JP2012149644A - 内燃エンジン、内燃エンジン用診断装置、および内燃エンジンの調整方法 - Google Patents

内燃エンジン、内燃エンジン用診断装置、および内燃エンジンの調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アイドリングストッパーを簡単に位置調整できるようにした内燃エンジンを提供する。
【解決手段】燃料供給装置と、点火装置(8)と、燃料供給量(x)と点火時点とを制御する制御部(22)と、内燃エンジンに供給される燃焼空気量を制御するための位置調整可能なスロットル要素と、該スロットル要素のための位置調整可能なアイドリングストッパー(29)とを備え、前記制御部(22)がアイドリング時の前記内燃エンジンの回転数(n)を基準回転数(nsoll)に調整する調整装置(25)を含んでいる内燃エンジン。前記調整装置(25)はアイドリング時に動作停止可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の内燃エンジン、内燃エンジン用診断装置、および内燃エンジンの調整方法に関するものである。
内燃エンジンにおいて、点火時点と燃料供給量とを制御または調整することは知られている。燃料供給量は、通常は、吸気通路内に配置されてスロットルレバーを介して利用者によって操作されるか或いはアクチュエータによって制御されるスロットル要素を介して測定される。アイドリング時にはエンジンの回転数は基準回転数に調整される。この場合基準回転数は一定であるか、或いは、温度および/または空気圧に依存して変化させることができる。
スロットル要素のために通常はアイドリングストッパーが設けられている。アイドリングストッパーは位置調整可能であり、たとえばエンジンの製造時または保守時に位置調整される。位置調整は、たとえば吸気通路内の負圧に依存して燃料を吸い込む気化器において、アイドリングストッパーを回転数最大値に達するまで位置調整し、該回転数最大値から所定量だけ所定方向に位置調整することで行われる。これによって内燃エンジンの所定作動点が得られる。アイドリング時の回転数を調整装置によって固定基準回転数へ調整するようにした内燃エンジンの場合、アイドリングストッパーの位置調整時の回転数はほとんど一定であり、その結果アイドリングストッパーの位置調整を回転数最大値を介して行うことは不可能である。
本発明の課題は、アイドリングストッパーを簡単に位置調整できるようにしたこの種の内燃エンジンを提供することである。さらに、この内燃機関用の診断装置、この内燃エンジンの調整方法をも提供することを課題とする。
この課題は、請求項1の構成を備えた内燃エンジンによって解決される。また、この課題は診断装置に関しては請求項6の構成を備えた診断装置によって解決され、内燃エンジンの調整方法に関しては請求項10の構成を備えた方法によって解決される。
調整装置が動作停止可能であることにより、アイドリングストッパーは通常どおり該アイドリングストッパーを位置調整してこの位置調整によって生じる回転数最大値を検出することにより設定することができる。設定後、調整装置を再び起動することができ、その結果運転中に望ましい一定のアイドリング回転数が得られる。調整装置が動作停止化のであることは、作動量の他の調整または検出にとっても有利である。たとえば、動作停止可能な調整装置は内燃エンジンによって駆動される工具のクラッチ連結回転数の検出にも有利である。
「制御する」および「制御」という概念は、制御するおよび調整する或いは制御および調整の上位概念として使用される。従って、点火時点の調整も可能であり、制御は調整でもありうる。調整装置は制御装置でもある。
調整装置が内燃エンジンの制御部を介して電気で動作停止可能であれば、簡潔な実施態様が得られる。運転中に調整装置が不慮に動作停止しないよう保証するため、特に、内燃エンジンは診断装置のための接続部を有し、調整装置は診断装置のための前記接続部を介して動作停止可能である。これにより、保守時のみ診断装置を用いてアイドリングのために調整装置の動作停止が可能であるよう保証することができる。補助的なプラグまたは接続部を必要としない簡潔な構成は、内燃エンジンが点火プラグを有し、診断装置のための前記接続部が点火プラグの点火プラグコネクタであれば、得られる。診断装置は点火プラグおよび点火プラグコネクタの接続部に組み込む(einschleifen)ことができ、これによって内燃エンジンの制御部と電気接続することができる。しかしながら、内燃エンジンが調整装置の動作を停止させるためのスイッチを有する構成でもよい。操作説明書で設定されている順番で動作停止することも有利である。これにより、停止スイッチ、始動装置等の既存の操作要素によってスイッチの機能を満たさせることができ、その結果付加的な操作要素を必要としない。
