JP2012150048A - 衛星信号受信装置、衛星信号受信装置の制御方法、及び、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ソーラーセル22と、ソーラーセル22の発電状態を検出する発電状態検出回路である充電状態検出回路43及び電圧検出回路44と、制御回路40とを備える。制御回路40は、電圧検出回路44で検出された検出値が予め設定された閾値以上の場合のみ、GPS受信回路30を作動し、電圧検出回路44で検出された検出値が閾値未満の状態が、予め設定された発電状態検出時間以上の間継続した場合には、閾値を変更する。
【選択図】図3
Description
を行う電子機器が知られている(例えば、特許文献1)。
このような電子機器として、例えば、腕時計のように、使用者と共に移動する機器を想定した場合、電子機器が屋内や地下街等の衛星信号を受信できない環境に移動していることが考えられる。
しかしながら、実際には、電子機器が屋外に配置されている場合でも、電子機器の使用状況によっては、発電量が閾値を超えない場合がある。例えば、衛星信号受信装置を備える電子機器が腕時計である場合には、ソーラーセルが袖等に覆われるために、電子機器が屋外に配置されている場合でも、発電量が閾値を超えない場合がある。また、季節や天候によっては、直射日光が当たらなかったり、弱かったりするために、電子機器が屋外に配置されている場合でも、発電量が閾値を超えない場合がある。さらに、ソーラーセルの使用期間が長く、ソーラーセルの劣化が進んだ場合には、同じ照度の光がソーラーセルに当たっているにも拘わらず、発電量が閾値を超えない場合がある。
このため、特許文献1に記載されているように閾値が固定されていると、実際には衛星信号の受信に適した環境でも受信処理を行うことがなくなるという不都合が生じるおそれがある。
前記低照度状態としては、例えば、ソーラーセルの開放電圧等の出力値を検出値とし、この検出値は照度が高くなるほど高い値となる場合に、ソーラーセルの開放電圧が閾値未満の状態が挙げられる。具体的には、電子機器が屋内に配置されていてソーラーセルの開放電圧が低い場合の他に、実際には、電子機器が屋外に配置されているのにも拘わらず、ソーラーセルの開放電圧が閾値を超えない場合がある。例えば、衛星信号受信装置を備える電子機器が腕時計である場合には、ソーラーセルが袖等に覆われるために、電子機器が屋外に配置されている場合でも、ソーラーセルの開放電圧が閾値を超えない場合がある。また、季節や天候によっては、直射日光が当たらなかったり、弱かったりするために、電子機器が屋外に配置されている場合でも、ソーラーセルの開放電圧が閾値を超えない場合がある。さらに、ソーラーセルの使用期間が長く、ソーラーセルの劣化が進んだ場合には、同じ照度の光がソーラーセルに当たっているにも拘わらず、ソーラーセルの開放電圧が閾値を超えない場合がある。そこで、本発明では、ソーラーセルの開放電圧が閾値未満の状態が発電検出設定時間、例えば24時間継続した場合には、閾値を低くなるよう設定し直している。そして、この状態が繰り返されると、閾値が徐々に低くなるため、いずれは発電状態検出回路で検出されたソーラーセルの開放電圧が閾値以上となり、受信処理が行われることを期待できる。このようにして、電子機器を使用する人の生活環境等に合わせて閾値の最適化を図ることができる。以上のように、所定の場合に、受信回路を作動させる条件を緩くすることにより、受信回路を作動させる機会を設けることができる。このようにすれば、衛星信号の受信に適した環境か否かをより精度よく判断でき、受信動作が長期間行われない不都合を解消できる。
本発明においては、例えば、ソーラーセルの開放電圧等の出力値を検出値とし、この検出値は照度が高くなるほど高い値となる場合には、閾値が低くなることで、発電状態検出回路で検出されたソーラーセルの開放電圧が閾値以上となりやすくなる。このように、所定の場合に、受信回路を作動させる条件をより緩くすることにより、受信回路を作動させる機会を設けることができる。そのため、ソーラーセルを利用して衛星信号の受信に適した環境か否かを精度よく判断でき、受信動作が長期間行われない不都合を解消できる。
本発明のように、発電判定時間を検出値とする場合、閾値が短くなることで、発電状態検出回路で検出された発電判定時間が閾値以上となりやすくなる。例えば、ソーラーセルが袖等に覆われるために、瞬間的にしか直射日光が当たらない場合には、閾値である発電判定時間の値が徐々に短くなることで、いずれは直射日光が瞬間的に照射した場合でも発電判定時間が閾値以上となる。このように、所定の場合に、受信回路を作動させる条件をより緩くすることにより、受信回路を作動させる機会を設けることができる。そのため、ソーラーセルを利用して衛星信号の受信に適した環境か否かを精度よく判断でき、受信動作が長期間行われない不都合を解消できる。
