JP2012164010A - チャットシステム及びチャット方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の端末間でマルチユーザチャットを行うチャットシステムを提供する。
【解決手段】本発明では、複数の端末間Cm、C1、C2でマルチユーザチャットを行うチャットシステム1において、制御回線Smjを介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末Cm、C1、C2と送受信する制御サーバSと、各前記端末Cm、C1、C2と短絡回線Smを介したチャットルームを構築するとともに中継回線Sscを介して前記制御データを前記制御サーバSと送受信するチャットサーバコンポーネントSCmucと、を備え、前記制御回線Smj及び前記中継回線Sscを介して前記端末Cm、C1、C2と前記チャットサーバコンポーネントSCmucとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線Smを介して前記端末Cm、C1、C2と前記チャットサーバコンポーネントSCmucとの間でコンテントデータをやり取りすることを特徴とした。
【選択図】図1

Description

本発明はチャットシステム及びチャット方法に関する。
従来、ネットワークを介した接続された複数の情報端末装置間にて情報交換が行われている。例えば、複数のユーザが通信ネットワークを利用してリアルタイムにメッセージを交換することができるチャットシステムがある。
特許文献1では複数の情報端末装置間で所定のデータを送受信するチャットシステムが開示されている。このチャットシステムは制御サーバを介して、2つのユーザ間でマルチメディアを送受信することができる。
特開2005−12343号公報
しかしながら、上記従来のチャットシステムによると、マルチメディアのデータをやりとりしてチャットができるユーザは1対1に限られ、利便性が劣るという問題があった。
本発明は複数の端末間でマルチユーザチャットを行い、利便性を向上できるマルチメディアを用いたチャットシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、複数の端末間でマルチユーザチャットを行うチャットシステムにおいて、制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末と送受信する制御サーバと、各前記端末と短絡回線を介したチャットルームを構築するとともに中継回線を介して前記制御データを前記制御サーバと送受信するチャットサーバコンポーネントと、を備え、前記制御回線及び前記中継回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータをやり取りすることを特徴とする。
この構成によると、制御サーバは制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各端末と送受信する。前記通使用の制御データは短絡回線用の制御データを含むものとする。また、チャットサーバコンポーネントは各端末と短絡回線を介したチャットルームを構築し、中継回線を介して制御データを制御サーバと送受信する。制御データは制御回線及び中継回線を介して端末とチャットサーバコンポーネントとの間でやり取りする。一方、コンテントデータは短絡回線を介して端末とチャットサーバコンポーネントとの間でやり取りする。
また、本発明は、前記制御データが前記端末から送信されるマルチメディアコンテントに関連付けられた識別子を有し、前記短絡回線の通信属性を示すストリーム属性情報の識別子と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報の識別子と、が対応していることを特徴とする。この構成によると、制御データは端末から送信されるマルチメディアコンテントに関連付けられた識別子を有する。そして、短絡回線の通信属性を示すストリーム属性情報の識別子と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報の識別子と、が対応していることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成のチャットシステムにおいて、前記制御データが前記端末に応じたアクセス権のデータを含み、前記端末が前記アクセス権に基づいて前記コンテントデータを送受信することを特徴とする。この構成によると、制御データが端末に応じたアクセス権のデータを含む。そして、端末がアクセス権に基づいてコンテントデータを送受信する。
また、本発明は、上記構成のチャットシステムにおいて、前記制御データが前記端末の環境に応じた端末属性を含み、前記端末が前記チャットルームに入室した際に前記端末属性を更新することを特徴とする。この構成によると、制御データは端末の環境に応じた端末属性を含む。そして、端末がチャットルームに入室した際に行われる短絡回線の制御データのネゴシエーション時に端末属性を更新する。
また、本発明は、上記構成のチャットシステムにおいて、前記制御サーバと前記端末との間で通信され、前記制御サーバと前記チャットサーバコンポーネントとの間で通信されることを特徴とする。
また、本発明は、前記中継回線及び前記制御回線の通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、前記短絡回線の通信方式がxep−0166:Jingleに基づくことを特徴とする。
また、本発明は、上記構成のチャットシステムにおいて、前記制御データがHTMLファイルから成ることを特徴とする。この構成によると、制御データはHTMLファイルから成る。