内燃エンジン用の診断装置に対しては、該診断装置が調整装置の動作を停止させるための手段を有しているように構成されている。従って、動作を停止させるための前記手段は内燃エンジン内部に設けられているのではなく、たとえば内燃エンジンの制御部に設けられているのではなく、診断装置の内部に設けられている。この場合、調整装置の動作停止は特に電気的に行うことができる。
有利には、診断装置は内燃エンジンに供給される燃料供給量を変化させるための手段、内燃エンジンの回転数を検出するための手段、および/または、アイドリングストッパーの必要な位置調整量を表示するための表示装置を有している。これにより診断装置は、アイドリングストッパーをどの程度位置調整すべきかを調べることができ、これを利用者に簡単な操作のために表示することができる。内燃エンジンを製造する際に、アイドリングストッパーの位置調整を適当な位置調整装置を介して自動的に行うようにしてもよい。
内燃エンジンを調整するための方法においては、まず調整装置の動作を停止させ、次にアイドリング時に燃料供給量を変化させ、回転数値を評価しこの回転数値に基づいて、基準回転数最大値を達成するためにアイドリングストッパーをどの程度位置調整すべきかを決定する。次に、調整装置を再び起動する。これによってアイドリングストッパーの調整を簡単に行うことができる。特に、回転数値は内燃エンジンの回転数の回転数最大値であり、該回転数最大値を基準回転数最大値と比較し、回転数最大値と基準回転数最大値との回転数差に基づいて、アイドリングストッパーをどの程度位置調整すべきかを求める。この場合、燃料供給量を、回転数最大値を越えるまで減少させる。すなわち内燃エンジンに供給される燃料空気混合気を、回転数最大値を越えるまで希薄化させる。内燃エンジンの予調整によっては、回転数最大値に到達することなく内燃エンジンがエンストすることがある。回転数最大値に到達する前に内燃エンジンがエンストした場合には、どの程度の燃料供給量で内燃エンジンがエンストしたかを調べる。その後、エンストした時の燃料供給量に基づいて、アイドリングストッパーをどの程度位置調整すべきかを調べる。
内燃エンジンを調整するため、特に、回転数値を評価して、アイドリングストッパーを位置調整するために求めた値を表示する診断装置を使用する。従って、回転数を評価するための値と、回転数値に依存してアイドリングストッパーを位置調整するための値とは、制御部自体の内部にファイルされている必要はなく、診断装置内にファイルされていてよく、その結果制御部に必要な記憶容量が少なくなる。
次に、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
内燃エンジンの概観図である。 診断器と内燃エンジンとの接続図である。 調整装置の機能を説明するグラフである。 スロットル要素を内設した内燃エンジンの吸気通路の側面図である。 回転数の推移と燃料供給量との関係を示すグラフである。 アイドリングストッパーを位置調整するための方法の工程図である。
図1は、内燃エンジンの実施形態としての2サイクルエンジン1を示している。2サイクルエンジン1はシリンダ2を有し、シリンダ2内には燃焼室3が形成されている。シリンダ2内にはピストン8が往復動するように支持され、ピストン5はクランクケース4内に回転可能に支持されているクランク軸6を回転駆動する。ピストン5は燃焼室3を画成している。シリンダボアには吸気通路10が開口し、吸気通路10内には絞り要素としてスロットルバルブ11が回動可能に支持されている。スロットルバルブ1の位置を検出するため、スロットルバルブセンサ12を設けてよい。スロットルバルブ11はたとえばスロットルコントロールケーブルを介して操作することができる。吸気通路10は吸気口13でもってシリンダボアに開口している。燃焼室3からは排気口14が出ている。吸気口13と排気口14とはピストン5によって開閉制御される。クランクケース4はピストン5の下死点範囲で複数個の掃気通路15を介して燃焼室3と連通することができる。複数個の掃気通路15の1つには燃料弁16が配置され、燃料弁16を介して、吸気通路10を介して吸い込まれた燃焼空気が燃料に供給される。燃料弁16とは択一的に、或いは、燃料弁16に加えて、クランクケース4に燃料弁16’を配置してもよい。燃料弁16,16’は燃料管20,20’を介して燃料タンク21と連通している。さらに、燃料弁16,16’は制御管19,19’を介して2サイクルエンジン1の制御部22と接続されている。
