JP2012168944A - サービス依存通知システム - Google Patents

Abstract

【課題】サービスへの消費者の依存をモニタリングするためのシステムを提供する。
【解決手段】一実施形態では、サービス依存通知システム（１００、２００、３００）は、サービス依存が存在するかどうかを判定すること、およびユーティリティネットワーク（１３０）を介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することを含む動作を実行することにより依存認識装置（１２０）を識別するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）を含む。
【選択図】図１

Description

本明細書で開示される主題は、一般に、メーター技術に関し、より具体的には、消費者のメーター式サービスへの依存をモニタリングするためのツールに関する。

いくつかの公益事業会社、例えばいくつかの電力会社またはガス会社は、それらのサービスに依存する消費者のデータベースを維持する。これらの消費者は、彼らの福祉をサービスの中断しない提供に依存させる健康状態または生計状態を有する。公益事業会社は、これらのデータベースを使用して、保守関連のサービス停止を計画およびスケジューリングし、サービスの計画外の喪失の場合には、サービス回復作業の優先順位を付ける。しかし、これらのデータベースの開発および維持は、消費者が公益事業会社にコンタクトして所与のメーターの場所におけるサービス依存の存在に関して公益事業会社に通知し、公益事業会社に所与のメーターの場所におけるサービス依存の変化に関して最新情報を提供することに頼っている。こうしたデータのハンドオフを必要とする結果として、データベースは、サービスに依存するすべての消費者のリアルタイムの正確な記録を維持するわけではない。この正確なリアルタイムのデータの欠如は、サービスに依存する消費者を危険にさらす計画的停止、およびサービス回復リソースの非効率な使用を伴う計画外の停止につながる可能性がある。

米国特許第７７２５３２７号公報

メーター式サービスへの消費者の依存をモニタリングするためのシステムが開示される。一実施形態では、サービス依存通知システムは、サービス依存が存在するかどうかを判定すること、および、ユーティリティネットワークを介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することを含む動作を実行することにより、依存認識装置を識別するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイスを含む。

本開示の第１の態様は、サービス依存が存在するかどうかを判定すること、およびユーティリティネットワークを介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することを含む動作を実行することにより、依存認識装置を識別するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイスを含むサービス依存通知システムを提供する。

第２の態様は、少なくとも１つのコンピューティングデバイスによって実行されると、サービス依存が依存認識装置に存在するかどうかを判定すること、および、ユーティリティネットワークを介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することを実行する、コンピュータ可読媒体上に記憶されたプログラム製品を提供する。

第３の態様は、ユーティリティネットワークを介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在することを示すサービス依存状態インジケータを提供するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイスを備える依存認識装置を提供する。

本発明のこれらおよび他の特徴は、本発明の様々な実施形態を図示する添付の図面に関連して行われる本発明の様々な態様の以下の詳細な説明から、より容易に理解されるであろう。

本発明の一実施形態によるサービス依存通知システムの概略図である。 本発明の一実施形態によるサービス依存通知システムの概略図である。 本発明の一実施形態によるサービス依存通知システムの概略図である。

本開示の図面は比例していないことが留意される。図面は、本開示の典型的な態様だけを図示することを意図するものであり、したがって、本開示の範囲を限定すると考えられるべきではない。図面では、同様の番号付けは図面間の同様の要素を表す。

前述のように、本発明の態様は、依存認識装置（例えば、バイタルサインモニタ、アクティビティモニタ、薬剤計量投与装置、投薬記憶システム、通信装置、血液処理装置、スマートメーター、酸素濃縮器、フィーダ装置、電力管理ユニット、インテリジェント電子デバイス、プログラマブルコミュニケーティングサーモスタット、エアコンディショニングシステム、ヒーティングシステムなどを含むがそれらに限定されない）を利用することにより、メーター式サービスへの消費者の依存をモニタリングするように構成されたシステムを提供する。依存認識装置は、サービスに依存する個人の存在に関してユーティリティに通知し、かつ／またはユーティリティメーターを介してユーティリティネットワークに依存データ（例えば、依存認識装置の動作状態、依存認識装置のサービス依存であるとの登録、依存認識装置の電池寿命、個人のバイタルサイン、ユーティリティメーター／ユーティリティメーターの場所における占有、依存認識装置における現在の環境状態、依存認識装置によってサポートされた個人の必要性の状態などを含む）を送信するように構成される。依存認識装置は、依存認識装置と統合されているかまたはその外部にあるコンピューティングデバイスを介してユーティリティメーターと通信し、ユーティリティネットワーク上に記憶されている依存データを定期的に更新し、かつ／またはユーティリティネットワークに依存データをリアルタイムで供給する。これは、公益事業会社に、サービス依存を有する、すなわちメーター式サービスに依存する消費者の状態および／または場所の現在の正確なデータベースを提供する。結果として、公益事業会社は、スケジュールされたサービス停止に関して安全に計画し、消費者にアラートし、サービスの計画外の喪失に応じて効率よく回復作業の優先順位を付けることができる。

