JP2012154594A - プレート熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】伝熱プレートの伝熱面において、接合部12において接合してシール性能を確保するための波16間に、接合はせずに伝熱面積を向上させるための波15が形成されており、この伝熱面積を向上させるための波15の波高さは、シール性能を確保するための波16の波高さよりも低く形成されている。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るプレート熱交換器において伝熱プレートを積層した状態の断面図である。
図1で示されるように、伝熱プレート(図9で示される伝熱プレート3又は伝熱プレート4)の伝熱面において、接合部12において接合してシール性能を確保するための波16間に、接合はせずに伝熱面積を向上させるための波15が形成されている。この伝熱面積を向上させるための波15の波高さは、シール性能を確保するための波16の波高さよりも低く形成されている。また、伝熱プレート3及び伝熱プレート4の外観は、図9で示されるものと同様である。このように伝熱プレートが接合部7において接合されることによって積層され、この伝熱プレート間に冷媒が流通する流路が形成され、異なる2種類の冷媒が流通する流路が交互に形成され、伝熱プレートを介してこの2種類の冷媒同士が熱交換を実施することになる。この2種類の冷媒は、それぞれ図9で示される別々の通液孔2から流入し、伝熱プレート間の流路を流通して熱交換が実施された後、異なる通液孔2からそれぞれ流出する。このとき、積層された伝熱プレート3及び伝熱プレート4の周囲は冷媒が外部に漏れないようにシールされている。さらに、一方の冷媒が流通する伝熱プレート間の流路に他方の熱媒体が混入しないように、この一方の熱媒体が流通する流路と、他方の冷媒が流通する通液孔2とがシールされている。
また、波の稜線の形状のすべてを同一形状にする必要もなく、V字形状、U字形状、台形形状又はW字形状等が混在して形成されるものとしてもよい。
また、波15及び波16は、本発明の「波状部」に相当する。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1においては、シール性能を確保するための波16間に、伝熱面の表面積を向上させるための波15が1つのみ形成される構成であったが、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図2で示されるように、伝熱プレートの長手方向において伝熱面の表面積を向上させるための波15を複数個形成したものである。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1においては、伝熱面積を向上させるための波15の波高さを均一に形成しているが、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図3で示されるように、伝熱面積を向上させるための波15の波高さを均一にしなくてもよい構成としたものである。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1においては、シール性を確保するための波16同士の接合部7間の距離である接合間距離13を、伝熱プレートの長手方向において均一にしている構成であったが、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図4で示されるように、接合間距離13を均一に形成しなくてもよい構成としたものである。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1又は実施の形態2に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1及び実施の形態2においては、伝熱プレートの長手方向においてシール性能を確保するための波16間に、伝熱面積を向上するための波15を同数個形成する構成であったが、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図5で示されるように、シール性能を確保するための波16間に、伝熱面積を向上させるための波15の個数を同数としなくてもよい構成としたものである。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1又は実施の形態2に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1及び実施の形態2においては、伝熱プレートの長手方向においてシール性能を確保するための波16間のそれぞれに、伝熱面積を向上させるための波15を形成する構成であったが、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図6で示されるように、部分的に波16間に、伝熱面積を向上させるための波15を形成しなくてもよい構成としたものである。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
本実施の形態においては、実施の形態1〜実施の形態7に係るプレート熱交換器の製造方法について説明する。
本実施の形態に係るプレート熱交換器について、実施の形態1に係るプレート熱交換器の構成と相違する点を中心に説明する。
実施の形態1においては、シール性能を確保するための波16間に、波16よりも波高さの低い波15を形成して伝熱プレートを積層し、波16同士を接合部7において接合させる構成としたものである。これに対し、本実施の形態に係るプレート熱交換器は、図8で示されるように、伝熱プレートの伝熱面1に形成される波の波高さは均一となるように形成し、接合させる一部の波同士の間に接合部材18を挟み込んで接合させて積層したものである。この場合、接合部材18によって接合されない波は、実施の形態1〜実施の形態7に係るプレート熱交換器の波15に相当する役割を果たすことになる。