クランクケース4には、さらに圧力センサ17と温度センサ18とが配置され、これらのセンサも同様にそれぞれ制御部22と接続されている。スロットルバルブセンサも制御部22と接続されている。燃焼室3内には点火プラグ9が突出しており、点火プラグ9には点火プラグコネクタ31が嵌合している。点火プラグコネクタ31は制御部22と接続されている。制御部22は点火時点と燃料供給量xとを制御する。
クランク軸6にはファンホイール7が相対回転不能に固定されている。ファンホイール7の外周には点火装置8が配置され、点火装置8も同様に制御部22と接続されている。制御部22を点火装置8に組み込んでもよい。クランク軸6にはさらに発電機24が配置されている。発電機24は点火装置8に対し択一的にまたは点火装置8に加えて設けてよい。発電機24も制御部22と接続されている。発電機24は、制御部22用のエネルギー、電磁弁として構成されている燃料弁16,16’用のエネルギー、場合によっては設けられる2サイクルエンジンの他の電気要素用のエネルギーを発生させるために用いる。2サイクルエンジンは、特に、パワーソー、砥石切断機等の手で操縦される作業機の工具を駆動するために用いられる。発電機24が作業機の他の電気要素にエネルギーを供給するようにしてもよい。
発電機24または点火装置8の信号から制御部22はクランク軸6の回転数を検出する。アイドリング時には、すなわちスロットルバルブ11が十分に閉じている場合には、2サイクルエンジン1の回転数は基準回転数nsollに調整される。基準回転数nsollは一定であってよく、或いは、温度、周囲空気圧等に依存して変化してもよい。回転数を調整するため、制御部22はアイドリング用調整装置25を有している。調整装置25はたとえば制御部22内に記憶されたプログラムコードであってよい。図1が示すように、アイドリング時に調整装置25をオンオフ制御するための、すなわち作動、非作動にするためのスイッチ37が設けられている。
たとえば保守、修理時の診断のため、図2が示すように点火プラグコネクタ31に診断器23を接続してよい。診断器23はさらに点火プラグ9と接続され、その結果診断器23を接続した内燃エンジン1の作動が可能である。点火プラグコネクタ31を介して診断器23は制御部22と接続されており、制御器22と通信することができる。診断器23はたとえば制御器22と通信して該制御部22から提供されるデータを編集し(aufbereiten)、これをPC32に送ることができる。PC32はディスプレイ38を有している。PC32は診断器23とともに2サイクルエンジン1の診断装置を形成している。PC32の代わりに、他の評価・表示器を設けてもよい。診断器23内部での評価、表示も可能である。
図3は調整装置25の機能を説明する図である。調整装置25の入力量は、基準回転数nsollと実測回転数nistとの回転数の差Δnである。この回転数の差Δnに依存して調整装置25は図3のグラフで示唆した所定値、曲線等に基づいて2サイクルエンジン1の点火時点を変化させる。これによって回転数が変化する。これによって燃料供給量の変化および/またはスロットルバルブ11の位置の変化が補正され、その結果調整装置25を起動すると、コントロールリミット範囲内での燃料供給量の変化および/またはスロットルバルブ11の位置変化によって回転数が著しく変化することはない。この調整は、利用者がアイドリングを終了したいとき、すなわちスロットルバルブ11が開かれるときにはじめて終了する。これに対応するスロットルバルブセンサ12の信号は制御部22によって評価することができ、その結果調整装置25はアイドリング時にのみ動作する。アイドリング時以外で他の制御または調整を行ってもよい。
アイドリング時のスロットルバルブ11の位置を設定するため、図4に図示したアイドリングストッパー29が設けられている。本実施形態では、アイドリングストッパー29は調整ねじ28に形成されており、調整ねじ28には、スロットル軸26上に相対回転不能に配置されているスロットルレバー27が当接している。スロットル軸26上にはスロットルバルブ11が相対回転不能に配置され、その結果調整ねじ28を出し入れすることによってアイドリング時のスロットルバルブ11の位置を所定限界内で変化させることができる。
アイドリングストッパー29は、通常は2サイクルエンジン1の製造時および修理または保守時に調整される。これは、回転数最大値を越えるまで調整ねじ28を調整することによって行う。この回転数最大値を起点として調整ねじ28を所定量だけ位置調整する。
