JP2012155357A - コンテキストアウェアシステム及びイベントデータ生成方法 - Google Patents

コンテキストアウェアシステム及びイベントデータ生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】事象に関する値を含むデータが大量且つ高頻度に入力される場合であっても、リソース量を増加させずに、適切なコンテキスト情報を生成する。
【解決手段】コンテキストアウェアシステム10は、ノード値とノード情報とを含むノードデータからイベントデータを生成するイベントデータ生成装置11と、コンテキスト生成装置12と、イベントデータ生成抑制情報とイベントデータ変換規則とを保持するイベントデータ管理装置13とを有し、コンテキスト生成装置12は、イベントデータの単位時間当たりの入力数をイベントデータ管理装置13に通知し、イベントデータ管理装置13は、通知された入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を通知し、イベントデータ生成装置11は、通知された入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがってイベントデータを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、事象(イベント)に関する値を含む入力データの収集及び処理を行うことによってイベントデータを生成し、このイベントデータからコンテキスト情報を生成するコンテキストアウェア(Context Awareness)システム、及び、このシステムにおけるイベントデータ生成方法に関するものである。
センサ又はRFID(Radio Frequency Identification)等を含むノードからの入力データ(ノードデータ)の収集及び処理を行うことによって、人や物が配置されている場所、時間、状況等のような状態(事象)を把握し、その把握結果(コンテキスト情報)に基づくサービスをユーザに提供するシステムの提案がある。例えば、特許文献1(特開2006−209774号公報)が開示するコンテキストプラットフォームは、コンピュータシステムに、物理的な場所、その物理的な場所でユーザが対話することができる人、ユーザのアクティビティ(活動状態)などのような、実行環境に関するコンテキスト情報を蓄積させ、提示させる。そして、コンテキスト情報は、コンピュータを実行環境に知的に適応させるために、使用される。また、特許文献1が開示するコンテキストプラットフォームは、拡張可能であり、コンテキスト情報を提供し、使用し得る任意の数の実行可能プログラムをサポートしており、さらに、任意のサイズ及び/又はフォーマットのデータのコンテキスト情報をサポートしている。
特開2006−209774号公報(段落0007)
しかしながら、上記従来のコンテキストプラットフォームでは、多数の事象が頻繁に変化して、コンテキスト情報の更新頻度が高くなり、大量のコンテキスト情報を取り扱う必要が生じた場合に、演算処理装置による処理が追いつかず、コンテキスト情報の更新が適切に行われなくなる虞がある。そのため、上記従来のシステムでは、大量の処理を行うために、高性能な演算処理装置及び大容量のメモリが必要になり、リソース量が増加するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、事象に関する値を含むデータが大量且つ高頻度に入力される場合であっても、リソース量を増加させずに、適切なコンテキスト情報を生成することができるコンテキストアウェアシステム、及び、このシステムにおいて実行されるイベントデータ生成方法を提供することにある。
本発明の一形態に係るコンテキストアウェアシステムは、事象に関する値であるノード値を含むノードデータから、前記事象に関する値から変換されたイベント値を含むイベントデータを生成するイベントデータ生成装置と、前記イベントデータからコンテキスト情報を生成するコンテキスト生成装置と、前記コンテキスト生成装置への単位時間当たりの前記イベントデータの入力数に対応した前記イベントデータの生成数の抑制情報が記述されたイベントデータ生成抑制情報と、該イベントデータ生成抑制情報ごとに記述されたイベントデータ変換規則とを保持するイベントデータ管理装置とを有し、前記コンテキスト生成装置は、前記イベントデータの単位時間当たりの入力数を前記イベントデータ管理装置に通知し、前記イベントデータ管理装置は、前記イベントデータ生成抑制情報及び前記イベントデータ変換規則の内の、前記通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を、前記イベントデータ生成装置に通知し、前記イベントデータ生成装置は、前記イベントデータ管理装置から通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがって、前記イベントデータの生成を行うことを特徴としている。
本発明の他の形態に係るイベントデータ生成方法は、事象に関する値であるノード値を含むノードデータから、前記事象に関する値から変換されたイベント値を含むイベントデータを生成するイベントデータ生成装置と、前記イベントデータからコンテキスト情報を生成するコンテキスト生成装置と、前記コンテキスト生成装置への単位時間当たりの前記イベントデータの入力数に対応した前記イベントデータの生成数の抑制情報が記述されたイベントデータ生成抑制情報と、該イベントデータ生成抑制情報ごとに記述されたイベントデータ変換規則とを保持するイベントデータ管理装置とを有するコンテキストアウェアシステムにおけるイベントデータ生成方法であって、前記コンテキスト生成装置は、前記イベントデータの単位時間当たりの入力数を前記イベントデータ管理装置に通知し、前記イベントデータ管理装置は、前記イベントデータ生成抑制情報及び前記イベントデータ変換規則の内の、前記通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を、前記イベントデータ生成装置に通知し、前記イベントデータ生成装置は、前記イベントデータ管理装置から通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがって、前記イベントデータの生成を行うことを特徴としている。
本発明によれば、事象に関する値を含むデータが大量且つ高頻度に入力される場合であっても、リソース量を増加させずに、適切なコンテキスト情報を生成することができ、その結果、アプリケ−ションの実行によってユーザに提供されるサービスの品質を向上させることができるという効果がある。
