JP2012164001A - エンジニアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の言語および機能に対応可能なエンジニアリング装置を提供する。
【解決手段】機能情報記憶手段12に言語毎の表示機能情報および監視機能情報を記憶させておき、演算手段11が、ロケール情報記憶手段13のロケール情報、言語設定手段14の言語指定、または監視機能設定手段15の監視機能指定に一致する表示機能情報および監視機能情報を読み出して機能定義ファイルを作成する。監視装置2は、機能定義ファイルから作成された動作ファイルに従って監視動作および出力画面表示を行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、制御機器を監視する監視装置を備えた監視システムをローカライズして構築するエンジニアリング装置に関するものである。
建物内の複数のフィールド制御機器の監視・制御を行う監視システムとして、BACnet(Building Automation and Control networking protocol)などのオープンネットワークを用いて、空調設備、照明設備、電気設備および防災設備などの異なるメーカのシステムを接続し、監視・制御を行うマルチベンダ対応システムが普及している。
このBACnetに対応した監視システムを構築する際には、システム運用のためのアプリケーションをインストールしたエンジニアリング装置が、BACnetの規格に合わせて、監視装置で管理を行うデバイス情報、管理ポイント情報およびオブジェクト情報などの管理情報を記録したJOBファイルを作成している。また、エンジニアリング装置は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置で管理を行う上位コントローラを動作させるための動作ファイルを作成し、対応する上位コントローラにダウンロードしている。
BACnetのような通信規格の標準化が進み、国内外を問わず様々なメーカの各種設備を利用可能にはなったが、国内と海外とではオペレーションシステム(OS)などの動作環境が異なるため、監視システム用アプリケーションは画面表示する言語などをそれぞれのOSに対応させる必要がある。さらに、国内と海外とではシステム上の制約も異なるため、画面表示機能に加え、制約条件、デバイス監視機能など各種制御機能の仕様に対応する必要がある。そこで、従来は、海外仕様の監視システムを構築する場合、日本国内仕様のアプリケーションを基準に機能変更して国(言語)毎の仕様にし、それぞれ動作保証を行っていた。
また、関連技術として、ディスプレイに表示する文字列を日本語にするか英語にするかを選択するための切替スイッチを設け、選択された言語の文字列をディスプレイ表示する制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。この制御装置は、1つの文字列に対して予め日本語文字列と英語文字列とを登録しておき、切替スイッチの選択言語に応じた言語の文字列を読み出して表示するように構成されている。
特開平5−150810号公報
従来の監視システムでは、国(言語)毎に画面表示機能およびデバイス監視機能などの仕様を変更したアプリケーションをそれぞれ用意する必要があるため、開発工数が増大してしまう。さらに、国内外を問わず様々な動作環境に対応してサポートするのは煩雑であり、利便性にも劣るという課題があった。
また、特許文献1に開示された制御装置は言語の表示を切り替えるのみであり、動作環境に応じて機能の仕様が異なるシステムには対応できないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の言語および機能に対応可能なエンジニアリング装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエンジニアリング装置は、監視装置による監視動作を規定する監視機能情報および出力の画面表示に用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、所望の言語の設定を受け付ける言語設定手段と、言語設定手段が受け付けた言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を機能情報記憶手段から読み出して、監視装置に当該監視機能情報に基づく監視動作を行わせると共に当該言語で画面表示を行わせるための機能定義ファイルを作成する演算手段とを備えるものである。
