JP2012156949A - 試験機、通信装置及び試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させるとともに、UPH試験を継続すること。
【解決手段】試験機100は、通信端末装置においてSGにZero_Grantを設定した場合に、通信端末装置より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、通信端末装置においてSGにZero_Grant以外の値を設定した場合に、通信端末装置よりスケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPHの試験手順を実行する。T_SIG周期生成部113は、通信端末装置においてZero_Grant以外の値をSGに設定した場合に、通信端末装置にスケジューリング情報を報告させるための報告周期をT_SIGに設定する。
【選択図】図2
【解決手段】試験機100は、通信端末装置においてSGにZero_Grantを設定した場合に、通信端末装置より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、通信端末装置においてSGにZero_Grant以外の値を設定した場合に、通信端末装置よりスケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPHの試験手順を実行する。T_SIG周期生成部113は、通信端末装置においてZero_Grant以外の値をSGに設定した場合に、通信端末装置にスケジューリング情報を報告させるための報告周期をT_SIGに設定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばUPH(UE Transmission Power Headroom)試験に用いられる試験機、通信装置及び試験方法に関する。
非特許文献1において、通信端末装置は最大許容電力(Maximum allowed UL TX Power)と通信端末装置のパワークラス(Power Class)による最大電力とを比較して、小さい方の電力値Pmaxを選択することが規定されている。また、文献3GPP TS 25.215において、選択した電力値PmaxからDPCCH(個別制御チャネル:Dedicated Physical Control Channel)電力を減算してUPH(UE Transmission Power Headroom)を求めることが規定されている。また、非特許文献2において、UPHの測定精度が規定されている。
また、非特許文献3において、スケジューリング情報(SI:Scheduling Information)を用いてUPHを報告することが規定されている。また、非特許文献3において、スケジューリング情報を報告するトリガとして、SG(Serving_Grant)がZero_Grantに等しい場合とZero_Grantに等しくない場合とに分けて規定されている。ここで、Zero_Grantとは、SGが採り得る一つの状態を示す状態値である。また、それぞれの場合において、スケジューリング情報を報告するか否か、及び報告する場合には、スケジューリング情報の報告周期を決定するパラメータであるT_SING(Timer Scheduling Information - "Zero_Grant")とT_SIG(Timer Scheduling Information - different from "Zero_Grant")とが規定されている。ここで、T_SINGは、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであり、T_SIGは、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータである。また、非特許文献4において、非特許文献2で規定されているUPHの測定精度を確認するUPH試験の試験手順では、T_SINGを10msecに設定し、T_SIGをスケジューリング情報を報告しない設定にすることが規定されている。また、非特許文献4では、UPH試験開始時において、SGをZero_Grantに設定した後、試験機の指示によりSGの設定を変更することはないことが規定されている。
次に、従来の試験機1及び通信端末装置2の動作について、図1A及び図1Bを用いて説明する。図1Aは、従来のUPH試験開始前における試験機1及び通信端末装置2の動作を示す図である。また、図1Bは、従来のUPH試験開始後における試験機1及び通信端末装置2の動作を示す図である。なお、図1A及び図1Bにおいて、スケジューリング情報をSIと記載する。
図1Aより、UPH試験開始前において、試験機1は、スケジューリング情報を報告しない設定にしたT_SIGを含んだUPH試験開始コマンドを通信端末装置2へ送信する(送信1)。このUPH試験開始コマンドは、SGの初期情報を含む。
次に、通信端末装置2は、送信1により送信されたUPH試験開始コマンドを受信する。また、通信端末装置2は、受信したUPH試験開始コマンドより、SGの初期情報に従ってSGを更新する。その結果、SGはZero_Grantになる。また、通信端末装置2は、受信したUPH試験開始コマンドより、T_SIGを取得する。その結果、T_SIGはスケジューリング情報を報告しない設定になる(受信1)。
次に、図1Bより、UPH試験開始後において、試験機1は、E−AGCH(拡張絶対的許可チャネル:Enhanced Absolute Grant Channel)信号を通信端末装置2へ送信しない(送信2)。
次に、通信端末装置2は、送信2に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置2は、E−AGCH信号の送信がないため、CRC結果をNGと判定する。また、通信端末装置2は、E−AGCH信号のCRC結果がNGのため、SGを更新しない。この結果、SGはZero_Grantになる(受信2)。
次に、通信端末装置2は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置2は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機1へ報告する(送信3)。
次に、試験機1は、送信3によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信3)。
次に、試験機1は、E−AGCH信号を通信端末装置2へ送信しない(送信4)。
次に、通信端末装置2は、送信4に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置2は、E−AGCH信号の送信がないにもかかわらず、誤ってCRC結果をOKと誤判定する。また、通信端末装置2は、E−AGCH信号のCRC結果がOKのため、SGを更新する。この結果、SGはZero_Grant以外の値になる(受信4)。
次に、通信端末装置2は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置2は、T_SIGがスケジューリング情報を報告しない設定であるため、スケジューリング情報を報告する必要なしと判定し、スケジューリング情報を試験機1へ報告しない(送信5)。
次に、試験機1は、送信5によりスケジューリング情報が報告されなかったことを検出する(受信5)。
次に、試験機1は、E−AGCH信号を通信端末装置2へ送信しない(送信6)。
次に、通信端末装置2は、送信6に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置2は、E−AGCH信号の送信がないため、CRC結果をNGと判定する。また、通信端末装置2は、E−AGCH信号のCRC結果がNGのため、SGを更新しない。この結果、SGはZero_Grant以外の値になる(受信6)。
