JP2012153045A - 金型設計システム及び金型設計方法 - Google Patents

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信雄 阿部
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三香子 島村
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浩志 小平
Naoyuki Fujitani
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Abstract

【課題】成形不良が発生しやすい部位では、補正を反映した形状を有し、成形不良が発生しやすい部位以外では、製品CADデータに対する歪みが無い成形品を製造可能な修正金型を、簡易に得ることができる金型設計システム及び金型設計方法を提供する。
【解決手段】製品CADデータから設計した金型CADデータにより金型を製造し該金型により成形品を得て(S1)、成形品を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得て(S2)、補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータを得て(S3)、補正金型で製造された成形品の形状を測定し測定データを得て(S4)、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得て(S5)、反転データから修正金型を設計(S6)する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、CADを用いた金型設計システム及び金型設計方法に関する。
一般に、金型鋳造や射出成形やプレス成形などに用いられる金型は、製品の設計形状(製品CADデータ)に基づいて製造される。
しかし、製品の設計形状に基づいて製造された金型を用いても、金型の熱膨張や弾性変形等により、成形品に、例えば肉厚不足といった成形不良が発生する場合がある。この場合、成形不良を解消するために、成形不良が発生しやすい部位を製品CADデータとは異なる形状とする金型補正が行われる。
また、製品の設計形状に基づいて製造された金型を用いても、材料収縮やスプリングバックなどにより成形品に歪みが生じて、成形品の形状が製品の設計形状と一致しなくなる場合がある。この場合には、成形品の歪みを見込んだ金型修正が行われる。
この種の金型修正技術として、従来、製品の設計形状である製品CADデータから金型CADデータを作成し、この金型CADデータに基づいて金型を作成し、この金型で成形品を成形し、成形品の形状を測定して成形品測定データを得たうえで、成形品測定データと製品CADデータとを比較し、成形品測定データを製品CADデータに対して反転したデータに基づいて金型CADデータを修正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−168424号公報
ところで、成形品に肉厚不足と歪みとの両方が発生している場合、成形品の歪みは肉厚に影響されるため、成形品の肉厚不足を解消する金型補正を行った後で、成形品の歪みを解消する金型修正を行うことが望ましい。
しかしながら、成形品の肉厚不足を解消する金型補正を行った後で、上記特許文献1に記載の技術により成形品の歪みを解消する金型修正を行うと、肉厚不足を解消するために意図的に製品CADデータとは異なる形状とした部分が、金型修正の際に製品CADデータに対して反転されてしまい、かえって肉厚が薄くなるという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、成形不良が発生しやすい部位では、成形不良を解消する補正を反映した形状を有し、成形不良が発生しやすい部位以外では、製品CADデータに対する歪みが無い成形品を製造可能な修正金型を、簡易に得ることができる金型設計システム及び金型設計方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、製品CADデータから設計した金型CADデータにより金型を製造し該金型により成形品を得て、成形品を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得て、補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータを得て、補正金型で製造された成形品の形状を測定し測定データを得て、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得て、反転データから修正金型を設計することを特徴とする。
また、本発明は、製品CADデータから設計した金型CADデータにより金型を製造し該金型により成形品を得る工程と、成形品を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得る工程と、補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータを得る工程と、補正金型で製造された成形品の形状を測定し測定データを得る工程と、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得る工程と、反転データから修正金型を設計する工程とを備えたことを特徴とする。