メーター式サービスおよびシステム（例えば、電気メーター、スマートメーター、電力メーター、ガスメーターなどを含む）の技術分野では、サービス供給に依存する消費者およびメーターの場所のデータベースは、頻繁に保守される。通常、消費者は、消費者のサービス依存およびメーターの場所をユーティリティに登録し、消費者自身のデータをデータベースに入れ、それによって、消費者のメーターの場所においてサービスがクリティカルに必要であることをユーティリティにアラートする記録を作成する。しかし、このデータベースの作成および更新は、消費者またはユーティリティが相互にコンタクトし、メーターの場所の依存状態の変化を相互に通知することに依存する。異なるパーティ間でデータをハンドオフするこの形式は、更新の遅れ、データベースの不正確さ、およびリソースの浪費につながる。さらに、このデータベースシステムは、複数のメーターの場所で時間を過ごすモバイル消費者に対応するのにはあまり役に立たない。最後に、この最新データの欠如は、計画的停止は文書に記録されていないサービス依存消費者をサポートするメーターの場所を含むので、消費者の福祉を危険にさらし、計画外のサービス停止に応じたサービス回復作業は、サービス停止時にサービス依存消費者をサポートしていなかったメーターの場所に対するサービスを回復することに浪費される。

従来のシステムとは対照的に、本発明の実施形態は、サービス依存状態インジケータおよび／または更新された依存データをユーティリティネットワークにユーティリティメーターを介して伝達する依存認識装置を提供し、ユーティリティメーターは、依存認識装置とユーティリティネットワークとの間にセキュアなインターフェースを提供する。依存認識装置は、ユーティリティメーターおよびユーティリティネットワークのセキュリティを利用して、ユーティリティメーターによって提供される通信接続を介して公益事業会社に依存データ更新を提供する。依存認識装置によって提供されるインジケータおよび／または更新は、公益事業会社がサービス停止を安全に計画し、サービス依存消費者をサポートするメーターの場所に関して現在の正確なデータベースを保持し、計画外のサービス停止の場合に、より迅速でより効率のよいサービス回復作業を提供することができるようにする。

当業者は理解するであろうように、本明細書に記載のサービス依存通知システムは、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として、例えばユーティリティネットワークモニタリングシステムの一部として実施されてよい。したがって、本発明の実施形態は、完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態（ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む）、または、本明細書ではすべて全体的に「回路」、「モジュール」、「ネットワーク」もしくは「システム」と呼ばれてよいソフトウェア態様とハードウェア態様を組み合わせた実施形態の形を取る。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードが媒体に組み込まれていると表現される任意の有形媒体に組み込まれたコンピュータプログラム製品の形を取ることができる。

１つまたは複数のコンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体の任意の組合せを利用することができる。コンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体は、例えば、電子、磁気、光、電磁、赤外線、もしくは半導体システム、装置、またはデバイスでよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読媒体のより具体的な例（非網羅的リスト）には、１つまたは複数の線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読出し専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭもしくはフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読出し専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、光記憶装置、インターネットもしくはイントラネットをサポートするものなどの伝送媒体、または磁気記憶装置が含まれる。プログラムは、例えば、紙または他の媒体の光学的スキャニングを介して電子的にキャプチャし、次いで、コンパイルし、インタープリットし、または必要な場合は別の適切なやり方で処理し、次いで、コンピュータメモリに記憶することができるので、コンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体は、プログラムを印刷する紙または別の適切な媒体でもよいことに留意されたい。本明細書のコンテキストでは、コンピュータ使用可能媒体またはコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによるまたは関連する使用のために、プログラムを含む、記憶する、伝達する、または伝送することができる任意の媒体でよい。コンピュータ使用可能媒体は、コンピュータ使用可能プログラムコードがベースバンドにまたは搬送波の一部として組み込まれている伝搬されるデータ信号を含んでよい。コンピュータ使用可能プログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、ＲＦなどを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して伝送することができる。

