JP2009507420A - 受信された相対グラントに基づいてサービンググラントを生成する無線通信方法および装置 - Google Patents

受信された相対グラントに基づいてサービンググラントを生成する無線通信方法および装置 Download PDF

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Abstract

相対グラントに基づいてスケジューリンググラントを生成する無線通信方法および装置が開示される。無線送受信装置(WTRU)は、サービング無線リンクセット(RLS)から絶対グラントを受信し、サービングRLSおよび少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から少なくとも1つの相対グラントを受信する。WTRUは、拡張専用チャネル(E−DCH)絶対グラントチャネル(E−AGCH)のE−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出し、E−DCH相対グラントチャネル(E−RGCH)のE−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出する。次いで、WTRUは、検出された絶対グラントおよび/または相対グラントに基づいて、サービンググラントを計算する。相対グラントは、E−RGCH信号に仮説検定を行うことによって検出することができる。サービングRLSからのE−RGCH信号を検出するために複数対立仮説の仮説検定が行われ、少なくとも1つの非サービングRLからのE−RGCH信号を検出するために二値仮説検定が行われる。E−RGCH信号にはさらに信頼性試験が行われてよい。

Description

本発明は、無線通信システムに関する。より詳細には、本発明は、拡張専用チャネル(E−DCH)相対グラントチャネル(E−RGCH)を介して受信される相対グラント(grant)に基づいてスケジューリンググラントを生成する無線通信方法および装置に関する。
拡張アップリンク(EU)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の周波数分割複信(FDD)システムの主要な機能の1つである。EUは、5.76Mbpsの最大データレートを提供する。EU動作に対応するために、数種のダウンリンクの物理チャネルが制御情報を伝送するのに提供されている。このダウンリンクの物理チャネルの1つがE−RGCHである。
図1は、EUに対応する従来の無線通信システム100のブロック図である。システム100は、無線送受信装置(WTRU)102、ノードB(Node−B)104、および無線ネットワークコントローラ(RNC)106を備える。RNC106は、初期送信出力レベル、最大許容送信出力、各ノードBにつき利用可能なチャネルリソース等の、ノードB104とWTRU102についてのE−DCHパラメータを設定することにより、E−DCH動作全体を制御する。WTRU102とノードB104の間には、E−DCH108、E−DCH専用物理制御チャネル(E−DPCCH)110、EDCH絶対グラントチャネル(E−AGCH)112、E−RGCH114、およびE−DCHハイブリッド自動再送要求(H−ARQ)インディケータチャネル(E−HICH)116が、E−DCH動作を支援するために構築されている。
E−DCH伝送のために、WTRU102は、無線リソースコントロール(RRC)が、E−DCH108を介してノードB104に報告がなされることが必要と判断した論理チャネルに対して、スケジューリング要求(レート要求としても知られている)を送信する。スケジューリング要求は、スケジューリング情報とハッピー(happy)ビットの形で送信される。ハッピービットは、送信の時にはいつでもE−DPCCH110を介して送信される。ノードB104は、E−AGCH112またはE−RGCH114を介してWTRU102にスケジューリンググラントを送信する。スケジューリンググラント(scheduling grant;スケジューリング許可ともいう)は、絶対グラント(absolute grant;絶対的許可ともいう)と相対グラント(relative grant:相対的許可ともいう)のいずれかである。絶対グラントは、E−AGCH112を介してE−DCHサービング無線リンクセット(RLS)によって送信され、相対グラントは、E−DCHサービングRLSまたはE−DCH非サービング無線リンク(RL)のどちらかによってE−RGCH114を介して送信される。WTRU102にE−DCH無線リソースが割り当てられると、WTRU102は、E−DCH108を介してアップリンクデータを送信する。E−DCHまたはE−DPCCHによる送信に応答して、ノードB104は、E−HICH116を介して、肯定応答(ACK)またはH−ARQ動作のための否定応答(NACK)メッセージを送信する。
E−AGCH112は、WTRU102の最大出力比の形で絶対グラントを搬送する。最大出力比は、拡張アップリンク専用物理データチャネル(E−DPDCH)の出力に対する専用物理制御チャネル(DPCCH)の出力の比で与えられる。E−RGCH114は、相対グラントを搬送する。相対グラントは、絶対グラントを調整するための出力(または出力比)のUPまたはDOWNコマンドを意味する。E−DCHサービングRLSは、UP、DOWN、またはHOLDコマンドを送信することができる。E−DCH非サービングRLは、UPまたはHOLDコマンドを送信することができる。UP、DOWN、またはHOLDコマンドは、それぞれ、予定されるデータ送信についてのWTRU102の最大許容出力比の増大、低下、変更なしを意味する。異なる非サービングRLからのコマンドは、互いに異なる可能性がある。E−DCH非サービングRLは、システムのデータトラフィックの過負荷を防止し、セル内およびセル間の干渉を要求されるレベルに維持するために相対グラントを送信する。