本発明では、成形不良が発生しやすい部位を補正した補正金型CADデータから補正製品CADデータを得て、補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得て、成形品の形状を測定し測定データを得るので、成形不良が発生しやすい部位では、補正を反映して、補正製品CADデータは測定データと一致し、成形不良が発生しやすい部位以外では、補正製品CADデータは製品CADデータと一致し、測定データは成形品の製品CADデータに対する歪みを反映する。
ついで、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得るので、成形不良が発生しやすい部位では、反転データは補正を反映した測定データと一致し、成形不良が発生しやすい部位以外では、反転データは成形品の歪みを反映する。
そして、この反転データを用いて修正金型を設計するため、成形不良が発生しやすい部位では、成形不良を解消する補正を反映した形状を有し、成形不良が発生しやすい部位以外では、製品CADデータに対する歪みが無い成形品を製造可能な修正金型を、簡易に得ることができる。
本発明では、成形不良が発生しやすい部位を補正した補正金型CADデータから補正製品CADデータを得て、補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得て、成形品の形状を測定し測定データを得た後に、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得るので、成形不良が発生しやすい部位では、反転データは補正を反映した測定データと一致し、成形不良が発生しやすい部位以外では、反転データは成形品の歪みを反映する。そして、この反転データを用いて修正金型を設計するため、成形不良が発生しやすい部位では、成形不良を解消する補正を反映した形状を有し、成形不良が発生しやすい部位以外では、製品CADデータに対する歪みが無い成形品を製造可能な修正金型を、簡易に得ることができる。
本発明の実施形態に係るミッションケース鋳造用の金型の製造手順を示す図である。 ミッションケース鋳造素材の肉厚管理箇所近傍の正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3の要部拡大図である。 補正製品CADデータの図4対応図である。 測定データの図4対応図である。 修正ミッションケース鋳造素材の図4対応図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、本発明に係る一態様として、自動車用トランスミッションのミッションケースをダイカスト鋳造するための金型の設計手順について説明する。
図1は、ミッションケース鋳造用金型の設計手順を示す図である。
<ステップS1>
ミッションケース鋳造用金型により成形品を得る。
この際の金型は以下の手順で作成される。
まずミッションケースの製品設計形状を示す製品CADデータに基づいて金型CADデータを作成し、金型CADデータからミッションケース鋳造用金型を加工するための数値制御プログラムを作成する。ついで数値制御プログラムにより工作機械を動作させて予め準備した金型用材料を機械加工することでミッションケース鋳造用金型を製造する。この金型CADデータは、ミッションケースの材料であるアルミ合金の収縮と金型の熱膨張などを見込んで、例えば所定の割合で製品CADデータに基づいて拡大して作成されると共に、鋳造後の機械加工に用いるための、取り付け面やボルト穴などを加工する加工データを参照して作成される。
そして、このミッションケース鋳造用金型を用いて鋳造を行い、成形品であるミッションケース鋳造素材を得る。
ところで、ミッションケースには、成形不良が発生しやすい部位である肉厚管理箇所3(図2参照)が存在する。肉厚管理箇所3は、例えば内部に鋳抜き穴が存在する部分であり、強度不足や圧漏れを防止するため、鋳抜き穴周囲に所定の肉厚が必要とされる。この肉厚管理箇所3では、外形形状が製品CADデータと同等であることよりも、製品CADデータと同等の肉厚が確保されていることが重要である。ミッションケースにおいて、肉厚管理箇所3以外の箇所は、歪み管理箇所5であり、外形形状が製品CADデータと同等であることが重要である。
<ステップS2>
成形品(ミッションケース鋳造素材)を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得る。
本ステップでは、まず、ステップS1で得られたミッションケース鋳造素材の肉厚管理箇所を切断し、肉厚を測定する。
図2は、ミッションケース鋳造素材1の肉厚管理箇所3近傍の正面図である。図中、ハッチングを付した領域は肉厚管理箇所3を示し、肉厚管理箇所3以外の部分は歪み管理箇所5を示す。
図3は図2のIII−III線断面図である。
肉厚管理箇所3において、ミッションケース鋳造素材1の内部には、鋳抜き穴6が形成されている。鋳抜き穴6の周囲には、一般に、強度不足や圧漏れを防止するため十分な肉厚が必要とされている。
図4は、図3の要部拡大図である。
図中、実線はミッションケース鋳造素材1の断面の輪郭を示し、鎖線は製品CADデータ7を示す。肉厚管理箇所3では、ミッションケース鋳造素材1の表面9は、製品CADデータ7の表面11と一致している。ミッションケース鋳造素材1の鋳抜き穴側壁13は、製品CADデータ7の鋳抜き穴側壁15と一致せず、ミッションケース鋳造素材1の表面9に近い位置に存在している。