本発明の実施の形態に係るコンテキストアウェアシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示されるイベントデータ管理装置が保持するイベントデータ管理情報の一例を示す図である。 図2に示されるノード管理部が保持するノード管理情報の一例を示す図である。 図2に示されるイベントデータ情報管理制御部が保持するイベントデータ制御情報の一例を示す図である。 図2に示されるノードデータ管理部が保持するノードデータ管理情報の一例を示す図である。 図2に示されるイベントデータ情報管理制御部が保持するイベントデータ生成抑制情報の一例を示す図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示されるイベントデータ生成装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示されるイベントデータ生成装置に入力されるノードデータの一例を示す図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置から出力されるイベントデータの一例を示す図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置に入力されるノードデータの他の例を示す図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置から出力されるイベントデータの他の例を示す図である。 図1に示されるイベントデータ生成装置から出力されるイベントデータのさらに他の例を示す図である。
《1》実施の形態の概要
図1は、本発明の実施の形態に係るコンテキストアウェアシステム10の構成を概略的に示すブロック図である。図1には、コンテキストアウェアシステム10と、事象(イベント)に関する値を含むデータをコンテキストアウェアシステム10に与える装置であるノード2_N(Nは正の整数)と、コンテキストアウェアシステム10から提供されるコンテキスト情報に基づく動作を実行するアプリケーション実行部3_M(Mは正の整数)とが示されている。コンテキストアウェアシステム10は、例えば、1又は複数のノード2_N、及び、1又は複数のアプリケーション実行部3_Mに、ネットワークを介して通信可能に接続されている。
図1に示されるように、コンテキストアウェアシステム10は、イベントデータ生成装置11と、コンテキスト生成装置12と、イベントデータ管理装置13とを有している。ノード2_Nが、センサと通信部とを有するセンサ装置である場合には、イベントデータ生成装置11は、センサイベント生成装置とも言い、イベントデータ管理装置13は、センサイベント管理装置とも言う。
イベントデータ生成装置11は、事象に関する値であるノード値とこのノード値を出力するノード(例えば、センサ装置)に関するノード情報とを含むノードデータから、ノード値から変換されたイベント値とノード情報とを含むイベントデータを生成する装置である。ノード値は、例えば、事象についての測定値、検出値などであり、この場合には、ノード値はセンサ値とも言われる。ノード情報は、ノードの識別子(ノードID)、ノードの種別(例えば、温度センサ、人感センサなど)、設置位置などを含む情報である。ただし、ノードデータは、事象に関する値であるノード値を含み、ノードに関するノード情報を含まない場合もある。例えば、ノードを識別する必要が無い場合などである。
コンテキスト生成装置12は、イベントデータ生成装置11から受信されたイベントデータから、アプリケーションに適合した形式のデータであるコンテキスト情報を生成し、アプリケーション実行部3_Mに送信する。
イベントデータ管理装置13は、コンテキスト生成装置12への単位時間当たりのイベントデータの入力数に対応したイベントデータの生成数の抑制情報が記述されたイベントデータ生成抑制情報と、このイベントデータ生成抑制情報ごとに記述されたイベントデータ変換規則とを保持している。イベントデータ生成抑制情報は、例えば、ノード情報に応じて定められた、イベントデータ生成の優先順位情報を含む情報である。また、イベントデータ変換規則は、例えば、イベントデータの入力数とノード情報とに応じて決定され、イベントデータに含まれるイベント値の決定方法を規定している。
コンテキスト生成装置12は、イベントデータの単位時間当たりの入力数をイベントデータ管理装置13に通知し、イベントデータ管理装置13は、イベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則の内の、通知された入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を、イベントデータ生成装置11に通知する。イベントデータ生成装置11は、イベントデータ管理装置13から通知された入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがって、イベントデータの生成を行う。なお、イベントデータの入力数は、イベントデータ生成装置11からイベントデータ管理装置13に通知するように構成してもよい。また、イベントデータの入力数は、イベントデータ管理装置13が検出するように構成してもよい。
《2》用語の説明
本出願において、「ノード」は、事象に関する値を出力する装置である。「センサ装置」は、ノードの一例であり、センサと通信部とを含むノードである。なお、ノードには、RFIDと通信部とを含む装置のように、センサを含まないノードもある。
「ノード識別子」は、ノードに固有の識別子(ID)である。「センサID」は、センサ装置の識別子であり、ノード識別子の一例である。
「ノード値」は、ノードから出力される事象に関する値である。「センサ値」は、センサ装置のセンサによって検出された事象に関する値であり、ノード値の一例である。
「ノードデータ」は、ノードから出力されイベントデータ生成装置11に入力されるデータであり、事象に関する値(ノード値)とこのノード値を出力するノードに関するノード情報(例えば、ノードID)とを含む。「センサデータ」は、ノードデータの一例であり、センサ装置から出力されイベントデータ生成装置11に入力されるデータであり、例えば、センサ値とセンサIDとを含む。
「イベント値」は、イベントデータ生成装置11がノード値を変換して生成した値である。ノードが、センサを含むセンサ装置である場合は、「イベント値」は、「センサイベント値」とも言う。
「イベントデータ」は、イベントデータ生成装置11から出力されるデータであり、ノードIDとイベント値とを含むデータである。ノードが、センサを含むセンサ装置である場合は、「イベントデータ」は、「センサイベント」とも言う。
《3》構成の説明
《3−1》全体構成