次に、通信端末装置2は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置2は、T_SIGがスケジューリング情報を報告しない設定であるため、スケジューリング情報を報告する必要なしと判定し、スケジューリング情報を試験機1へ報告しない(送信7)。
次に、試験機1は、送信7によりスケジューリング情報が報告されなかったことを検出する(受信7)。
次に、試験機1は、スケジューリング情報の報告があったか否かを、所定の時間において観測する。また、通信端末装置2は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、T_SIGはスケジューリング情報を報告しない設定であるため、通信端末装置2は、スケジューリング情報を報告する必要なしと判定し、スケジューリング情報を試験機1へ報告しない(送信8)。
次に、試験機1は、送信8によりスケジューリング情報の報告がなかったことを検出する。また、試験機1は、所定の時間において、スケジューリング情報の報告がなかったことを検出し、UPH試験を終了する(受信8)。
3GPP TS 25.215 V6.4.0 5.1.14 UE Transmission power headroom
3GPP TS 25.133 V6.24.0 9.1.13 UE Transmission power headroom
3GPP TS 25.321 V6.18.0 9.2.5.3.2 Scheduling Information、11.8.1.6 Scheduling Information reporting
3GPP TS 34.121-1 V9.2.0 8.7.9 UE Transmission Power Headroom
しかしながら、従来の標準的な試験手順においては、通信端末装置2がE−AGCH信号のCRC結果を誤判定した場合、SGがZero_Grant以外の値に更新される。この結果、SGがZero_Grantに等しくない場合にはスケジューリング情報を報告しない設定であるため、スケジューリング情報が報告されず、UPH試験が終了してしまうという問題がある。特に、E−AGCH信号のCRCのビット数は16ビットのため、2の16乗分の1の確率でCRC結果がOKになってしまうという問題がある。
本発明の目的は、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGが所定の状態を示す状態値以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させることができるとともに、UPH試験を継続することができる試験機、通信装置及び試験方法を提供することである。
本発明の試験機は、通信相手においてSG(Serving_Grant)に所定の状態を示す状態値を設定した場合に、前記通信相手より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、前記通信相手において前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合に、前記通信相手より前記スケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPH(UE Transmission Power Headroom)の試験手順を実行する試験機であって、受信した前記スケジューリング情報に含まれるUPHを取得するUPH取得手段と、受信した制御チャネル信号の電力を測定する測定手段と、前記測定手段により測定した前記電力からUPHを推定する推定手段と、前記UPH取得手段により取得したUPHと前記推定手段により推定したUPHとを比較してUPHの精度を確認する確認手段と、前記通信相手において前記状態値以外の値を前記SGに設定した場合に、前記スケジューリング情報を報告するように前記通信相手に指示する指示手段と、を具備する構成を採る。
本発明の通信装置は、上記の試験機との間で前記試験手順を実行する通信装置であって、受信信号の誤り検出結果に応じて、前記SGに前記状態値または前記状態値以外の値を設定する設定手段と、前記制御チャネル信号の電力を算出する電力算出手段と、前記電力算出手段により算出した前記電力よりUPHを求めるUPH算出手段と、前記設定手段により前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合において、前記指示手段による前記指示に従って、前記UPH算出手段により算出したUPHを含む前記スケジューリング情報を報告する報告手段と、を具備する構成を採る。
本発明の試験方法は、通信相手においてSG(Serving_Grant)に所定の状態を示す状態値を設定した場合に、前記通信相手より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、前記通信相手において前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合に、前記通信相手より前記スケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPH(UE Transmission Power Headroom)の試験手順を実行する試験機における試験方法であって、受信した前記スケジューリング情報に含まれるUPHを取得するステップと、受信した制御チャネル信号の電力を測定するステップと、前記測定した前記電力からUPHを推定するステップと、前記取得したUPHと前記推定したUPHとを比較してUPHの精度を確認するステップと、前記通信相手において前記状態値以外の値を前記SGに設定した場合に、前記スケジューリング情報を報告するように前記通信相手に指示するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGが所定の状態を示す状態値以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させることができるとともに、UPH試験を継続することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明において、UPH試験は、試験機と通信端末装置とにより実行する場合に限らず、試験機と通信端末装置以外の任意の通信装置とによって実行することもできる。以下の実施の形態では、試験機と通信端末装置との間でUPH試験を実行する場合を例に説明する。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係る試験機100の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る試験機100の構成を示すブロック図である。
試験機100は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、SI検出部104と、UPH取得部105と、電力測定部106と、UPH推定部107と、UPH精度判定部108と、UPH試験結果保持部109と、UPH試験継続判定部110と、UPH試験判定部111と、TPCコマンド作成部112と、T_SIG周期生成部113と、UPH試験コマンド生成部114と、送信処理部115とから主に構成される。
アンテナ101は、RF信号を受信して送受信共用機102へ出力する。また、アンテナ101は、送受信共用機102から入力したRF信号を送信する。
送受信共用機102は、アンテナ101から入力したRF信号の受信処理部103への出力と、送信処理部115から入力したRF信号のアンテナ101への出力とを切り替える。
受信処理部103は、送受信共用機102から入力したRF信号をベースバンド信号に変換してSI検出部104及び電力測定部106へ出力する。