これは、鋳造時の溶湯圧力により、鋳抜き穴6を形成するための鋳抜きピン(不図示)が表面9側に弾性変形し、溶湯がそのまま凝固したためである。すなわち、肉厚管理箇所3では、ミッションケース鋳造素材1の肉厚17は、製品CADデータ7の肉厚19より薄く、肉厚不足が生じている。
ここで、溶湯圧力を低下させて鋳抜きピンの弾性変形を防止すれば、肉厚管理箇所3における成形品の肉厚を製品CADデータ7の肉厚17と同等とできる。
しかし、溶湯圧力の低下は湯廻り不良などの種々の問題を引き起こすため、溶湯圧力を低下させることはできない。そこで、本実施形態では、肉厚管理箇所3において、成形品の表面を製品CADデータ7の外側に位置させることで、成形品の肉厚を製品CADデータ7の肉厚17と同等とする。
まず、金型CADデータに、肉厚不足を解消する補正を加えて補正金型CADデータを作成する。具体的には、金型CADデータにおいて、肉厚管理箇所3に相当する部位を、所定の厚さだけ凹むように変形させ、補正金型CADデータを作成する。
この所定の厚さは、製品CADデータ7の肉厚19とミッションケース鋳造素材1の肉厚17との差に、製品CADデータから金型CADデータを作成する際の拡大割合(ステップ1参照。)と同じ割合を乗算した厚さである。
次いで、上記補正金型CADデータから補正金型を加工するための数値制御プログラムを作成し、この数値制御プログラムにより工作機械を動作させて上述した金型を機械加工することにより補正金型を製造する。
そして、この補正金型を用いて鋳造を行い、所謂成形品である補正ミッションケース鋳造素材を得る。
<ステップS3>
次に、ステップS2で作成した補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータ21を得る。
具体的には、補正金型CADデータを所定の割合で縮小して、補正製品CADデータ21を得る。この所定の縮小割合は、製品CADデータ7から金型CADデータを作成する際の拡大割合の逆数である。
図5は、図4に対応し、上記補正製品CADデータ21を、図2のIII−III線に対応する線で切断した断面図である。図中、実線は補正製品CADデータ21を示し、鎖線は製品CADデータ7を示す。
肉厚管理箇所3において、補正製品CADデータ21の鋳抜き穴側壁23は、製品CADデータ7の鋳抜き穴側壁15と一致している。補正製品CADデータ21の表面25は、製品CADデータ7の表面11と一致せず、製品CADデータ7の外側に位置している。また、補正製品CADデータ21の肉厚27は、製品CADデータ7の肉厚19より厚い。補正製品CADデータ21の肉厚27と製品CADデータ7の肉厚19との差は、ミッションケース鋳造素材1の肉厚19と製品CADデータ7の肉厚17との差に等しい。
歪み管理箇所5では、補正製品CADデータ21の表面25は、製品CADデータ7の表面11と一致している。
<ステップS4>
次に、ステップS2で得られた補正ミッションケース鋳造素材の形状を測定し、測定データ29(図6参照)を得る。補正ミッションケース鋳造素材の形状測定は、例えば3次元形状測定装置(不図示)を用いて行われ、測定データ29(図6参照)は点群データとして得られる。
<ステップS5>
本ステップでは、測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データ31(図6参照)を得る。
まず、測定データ29と、補正製品CADデータ21とを位置合わせする。すなわち、測定データ29のクランプ位置およびノック穴が、補正製品CADデータ21のクランプ位置およびノック穴と一致するように、測定データ29を補正製品CADデータ21に重ね合わせるように移動させる。
図6は、図4に対応し、ステップS4の形状測定により得られる測定データ(点群データ)29を、図2のIII−III線に対応する線で切断した断面図である。図中、実線は測定データ29を示し、鎖線は補正製品CADデータ21を示し、破線は後述する反転データ31を示す。
肉厚管理箇所3において、測定データ29の鋳抜き穴側壁33は、補正製品CADデータ21の鋳抜き穴側壁23と一致せず、補正製品CADデータ21の表面25に近い位置に存在している。
測定データ29の表面35は、補正製品CADデータ21の表面25と一致している。測定データ29の肉厚37は、補正製品CADデータ21の肉厚27より薄く、製品CADデータ7の肉厚17に等しくなっており、肉厚不足は解消されている。
歪み管理箇所5では、測定データ29の表面35は、補正製品CADデータ21の表面25と一致せず、補正製品CADデータ21の外側に位置している。
次に、測定データ29を、補正製品CADデータ21に対して反転する。具体的には、測定データ29の各点から、補正製品CADデータ21の面に対して垂線を伸ばして交点を求める。次に、測定データ29の各点を、前記各交点に対して点対称の位置に移動させる。これにより、測定データ29の各点が補正製品CADデータ21に対して反転された反転データ31(破線示)が得られる。
このとき、肉厚管理箇所3では、測定データ29は補正製品CADデータ21に一致しているので、例えば測定データ29に含まれる点39が移動することはない。
一方、歪み管理箇所5では、測定データ29は補正製品CADデータ21に一致しないので、例えば測定データ29に含まれる点41は、測定データ29の補正製品CADデータ21に対する歪み、すなわち測定データ29の製品CADデータ7に対する歪みを反映して点43に移動する。