また、この発明に係るエンジニアリング装置は、監視装置による監視動作を規定する監視機能情報および出力の画面表示に用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、自己のロケール情報を記憶するロケール情報記憶手段と、ロケール情報記憶手段に記憶されたロケール情報と一致する言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を機能情報記憶手段から読み出して、監視装置に当該監視機能情報に基づく監視動作を行わせると共に当該言語で画面表示を行わせるための機能定義ファイルを作成する演算手段とを備えるものである。
この発明によれば、監視装置による監視動作を規定する監視機能情報および出力の画面表示に用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶しておき、任意の言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を読み出して機能定義ファイルを作成するようにしたので、複数の言語および機能に対応可能なエンジニアリング装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置の構成を示すブロック図である。 機能情報記憶手段が格納する機能情報の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置の、インストール時における仕様設定動作を示すフローチャートである。 日本国内仕様の機能定義ファイルの一例を示す図である。 英語環境仕様の機能定義ファイルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置の、運用中における仕様切替動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示す図であり、通信ネットワークとしてBACnetを用いた場合を示している。
監視システムは、図1に示すように、エンジニアリング装置1、監視装置2、表示装置3、複数の上位コントローラ4および複数の下位コントローラ5などから構成されている。
エンジニアリング装置1は、BACnetに対応した監視システムを構成するものであり、例えばコンピュータを用いる。このエンジニアリング装置1は、システムを構築する際に、アプリケーションのインストーラ6を起動してアプリケーションのインストールを実行する。続いてエンジニアリング装置1はインストールしたアプリケーションプログラムに従って、BACnetの規格に合わせて、監視装置2で監視・制御を行う上位コントローラ4、下位コントローラ5および不図示のフィールド制御装置の構成情報や、I/O情報などの管理情報を記録したJOBファイルを作成する。また、エンジニアリング装置1は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置2および各上位コントローラ4を動作させるための動作ファイルを生成して、対応する監視装置2および上位コントローラ4にダウンロードする。
監視装置2は、エンジニアリング装置1からダウンロードした動作ファイルに基づいて動作し、BACnetを介して接続される複数の上位コントローラ4を監視・制御するものである。この監視装置2による監視・制御情報は表示装置3に表示される。
上位コントローラ4は、監視装置2による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される複数の下位コントローラ5を監視・制御するものである。この上位コントローラ4は、エンジニアリング装置1からダウンロードした動作ファイルに基づいて動作する。
下位コントローラ5は、上位コントローラ4による制御に従い、下位ネットワークを介して接続される複数の不図示のフィールド制御装置を制御するものである。
以上の上位コントローラ4、下位コントローラ5および不図示のフィールド制御装置が制御機器に相当し、監視装置2の監視下にある。
BACnet規格に合わせて構築された監視システムにおいて、エンジニアリング装置1にインストールされたOSの言語環境は日本語(Japanese)の他、英語(English)、ハングル語(Korean)、繁体字(Traditional Chinese)、簡体字(Simplified Chinese)など、システム毎に異なる。また、監視システムの動作上の制約条件は国毎に異なり、例えば日本ではデバイス監視をBACnet IEIE−P−0003:2000 I−Am定周期送信方式で行うが、米国ではBACnet IEIE−G−xxxx:2004 Who−Is定周期送信方式で行う。また例えば、日本では電力デマンド監視をN分周期で行うが、米国ではM分周期で行う。
このように、監視システムによって表示機能、監視機能といった動作環境が異なる。例えば、日本語OSがインストールされたエンジニアリング装置1を備える監視システム、英語OSがインストールされたエンジニアリング装置1aを備える監視システム、および日本語OSがインストールされたエンジニアリング装置1bを備える監視システムがあるとする。