SI検出部104は、受信処理部103から入力したベースバンド信号のうちのE−DPDCH信号を復号して、スケジューリング情報が含まれているか否かを検出する。また、SI検出部104は、スケジューリング情報が含まれている場合に、検出したスケジューリング情報をUPH取得部105へ出力するとともに、スケジューリング情報を検出した旨をUPH試験継続判定部110へ通知する。
UPH取得部105は、SI検出部104からスケジューリング情報が入力した場合に、スケジューリング情報に含まれるUPHを取得する。また、UPH取得部105は、取得したUPHをUPH精度判定部108へ出力する。
電力測定部106は、受信処理部103から入力したベースバンド信号を用いて、DPCCHの電力と後述する通信端末装置の送信電力とを測定し、測定結果を用いて平均DPCCH電力と通信端末装置の平均送信電力とを算出する。電力測定部106は、例えばDPCCH電力を100msecの区間で平均して平均DPCCH電力を算出する。また、電力測定部106は、例えば通信端末装置の送信電力を100msecの区間で平均して通信端末装置の平均送信電力を算出する。また、電力測定部106は、平均DPCCH電力の算出結果をUPH推定部107へ出力し、通信端末装置の平均送信電力をUPH精度判定部108へ出力する。
UPH推定部107は、最大許容電力(Maximum allowed UL TX Power)と通信端末装置のパワークラス(Power Class)による最大電力とを比較して、小さい方の電力値Pmaxを選択する。また、UPH推定部107は、選択した電力値Pmaxから、電力測定部106により測定した平均DPCCH電力を減算してUPHを推定する。また、UPH推定部107は、UPHの推定結果をUPH精度判定部108へ出力する。
UPH精度判定部108は、UPH推定部107から入力したUPHの推定結果と、UPH取得部105から入力したUPHとの差分を算出する。また、UPH精度判定部108は、算出した差分と、電力測定部106から入力した通信端末装置の平均送信電力とに基づいて、算出した差分がUPHの所定の精度を満たしているか否かを判定する。具体的には、UPH精度判定部108は、送信電力毎に設定されたUPHの精度をあらかじめ記憶しており、電力測定部106から入力した通信端末装置の平均送信電力に対応するUPHの精度を選択し、算出した差分が選択したUPHの精度を満たしているか否かを判定する。また、UPH精度判定部108は、UPHの精度を満たしている判定結果が得られた場合は良い結果であると判定し、UPHの精度を満たしていない判定結果が得られた場合は悪い結果であると判定する。また、UPH精度判定部108は、良い結果または悪い結果の判定結果、及びその際のUPHをUPH試験結果保持部109へ出力する。
UPH試験結果保持部109は、UPH精度判定部108から入力した判定結果及びその際のUPHを所定時間保持する。また、UPH試験結果保持部109は、前記の所定時間に達した場合、TPCコマンド作成部112に対して送信電力を1dB上げる指示を通知する。また、UPH試験結果保持部109は、UPH試験結果として、保持している判定結果をUPH試験判定部111に報告するとともに、保持しているUPHをUPH試験継続判定部110へ出力する。
UPH試験継続判定部110は、スケジューリング情報を検出した旨の通知がSI検出部104から所定時間通知されない場合、UPH試験を終了する。また、UPH試験継続判定部110は、UPH試験結果保持部109から入力したUPHの報告値が、徐々に下がって所定回数(例えば8回)前回より低くない値が連続した場合に、UPH試験を終了する。また、UPH試験継続判定部110は、UPH試験を終了した際に、UPH試験の終了とそのときのUPHの報告値で最も小さい値をUPH試験判定部111へ通知する。
UPH試験判定部111は、UPH試験継続判定部110から入力したUPH試験の終了を検出したときに、UPH試験継続判定部110から入力したUPHの報告値で最も小さい値が所定の値以上か判定する。また、UPH試験判定部111は、UPHの報告値で最も小さい値が所定の値以上であれば悪い結果であると判定し、UPHの報告値で最も小さい値が所定の値未満であれば良い結果であると判定する。また、UPH試験結果保持部109から報告された判定結果が良い結果または悪い結果であるかを判定する。また、UPH試験判定部111は、UPH試験の終了を検出したときに判定した判定結果と、UPH試験結果保持部109から報告された判定結果から、良い結果が90%以上あればUPH試験を成功であると判定する。また、UPH試験判定部111は、良い結果が90%未満であればUPH試験を失敗であると判定する。
TPCコマンド作成部112は、UPH試験結果保持部109から送信電力を1dB上げる指示が通知された場合に、送信電力を1dB上げるTPCコマンドを作成する。また、TPCコマンド作成部112は、作成したTPCコマンドを送信処理部115へ出力する。
T_SIG周期生成部113は、UPH試験開始前において、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに報告周期を設定し、報告周期を設定したT_SIGをUPH試験コマンド生成部114へ出力する。
UPH試験コマンド生成部114は、UPH試験開始前において、T_SIG周期生成部113から入力したT_SIGを含んだUPH試験開始コマンドを生成して送信処理部115へ出力する。このUPH試験開始コマンドは、SGの初期情報を含む。
送信処理部115は、UPH試験開始前において、UPH試験コマンド生成部114から入力したUPH試験開始コマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。また、送信処理部115は、UPH試験開始後において、TPCコマンド生成部112から入力したTPCコマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。
次に、通信端末装置200の構成について、図3を用いて説明する。図3は、通信端末装置200の構成を示すブロック図である。
通信端末装置200は、アンテナ201と、送受信共用機202と、受信処理部203と、UPH試験コマンド取得部204と、E−AGCH復号部205と、SG更新部206と、Zero_Grant判定部207と、SI報告判定部208と、DPCCH電力算出部209と、UPH算出部210と、SI作成部211と、伝送レート選択部212と、E−DPDCH作成部213と、送信処理部214とから主に構成される。
アンテナ201は、RF信号を受信して送受信共用機202へ出力する。また、アンテナ201は、送受信共用機202から入力したRF信号を送信する。
送受信共用機202は、アンテナ201から入力したRF信号の受信処理部203への出力と、送信処理部214から入力したRF信号のアンテナ201への出力とを切り替える。
受信処理部203は、送受信共用機202から入力したRF信号をベースバンド信号に変換してUPH試験コマンド取得部204、E−AGCH復号部205及びDPCCH電力算出部209へ出力する。
UPH試験コマンド取得部204は、UPH試験開始前において、受信処理部203から入力したベースバンド信号を復号してUPH試験開始コマンドを取得する。また、UPH試験コマンド取得部204は、取得したUPH試験開始コマンドに含まれる、SGの初期情報をSG更新部206へ出力する。また、UPH試験コマンド取得部204は、取得したUPH試験開始コマンドに含まれるT_SIGに設定された報告周期をSI報告判定部208へ通知する。
E−AGCH復号部205は、受信処理部203から入力したベースバンド信号のうちのE−AGCH信号を復号し、復号結果をSG更新部206へ出力する。
