JP2012145297A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】LED照明によって庫内の照度を均一化して明るく見える冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】貯蔵室内背面の中央よりに設けたLED照明9と、貯蔵室内に設けた第一の棚6aと、第一の棚6aの下方に設けた第二の棚6bと、第一の棚6aの後部に設けられてLED照明9の照射光を透過する照射部11と、を備え、照射部11はこの照射部11を透過した照射光を第二の棚6bの前端から後端まで照射するように屈折させることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】貯蔵室内背面の中央よりに設けたLED照明9と、貯蔵室内に設けた第一の棚6aと、第一の棚6aの下方に設けた第二の棚6bと、第一の棚6aの後部に設けられてLED照明9の照射光を透過する照射部11と、を備え、照射部11はこの照射部11を透過した照射光を第二の棚6bの前端から後端まで照射するように屈折させることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、冷蔵庫に関する。
近年、照明装置として発光ダイオード(LED,light emitting diode)照明の普及が進んでおり、冷蔵庫の庫内照明においてもLED照明の採用が進められている。
特許文献1には、光透過性の高い透明色で光反射性の高い平面度を兼ね備えた棚を庫内に用い、庫内灯装置にLEDランプを採用することが記載されている。
特許文献2には、導光性を有する四角形状の棚板の角部を切り欠いて、発光ダイオード素子が発する光を取り入れる入光部を設ける点、発光ダイオード素子は、棚板の中央域の方向に光軸が向くように配設した発光ダイオード素子と、棚板の周辺部に沿って光軸が向くように配設した発光ダイオード素子とを備える点が記載されている。
しかしながら、特許文献1及び2では、冷蔵庫の庫内灯としてLED照明を適用する場合、庫内全体を明るく照射するには不十分となるおそれがある。なぜならば、LEDの照射光は指向性が高く、従来の白熱電球や蛍光灯の照明手段に比較して庫内全体を均一化して照射することが難しいためである。また、棚上に貯蔵物を載置した場合、遮光されて庫内が暗くなるおそれがある。
さらに、LED照明では、明るい部分と暗い部分の照度差が大きくなる。この照度の明るい部分と暗い部分の合計した照度が、従来の照明手段と同じ場合、照度の明るい部分はLED照明の方が従来の照明手段に比べてより明るくなる。そして、人間の目は照度の明るい部分に大きく影響を受けて、目の虹彩が絞られてしまうため、照明の暗い部分が更に暗く見えて、庫内全体としては暗く見えてしまう。この照度の明るい部分に大きく影響を受けることは、冷蔵庫の扉を開けて食品を収納又は取り出すような、照明手段に顔が近接した状態において更に顕著になる。
そこで本発明は、LED照明によって庫内の照度を均一化して明るく見える冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。一例として、貯蔵室内背面の中央よりに設けたLED照明と、前記貯蔵室内に設けた第一の棚と、前記第一の棚の下方に設けた第二の棚と、前記第一の棚の後部に設けられて前記LED照明の照射光を透過する照射部と、を備え、前記照射部は該照射部を透過した照射光を前記第二の棚の前端から後端まで照射するように屈折させることを特徴とする。
LED照明によって庫内の照度を均一化して明るく見える冷蔵庫を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の一実施例について説明する。図1は、冷蔵庫本体1の正面図である。図2は、冷蔵庫の冷蔵室内の正面図である。図3は、冷蔵室の縦断面図である。図4は、棚フランジによるLED照明の照射光拡散の模式図である。図5は、照明カバーによるLED照明の照射光拡散の模式図である。図6は、照明カバーの凹凸形状と照射光の模式図である。
本実施形態における冷蔵庫本体は、外箱1aと内箱1bの間に断熱材を充填させた断熱箱体2内に、上段から順に、冷蔵室3,野菜室4,冷凍室5の各貯蔵室を有して構成されている。各貯蔵室の前方には、冷蔵室扉3a,野菜室扉4a,冷凍室扉5aが開閉自在に設けられている。本実施例では、冷蔵室扉3aは一端の上下に設けたヒンジを介して回動する回転扉である。野菜室扉4aと冷凍室扉5aは、内箱1bに設けたレールを介して前後に引き出し/押し込み可能な引き出し扉である。なお、開閉可能な構成であれば、扉の構成はこれらに限定するものではなく、各種の公知の扉構造を採用できる。