また、このスリープ状態は、使用者がボタン操作することなどで解除できる。この場合、閾値がスリープ状態に移行する前のままであると低くなりすぎているために、無駄に受信回路が作動することとなる。そこで、本発明では、スリープ状態から通常状態に移行する場合には、前記閾値を初期値に設定し直すことで、閾値が低くなりすぎていることにより必要以上に受信回路が作動することを抑制できる。このようにして、消費電力を更に抑制できる。
本発明の衛星信号受信装置の制御方法および電子機器においても、前記衛星信号受信装置と同じ作用効果を奏することができる。
以下、この発明の好適な実施の形態の一つである第1実施形態を、添付図面等を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る衛星信号受信装置を備える電子機器100の平面図であり、図2は電子機器100の概略断面図である。図1から明らかなように、電子機器100は、使用者の手首に装着される腕時計(電子時計)であり、文字板11及び指針12を備え、時刻を計時して表面に表示する。文字板11の大部分は、光及び1.5GHz帯のマイクロ波が透過し易い非金属の材料(例えば、プラスチックまたはガラス)で形成されている。指針12は、文字板11の表面側に設けられている。また、指針12は、回転軸13を中心に回転移動する秒針121、分針122及び時針123を含み、歯車を介してステップモーターで駆動される。
なお、これらの秒針121による指示は受信中も行われる。すなわち、測時モードで受信中は秒針121が「Time」の位置(5秒位置)に移動し、測位モードで受信中は秒針121が「Fix」の位置(10秒位置)に移動する。また、GPS衛星が捕捉できない場合は秒針121が「N」の位置(20秒位置)に移動する。
例えば、過充電により電池特性が劣化する状態にならないよう、二次電池24の電池電圧が所定値以上となる場合には、充電制御用スイッチ42をオフする
このような電子機器100における制御回路40の動作について、図4のフローチャートに基づき説明する。
制御回路40は、毎日12時0分0秒に制御を始める。先ず、制御回路40は、一定周期で充電状態検出回路43を作動する(SA1)。本実施形態では、図5に示すように、制御回路40は、1秒間隔の制御信号CTL1を出力し、充電状態検出回路43を作動している。制御信号CTL1が入力されると、充電状態検出回路43は、充電状態であるか否かを示す検出結果RS1を制御回路40に出力する。このため、制御回路40は、充電中であるか否かを判定する(SA2)。なお、充電制御用スイッチ42は、後述するように、電圧検出回路44が作動されるタイミングのみオフに切り替えられる。
電子機器100に当たる光が暗く、ソーラーセル22で発電が行われていない場合、充電状態検出回路43は「非充電中」の検出結果RS1を制御回路40に出力する。この場合、制御回路40は充電中ではない(SA2:No)と判定し、制御回路40からはローレベルの制御信号CTL2を出力する。
従って、SA2でNoと判定された場合、制御回路40は、電子機器100が屋外に配置されておらず、GPS信号の受信に適した場所に配置されていない可能性が高いと判断できる。
一方、制御回路40は、SA2で充電状態である(SA2:Yes)と判定された場合、電圧検出回路44を作動する(SA3)。この際、前述の通り、充電制御用スイッチ42は、制御回路40によってオフ状態に切り替えられる。すなわち、制御回路40は、充電状態検出回路43で充電中であることを検出すると、1秒間隔の制御信号CTL2を出力し、電圧検出回路44を作動する。この際、充電制御用スイッチ42は、制御回路40からの制御信号CTL2によってオフ状態に制御されるので、ソーラーセル22及び電圧検出回路44は、二次電池24とは切り離される。このため、電圧検出回路44は、二次電池24の充電電圧の影響を受けることなく、ソーラーセル22に当たる光の照度に対応する開放電圧を検出できる。
なお、充電制御用スイッチ42がオフ状態では充電状態検出回路43によって充電状態を検出できない。このため、制御回路40は、充電状態検出回路43に対する制御信号CTL1の出力タイミングと、電圧検出回路44に対する制御信号CTL2の出力タイミングとが一致しないように、制御信号CTL1と制御信号CTL2の出力タイミングをずらしている。
