JP2012158047A - 製品情報を付した電気ケーブル及びその製品情報付加方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モールド装置や金型の構造を大幅に変更せず、また、製品情報の刻印工程をモールド成形工程と別途に行うことなく電気ケーブルの樹脂成形部に製品情報を付加する。
【解決手段】機能性部品19を支持ピン51で支持しモールド成形することにより、樹脂成形部13を形成してなる電気ケーブルにおいて、樹脂成形部には、製品情報に応じた支持ピンの組み合わせによる複数の貫通孔15a-hが形成されており、支持ピンの断面形状及び/又は断面の向きを変えることにより、前記複数の貫通孔の組み合わせに複数のパターンを与えることで、製品情報を判別できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品情報を付した電気ケーブル及びその製品情報付加方法に関するものであり、より詳細には、フェライトコアなどの機能性部品を被覆する樹脂成形部に製造年月日やロットナンバーなどの製品情報を付した電気ケーブル及びその製品情報付加方法に関するものである。
一般に、電気ケーブルの両端には、電子機器と電源の電気的接続や電子機器間の電気的接続を行うためのコネクタやプラグなどの機能性部品が取り付けられている。また、電気信号のノイズ対策用のフェライトコアなどの機能性部品が中間部分に設けられている電気ケーブルも多数存在している。通常、これらの機能性部品は、電気ケーブルの一部と共に樹脂成形部で覆われている。
従来より、生産管理や不良品対策のために、製造年月日やロットナンバーなどの製品情報を、電気ケーブルの樹脂成形部に付加することが広く行われている。図9に、フェライトコアを有する従来の電気ケーブル(101)の樹脂成形部(103)の上面図を示す。中空円筒状のフェライトコア(図3又は図4のフェライトコア(19)を参照)に、電気ケーブル(101)が挿入されており、フェライトコア及び電気ケーブル(101)の一部は略円筒状の樹脂成形部(103)で覆われている。
樹脂成形部(103)は、モールド成形法を用いて作製される。樹脂成形部(103)のモールド成形工程では、電気ケーブル(101)が挿入された状態のフェライトコアが金型のキャビティ内で支持された状態で、溶融樹脂がキャビティに注入される。このために、樹脂成形部(103)には、溶融樹脂が硬化した後に支持ピンが抜き取られた跡である貫通孔(107a-d)が形成される。
このように樹脂成形部(103)が作製された後に、電気ケーブル(101)が刻印機に搬送されて、樹脂成形部(103)に製品情報を示す文字列(105)(図9の例では、ロットナンバー「YM100414」)が刻印される。なお、樹脂成形部(103)に文字列(105)を刻印することに加えて、又は、その代わりに、電気ケーブル(101)に製品情報の文字列を印刷することも行われている。
製造工程の簡略化の観点からすると、モールド成形工程において、樹脂成形部(103)に文字列(105)が刻印されるのが好ましい。例えば、特許文献1及び特許文献2には、モールド成形工程において、製品情報を示す文字列が樹脂成形部に刻印されるモールド装置や金型が開示されている。故に、特許文献1や特許文献2に開示されたようなモールド装置や金型を用いて、電気ケーブル(101)の樹脂成形部(103)を作製すると共に文字列(105)を刻印することが考えられる。
特開平6−120281号公報 特開2000−108204号公報
特許文献1や特許文献2に開示されているモールド装置や金型では、刻印される各文字(又は数字)について当該文字を表現するための複数のピンを金型に配設している。しかしながら、電気ケーブル(101)の樹脂成形部(103)に刻印又は付加される各文字は小さい(一般に数ミリ程度)。これらのモールド装置や金型を用いて、電気ケーブル(101)の製品情報を樹脂成形部(103)に刻印する場合、非常に小さな多数のピンを互いに近接させ、さらには、金型に出没自在に配置する必要があるので、モールド装置や金型の構造が非常に細かく複雑になってしまう。