コンテキストアウェアシステム10は、イベントデータ生成装置11と、コンテキスト生成装置12と、イベントデータ管理装置13とを有するシステムであり、1又は複数のノード2_Nとの間で、例えば、ZigBee(登録商標)等のような無線通信規格に準拠したセンサネットワークを介して通信を行うことによって、ノード2_Nの制御及びノード2_Nからのノードデータの受信等を行う。また、コンテキストアウェアシステム10は、例えば、コンピュータシステムなどのようなアプリケーション実行部3_Mとの間で、LAN(Local Area Network)及びインターネット等のネットワークを介して、通信を行う。
コンテキストアウェアシステム10の内部の機能ブロックの一部又は全ては、同一機器内の構成とすることも可能であるが、内部の機能ブロック間(イベントデータ生成装置11と、コンテキスト生成装置12と、イベントデータ管理装置13との間)での通信は、LAN等のネットワークを介して行ってもよい。例えば、イベントデータ生成装置11が一般家庭又は会社に設置された装置であり、コンテキスト生成装置12及びイベントデータ管理装置13が、サービス提供事業者の設備として設置された装置であってもよい。
《3−2》イベントデータ生成装置11の構成
図2は、図1に示されるイベントデータ生成装置11の構成を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、イベントデータ生成装置11は、ノード管理情報111a(後述する図4)を保持するノード管理部111と、各ノードに制御信号を送信するノード制御部112と、各ノードからノードデータを受信するノードデータ取得部113と、イベントデータ制御情報114a(後述する図5)を保持するイベントデータ情報管理制御部114と、ノードデータ管理情報115a(後述する図6)を保持するノードデータ管理部115と、イベントデータをコンテキスト生成装置12に送信するイベントデータ送信部116と、イベントデータ管理装置117との通信を行う制御信号通信部117と、各種情報を記憶する図示しない記憶部とを有している。イベントデータ生成装置11は、事象に関する値(ノード値)及びノードIDを含むノードデータの収集及び処理を行うことによって、事象に関する値から変換されたイベント値及びノードIDを含むイベントデータを生成し、コンテキスト生成装置12に提供する。具体的に言えば、イベントデータ生成装置11は、1又は複数のノード2_Nから送信されたノードデータを受信し、このノードデータに基づく1又は複数のイベントデータを生成してコンテキスト生成装置12に提供する機能を持つ。1つのイベントデータ生成装置11が扱うノード2_Nの数に制限はないが、1つのイベントデータ生成装置11が扱うノード2_Nの数を予め決められた数に設定してもよい。
《3−3》コンテキスト生成装置12の構成
コンテキスト生成装置12は、イベントデータ生成装置11から受け取ったイベントデータを用いてコンテキスト情報を生成し、このコンテキスト情報をアプリケーション実行部3_Mに提供する機能を持つ。コンテキスト生成装置12は、コンテキストプラットフォームの主要部を構成する。また、コンテキスト生成装置12は、イベントデータ生成装置11から受け取ったイベントデータの単位時間当たりの入力数をイベントデータ管理装置13に通知する機能をも持つ。
《3−4》イベントデータ管理装置13の構成
イベントデータ管理装置13は、各種情報を記憶する記憶部を有し、コンテキスト生成装置12で取り扱い可能なイベントデータについての管理情報であるイベントデータ管理情報13a(後述する図3)を保持する。イベントデータ管理情報13aは、例えば、対象ノードID又はノード種別(センサ種別)に関する情報と、イベントデータ生成装置11によるノード値(例えば、センサ値)からイベント値(例えば、センサイベント値)への変換規則を示す情報を含む。また、イベントデータ管理装置13は、イベントデータ生成抑制情報13b(後述する図7)を保持する。このように、イベントデータ管理装置13がコンテキストアウェアシステム10の管理情報を集中管理することで、どのイベントデータを優先的に生成するかを決める制御(優先制御)の実行時に、ノード間の公平性を保つことができ、また、コンテキスト生成装置12に入力されるイベントデータの入力数の制御、又は、イベントデータの生成を遅延させる場合の遅延量などの制御を行い易くなる。
図3は、図1に示されるイベントデータ管理装置13が保持するイベントデータ管理情報13aの一例を示す図である。図3に示されるように、イベントデータ管理情報13aは、ノード種別(例えば、センサ種別)と、イベントデータを生成するための条件(イベントデータ変換条件)、イベントデータ保持条件、ノードごとの単位時間当たりのイベントデータの最大生成数、イベント値、イベントデータ変換規則を適用するイベントデータ生成抑制レベル等のような設定情報とを、予め保持している。イベントデータ生成抑制レベルは、コンテキスト生成装置12に入力されるイベントデータの入力数に応じて、イベントデータ生成装置11によるイベントデータの生成を抑制するために用いられる情報であり、そのレベル値は、例えば、「0」、「1」、「2」で表される。イベントデータ生成抑制レベルは、そのレベル値が小さいほど(「0」に近いほど)抑制が少なく、大きくなるほど抑制が多くなる。
図3に示されるように、ノード種別が「温度センサ」であり、且つ、イベントデータ生成抑制レベルが「0」の場合には、イベントデータ生成装置11は、イベントデータ変換条件の欄に示されるように、現在時刻‘time’が、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’から10秒経過した時刻になってから(すなわち、「time≧timep+10」を満たしてから)、イベントデータを生成する。イベントデータ保持条件の欄の「time<timep+10」は、イベントデータ生成抑制レベルが「0」のとき、現在時刻‘time’が、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’から10秒経過するまでの期間は、イベントデータ生成装置11に前回のイベントデータ生成によるイベント値を保持させておくということを意味し、イベント値の欄の‘value’は、イベント値としてノード値を用いることを意味している。
また、図3に示されるように、ノード種別が「温度センサ」であり、且つ、イベントデータ生成抑制レベルが「2」の場合には、イベントデータ変換条件の欄に示されるように、現在時刻‘time’が、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’から60秒経過した時刻になり(すなわち、「time≧timep+60」を満たし)、且つ、現在時刻‘time’における温度が前回のイベントデータ生成時刻‘timep’における温度より、2℃以上が上昇したか、又は、2℃以上が下降したときにのみ、イベントデータを生成する。