また、電圧検出回路44として、ソーラーセル22の開放電圧の代わりにソーラーセル22の短絡電流を検出することで、ソーラーセル22に当たる照度を検出する構成を用いてもよい。すなわち、図7に示すように、ソーラーセル22における照度が高くなるほど高くなる短絡電流が検出される構成を適用してもよい。なお、短絡電流を検出する構成においても、開放電圧を検出する構成と同様に、充電制御用スイッチ42をオフにしてソーラーセル22と二次電池24とを電気的に切断することで、二次電池24の影響を受けないようにする必要がある。
このような開放電圧及び短絡電流は、ソーラーセル22における出力値と相関関係がある。そこで、本実施形態では、検出値として開放電圧や短絡電流を検出している。
すなわち、電子機器100が屋外に配置され、かつ、昼間であれば、ソーラーセル22には、閾レベル以上の光が1秒以上継続して照射されるはずである。従って、1秒間隔で開放電圧を検出した場合、2回以上連続して閾レベル以上の開放電圧を検出した場合には、電子機器100が屋外に配置されている可能性が高いと判断できる。
一方、2回以上連続して閾レベル以上の開放電圧を検出できない場合には、例えば、電子機器100である腕時計を装着した人が、屋内を移動しているために開放電圧が1回も閾レベル以上とならない場合や、建物の窓から瞬間的に直射日光がソーラーセル22に当たったために2回以上連続して閾レベル以上とはならない場合等が想定される。このような条件では、GPS衛星信号を感度よく受信することが難しい。
従って、本実施形態では、SA5において、2回連続して検出レベルが閾レベル以上であるかを判断している。なお、このような判定としては、2回連続して検出レベルが閾レベル以上であるかを判断するものに限定されない。例えば、3回以上連続して検出レベルが閾レベル以上であることを条件としてもよいし、あるいは、検出レベルが閾レベル以上であることを1回検出したことを条件としてもよい。
図9は、各検出レベルにおけるソーラーセル22での開放電圧、及び、ソーラーセル22の使用日数に応じたソーラーセル22に当たる光の照度との関係を示す図である。また、図10は、ソーラーセル22に10000ルクスの光を当てた場合のソーラーセル22の使用日数と開放電圧との関係を示すグラフである。さらに、図11は、ソーラーセル22に10000ルクスの光を当てた場合のソーラーセル22の使用日数と短絡電流との関係を示すグラフである。
本実施形態では、このようにソーラーセル22の劣化が進み、10000ルクスの光が当たっても、検出レベルが低くなって閾レベル以上とならず、受信処理が行われない場合に、閾レベルを徐々に低くしているので、GPS受信回路30を作動させる機会を設けることができる。
なお、SA8で開始される受信処理は、所定の条件に該当した際に自動的に行われる自動受信処理である。この自動受信処理では、測時モードでの受信処理が行われる。すなわち、測位モードでは、位置を検出するために3個以上のGPS衛星から信号を受信しなければならず、受信処理時間も長くなる。このため、信号受信が終了するまで電子機器100を屋外に配置しておくことが好ましいが、自動受信処理では利用者が受信中であることに気がつかず、受信中であっても屋内に移動してしまうおそれもある。このため、測位モードでの受信は、利用者が意図して受信操作を行った場合のみ、つまり強制受信処理時のみ行うことが好ましい。
一方、測時モードでは、1つのGPS衛星からの信号受信でも時刻情報を取得でき、受信処理時間も短くできる。従って、利用者が意図しなくても、受信処理を実行することができ、自動受信処理に適している。
なお、GPS受信回路30では、先ず、GPS衛星の検索を行い、GPS受信回路30でGPS衛星信号を検出する。そして、GPS衛星信号を検出した場合には、引き続きGPS衛星信号の受信を継続し、時刻情報を受信する。このように時刻情報を受信できた場合には、受信処理によりGPS衛星信号の受信に成功したと判定する。それ以外の場合、すなわち、GPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されない場合や、時刻情報を受信できなかった場合には、受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したと判定する。
受信処理によりGPS衛星信号の受信に成功した(SA9:Yes)と判定された場合には、処理を終了し、制御再開時間である翌日の12時0分0秒まで待機状態に移行する。