従来は、日本語OSのエンジニアリング装置1,1bには日本国内仕様のインストーラからアプリケーションをインストールし、英語OSのエンジニアリング装置1aには英語環境仕様のインストーラからインストールする必要がある。よって、インストーラは複数必要であり、また、一度インストールした後で仕様を変更することはできなかった。
これに対し、本実施の形態1では、同一のインストーラ6からエンジニアリング装置1,1a,1bにそれぞれアプリケーションをインストールし、後述する機能定義ファイルを用いて表示機能および監視機能を定義して、システム毎に動作環境を設定する。詳細は後述するが、エンジニアリング装置1(日本語OS)を備える監視システムでは、表示機能が日本語、監視機能も日本仕様の監視システムを構築する。また、エンジニアリング装置1a(英語OS)では表示機能が英語、監視機能も米国仕様の監視システムを構築する。さらに、エンジニアリング装置1c(日本語OS)を用いて表示機能が英語、監視機能も米国仕様の監視システムを構築する。
次に、エンジニアリング装置1のシステム構築に関する構成について説明する。図2はこの発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の構成を示すブロック図である。
エンジニアリング装置1は、図2に示すように、演算手段11、機能情報記憶手段12、ロケール情報記憶手段13、言語設定手段14、監視機能設定手段15、機能定義ファイル記憶手段16、ファイル作成手段17、送受信手段18および入出力手段19から構成されている。
演算手段11は、インストーラ6を起動して、監視システムを構築し運用するためのアプリケーションを不図示のプログラムメモリに展開すると共に、インストーラ6が有する機能情報を機能情報記憶手段12に格納する。そして、演算手段11は、インストールしたアプリケーションプログラムを実行して監視システムを構築する際に、表示機能および監視機能を定義する機能定義ファイルを作成してこのエンジニアリング装置1の動作環境、ひいてはこのエンジニアリング装置1を含む監視システムの動作環境を設定する。
機能情報記憶手段12は、監視システムの表示機能、監視機能といった各種機能情報を、複数の言語に対応付けて記憶するものである。
図3に、機能情報記憶手段12が記憶している機能情報の一例を示す。機能情報は、「言語」に「表示機能」と「監視機能」が対応付けられており、「表示機能」としては日本語、英語、ハングル語などの種類がある。「監視機能」としては通信方式、デバイス監視、電力デマンド監視、接続機器a〜cなどの各種機能があり、機能のまとまり毎に機能番号(識別情報)を付して「言語」に対応付けてある。
例えば「言語」が日本語の場合、日本語の「表示機能」と、日本仕様の「監視機能」である1番の「機能番号」とが対応する。日本仕様の「監視機能」としては、通信方式がA(BACnet IEIE−P−0003:2000を表す)、電力デマンド監視はN分周期、デバイス監視はβ(I−Am定周期送信を表す)、接続機器aはβ(所定のプライベートネットワーク使用可能を表す)などが登録されている。
また、例えば「言語」が英語の場合、英語の「表示機能」と、英語環境仕様の「監視機能」である2番の「機能番号」とが対応する。英語環境仕様の「監視機能」としては、通信方式がB(BACnet IEIE−G−xxxx:2004を表す)、電力デマンド監視はM分周期、デバイス監視はα(Who−Is定周期送信を表す)、接続機器aはβ(上記プライベートネットワーク使用可能を表す)などが登録されている。
ロケール情報記憶手段13は、OSなどが設定した言語(国)環境の情報を記憶するものである。エンジニアリング装置1の場合、日本語OSがインストールされているので記憶されているロケール情報は日本語を示す。
言語設定手段14は、ロケール情報記憶手段13からロケール情報を取得して、または、入出力手段19から言語設定情報を取得して、それら情報が指定する言語の情報を演算手段11へ出力する。なお、言語設定手段14は、言語設定情報取得の際、入出力手段19に言語設定用の画面を表示させてユーザに所望の言語の設定を促す。
監視機能設定手段15は、入出力手段19に監視機能設定用の画面を表示させてユーザに所望の監視機能の設定を促し、入出力手段19から監視機能の機能番号を取得して演算手段11へ出力する。
機能定義ファイル記憶手段16は、演算手段11が作成した機能定義ファイルを記憶しておくものである。