また、本発明は、上記構成のチャットシステムにおいて、前記ストリーム属性情報の一部をhtml表示属性情報内にメディアタグ内のSRC属性として記載することを特徴とする。この構成によると、html表示属性情報内にメディアタグ内のSRC属性として、<video src="rtp://192.168.1.1:8760" />のように記載する。即ち、短絡回線の通信属性を示すストリーム属性情報の識別子と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報の識別子と、が対応しなくてもよい。
また、上記課題を解決するために本発明は、複数の端末間でマルチユーザチャットを行うチャット方法において、制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末と送受信する制御サーバと、各前記端末と短絡回線を介したチャットルームを構築するとともに中継回線を介して前記制御データを前記制御サーバと送受信するチャットサーバコンポーネントと、を備え、前記制御回線及び前記中継回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータをやり取りすることを特徴とする。
この構成によると、制御サーバは制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各端末と送受信する。チャットサーバコンポーネントは各端末と短絡回線を介したチャットルームを構築するとともに中継回線を介して制御データを制御サーバと送受信する。制御回線及び中継回線を介して端末とチャットサーバコンポーネントとの間で制御データをやり取りする。また、短絡回線を介して端末とチャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータをやり取りする。
また、本発明は、上記構成のチャット方法において、前記チャットサーバコンポーネントによって前記チャットルームを構築するステップと、前記制御データに基づいて前記短絡回線により前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータの通信を可能にするステップと、を備えたことを特徴とする。
この構成によると、チャットサーバコンポーネントによってチャットルームを構築した後、制御データに基づいて短絡回線により端末とチャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータの通信を可能にする。
また、本発明は、上記構成のチャット方法において、前記中継回線及び前記制御回線の通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、前記短絡回線の通信方式がxep−0166:Jingleに基づくことを特徴とする。
この構成によると、中継回線及び制御回線の通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づく。また、短絡回線の通信方式がxep−0166:Jingleに基づく。
本発明によると、本発明は複数の端末間でマルチユーザチャットを行ってマルチメディアコンテントを送受信することができ、利便性を向上できるチャットシステムすることができる。
本発明の第1実施形態のチャットシステム1の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態の端末の機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態の制御サーバの機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態のチャットサーバコンポーネントの機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第1実施形態のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第1実施形態の機能ブロックを用いた接続図である。 本発明の第1実施形態のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第1実施形態の機能ブロックを用いた接続図である。 本発明の第1実施形態のタイミングチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態の機能ブロックを用いた接続図である。 本発明の第2実施形態の制御データを示す図である。 本発明の第2実施形態の制御データを示す図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明のチャットシステム1の第1実施形態を説明するための図である。図1に示すように本発明では端末Cmと、端末C1と、端末C2と、の複数の端末間でマルチユーザチャットを行う。端末CmのユーザPmはチャットシステムの管理者であり、端末C1のユーザP1及び端末C2のユーザP2は一般ユーザである。それぞれの端末には表示部Dm、表示部D1、表示部D2を備えている。Dm’は表示部Dmに表示される表示画面であり、D1’は表示部D1に表示される表示画面であり、D2’は表示部D2に表示される表示画面である。
制御サーバSは制御回線Smjを介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各端末Cm、C1、C2の間で送受信する。チャットサーバコンポーネントSCmucはチャットルーム(仮想の電子会議室)を提供し、端末Cm、C1、C2と短絡回線Smを介してコンテントデータを送受信する。チャットサーバコンポーネントSCmucは中継回線Sscを介して制御データを制御サーバSと送受信する。
制御回線Smjは制御回線Smj1と制御回線Smj2と制御回線Smj3とからなる。制御回線Smj1は端末Cmと制御サーバSと、制御回線Smj2は端末C1と制御サーバSと、制御回線Smj3は端末C2と制御サーバSと、制御データをやりとりする。