E−RGCH114の検出と復号が成功することは、システムの動作と拡張アップリンクの動作にとって重要である。したがって、E−RGCH信号を効率的に検出し、復号する方法および装置を備えることが望ましい。
本発明は、相対グラントに基づいてスケジューリンググラントを生成する無線通信方法および装置に関する。WTRUは、サービングRLSから絶対グラントを受信し、サービングRLSおよび少なくとも1つの非サービングRLから少なくとも1つの相対グラントを受信する。WTRUは、E−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出し、E−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出する。次いで、WTRUは、検出された絶対グラントおよび/または相対グラントに基づいてサービンググラントを計算する。相対グラントは、E−RGCH信号に仮説検定を行うことによって検出することができる。サービングRLSからのE−RGCH信号を検出するために複数対立仮説の仮説検定が行われ、少なくとも1つの非サービングRLからのE−RGCH信号を検出するために二値仮説検定が行われる。E−RGCH信号にはさらに信頼性試験が行われてよい。
以下の説明から本発明のより詳細な理解を得ることができよう。この説明は、例として与えられ、添付図面と併せて理解すべきものである。
以下で参照される場合、用語「WTRU」には、これらに限定しないが、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者装置、ページャ、または無線環境で動作することが可能な任意の他種の機器が含まれる。以下で参照される場合、用語「ノードB」には、これらに限定しないが、基地局、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、または無線環境にある任意の他種のインタフェース機器が含まれる。
本発明の機能は、集積回路(IC)に組み込まれても、相互に接続する多数の構成要素からなる回路として構成されてもよい。
図2は、本発明による、E−RGCH信号を検出し、復号するプロセス200の流れ図である。サービング(serving)RLSからE−AGCHを介して受信されたE−AGCH信号が復号されて、絶対グラントを検出する(ステップ202)。サービングRLS、非サービングRL、またはその両方からE−RGCHを介して受信されたE−RGCH信号が復号されて、少なくとも1つの相対グラントを検出する(ステップ204)。次いで、検出された絶対グラントおよび/または相対グラントに基づいてサービンググラントが生成される(ステップ206)。
図3は、本発明により構成されたWTRU300のブロック図である。WTRU300は、E−AGCHデコーダ302、E−RGCHデコーダ304、およびサービンググラントプロセッサ306を備える。E−AGCHデコーダ302は、サービングRLSから受信されたE−AGCH信号301を受け取り、復号して絶対グラントを検出する。検出された絶対グラントは、サービンググラントプロセッサ306に送られる。E−RGCHデコーダ304は、E−RGCHを介して受信された複数のE−RGCH信号303〜303を受け取り、復号して、少なくとも1つの相対グラントを検出する。検出された相対グラントは、サービンググラントプロセッサ306に送られる。サービンググラントプロセッサ306は、絶対グラントおよび/または相対グラントに基づいてサービンググラントを生成する。
E−RGCHデコーダ304は、第1の仮説検定ユニット310と、少なくとも1つの第2の仮説検定ユニット310〜310を備える。サービングRLSから受信されたE−RGCH信号は、仮説検定の前にソフトコンバインされ、ソフトコンバインされたE−RGCH信号303は、第1の仮説検定ユニット310に送られる。第1の仮説検定ユニット310は、ソフトコンバインされたE−RGCH信号303に仮説検定を行い、サービンググラントプロセッサ306に相対グラント(UP、HOLD、またはDOWNコマンドのいずれか)を出力する。第2の仮説検定ユニット310〜310は、非サービングRLから受信されたE−RGCH信号303〜303に仮説検定を行い、少なくとも1つの相対グラント(HOLDまたはDOWNコマンドのどちらか)をサービンググラントプロセッサ306に出力する。サービングRLSからのE−RGCH信号を検出するために複数対立仮説の仮説検定が行われ、非サービングRLからのE−RGCH信号を検出するために二値仮説検定が行われる。これらについては、以降で詳細に説明する。
E−RGCHデコーダ304はさらに、E−RGCH信号303〜303を復号する前に信号の信頼性試験を行う信頼性試験ユニット308〜308を備えることができる。信号の信頼性試験は、信号対雑音比(SNR)の測定値に基づいて行うことができる。SNRに基づく信号の信頼性試験は一例であり、他のどのような方法が行われてもよいことに注目されたい。信頼性試験ユニット308〜308はそれぞれ、E−RGCHの測定(または計算)されたSNRをSNR閾値と比較する。測定されたSNRがSNR閾値よりも大きい場合、そのE−RGCH信号の検出は信頼できるものと判定され、その後仮説検定が行われる。そうでない場合、E−RGCH信号の検出は、信頼できないものと判定され、続く仮説検定は行われない。