ファイル作成手段17は、演算手段11の作成した機能定義ファイルを取得し、この機能定義ファイルに定義された監視機能情報および表示機能情報に基づいて監視装置2で監視・制御を行う上位コントローラ4、下位コントローラ5および不図示のフィールド制御装置の構成情報およびI/O情報などの管理情報を記憶したJOBファイルを作成する。また、ファイル作成手段17は、作成したJOBファイルに基づいて、監視装置2および各上位コントローラ4を動作させるための動作ファイルを作成する。
なお、図2の例では、演算手段11とファイル作成手段17を個別に設けたが、演算手段11がファイル作成手段17の機能を兼ね備える構成であってもよい。
送受信手段18は、ファイル作成手段17が作成した動作ファイルを監視装置2および上位コントローラ4に送信して、この動作ファイルによって監視装置2の表示機能および監視機能、ならびに上位コントローラ4の監視機能を制御する。
入出力手段19は、言語設定手段14および監視機能設定手段15の制御に従って言語設定用の画面および監視機能設定用の画面を表示すると共に、ユーザからの入力を受け付ける。なお、入出力手段19として、キーボード(マウスなど)とディスプレイのように別体の入力装置と出力(表示)装置を用いてもよいし、タッチパネルのように入力と出力(表示)が一体となった装置を用いてもよい。
以下では、アプリケーションのインストール時に、仕様を設定する動作を説明する。
図4は、この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の、インストール時における仕様設定の動作を示すフローチャートである。
エンジニアリング装置1において、演算手段11がインストーラ6のインストールを開始し、機能情報記憶手段12に機能情報を格納する(ステップST1)。次いで、言語設定手段14がロケール情報記憶手段13からロケール情報を取得して、演算手段11へ出力する(ステップST2)。
次いで、演算手段11が機能情報記憶手段12を参照して、ロケール情報と一致する言語に対応付けられた表示機能および監視機能を読み出して、機能定義ファイルを作成する(ステップST3)。エンジニアリング装置1のロケール情報は日本語なので、演算手段11は表示機能として日本語を選択し、監視機能として機能番号1の各種機能を選択して、図5に示すような機能定義ファイルを作成する。作成した機能定義ファイルは、機能定義ファイル記憶手段16に格納しておく。また、機能定義ファイルを画面表示して、ユーザに提示してもよい。
図5に、日本国内仕様の機能定義ファイルの例を示す。図示するように、機能定義ファイルには、言語設定に応じて<view>タグに表示機能情報が定義されると共に、<control>タグに監視機能情報が定義される。この他に、ロケール情報、対応機種情報などの情報を含めてもよい。
次いで、ファイル作成手段17が、機能定義ファイルに基づいたJOBファイルおよび動作ファイルを作成し(ステップST4)、送受信手段18が監視装置2および上位コントローラ4へこの動作ファイルを送信する(ステップST5)。
監視装置2は、動作ファイルを受信すると、動作ファイル中の表示機能情報に従って、表示装置3に画面表示させるための表示機能を切り替える。よって、表示装置3は機能定義ファイルに定義された言語で画面表示を行うことになる。また、監視装置2は、動作ファイルに定義された監視機能情報に従って、上位コントローラ4および下位コントローラ5の監視・制御を行う。さらに、上位コントローラ4も、動作ファイルを受信すると、ファイル中の監視機能情報に従って動作する。
一方、英語OSがインストールされたエンジニアリング装置1bの場合、ロケール情報は英語を表すので、演算手段11は表示機能として英語を選択し、監視機能として機能番号2の各種機能を選択して、図6に示すような機能定義ファイルを作成することになる。図6に示す英語環境仕様の機能定義ファイルは、図5に示す日本国内仕様の機能定義ファイルと同様に<view>タグおよび<control>タグ内に表示機能情報および監視機能情報が定義されている。例えば<id_1000>は、日本国内仕様では「秒」、英語環境仕様では「Sec」のため、監視装置2は日本国内仕様なら表示装置3に対して「秒」を画面表示させ、英語環境仕様なら「Sec」を画面表示させることになる。また、<Device_Monitoring>は、日本国内仕様では「β(I−Am定周期送信によるデバイス監視を行う)」であるが、英語環境仕様では「α(Who−Is定周期送信によるデバイス監視を行う)」であるため、監視装置2は日本国内仕様なら上位コントローラ4および下位コントローラ5が自発的に送信するI−Am信号を受信してデバイスの生存確認を行い、英語環境仕様なら上位コントローラ4および下位コントローラ5へWho−Is信号を送信しI−Am信号の応答を受信して生存確認を行うことになる。
なお、図4のフローチャートにおいて、外部から言語の設定を受け付けてもよい。