本発明の目的は、従来のモールド装置や金型の構造を大幅に変更せず、また、製品情報の刻印工程をモールド成形工程と別途に行うことなく電気ケーブルの樹脂成形部に製品情報を付加することである。
本発明の製品情報を付した電気ケーブルは、
機能性部品を支持ピンで支持しモールド成形することにより、樹脂成形部を形成してなる電気ケーブルにおいて、
樹脂成形部には、製品情報に応じた支持ピンの組み合わせによる複数の貫通孔が形成されており、
支持ピンの断面形状及び/又は断面の向きを変えることにより、前記複数の貫通孔の組み合わせに複数のパターンを与えることで、製品情報を判別できるようにしたものである。
また、本発明の電気ケーブルの製品情報付加方法は、
複数の電気ケーブルの各々に製品情報を付加する方法において、
第1金型と第2金型が組み合わされて形成されるキャビティ内に、電気ケーブルに取り付けられた1又は複数の機能性部品を複数の支持ピンを用いて支持して、前記キャビティに溶融樹脂を注入してモールド成形を行う工程を前記複数の電気ケーブルの各々に実行することで、前記1又は複数の機能性部品を覆うと共に、前記複数の支持ピンの跡である複数の貫通孔が形成された樹脂成形部を前記複数の電気ケーブルの各々に設ける方法であって、
前記複数の支持ピンの各々は、断面形状及び/又は断面の向きが異なる複数の種類から選択された一つであって、前記第1金型又は前記第2金型に着脱自在に装着され、
前記複数の電気ケーブルの各々の製品情報に応じて前記複数の支持ピンの組合せを与えることで、前記複数の電気ケーブルの各々の樹脂成形部の外面における複数の貫通孔のパターンを、前記複数の電気ケーブルの各々の製品情報に対応させるものである。
本発明の製品情報を付した電気ケーブルによれば、機能性部品をモールド成形する際に機能性部品を支持する支持ピンの断面形状及び/又は断面の向きを変えることで、モールド成形により樹脂成形部に残される貫通孔のパターンにより製品情報を判別することができる。従って、電気ケーブル等に製品情報を刻印や印刷等によって別途付する必要はない。
また、本発明の電気ケーブルへの製品情報付加方法によれば、支持ピンの断面形状及び/又は断面の向きを変えることにより、モールド成形工程の結果として樹脂成形部に貫通孔の複数のパターンを与えることができる。これにより、電気ケーブルの製品情報を樹脂成形部に付加することができる。複数の貫通孔のパターン、つまり電気ケーブルに付加される製品情報は、モールド成形工程において使用する支持ピンの組合せを変えることで変更することができるから、樹脂成形部の作製に使用する従来のモールド装置や金型の構造に大きな変更を加える必要がない。
また、本発明の電気ケーブルへの製品情報付加方法によれば、電気ケーブル等に別途製品情報を刻印や印刷等によって付する工程を不要とすることができる。
本発明の実施例である製品情報を付した電気ケーブルの樹脂成形部を示す平面図である。 本発明の実施例である製品情報を付した電気ケーブルの樹脂成形部を示す底面図である。 図1に示す線A−Aで破断して矢印方向に見た断面図である。 本発明の実施例である製品情報付加方法におけるモールド成形工程を示す側面図である。 本発明の実施例である製品情報付加方法で使用する支持ピンの例を示す斜視図である。 本発明の実施例である製品情報付加方法を説明する表である。 本発明の実施例である製品情報付加方法を説明する表である。 本発明の実施例である製品情報付加方法を説明する表である。 従来の電気ケーブルの樹脂成形部を示す平面図である。
以下、本発明の実施例について、図を用いて説明する。図1及び図2には、本発明の実施例である製品情報を付した電気ケーブル(11)の樹脂成形部(13)が図示されている。略円筒状の樹脂成形部(13)には、樹脂成形部(13)の周壁を貫通する計8つの貫通孔(15a-h)と、樹脂成形部(13)の外面におけるこれら貫通孔(15a-h)のパターン又は配置を特定するのに用いる凸部(17)とが形成されている。図3に示すように、略円筒状の樹脂成形部(13)の内部には、電気ケーブル(11)が挿入された状態で中空円筒状のフェライトコア(19)が収納されている。このフェライトコア(19)が本発明における機能性部品に相当する。電気ケーブル(11)は、図示を省略した芯線とそれを被覆する絶縁部とを備えており、電気ケーブル(11)の両端には、図示を省略したコネクタが夫々取り付けられている。