相関とソフトコンバイン(soft combining)の後に、l番目のRLSについてE−RGCHが平均エネルギーEを有するものと仮定する。サービングRLSについて、UP、HOLD、およびDOWNコマンドがそれぞれ
Figure 2009507420
、0、
Figure 2009507420
で表される。非サービングRLについて、DOWNコマンドとHOLDコマンドがそれぞれ
Figure 2009507420
と0で表される。yは、l番目のRLSの相関後のソフトサンプルを表す。一般性を失うことなく、1番目のRLS(l=1)がサービングRLSであり、残りのRLS(l=2,3,...,L)が非サービングRLであるとする。サービングRLSについてのUPとHOLDの間を検出するための仮説検定の対数尤度比(LLR)は、次になる。
Figure 2009507420
サービングRLSのDOWNとHOLDの間を検出するための仮説検定のLLRは、次になる。
Figure 2009507420
ここで、H、H、Hは、それぞれ仮説のHOLD、UP、DOWNを表す。相関後に分散σの白色ガウス雑音を仮定する。相対グラントは、
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
をそれぞれ検出閾値
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
と比較することによって検出される。サービングRLSについての検出規則は以下である。
Figure 2009507420
であればUP、
Figure 2009507420
であればDOWN、
その他の場合はHOLD。
ここで、
Figure 2009507420
は、相関とソフトコンバイン後のサービングRLSのE−RGCHの平均SNRを表す。
同様に、非サービングRL(すなわちl番目のRL)についてDOWNとHOLDの間を検出するための仮説検定のLLRは、次になる。
Figure 2009507420
相対グラントは、
Figure 2009507420
を検出閾値
Figure 2009507420
と比較することによって検出される。非サービングRLについての検出規則は以下である。
Figure 2009507420
、l=2,3,...,LであればDOWN、
その他の場合はHOLD。
ここで、γ、l=2,3,...,Lは、相関とソフトコンバイン後の非サービングRL(l番目のRLS)のE−RGCHの平均SNRを表す。σのノイズの推定とγのSNRの推定が必要となる。閾値
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
、l=2,3,...,Lは、検出の性能要件と設計に基づいて決定される。最適な検出閾値は、シミュレーションで決定してよい。
複数の測定値を利用できる場合、ERGCH信号の検出は、複数の測定値による仮説検定を使用することによって行うことができる。M個の測定値があると仮定する。
Figure 2009507420
は、l番目のRLの相関とm番目の相関出力後のソフトサンプルを表す。一般性を失うことなく、1番目のRLSがサービングRLSであり、残りのRLSが非サービングRLであるとする。サービングRLSのUPとHOLDの間を検出するための複数測定値による仮説検定のLLRは、次のように表される。
Figure 2009507420
サービングRLSのDOWNとHOLDの間を検出するための複数測定値による仮説検定のLLRは次のように表される。
Figure 2009507420
相対グラントは、
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
をそれぞれ検出閾値
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
と比較することによって検出される。複数測定値による仮説検定を使用したサービングRLSについての検出規則は、以下である。
Figure 2009507420
であればUP、
Figure 2009507420
であればDOWN、
その他の場合はHOLD。
同様に、複数測定値による仮説検定を使用した非サービングRLのDOWNとHOLDの間を検出するための仮説検定のLLRは、次になる。
Figure 2009507420
相対グラントは、
Figure 2009507420
を検出閾値
Figure 2009507420
と比較することによって検出される。複数測定値による仮説検定を使用した非サービングRLについての検出規則は以下のようになる。
Figure 2009507420
であればDOWN、
その他の場合はHOLD。
上記の閾値
Figure 2009507420
および
Figure 2009507420
、l=2,3,...,Lは、検出の性能要件と設計に基づいて決定される。最適な検出閾値は、シミュレーションで決定することができる。
