歴情報に登録しても良い。
このように、印刷履歴情報を利用して短時間で印刷頻度が高いフレームに到達できることは、イベント会場・パーティー会場でのプリントサービスにおいて有名人の写真等、特定の人気写真の印刷が頻繁にリクエストされる場合に特にユーザの利便性が高い。また、第1の実施形態と同様に、印刷履歴情報も外部ファイルやストリームの一部として印刷装置内部や記録メディア等に格納することが可能である。
[第4の実施形態]
本実施形態は、図17に示す如く、デジタルカメラ1701とプリンタ1702とが映像ケーブル1703を介して接続されているシステムである。このシステムにおいてデジタルカメラ1701側で、第1の実施形態で説明した「フレームへの印刷用しおり付加」(図2)及び「印刷用しおりを用いた印刷対象フレーム指定」(図7)を行う。
デジタルカメラ1701は、図17に示す如く裏面にタッチパネル式の表示画面やボタンアドの操作部を有している。デジタルカメラ1701等の撮像装置に搭載され、動画像(動画ストリーム)を取り扱うことが可能なデジタルカメラ用LSI(デジタルカメラ用半導体集積回路)1801と、その周辺機器を図18に示す。図18に示した構成用件のうち、図1に示した構成用件と同様の動作を行う構成用件については同じ参照番号を付しており、その説明は省略する。
撮像センサ1812から出力された各フレームの映像信号は現像処理部1806にて現像処理が施され、現像処理が施された各フレームは動画符号化部1807により圧縮符号化がなされる。圧縮符号化がなされた各フレームは、記録メディアインターフェース1802を介して記録メディア1811に記録されたり、主記憶装置1813に格納される。その後、メインCPU1803は、第1の実施形態で説明したように、印刷用しおりの付加及び印刷対象フレームの選択及び抽出を行う。そしてメインCPU1803は、最終的に確定した印刷対象フレームを映像出力インターフェース1804を介してプリンタ1702に転送し、印刷させる。
また、本実施形態では、印刷用しおり付加のみをデジタルカメラ1701側で行い、印刷用しおりを用いた印刷対象フレームの選択印刷実行をプリンタ1702側で行わせるようにしても良い。
プリンタ1702側では、記録メディア1811からデジタルカメラ1701側で記録された管理テーブルを参照することで、直接印刷用しおりを用いた印刷対象フレーム指定を行うことが可能である。なお、フレーム印刷候補指定が可能な動画表示装置であれば、デジタルカメラ1701の代わり用いても良い。
なお、上記の実施形態は適宜組み合わせて用いることも可能であり、当業者であれば、その組み合わせ方法には様々な形態があることが理解できるであろう。もちろん、図1に示したような構成については一例であり、適宜変形しうるものであることも、当業者であれば理解できるであろう。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 表示画面を有する画像処理装置であって、
    それぞれの動画ストリームのうち指定された動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち指定されたフレームを指定フレームとした場合に、前記表示画面において前記指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示する表示制御手段と、
    前記表示領域に対する指示を検知すると、前記表示画面における表示を、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを一覧表示する一覧表示画面に切り替える手段と、
    前記一覧表示画面において指定された指定フレームを印刷対象として出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、それぞれの動画ストリームのうちユーザによって指定された動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうちユーザによって指定されたフレームを指定フレームとした場合に、前記表示画面においてそれぞれの指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、該指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記それぞれの指定動画ストリームについて、該指定動画ストリーム中の各フレームのうちユーザによって指定された指定フレームに固有の情報が登録された管理テーブルを取得し、
    該取得した管理テーブルを用いて、前記それぞれの指定動画ストリーム、該指定動画ストリーム中の各フレームのうちユーザによって指定された指定フレーム、を特定し、
    前記表示画面において前記それぞれの指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、該指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、それぞれの動画ストリームのうち過去に印刷されたフレームを含む動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち過去に印刷されたフレームを指定フレームとした場合に、前記表示画面においてそれぞれの指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、該指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記それぞれの指定動画ストリームについて、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち過去に印刷されたフレームである指定フレームに固有の情報が登録された管理テーブルを取得し、
    該取得した管理テーブルを用いて、前記それぞれの指定動画ストリーム、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち過去に印刷されたフレーム、を特定し、
    前記表示画面において前記それぞれの指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、該指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 更に、
    前記管理テーブルを外部のメモリに出力する手段を備えることを特徴とする請求項3又は5に記載の画像処理装置。
  7. 表示画面を有する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の表示制御手段が、それぞれの動画ストリームのうち指定された動画ストリームを指定動画ストリームとし、該指定動画ストリーム中の各フレームのうち指定されたフレームを指定フレームとした場合に、前記表示画面において前記指定動画ストリームに対して割り当てられた表示領域内に、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを切り替えて表示する表示制御工程と、
    前記画像処理装置の切り替え手段が、前記表示領域に対する指示を検知すると、前記表示画面における表示を、前記指定動画ストリーム中のそれぞれの指定フレームを一覧表示する一覧表示画面に切り替える工程と、
    前記画像処理装置の出力手段が、前記一覧表示画面において指定された指定フレームを印刷対象として出力する工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  8. コンピュータを請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2011027847A 2011-02-10 2011-02-10 画像処理装置、画像処理方法 Pending JP2012169786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027847A JP2012169786A (ja) 2011-02-10 2011-02-10 画像処理装置、画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027847A JP2012169786A (ja) 2011-02-10 2011-02-10 画像処理装置、画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012169786A true JP2012169786A (ja) 2012-09-06
JP2012169786A5 JP2012169786A5 (ja) 2014-04-24

Family