本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Ｊａｖａ（商標）、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、またはＣ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「Ｃ」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含めて、１つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書くことができる。プログラムコードは、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして全体的にユーザのコンピュータ上で、部分的にはユーザのコンピュータおよび部分的にはリモートコンピュータ上で、または全体的にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）もしくは広域ネットワーク（ＷＡＮ）を含めて、任意のタイプのネットワークを通してユーザのコンピュータに接続されてもよく、または外部コンピュータに（例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通して）接続されてもよい。

これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に記憶されている命令がブロック図の１つまたは複数のブロックに詳述されている機能／動作を実行する命令手段を含む製品を生産するように、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定のやり方で機能するように指令することができるコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。

また、コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置上にロードされ、コンピュータによって実行されるプロセスを作成するために、一連の動作ステップがコンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行されるようにすることができ、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行する命令は、流れ図および／またはブロック図の１つまたは複数のブロックに詳述された機能／動作を実行するためのプロセスを提供する。

図を参照すると、サービス依存通知システムが示されており、サービス依存通知システムは、公益事業会社に依存データを提供することができ、それによって、公益事業会社は、サービス停止を安全に計画し、計画外のサービス停止に応じてサービス回復および救済作業の優先順位を効率よく付けることができるようになる。図における各構成要素は、従来の手段を介して、例えば、無線メッシュ、ＷｉＦｉ、電力線通信、セルラ、共有コンジット、または図１〜３に示されているような他の知られている手段を介して接続することができる。具体的には、図１を参照すると、サービス依存通知システム１００の一実施形態の概略図が示されている。サービス依存通知システム１００は、ユーティリティメーター１１０、依存認識装置１２０、インターフェース１２２、コンピューティングデバイス１２４、ユーティリティネットワーク１３０およびユーティリティ認識システム１８０を含んでよい。ユーティリティメーター１１０は、電気メーター、水道メーター、ガスメーター、スマートメーター、または当技術分野で知られているような他の任意の形のユーティリティメーターを備えてよい。本発明のこの実施形態では、ユーティリティメーター１１０は、依存認識装置１２０から依存データを含む通知を受信する。ユーティリティメーター１１０は、セキュアな通信リンクとして役立ち、これらの通知をユーティリティネットワーク１３０に中継し、それによって、依存認識装置１２０とユーティリティネットワーク１３０との間の通信を容易にし、ユーティリティネットワーク１３０に最新の依存データを提供する。

本発明の一実施形態では、依存認識装置１２０は、インターフェース１２２（例えば、低電力デジタル無線、電力線通信、無線ローカルエリアネットワークなどを含む）を利用して、ユーティリティメーター１１０と通信することができる。本発明の一実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、ユーティリティメーター１１０に組み込まれ、ユーティリティネットワーク１３０を通して、依存認識装置１２０がユーティリティメーター１１０によってサポートされていることを示すインジケータを送信する。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、依存認識装置１２０に組み込まれ、ユーティリティメーター１１０を介してユーティリティネットワーク１３０を通して、依存認識装置１２０がユーティリティメーター１１０によってサポートされていることを示すインジケータを送信する。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、ユーティリティメーター１１０によってサポートされ得る依存認識装置１２０から依存データを取得することができる。コンピューティングデバイス１２４は、依存データを処理して、サービス依存がユーティリティメーター１１０に存在するかどうかを判定し、ユーティリティメーター１１０を介してユーティリティネットワーク１３０に伝達されるように構成され、サービス依存がユーティリティメーター１１０に存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することができる。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、依存認識装置１２０に関するサービス供給データ（依存認識装置１２０が受信している場合は、サービスの量を含む）を取得し、依存データをサービス供給データと比較し、サービス供給不足が存在するかどうかを判定し、ユーティリティネットワーク１３０を通って進むように構成されたサービス状態インジケータを提供することができる。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、依存データをサービス供給データと比較して、依存認識装置１２０のサービス停止の許容継続時間を判定することができる。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、ユーティリティネットワーク１３０を通って進むように構成された優先順位インジケータを提供することができ、優先順位インジケータは、依存認識装置１２０のサービス停止の許容継続時間を示す。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、依存認識装置１２０から受信された依存データをリアルタイムでユーティリティネットワーク１３０に送信することができる。