図4は、本発明による第1の仮説検定ユニット310のブロック図である。第1の仮説検定ユニット310は、第1のLLR計算ユニット402、第2のLLR計算ユニット404、および閾値ユニット406を備える。第1のLLR計算ユニット402は、受信されたE−RGCH信号303に基づいて、HOLDコマンドが検出される条件付き確率に対する、UPコマンドが検出される条件付き確率の第1のLLRを計算する。第2のLLR計算ユニット404は、受信されたE−RGCH信号303に基づいて、HOLDコマンドが検出される条件付き確率に対する、DOWNコマンドが検出される条件付き確率の第2のLLRを計算する。閾値ユニット406は、第1のLLRを第1の検出閾値と比較し、第2のLLRを第2の検出閾値と比較する。次いで、閾値ユニット406は、第1のLLRが第1の検出閾値以上であればUPコマンドを出力し、第2のLLRが第2の検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力する。それ以外の場合、閾値ユニット406はHOLDコマンドを出力する。
図5は、本発明による第2の仮説検定ユニット310〜310のブロック図である。第2の仮説検定ユニット310〜310は、第2のLLR計算ユニット502と閾値ユニット504を備える。LLR計算ユニット502は、受信されたE−RGCH信号303〜303に基づいて、HOLDコマンドが検出される条件付き確率に対する、DOWNコマンドが検出される条件付き確率のLLRを計算する。閾値ユニット504は、そのLLRを検出閾値と比較する。次に、閾値ユニット504は、LLRが検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力する。そうでない場合、閾値ユニット504は、HOLDコマンドを出力する。
図6は、本発明による相対グラントコマンドを検出するプロセス600の流れ図である。WTRUは、サービングRLSおよび/または少なくとも1つの非サービングRLからE−RGCH信号を受信する(ステップ602)。ゼロ個、1つ、または複数の非サービングRLがある可能性がある。WTRUは、1番目のRLSからのE−RGCH信号を選択する(ステップ604)。次いで、ステップ606で必須でない随意的な信頼性試験が行われる。信頼性試験は、例えば、そのE−RGCHのSNRがSNR閾値以上であるかどうかを判定することによって行うことができる。E−RGCHのSNRがSNR閾値未満である場合は、次のRLSからのE−RGCH信号がステップ632で選択され、プロセス600はステップ606に戻る。
信頼性試験に合格した場合(すなわちE−RGCHのSNRがSNR閾値以上である場合)は、受信されたE−RGCH信号がサービングRLSからのものであるか、非サービングRLからのものであるかがさらに判定される(ステップ608)。受信されたE−RGCH信号がサービングRLSからのものである場合は、第1のLLRが計算される(ステップ610)。次いで、第1のLLRが第1の検出閾値よりも高いかどうかが判定される(ステップ612)。第1のLLRが第1の検出閾値よりも高い場合は、UPコマンドが検出される(ステップ614)。そうでない場合は、第2のLLRが計算される(ステップ616)。次いで、第2のLLRが第2の検出閾値よりも高いかどうかが判定される(ステップ618)。第2のLLRが第2の閾値よりも高い場合は、DOWNコマンドが検出される(ステップ620)。そうでない場合はHOLDコマンドが検出される(ステップ622)。
受信されたE−RGCH信号が非サービングRLからのものであるとステップ608で判定された場合は、第2のLLRが計算される(ステップ624)。次いで、第2のLLRが第2の検出閾値よりも高いかどうかが判定される(ステップ626)。第2のLLRが第2の検出閾値よりも高い場合は、DOWNコマンドが検出される(ステップ628)。そうでない場合はHOLDコマンドが検出される(ステップ630)。
図7は、本発明によるサービンググラントを生成するプロセス700の流れ図である。WTRUは、サービングRLSおよび少なくとも1つの非サービングRLからのスケジューリンググラント(すなわち絶対グラントと相対グラント)を監視する(ステップ702)。次いで、サービングRLSから受信された絶対グラントまたは相対グラントがあるかどうかが判定される(ステップ704)。サービングRLSから受信された絶対グラントまたは相対グラントがある場合は、その絶対グラントまたは相対グラントに基づいて第1のサービンググラントの候補が計算される(ステップ706)。次いで、非サービングRLから受信された少なくとも1つのDOWNコマンドがあるかどうかが判定される(ステップ708)。非サービングRLからDOWNコマンドが受信されていない場合、新しいサービンググラントは、第1のサービンググラント候補に設定され(ステップ710)、プロセス700は、ステップ722で次の送信時間間隔(TTI)を待ってからステップ704に進む。非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合は、そのDOWNコマンドと以前のサービンググラントに基づいて第2のサービンググラント候補が計算される(ステップ712)。次いで、新しいサービンググラントが、第1のサービンググラント候補と第2のサービンググラント候補のうち最小の方に設定され(ステップ714)、プロセス700は、ステップ722で次のTTIを待ってからステップ704に進む。新しいサービンググラントが最小のグラントに設定されるのは、サービングセルは、相対グラントの減少のステップサイズを超えてスケジューリンググラントを減らす場合があるためである。