図5は、回転数nと空気比λとの関係を曲線30で示したグラフである。混合気が希薄になると、回転数はまず回転数最大値nmaxまで上昇し、その後再び下降する。アイドリング時の望ましい作動点は、基準回転数nsollで且つ空気比λのときである。しかしながら、曲線30が得られるようにアイドリングストッパー29が調整されていると、基準回転数nsollは空気比λで達成される。空気比λのときに望ましい作動点を達成するには、曲線40が得られるようにアイドリングストッパー29を調整しなければならない。アイドリングストッパー29を適当に調整することにより、曲線30を曲線40へシフトさせることができる。この場合、回転数最大値nmaxは基準回転数最大値nsollmaxへシフトされる。作動中に調整装置25がアイドリング回転数を回転数nsollに調整すると、アイドリングストッパー29の調整により、よって曲線30の曲線40へのシフトにより、所望の空気比λが得られる。
アイドリング用の調整装置25を備えた2サイクルエンジン1においてアイドリングストッパー29の適当な調整を可能にするため、調整装置25をまずスイッチ37またはPC32および診断器23を介して動作停止する。次に、2サイクルエンジン1に燃料弁16,16’を介して供給される燃料量xを変化させ、特に減少させる。すなわち混合気は希薄になる。これを図6において方法ステップ33で示した。希薄化は、制御部22と燃料弁16,16’とに適宜作用するPC32および診断器23を介して行う。診断装置は、発電機24および/または点火装置8によって検出された回転数値から、発生した内燃エンジン1の回転数変化を検出する。その際、データの評価は制御部22、診断器23および/またはPC32で行うことができる。方法ステップ34では、検出した回転数から、回転数最大値nmaxを検出する。方法ステップ35では、回転数最大値nmaxと基準回転数最大値nsollmaxとの差を求める。この差から、方法ステップ36で、アイドリングストッパー29の必要な調整量を求める。その後、内燃エンジンの製造の際にアイドリングストッパー29を自動的に適当な調整装置を介して位置調整することができる。特に保守時には、行うべきアイドリングストッパー29の位置調整量をPC32のディスプレイ38で表示させ、その結果利用者は適当に位置調整を行うことができる。表示は、たとえば調整ねじ28を位置調整すべき回転方向と度数(Gradzahl)とを表示することによって行うことができる。アイドリングストッパー29に対し必要な位置調整値は文字で記録してもよく、たとえば修理マニュアル、操作マニュアル等に記録してよい。位置調整値はたとえば回転数最大値nmaxに依存して表示してもよい。アイドリングストッパー29を位置調整するには、利用者は回転数最大値nmaxを検出して、必要な位置調整値を調べねばならない。回転数最大値nmaxを診断器23によって表示させてもよい。
調整装置25を所定の操作手順を介して動作停止させてもよい。これによって付加的なスイッチ37を設けずに済む。内燃エンジンをストップスイッチとケーブルスターターとを備えた手で操縦される作業機に使用する場合、たとえば、ストップスイッチを操作して押したままにして一定回数の始動工程が実施されることによって調整装置25を動作停止させることができる。その後ストップスイッチを作動位置にセットし、作業機をケーブルスターターを介して始動させる。作業機が始動すれば、調整装置25は非作動状態にある。調整装置の起動は、たとえば、作業機が停止されるか、或いは、アイドリング範囲を離れるかすることによって自動的に行うことができる。調整装置の動作停止に他の操作要素を利用することもできる。2つの操作要素、たとえば2つのスイッチの同時操作も可能である。
アイドリングストッパー29を位置調整した後、または、必要な位置調整量を表示させた後、調整装置35を再び起動すると、2サイクルエンジン1の通常の作動制御が可能である。
2サイクルエンジン1の作動点によっては、回転数最大値nmaxに到達する前にエンジンがエンストすることがある。このようなケースでは、診断装置はアイドリングストッパー29の必要な位置調整量を2サイクルエンジン1がエンストした時の燃料供給量xから求める。求めた位置調整量は同様に表示され、調整装置25が再び動作する。
調整装置の動作停止は、クラッチを介して内燃エンジンと連結されている工具(たとえばソーチェーン、砥石切断機等の工具)のクラッチ連結回転数を検出するためにも有利である。クラッチ連結回転数を検出するには、内燃エンジンの回転数をゆっくり上昇させる必要がある。これは調整装置が作動していると場合によっては不可能である。