冷蔵室3内には棚6が複数配置され、冷蔵室3内を上下方向に区画している。棚6は、透明又は半透明で光を透過する部材、例えば樹脂又はガラスで構成している。内箱1bの側壁には、棚6を載置する凸形状の棚係合部1cが左右に一対上下方向に複数設けられており、この一対の棚係合部1cに棚6がそれぞれ載置されて固定される。
棚6の背面、すなわち内箱1bの前面には、冷気通路を備えた背面パネル7が配置されている。背面パネル7は、高熱伝導性部材、例えばアルミニウム等の金属で構成することで、冷蔵室3内の温度むらを抑制して、冷蔵保存性を向上できる。
背面パネル7と棚6との間には、照明カバー8が配置される。照明カバー8は、冷蔵室3内の中央よりに設けられており、照明カバー8を挟んで背面パネル7の左右に設けた冷気吹出し口から、冷蔵室3内に冷気が供給される。
照明カバー8の後方、すなわち貯蔵室内背面には、LED照明9が配置される。LED照明9は発光ダイオードを実装した電子基板部品であり、背面パネル7に備えた基板固定構造によって固定している。基板を固定する方法としては、別途固定部品を用いて、背面パネル7もしくは庫内壁面部10に固定することも可能である。
棚6は上下方向に複数枚配置し、各棚6の後方中央にそれぞれLED照明9を上下方向に配設する。LED照明9を一つの棚6に複数箇所、例えば左右1箇所ずつの合計2箇所に配設することも可能であるが、LED照明9同士の中間部が相対的に暗くなってしまうため、均一な照明とするためには左右方向中央に1箇所配置する構成がよい。
棚6の後部には照射部11を備える。照射部11は、棚6の貯蔵物載置面6cよりも下向に延びるフランジ形状である。また、照射部11は棚6と一体の薄肉形状であって、LED照明9の光軸の延長線上前方に位置する。すなわち、LED照明9の照射光が照射部11に当たって透過するように、照射部11の後方にLED照明9が配置される。
また、照射部11は照射部背面11aに対して照射部前面11bが下向きに徐々に近づくように勾配形状部を備え、照射部背面11aから入射した光は照射部前面11bで下方に拡散される(図4参照)。
また、LED照明9は、第一の棚6aの照射部11を通過して拡散した照射光が、第一の棚6aの一段下に配置した第二の棚6bの前端部から後端部まで照射可能である。
さらに、LED照明9を斜め下方向に向けて傾斜配置する(図3,図4参照)。すなわち、光軸が水平方向よりも下方となるように傾斜配置することで、照射部11による下方への拡散効果をより促進することができる。
次に、照明カバー8は、図5に示すように背面側に凹凸形状部12を備え、光を左右方向に拡散させる。凹凸形状部12の拡大模式図を図6(a)〜(d)に示す。
図6(a)は、半円形状の断面の凹凸形状部12aを平面上に有している。図6(b)は、三角形状の断面の凹凸形状部12bを平面上に有している。図6(c)は、半円形状の断面の凹凸形状部12cを曲面上に有している。図6(d)は、三角形状の断面の凹凸形状部12dを曲面上に有している。図6(a)〜(d)のいずれの形状であっても、第一の棚6aの照射部11を通過したLED照明9の照射光が、第一の棚6aの下方の第二の棚6bの左端及び右端まで照らすことができる。
また、凹凸形状部12を照明カバー8ではなく、棚6の照射部11に設けることで、LED照明9の照射光を左右方向に拡散することも可能である。
以上の構成により、第一の棚6aの後方中央に配置したLED照明9の照射光は照明カバー8(又は照射部11)の凹凸形状部12によって左右方向に拡散されて、棚6の照射部11によって前後方向に拡散されて、第一の棚6aの一段下の第二の棚6b全体を均一な明るさで照明することができる。
また、各棚6に同様の構成でLED照明9を配設することで、貯蔵室内全体を均一で明るく照明することが可能となる。
さらに、内箱1b側面にLED照明9を配設する構成においても、同様の効果が得られる。内箱1b側面に配置する場合は、LED照明9を前方に配設して、光軸が斜め後方に向かうように設置する。そして、棚6の左右端にそれぞれ照射部11を設けることで、貯蔵室を前方から明るく照射することができる。