ステップ704でサービングRLSから受信された絶対グラントおよび相対グラントがないと判断された場合は、非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがあるかどうかがさらに判定される(ステップ716)。非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがない場合、プロセス700はステップ702に戻ってスケジューリンググラントを監視する。非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合は、そのDOWNコマンドと以前のサービンググラントに基づいて第2のサービンググラント候補が計算される(ステップ718)。次いで、新しいサービンググラントが第2のサービンググラント候補に設定され(ステップ720)、プロセス700は、ステップ722で次のTTIを待ってからステップ704に進む。
(実施形態)
1.E−AGCHを介して絶対グラントが受信され、E−RGCHを介して相対グラントが受信されるようにEUに対応する無線通信システムでサービンググラントを生成する方法。
2.E−AGCHを介して受信されたE−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出するステップを備える実施形態1に記載の方法。
3.E−RGCHを介して受信されたE−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出するステップを備える実施形態1および2のいずれかに記載の方法。
4.検出された絶対グラントおよび相対グラントの少なくとも1つに基づいてサービンググラントを生成するステップを備える実施形態1〜3のいずれかに記載の方法。
5.相対グラントは、E−RGCH信号に仮説検定を行うことによって検出される実施形態3および4のいずれかに記載の方法。
6.仮説検定は、E−RGCH信号の複数の測定値に基づいて行われる実施形態5に記載の方法。
7.サービングRLSから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するUPコマンドが検出される条件付き確率の第1のLLRを計算するステップを備える実施形態5および6のいずれかに記載の方法。
8.第1のLLRが第1の検出閾値以上である場合、相対グラントはUPコマンドであると判定するステップを備える実施形態7に記載の方法。
9.第1のLLRが第1の検出閾値未満である場合、サービングRLSから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の第2のLLRを計算するステップを備える実施形態7および8のいずれかに記載の方法。
10.第2のLLRが第2の検出閾値以上である場合、相対グラントはDOWNコマンドであると判定するステップを備える実施形態9に記載の方法。
11.第2のLLRが第2の検出閾値未満である場合、相対グラントはHOLDコマンドであると判定するステップを備える実施形態9および10のいずれかに記載の方法。
12.少なくとも1つの非サービングRLから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率のLLRを計算するステップを備える実施形態5〜11のいずれかに記載の方法。
13.LLRが検出閾値以上である場合、相対グラントはDOWNコマンドであると判定するステップを備える実施形態12に記載の方法。
14.LLRが検出閾値未満である場合、相対グラントはHOLDコマンドであると判定するステップを備える実施形態12および13のいずれかに記載の方法。
15.E−RGCH信号に信頼性試験を行うステップを備える実施形態5〜14のいずれかに記載の方法。
16.仮説検定は、信頼性試験に合格した場合にのみ行われる実施形態15に記載の方法。
17.信頼性試験は、E−RGCHのSNRをSNR閾値と比較することによって行われる実施形態15および16のいずれかに記載の方法。
18.サービングRLSから受信されたスケジューリンググラントがあるかどうかを判定するステップであって、スケジューリンググラントは、絶対グラントと相対グラントの少なくとも1つであるステップを備える実施形態4〜17のいずれかに記載の方法。
19.サービングRLSから受信されたスケジューリンググラントがある場合、受信されたスケジューリンググラントに基づいて第1のサービンググラント候補を計算するステップを備える実施形態18に記載の方法。
20.少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがあるかどうかを判定するステップを備える実施形態19に記載の方法。
21.少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがない場合、第1のサービンググラント候補を新しいサービンググラントとして設定するステップを備える実施形態20に記載の方法。
22.少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合、当該DOWNコマンドと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算するステップを備える実施形態21に記載の方法。
23.第1のサービンググラント候補と第2のサービンググラント候補のうち最小の方を新しいサービンググラントとして設定するステップを備える実施形態22に記載の方法。
24.サービングRLSから受信されたスケジューリンググラントがない場合、少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがあるかどうかを判定するステップを備える実施形態18〜23のいずれかに記載の方法。