樹脂成形部(13)は、モールド成形法を用いて作製される。図4に示すように、樹脂成形部(13)のモールド成形工程では、第1金型(31)と第2金型(33)が組み合わされてキャビティ(35)が形成される。キャビティ(35)内には、電気ケーブル(11)が挿入された状態のフェライトコア(19)が配置される。第1金型(31)と第2金型(33)とには、各4本の支持ピン(51)が着脱自在に装着されており、計8本の支持ピン(51)により、フェライトコア(19)がキャビティ(35)内で支持される。図4では、第1金型(31)と第2金型(33)は、説明のために電気ケーブル(11)の中心線を通る垂直面で破断されており、第1金型(31)に装着された2本の支持ピン(51)と、第2金型(33)に装着された2本の支持ピン(51)のみが示されている。
支持ピン(51)は、第1金型(31)又は第2金型(33)に開けられた取付孔(37)に嵌入される円柱状の嵌入部(53)と、フェライトコア(19)と当接する支持部(55)とを有している(図5参照)。第1金型(31)と第2金型(33)の各々には、垂直方向に沿って4つの取付孔(37)が開けられており、各取付孔(37)の周面には、垂直方向に沿って溝(39)が形成されている。各溝(39)の深さ方向は、同じ向きにされる。
支持ピン(51)の嵌入部(53)には、溝(39)に嵌まる凸条(57)が突設されている(図5参照)。支持部(55)の端面が第1金型(31)又は第2金型(33)の内面と当接するまで支持ピン(51)を取付孔(37)に差し込むと、第1金型(31)又は第2金型(33)の外面から嵌入部(53)の端部が突出する。嵌入部(53)の端部にはネジ山が形成されており、その端部にナット(61)を螺合させることで、支持ピン(51)は第1金型(31)又は第2金型(33)に位置決め及び装着される。
フェライトコア(19)がキャビティ(35)内で支持された状態にて溶融樹脂が注入され、フェライトコア(19)を覆うようにキャビティ(35)内が溶融樹脂で満たされる。注入された溶融樹脂が硬化した後、第1金型(31)と第2金型(33)を離間することで、図1乃至図3に示す樹脂成形部(13)が完成する。樹脂成形部(13)の8つの貫通孔(15a-h)は、第1金型(31)と第2金型(33)に装着された8本の支持ピン(51)が樹脂成形部(13)から抜き出された跡である。
本実施例では、8本の支持ピン(51)の各々は、電気ケーブル(11)の製造情報に応じて、形状が異なる5種類の支持ピンから選択されて、第1金型(31)又は第2金型(33)に装着される。これにより、上記の工程で形成される樹脂成形部(13)の貫通孔(15a-h)のパターンが、電気ケーブル(11)の製品情報に対応するように与えられる。図5には、選択可能な5種類の支持ピンの中の3種が図示されている。図5の左側に図示した支持ピン(51')の支持部(55)の(軸方向に垂直な)断面形状は円である。図5の中央に図示した支持ピン(51'')の支持部(55)の断面形状は正方形である。図5の右側に図示した支持ピン(51''')の支持部(55)の断面形状も正方形であるが、支持ピン(51'')と支持ピン(51''')とでは、嵌入部(53)に対する支持部(55)の配置が異なっている。より具体的には、支持ピン(51''')は、支持ピン(51'')の支持部(55)をその垂直軸回りに45度回転したものとなっている。
樹脂成形部(13)の外面における貫通孔(15a-h)の各々の形状は、その貫通孔(15a-h)に対応する支持ピン(51)として5種類の支持ピンの何れかが使用されることで、○(丸)、□(正方形)、◇(菱形)、△(三角形)及び▽(逆三角形)の何れかになる。図5に示した3種の支持ピン(51')(51'')(51''')は、○(丸)、□(正方形)及び◇(菱形)に夫々対応している。なお、本実施例では、支持ピン(51')(51'')(51''')に加えて、△(三角形)又は▽(逆三角形)の孔形状を得るために、支持部(55)の断面形状が同じ三角形であるが、嵌入部(53)に対する支持部(55)の配置が異なった2種類の支持ピンが、選択可能な5種類の支持ピンの中に含まれている(図示省略)。