中継回線Sscは中継回線Ssc1と中継回線Ssc2と中継回線Ssc3とからなる。中継回線Ssc1は制御サーバSとチャットサーバコンポーネントSCmucと、中継回線Ssc2は制御サーバSとチャットサーバコンポーネントSCmucと、中継回線Ssc3は制御サーバSとチャットサーバコンポーネントSCmucと、制御データをやりとりする。
短絡回線Smは短絡回線Sm1と短絡回線Sm2と短絡回線Sm3とからなる。短絡回線Sm1は端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucと、短絡回線Sm2は端末C1とチャットサーバコンポーネントSCmucと、短絡回線Sm3は端末C2とチャットサーバコンポーネントSCmucと、マルチメディアコンテントをやりとりする。
図2を用いて各端末の機能ブロック図について説明する。制御部22には通信部21と、表示部Dと、記憶部24と、入力部25と、が接続されている。通信部21は有線又は無線で通信可能な構成であって、他の装置とXMPPに規定されたプロトコル通信を行うことができる。表示部Dは他の端末から送信されたコンテントデータを表示する。入力部25はユーザによって操作入力され、各端末に与えられる様々な指示を受け付ける。記憶部24は通信部21が送受信する様々なコンテントやxep規格に基づくプログラム、ユーザの入力操作によって入力されるデータなども記憶する。
ここでXMPPとはIETF(Internet Engineering Task Force)のXMPPワーキンググループから独立したXSF(XMPP Standards Foundation)により規格・標準化が進められているXML(eXtensible Markup Language)ベースのプロトコル(通信規約)である。XMPPはインスタントメッセージ、プレゼンス(「相手が今どういう状態にあるのか」)、多人数チャット、音声またはテレビ電話、協調作業、コンテンツ・シンジケーション、XMLデータの一般化ルーティングなどを含む広範囲のアプリケーションを動的に制御する。そして、インターネットなどの通信システムにおいてリアルタイムなコミュニケーションを行う。また、それぞれの目的に応じて規格化された複数の拡張プロトコル(XEP:XMPP Extension Protocol)からなっている。
制御部22はXMPPクライアント制御部221と、html表示要素制御部222と、表示仕様制御部223と、を有している。
XMPPクライアント制御部221はXMPPに規定された様々な応用プロトコルを利用することができる。XMPPクライアント制御部221は短絡回線Smを開設するための転送経路設定情報m1(図9参照)を作成し、送受信する。
html表示要素制御部222は表示部Dの表示画面D’(Dm’など)上の表示要素(コンテント)に関する制御を行う。たとえば、他の端末から短絡回線Smを介して転送されるコンテント受信後の制御を行う。
表示仕様制御部223は、表示部Dの表示画面D’上の表示要素の表示仕様(どのように表示するか)に関する制御を行う。
端末Cm、C1、C2としてはインターネット機能付きテレビジョン、携帯電話機やPDAといった携帯型情報端末装置、パーソナルコンピュータなどを挙げることができるが、これらに限定するものではない。
図3を用いて、制御サーバSの機能ブロック図について説明する。制御部321には通信部323と、記憶部324と、入出力325と、が接続されている。通信部323は有線又は無線で通信可能な構成であって、他の装置とXMPPに規定されたプロトコル通信を行うことができる。入出力部325は端末Cm、C1、C2やチャットサーバコンポーネントSCmucからの制御データの入出力が行われる。記憶部324は端末Cm、C1、C2やチャットサーバコンポーネントSCmucなどのIPアドレスを記憶する。さらに所定のxepのプログラムを記憶している。
図4を用いて、チャットサーバコンポーネントSCmucの機能ブロック図について説明する。制御部321には通信部425と、記憶部424と、ストリームスイッチ426と、が接続されている。ストリームスイッチ426はJingleストリーム入出力部427と接続されている。
通信部425は有線又は無線で通信可能な構成であって、他の装置とXMPPに規定されたプロトコル通信を行うことができる。記憶部にはxep−0045:mucなどマルチユーザチャットシステムを実現するプログラムや各端末からの入出力情報を記憶している。
xep−0166:Jingleは2つの通信可能な端末装置の間にデータを送受信する通信経路を確立する機能を規定したプロトコルである。またxep−0045:mucはチャットルーム内で複数のXMPPユーザがメッセージを交換できるマルチユーザチャット機能を規定しているプロトコルである。本発明では、中継回線Ssc及び制御回線Smjの通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、短絡回線Smの通信方式がxep−0166:Jingleに基づいている。
Jingleストリーム入出力部427では短絡回線Smを介してコンテントデータが入出力される。Jingleストリーム入出力部427は各端末であるCm用入出力部427mと、C1用入出力部427Aと、C2用入出力部427Bと、からなる。なお、Jingleストリーム入出力部427の各入出力部の数は端末の増減に合わせて変化する。
Cm用入出力部427mは端末Cmからのコンテントデータをやり取りする。C1用入出力部427Aは端末C1からのコンテントデータをやり取りする。C2用入出力部427Bは端末C2からのコンテントデータをやり取りする。
ストリームスイッチ426は制御部421とJingleストリーム入出力部427と接続しており、端末毎にコンテントデータの入出力の切り替え機能を有している。例えば、Cm用入出力部427mからのコンテントデータの入力を、ストリーム制御部423を介して、C1用入出力部427A及びC2用入出力部427Bへと出力する。また、Jingle制御部422はxep−0045:mucの制御を実現する。