また、図3に示されるように、ノード種別が人の存在(例えば、動く物体)を検出する「人感センサ」であり、且つ、イベントデータ生成抑制レベルが「0」又は「1」の場合に、ノード値‘value’が3以上(すなわち、「value≧3」)であれば、イベントデータ生成装置11は、イベント値を‘TRUE’にする。
図3に示されるように、ノード種別が「人感センサ」であり、且つ、イベントデータ生成抑制レベルが「0」又は「1」の場合に、ノード値‘value’が3未満(すなわち、「value<3」)であれば、イベントデータ生成装置11は、イベント値を‘FALSE’にする。
このように、ノード種別が「人感センサ」であり、且つ、イベントデータ生成抑制レベルが「0」又は「1」の場合に、ノード値‘value’が変化したときのみ、イベントデータ生成装置11からコンテキスト生成装置12にイベント値を送信するようにし、且つ、イベント値の変化を‘TRUE’又は‘FALSE’の2種類に減少させておくことによって、イベント値の生成量を減少させることができる。
また、図3に示されるように、イベントデータ生成抑制レベルが「2」の場合には、前回計測時のイベント値‘status’に関する条件と、経過時間について「time≧timep+2」[秒]という条件が加わり、イベントデータ生成装置11によるイベントデータの生成量が抑制される。また、図3において、最大生成数は、単位時間(ここでは、1分)当たりのイベントデータの最大生成数[回/分]であり、1分に5回を超えるイベントデータの生成を認めないことを示している。このように、前回計測時(timep)のイベント値‘status’又はノード値と、現在(time)のイベント値又はノード値とを比較し、得られた変化量(変動)を考慮することで、コンテキスト生成に影響をあまり及ぼさないイベントデータの生成を抑制することができる。なお、図3には、ノード種別ごとにイベントデータ変換条件を記述したが、ノード種別以外の条件ごとにイベントデータ変換条件を記述することもできる。例えば、ノードIDごとにイベントデータ変換条件を記述したり、ノードの設置位置情報ごとにイベントデータ変換条件を記述したり、設置位置が近い複数のノードがある場合には、これらの内の一方のノードのイベントデータの生成の抑制量を上げるようにしてもよい。また、本実施の形態に係るコンテキストアウェアシステム10は、コンテキスト生成装置12へのイベントデータの負荷(例えば、イベントデータの入力数)を監視し、負荷が高いときには、イベントデータ生成装置11に、又は、イベントデータ管理装置13を経由してイベントデータ生成装置11にイベントデータ生成の抑制命令を出す機能を持つ。
《3−5》ノード2_Nの構成
ノード2_Nは、事象に関する値を取得し、取得した値とノードIDを含むノードデータをコンテキストウェアシステム10に提供する装置である。ノード2_Nは、事象に関する値の取得部(例えば、温度センサ、湿度センサ等のような各種センサ)と、通信部とを有し、通信部によってノードデータを送信する機能を持つ。ノード2_Nは、人や物の情況、状態等の事象に関する情報を取得し、取得された事象に関する情報を送信する装置であれば、センサ以外の検知部、例えば、RFID等を備えた装置であってもよい。
《3−6》アプリケーション実行部3_Mの構成
アプリケーション実行部3_Mは、コンテキストアウェアシステム10から提供されたコンテキスト情報を利用するアプリケーションを実行し、例えば、ユーザに対するサービスを提供する装置である。
《3−7》ノード管理部111の構成
イベントデータ生成装置11内のノード管理部111は、対象ノードのIDと、各ノードの種別、各ノードからのノードデータの取得方法等のような情報を保持する機能を持つ。また、ノード管理部111は、イベントデータ管理装置13に対し、イベントデータ生成装置11の配下のノード2_NのノードID又はノード種別情報を送信して問い合わせを行い、ノードの制御方法や、ノードデータからイベントデータへの変換方法、イベントデータ変換の優先順位に関する情報等を受け取る。ノード管理部111は、受け取ったイベントデータ変換規則情報を、イベントデータ情報管理制御部114に渡す。
図4は、図2に示されるノード管理部111が保持するノード管理情報111aの一例を示す図である。ノード管理情報111aは、ノードIDと、ノードIDごとのノード情報と、ノード種別とを含む。図4の例では、ノード情報は、イベントデータ生成優先順位である。イベントデータ生成優先順位は、イベントデータ生成の抑制命令が出されたときに優先又は非優先されるノードを、区別するために予め設定しておく情報である。優先順位は、ノードの種別、ノードの設置されている位置等を考慮して、予め決められる。
《3−8》ノード制御部112の構成
イベントデータ生成装置11内のノード制御部112は、対象ノードのIDを含む制御データをノード2_Nに対し送信し、ノード2_Nに対しノードデータを送信させるように制御する機能を持つ。
《3−9》ノードデータ取得部113の構成
イベントデータ生成装置11内のノードデータ取得部113は、ノード2_Nから送信されたノードデータを受信する機能を持つ。ノードデータは、送信元のノード2_NのノードIDとノード値等を含むデータである。
《3−10》イベントデータ情報管理制御部114の構成
イベントデータ生成装置11内のイベントデータ情報管理制御部114は、ノードデータを取得したノードデータ取得部113からのノード値を、イベント値に変換するためのイベントデータ変換規則を保持する。イベントデータ情報管理制御部114は、ノードデータ管理部115に保持されているノード値及びノードデータ取得部113によって新規に受信されたノードデータを用いてイベントデータを生成する機能を持つ。イベントデータ情報管理制御部114は、この変換を行うために、ノード管理部111から渡されたイベントデータへの変換方法に関する情報をイベントデータ管理装置13から受けて書き込んでおく。
図5は、図2に示されるイベントデータ情報管理制御部114が保持するイベントデータ制御情報114aを示す図である。ノードIDと、ノードIDごとのイベントデータの変換条件、ノードデータ管理部115での保存時間、1分当たりのイベントデータの最大生成数[回/分]、イベントデータ変換条件を満足する際のイベント値を保持する。
《3−11》ノードデータ管理部115の構成