本実施例では、8つの貫通孔(15a-h)のパターンによって、電気ケーブル(11)の製造年月日を樹脂成形部(13)に付加することで表示している。図1にて上側に配置された2つの貫通孔(15a)(15b)は、製造年月日における西暦の十の位を表すのに使用され、下側に配置された2つの貫通孔(15c)(15d)は、西暦の一の位を表すのに使用される。図6は、その表現規則を示す表である。図6の表の左列には、貫通孔(15a)(15b)又は貫通孔(15c)(15d)の形状の組合せが示されており、図6の表の右列には、特定の組合せに対応した0乃至9までの数字が示されている。西暦の千と百の位の数字(つまり、「2」と「0」)については、貫通孔(15a-h)を用いて表現する必要はない。
図1に示す例では、4つの貫通孔(15a-d)により、電気ケーブル(11)の製造年月日の西暦として2013年を付加、表示している。例えば、これら貫通孔(15a-d)を用いて西暦2026年を表す場合、左上の貫通孔(15a)の形状は丸にされ、右上の貫通孔(15b)の形状は三角形にされる。また、左下の貫通孔(15c)の形状は正方形にされ、右下の貫通孔(15d)の形状は逆三角形にされる。凸部(17)は、8つの貫通孔(15a-h)のパターンを識別又は判別する際の視方向を定めるために使用される。4つの貫通孔(15a-h)により表現される西暦の判別は、図1に示すように凸部(17)が樹脂成形部(13)の左側に見える状態で行われる。
図2にて上側に配置された2つの貫通孔(15e)(15f)は、製造年月日における月を表すのに使用される。図7は、その表現規則を示す表である。図7の表の左列には、2つの孔(15e)(15f)の形状の組合せが示されており、図7の表の右列には、特定の組合せに対応して1月から12月までの月が示されている。図2に示す例では、貫通孔(15e)(15f)により付加される電気ケーブル(11)の製造年月日の月は、3月である。例えば、電気ケーブル(11)の製造年月日の月が8月である場合には、左上の貫通孔(15e)が三角形に、右上の貫通孔(15f)が逆三角形にされる。
図2にて下側に配置された2つの貫通孔(15g)(15h)は、製造年月日における日を表すのに使用される。図8は、その表現規則を示す表である。図8の表の左列には、2つの貫通孔(15g)(15h)の形状の組合せが示されており、図8の表の右列には、特定の組合せに対応した6つの期間が示されている。図2に示す例では、貫通孔(15g)(15h)により、電気ケーブル(11)の製造年月日の日が21日〜25日である旨が表示されている。例えば電気ケーブル(11)の製造年月日の日が1日〜5日である場合には、2つの貫通孔(15g)(15h)は共に丸にされる。なお、製造年月日の月と日の判別は、図2に示すように凸部(17)が左後ろに隠れた状態に樹脂成形部(13)を配置して行われる。
図8に示すように、本実施例では、製造年月日の日が5日間又は6日間の幅で特定されているが、例えば、六角形の孔形状も選択可能とすることで(組合せが36パターンとなる)、貫通孔(15g)(15h)の形状の組合せで1日から31日までの各々を表現してもよい。
本実施例では、貫通孔(15a-h)を用いて、電気ケーブル(11)の製造年月日を付加しているが、電気ケーブル(11)の製品番号やロットナンバーなどを表示するのに貫通孔(15a-h)が用いられてもよい。また、付加される製品情報は、アルファベットの文字列やアルファベットと数字が混在する文字列であってもよい。必要に応じて選択可能な孔形状の数を増減することは容易に可能であり、貫通孔(15a-h)を用いて表現できる情報量に特段の制限はない。
本実施例では、第1金型(31)と第2金型(33)の各々に4本の支持ピン(51)が装着されるが、第1金型(31)に装着される支持ピン(51)の数と第2金型(33)に装着される支持ピン(51)の数に特段の制限はない。また、8つの貫通孔(15a-h)の他に、第1金型(31)又は第2金型(33)に固定された支持ピンがあってもよい。例えば、フェライトコア(19)を下側から支持する1又は複数のピンを第2金型(33)に固定し、8本の支持ピン(51)を第1金型(31)に着脱自在に装着することも可能である。