図5を用いて、チャットサーバコンポーネントSCmucにチャットルームが生成される手順について説明する。管理権限のある端末Cmは制御サーバSを介してチャットサーバコンポーネントSCmucにチャットルームを作成を指示する。端末Cmと制御サーバSとは制御回線Smj1を介して制御データのやり取りが行われる。制御サーバSとチャットサーバコンポーネントSCmucは中継回線Ssc1を介して制御データのやり取りが行われる。
ステップS1では端末Cmが制御サーバSにチャットルームの開設要求を送信する。ステップS2では制御サーバSは端末Cmから受け取った要求をチャットサーバコンポーネントSCmucへ送信する。
ステップS3ではチャットサーバコンポーネントSCmucは制御サーバSに対して、確かに要求を受け取った旨の通知を発行する。ステップS4では制御サーバSは端末Cmに対して、確かに要求を受け取った旨の通知を発行する。
ステップS5では端末Cmが制御サーバSへチャットルームを開設するための設定情報を作成する旨を通知する。ステップS6では制御サーバSがチャットサーバコンポーネントSCmucへチャットルームを開設するための設定情報を作成する旨を通知する。
ステップS7ではチャットサーバコンポーネントSCmucが制御サーバSへ設定情報を作成するためのデータフォーム情報を送信する。ステップS8では制御サーバSが端末Cmへ設定情報を作成するためのデータフォーム情報を送信する。
ステップS9では端末Cmが制御サーバSから受信したデータフォーム情報に基づき、チャットルームを開設するための設定情報を作成する。そして、作成した設定情報を制御サーバSへ送信する。
ステップS10では制御サーバSは端末Cmが作成した設定情報をチャットサーバコンポーネントSCmucへ送信する。ステップS11ではチャットサーバコンポーネントSCmucが制御サーバSへ設定情報を確かに受け取った旨の通知を行う。
ステップS12では制御サーバSが端末Cmへ設定情報を確かに受け取った旨の通知を行う。
以上の手順で、端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間にチャットルームが生成される。
次に、端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間に開設される短絡回線Sm1が開設される手順について説明する。
図6を用いて、端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間に開設される短絡回線Smが開設され、チャットルームが初期化する手順について説明する。端末Cmと制御サーバSとは制御回線Smj1を介してやり取りが行われる。制御サーバSとチャットサーバコンポーネントSCmucは中継回線Ssc1を介してやり取りが行われる。
ステップS104では図7に示すようなhtml表示仕様情報7を端末Cmのhtml表示要素制御部222mで作成される。html表示仕様情報7は短絡回線Smの識別子である転送経路ID(”98765”)とマルチメディアコンテントが表示部Dにどのように表示されるかを示すhtml表示属性情報70a〜70dとからなる。html表示属性情報70a〜70dには<div>のタグで囲まれ、識別子である表示要素ID(この場合、“11“など)が記載されている。
ステップS105では作成されたhtml表示仕様情報7はhtml表示要素制御部222mからXMPPクライアント制御部221mに提案される。
ステップS106では転送経路設定情報m1(図9参照)をhtml表示仕様情報7(図7参照)とストリーム仕様情報6(図8参照)を用いて作成する。まず、XMPPクライアント制御部221mはチャットサーバコンポーネントSCmucとの間に開設する短絡回線Sm1のストリーム属性を設定するためのストリーム仕様情報6を作成する。
図8に示すように、ストリーム仕様情報6には短絡回線Sm1を構成する各転送回線のストリーム属性を示すストリーム属性情報60a〜60dが記述されている。ストリーム属性情報60a〜60dには、そのコンテントの種類、そのコンテントのコンテントID、転送されるコンテントのアプリケーションの種類、接続する装置のパラメータ(たとえば、ipアドレスなど)が記述される。
また、ストリーム属性情報60aにはコンテントのタグ(<content>と同義)内にアクセス権情報を設け、これによりオーナ権限など所定の権限操作が可能である。例えば、ある端末には書き込み権限与え、ある端末には読み込み権限だけを与えるようにする。これによりマルチユーザチャットを行うチャットシステム1のコンテントデータ毎に柔軟にセキュリティを付与することができる。
そしてXMPPクライアント制御部221mは図9に示すような転送経路設定情報m1を作成する。<iq>タグに、送信元である端末CmのJID(Jabber ID)、転送経路設定情報m1の識別子("12345")、送信先であるチャットサーバコンポーネントSCmucのJID、転送経路設定情報m1のtype属性("set")が記述されている。この転送経路設定情報m1では転送するコンテント毎に、コンテントのタグで囲まれたコンテントIDとDIVのタグで囲まれた表示要素IDとが対応付けられている。このように、xep-0045: muc、xep-0166: jingleによる制御データに加えて、マルチメディアコンテントの表示する制御データはHTMLファイルから成っている。
ここで、端末Cmは短絡回線Sm1の開設を提案する側、すなわち、Jingleのイニシエータとなる。また、チャットサーバコンポーネントSCmucは短絡回線Sm1の開設の提案に対して同意又は拒否する側、すなわち、Jingleのレスポンダとなる。