25.少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合、当該DOWNコマンドと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算するステップを備える実施形態24に記載の方法。
26.第2のサービンググラント候補を新しいサービンググラントとして設定するステップを備える実施形態25に記載の方法。
27.E−AGCHを介して絶対グラントが受信され、E−RGCHを介して相対グラントが受信されるようにEUに対応する無線通信システムにおいてサービンググラントを生成するWTRU。
28.E−AGCHを介して受信されたE−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出するE−AGCHデコーダを備える実施形態27に記載のWTRU。
29.E−RGCHを介して受信されたE−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出するE−RGCHデコーダを備える実施形態27および28のいずれかに記載のWTRU。
30.絶対グラントおよび相対グラントの少なくとも1つに基づいてサービンググラントを生成するサービンググラントプロセッサを備える実施形態27〜29のいずれかに記載のWTRU。
31.E−RGCHデコーダは、サービングRLSから受信されたE−RGCH信号に仮説検定を行う第1の仮説検定ユニットを備える実施形態29および30のいずれかに記載のWTRU。
32.仮説検定ユニットは、E−RGCH信号の複数の測定値に基づいて仮説検定を行う実施形態31に記載のWTRU。
33.第1の仮説検定ユニットは、サービングRLSから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するUPコマンドが検出される条件付き確率の第1のLLRを計算する第1のLLR計算ユニットを備える実施形態31および32のいずれかに記載のWTRU。
34.第1の仮説検定ユニットは、サービングRLSから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の第2のLLRを計算する第2のLLR計算ユニットを備える実施形態33に記載のWTRU。
35.第1の仮説検定ユニットは、第1のLLRを第1の検出閾値と比較し、第2のLLRを第2の検出閾値と比較する閾値ユニットであって、第1のLLRが第1の検出閾値以上であればUPコマンドを出力し、第2のLLRが第2の検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力し、それ以外の場合はHOLDコマンドを出力するように構成された閾値ユニットを備える実施形態34に記載のWTRU。
36.E−RGCHデコーダはさらに、少なくとも1つの非サービングRLから受信されたE−RGCH信号に仮説検定を行う第2の仮説検定ユニットを備える実施形態29〜35のいずれかに記載のWTRU。
37.第2の仮説検定ユニットは、少なくとも1つの非サービングRLから受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率のLLRを計算するLLR計算ユニットを備える実施形態36に記載のWTRU。
38.第2の仮説検定ユニットは、LLRを検出閾値と比較する閾値ユニットであって、LLRが検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力し、それ以外の場合はHOLDコマンドを出力するように構成された閾値ユニットを備える実施形態37に記載のWTRU。
39.E−RGCHデコーダはさらに、E−RGCH信号に信頼性試験を行う信頼性試験ユニットを備える実施形態29〜38のいずれかに記載のWTRU。
40.仮説検定は、信頼性試験に合格した場合にのみ行われる実施形態39に記載のWTRU。
41.信頼性試験ユニットは、E−RGCHのSNRをSNR閾値と比較するように構成される実施形態39および40のいずれかに記載のWTRU。
42.サービンググラントプロセッサは、サービングRLSから受信された絶対グラントおよび相対グラントに基づいて第1のサービンググラント候補を計算する第1のサービンググラント計算器を備える実施形態30〜41のいずれかに記載のWTRU。
43.サービンググラントプロセッサは、少なくとも1つの非サービングRLから受信された相対グラントと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算する第2のサービンググラント計算器を備える実施形態42に記載のWTRU。
44.サービンググラントプロセッサは、第1のサービンググラント候補と第2のサービンググラント候補とに基づいて新しいサービンググラントを出力するコントローラを備える実施形態43に記載のWTRU。
45.実施形態28〜44のいずれかに記載のE−AGCHデコーダを備える集積回路(IC)。
46.実施形態29〜44のいずれかに記載のE−RGCHデコーダを備える実施形態45に記載のIC。
47.実施形態30〜44のいずれかに記載のサービンググラントプロセッサを備える実施形態45および46のいずれかに記載のIC。
本発明の機能および要素について、特定の組み合わせで好ましい実施形態で説明したが、各機能または要素は、それら好ましい実施形態の他の機能および要素を用いずに単独で使用されることができ、または本発明の他の機能および要素と共に、または他の機能および要素を用いずに各種の組み合わせで使用されることができる。