SG更新部206は、UPH試験開始前において、UPH試験コマンド取得部204から入力したSGの初期情報に従ってSGを更新する。その結果、SGはZero_Grantになる。また、SG更新部206は、UPH試験開始後において、E−AGCH復号部205から入力したE−AGCHの復号結果からSGの更新を行う。具体的には、SG更新部206は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がNGの場合、SGの更新を行わない。また、SG更新部206は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がOKの場合、SGの更新を行う。また、SG更新部206は、SGの更新結果をZero_Grant判定部207及び伝送レート選択部212へ通知する。なお、SG更新部206は、UPH試験開始後、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果が毎回NGの場合、SGの更新を行わない。この結果、SGは、UPH試験コマンド取得部204から通知されたSGの初期情報より、Zero_Grantのままである。
Zero_Grant判定部207は、SG更新部206から通知されたSGの更新結果より、SGがZero_Grantに等しいか否かを判定する。また、Zero_Grant判定部207は、判定結果をSI報告判定部208へ出力する。
SI報告判定部208は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しい場合、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。ここで、T_SINGの設定処理は、あらかじめ行っておく。
また、SI報告判定部208は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しくない場合、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータである、UPH試験コマンド取得部204から通知されたT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。例えば、SI報告判定部208は、SGがZero_Grantに等しくない場合で、かつT_SIGに報告周期として10msecが設定されている場合、10msecの報告周期でスケジューリング情報を報告すると判定する。なお、SI報告判定部208は、SGがZero_Grantに等しくない場合で、かつT_SIGがスケジューリング情報を報告しない設定である場合には、スケジューリング情報を報告しないと判定する。
また、SI報告判定部208は、スケジューリング情報を報告すると判定した場合、スケジューリング情報を作成する指示をSI作成部211へ通知するとともに、スケジューリング情報を報告する指示を伝送レート選択部212へ通知する。
DPCCH電力算出部209は、受信処理部203から入力したベースバンド信号を復号してTPCコマンドを取得し、取得したTPCコマンドに従ってDPCCH電力を算出する。また、DPCCH電力算出部209は、DPCCH電力の算出結果をUPH算出部210へ出力する。
UPH算出部210は、最大許容電力(Maximum allowed UL TX Power)と通信端末装置200のパワークラス(Power Class)による最大電力とを比較して、小さい方の電力値Pmaxを選択する。また、UPH算出部210は、選択した電力値Pmaxから、DPCCH電力算出部209から入力したDPCCH電力の算出結果を減算してUPHを算出する。また、UPH算出部210は、算出したUPHを平均して報告用のUPHを算出する。UPH算出部210は、例えば、算出したUPHを100msecの区間で平均して報告用のUPHを算出する。また、UPH算出部210は、算出した報告用のUPHをSI作成部211へ出力する。
SI作成部211は、SI報告判定部208からスケジューリング情報を作成する指示を受けた場合、UPH算出部210から入力した報告用のUPHを含んだスケジューリング情報を作成する。また、SI作成部211は、作成したスケジューリング情報をE−DPDCH作成部213へ出力する。
伝送レート選択部212は、SG更新部206から入力したSGの更新結果を参照して、更新されたSGから送信データの伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、SI報告判定部208からスケジューリング情報を報告する指示を受けた場合、送信データと共にスケジューリング情報の送信が可能な伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、選択した伝送レートをE−DPDCH作成部213へ出力する。
E−DPDCH作成部213は、送信データを用いて、伝送レート選択部212から入力した伝送レートのE−DPDCH信号を作成する。また、E−DPDCH作成部213は、スケジューリング情報を報告する場合には、送信データとSI作成部211から入力したスケジューリング情報とを用いて、伝送レート選択部212から入力した伝送レートのE−DPDCH信号を作成する。また、E−DPDCH作成部213は、作成したE−DPDCH信号を送信処理部214へ出力する。
送信処理部214は、E−DPDCH作成部213から入力したE−DPDCH信号を符号化するとともに、RFの信号に変換して送受信共用機202へ出力する。
次に、試験機100及び通信端末装置200の動作について、図4A及び図4Bを用いて説明する。図4Aは、UPH試験開始前における試験機100及び通信端末装置200の動作を示す図である。また、図4Bは、UPH試験開始後における試験機100及び通信端末装置200の動作を示す図である。なお、図4A及び図4Bにおいて、スケジューリング情報をSIと記載する。
図4Aより、UPH試験開始前において、試験機100は、報告周期を設定したT_SIGを含んだUPH試験開始コマンドを通信端末装置200へ送信する(送信11)。このUPH試験開始コマンドは、SGの初期情報を含む。
次に、通信端末装置200は、送信11により送信されたUPH試験開始コマンドを受信する。また、通信端末装置200は、受信したUPH試験開始コマンドより、SGの初期情報に従ってSGを更新する。その結果、SGはZero_Grantになる。また、通信端末装置200は、受信したUPH試験開始コマンドより、T_SIGを取得する。その結果、T_SIGに報告周期が設定される(受信11)。
次に、図4Bより、UPH試験開始後において、試験機100は、E−AGCH信号を通信端末装置200へ送信しない(送信12)。
次に、通信端末装置200は、送信12に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置200は、E−AGCH信号の送信がないため、CRC結果をNGと判定する。また、通信端末装置200は、E−AGCH信号のCRC結果がNGのため、SGを更新しない。この結果、SGはZero_Grantになる(受信12)。
次に、通信端末装置200は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置200は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機100へ報告する(送信13)。
次に、試験機100は、送信13によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信13)。
次に、試験機100は、E−AGCH信号を通信端末装置200へ送信しない(送信14)。