本実施例では、8つの貫通孔(15a-h)の全てを使用して製品情報を付加しているが、表示する製品情報の内容に応じて、8つの貫通孔(15a-h)の幾つかの形状を(例えば、丸に)固定してもよく、また、形状が固定される貫通孔に対応する支持ピン(51)は、着脱自在にする特段の必要はないことから、第1金型(31)又は第2金型(33)に(例えば接合されて)固定されてもよい。
本実施例では、フェライトコア(19)を覆う電気ケーブル(11)の樹脂成形部(13)の貫通孔(15a-h)を用いてその製造年月日を付加しているが、例えば、電気ケーブル(11)の一端に取り付けられるプラグやコネクタなどを覆う樹脂成形部を上述のように作製することで、電気ケーブル(11)の製造年月日が、プラグやコネクタなどを覆う樹脂成形部の貫通孔を用いて付加されてもよい。また、本実施例では、樹脂成形部(13)内には1個のフェライトコア(19)が収納されるが、本発明において、樹脂成形部(13)で覆われる機能性部品の数に特段の制限はない。
本実施例では、貫通孔(15a-h)のパターンを識別する際の視方向を定めるために凸部(17)が使用されているが、それ以外の樹脂成形部(13)の外観の特徴や電気ケーブル(11)の両端の構成などに基づいて視方向を定めるようにしてもよい。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
(11) 電気ケーブル
(13) 樹脂成形部
(15a-h) 貫通孔
(19) フェライトコア
(31) 第1金型
(33) 第2金型
(35) キャビティ
(37) 取付孔
(51) 支持ピン
(53) 嵌入部
(55) 支持部

Claims (5)

  1. 機能性部品を支持ピンで支持しモールド成形することにより、樹脂成形部を形成してなる電気ケーブルにおいて、
    樹脂成形部には、製品情報に応じた支持ピンの組み合わせによる複数の貫通孔が形成されており、
    支持ピンの断面形状及び/又は断面の向きを変えることにより、前記複数の貫通孔の組み合わせに複数のパターンを与えることで、製品情報を判別できるようにしたことを特徴とする製品情報を付した電気ケーブル。
  2. 機能性部品は中空筒状のフェライトコアである請求項1に記載の製品情報を付した電気ケーブル。
  3. 複数の電気ケーブルの各々に製品情報を付加する方法において、
    第1金型と第2金型が組み合わされて形成されるキャビティ内に、電気ケーブルに取り付けられた1又は複数の機能性部品を複数の支持ピンを用いて支持して、前記キャビティに溶融樹脂を注入してモールド成形を行う工程を前記複数の電気ケーブルの各々に実行することで、前記1又は複数の機能性部品を覆うと共に、前記複数の支持ピンの跡である複数の貫通孔が形成された樹脂成形部を前記複数の電気ケーブルの各々に設ける方法であって、
    前記複数の支持ピンの各々は、断面形状及び/又は断面の向きが異なる複数の種類から選択された一つであって、前記第1金型又は前記第2金型に着脱自在に装着され、
    前記複数の電気ケーブルの各々の製品情報に応じて前記複数の支持ピンの組合せを与えることで、前記複数の電気ケーブルの各々の樹脂成形部の外面における複数の貫通孔のパターンを、前記複数の電気ケーブルの各々の製品情報に対応させることを特徴とする方法。
  4. 前記複数の支持ピンの各々の一端側は、前記第1金型又は前記第2金型の取付孔に嵌入する嵌入部となっており、
    前記複数の支持ピンの各々の他端側は、前記1又は複数の機能性部品の何れかに当接する支持部となっている請求項3に記載の方法。
  5. 前記1又は複数の機能性部品は中空筒状のフェライトコアである、請求項3又は請求項4に記載の方法。
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JP2014195864A (ja) * 2013-03-08 2014-10-16 本田技研工業株式会社 多軸締付装置および多軸締付方法

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