いずれにしても、コンピューティングデバイス１２４は、ユーザによってインストールされたコンピュータプログラムコードを実行することができる任意の汎用コンピューティング製品（例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ハンドヘルドデバイスなど）を備えてよい。しかし、コンピューティングデバイス１２４および依存認識装置１２０は、本開示の様々なプロセスのステップを実行することができる様々な可能な同等のコンピューティングデバイスを表すだけであることが分かる。したがって、他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、特定の機能を実行するためのハードウェアおよび／またはコンピュータプログラムコードを備える任意の特定用途向けコンピューティング製品、または特定用途向けハードウェア／ソフトウェアおよび汎用ハードウェア／ソフトウェアの組合せを備える任意のコンピューティング製品などを備えてよい。それぞれの場合に、プログラムコードおよびハードウェアは、それぞれ標準的なプログラミング技法およびエンジニアリング技法を使用して作成することができる。

図１を参照すると、本発明の一実施形態では、サービス依存通知システム１００は、ユーティリティ認識システム１８０を含んでよく、ユーティリティ認識システム１８０は、ユーティリティネットワーク１３０によって受信された依存データを記憶し処理する。本発明の一実施形態では、ユーティリティ認識システム１８０は、受信された依存データの比較および／またはクリティカルな状態の予測に基づいて、複数のユーティリティメーター／ユーティリティメーターの場所の間で、サービス回復作業および緊急応答作業のいずれかまたは両方の優先順位を付けることができる。本発明の他の実施形態では、ユーティリティ認識システム１８０は、受信された依存データに基づいて、やがて起こるスケジュールされたサービス停止を消費者に通知することができる。本発明の他の実施形態では、ユーティリティ認識システム１８０は、所与の消費者依存メーターの場所における状態がクリティカルになる（すなわち、装置が動作を停止する、消費者の健康が危険にさらされる、温度が予め決められたレベルより下がるまたは上がる、などの）前に、サービス停止の許容継続時間を計算して、受信された依存データに基づいてクリティカルな状態の予測をすることができる。本発明の他の実施形態では、依存認識装置１２０は、サービス供給データを依存データと比較し、依存認識装置１２０の場所における状態がクリティカルになる前に、サービス停止の許容継続時間を計算してクリティカルな状態の予測をし、次いで、クリティカルな状態の予測をユーティリティネットワーク１３０に通知することができる。本発明の他の実施形態では、ユーティリティネットワーク１３０は、高度メーターインフラストラクチャ（ＡＭＩ）を含んでよい。

上記で説明され下記でさらに議論されるように、サービス依存通知システム１００は、コンピューティングデバイス１２４が、他の様々な機能がある中で、とりわけ本明細書に記載のモニタリング機能および通知機能を実行することができるようにするという技術的効果を有する。図１〜３に示されている様々な構成要素のいくつかは、独立して実装される、結合される、かつ／またはコンピューティングデバイス１２４に含まれている１つまたは複数の別々のコンピューティングデバイス用のメモリに記憶されることが可能であることが分かる。さらに、構成要素および／または機能のいくつかは実装されなくてもよく、あるいは追加のスキーマおよび／または機能がサービス依存通知システム１００の一部として含まれてもよいことが分かる。本開示のサービス依存通知システムは、１つの特定のメーター、電気メーター、スマートメーター、ネットワークまたは他のシステムに限定されず、他の電力システムおよび通信システムと共に使用されてもよい。さらに、本発明のサービス依存通知システムは、本明細書に記載のサービス依存通知システムによって提供される正確でセキュアなリアルタイムのデータ通信リンクから利益を受けることができる本明細書に記載されていない他のシステムと共に使用されてもよい。