図6のステップS107ではXMPPクライアント制御部221mはXMPPの通信規約であるXEP−0166:Jingleを利用して、チャットサーバコンポーネントSCmucに、制御サーバSを介して転送経路設定情報m1を送信する。
ステップS108ではJingle制御部422はその提案を確認したことを示す転送経路設定情報m2(図10参照)を制御サーバSを介して端末Cmに送信する。
図10に示すように転送経路設定情報m2では<iq>タグに、送信元であるチャットサーバコンポーネントSCmucのJID(Jabber ID)、チャットサーバコンポーネントSCmucが確認した転送経路設定情報m1の識別子("12345")、送信先である端末CmのJID、転送経路設定情報m2のtype属性("result")が記述されている。
ステップS109及びS110では、端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間で、短絡回線Sm1を開設するための設定内容についての交渉(ストリーム仕様ネゴシエーション)が行われる。これにより、両者の間での通信可能なトランスポートの設定(例えば、IPアドレスセット)などが検出される。
ステップS111では表示仕様ネゴシエーションが行われる。XMPPクライアント制御部221mとhtml表示要素制御部222mとの間で、短絡回線Sm1を通じて転送される各コンテントの表示に関する表示パラメータの調整が行われる。この調整は転送経路設定情報m1の各html表示属性情報70a〜70dに基づいて行われる。
ステップS112では同様に、チャットサーバコンポーネントSCmucにおいて、表示仕様ネゴシエーションが行われる。
ステップS113ではCm用入出力部427Aは転送経路設定情報m1の各html表示属性情報70a〜70dに基づく各表示パラメータの設定に同意する。
ステップS114では転送経路設定情報m1のhtml表示属性情報70a〜70dに基づく各表示パラメータの設定に同意したことを、Jingle制御部422に通知する。
ステップS115ではJingle制御部422が転送経路設定情報m1のストリーム属性情報60に基づく各転送回線のストリーム属性の設定に同意する。
ステップS116では制御サーバSを介して、Jingle制御部422は短絡回線Sm1の設定の提案に同意する旨を示す転送経路設定情報m3を端末Cmに送信する。
図11に示す転送経路設定情報m3では<iq>タグに、送信元であるチャットサーバコンポーネントSCmucのJID(Jabber ID)、転送経路設定情報m3の識別子("12346")、送信先である端末CmのJID、転送経路設定情報m1のtype属性("set")が記述されている。
また、<jingle>タグには、転送経路設定情報m1の提案(すなわち、短絡回線Sm1の開設に同意したこと)を示すaction属性("session-accept")、短絡回線Sm1の開設を提案する側のXMPPクライアント装置であるイニシエータのJID(Jabber ID)、開設する短絡回線Sm1の転送経路ID("98765")、ストリーム仕様情報8、及びhtml表示仕様情報9が記述されている。
<jingle>タグ内のストリーム仕様情報8にはストリーム仕様ネゴシエーションにて決定された各転送回線のストリーム属性を示すストリーム属性設定情報8が記述されている。ストリーム属性設定情報80a〜80dには、対応するそれぞれの転送回線毎に、転送されるコンテントの作成者を示す情報、そのコンテントの種類、そのコンテントのコンテントID、転送されるコンテントのアプリケーションの種類、チャットサーバコンポーネントSCmucのipアドレスなどが記述される。
<jingle>タグ内のhtml表示仕様情報9には転送経路ID("98765")、各コンテントのhtml表示属性情報90a〜90dが記述されている。html表示属性情報90a〜90dにはそれぞれ、対応するそれぞれのコンテント毎に、対応する表示要素IDやコンテントの種類のほかに、表示仕様ネゴシエーションにて決定された各表示属性(表示位置情報、表示サイズ情報など)のパラメータの設定がhtmlを用いて記述されている。
ステップS117ではXMPPクライアント制御部221mがチャットサーバコンポーネントSCmucの同意した転送回線のストリーム属性の設定を確認する。
ステップS118ではXMPPクライアント制御部221mは転送経路設定情報m1の各html表示属性情報70a〜70dに基づく設定がチャットサーバコンポーネントSCmucにて同意された旨をhtml表示要素制御部222mに通知する。
ステップS119ではhtml表示要素制御部222mがチャットサーバコンポーネントSCmucにて転送経路設定情報m1の各html表示属性情報70a〜70dに基づく設定が同意されたことを確認する。
ステップS120ではhtml表示要素制御部222mが各表示パラメータの設定が同意されたことを確認した旨をXMPPクライアント制御部221mに通知する。
ステップS121では制御サーバSを介して、XMPPクライアント制御部221mは転送経路設定情報m3を確認したことを示す転送経路設定情報m4をチャットサーバコンポーネントSCmucに送信する。
図12に示す転送経路設定情報m4では<iq>タグに送信元である端末CmのJID(Jabber ID)、端末Cmが確認した転送経路設定情報m3の識別子("12346")、送信先であるチャットサーバコンポーネントSCmucのJID、転送経路設定情報m4がメッセージングする情報のtype属性("result")が記述されている。
以上の手順により、端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間でコンテントデータを直接やりとりする短絡回線Sm1が開設される。
図13は装置間の接続状態示す図である。短絡回線Sm1を介し端末CmとチャットサーバコンポーネントSCmucとの間でコンテントデータをやりとりする。チャットサーバコンポーネントSCmucではCm用入出力部427mが、端末CmではXMPPクライアント制御部221mが、コンテントデータの入出力の制御を行う。