本実施の形態においては、実施の形態1〜実施の形態7に係るプレート熱交換器の製造方法について説明する。
Claims (11)
- 略平板状の伝熱プレートが複数枚積層され、該伝熱プレート間に冷媒が流通する冷媒流路が形成され、該冷媒流路は2種類の冷媒が交互に流通するように形成されたプレート熱交換器において、
前記複数の伝熱プレートは、
波状部が形成された伝熱面を有し、
該伝熱面において、波高さが異なるように複数の前記波状部が形成され、
波高さの高い波状部同士を接合し、波高さの低い波状部同士は接合させない
ことを特徴とするプレート熱交換器。 - 同一の前記伝熱プレートにおいて、前記波高さの高い波状部同士の間に存在する前記波高さの低い波状部は、1つ以上形成された
ことを特徴とする請求項1記載のプレート熱交換器。 - 同一の前記伝熱プレートにおいて、前記波高さの低い波状部の波高さを不均一にした
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプレート熱交換器。 - 隣接する前記伝熱プレートの前記波高さの高い波状部同士が接合される接合部の間隔を不均一にした
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプレート熱交換器。 - 同一の前記伝熱プレートにおいて、部分的に前記波高さの高い波状部同士の間に、前記波高さの低い波状部を形成しない構成とした
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプレート熱交換器。 - 隣接する前記伝熱プレートのうち少なくとも一方が、前記波高さの高い波状部の接合部における波高さを、接合先である前記伝熱プレートに向けて凸形状となるように形成された
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のプレート熱交換器。 - 前記伝熱面において、前記波状部の稜線形状が前記伝熱プレートの長手方向の一方向側に凸形状となるように形成され、
前記複数の伝熱プレートは、前記波状部の稜線形状の凸方向が交互に反転するように積層された
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のプレート熱交換器。 - 略平板状の伝熱プレートが複数枚積層され、該伝熱プレート間に冷媒が流通する冷媒流路が形成され、該冷媒流路は2種類の冷媒が交互に流通するように形成されたプレート熱交換器において、
前記複数の伝熱プレートは、
波状部が形成された伝熱面を有し、
該伝熱面において、波高さが略均一となるように複数の前記波状部が形成され、
形成された複数の前記波状部のうち一部を、接合部材を介して、隣接する前記伝熱プレートの前記伝熱面の前記波状部と接合させた
ことを特徴とするプレート熱交換器。 - 前記伝熱面において、前記波状部の稜線形状が前記伝熱プレートの長手方向の一方向側に凸形状となるように形成され、
前記複数の伝熱プレートは、前記波状部の稜線形状の凸方向が交互に反転するように積層された
ことを特徴とする請求項8記載のプレート熱交換器。 - 前記伝熱プレートの前記伝熱面に波高さが略均一となるように、前記波状部をプレス加工によって成型する工程と、
成型された前記波状部のうち一部の波高さが高くなるようにプレス加工によって前記波高さの高い波状部を成型する工程と、
を有した
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のプレート熱交換器の製造方法。 - 前記伝熱プレートの前記伝熱面に波高さが略均一となるように、前記波状部をプレス加工によって成型する工程と、
成型された前記波状部のうち一部の波高さが低くなるように押し潰すプレス加工を実施して、前記波高さの低い波状部を成型する工程と、
を有した
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のプレート熱交換器の製造方法。
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---|---|---|---|
JP2011015971A JP2012154594A (ja) | 2011-01-28 | 2011-01-28 | プレート熱交換器及びその製造方法 |
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JP2011015971A Pending JP2012154594A (ja) | 2011-01-28 | 2011-01-28 | プレート熱交換器及びその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230053284A (ko) * | 2021-10-14 | 2023-04-21 | 주식회사 한누리공조 | 고분자 전열막을 사용하는 대향류 열교환기 |
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JP2008511811A (ja) * | 2004-08-28 | 2008-04-17 | スウェップ インターナショナル アクティエボラーグ | プレート式熱交換器 |
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2011
- 2011-01-28 JP JP2011015971A patent/JP2012154594A/ja active Pending
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