イベントデータ生成装置11内のノードデータ管理部115は、ノードデータ取得部113によって受信されたノード値を一時保持する機能を持つ。図6は、ノードデータ管理部115が保持するノードデータ管理情報115aの一例を示す図である。図6に示される例では、ノードデータ管理情報115aとしては、ノードIDと、ノードIDごとの直近の受信ノード値とが記述される。図6において、時刻は、イベントデータ生成装置11へのノードデータの受信時刻である。ここでは、時刻として、起動してからの時間を記述している。生成フラグは、イベントデータを生成したか(生成)、又は、生成していないか(未生成)、を示す情報が記述される。ノードデータ管理部115が保持するノードデータは、ノードイベント情報管理中の保持条件の時間だけ保持し、この保持条件の時間が経過すると消去される。
《3−12》イベントデータ送信部116の構成
イベントデータ生成装置11内のイベントデータ送信部116は、コンテキスト生成装置12に対し、イベントデータを送信する機能を持つ。イベントデータは、ノードID、イベント値等から構成される。
《3−13》制御信号通信部117の構成
イベントデータ生成装置11内の制御信号通信部117は、イベントデータ管理装置13と通信を行う機能を持つ。
《4》実施の形態の動作
《4−1》ノード2_N接続時の動作
イベントデータ生成装置11にノード2_Nが接続されると、ノード2_NのノードIDを含む信号がイベントデータ生成装置11に送られる。イベントデータ生成装置11は、イベントデータ管理装置13に対し、ノードIDが記述されている問い合わせ信号を送信する。イベントデータ管理装置13は、問い合わせ信号を受信すると、ノードの制御方法、イベントデータ生成優先順位、イベントデータ変換規則を記述した応答信号を、イベントデータ生成装置11に返す。
イベントデータ生成装置11がイベントデータ管理装置13からの応答信号を受信すると、イベントデータ生成装置11内のノード管理部111は、図4に示されるような、該当ノードIDのノード管理情報111a(例えば、ノード種別、イベントデータ生成優先順位などの制御情報)を更新する。
また、イベントデータ生成装置11がイベントデータ管理装置13からの応答信号を受信すると、応答信号に含まれるメッセージがイベントデータ情報管理制御部114に渡され、イベントデータ情報管理制御部114は、図5に示されるように、イベントデータ制御情報(例えば、イベントデータ変換条件やイベント値等)を更新する。
イベントデータ管理装置13は、単位時間当たりにコンテキスト生成装置12に入力するイベントデータの入力数Pの閾値情報を保持する。例えば、イベントデータ管理装置13は、図7に示されるように、100[イベント/秒]を、コンテキスト生成装置12へのイベントデータの単位時間当たりの最大許容入力数として、50[イベント/秒]を、イベントデータ生成抑制レベル「1」の閾値とし、90[イベント/秒]をイベントデータ生成抑制レベル「2」の閾値として保持する。コンテキスト生成装置12は、毎秒のイベントデータ入力数を計測してイベントデータ管理装置13に通知する。イベントデータ管理装置13は、現在のイベントデータ生成抑制レベルを保持しておき、毎秒のイベントデータ入力数Pが、現在のイベントデータ生成抑制レベルにおける閾値以上になると、イベントデータ生成装置11に対し、イベントデータ生成抑制命令信号を送信する。また、イベントデータ管理装置13は、毎秒のイベントデータ入力数Pが、現在のイベントデータ生成抑制レベルにおける閾値を下回ったときに、イベントデータ生成抑制解除信号を送信する。
《4−2》イベントデータの生成
図8は、イベントデータ生成装置11におけるイベントデータ生成抑制の制御を伴ったイベントデータ生成方法を示すフローチャートである。
ステップS1において、イベントデータ生成装置11は、任意のノード(例えば、ノード2_N)からノードデータを受信し、ノードデータに含まれるノードID及びノード値を、イベントデータ管理装置13に渡す。
次に、ステップS2において、イベントデータ生成装置11は、ノードデータの受信時におけるイベントデータ生成抑制レベルが何であるかを調べる。イベントデータ生成装置11は、イベントデータ生成抑制レベルが「0」であれば、処理をステップS11に進め、イベントデータ生成抑制レベルが「1」であれば、処理をステップS21に進め、イベントデータ生成抑制レベルが「2」であれば、処理をステップS31に進める。
処理がステップS11に進んだ場合には、イベントデータ生成装置11は、記憶部に蓄積データ(後述するステップS22で蓄積したデータ)があるか否かを確認する。すなわち、イベントデータ生成装置11は、直前まで、イベントデータ生成抑制レベルが「1」以上であったか否かを確認する。イベントデータ生成装置11は、蓄積データがない場合は、処理をステップS12に進め、蓄積データがある場合は、処理をステップS13に進める。
処理がステップS12に進んだ場合には、イベントデータ生成装置11は、受信したノードデータからイベントデータを生成する。
処理がステップS13に進んだ場合には、イベントデータ生成装置11は、該当ノードIDを持つノードについて蓄積されているノードデータ(蓄積データ)及び該当ノードIDを持つノードから受信したノードデータから、イベントデータ、例えば、複数のイベントデータを生成する(ノードの数が複数である場合)。
なお、図8の説明では、イベントデータ生成装置11は、新規のノードデータを受信した(ステップS1)ときに、イベントデータ生成抑制生成レベルが「0」であって、蓄積データが有る場合に(ステップS11でYES)、蓄積データ及びノードデータからイベントデータを生成して、このイベントデータをコンテキスト生成装置12に送信している。しかし、イベントデータ生成装置11は、イベントデータ生成抑制の解除の信号をイベントデータ生成装置11で受信し、且つ、蓄積データが有る場合に、蓄積データ及びノードデータからイベントデータを生成して、このイベントデータをコンテキスト生成装置12に送信(図8のステップS13に相当する処理を実行)してもよい。このように、イベントデータ生成抑制の解除の信号をイベントデータ生成装置11で受信したときに、蓄積データに基づくイベントデータを送信することによって、大量のイベントデータが一斉にコンテキスト生成装置12に送信され、再びイベントデータ生成抑制レベルを超えてしまう事態を回避することができる。
また、処理がステップS21に進んだ場合には、イベントデータ生成装置11は、受信したノードデータのノードIDについて、ノード管理部111の優先度を参照する。受信したノードデータが、非優先ノードからのデータであるならば、イベントデータ生成装置11は、処理をステップS22へ進め、優先ノードからのデータであるならば、処理をステップS23に進める。図4では、優先順位「1」が優先ノード、優先順位「2」が非優先ノードである。
ステップS22において、受信したノードデータが、非優先ノードからのデータであるならば、イベントデータ生成装置11は、イベントデータの生成を行わず、受信したノードデータを図6に示されるようにノードデータ管理部115に、蓄積データとして保存する。