短絡回線Sm1内には短絡回線Sm11〜Sm14の4つの回線が設けられている。短絡回線Sm11はストリーム属性情報60aに対応し、短絡回線Sm12はストリーム属性情報60bに対応し、短絡回線Sm13はストリーム属性情報60cに対応し、短絡回線Sm14はストリーム属性情報60dに対応する。このため、短絡回線Sm11及び短絡回線Sm12ではビデオコンテントがやり取りされる。短絡回線Sm13では画像などのイメージコンテントがやり取りされ、短絡回線Sm14ではテキストコンテントがやり取りされる。
次に、図14を用いて、新たな入出者として端末C1がチャットルームに加入後、端末C1とチャットサーバコンポーネントSCmucとの間で短絡回線Sm2の開通手順を説明する。
ステップS150では端末C1は制御サーバSに対して、XMPPのプロトコルxep−0030:Service Discoveryを利用してチャットルームを検索する。制御サーバSはチャットサーバコンポーネントSCmucの場所を知っており、制御サーバSを介することで端末C1はチャットルームを発見できる。
ステップS151では端末C1は制御サーバSにチャットルームへ入室する要求を行う。ステップS152では制御サーバSは端末C1から受け取った要求をチャットサーバコンポーネントSCmucへ要求する。
ステップS153ではチャットサーバコンポーネントSCmucは端末C1の入室許可の通知を制御サーバSへ送信する。ステップS154では制御サーバSは入室許可の通知を端末C1へ送信する。
ステップS155ではチャットサーバコンポーネントSCmucは新しい入室者があった旨の通知を制御サーバへ送信する。ステップS156では制御サーバSは既にチャットルームに入室していた端末Cmへ新しい入室者があった旨の通知を送信する。
同様に端末C2が既に入出していると、端末C2へ新しい入室者があった旨の通知を送信する(ステップS157、S158)。
ステップS159ではチャットサーバコンポーネントSCmucがJingleイニシエータとなり、端末C1へ短絡回線Sm2の開設提案を行う。
ステップS160では端末C1がJingleレスポンダとなり、チャットサーバコンポーネントSCmucからの提案に同意する。そして図6に示すような手順を踏み短絡回線Sm2が開設される。
端末C1とチャットサーバコンポーネントSCmucとの間に短絡回線Sm2が開設されると図15のようになる。図13と比較すると、XMPPクライアント制御部221AとC1用入出力部427Aとが新に短絡回線Sm2を介して接続されるようになる。
図16を用いて短絡回線Smを介し、端末Cmと端末C1との間で複数のマルチメディアコンテントを転送する手順について説明する。端末Cmと端末C1との間にはチャットサーバコンポーネントSCmucが中継してコンテントデータの入出力を制御している。
ステップS205及びS206では開設した短絡回線Smを通じて端末Cmと端末C1はチャットを開始する。
ステップS207では端末Cmと端末C1との間で、チャットサーバコンポーネントSCmucが中継して、コンテントが動的に転送される。本実施形態では端末C1から端末Cmへ送受信される動画コンテント(ビデオなど)は短絡回線Sm11、Sm21と、短絡回線Sm12、Sm22と、を介して転送される。端末C1から端末Cmへ送受信される画像データは短絡回線Sm13、Sm23を介して転送される。端末Cmと端末C1との間で送受信されるテキストメッセージデータは短絡回線Sm14、Sm24を介して送受信される。
ステップS208では端末Cmのhtml表示要素制御部222mは端末C1から転送されるコンテントを格納する。そして表示仕様制御部223mにコンテントを転送する。
ステップ209では端末Cmの表示仕様制御部223mはhtml表示属性情報70a〜70dに基づいて、コンテントを表示部Dmに再配置する。そしてステップS210では表示部Dmに表示する。
たとえば、転送経路設定情報m1内に規定され表示属性情報70bのコンテントID”12”の動画コンテントが転送された場合、対応する表示要素ID”12”のhtml表示属性情報に格納される。そして、表示画面Dm’の第2レイヤーの(10px,10px)の位置に、横480px×縦640pxのサイズで表示される。
同様に、ステップS211では端末C1のhtml表示要素制御部222Aは端末Cmから転送されるコンテントを格納する。そして表示仕様制御部223Aにコンテントを転送する。
ステップ212では表示仕様制御部223Aはコンテントを表示部D1に再配置する。そしてステップS213では表示部D1に表示する。
たとえば、表示属性情報70aのようにコンテントIDが”11”の動画コンテントが転送された場合、対応する表示要素ID”11”のhtml表示要素に格納される。そして、表示画面D1’の第3レイヤーの(10px,800px)の位置に、横768px×縦1024pxのサイズで表示される。
なお、端末Cmと端末C1との間で転送される動画コンテントの表示サイズが設定される例を説明したが、これに限定されず、htmlやカスケーディングスタイルシート(CSS:cascade style check sheet)にて表現できる表示属性であれば設定することができる。つまり、端末間で共有するhtml表示属性情報70a〜70dを、端末毎のCSS表示属性で上書きする事で、html表示属性情報70a〜70dに含まれるマルチメディアコンテントを、端末毎に最適な表示属性に合わせて表示することができる。また、図9に示すhtml表示属性情報70a〜70dではコンテントの表示位置情報や表示サイズ情報を絶対指定で設定したが、相対指定することもできる。解像度を変えて出力することも可能である。このような制御を行うことで、図1に示すように各端末の表示画面Dm’と、D1’と、D2’と、を端末毎に異ならせることができる。