図２を参照すると、複数の依存認識装置２３２、２３４および１２０を含むサービス依存通知システム２００の一実施形態の概略図が示されている。図１と図２との間で同様に番号付けされた要素は、図１に関連して説明されたのと事実上同様でよいことが分かる。これらの要素の冗長な説明は明瞭のために省略されている。図２を参照すると、この実施形態では、サービス依存通知システム２００は、ユーティリティメーター１１０に通信可能に接続することができる複数の依存認識装置２３２、２３４および１２０を含んでよい。複数の依存認識装置２３２、２３４および１２０は、依存データをユーティリティメーター１１０に独立してまたは累積的に伝達することができる。この実施形態では、複数の依存認識装置２３２、２３４および１２０は、依存データを含む情報をユーティリティメーター１１０に伝達し、ユーティリティメーター１１０は依存データを含む情報をクラウド２２２にセキュアに中継する。クラウド２２２は、ユーティリティネットワーク１３０、緊急応答を開始してそれらの優先順位を付けるための緊急ネットワーク２１２、および、サービスのないまたはサービスのない危険にあるサービス依存関係者をファミリメンバに通知するためのファミリネットワーク２１４を含んでよい。本発明の一実施形態では、ユーティリティネットワーク１３０は、緊急ネットワーク２１２およびファミリネットワーク２１４のいずれかまたは両方にサービスの喪失を通知することができるユーティリティ認識システム１８０を含んでよい。本発明の他の実施形態では、コンピューティングデバイス１２４は、サービス状態インジケータを緊急ネットワーク２１２およびファミリネットワーク２１４のいずれかまたは両方に送信することができる。本発明の他の実施形態では、ユーティリティメーター１１０は、サービス供給依存場所におけるサービスの喪失を緊急ネットワーク２１２およびファミリネットワーク２１４のいずれかまたは両方に通知することができる。

図３を参照すると、ユーティリティメーター１１０と依存認識装置１２０との間でセキュアな通信を中継するためにそれらに通信可能に接続されたセキュアな通信ハブ３４０を有するサービス依存通知システム３００の代替実施形態の概略図が示されている。この実施形態では、セキュアな通信ハブ３４０は、依存認識装置１２０がユーティリティメーター１１０とセキュアに通信するためのインターフェースとして構成されてよく、セキュアな通信ハブ３４０は、セキュアなユーティリティグリッドを介してユーティリティメーター１１０との通信を処理、暗号化および交換することができる。他の実施形態では、セキュアな通信ハブ３４０は、依存認識装置１２０がユーティリティネットワーク１３０と直接セキュアに通信するためのインターフェースとして構成されてよい。他の実施形態では、セキュアな通信ハブ３４０は、ユーティリティメーター１１０と複数の依存認識装置１２０、２３２および２３４との間の通信を中継することができる。

本明細書に記載されているように、依存認識装置１２０は、バイタルサインモニタ、アクティビティモニタ、薬剤計量投与装置、投薬記憶システム、通信装置、血液処理装置、スマートメーター、酸素濃縮器、フィーダ装置、電力管理ユニット、インテリジェント電子デバイス、プログラマブルコミュニケーティングサーモスタット、エアコンディショニングシステム、ヒーティングシステムを含むがそれらに限定されない１つまたは複数の従来の医療または他のサービス依存装置を含んでよいことが分かる。

本明細書で論じられているように、様々なシステムおよび構成要素は、データ（例えば、温度、依存データ、依存認識装置の動作状態など）を「取得する」と記載されている。対応するデータは、任意の解決策を使用して取得できることが分かる。例えば、対応するシステム／構成要素は、データを生成することができ、かつ／またはデータを生成し、１つまたは複数の記憶装置またはセンサ（例えば、データベース）からデータを取り出し、データを別のシステム／構成要素から受信するなどするために使用されてよい。データが特定のシステム／構成要素によって生成されない時は、示されているシステム／構成要素のほかに、データを生成し、それをシステム／構成要素に提供し、かつ／またはシステム／構成要素によるアクセスのためにデータを記憶しておく別のシステム／構成要素を実装できることが分かる。

本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためだけのものであり、本開示を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合は、単数形「ａ」、「ａｎ」および「ｔｈｅ」は、コンテキストが別途明記しない限り、複数形も含むことを意図するものである。用語「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」および／または「備えること（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」は、本明細書で使用される時は、明記された特徴、整数、ステップ、動作、要素、および／または構成要素の存在を特定するが、１つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および／またはそれらのグループの存在または追加を除外しないことがさらに分かる。