次に、通信端末装置200は、送信14に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置200は、E−AGCH信号の送信がないにもかかわらず、誤ってCRC結果をOKと誤判定する。また、通信端末装置200は、E−AGCH信号のCRC結果がOKのため、SGを更新する。この結果、SGはZero_Grant以外の値になる(受信14)。
次に、通信端末装置200は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置200は、T_SIGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機100へ報告する(送信15)。
次に、試験機100は、送信15によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信15)。
UPH試験では、通信端末装置200におけるE−AGCH信号のCRC結果の誤判定を完全には防ぐことは不可能である。従って、本実施の形態では、E−AGCH信号のCRC結果の誤判定によるUPH試験の終了を防ぐ方法の一つとして、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに報告周期を設定するものである。
このように、本実施の形態によれば、T_SIGに報告周期を設定するため、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させることができるとともに、UPH試験を継続することができる。
なお、本実施の形態において、T_SIGをUPH試験開始前に送信したが、本発明はこれに限らず、T_SIGをUPH試験開始後に送信してもよい。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る試験機500の構成を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施の形態2に係る試験機500の構成を示すブロック図である。
図5に示す試験機500は、図2に示す実施の形態1に係る試験機100に対して、T_SIG周期生成部113を除き、Zero_Grant変更コマンド生成部501を追加し、UPH試験コマンド生成部114の代わりにUPH試験コマンド生成部502を有する。なお、図5において、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
試験機500は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、SI検出部104と、UPH取得部105と、電力測定部106と、UPH推定部107と、UPH精度判定部108と、UPH試験結果保持部109と、UPH試験継続判定部110と、UPH試験判定部111と、TPCコマンド作成部112と、送信処理部115と、Zero_Grant変更コマンド生成部501と、UPH試験コマンド生成部502とから主に構成される。
Zero_Grant変更コマンド生成部501は、UPH試験開始後において、所定の周期毎にSGをZero_Grantに変更するZero_Grant変更コマンドを生成し、生成したZero_Grant変更コマンドをUPH試験コマンド生成部502へ出力する。
UPH試験コマンド生成部502は、UPH試験開始前において、UPH試験開始コマンドを生成して送信処理部115へ出力する。このUPH試験開始コマンドは、SGの初期情報を含む。また、UPH試験コマンド生成部502は、UPH試験開始後において、Zero_Grant変更コマンド生成部501から入力したZero_Grant変更コマンドを含んだUPH試験コマンドを生成して送信処理部115へ出力する。
送信処理部115は、UPH試験コマンド生成部502から入力したUPH試験開始コマンドまたはUPH試験コマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。また、送信処理部115は、TPCコマンド生成部112から入力したTPCコマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。
次に、通信端末装置600の構成について、図6を用いて説明する。図6は、通信端末装置600の構成を示すブロック図である。
図6に示す通信端末装置600は、図3に示す実施の形態1に係る通信端末装置200に対して、UPH試験コマンド取得部204の代わりにUPH試験コマンド取得部601を有し、SG更新部206の代わりにSG更新部602を有し、SI報告判定部208の代わりにSI報告判定部603を有する。なお、図6において、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
通信端末装置600は、アンテナ201と、送受信共用機202と、受信処理部203と、E−AGCH復号部205と、Zero_Grant判定部207と、DPCCH電力算出部209と、UPH算出部210と、SI作成部211と、伝送レート選択部212と、E−DPDCH作成部213と、送信処理部214と、UPH試験コマンド取得部601と、SG更新部602と、SI報告判定部603とから主に構成される。
受信処理部203は、送受信共用機202から入力したRF信号をベースバンド信号に変換してUPH試験コマンド取得部601、E−AGCH復号部205及びDPCCH電力算出部209へ出力する。
UPH試験コマンド取得部601は、UPH試験開始前において、受信処理部203から入力したベースバンド信号を復号してUPH試験開始コマンドを取得する。また、UPH試験コマンド取得部601は、取得したUPH試験開始コマンドに含まれる、SGの初期情報をSG更新部602へ出力する。また、UPH試験コマンド取得部601は、UPH試験開始後において、受信処理部203から入力したベースバンド信号を復号してUPH試験コマンドを取得する。また、UPH試験コマンド取得部601は、取得したUPH試験コマンドに含まれる、Zero_Grant変更コマンドをSG更新部602へ出力する。
E−AGCH復号部205は、受信処理部203から入力したベースバンド信号のうちのE−AGCH信号を復号し、復号結果をSG更新部602へ出力する。
SG更新部602は、UPH試験開始前において、UPH試験コマンド取得部601から入力したSGの初期情報に従ってSGを更新する。その結果、SGはZero_Grantになる。
また、SG更新部602は、UPH試験開始後において、E−AGCH復号部205から入力したE−AGCHの復号結果からSGの更新を行う。具体的には、SG更新部602は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がNGの場合、SGの更新を行わない。また、SG更新部602は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がOKの場合、SGの更新を行う。また、SG更新部602は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がOKの場合でもNGの場合でも、UPH試験コマンド取得部601から入力したZero_Grant変更コマンドに従って、所定の周期毎にSGをZero_Grantに変更する。また、SG更新部602は、SGの更新結果または変更結果をZero_Grant判定部207及び伝送レート選択部212へ通知する。
Zero_Grant判定部207は、SG更新部602から通知されたSGの更新結果または変更結果より、SGがZero_Grantに等しいか否かを判定する。また、Zero_Grant判定部207は、判定結果をSI報告判定部603へ出力する。