また、貯蔵室内をより明るく照射する手段として、内箱1b天井面前方にLED照明9を追加配置する構成とする。内箱1b天井面前方にLED照明9を配置することで、貯蔵室前方側からも照射することができる。この場合、内箱1b天井面の中央部の1箇所にLED照明9を配置すれば、光源間で相対的に暗くなる部分もなく、効率的な照明が可能である。
以上のように、本実施例によれば、斜め下方向に照射されたLED照明の照射光は、照明カバー又は第一の棚の照射部によって左右方向に拡散されて、第一の棚の照射部によって前後方向に拡散されて、第一の棚下方の第二の棚上の収納空間を均一に照射することができる。
また、LED照明の照射光は第一の棚の下方に拡散して照射することから、第一の棚の上に食品を置いた状態でも、照射光は遮られることがなく、第二の棚上を均一に照射できる。これによって、従来に較べて照度を均一化して貯蔵室内を照明することができる。
1 冷蔵庫本体
1a 外箱
1b 内箱
2 断熱箱体
6 棚
6a 第一の棚
6b 第二の棚
6c 貯蔵物載置面
7 背面パネル
8 照明カバー
9 LED照明
10 庫内壁面部
11 照射部
11a 照射部背面
11b 照射部前面
12,12a,12b,12c,12d 凹凸形状部
1a 外箱
1b 内箱
2 断熱箱体
6 棚
6a 第一の棚
6b 第二の棚
6c 貯蔵物載置面
7 背面パネル
8 照明カバー
9 LED照明
10 庫内壁面部
11 照射部
11a 照射部背面
11b 照射部前面
12,12a,12b,12c,12d 凹凸形状部
Claims (4)
- 貯蔵室内背面の中央よりに設けたLED照明と、前記貯蔵室内に設けた第一の棚と、前記第一の棚の下方に設けた第二の棚と、前記第一の棚の後部に設けられて前記LED照明の照射光を透過する照射部と、を備え、前記照射部は該照射部を透過した照射光を前記第二の棚の前端から後端まで照射するように屈折させることを特徴とする冷蔵庫。
- 前記LED照明は、光軸が水平方向よりも下方となるように傾斜配置することを特徴とする、請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記照射部は、該照射部背面に対して前面が下向きに徐々に近づくように勾配形状部を備えたことを特徴とする、請求項1又は2記載の冷蔵庫。
- 前記LED照明を覆う照明カバー又は前記照射部は、前記LED照明の照射光を左右方向に拡散する凹凸形状部を有することを特徴とする、請求項1又は2記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005380A JP2012145297A (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005380A JP2012145297A (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012145297A true JP2012145297A (ja) | 2012-08-02 |
Family
ID=46789028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011005380A Withdrawn JP2012145297A (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012145297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014238218A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社東芝 | 貯蔵庫 |
-
2011
- 2011-01-14 JP JP2011005380A patent/JP2012145297A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014238218A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社東芝 | 貯蔵庫 |
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Legal Events
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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