また、音声入力の場合にはステレオ音源の入力をモノラル音源の出力に変換することができる。また、複数の音声入力を同時に受け付けて、多重化して音声出力することも可能である。
以上のように本発明は、複数の端末間Cm、C1、C2でマルチユーザチャットを行うチャットシステム1において、制御回線Smjを介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末Cm、C1、C2と送受信する制御サーバSと、各前記端末Cm、C1、C2と短絡回線Smを介したチャットルームを構築するとともに中継回線Sscを介して前記制御データを前記制御サーバSと送受信するチャットサーバコンポーネントSCmucと、を備え、前記制御回線Smj及び前記中継回線Sscを介して前記端末Cm、C1、C2と前記チャットサーバコンポーネントSCmucとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線Smを介して前記端末Cm、C1、C2と前記チャットサーバコンポーネントSCmucとの間でコンテントデータをやり取りする。
このため、複数の端末間Cm、C1、C2との間でマルチメディアコンテントをやりとりするマルチユーザチャットを行うことができ、利便性を向上できるチャットシステムすることができる。
また、制御データが端末Cm、C1、C2から送信されるマルチメディアコンテントに関連付けられた識別子を有し、短絡回線Smの通信属性を示すストリーム属性情報60a〜60dの識別子(ID=11など)と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報70a〜dの識別子(ID=11など)と、が対応している。このため、短絡回線Smは識別子によって管理され効率のよい制御データの管理が可能である。
また、制御データが端末Cm、C1、C2に応じたアクセス権のデータを含み、端末Cm、C1、C2がアクセス権に基づいてコンテントデータを送受信する。このためコンテントデータにセキュリティを与えることができ利便性のよいチャットシステム1を提供できる。
また、制御データが端末Cm、C1、C2の環境に応じた表示属性や音声出力属性などの端末属性を含み、端末Cm、C1、C2がチャットルームに入室した際に端末属性を更新する。このため、端末の環境に柔軟に対応でき、利便性のよいチャットシステム1を提供できる。
また、制御サーバSと端末Cm、C1、C2との間で通信され、制御サーバSとチャットサーバコンポーネントScmucとの間で通信される。このため、端末の数が増えても制御サーバへと通信できればよく接続の柔軟性がある。
また、中継回線Ssc及び制御回線Smjの通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、短絡回線Smの通信方式がxep−0166:Jingleに基づく。汎用性のあるプロトコルを採用しているため、システムの拡張性がある。
また、制御データがHTMLファイルから成ることを特徴とする。制御データはマルチメディアコンテント用のデータ表示をするものを含む。このため、柔軟かつ容易に制御データの修正が可能である。
また、前記ストリーム属性情報の一部をhtml表示属性情報内にメディアタグ内のSRC属性として記載する。このため、html表示属性情報内にメディアタグ内のSRC属性として、<video src="rtp://192.168.1.1:8760" />のように記載する。即ち、短絡回線の通信属性を示すストリーム属性情報の識別子と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報の識別子と、が対応しなくてもよく、制御データの記載に柔軟性がある。
また、短絡回線Smを用いてマルチユーザチャットを行っている場合には、制御データが送受信されない限り、短絡回線Smのみの通信となる。
また、複数の端末Cm、C1、C2間でチャットを行うチャット方法において、チャットサーバコンポーネントSCmucによってチャットルームを構築するステップと、制御データに基づいて短絡回線Smにより端末Cm、C1、C2とチャットサーバコンポーネントSCmucとの間でコンテントデータの通信を可能にするステップと、を備えた。これにより、マルチメディアコンテントをやりとりするマルチユーザチャットを容易に実現することができる。
また、また、中継回線Ssc及び制御回線Smjの通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、短絡回線Smの通信方式がxep−0166:Jingleに基づく。汎用性のあるプロトコルを採用しているため、システムの拡張性がある。
(第2の実施形態)
第1実施形態においては、端末数は3つに限られたが、これに限定されるわけではない。例えば図17に示すように端末がCmと、C1〜Cn個(nは3以上の整数)あってもよい。この場合にはn+1個の入出力部をチャットサーバコンポーネントSCmucが備える。そして、それぞれの入出力部に応じてコンテントデータをやり取りする。例えば、端末Cmから入力Imがあると、端末C1には出力O1、端末C2には出力O2、と続き、端末Cnには出力Onが出力される。
また、チャットサーバコンポーネントSCmucと制御サーバは同一の筐体でも構わない。
また、本チャットシステム1ではやりとりするコンテントの数に応じて短絡回線Smを通じて転送するマルチメディアコンテントを動的に追加することができる。
また、端末Cmのような管理者権限を全ての端末に付与してもよい。この場合には全ての端末から管理者同様の操作が可能となる。
管理端末である端末Cmが図17に示すような転送経路設定情報m5を作成する。ストリーム仕様情報10と、これに対応する追加コンテントのhtml表示属性情報110dとがさらに加えられている。この転送経路設定情報m5をチャットサーバコンポーネントSCmucへ送信し、所定の手続きを経て追加される。