ステップS23において、受信したノードデータが、優先ノードからのデータであるならば、イベントデータ生成装置11は、受信したノードデータからイベントデータを生成する。
ステップS31において、イベントデータ生成抑制レベルが「2」になれば、イベントデータ生成装置11は、全てのノードを対象にイベントデータ生成の抑制を行う。例えば、イベントデータ生成装置11は、同じノードIDを持つノードからのノードデータを2回受信するごとにイベントデータを1回生成する。イベントデータ生成抑制レベルが「2」のときの抑制制御を、単純な抑制制御とする場合には、アプリケーション実行部3_Nによって提供されるサービスに影響(サービスの提示又はサービスの質の低下など)が出る可能性があるので、イベントデータ生成抑制レベルが「2」のときのイベントデータ生成方法を、例えば、図9に示すように実行してもよい。この場合には、アプリケーション実行部3_Nがアプリケーションを実行するために必要な情報の欠落の発生を抑制することができる。
《4−3》イベントデータの生成方法の例
図9は、イベントデータ生成抑制レベルが「2」のときのイベントデータ生成装置11におけるイベントデータ生成動作の一例を示すフローチャートである。図9の動作は、図8におけるステップS31の動作の一例である。イベントデータ生成装置11は、ノードデータ取得部113でノードからのノードデータを受信すると、イベントデータの生成動作を開始する。
ステップS311において、イベントデータ生成装置11は、送信元ノードからのノードIDから、イベントデータ情報管理制御部114内のイベントデータ制御情報114a(例えば、図5のテーブルの情報)に示す該当ノードのイベントデータ変換条件を抽出する。
次のステップS312において、イベントデータ生成装置11は、イベントデータ変換条件の判定を行うことによって、イベントデータを生成するか(判定YES)、否か(判定NO)を判定する。イベントデータ生成装置11は、イベントデータを生成する(判定YES)ならば、処理をステップS313に進め、生成しないと判定した(判定NO)ならば、処理を終了して受信したノードデータを破棄する。
ステップS313において、イベントデータ生成装置11は、送信元ノードのノードIDから、ノードデータ管理部115内のノードデータ管理情報115a(例えば、図6のテーブルの情報)に示す該当ノードのノード値を抽出する。
次のステップS314において、イベントデータ生成装置11は、受信したノードデータに含まれるノード値と、ノードデータ管理部115内のノードデータ管理情報115a(例えば、図6のテーブルの情報)に示す該当ノードのノード値とを用いて、イベントデータ変換規則を適用してイベント値を生成する。
次のステップS315において、イベントデータ生成装置11は、ノードIDと生成されたイベント値とから、イベントデータを生成する。
次のステップS316において、イベントデータ生成装置11は、イベントデータ送信部116からイベントデータをコンテキスト生成装置12に送信する。
次のステップS317において、イベントデータ生成装置11は、受信したノード値を、ノードデータ管理部115のノードデータ管理情報115a(例えば、図6のテーブルの情報)の該当するノードIDのノード値の欄に、新たなノード値として書き込む。
《4−4》入力データ及び出力データの例
図10は、イベントデータ生成装置11への入力データ(ノードデータ)の例を示す図である。図10の例は、人や物を検知するとノード値(センサ値)が大きく増加・減少するようなノードが該当する。この例では、ノードIDを「2」として、図5のイベントデータ制御情報で規則番号「2〜5」のイベントデータ変換規則を適用する。図10における時刻の単位は、[秒]とする。
イベント値の初期値で、図5の規則番号「5」のイベントデータ変換規則が適用され、現在のイベント値は‘FALSE’であり、このイベント値は、ノードデータ管理部115に書き込まれる。前回のイベントデータ生成時刻‘timep’は、イベント値‘status’が最後に‘TRUE’になった時刻からの経過時間を表し、‘timep’の初期値は、「0」である。
図10における時刻「0」では、イベント値は‘FALSE’であり、ノード値は「0」であり、規則番号「5」のイベントデータ変換規則を適用し、イベントデータ生成装置11は、イベントデータの送信後、ノードデータ管理部115におけるノードID「2」のイベント値‘status’を、‘FALSE’に更新する。
図10における時刻「1」では、イベント値は‘FALSE’であり、ノード値は「0」であり、イベントデータ制御情報114aのノードID「2」のイベントデータ変換条件のいずれをも満足しないため、イベントデータ生成装置11は、イベントデータを生成せず、ノードデータを破棄し、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’を、更新しない。
図10における時刻「2」では、イベント値‘status’が‘FALSE’であり、ノード値が「12」であり、ノード値が「3」以上となるため、イベントデータ生成装置11は、規則番号「2」のイベントデータ変換規則を適用し、イベント値を‘TRUE’にし(図11)、イベントデータの送信後、ノードデータ管理部115におけるノードID「2」のイベント値‘status’を、‘TRUE’に更新する。このとき、イベントデータ生成装置11は、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’の値を時刻「2」に更新する。
図10における時刻「3」では、ノード値は「12」から「0」に変化するが、図5に記述されている条件
status=TRUE、value<3、time≧timep+2
のうちの、
time≧timep+2
を満足しないため、イベントデータ生成装置11は、イベント値を生成しない。
図10における時刻「4」では、ノード値は「10」であり、3以上であり、且つ、現在のイベント値‘status’が‘TRUE’であるため、イベントデータ生成装置11は、
図5に記述されている
status=TRUE、value<3、time≧timep+2
のうちの、
value<3
を満足しないので、イベント値を生成しない。ただし、イベントデータ生成装置11は、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’の値については、時刻「4」では、ノード値valueが「10」であるので(保持条件value<3を満たしていないので)更新する。
図10における時刻「5」では、ノード値は「10」から「0」に変化するが、図5に記述されている条件
status=TRUE、value<3、time≧timep+2
のうちの、
time≧timep+2
を満足しないため、イベントデータ生成装置11は、イベント値を生成しない。