1 2サイクルエンジン
22 制御部
25 調整装置
29 アイドリングストッパー
n 内燃エンジンの回転数
soll 内燃エンジンの基準回転数
x 燃料供給量

Claims (14)

  1. 燃料供給装置と、点火装置(8)と、燃料供給量(x)と点火時点とを制御する制御部(22)と、内燃エンジンに供給される燃焼空気量を制御するための位置調整可能なスロットル要素と、該スロットル要素のための位置調整可能なアイドリングストッパー(29)とを備え、前記制御部(22)がアイドリング時の前記内燃エンジンの回転数(n)を基準回転数(nsoll)に調整する調整装置(25)を含んでいる内燃エンジンにおいて、
    前記調整装置(25)がアイドリング時に動作停止可能であることを特徴とする内燃エンジン。
  2. 前記調整装置(25)が前記内燃エンジンの前記制御部(22)を介して電気で動作停止可能であることを特徴とする、請求項1に記載の内燃エンジン。
  3. 前記内燃エンジンが診断装置のための接続部を有していること、前記調整装置(25)が前記診断装置のための前記接続部を介して動作停止可能であることを特徴とする、請求項2に記載の内燃エンジン。
  4. 前記内燃エンジンが点火プラグ(9)を有していること、前記診断装置のための前記接続部が前記点火プラグ(9)の点火プラグコネクタ(31)であることを特徴とする、請求項3に記載の内燃エンジン。
  5. 前記内燃エンジンが前記調整装置(25)の動作を停止させるためのスイッチ(37)を有していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つに記載の内燃エンジンのための診断装置において、
    該診断装置が前記調整装置(25)の動作を停止させるための手段を有していることを特徴とする診断装置。
  7. 前記診断装置が前記内燃エンジンに供給される燃料供給量(x)を変化させるための手段を有していることを特徴とする、請求項6に記載の診断装置。
  8. 前記診断装置が前記内燃エンジンの回転数(n)を検出するための手段を有していることを特徴とする、請求項6または7に記載の診断装置。
  9. 前記診断装置が前記アイドリングストッパー(29)の必要な位置調整量を表示するための表示装置を有していることを特徴とする、請求項6から8までのいずれか一つに記載の診断装置。
  10. 請求項1から5までのいずれか一つに記載の内燃エンジンを調整するための方法において、
    アイドリング時に前記調整装置(25)の動作を停止させること、
    回転数値を評価すること、
    前記回転数値に基づいて、基準回転数最大値(nsollmax)を達成するために前記アイドリングストッパー(29)をどの程度位置調整すべきかを決定すること、
    前記調整装置(25)を再び起動すること、
    を特徴とする方法。
  11. 前記回転数値として前記内燃エンジンの回転数最大値(nmax)を検出し、該回転数最大値(nmax)を前記基準回転数最大値(nsollmax)と比較し、前記回転数最大値(nmax)と前記基準回転数最大値(nsollmax)との回転数差に基づいて、前記アイドリングストッパー(29)をどの程度位置調整すべきかを求めることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記燃料供給量(x)を、前記回転数最大値(nmax)を越えるまで減少させることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 回転数最大値(nmax)に達する前に前記内燃エンジンがエンストした時、どの程度の燃料供給量(x)で前記内燃エンジンがエンストしたかを調べること、エンストした時の前記燃料供給量(x)に基づいて、前記基準回転数最大値(nsollmax)に達するために前記アイドリングストッパー(29)をどの程度位置調整すべきかを調べることを特徴とする、請求項10から12までのいずれか一つに記載の方法。
  14. 前記内燃エンジンを調整するために診断装置を使用すること、該診断装置が回転数値を評価して、前記アイドリングストッパー(29)を位置調整するために求めた値を表示することを特徴とする、請求項10から13までのいずれか一つに記載の方法。
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