制御回路40は、GPS受信回路30でGPS衛星信号の受信に失敗した場合に、閾レベルを1レベル高くなるように設定し直している。このような場合、閾レベルが1レベル高くなることで、検出レベルが閾レベル以上となりにくくなる。このように、GPS受信回路30でGPS衛星信号の受信に失敗した場合に、GPS受信回路30を作動させる条件をより厳しくすることにより、GPS衛星信号の受信に適した環境でGPS受信回路30を作動させることとなる。そのため、ソーラーセル22を利用してGPS衛星信号の受信に適した環境か否かを精度よく判断でき、消費電力を抑制できる。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態の電子機器の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第1実施形態に対して、(i)制御回路40が、毎日12時0分0秒及び0時0分0秒に制御を始める点、(ii)受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したと判定された場合に、更にGPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていたか否かを判定した上で、閾レベルを設定し直す点が異なるのみである。制御回路でのSB1〜SB9の処理については、前記第1実施形態におけるSA1〜SA9の処理と同様である。
また、制御回路40は、前記第1実施形態におけるSA1〜SA6の処理と同様の処理であるSB1〜SB6の処理を1秒間隔で繰り返すが、発電状態検出時間は12時間に設定されている。
さらに、制御回路40での処理を終了した場合には、制御再開時間である次の12時0分0秒または0時0分0秒からSB1の処理を再開する。
そして、GPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていなかった(SB10:No)と判定された場合には、閾レベルを1レベル高くなるように設定し直して(SB11)、処理を終了し、制御再開時間である次の12時0分0秒または0時0分0秒まで待機状態に移行する。
一方、GPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていた(SB10:Yes)と判定された場合には、閾レベルはそのままにして、処理を終了し、制御再開時間である次の12時0分0秒または0時0分0秒まで待機状態に移行する。なお、GPS衛星信号の受信レベルが所定レベル以上であれば、GPS衛星信号が検出されたと判定する。また、GPS衛星信号を検出できる衛星が少なくとも1つあれば、GPS衛星信号が検出されたと判定しているが、GPS衛星信号が検出されたと判定するのに必要な衛星の数は特に限定されない。
制御再開時間が次の12時0分0秒または0時0分0秒であり、毎日2回であることにより、毎日1回の場合と比較して早く閾値の最適化を図ることができる。
受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したとしても、GPS衛星信号を検出していた場合には、例えば、受信処理を開始した直後にビルの陰に入ってしまった等、他の要因により受信に失敗した可能性が高く、GPS衛星信号の受信に適した環境にあった可能性が高いといえる。そこで、制御回路40は、仮にGPS衛星信号の受信に失敗したとしても、GPS衛星信号が検出されていた場合には、閾レベルを変更する必要はないとみなしている。そして、GPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されない場合のみ、閾レベルを1レベル高くなるように設定し直すこととしている。このようにすれば、衛星信号の受信に適した環境か否かをより精度よく判断できる。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態の電子機器の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第1実施形態に対して、(i)受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したと判定された場合に、更にGPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていたか否かを判定した上で、閾レベルを設定し直す点、(ii)GPS衛星信号の受信処理を所定の時間間隔で実行するにあたり、GPS受信回路30がGPS衛星信号の受信に成功した場合の前記時間間隔を第一時間間隔とし、GPS受信回路30がGPS衛星信号の受信に失敗した場合の前記時間間隔を第二時間間隔とした場合に、前記第一時間間隔を、前記第二時間間隔よりも長くする点が異なるのみである。制御回路でのSC1〜SC9の処理については、前記第1実施形態におけるSA1〜SA9の処理と同様である。