図10における時刻「6」では、現在のイベント値‘status’が‘TRUE’、ノード値が3未満、時刻が前回のイベントデータ生成時刻‘timep’から2[秒]以上進んでおり、図5に記述されている規則番号「3」のイベントデータ変換規則の条件を満足するので、イベントデータ生成装置11は、イベント値を生成し、イベントデータの送信後、ノードデータ管理部115のノードID「2」をイベント値‘FALSE’に更新する。
このようにして、イベントデータ生成装置11は、図11のようなイベント値を生成する。なお、図11におけるデータ番号は、図10における時刻に対応する。
《4−5》入力データ及び出力データの例
図12は、イベントデータ生成装置11への入力データ(ノードデータ)の他の例を示す図である。図12の例は、ノード2_Nが、測定値の変化が緩やかなノード(例えば、温度センサ装置)である場合の例である。この例では、ノードIDを「1」とし、図5に示されるイベントデータ制御情報114aのノードID「1」のイベントデータ変換条件(time≧timep+60、温度が2℃以上上昇又は2℃以上低下)及び規則番号1のイベントデータ変換規則を適用するものとする。また、図12の例における時刻の単位は、[分]=60[秒]とする。
図12における時刻「0」では、ノード値は初期値であり「0」である。このとき、イベントデータ生成装置11は、ノード値「0」をイベント値としてノードデータ管理部115に書き込む。
図12における時刻「1」では、ノード値は「0」であり、図5に記述されているイベントデータ変換条件(温度が2℃以上上昇又は2℃以上低下)を満たさないため、イベントデータ生成装置11は、イベントデータを生成せず、ノードデータを破棄し、前回のイベントデータ生成時刻‘timep’を、更新しない。
図12における時刻「2」では、ノード値は「2」であり、図5に記述されているイベントデータ変換条件(2℃以上上昇)を満たすので、イベントデータ生成装置11は、イベントデータのイベント値として「2」を生成する。そして、イベントデータ生成装置11は、ノードデータ管理部115のノードID「1」のイベント値を「2」に更新する。
図12における時刻「3」及び時刻「4」のノード値はそれぞれ「2」及び「3」であり、ノードデータ管理部115のノードID「1」のイベント値からの変化がそれぞれ「0」及び「1」となり、ノードデータ変換条件(2℃以上上昇)を満足していないため、イベントデータ生成装置11は、イベントデータを生成しない。
図12における時刻「5」のノード値は「4」であり、ノードデータ管理部115のノードID「1」のノード値からの変化が「2」となり、イベントデータ変換条件(2℃以上上昇)を満足するため、イベントデータ生成装置11は、イベント値を生成する。そして、イベントデータ生成装置11は、ノードデータ管理部115のノードID「1」のイベント値を「4」に更新する。
図12における時刻「6」のノード値は「7」であり、ノードデータ管理部115のノードID「1」のノード値からの変化が「3」となり、イベントデータ変換条件(2℃以上上昇)を満足するため、イベントデータ生成装置11は、イベント値を生成する。そして、イベントデータ生成装置11は、ノードデータ管理部115のノードID「1」のイベント値を「7」に更新する。
以上のように、イベントデータ生成装置11から、図13のようなイベント値を持つ出力データを生成する。なお、図13において、データ番号は、図12における時刻に対応する値である。
《4−6》入力データ及び出力データの例
図14は、イベントデータ生成装置11から出力される出力データ(イベントデータ)の他の例を示す図である。この場合の、入力データ(ノードデータ)は、図12に示されるデータである。図14の例では、受信したノードデータと直近の2つのデータとの平均値Q(t)を計算し、平均値Q(t)が2以上変化したならば、イベントデータを生成するようにしている。図12の入力データにおいて、受信したノードデータと直近の2つのデータとの平均値Q(0)、Q(1)、…、Q(6)を計算すると、平均値は、時刻0、時刻1、時刻2、時刻3、時刻4、時刻5、時刻6において、それぞれQ(0)=0.0、Q(1)=0.0、Q(2)=2/3、Q(3)=4/3、Q(4)=7/3≒2.3、Q(5)=9/3、Q(6)=14/3≒4.7となる。したがって、平均値Q(t)が2以上変化した平均値は、Q(0)、Q(4)、Q(6)、…となるので、出力されるイベントデータは、図14に示されるようになる。なお、図14において、データ番号は、時刻[分]に対応する値である。
《4−7》他の例
イベントデータ管理情報は、1度ノードが接続された以降は、イベントデータ変換条件を固定した場合で説明したが、ノード接続後に各種条件を可変してもよい。例えば、はじめは大きな変化を監視することが要求されていたが、同一ノードを利用する別のコンテキストの生成を運用中に追加するとき、この追加コンテキストは、詳細な変化を見る必要があるならばイベントデータ生成の周期を短くするような信号をコンテキスト生成装置12からイベントデータ生成装置11に送信する。そして、イベントデータ生成装置11内のノード管理情報111a、イベントデータ制御情報114aの内容を更新することで、ノード制御方法、イベントデータ変換規則を変化させるようにしてもよい。
さらに他の例として、多数のノードを用いた統計的なコンテキストを生成する際は、コンテキスト生成装置12の入力側の負荷を下げるように、コンテキスト生成装置12からイベントデータ生成装置11に、複数のノード2_Nの各々からのイベントデータの生成頻度を低下させた、イベントデータ変換規則の条件を厳しくしたりするような信号を送信する。また、ノード数が少なくなれば、コンテキスト生成装置12からイベントデータ生成装置11に、イベントデータ変換規則の条件を緩くするような信号を送信するようにしてもよい。
《5》実施の形態の効果
本実施の形態に係るイベントデータ生成装置11によれば、事象に関する値を含むノードデータが大量且つ高頻度に入力され、コンテキスト生成装置12に入力されるイベントデータの単位時間当たりの入力数Pが閾値を超えたならば、非優先ノードから出力されるノードデータに基づくイベントデータの生成を止めることによって、イベントデータの生成数を減らす制御(抑制制御)を行っている。したがって、コンテキスト生成装置12は、リソース量を増加させずに、適切なコンテキスト情報を生成することができる。
また、非優先ノードから出力されるノードデータに基づくイベントデータの生成数を抑制制御することによって、リアルタイム性を要求する優先ノードからの入力データを優先的に処理し、状態変化等のアプリケーションへの敏速な通知に対応することができるので、イベントデータを単純に間引く場合に比べ、イベント値の信頼度を高めることができる。