SI報告判定部603は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しい場合、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。また、SI報告判定部603は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しくない場合、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。また、SI報告判定部603は、スケジューリング情報を報告すると判定した場合、スケジューリング情報を作成する指示をSI作成部211へ通知するとともに、スケジューリング情報を報告する指示を伝送レート選択部212へ通知する。
SI作成部211は、SI報告判定部603からスケジューリング情報を作成する指示を受けた場合、UPH算出部210から入力した報告用のUPHを含んだスケジューリング情報を作成する。また、SI作成部211は、作成したスケジューリング情報をE−DPDCH作成部213へ出力する。
伝送レート選択部212は、SG更新部602から入力したSGの更新結果または変更結果を参照して、更新または変更されたSGから送信データの伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、SI報告判定部603からスケジューリング情報を報告する指示を受けた場合、送信データと共にスケジューリング情報の送信が可能な伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、選択した伝送レートをE−DPDCH作成部213へ出力する。
次に、試験機500及び通信端末装置600の動作について、図7を用いて説明する。図7は、UPH試験開始後における試験機500及び通信端末装置600の動作を示す図である。なお、本実施の形態において、UPH試験開始前における試験機500及び通信端末装置600の動作は、送信するコマンドが異なる以外は図4Aと同一であるので、その説明を省略する。また、図7において、スケジューリング情報をSIと記載する。
図7より、UPH試験開始後において、試験機500は、E−AGCH信号を通信端末装置600へ送信しない(送信21)。
次に、通信端末装置600は、送信21に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置600は、E−AGCH信号の送信がないため、CRC結果をNGと判定する。また、通信端末装置600は、E−AGCH信号のCRC結果がNGのため、SGを更新しない。この結果、SGはZero_Grantになる(受信21)。
次に、通信端末装置600は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置600は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機500へ報告する(送信22)。
次に、試験機500は、送信22によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信22)。
次に、試験機500は、E−AGCH信号を通信端末装置600へ送信しない(送信23)。
次に、通信端末装置600は、送信23に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置600は、E−AGCH信号の送信がないにもかかわらず、誤ってCRC結果をOKと誤判定する。また、通信端末装置600は、E−AGCH信号のCRC結果がOKのため、SGを更新する。この結果、SGはZero_Grant以外の値になる(受信23)。
次に、通信端末装置600は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置600は、T_SIGがスケジューリング情報を報告しない設定であるため、スケジューリング情報を報告する必要なしと判定し、スケジューリング情報を試験機500へ報告しない(送信24)。
次に、試験機500は、送信24によりスケジューリング情報が報告されなかったことを検出する(受信24)。
次に、試験機500は、所定の周期後において、SGをZero_Grantに変更するZero_Grant変更コマンドを含んだUPH試験コマンドを通信端末装置600へ送信する(送信25)。
次に、通信端末装置600は、送信25により送信されたUPH試験コマンドを受信する。また、通信端末装置600は、受信したUPH試験コマンドに含まれるZero_Grant変更コマンドに従って、SGをZero_Grantに変更する(受信25)。
次に、通信端末装置600は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置600は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機500へ報告する(送信26)。
次に、試験機500は、送信26によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信26)。
ここで、試験機500が通信端末装置600に対してZero_Grant変更コマンドを含んだUPH試験コマンドを送信する所定の周期は、試験機500がスケジューリング情報の報告がなかったことを検出する所定の時間より短くする。
UPH試験では、通信端末装置600におけるE−AGCH信号のCRC結果の誤判定を完全には防ぐことは不可能である。従って、本実施の形態では、E−AGCH信号のCRC結果の誤判定によるUPH試験の終了を防ぐ方法の一つとして、所定の周期毎にZero_Grant変更コマンドによりSGをZero_Grantに変更させるものである。
このように、本実施の形態では、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、所定の周期毎にZero_Grant変更コマンドによりSGがZero_Grantに変更される。これにより、本実施の形態によれば、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させることができるとともに、UPH試験を継続することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る試験機800の構成を示すブロック図である。
図8は、本発明の実施の形態3に係る試験機800の構成を示すブロック図である。
図8に示す試験機800は、図2に示す実施の形態1に係る試験機100に対して、T_SIG周期生成部113を除き、Zero_Grant変更コマンド生成部802及びE−AGCH作成部803を追加し、UPH試験コマンド生成部114の代わりにUPH試験コマンド生成部801を有し、送信処理部115の代わりに送信処理部804を有する。なお、図8において、図2と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
試験機800は、アンテナ101と、送受信共用機102と、受信処理部103と、SI検出部104と、UPH取得部105と、電力測定部106と、UPH推定部107と、UPH精度判定部108と、UPH試験結果保持部109と、UPH試験継続判定部110と、UPH試験判定部111と、TPCコマンド作成部112と、UPH試験コマンド生成部801と、Zero_Grant変更コマンド生成部802と、E−AGCH作成部803と、送信処理部804とから主に構成される。
UPH試験コマンド生成部801は、UPH試験開始前において、UPH試験開始コマンドを生成して送信処理部804へ出力する。このUPH試験開始コマンドは、SGの初期情報を含む。