なお、衛星信号受信装置を電子機器100としてのクオーツ時計に組み込み、GPS衛星信号を受信して時刻情報を修正する場合、クオーツ時計の時刻精度により、GPS衛星信号を受信して時刻を修正した場合は、その後数日間は電子機器の時刻精度を十分に保つことができる。このため、暫く衛星信号を受信する必要は低くなる。一方、受信処理により衛星信号の受信に失敗した場合には、時間をあけずに衛星信号を受信する必要が高まる。
そこで、本実施形態では、GPS衛星信号の受信に成功した場合の第一時間間隔を、受信に失敗した場合の第二時間間隔よりも長くしている。このようにすれば、GPS衛星信号の受信に成功した場合は、次にGPS衛星信号を受信するまでの時間を長くでき、必要以上に受信回路が作動することを防止でき、消費電力を更に抑制できる。
制御回路40での受信処理の実行間隔を、GPS衛星信号の受信に成功した場合の第一時間間隔を、受信に失敗した場合の第二時間間隔よりも長くすることで、GPS衛星信号の受信に成功した場合は、次にGPS衛星信号を受信するまでの時間を長くでき、必要以上に受信回路が作動することを防止でき、消費電力を更に抑制できる。
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態の電子機器の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第1実施形態に対して、(i)検出値がソーラーセルの出力値が継続して所定値以上となっている時間である発電判定時間であり、閾値がこの発電判定時間である点が異なるのみである。つまり、前記第1実施形態と本実施形態とは、主として、SA5の処理に代えてSD5の処理をしている点で相違する。制御回路でのSD1〜SD4、SD6、SD8及びSD9の処理については、前記第1実施形態におけるSA1〜SA4、SA6、SA8及びSA9の処理と同様である。
すなわち、電子機器100が屋外に配置され、かつ、昼間であれば、ソーラーセル22には、閾レベル以上の光が発電判定時間にわたり継続して照射されるはずである。従って、1秒間隔で開放電圧を検出した場合、判定回数以上連続して閾レベル以上の開放電圧を検出する。
一方、判定回数以上連続して閾レベル以上の開放電圧を検出できない場合には、例えば、車両等での移動中でビルの陰に入ってしまった場合等が想定される。このような条件では、GPS衛星信号の受信に失敗する可能性が高くなる。
判定回数が1回多くなることで、判定回数以上継続して検出レベルが閾レベル以上となりにくくなる。このように、GPS受信回路30でGPS衛星信号の受信に失敗した場合に、GPS受信回路30を作動させる条件をより厳しくすることにより、GPS衛星信号の受信に適した環境でGPS受信回路30を作動させることとなる。そのため、ソーラーセル22を利用してGPS衛星信号の受信に適した環境か否かを精度よく判断でき、消費電力を抑制できる。
次に、本発明の第5実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態の電子機器の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第4実施形態に対して、(i)制御回路40が、毎日12時0分0秒及び0時0分0秒に制御を始める点、(ii)受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したと判定された場合に、更にGPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていたか否かを判定した上で、閾レベルを設定し直す点が異なるのみである。制御回路でのSE1〜SE9の処理については、前記第4実施形態におけるSD1〜SD9の処理と同様である。
また、制御回路でのSE10及びSE11の処理については、前記第2実施形態におけるSB10及びSB11の処理と同様である。