すなわち、反転データ31は、肉厚管理箇所3では、肉厚不足を解消する補正が反転されること無く測定データ29と一致する形状となり、歪み管理箇所5では、測定データ29の製品CADデータ7に対する歪みが反転された形状となる。
<ステップS6>
次に、反転データ31から修正金型を設計する。
具体的には、まず、反転データ31を所定の拡大割合で拡大して変形目標データを作成する。この拡大割合は、金型CADデータを作成する際の拡大割合と同じである。次に、この変形目標データに向かって補正金型CADデータを変形させ修正金型CADデータを得る。そして、この修正金型CADデータに基づいて作成した修正金型により、成形品である修正ミッションケース鋳造素材45を得る。
図7は、図4に対応し、上記修正金型により製造した修正ミッションケース鋳造素材45を、図2のIII−III線に対応する線で切断した断面図である。図中、鎖線は製品CADデータ7を示す。
肉厚管理箇所3では、修正ミッションケース鋳造素材45の鋳抜き穴側壁47は、製品CADデータ7の鋳抜き穴側壁15とは一致せず、製品CADデータ7の表面11側に位置している。また、修正ミッションケース鋳造素材45の表面49は、肉厚不足を解消するための補正を反映して、製品CADデータ7の表面11より外側に位置している。
これにより、修正ミッションケース鋳造素材45の肉厚51は、製品CADデータ7の肉厚19と同じとなっている。歪み管理箇所5では、修正ミッションケース鋳造素材45の表面49は、製品CADデータ7の表面11と一致している。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、製品CADデータ7を拡大して金型CADデータを作成し、この金型CADデータに、肉厚管理箇所3における肉厚確保のための補正を加えて補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータに基づいて作成した補正金型により補正ミッションケース鋳造素材を製造し、補正ミッションケース鋳造素材の形状を測定して測定データ29を得るので、測定データ29の表面35は、肉厚管理箇所3では肉厚確保のための補正を反映して製品CADデータ7の外側に位置する。また、補正金型CADデータを縮小して補正製品CADデータ21を得るので、補正製品CADデータ21の表面は、肉厚管理箇所3では肉厚確保のための補正を反映して測定データ29と一致し、歪み管理箇所5では製品CADデータ7と一致する。
そして、測定データ29を補正製品CADデータ21に対して反転させて反転データ31を得るので、反転データ31は、肉厚管理箇所3では、肉厚確保のための補正が反転されること無く測定データ29と一致する形状となり、歪み管理箇所5では、測定データ29の製品CADデータ7に対する歪みが反転された形状となる。
そして、この反転データ31から修正金型を設計するため、肉厚管理箇所3では製品CADデータ7と同等の肉厚を有し、歪み管理箇所5では歪みが無く製品CADデータ7通りの形状を有する成形品を製造可能な修正金型を、簡易に得ることができる。
1 ミッションケース鋳造素材(成形品)
3 肉厚管理箇所(成形不良が発生しやすい部位)
5 歪み管理箇所
7 製品CADデータ
21 補正製品CADデータ
29 測定データ
31 反転データ

Claims (2)

  1. 製品CADデータから設計した金型CADデータにより金型を製造し該金型により成形品を得て、
    成形品を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得て、
    補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータを得て、
    補正金型で製造された成形品の形状を測定し測定データを得て、
    測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得て、
    反転データから修正金型を設計する
    ことを特徴とする金型設計システム。
  2. 製品CADデータから設計した金型CADデータにより金型を製造し該金型により成形品を得る工程と、
    成形品を解析し成形不良が発生しやすい部位に対し金型CADデータを補正した補正金型CADデータを作成し、この補正金型CADデータを基に製造した補正金型で成形品を得る工程と、
    補正金型CADデータから補正を反映した補正製品CADデータを得る工程と、
    補正金型で製造された成形品の形状を測定し測定データを得る工程と、
    測定データと補正製品CADデータを比較し、測定データの歪みを反転し反転データを得る工程と、
    反転データから修正金型を設計する工程と
    を備えたことを特徴とする金型設計方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180134054A (ko) * 2017-06-08 2018-12-18 한화큐셀앤드첨단소재 주식회사 실제 금형으로 성형된 smc 성형품과 그 금형의 설계값을 통해 성형해석된 해석품을 비교하여 매칭성을 확인하는 방법

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