Zero_Grant変更コマンド生成部802は、UPH試験開始後において、所定の周期毎にSGをZero_Grantに変更するZero_Grant変更コマンドを生成し、生成したZero_Grant変更コマンドをE−AGCH作成部803へ出力する。
E−AGCH作成部803は、UPH試験開始後において、Zero_Grant変更コマンド生成部802から入力したZero_Grant変更コマンドを含んだE−AGCH信号を作成し、作成したE−AGCH信号を送信処理部804へ出力する。
送信処理部804は、UPH試験開始前において、UPH試験コマンド生成部801から入力したUPH試験開始コマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。また、送信処理部804は、UPH試験開始後において、TPCコマンド生成部112から入力したTPCコマンドを符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。また、送信処理部804は、E−AGCH作成部803から入力したE−AGCH信号を符号化するとともに、RF信号に変換して送受信共用機102へ出力する。
次に、通信端末装置900の構成について、図9を用いて説明する。図9は、通信端末装置900の構成を示すブロック図である。
図9に示す通信端末装置900は、図3に示す実施の形態1に係る通信端末装置200に対して、SG更新部206の代わりにSG更新部901を有し、SI報告判定部208の代わりにSI報告判定部902を有する。なお、図9において、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
通信端末装置900は、アンテナ201と、送受信共用機202と、受信処理部203と、UPH試験コマンド取得部204と、E−AGCH復号部205と、Zero_Grant判定部207と、DPCCH電力算出部209と、UPH算出部210と、SI作成部211と、伝送レート選択部212と、E−DPDCH作成部213と、送信処理部214と、SG更新部901と、SI報告判定部902とから主に構成される。
UPH試験コマンド取得部204は、UPH試験開始前において、受信処理部203から入力したベースバンド信号を復号してUPH試験開始コマンドを取得する。また、UPH試験コマンド取得部204は、取得したUPH試験開始コマンドに含まれる、SGの初期情報をSG更新部901へ出力する。
E−AGCH復号部205は、UPH試験開始後において、受信処理部203から入力したベースバンド信号のうちのE−AGCH信号を復号し、復号結果をSG更新部901へ出力する。
SG更新部901は、UPH試験開始前において、UPH試験コマンド取得部204から入力したSGの初期情報に従ってSGを更新する。その結果、SGはZero_Grantになる。
また、SG更新部901は、UPH試験開始後において、E−AGCH復号部205から入力したE−AGCHの復号結果からSGの更新を行う。具体的には、SG更新部901は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がNGの場合、SGの更新を行わない。また、SG更新部901は、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がOKの場合、SGの更新を行う。また、SG更新部901は、所定の周期毎に、Zero_Grant変更コマンドを含む復号結果がE−AGCH復号部205から入力した際に、復号結果であるE−AGCH信号のCRC結果がOKの場合は、SGをZero_Grantに変更する。また、SG更新部901は、SGの更新結果または変更結果をZero_Grant判定部207及び伝送レート選択部212へ通知する。
Zero_Grant判定部207は、SG更新部901から通知されたSGの更新結果または変更結果より、SGがZero_Grantに等しいか否かを判定する。また、Zero_Grant判定部207は、判定結果をSI報告判定部902へ出力する。
SI報告判定部902は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しい場合、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。また、SI報告判定部902は、Zero_Grant判定部207から入力した判定結果においてSGがZero_Grantに等しくない場合、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。また、SI報告判定部902は、スケジューリング情報を報告すると判定した場合、スケジューリング情報を作成する指示をSI作成部211へ通知するとともに、スケジューリング情報を報告する指示を伝送レート選択部212へ通知する。
SI作成部211は、SI報告判定部902からスケジューリング情報を作成する指示を受けた場合、UPH算出部210から入力した報告用のUPHを含んだスケジューリング情報を作成する。また、SI作成部211は、作成したスケジューリング情報をE−DPDCH作成部213へ出力する。
伝送レート選択部212は、SG更新部901から入力したSGの更新結果または変更結果を参照して、更新または変更されたSGから送信データの伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、SI報告判定部902からスケジューリング情報を報告する指示を受けた場合、送信データと共にスケジューリング情報の送信が可能な伝送レートを選択する。また、伝送レート選択部212は、選択した伝送レートをE−DPDCH作成部213へ出力する。
次に、試験機800及び通信端末装置900の動作について、図10を用いて説明する。図10は、UPH試験開始後における試験機800及び通信端末装置900の動作を示す図である。なお、本実施の形態において、UPH試験開始前における試験機800及び通信端末装置900の動作は、送信するコマンドが異なる以外は図4Aと同一であるので、その説明を省略する。また、図10において、スケジューリング情報をSIと記載する。
図10より、UPH試験開始後において、試験機800は、E−AGCH信号を通信端末装置900へ送信しない(送信31)。
次に、通信端末装置900は、送信31に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置900は、E−AGCH信号の送信がないため、CRC結果をNGと判定する。また、通信端末装置900は、E−AGCH信号のCRC結果がNGのため、SGを更新しない。この結果、SGはZero_Grantになる(受信31)。
次に、通信端末装置900は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置900は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機800へ報告する(送信32)。
次に、試験機800は、送信32によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信32)。
次に、試験機800は、E−AGCH信号を通信端末装置900へ送信しない(送信33)。
次に、通信端末装置900は、送信33に対してE−AGCH信号の復号を行う。この際、通信端末装置900は、E−AGCH信号の送信がないにもかかわらず、誤ってCRC結果をOKと誤判定する。また、通信端末装置900は、E−AGCH信号のCRC結果がOKのため、SGを更新する。この結果、SGはZero_Grant以外の値になる(受信33)。
次に、通信端末装置900は、SGがZero_Grantに等しくない場合のパラメータであるT_SIGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置900は、T_SIGがスケジューリング情報を報告しない設定であるため、スケジューリング情報を報告する必要なしと判定し、スケジューリング情報を試験機800へ報告しない(送信34)。