次に、本発明の第6実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態の電子機器の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第4実施形態に対して、(i)受信処理によりGPS衛星信号の受信に失敗したと判定された場合に、更にGPS受信回路30でGPS衛星信号が検出されていたか否かを判定した上で、閾レベルを設定し直す点、(ii)GPS衛星信号の受信処理を所定の時間間隔で実行するにあたり、GPS受信回路30がGPS衛星信号の受信に成功した場合の前記時間間隔を第一時間間隔とし、GPS受信回路30がGPS衛星信号の受信に失敗した場合の前記時間間隔を第二時間間隔とした場合に、前記第一時間間隔を、前記第二時間間隔よりも長くする点が異なるのみである。制御回路でのSF1〜SF8の処理については、前記第4実施形態におけるSD1〜SD8の処理と同様である。
また、制御回路でのSF9〜SF11の処理については、前記第3実施形態におけるSC9〜SC11の処理と同様である。
なお、本発明は前記実施形態の構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施形態では、制御回路40は、所定の条件を満たす場合には、閾値を変更しているが、制御回路40は、閾値を低くする場合に限って設定し直すことができるようにしてもよい。このようにすれば、閾値が低くなることで、発電状態検出回路で検出された検出値が閾値以上となりやすくなる。そして、受信回路を作動させる条件をより緩くしたため、少なくとも受信回路を作動させる機会を設けることができる。
前記実施形態では、制御回路40により閾値を制御しているが、閾値をボタン操作等により手動で変更できるようにしてもよい。
前記実施形態では、充電状態の検出を1秒間隔で行っていたが、この間隔に限定されず、例えば、0.5秒間隔、10秒間隔や1分間隔に設定してもよい。
前記実施形態では、自動受信処理時には測時モードで受信し、測位モードでの受信は強制受信処理時のみに行う形態としたが、当然、測位モードでの受信を自動受信処理で行ってもよい。例えば、自動受信処理時の受信モードを利用者が予め選択できるようにしておき、測位モードが選択された場合には自動受信処理時に測位モードで受信し、測時モードが選択された場合には自動受信処理時に測時モードで受信すればよい。
また、このスリープ状態は、使用者がボタン操作することなどで解除できる。この場合、閾値がスリープ状態に移行する前のままであると低くなりすぎているために、無駄にGPS受信回路30が作動することとなる。そこで、このように、スリープ状態から通常状態に移行する場合には、前記閾値を初期値に設定し直すことで、閾値が低くなりすぎていることにより必要以上に受信回路が作動することを抑制できる。このようにして、消費電力を更に抑制できる。
測時モードの場合にはGPS衛星信号を検出できる衛星が少なくとも1つあれば、GPS衛星信号から時間情報を受信することができるのに対し、測位モードの場合にはGPS衛星信号を検出できる衛星が3つ以上なければ、GPS衛星信号からの位置情報に基づき電子機器の位置を特定することができない。そこで、上記のようにすることで、GPS衛星信号の受信に適した環境か否かをより精度よく判断できる。
例えば、衛星信号の受信に連続して成功した場合に、閾値を高くなるように設定し直してもよい。衛星信号の受信に連続して成功するということは、電子機器100が衛星信号をかなり受信しやすい環境で使用されている可能性が高いと判断できる。このような場合には、閾値を高くして、受信回数を制限することで、電池寿命を優先するようにしてもよい。
測時モードから測位モードへと変更した場合に、閾値を高くなるように設定し直したり、測位モードから測時モードへと変更した場合に、閾値を低くなるように設定し直してもよい。測時モードの場合と比較して測位モードの場合には、GPS衛星信号をより受信しやすい環境であることが求められる。そこで、上記のようにすることで、GPS衛星信号の受信に適した環境か否かをより精度よく判断できる。
また、上記と同様の観点から、測時モードの場合と測位モードの場合とで、それぞれ閾値を区別して、それぞれ管理してもよい。
さらに、本発明では、ソーラーセル22、二次電池24、充電制御用スイッチ42、電圧検出回路44を備えることで、ソーラーセル22に照射された光の照度を高精度に検出することができる。これらの構成による照度の検出機構は、衛星信号受信装置のみに利用されるものではなく、他の機器にも適用できる。特に、照度の検出によって、何らかの装置を起動する機器に適している。例えば、照度に応じて、照明をオン・オフしたり、照明の光量を変化させる機器や、照度に応じて受信を開始する長波の電波修正時計等に応用できる。
Claims (7)