その場合には、図4のステップST2において、演算手段11がロケール情報記憶手段13からロケール情報を取得する代わりに、言語設定手段14が入出力手段19に言語設定用の画面を表示させ、ユーザに所望の言語を設定させる。そしてステップST3において、演算手段11は、言語設定手段14が入出力手段19を介して受け付けた言語設定情報と一致する言語に対応付けられた表示機能および監視機能を機能情報記憶手段12から読み出して、機能定義ファイルを作成する。
また、外部から監視機能の設定を受け付けてもよい。
その場合には、図4のステップST2において、演算手段11がロケール情報記憶手段13からロケール情報を取得すると共に、監視機能設定手段15が入出力手段19に機能設定用の画面を表示させ、ユーザに所望の監視機能(機能番号)を設定させる。そしてステップST3において、演算手段11は、ロケール情報と一致する表示機能と、監視機能設定手段15が入出力手段19を介して受け付けた機能番号と一致する監視機能とを機能情報記憶手段12から読み出して、機能定義ファイルを作成する。
さらに、ロケール情報を用いず、外部から言語および監視機能の設定を受け付けてもよい。
その場合には、図4のステップST2において、演算手段11がロケール情報記憶手段13からロケール情報を取得する代わりに、言語設定手段14が入出力手段19に言語設定用の画面を表示させてユーザに所望の言語を設定させると共に、監視機能設定手段15が入出力手段19に機能設定用の画面を表示させて所望の監視機能(機能番号)を設定させる。そしてステップST3において、演算手段11は、言語設定手段14が入出力手段19を介して受け付けた言語設定情報と一致する言語に対応付けられた表示機能と、監視機能設定手段15が入出力手段19を介して受け付けた機能番号と一致する監視機能とを機能情報記憶手段12から読み出して、機能定義ファイルを作成する。
このようにして、表示機能の設定および監視機能の設定のいずれか一方、または両方を外部から受け付けることにより、エンジニアリング装置1のOSの言語環境によらず、所望の表示機能および監視機能の監視システムを構築できる。例えば、図1に示すエンジニアリング装置1cは日本語OSであるが、英語の表示機能および2番の監視機能を設定して、英語環境仕様で動作させることができる。
次に、アプリケーションのインストール後または監視システム運用中に仕様を切り替える動作を説明する。
図7は、この発明の実施の形態1に係るエンジニアリング装置1の、運用中における仕様切替の動作を示すフローチャートである。監視システムの運用中は機能定義ファイル記憶手段16に記憶されている機能定義ファイルに基づいたJOBファイルおよび動作ファイルにより、監視装置2、上位コントローラ4および下位コントローラ5が動作している。
エンジニアリング装置1において、演算手段11が機能定義ファイル記憶手段16から機能定義ファイルを取得し(ステップST11)、現在設定されている言語および機能番号を読み出して言語設定手段14および監視機能設定手段15へ通知する。
次いで、言語設定手段14が入出力手段19に言語設定用の画面を表示させて現在設定されている言語を示し、ユーザに所望の言語を設定させる(ステップST12)。また、監視機能設定手段15が入出力手段19に機能設定用の画面を表示させて現在設定されている監視機能(機能番号)を示し、ユーザに所望の監視機能(機能番号)を設定させる(ステップST12)。
次いで、演算手段11は、言語設定手段14が入出力手段19を介して受け付けた言語設定情報と一致する言語に対応付けられた表示機能と、監視機能設定手段15が入出力手段19を介して受け付けた機能番号と一致する監視機能とを機能情報記憶手段12から読み出して、機能定義ファイルを更新する(ステップST13)。表示機能と監視機能のどちらか一方だけ更新してもよい。更新した機能定義ファイルは、機能定義ファイル記憶手段16に格納しておく。また、機能定義ファイルを画面表示して、ユーザに提示してもよい。
次いで、ファイル作成手段17が、更新された機能定義ファイルに基づいてJOBファイルを更新し、さらに更新したJOBファイルに基づいて動作ファイルを作成する(ステップST14)。次いで、送受信手段18が監視装置2および上位コントローラ4へこの動作ファイルを送信する(ステップST15)。
監視装置2は、動作ファイルを受信すると、ファイル中の表示機能情報に従って表示装置3に画面表示させるための表示機能を切り替えると共に、監視機能情報に従って上位コントローラ4および下位コントローラ5の監視・制御を行う。また上位コントローラ4も、動作ファイルを受信すると、ファイル中の監視機能情報に従って動作する。