ID=46973513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011027847A Pending JP2012169786A (ja) 2011-02-10 2011-02-10 画像処理装置、画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012169786A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162825A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび情報処理装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298176A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオプリンタ
JP2001145049A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Fuji Photo Film Co Ltd 放送信号生成器及び放送信号に含まれるコンテンツを印刷する印刷装置並びに印刷方法
JP2004180152A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd 画像管理システム
JP2005117369A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Konica Minolta Photo Imaging Inc 動画記録装置および動画再生装置並びにデジタルカメラ
JP2005175782A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 受信装置、情報処理システム、及び、受信プログラム
JP2005192223A (ja) * 1995-02-06 2005-07-14 Sony Corp 受信装置および情報処理方法
JP2006229846A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 画像レイアウト装置および方法並びにプログラム
JP2007134771A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Sony Corp 情報処理装置、撮像装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2008034972A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Canon Inc 画像情報再生装置、画像情報再生装置の表示制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008160172A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2010153978A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Noritsu Koki Co Ltd 動画プリント注文装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07298176A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオプリンタ
JP2005192223A (ja) * 1995-02-06 2005-07-14 Sony Corp 受信装置および情報処理方法
JP2001145049A (ja) * 1999-11-10 2001-05-25 Fuji Photo Film Co Ltd 放送信号生成器及び放送信号に含まれるコンテンツを印刷する印刷装置並びに印刷方法
JP2004180152A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Fuji Photo Film Co Ltd 画像管理システム
JP2005117369A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Konica Minolta Photo Imaging Inc 動画記録装置および動画再生装置並びにデジタルカメラ
JP2005175782A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 受信装置、情報処理システム、及び、受信プログラム
JP2006229846A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 画像レイアウト装置および方法並びにプログラム
JP2007134771A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Sony Corp 情報処理装置、撮像装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2008034972A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Canon Inc 画像情報再生装置、画像情報再生装置の表示制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2008160172A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2010153978A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Noritsu Koki Co Ltd 動画プリント注文装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162825A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラムおよび情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8018493B2 (en) Image data transfer apparatus
US7805539B2 (en) Data transfer apparatus and data receiving apparatus, and data transfer system
JP2003092724A (ja) 画像処理装置、並びに画像処理方法、及びプログラム、記憶媒体
KR101335325B1 (ko) 표시제어장치 및 표시제어 방법
CN101207672B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
JPH11196357A (ja) 画像撮像装置およびその方法、並びに記憶媒体
JP2012085000A (ja) 画像再生装置、画像記録装置、及び画像記録再生システム
JP2006340237A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
US8760532B2 (en) Imaging apparatus, control method of the apparatus, and program
JP4412159B2 (ja) 画像処理装置、プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2006099532A (ja) 情報処理装置、画像データ出力方法およびプログラム
JP2012169786A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2009266157A (ja) 画像出力装置及び画像出力方法
JP2010049317A (ja) 表示装置
US8751548B2 (en) Data processing apparatus and method thereof, and information processing apparatus and method thereof
JP2015023317A (ja) 画像管理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2022112909A (ja) 電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法
JP2011130298A (ja) 信号処理装置及びその制御方法並びにカメラ
JP5526710B2 (ja) ファイル選択プログラム、及び印刷システム
JP5047127B2 (ja) 撮像装置
JP2013118454A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2012023612A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP4149825B2 (ja) インデキシング装置、インデキシング方法およびプログラム
WO2008004507A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP2015023415A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150323