《6》利用形態
一利用形態として、ノード2_Nをユーザの住居などに配置し、イベントデータ生成装置11を、ユーザの住居に設置されたホームゲートウェイ内に配置し、コンテキスト生成装置12及びイベントデータ管理装置13をコンテキストアウェアデータ提供事業者のサーバ内に配置し、コンテキストアウェアデータ提供事業者のサーバがアプリケーションを実行することによって、ユーザにサービスを提供する利用形態がある。
他の利用形態として、ノード2_Nをビルの各フロア又は各部屋に配置し、イベントデータ生成装置11を、ビルの各フロア又は各部屋の機器内に配置し、コンテキスト生成装置12及びイベントデータ管理装置13を、ビル管理者のサーバ内に配置し、ビル管理者のサーバがアプリケーションを実行することによって、ビル利用者にサービスを提供する利用形態がある。
2_N ノード、 3_M アプリケーション実行部、 10 コンテキストアウェアシステム、 11 イベントデータ生成装置、 12 コンテキスト生成装置、 13 イベントデータ管理装置、 111 ノード管理部、 112 ノード制御部、 113 ノードデータ取得部、 114 イベントデータ情報管理制御部、 115 ノードデータ管理部、 116 イベント送信部、 117 制御信号通信部、 time 現在時刻、 timep 前回のイベントデータ生成時刻。

Claims (10)

  1. 事象に関する値であるノード値を含むノードデータから、前記事象に関する値から変換されたイベント値を含むイベントデータを生成するイベントデータ生成装置と、
    前記イベントデータからコンテキスト情報を生成するコンテキスト生成装置と、
    前記コンテキスト生成装置への単位時間当たりの前記イベントデータの入力数に対応した前記イベントデータの生成数の抑制情報が記述されたイベントデータ生成抑制情報と、該イベントデータ生成抑制情報ごとに記述されたイベントデータ変換規則とを保持するイベントデータ管理装置と、
    を有し、
    前記コンテキスト生成装置は、前記イベントデータの単位時間当たりの入力数を前記イベントデータ管理装置に通知し、
    前記イベントデータ管理装置は、前記イベントデータ生成抑制情報及び前記イベントデータ変換規則の内の、前記通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を、前記イベントデータ生成装置に通知し、
    前記イベントデータ生成装置は、前記イベントデータ管理装置から通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがって、前記イベントデータの生成を行う
    ことを特徴とするコンテキストアウェアシステム。
  2. 前記ノード値は、前記事象についての測定値、検出値、入力値のいずれかであり、
    前記ノードデータは、前記ノード値を出力するノードに関するノード情報として、前記ノードの識別子、種別、設置位置の内の少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテキストアウェアシステム。
  3. 前記イベントデータ生成抑制情報は、前記ノード情報に応じて予め定められた、イベントデータ生成の優先順位情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のコンテキストアウェアシステム。
  4. 前記イベントデータ変換規則は、前記入力数と前記ノード情報とに応じて予め定められていることを特徴とする請求項2又は3に記載のコンテキストアウェアシステム。
  5. 前記イベントデータ変換規則は、前記入力数と前記ノードの種別、又は、前記入力数と前記ノードの設置位置に応じて決定されていることを特徴とする請求項4に記載のコンテキストアウェアシステム。
  6. 前記イベントデータ生成装置は、前記ノード値又は前記イベント値の何れかの値、及び、前記ノードデータが入力された時刻を示す時刻情報を保持し、
    前記イベントデータ生成装置は、新規に取得したノードデータから前記イベントデータの生成を、保持した前記ノード値又は前記イベント値の何れかの値と、前記時刻情報とを用いて行う
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のコンテキストアウェアシステム。
  7. 前記イベントデータ生成装置による前記イベントデータの生成は、保持した前記ノード値又は前記イベント値の何れかの値と、新規に取得したノードデータのノード値とに、予め定められた範囲との差があるときに実行される
    ことを特徴とする請求項6に記載のコンテキストアウェアシステム。
  8. 前記イベントデータ生成装置による前記イベントデータの生成は、保持した前記イベント値と新規に取得したイベント値とに差が生じた後、予め定めておいた時間同一イベント値が継続してから実行される
    ことを特徴とする請求項3記載のコンテキストアウェアシステム。
  9. 前記イベントデータ生成装置による前記イベントデータの生成は、保持した前記イベント値と、取得したノード値の2以上のノード値とを用い、平均値又は変化量をイベント値として新規に決定することを特徴とする請求項3記載のコンテキストアウェアシステム。
  10. 事象に関する値であるノード値を含むノードデータから、前記事象に関する値から変換されたイベント値を含むイベントデータを生成するイベントデータ生成装置と、
    前記イベントデータからコンテキスト情報を生成するコンテキスト生成装置と、
    前記コンテキスト生成装置への単位時間当たりの前記イベントデータの入力数に対応した前記イベントデータの生成数の抑制情報が記述されたイベントデータ生成抑制情報と、該イベントデータ生成抑制情報ごとに記述されたイベントデータ変換規則とを保持するイベントデータ管理装置と、
    を有するコンテキストアウェアシステムにおけるイベントデータ生成方法であって、
    前記コンテキスト生成装置は、前記イベントデータの単位時間当たりの入力数を前記イベントデータ管理装置に通知し、
    前記イベントデータ管理装置は、前記イベントデータ生成抑制情報及び前記イベントデータ変換規則の内の、前記通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則を、前記イベントデータ生成装置に通知し、
    前記イベントデータ生成装置は、前記イベントデータ管理装置から通知された前記入力数に対応するイベントデータ生成抑制情報及びイベントデータ変換規則にしたがって、前記イベントデータの生成を行う
    ことを特徴とするイベントデータ生成方法。
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