このように制御データがHTMLファイルから成ることを特徴とする。制御データはマルチメディアコンテント用のデータ表示をするものを含む。このため、柔軟かつ容易に制御データの修正が可能である。
html表示仕様情報7(図7参照)内のhtml表示属性情報70a〜70dと、ストリーム仕様情報6(図8参照)と、はそれぞれを識別するIDによって対応づけた。一方、ストリーム仕様情報6(図8参照)から、それぞれのコンテントが有する回線パラメータ、転送プロトコル(rtp)、Jingleイニシエータ(端末Cm)のIPアドレス(192.168.1.1)、ポート番号(8760など)を読み取る事ができる。この回線パラメータをhtml表示属性情報70a〜dとして、例えばvideoタグ内のSRC情報として直接指定する事も可能である。具体的には図19に示すようにストリーム属性情報60a〜dの一部をhtml表示属性情報70a〜d内にSRC属性として記載(<video src="rtp://192.168.1.1:8760" />)して特定する方法である。
これにより、通常のWebシステムにおいてhtml文中に含まれるマルチメディア情報は、メディアタグ(例えばviedoタグなど)の属性として参照する方法と親和性の高いメディア記述が可能となる。また、制御データの記載方法の柔軟性が大きくなる。
1 チャットシステム
6 ストリーム仕様情報
7 html表示仕様情報
60a〜60d ストリーム属性情報
70a〜70d html表示属性情報
422 Jingle制御部
423 ストリーム制御部
426 ストリームスイッチ
427 ストリーム入出力部
S 制御サーバ
SCmuc チャットサーバコンポーネント
Sm 短絡回線
Ssc 中継回線
Smj 制御回線
Cm、C1、C2 端末
m1〜m5 転送経路設定情報(制御データ)

Claims (11)

  1. 複数の端末間でマルチユーザチャットを行うチャットシステムにおいて、
    制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末と送受信する制御サーバと、
    各前記端末と短絡回線を介したチャットルームを構築するとともに中継回線を介して前記制御データを前記制御サーバと送受信するチャットサーバコンポーネントと、
    を備え、前記制御回線及び前記中継回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータをやり取りすることを特徴とするチャットシステム。
  2. 前記制御データが前記端末から送信されるマルチメディアコンテントに関連付けられた識別子を有し、
    前記短絡回線の通信属性を示すストリーム属性情報の識別子と、マルチメディアコンテントの表示属性を示すhtml表示属性情報の識別子と、が対応していることを特徴とする請求項1に記載のチャットシステム。
  3. 前記制御データが前記端末に応じたアクセス権のデータを含み、前記端末が前記アクセス権に基づいて前記コンテントデータを送受信することを特徴とする請求項2に記載のチャットシステム。
  4. 前記制御データが前記端末の環境に応じた端末属性を含み、前記端末が前記チャットルームに入室した際に前記端末属性を更新することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のチャットシステム。
  5. 前記制御サーバと前記端末との間で通信され、前記制御サーバと前記チャットサーバコンポーネントとの間で通信されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のチャットシステム。
  6. 前記中継回線及び前記制御回線の通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、
    前記短絡回線の通信方式がxep−0166:Jingleに基づくことを特徴とする請求項5に記載のチャットシステム。
  7. 前記制御データがHTMLファイルから成ることを特徴とする請求項6に記載のチャットシステム。
  8. 前記ストリーム属性情報の一部をhtml表示属性情報内にメディアタグ内のSRC属性として記載することを特徴とする請求項1に記載のチャットシステム。
  9. 複数の端末間でマルチユーザチャットを行うチャット方法において、
    制御回線を介してマルチメディアコンテントの通信用の制御データを各前記端末と送受信する制御サーバと、
    各前記端末と短絡回線を介したチャットルームを構築するとともに中継回線を介して前記制御データを前記制御サーバと送受信するチャットサーバコンポーネントと、
    を備え、前記制御回線及び前記中継回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間で前記制御データをやり取りするとともに、前記短絡回線を介して前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータをやり取りすることを特徴とするチャット方法。
  10. 前記チャットサーバコンポーネントによって前記チャットルームを構築するステップと、
    前記制御データに基づいて前記短絡回線により前記端末と前記チャットサーバコンポーネントとの間でコンテントデータの通信を可能にするステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載のチャット方法。
  11. 前記中継回線及び前記制御回線の通信方式がxep−0166:Jingleとxep−0045:mucとに基づき、
    前記短絡回線の通信方式がxep−0166:Jingleに基づくことを特徴とする請求項10に記載のチャット方法。
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