このようにして、表示機能の設定および監視機能の設定のいずれか一方、または両方を運用途中で切り替えることにより、エンジニアリング装置1のOSの言語環境によらず、所望の表示機能および監視機能の監視システムに変更することができる。例えば、日本語OSがインストールされたエンジニアリング装置1は、日本語の表示機能および1番の監視機能が設定されて日本国内仕様になっているが、2番の監視機能に切り替えて、部分的に英語環境仕様に変更することができる。
以上より、実施の形態1に係るエンジニアリング装置1を、監視装置2による監視動作を規定する監視機能情報および監視状況を表示装置3に画面表示させるために用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶する機能情報記憶手段12と、自己のロケール情報を記憶するロケール情報記憶手段13と、所望の言語の設定を受け付ける言語設定手段14と、所望の監視機能情報の設定を受け付ける監視機能設定手段15と、ロケール情報または言語設定情報と一致する言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を機能情報記憶手段12から読み出して、監視装置2などに当該監視機能情報に基づく監視動作を行わせると共に当該言語で画面表示を行わせるための基礎となる機能定義ファイルを作成する演算手段11と、監視システムを構築するためのJOBファイルを当該機能定義ファイルに基づいて作成し、さらに監視装置2などに監視動作を行わせるための動作ファイルをJOBファイルに基づいて作成するファイル作成手段17と、動作ファイルを監視装置2へ送信する送受信手段18とを備えるように構成した。このため、国内外を問わず、複数の言語および機能に対応可能なエンジニアリング装置1を提供することができる。また、国(言語)毎に仕様を変更したインストーラ6およびエンジニアリング装置1を用意する必要がなく、開発工数の増大を抑制でき、メンテナンス性も向上できる。
なお、上記実施の形態1では、BACnetなどのオープンネットワークを用いた場合について示したが、これに限るものではなく、その他のオープンネットワークまたは独自のプライベートネットワークを用いた場合についても同様に適用可能である。
また、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
1 エンジニアリング装置
2 監視装置
3 表示装置
4 上位コントローラ
5 下位コントローラ
6 インストーラ
11 演算手段
12 機能情報記憶手段
13 ロケール情報記憶手段
14 言語設定手段
15 監視機能設定手段
16 機能定義ファイル記憶手段
17 ファイル作成手段
18 送受信手段
19 入出力手段

Claims (3)

  1. 制御機器を監視する監視装置を備えた監視システムを構築するエンジニアリング装置において、
    前記監視装置による監視動作を規定する監視機能情報および出力の画面表示に用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    所望の言語の設定を受け付ける言語設定手段と、
    前記言語設定手段が受け付けた言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を前記機能情報記憶手段から読み出して、前記監視装置に当該監視機能情報に基づく監視動作を行わせると共に当該言語で画面表示を行わせるための機能定義ファイルを作成する演算手段とを備えることを特徴とするエンジニアリング装置。
  2. 制御機器を監視する監視装置を備えた監視システムを構築するエンジニアリング装置において、
    前記監視装置による監視動作を規定する監視機能情報および出力の画面表示に用いる表示機能情報を、言語に対応付けて記憶する機能情報記憶手段と、
    自己のロケール情報を記憶するロケール情報記憶手段と、
    前記ロケール情報記憶手段に記憶されているロケール情報と一致する言語に対応する監視機能情報および表示機能情報を前記機能情報記憶手段から読み出して、前記監視装置に当該監視機能情報に基づく監視動作を行わせると共に当該言語で画面表示を行わせるための機能定義ファイルを作成する演算手段とを備えることを特徴とするエンジニアリング装置。
  3. 所望の監視機能情報の設定を受け付ける監視機能設定手段を備え、
    前記機能情報記憶手段は、所定のまとまりにした監視機能情報毎に識別情報を付与して記憶し、
    前記監視機能設定手段は、前記識別情報により所望の監視機能情報の設定を受け付け、
    前記演算手段は、前記監視機能設定手段が受け付けた識別情報に対応する監視機能情報を読み出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジニアリング装置。
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