次に、試験機800は、送信34によりスケジューリング情報が報告されなかったことを検出する(受信34)。
次に、試験機800は、所定の周期後において、SGをZero_Grantに変更するZero_Grant変更コマンドを含んだE−AGCH信号を通信端末装置900へ送信する(送信35)。
次に、通信端末装置900は、送信35により送信されたE−AGCH信号を受信する。また、通信端末装置900は、受信したE−AGCH信号に含まれるZero_Grant変更コマンドに従って、SGをZero_Grantに変更する(受信35)。
次に、通信端末装置900は、SGがZero_Grantに等しい場合のパラメータであるT_SINGに従って、スケジューリング情報を報告するか否かを判定する。この際、通信端末装置900は、T_SINGに報告周期が設定されているため、スケジューリング情報を報告する必要ありと判定し、スケジューリング情報を試験機800へ報告する(送信36)。
次に、試験機800は、送信36によりスケジューリング情報が報告されたことを検出し、スケジューリング情報の測定精度を確認する(受信36)。
ここで、試験機800が通信端末装置900に対してZero_Grant変更コマンドを含んだE−AGCH信号を送信する所定の周期は、試験機800がスケジューリング情報の報告がなかったことを検出する所定の時間より短くする。
UPH試験では、通信端末装置900におけるE−AGCH信号のCRC結果の誤判定を完全には防ぐことは不可能である。従って、本実施の形態では、E−AGCH信号のCRC結果の誤判定によるUPH試験の終了を防ぐ方法の一つとして、所定の周期毎にE−AGCH信号に含まれるZero_Grant変更コマンドによりSGをZero_Grantに変更させるものである。
このように、本実施の形態では、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、所定の周期毎にE−AGCH信号に含まれるZero_Grant変更コマンドによりSGがZero_Grantに変更される。これにより、本実施の形態によれば、E−AGCH信号のCRC結果を誤判定することによりSGがZero_Grant以外の値に更新されても、スケジューリング情報を報告させることができるとともに、UPH試験を継続することができる。
本発明は、例えばUPH試験に用いられる試験機、通信装置及び試験方法に好適である。
100 試験機
101 アンテナ
102 送受信共用機
103 受信処理部
104 SI検出部
105 UPH取得部
106 電力測定部
107 UPH推定部
108 UPH精度判定部
109 UPH試験結果保持部
110 UPH試験継続判定部
111 UPH試験判定部
112 TPCコマンド作成部
113 T_SIG周期生成部
114 UPH試験コマンド生成部
115 送信処理部
101 アンテナ
102 送受信共用機
103 受信処理部
104 SI検出部
105 UPH取得部
106 電力測定部
107 UPH推定部
108 UPH精度判定部
109 UPH試験結果保持部
110 UPH試験継続判定部
111 UPH試験判定部
112 TPCコマンド作成部
113 T_SIG周期生成部
114 UPH試験コマンド生成部
115 送信処理部
Claims (8)
- 通信相手においてSG(Serving_Grant)に所定の状態を示す状態値を設定した場合に、前記通信相手より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、前記通信相手において前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合に、前記通信相手より前記スケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPH(UE Transmission Power Headroom)の試験手順を実行する試験機であって、
受信した前記スケジューリング情報に含まれるUPHを取得するUPH取得手段と、
受信した制御チャネル信号の電力を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定した前記電力からUPHを推定する推定手段と、
前記UPH取得手段により取得したUPHと前記推定手段により推定したUPHとを比較してUPHの精度を確認する確認手段と、
前記通信相手において前記状態値以外の値を前記SGに設定した場合に、前記スケジューリング情報を報告するように前記通信相手に指示する指示手段と、
を具備する試験機。 - 前記指示手段は、前記スケジューリング情報を前記通信相手より報告させる報告周期を設定したパラメータを生成し、生成した前記パラメータを前記通信相手に送信することにより前記指示を行う請求項1記載の試験機。
- 前記指示手段は、前記SGの設定を前記状態値以外の値から前記状態値に所定の周期毎に変更させる変更コマンドを生成し、生成した前記変更コマンドを前記通信相手に送信することにより前記指示を行う請求項1記載の試験機。
- 前記指示手段は、前記変更コマンドの生成に加えて、前記変更コマンドを含む試験コマンドを生成し、生成した前記試験コマンドを前記通信相手に送信することにより前記指示を行う請求項3記載の試験機。
- 前記指示手段は、拡張絶対的許可チャネル信号を用いて前記変更コマンドを前記通信相手に送信することにより前記指示を行う請求項3記載の試験機。
- 前記所定の周期は、前記スケジューリング情報の報告が無かったことを検出する所定の時間よりも短い時間である請求項3記載の試験機。
- 請求項1記載の試験機との間で前記試験手順を実行する通信装置であって、
受信信号の誤り検出結果に応じて、前記SGに前記状態値または前記状態値以外の値を設定する設定手段と、
前記制御チャネル信号の電力を算出する電力算出手段と、
前記電力算出手段により算出した前記電力よりUPHを求めるUPH算出手段と、
前記設定手段により前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合において、前記指示手段による前記指示に従って、前記UPH算出手段により算出したUPHを含む前記スケジューリング情報を報告する報告手段と、
を具備する通信装置。 - 通信相手においてSG(Serving_Grant)に所定の状態を示す状態値を設定した場合に、前記通信相手より所定の報告周期で報告されるスケジューリング情報を受信し、前記通信相手において前記SGに前記状態値以外の値を設定した場合に、前記通信相手より前記スケジューリング情報を受信しないことを標準的に行うUPH(UE Transmission Power Headroom)の試験手順を実行する試験機における試験方法であって、
受信した前記スケジューリング情報に含まれるUPHを取得するステップと、
受信した制御チャネル信号の電力を測定するステップと、
前記測定した前記電力からUPHを推定するステップと、
前記取得したUPHと前記推定したUPHとを比較してUPHの精度を確認するステップと、
前記通信相手において前記状態値以外の値を前記SGに設定した場合に、前記スケジューリング情報を報告するように前記通信相手に指示するステップと、
を具備する試験方法。
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2011
- 2011-01-28 JP JP2011016601A patent/JP2012156949A/ja active Pending
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