- 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信回路を有する衛星信号受信装置において、
光エネルギーを電気エネルギーに変換するソーラーセルと、
前記ソーラーセルの発電状態を検出する発電状態検出回路と、
前記受信回路、発電状態検出回路を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路は、
前記ソーラーセルに当たる光の照度が予め設定された照度閾値レベル以上である高照度状態であるか、前記照度閾値レベルよりも低い低照度状態であるかを判定するための閾値を設定し、前記発電状態検出回路で検出される検出値と前記閾値とを比較して高照度状態であると判定された場合のみ、前記受信回路を作動し、
前記発電状態検出回路で検出された検出値に基づいて検出された低照度状態が、予め設定された発電状態検出時間以上の間継続した場合には、前記閾値を変更する
ことを特徴とする衛星信号受信装置。 - 請求項1に記載の衛星信号受信装置において、
前記発電状態検出回路で検出された検出値は、前記ソーラーセルの出力値であり、
前記制御回路は、
前記ソーラーセルの出力値と前記閾値とを比較して高照度状態であると判定された場合のみ、前記受信回路を作動し、
前記発電状態検出回路で検出された検出値に基づいて検出された低照度状態が、予め設定された発電状態検出時間以上の間継続した場合には、前記照度閾値レベルが低くなるように前記閾値を設定し直す
ことを特徴とする衛星信号受信装置。 - 請求項1に記載の衛星信号受信装置において、
前記発電状態検出回路で検出された検出値は、前記ソーラーセルの出力値と前記照度閾値レベルに対応して設定された所定値とを比較して高照度状態であるか、低照度状態であるかを判定した場合に、前記ソーラーセルの出力値が継続して高照度状態となっている時間である発電判定時間であり、
前記制御回路は、
前記発電判定時間が予め設定された閾値以上である場合のみ、前記受信回路を作動し、
前記発電状態検出回路で検出された検出値に基づいて検出された低照度状態が、予め設定された発電状態検出時間以上の間継続した場合には、前記閾値を短くなるよう設定し直す
ことを特徴とする衛星信号受信装置。 - 請求項2または請求項3に記載の衛星信号受信装置において、
前記制御回路は、
複数回連続して、前記照度閾値レベルが低くなるように前記閾値を設定し直すか、または前記閾値を短くなるよう設定し直した場合には、前記受信回路及び前記発電状態検出回路をスリープ状態に移行させ、
スリープ状態から通常状態に移行する状態を検出し、前記受信回路及び前記発電状態検出回路がスリープ状態から通常状態に移行する場合には、前記閾値を初期値に設定し直す
ことを特徴とする衛星信号受信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の衛星信号受信装置において、
前記制御回路は、
前記衛星信号の受信処理を所定の時間間隔で実行するとともに、
前記受信回路が前記衛星信号の受信に成功した場合の前記時間間隔を第一時間間隔とし、
前記受信回路が前記衛星信号の受信に失敗した場合の前記時間間隔を第二時間間隔とした場合に、
前記第一時間間隔を、前記第二時間間隔よりも長くする
ことを特徴とする衛星信号受信装置。 - 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する受信回路と、
光エネルギーを電気エネルギーに変換するソーラーセルと、
前記ソーラーセルの発電状態を検出する発電状態検出回路とを有する衛星信号受信装置の制御方法であって、
前記ソーラーセルに当たる光の照度が予め設定された照度閾値レベル以上である高照度状態であるか、前記照度閾値レベルよりも低い低照度状態であるかを判定するための閾値を設定し、前記発電状態検出回路で検出される検出値と前記閾値とを比較して高照度状態であると判定された場合のみ、前記受信回路を作動し、
前記発電状態検出回路で検出された検出値に基づいて検出された低照度状態が、予め設定された発電状態検出時間以上の間継続した場合には、前記閾値を変更する
ことを特徴とする衛星信号受信装置の制御方法。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の衛星信号受信装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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