本明細書は、ベストモードを含めて、本発明を開示するために、さらに、任意の装置またはシステムを作成および使用すること、および任意の組み込まれた方法を実施することを含めて、当業者が誰でも本発明を実施することができるようにするために、実施例を使用する。本発明の特許可能範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が思いつく他の実施例を含んでよい。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文字言語と異ならない構造要素である場合、またはそれらが特許請求の範囲の文字言語と事実上異ならない同等の構造要素を含む場合は、特許請求の範囲内に含まれるものとする。

１００ サービス依存通知システム
１１０ ユーティリティメーター
１２０ 依存認識装置
１２２ インターフェース
１２４ コンピューティングデバイス
１３０ ユーティリティネットワーク
１８０ ユーティリティ認識システム
２００ サービス依存通知システム
２１２ 緊急ネットワーク
２１４ ファミリネットワーク
２２２ クラウド
２３２ 依存認識装置
２３４ 依存認識装置
３００ サービス依存通知システム
３４０ セキュアな通信ハブ

Claims (10)

1. サービス依存通知システム（１００、２００、３００）であって、
   サービス依存が存在するかどうかを判定することと、
   ユーティリティネットワーク（１３０）を介して伝達されるように構成され、前記サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することと
   を含む動作を実行することにより、依存認識装置（１２０）を識別するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）
   を備える、サービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
2. 前記少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）が、依存データを前記依存認識装置（１２０）から前記ユーティリティネットワーク（１３０）にリアルタイムで送信するようにさらに適合される、請求項１記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
3. 前記依存データが、前記依存認識装置（１２０）の動作状態、前記依存認識装置（１２０）のサービス依存であるとの登録、前記依存認識装置（１２０）の電池寿命、前記依存認識装置（１２０）のサービス停止の許容継続時間、前記依存認識装置（１２０）によってサポートされた個人のバイタルサイン、ユーティリティメーター（１１０）の場所における占有、前記依存認識装置（１２０）の現在の環境状態、または前記依存認識装置（１２０）によってサポートされた個人の必要性の状態から成るグループから選択され得る、請求項２記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
4. 前記少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）が、
   前記依存認識装置（１２０）に関するサービス供給データを取得することと、
   前記依存認識装置（１２０）が、サービス供給不足が存在するかどうかを判定するために、前記依存データを前記サービス供給データと比較することと、
   前記ユーティリティネットワーク（１３０）を介して伝達されるように構成され、前記サービス供給不足が存在するかどうかを示すサービス状態インジケータを提供することと
   を含む動作を実行することにより、前記依存認識装置（１２０）へのユーティリティ供給をモニタリングするようにさらに適合される、請求項２記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
5. 前記少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）が、緊急ネットワーク（２１２）に通知するために前記ユーティリティネットワーク（１３０）を通して前記サービス状態インジケータを送信するようにさらに適合される、請求項４記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
6. 前記少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）が、関係者に通知するために、前記ユーティリティネットワーク（１３０）を通して前記サービス状態インジケータを送信するようにさらに適合される、請求項４記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
7. 前記ユーティリティネットワーク（１３０）が、前記依存認識装置（１２０）のクリティカルな状態の予測を行うように構成されたユーティリティ認識システム（１８０）を含み、前記クリティカルな状態の予測が前記依存認識装置（１２０）のサービス停止の許容継続時間を判定する、請求項４記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
8. 前記ユーティリティ認識システム（１８０）が、前記複数のユーティリティメーター（１１０）の場所のそれぞれに関して行われる前記クリティカルな状態の予測の比較に基づいて複数のユーティリティメーター（１１０）の場所の間でサービス回復作業の優先順位を付けるようにさらに構成される、請求項７記載のサービス依存通知システム（１００、２００、３００）。
9. コンピュータ可読媒体上に記憶されるプログラム製品であって、少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）によって実行されると、
   ユーティリティメーター（１１０）の場所において依存認識装置（１２０）から依存データを取得することと、
   前記依存認識装置（１２０）から取得された前記依存データに基づいてサービス依存が前記ユーティリティメーター（１１０）の場所に存在するかどうかを判定することと
   ユーティリティネットワーク（１３０）を介して伝達されるように構成され、前記サービス依存が存在するかどうかを示すサービス依存状態インジケータを提供することと
   を実行するプログラム製品。
10. ユーティリティネットワーク（１３０）を介して伝達されるように構成され、サービス依存が存在することを示すサービス依存状態インジケータを提供するように適合された少なくとも１つのコンピューティングデバイス（１２４）
    を備える依存認識装置（１２０）。