従来の無線通信システムのブロック図である。 本発明によりE−RGCH信号を検出および復号するプロセスの流れ図である。 本発明により構成されたWTRUのブロック図である。 図3の第1の仮説検定ユニットのブロック図である。 図3の第2の仮説検定ユニットのブロック図である。 本発明により相対グラントコマンドを検出するプロセスの流れ図である。 本発明によりサービンググラントを生成するプロセスの流れ図である。

Claims (20)

  1. 拡張専用チャネル(E−DCH)絶対グラントチャネル(E−AGCH)を介して絶対グラントが受信され、E−DCH相対グラントチャネル(E−RGCH)を介して相対グラントが受信されるように拡張アップリンク(EU)に対応する無線通信システムにおいて、サービンググラントを生成する方法であって、
    (a)前記E−AGCHを介して受信されたE−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出するステップと、
    (b)前記E−RGCHを介して受信されたE−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出するステップと、
    (c)前記検出された絶対グラントおよび前記相対グラントの少なくとも1つに基づいてサービンググラントを生成するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記相対グラントは、前記E−RGCH信号に仮説検定を行うことによって検出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記仮説検定は、前記E−RGCH信号の複数の測定値に基づいて行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. サービング無線リンクセット(RLS)から受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するUPコマンドが検出される条件付き確率の第1の対数尤度比(LLR)を計算するステップと、
    前記第1のLLRが第1の検出閾値以上である場合、前記相対グラントはUPコマンドであると判定するステップと、
    前記第1のLLRが前記第1の検出閾値未満である場合、前記サービングRLSから受信された前記E−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の第2のLLRを計算するステップと、
    前記第2のLLRが第2の検出閾値以上である場合、前記相対グラントはDOWNコマンドであると判定するステップと、
    前記第2のLLRが前記第2の検出閾値未満である場合、前記相対グラントはHOLDコマンドであると判定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の対数尤度比(LLR)を計算するステップと、
    前記LLRが検出閾値以上である場合、前記相対グラントはDOWNコマンドであると判定するステップと、
    前記LLRが前記検出閾値未満である場合、前記相対グラントはHOLDコマンドであると判定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記E−RGCH信号に信頼性試験を行うステップをさらに備え、それによって前記仮説検定は、該信頼性試験に合格した場合にのみ行われることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記信頼性試験は、前記E−RGCHの信号対雑音比(SNR)をSNR閾値と比較することによって行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ステップ(c)は、
    サービング無線リンクセット(RLS)から受信されたスケジューリンググラントがあるかどうかを判定するステップであって、前記スケジューリンググラントは、絶対グラントと相対グラントの少なくとも1つであるステップと、
    前記サービングRLSから受信されたスケジューリンググラントがある場合、前記受信されたスケジューリンググラントに基づいて第1のサービンググラント候補を計算するステップと、
    少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から受信されたDOWNコマンドがあるかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがない場合、前記第1のサービンググラント候補を新しいサービンググラントとして設定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合、前記DOWNコマンドと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算するステップと、
    前記第1のサービンググラント候補と前記第2のサービンググラント候補のうち最小の方を新しいサービンググラントとして設定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記サービングRLSから受信されたスケジューリンググラントがない場合、前記少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがあるかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1つの非サービングRLから受信されたDOWNコマンドがある場合、前記DOWNコマンドと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算するステップと、
    前記第2のサービンググラント候補を新しいサービンググラントとして設定するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 拡張専用チャネル(E−DCH)絶対グラントチャネル(E−AGCH)を介して絶対グラントが受信され、E−DCH相対グラントチャネル(E−RGCH)を介して相対グラントが受信されるように拡張アップリンク(EU)に対応する無線通信システムにおいて、サービンググラントを生成する無線送受信装置(WTRU)であって、
    前記E−AGCHを介して受信されたE−AGCH信号を復号して絶対グラントを検出するE−AGCHデコーダと、
    前記E−RGCHを介して受信されたE−RGCH信号を復号して少なくとも1つの相対グラントを検出するE−RGCHデコーダと、
    前記絶対グラントおよび前記相対グラントの少なくとも1つに基づいてサービンググラントを生成するサービンググラントプロセッサと
    を備えることを特徴とするWTRU。
  12. 前記E−RGCHデコーダは、
    サービング無線リンクセット(RLS)から受信されたE−RGCH信号に仮説検定を行う第1の仮説検定ユニット
    を備えることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
  13. 前記仮説検定ユニットは、前記E−RGCH信号の複数の測定値に基づいて前記仮説検定を行うことを特徴とする請求項12に記載のWTRU。
  14. 前記第1の仮説検定ユニットは、
    前記サービング無線リンクセット(RLS)から受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するUPコマンドが検出される条件付き確率の第1の対数尤度比(LLR)を計算する第1の対数尤度比(LLR)計算ユニットと、
    前記サービングRLSから受信された前記E−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の第2のLLRを計算する第2のLLR計算ユニットと、
    前記第1のLLRを第1の検出閾値と比較し、前記第2のLLRを第2の検出閾値と比較する閾値ユニットであって、前記第1のLLRが前記第1の検出閾値以上であればUPコマンドを出力し、前記第2のLLRが前記第2の検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力し、それ以外の場合はHOLDコマンドを出力するように構成された閾値ユニットと
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のWTRU。
  15. 前記E−RGCHデコーダはさらに、
    少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から受信されたE−RGCH信号に仮説検定を行う第2の仮説検定ユニット
    を備えることを特徴とする請求項12に記載のWTRU。
  16. 前記第2の仮説検定ユニットは、
    前記少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から受信されたE−RGCH信号に基づいてHOLDコマンドが検出される条件付き確率に対するDOWNコマンドが検出される条件付き確率の対数尤度比(LLR)を計算する対数尤度比(LLR)計算ユニットと、
    前記LLRを検出閾値と比較する閾値ユニットであって、前記LLRが前記検出閾値以上であればDOWNコマンドを出力し、それ以外の場合はHOLDコマンドを出力するように構成された閾値ユニットと
    を備えることを特徴とする請求項15に記載のWTRU。
  17. 前記E−RGCHデコーダはさらに、
    前記E−RGCH信号に信頼性試験を行う信頼性試験ユニットを備え、それにより前記仮説検定は、前記信頼性試験に合格した場合にのみ行われることを特徴とする請求項12に記載のWTRU。
  18. 前記信頼性試験ユニットは、前記E−RGCHの信号対雑音比(SNR)をSNR閾値と比較するように構成されることを特徴とする請求項17に記載のWTRU。
  19. 前記サービンググラントプロセッサは、
    サービング無線リンクセット(RLS)から受信された前記絶対グラントおよび相対グラントに基づいて第1のサービンググラント候補を計算する第1のサービンググラント計算器と、
    少なくとも1つの非サービング無線リンク(RL)から受信された相対グラントと以前のサービンググラントとに基づいて第2のサービンググラント候補を計算する第2のサービンググラント計算器と、
    前記第1のサービンググラント候補と前記第2のサービンググラント候補とに基づいて新しいサービンググラントを出力するコントローラと
    を備えることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
  20. 請求項11に記載の前記WTRUの前記E−AGCHデコーダ、前記E−RGCHデコーダ、および前記サービンググラントプロセッサを備えることを特徴とする集積回路(IC)。
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